JP2002293480A - 繊維ドラムの糸条を切断方法および切断装置 - Google Patents

繊維ドラムの糸条を切断方法および切断装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】繊維を巻くために使用する紙管を再生すること
に関する。さらに詳細には、紙管に巻かれた糸層の切断
に関するものである。 【解決手段】筒状物に繊維糸条が巻かれた繊維ドラムの
糸条を切断する方法において、前記繊維ドラムを把持
し、前記筒状物の中心軸と該中心軸を含んだ平面を平面
A、該平面Aが該筒状物の側面と交わる直線を直線Bと
したとき、該平面上で該繊維ドラムの外部において、該
繊維糸条を切断することが可能な固定刃を有する切断手
段を、該直線Bに平行に往復運動させつつ、該直線Bに
接近させることにより、該繊維糸条を切断していき、予
め該筒状物に適合した停止位置の位置決めをした停止端
子が、該切断手段乃至はその運動に連動した連結物と接
触することにより、該切断手段が直線Bへ接近すること
が停止され、切断作業が終了することを特徴とする繊維
ドラムの糸条を切断する方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維を巻くために使
用する紙管を再生することに関する。さらに詳細には、
紙管に巻かれた糸層の切断に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近資源の再利用や、産業廃棄物規制な
どで合繊繊維の紙管を再利用することが強く求められて
いる。ユーザーで使ったドラムを回収すると、内層が少
し残ったものが多く、これらは丸刃の従動刃で切断し、
紙管表面を傷つけずに再利用に回すことが出来る。厚く
巻かれたドラムの切断にはこの丸刃の従動タイプは向か
ず、カッターナイフと切断時間を比べると20倍以上費
やし、効率が非常に悪い。そのために、厚く巻かれた屑
ドラムはやむを得ず、カッターナイフで切断しているが
紙管表面は傷がつき再利用に回す事が出来ない。
【0003】一方、合繊繊維の糸屑は再利用するために
回収されるが、回収屑の売値は糸の形態を維持したもの
が高く売れ、糸の形態から外れ、繊維が溶けたものと混
ざった場合は、極端に安く引き取られる。
【0004】糸屑処理の効率を上げるために、自動で糸
層をカットする機械が考案されているが、いずれもカッ
ターが回転しているため、摩擦熱により、糸の切断面が
溶けて融着し、糸の切断面が一体となってくっついてい
る。この場合売値が安いため、高価に売るために巻かれ
たドラムを手動で切断している。この方法は、カッター
を紙管の軸方向に糸層を切り込むが、この場合、カッタ
ーは高速回転していないため、摩擦が小さく、ドラム切
断面は融着しないが紙管の表面をカッターで傷を付けて
しまう。
【0005】これらを解決するために、最初カッターナ
イフで粗切りし、内層近くまで切断し、残った薄巻き部
を丸刃の従動刃で切断する方法があるが、人手では均一
厚さに切断が難しく、糸層を薄く残したいために、慎重
にカッターナイフで切断しても手はコントロールする事
が難しく多大な時間を費やす割には効率が悪く、採用に
は到らなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、かか
る従来の手動でのドラム切断時に紙管表面を傷つける事
や、自動切断機の糸屑融着などを防止し、紙管表面に傷
を付けずに厚く巻かれたドラムを切断する装置を提供す
ることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の合繊繊維ドラムの切断は、主として次ぎの
構成を有する。すなわち筒状物に繊維糸条が巻かれた繊
維ドラムの糸条を切断する方法において、前記繊維ドラ
ムを把持し、前記筒状物の中心軸と該中心軸を含んだ平
面を平面A、該平面Aが該筒状物の側面と交わる直線を
直線Bとしたとき、該平面上で該繊維ドラムの外部にお
いて、該繊維糸条を切断することが可能な固定刃を有す
る切断手段を、該直線Bに平行に往復運動させつつ、該
直線Bに接近させることにより、該繊維糸条を切断して
いき、予め目視により停止位置の位置決めした停止端子
が、該切断手段乃至はその運動に連動した連結物と接触
することにより、該切断手段が直線Bへ接近することが
停止され、切断作業が終了することを特徴とする繊維ド
ラムの糸条を切断する方法である。
【0008】又は、筒状物に繊維糸条が巻かれた繊維ド
ラムの糸条を切断する切断装置において、前記繊維ドラ
ムを把持する把持手段を有し、前記筒状物の中心軸と該
中心軸を含んだ平面を平面A、該平面Aが筒状物の側面
と交わる直線(直線B)としたとき、該平面上で該繊維
ドラムの外部において、該繊維糸条を切断することが可
能な固定刃を有する切断手段を配し、前記繊維ドラムの
外部に該平面A上で該直線Bに平行に往復運動する往復
運動手段を配し、該平面A上で該繊維ドラムの外部から
該直線Bに接近する乃至は離れる移動手段を配し、該切
断手段は、該往復手段と該移動手段に連結され、往復運
動を繰り返しながら、該直線Bに接近して、該繊維糸条
の切断が可能となっており、目視により停止位置の位置
決めができる停止手段が配され、該停止手段は、該切断
手段乃至はその運動に連動した連結物と接触することに
よって、停止動作を実行することにより、該切断手段が
直線Bへ接近することを停止させる機能を有しているこ
とを特徴とする繊維ドラムの糸条の切断装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の筒状物に繊維糸条
が巻かれた繊維ドラムの糸条の切断方法及び装置につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の繊維ドラムの糸条の切断装
置の一例を示す正面図であり、図2は本発明の繊維ドラ
ムの糸条の切断装置の一例を示す側面図であり、図3は
本発明の繊維ドラムの糸条の切断装置の一例を示す平面
図である。図4は繊維ドラムの糸条の切断装置のベース
プレート1と切断手段である、固定刃6を備えたスライ
ダー7の詳細図を示し、図5は繊維ドラム把持手段であ
るドラムホルダーの詳細図を示す。
【0011】ここで、繊維ドラムの筒状物の中心軸(あ
るいはドラムホルダーの軸中心、回転体の回転中心)を
含む平面を平面Aとして、前記平面Aと筒状物の側面と
交わる直線を直線Bとして、該平面上で該繊維ドラムの
外部において、該繊維糸条を切断することが可能な固定
刃を有する切断手段を配し、前記繊維ドラムの外部に該
平面A上で該直線Bに平行に往復運動する往復運動手段
を配し、該平面A上で該繊維ドラムの外部から該直線B
に接近する乃至は離れる移動手段を配している。
【0012】図1において、ベースプレート1に取りつ
けられたボールブッシュ2はボール軸3に挿入され、ボ
ール軸はフレーム4に四方に固定されている。これによ
り、切断手段である固定刃6を備えたスライダー7は、
平面A内で、直線Bに接近乃至は離れるように移動でき
るように移動軌道が確保されている。ベースプレート1
は前記移動のアクチュエーターである移動エアーシリン
ダー5でフレーム4と連結されている。この動力はベー
スプレートを介してスライダーに伝達され、移動の動力
源となっている。この図面では移動手段は移動軌道を規
定する手段と移動のアクチュエーター手段が別々に設け
られているが、これに限定されるものではなく、1手段
にて両手段(動力源と軌道の規定)の機能を兼ねていて
も良い。
【0013】ベースプレート1には固定刃6を締結する
スライダー7が図4に示すようにベースプレート1に平
行に取りけられたレール8,8’と該レールと係合され
た軸受け9,9’にスライダー7が締結され、これによ
り、直線B方向への切断手段の往復運動の往復軌道が確
保されている。又、図5に示すようにスライダー7と往
復エアーシリンダー10は連結しており、この連結部が
往復する部分の空間はベースプレートが切り欠きされて
いる。これにより、往復動力が切断手段に伝達される。
この往復手段においても移動手段と同様に1手段にて両
手段(動力源と軌道の規定)の機能を兼ねていても良
い。
【0014】なお、切断手段が徐々に移動してきて直線
Bの間近となった際、筒状物である管の切断を防止する
ため、予め該筒状物に適合した停止位置の位置決めをし
た停止端子が、該切断手段乃至はその運動に連動した連
結物(図の場合、ベースプレート1)と接触することに
より、該切断手段が直線Bへ接近することが停止され、
切断作業が終了する。図では、繊維ドラムのサイズに適
合した位置で停止できるように予め大きさを確認してお
いたベースプレートストッパーをボール軸に配置してお
き、これに最下端検知バルブ27と接続しておき、これ
に切断手段の移動運動と連動したベースプレート1に接
触することにより、これと連動して(空気圧又は油圧の
伝達、電気信号、機械機構的伝達手段などによる)ベー
スプレートの降下(直線Bへの接近)は停止する。な
お、ベースプレートは停止するだけでなく、直ちに上昇
に転じて、直線Bから速やかに離れる方が作業効率上好
ましい。
【0015】なお、停止位置を決めるベースプレートス
トッパーは繊維ドラムのサイズの合わせた固定長のもの
を用意しておいても良いし、これにストッパーカラーを
補充したり、複数のものを組み合わせたり、ネジ式可変
長のものを用いたりして長さを調節しても良い。
【0016】ベースプレート1の上昇端下方直近には図
1に示すように落下防止のシリンダーストッパー11,
11’が左右に設けられている。また、スライダー7の
後端前方直近にはシリンダーストッパー12が設けら
れ、スライダー7、ベースプレート1が運転される以外
はそれぞれのストッパーは突出した位置を保持し、バル
ブの誤作動による突然のベースプレート1の下降や、ス
ライダー7の突出を防止し、作業者の安全を確保してい
る。
【0017】図7に示す把持手段であるドラムホルダー
の軸中心13は固定刃6のスライド線上と平行でベース
プレートの下降時、該ドラムホルダーの軸中心13に固
定刃6が下降する位置に固定されている。
【0018】図6に示すようにドラムホルダー20はド
ラム14a〜14cを把持するために、ドラムの芯の紙
管の内径に見合ったゴムリング15a〜15fがドラム
14a〜14cの一個に対し2個取りつけられ、本実施
例では、六個装備し、ゴムリング15a〜15f間はド
ラム14a〜14cを2点で把持するために紙管の長さ
に見合ったスペーサがはめ込まれている。また、ドラム
ホルダー20の先端には、半円柱のペグ17がドラムホ
ルダー外径と等しい径で本体扉近傍までの長さで取りつ
けられ、ドラムを挿入し易いように、ペグ先端下部は斜
めにカットされている。
【0019】該ゴムリングは外力で縮め膨らすためにド
ラム脱着用往復シリンダー18,18’がドラムホルダ
ーの後部に配置されシリンダーを作動させることによ
り、ゴムリングを縮めたり、緩めたりし、ドラムの把
持、解放を行う。
【0020】また、紙管は一種類とは限らず数種あるた
め、ドラムホルダー20とペグ17はその種類分準備
し、ドラムホルダーとペグを紙管に見合った物に交換容
易にするため、ドラムホルダー20はドラムホルダー軸
19に挿入され、ペグはドラムホルダーにはめ合わされ
ている。軸の先端はねじがあり、ドラムホルダー20と
ペグ17を挿入後ナットで締結する。
【0021】ドラムホルダー20の下方には、図1に示
す糸屑箱21がセットされ、切られて落下する糸を回収
する。
【0022】本体装置の外周壁面は図3に示すカバー2
2,22’、23,23’で覆われ、作業側壁面は観音
扉で構成されている。作業側の両側面は着脱容易なカバ
ーで覆われ、後面は各アクチュエーターの制御バルブが
配置されそれを覆うカバー24が設けられている。前面
の観音扉と両側面のカバーには開けたら装置が停止する
側面カバー用インターロックバルブ25,25’、観音
扉用インターロックバルブ26,26’が取り付けられ
ている。
【0023】
【実施例】次ぎに実際のドラムカット作業手順を詳細に
説明する。
【0024】1)装置を駆動する圧縮空気供給バルブ
(図示せず)を開き圧縮空気を供給する。この時図1に
示すようにベースプレート1は上昇上端位置にあり、固
定刃6を取りつけたスライダー7は図2に示すように後
端に位置している。
【0025】2)先ず、図3に示すように本体前面の観
音扉を開ける。図2に示すようにドラムホルダー20に
カットするドラム14a〜14cを所定の個数挿入し、
バルブを切替え(図示せず)把持させ観音扉を閉じる。
観音扉を開けている時は、作業者が誤って固定刃を作動
させる切替バルブを作動させても固定刃は作動しないよ
うに、図3に示す観音扉用インターロックバルブ26,
26’が設けられている。
【0026】3)カッター運転切替バルブを運転側に作
動させると、ベースプレート落下防止シリンダーストッ
パー11,11’、スライダー前進防止ストッパー12
が後退し、ベースプレート1は下方へ、スライダー7は
前進側に移動可能となり、カッターは前後にトラバース
しだし、ベースプレートを支えているシリンダーの空気
圧は上昇圧からバランス圧に切り替わり、カッターの前
後端毎にベースプレートを下降させるパイロットバルブ
(図示せず)が働き、ベースプレートを支えているシリ
ンダーに供給されているバランス圧の圧縮空気を少しず
つ抜きベースプレート1は前後端毎に少しずつ下降す
る。
【0027】4)カットするドラムは外径は、図2の1
4a〜14cに示すように大きいものから小さいものま
であり、仕掛けるドラムも混在した大きさの物となるた
め、カッターがドラムに到達するには時間がかかるた
め、バランス圧を強制的に抜く切替バルブ(図示せず)
が設けられ、これを作動させることにより、ドラム直近
までカッターを下降させる事が出来る。
【0028】5)カッターはドラムをカットしながら下
降し、スライダー7の後方にスライダー7と同期してス
ライドするスクレイバー29がカットされた糸層を掻き
分け拡げながら下降毎に糸層を拡げ、最下端では糸層を
少し残した位置で糸層のカットは終了する。(残った糸
層の厚さは、ベースプレートストッパーの調整で決定さ
れ、通常0.5〜3ミリで調整される。) 6)図2に示す2点鎖線の最下端に到達すると、ベース
プレート1は停止端子である最下端検知バルブ27を作
動させ、検知バルブからでた空気信号でエアータイマー
を介し、ベースプレートを上昇圧に切り替えるバルブ
(図示せず)を作動させ、ベースプレートは上昇し、上
端位置で保持される。
【0029】7)作業者はカッター運転切替バルブ(図
示せず)を停止側に作動させる。
【0030】8)カッターは図1に示す初期位置に後端
し、停止する。ベースプレート落下防止ストッパー1
1,11’、スライダー前進防止ストッパー12が突出
し、作業者の安全を確保する。
【0031】9)作業者は観音扉を開き、ドラム把持を
解放し、図6に示すドラムホルダー先端に取りつけられ
たペグ17にドラムを一個移動させ、従動刃カッターで
1〜2mm残った糸層を手で軸方向にカットする(図示せ
ず)。 10)順繰りにこの作業を繰り返し、全部完了すると新
たなドラムをドラムホルダーに仕掛ける。
【0032】次ぎに種類の違ったドラムを仕掛ける場合
の装置の組み替えを詳細に説明する。
【0033】11)本体に供給されている圧縮空気を供
給するバルブを切替、本体に供給された圧縮空気を解放
し、残圧が無いことを確認後取り替え作業に掛かる。
【0034】12)前面の扉を開き、ドラムホルダーの
先端ナットを緩め外し、ドラムホルダー軸からペグ17
とドラムホルダー20を抜き取る。
【0035】13)別のホルダーセットとペグを軸に挿
入し、ナットを締める。
【0036】14)図3に示す両側面カバー22,2
2’を外し、図2に示すベースプレート1のボール軸3
に取りつけられたベースプレートストッパー28,2
8’に該ドラムホルダーに見合ったストッパーカラー
を、それぞれのボール軸にセットし、カバーを取りつけ
る。
【0037】該ストッパーは紙管サイズの外径が一番小
さいものを基準とし、順に外径差の分を補足する厚みの
ストッパーカラーからなっている。
【0038】
【発明の効果】本発明により、回転刃で糸層をカットし
糸カット面が摩擦で融着し、屑値が下がっていたもの
が、固定刃でカットが出来るため、屑値が従来通りで取
引され、回転刃はモーターや位置検出に電気制御が多く
組み込まれ、高価であるが、本装置は全て圧縮空気のみ
の制御で構成されているため、安価であり、約1/3の
価額で装置を提供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維ドラムの糸条の切断装置の正面図
【図2】本発明の繊維ドラムの糸条の切断装置の側面図
【図3】本発明の繊維ドラムの糸条の切断装置の平面図
【図4】本発明のスライダーの正面図
【図5】本発明のスライダーの側面図
【図6】本発明のドラムホルダー断面図
【図7】本発明の繊維ドラムの糸条の切断装置のカッタ
ーとドラムの取り合図
【符号の説明】
1: ベースプレート 2: ボールブッシュ 3: ボール軸 4: フレーム 5: 移動エアーシリンダー 6: 固定刃(カッター) 7: スライダー 8、8’: レール 9、9’: 軸受け 10: スライダー用往復シリンダー 11,11’: ベースプレート落下防止シリンダース
トッパー 12: スライダー前進防止ストッパー 13: ドラムホルダーの軸中心 14a,14b,14c: ドラム 15a〜15f: ゴムリング 16a〜16e: スペーサー 17: ペグ 18: ドラム着脱用往復シリンダー 19: ドラムホルダー軸 20: ドラムホルダー 21: 屑箱 22、22’: 側面カバー 23,23’: 観音扉 24: 制御バルブカバー 25、25’: 側面カバー用インターロックバルブ 26、26’: 観音扉用インターロックバルブ 27: 最下端検知バルブ 28、28’: ベースプレートストッパー 29: スクレイバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状物に繊維糸条が巻かれた繊維ドラム
    の糸条を切断する方法において、前記繊維ドラムを把持
    し、前記筒状物の中心軸と該中心軸を含んだ平面を平面
    A、該平面Aが該筒状物の側面と交わる直線を直線Bと
    したとき、該平面上で該繊維ドラムの外部において、該
    繊維糸条を切断することが可能な固定刃を有する切断手
    段を、該直線Bに平行に往復運動させつつ、該直線Bに
    接近させることにより、該繊維糸条を切断していき、予
    め該筒状物に適合した停止位置の位置決めをした停止端
    子が、該切断手段乃至はその運動に連動した連結物と接
    触することにより、該切断手段が直線Bへ接近すること
    が停止され、切断作業が終了することを特徴とする繊維
    ドラムの糸条を切断する方法。
  2. 【請求項2】 筒状物に繊維糸条が巻かれた繊維ドラム
    の糸条を切断する切断装置において、前記繊維ドラムを
    把持する把持手段を有し、前記筒状物の中心軸と該中心
    軸を含んだ平面を平面A、該平面Aが筒状物の側面と交
    わる直線(直線B)としたとき、該平面上で該繊維ドラ
    ムの外部において、該繊維糸条を切断することが可能な
    固定刃を有する切断手段を配し、前記繊維ドラムの外部
    に該平面A上で該直線Bに平行に往復運動する往復運動
    手段を配し、該平面A上で該繊維ドラムの外部から該直
    線Bに接近する乃至は離れる移動手段を配し、該切断手
    段は、該往復手段と該移動手段に連結され、往復運動を
    繰り返しながら、該直線Bに接近して、該繊維糸条の切
    断が可能となっており、該筒状物に適合した停止位置の
    位置決めができる停止手段が配され、該停止手段は、該
    切断手段乃至はその運動に連動した連結物と接触するこ
    とによって、停止動作を実行することにより、該切断手
    段が直線Bへ接近することを停止させる機能を有してい
    ることを特徴とする繊維ドラムの糸条の切断装置。
  3. 【請求項3】該移動手段の移動方向が鉛直方向に平行で
    ある請求項2に記載の繊維ドラムの糸条の切断装置。
  4. 【請求項4】該停止動作の実行により、該切断手段が直
    線Bから離れる方向に移動させることが可能な請求項2
    又は3に記載の繊維ドラムの糸条の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段がエアシリンダーであり、
    シリンダー圧を徐々に減ずることで該切断手段を前記直
    線B方向に移動可能である請求項2〜4にいずれかに記
    載の繊維ドラムの糸条の切断装置。
  6. 【請求項6】 該切断手段の往復運動の折り返し毎に該
    エアシリンダーの供給圧縮空気を切替弁で強制排気する
    ものである請求項2〜5のいずれかに記載の繊維ドラム
    の糸条の切断装置。
  7. 【請求項7】 手動で該切替弁を作動させ、任意に該切
    断手段を移動させることが可能な請求項2〜6のいずれ
    かに記載の繊維ドラムの糸条の切断装置。
  8. 【請求項8】 該把持手段がエアーチャックホルダーで
    ある請求項2〜7のいずれかに記載の繊維ドラムの切断
    装置。
  9. 【請求項9】 該固定刃に一体でくさび形状をなしたス
    クレイバーが取りつけられ、、該スクレイバーの直線B
    方向長さが該繊維ドラムの直線B方向長さの1/2以上
    である請求項2〜8のいずれかに記載の繊維ドラムの糸
    条の切断装置。
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