JP2002293108A - 横流れ防止可能なキャスター - Google Patents

横流れ防止可能なキャスター

Info

Publication number
JP2002293108A
JP2002293108A JP2001098464A JP2001098464A JP2002293108A JP 2002293108 A JP2002293108 A JP 2002293108A JP 2001098464 A JP2001098464 A JP 2001098464A JP 2001098464 A JP2001098464 A JP 2001098464A JP 2002293108 A JP2002293108 A JP 2002293108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
follower
main cam
cam
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001098464A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Yonehara
靖彦 米原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORIMU PLAN KK
Original Assignee
TORIMU PLAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORIMU PLAN KK filed Critical TORIMU PLAN KK
Priority to JP2001098464A priority Critical patent/JP2002293108A/ja
Publication of JP2002293108A publication Critical patent/JP2002293108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の進路変更にほとんど支障を来たすことな
く、必要時に手元で簡単に操作をすることができ、しか
も外部に付属装置を必要としない簡単な構成で、左右に
傾斜した路面での横流れを防止する。 【解決手段】逆向きに乗り上げが困難な突起部を外周に
備えたカム15を、取付台11に対して所定角度以内に
回転制限して設け、このカム15に当接するように押し
ばね17で付勢したフォロワ16をヨーク12に設け
る。そして車輪13を一旦横に向けたあと正面に戻す操
作をしたとき、突起部を一旦乗り越えたフォロワ16が
逆向きに再び乗り上げようとする状態になるよう、突起
部の位相及び回転制限の角度を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬台車、車椅子
及び乳母車などの車輪付き手押し移動用具(以下「手押
し車」と略す)に用いられ、旋回を抑制することにより
「横流れ」を防止できるキャスターに関する。
【0002】
【従来の技術】取付台の下でヨークが旋回自由に支持さ
れ、車輪の向きを自由に変えることができるキャスター
は、手押し車の操向車輪として広く用いられているが、
左右に傾斜した路面では重力の影響により、車輪が勝手
に斜面下側へ向いて手押し車が横向きに流されてしまう
現象(この現象を「横流れ」と呼ぶ)を引き起こす欠点
があり、従来、この横流れを防止できるキャスターとし
て以下のものがある。
【0003】取付台とヨークの間に係合機構を設け、こ
れを付設のレバーで操作することにより、ヨークの旋回
を固定できるキャスターがある(例えば特開平11−2
45608号公報を参照)。
【0004】また、ヨークの旋回を固定する操作を、車
輪の前進回転を利用して半自動的に行わせるキャスター
がある(例えば特開平9−240207号公報を参
照)。
【0005】そして、取付台側で固定的にカムを支持
し、これにヨーク側で支持したフォロワを当接させるこ
とにより、ヨークの旋回がカムに案内されて車輪が前方
へ向き易くなるキャスターがある(例えば特開平5−2
54304号公報および実開平5−32002号公報を
参照)。
【0006】さらに、手元のレバー操作でキャスターを
左右に傾けることのできる傾動装置を設けて、傾けた側
に車輪が向き易くなる車椅子用のキャスターがある(例
えば特開平11−363号公報を参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
挙げた横流れ防止可能な従来のキャスターにおいては、
(イ)操作補助具を付けない限り足元でレバーを操作し
なければならない、(ロ)必要のない場合でも車輪が前
進回転すると旋回が固定されてしまう、(ハ)車輪が前
方への指向性をもつので方向転換が行い難くなってしま
う、(ニ)キャスター自体の外に付属装置を必要とする
ので複雑化してしまう、このように、各々異なる問題点
をもっている。そこで、本発明はこれらの問題点全てを
解決しようとするものであり、通常の方向転換にほとん
ど支障を来すことなく、必要時に手元で簡単に操作をす
ることができ、しかも、外部に付属装置を必要としない
簡単な構成によって横流れの防止が可能な、キャスター
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、 a)下側に支持軸を一体的に備えた取付台と、 b)該支持軸回りに旋回可能に支持されたヨークと、 c)該ヨークの後部で回転自由に軸支された車輪と、 d)比較的に一方向からは乗り上げ易くて逆方向からは
乗り上げ難い突起部を周面に備え、該支持軸回りに回転
可能に支持された主カムと、 e)該主カムと該取付台の間に設けられ、該主カムの回
転を所定角度以内に制限する回転制限手段と、 f)該主カムの周面に対して進退可能に該ヨークにより
支持されたフォロワと、 g)該フォロワと該ヨークの間に設けられ、該フォロワ
が該主カムに当接するように付勢する当接付勢手段と
の、 以上によりキャスターを構成し、このキャスターが取り
付けられた手押し車を左右に振り向けるだけの操作で、
ヨークの左右逆方向への旋回を抑制して横流れが防止で
きるようにした。
【0009】また、前記キャスターにおいて、 h)前記回転制限手段が、前記取付台に代えて前記ヨー
クと前記主カムの間に設けられて両者の相対回転を所定
角度以内に制限するものであり、 i)前記フォロワが、前記ヨークに代えて前記取付台に
より支持され、 j)前記当接付勢手段が、前記ヨークに代えて前記取付
台と前記フォロワの間に設けられた、 以上のように置換したものでも、前記キャスターと同様
に横流れを防止できる。
【0010】さらに、前記いずれのキャスターにおいて
も、 k)前記突起部より高さは高いが比較的に双方向から乗
り上げ易い隆起部を周面に備えた副カムが、前記支持軸
回りに回転可能に支持され、 l)該副カムには、前記当接付勢手段により前記フォロ
ワの当接を受け、 m)該副カムと前記主カムの間には、両者の相対回転を
第2所定角度以内に制限する回転制限手段が設けられ
た、 以上のように追加をすることで、横流れ防止のための旋
回抑制状態から元の状態へ戻す操作を容易にすることが
できる。
【0011】前記回転制限手段としては、前記主カムと
これに相対回転する相手との間に、 o)一方には凸部を、他方にはこの凸部を円周上で挟み
込む凹部を設ける、 p)両者に固定したピンを介して回動可能に、所定行程
のスライダを設置する、 q)両者を複数連結したリンク、チェーン又はワイヤー
ロープで接続するなど、このように種々のものがあり、
これらの中から選択することができる。
【0012】前記当接付勢手段としては、前記フォロワ
とこれを支持する相手との間に、 r)ばね、ゴム材又はガス封入シリンダ等の弾性体を設
ける、 s)同じ極が向き合いとなるように両者それぞれに磁石
を取り付ける、 t)上下揺動も可能にヨークを軸支し、このヨーク上側
に突出部を設け、ここにフォロワを支持して、車輪への
荷重でフォロワが前へ振れ動くようにするなど、このよ
うに種々のものがあり、これらの中から選択することが
できる。
【0013】本発明によるキャスターの作用は次のとお
りである。すなわち、ヨークを旋回(旋回とは、「支持
軸回りにヨークが車輪と共に回転する」ことをさす)さ
せることで、主カムとフォロワとの間に相対的な回転が
生じる。しかし主カムの周面に逆方向からは乗り上げ難
い突起部があるために、一方向の旋回ではフォロワが突
起部に難なく乗り上げるので支障はないが、旋回を逆向
きに切り換えるとフォロワは乗り上げが困難となるので
旋回が抑制され、よって車輪が勝手に左右片側へ向きを
変えることを抑えられる。
【0014】しかも、主カムと取付台(又はヨーク)と
の相対回転を所定角度以内に制限することにより、フォ
ロワが突起部に一方向から乗り上げたときには車輪が横
向きとなるよう、そして逆方向から乗り上げようとする
ときには車輪が正面の向きとなるように位相を設定する
ことができる。これにより、少なくとも車輪が横向きと
なるまでの旋回範囲では車輪の向きを自由に変えること
ができ、そして車輪を一旦横に向けた後、逆向に旋回さ
せて正面の向きまで戻せば、これ以上の旋回は抑制され
るので、左右に傾斜した路面において横流れを防ぐこと
ができる。
【0015】ところで、本発明によるキャスターでは、
横流れ防止の作用を強くするために主カムの突起部を高
くしすぎたりフォロワの当接を強くしすぎたりすると、
フォロワを突起部に逆方向から乗り上げさせるときの抵
抗が非常に強くなって、旋回抑制の状態から元の状態に
戻すことが困難になる問題を生じる。
【0016】この問題に対処するために、突起部の乗り
上げ難い側に近い位相で、突起部よりも高さは高いが双
方向から乗り上げ易い隆起部を周面に備えた、復帰補助
用の副カムを主カムとの間で回転制限して設けることが
できる。これにより、ヨークを旋回させてフォロワに副
カムの隆起部を一旦乗り越えさせ、それから旋回を逆向
きに戻せば、フォロワは容易に隆起部に乗り上げながら
突起部にも乗り上げることになり、従って容易に元の状
態へ戻すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例に基づき図面を参照して説明する。まず、図1から図
3は、本発明によるキャスターの第1の実施例を示した
ものである。取付台11は、手押し車の下面にボルトを
用いて取り付けられるよう、四隅に穴11eを開けた金属
板による台座11Aと、この中央下側に、下端側にねじ部
11fを設けた支持軸11Bとを、穴開けとカシメにより一
体化して形成してある。
【0018】ヨーク12は、略矢印形に切断した金属板
を下向きにコ字状に折り曲げた叉枠12Aと、この上面上
側に、短い金属管の上端部内周に縁12fと下端部内周に
溝12eを設けた軸枠12Bとを、穴開けと溶接により一体
化して形成してある。
【0019】軸枠12Bの内側に軸受19aを下からはめ込
み、これを溝12eに止め輪19eをはめて固定し、軸受12
aに支持軸11Bを上から通し、ねじ部11fにナット19f
を締め付けることにより、ヨーク12を支持軸11B回り
に旋回可能に支持してある。そしてヨーク12には、叉
枠12Aの側面下後部に開けた穴12h、12hに差し渡した
車軸13aを介して、車輪13を回転自由に支持してあ
る。
【0020】軸枠12Bの外周には、リング状で、外周後
部左30度に頂点をもち、時計回りに30度(角A)の
幅で緩く上がって15度(角B)の幅で急に下がる突起
部15a及び、外周後部右30度に頂点をもち、反時計回
りに30度(角A)の幅で緩く上がって15度(角B)
の幅で急に下がる突起部15b並びに、前部左45度から
前部右45度にかけて上下両面に通じる円弧状の溝穴15
cを備えた主カム15(ほぼ同形の図9(a)を参照)
を、回転可能にブシュ19dを介してはめてある。
【0021】主カムの溝穴15cには、取付台11の前部
中央から下向きに固定したピン11dを突き入れてある。
このピン11dに溝穴15cの左右両端が当たって止められ
ることで、取付台11に対する主カム15の回転を、左
右各々45度(角C)以内に制限する回転制限手段を構
成している(角C=角A+角Bに設定)。
【0022】ヨーク12の上面中央から後方には、上下
左右後の5面を囲むよう箱枠12cを溶接して設けてあ
り、この中に、黄銅などの低摩擦性の厚板材を用いて逆
U字状に形成したフォロワ16を、押しばね17を間に
挟むようにして一緒に押し入れてある。これにより、押
しばね17に付勢されたフォロワ16がカム15の外周
後部(角Aの基点とする)に当接する、当接付勢手段を
構成している。
【0023】以上のように構成したキャスター101の
動作について、図4を参照しながら説明する。なお、本
キャスターは図10に示すように、後部に取っ手03が
あり後部左右に固定輪02を備えた運搬台車(以下、
「台車」と略す)00の、前部左右のキャスター01と
して取り付けられているものとする。
【0024】ヨーク12が0度の位相にあって車輪13
(図4には示してないがヨーク12の下にあるものと見
なす)が正面を向き、主カム15も回転していない元の
状態(図4(a))から、台車00を右へ振り向ける操作
によりヨーク12を時計回り(以下、時計回りを「右向
き」、この向きへの回転を「右回転」及び「右旋回」ま
た、反時計回りを「左向き」、この向きへの回転を「左
回転」及び「左旋回」と呼ぶ)に旋回させると、フォロ
ワ16は主カム15の外周に沿って右回転を始めようと
する。しかしすぐにフォロワ16は突起部15aに緩斜面
側から乗り上げようとするので、この際の僅かな抵抗に
よって主カム15はフォロワ16と共に右回転する。回
転が右45度まで進むと、溝穴15cの左端がピン11dに
当たるので、これ以上の主カム15の右回転は制限され
る(図4(b))。
【0025】さらにヨーク12を右75度まで旋回させ
ると、フォロワ16が突起部15aに緩斜面側から容易に
乗り上げて頂点に達する(図4(c))。ここまでの旋回
範囲であれば、抵抗は僅かであってヨーク12を逆向き
に旋回させることも可能であり、従って、車輪13の向
きを自由に変えることができる。
【0026】さらにヨーク12を右90度まで旋回させ
ると、フォロワ16は突起部15aを完全に越える(図4
(d))。このとき、ヨーク12の旋回を左向きに切り換
えると、フォロワ16が突起部15aに急斜面側から乗り
上げようとするので、この際の強い抵抗によって主カム
15はフォロワ16と共に左回転する。主カム15が0
度まで回転を戻した後さらに左45度まで回転が進む
と、溝穴15cの右端がピン11dに当たるので、ここで主
カム15の左回転は制限される(図4(e))。
【0027】さらにヨーク12を左旋回させようとする
と、フォロワ16は突起部15aに急斜面側から乗り上げ
ることが困難なので、これ以上の左旋回は抑制される。
このときヨーク12は0度に戻っており車輪13は正面
を向いている(図4(e))。従って、この状態のまま台
車00が左へ傾斜した路面に差し掛かった場合、車輪1
3は直進方向を保ち、台車00が左へ横流れすることを
防ぐことができる。
【0028】そして、平坦な路面に戻った場合には、台
車00を左へ強く振り向けることによってヨーク12を
左15度まで旋回させると、フォロワ16が突起部15a
に急斜面側から乗り上げ(図4(f))、さらに左45度
まで旋回させると突起部15aを完全に越え(図4
(g))、そして0度まで旋回を逆向きに戻せば、車輪1
3の向きを自由に変えることができる元の状態に戻る
(図4(h))。
【0029】一方、ヨーク12を右90度まで旋回させ
てフォロワ16が突起部15aを乗り越えた状態(図4
(d))から、さらに右旋回を続けた場合では、右360
度に達すると、フォロワ16は突起部15bの急斜面側に
当接するので、この位相においても旋回が抑制される
(図4(i))。この場合にも、台車00を右に強く振り
向けてヨーク12を右15度まで旋回させ(図4
(j))、さらに右45度まで旋回させ(図4(k))、そ
して0度に向け直せば元の状態に戻る(図4(l))。
【0030】また、元の状態(図4(a))からヨーク1
2を左向きに旋回させる場合では、上記とは左右が逆の
動作により右への横流れ防止と元の状態への復帰ができ
る。従って、左右75度までの旋回範囲と、この範囲を
越えても、0度に戻すまでと360度に達するまでの旋
回範囲で車輪13の向きを自由に変えることができるの
で、通常の方向転換にほとんど支障を来すことがない。
【0031】次に、図5から図7は本発明によるキャス
ターの第2の実施例を示している。取付台21は、手押
し車の下面にねじ込んで取り付けができるよう、上側に
六角ボルト状のねじ部21fがあり、この下側に支持軸21
Bを一体的に備え、これらの中央部に左後方へ向けて、
厚鈑材を用いた台座21Aを溶接して一体化することによ
り形成してある。そしてねじ部21fの基端には、位相を
調整して取り付けるためのナット29fを装着してある。
【0032】ヨーク22は、略く字形に切断した金属板
を下向きにコ字状に折り曲げた叉枠22Aと、この上面上
側に、短い金属管の内面中段に凸状の軌道面22gを設け
た軸枠22Bとを、穴開けとカシメにより一体化して形成
してある。
【0033】軸枠22Bの内側には、鋼球列29bと軌道輪
29cとを上下2組、軌道面22gを挟んで対向的に装着
し、この中に支持軸21Bを上から通し、その下端をカシ
メることによりヨーク22を支持軸21B回りに旋回可能
に支持してある。そしてヨーク22には、叉枠22Aの側
面下後部に開けた穴22h、22hに差し渡した車軸23aを
介して、車輪23を回転自由に支持してある。
【0034】軸枠22Bの外周下側には、リング状で、外
周後部左30度(角X)に頂点をもち、時計回りに30
度の幅で緩く上がって15度の幅で急に下がる突起部25
a及び、外周後部右30度(角X)に頂点をもち、反時
計回りに30度の幅で緩く上がって15度の幅で急に下
がる突起部25b並びに、前部左45度から前部右45度
にかけて上下両面に通じる円弧状の溝穴25cを備えた主
カム25(図9(a)を参照)を、回転可能にブシュ29d
を介してはめてある。
【0035】軸枠22Bの外周上側には、リング状で、外
周後部左60度(角Y)及び後部右60度(角Y)に、
突起部25a、25bの各頂点に較べて僅かに高い頂点をも
ち、外周に沿って30度の幅で緩く上がって30度の幅
で緩く下がる隆起部28a、28b及び、後部左30度から
後部右30度にかけて上下両面に通じる円弧状の溝穴28
cを備えた副カム28(図9(b)を参照)を、回転可能
にブシュ29dを介してはめてある。
【0036】主カムの溝穴25cには、ヨーク22の前部
中央から上向きに固定したピン22dを突き入れてあり、
このピン22dに溝穴25cの左右両端が当たって止められ
ることで、ヨーク22に対する主カム25の回転を、左
右各々45度以内に制限する回転制限手段を構成してい
る。またこの回転制限手段は、ヨーク22の回転を主カ
ム25へ最大90度(左右各々45度)遅れて伝える役
割も果たす。
【0037】副カムの溝穴28cには、主カム25の後部
中央から上向きに固定したピン25dを突き入れてあり、
上記と同様に、主カム25に対する副カム28の回転を
左右各々30度(角Z)以内に制限する回転制限手段を
構成している(角Z=角Y−角Xとなるように設定)。
またこの回転制限手段は、主カム25の回転を副カム2
8へ最大60度(左右各々30度)遅れて伝える役割も
果たす。
【0038】取付台21の後部には、ローラ26aに軸26
bを通して上下を枠26cで挟んで構成したフォロワ26
を、主副両カム25、28の外周後部に対して前後に水
平揺動できるよう、支軸21cを介して支持してある。支
軸21cには捻りばね27を緩くはめてあり、その下端は
枠26cに折り曲げて掛け、上端は台座21Aから下向きに
固定したピン21dに折り曲げて掛けてある。これによ
り、捻りばね27に付勢されてフォロワ26が主副両カ
ム25、28の外周後部に当接する当接付勢手段を構成
している。
【0039】以上のように構成したキャスター201の
動作について、図8を参照しながら説明する。なお、前
実施例と同様に本キャスターは図10に示す台車00の
前部左右に取り付けられているものとする。また本説明
中で、フォロワ26が突起部25a、25b又は隆起部28
a、28bに対して、「乗り上げる」及び「越える」こと
は、フォロワ26の「自発的」な移動ではなくて、主カ
ム25又は副カム28が回転することによる「相対的」
な移動を意味する。
【0040】ヨーク22(図8には示していないが車輪
23と同位相にあるものと見なす)が0度の位相にあっ
て車輪23が正面を向き、主副両カム25、28も回転
していない元の状態(図8(a))から、台車00を右に
振り向ける操作により、ヨーク22を右向きに旋回させ
て右45度を越えると、ピン22dに溝穴25cの右端が押
されて主カム25は右回転を始める。
【0041】さらにヨーク22を旋回させて右75度に
達すると、ピン25dが溝穴28cの左端に到達するととも
に、フォロワ26は突起部25bを緩斜面側から容易に頂
点まで乗り上げる(図8(b))。ここまでの旋回範囲で
あれば抵抗は僅かであり、逆向きの旋回も可能で、車輪
23の向きを自由に変えることができる。
【0042】さらにヨーク22を右旋回させると、ピン
25dに押されて副カム28も右回転を始め、ヨーク22
の旋回が右90度に達するとフォロワ26は突起部25b
を完全に越える(図8(c))。このときヨーク22の旋
回を左向きに切り換えると、旋回が0度に戻るまではピ
ン22dが溝穴25cに沿って左側に移動するので主カム2
5は左回転せず、また副カム28も左回転しない(図8
(d))。
【0043】そしてヨーク22の旋回を0度に戻した
後、さらに左旋回させようとすると、ピン22dに溝穴25
cの左端が押されて主カム25は左回転しようとする
が、フォロワ26が突起部25bの急斜面側に当接してい
るために左回転は困難であり、これにより、ヨーク22
はこれ以上の左旋回を抑制される。このとき車輪23は
正面の向きに戻っている(図8(d))。従って、この状
態で台車00が左へ傾斜した路面に差し掛かった場合、
車輪23は直進方向を保ち、台車00が左へ横流れする
ことを防ぐことができる。
【0044】一方、ヨーク22を右90度まで旋回させ
てフォロワ26が突起部25bを乗り越えた状態(図8
(c))から、さらに右150度まで旋回させると、フォ
ロワ26は隆起部28bに容易に乗り上げてその頂点を越
える(図8(e))。このとき、ヨーク22の旋回を左向
きに切り換えて0度まで戻すと、主カム25は左向きに
60度だけ回転を戻す。これにより、突起部25bと隆起
部28bはそれぞれの頂点の位相が一致する(図8
(f))。
【0045】さらにヨーク22を左旋回させると、副カ
ム28も左向きに回転を戻すので、フォロワ26は隆起
部28bを逆向きに再び乗り上げながら、突起部25bをも
急斜面側から容易に乗り上げ、左45度までヨーク22
を旋回させると、フォロワ26は隆起部28bと突起部25
bを完全に越える(図8(g))。
【0046】そして、再びヨーク22の旋回を右向きに
切り換えて0度まで戻すと、副カム28は右30度に回
転を残したままであるが、旋回の抑制に影響する主カム
25とヨーク22の状態を元に戻すことができる(図8
(h))。
【0047】また、ヨーク22を右150度まで旋回さ
せてフォロワ26が隆起部28bの頂点を越えた状態(図
8(e))から、さらにヨーク22を右旋回させると、主
副両カム25、28は共に右回転し、車輪23が真後ろ
向きとなる右180度を経て(図8(i))、さらに右旋
回を続けて車輪23が正面を向く右360度に達する
と、もう一方の隆起部28a及び突起部25aが共にフォロ
ワ26に差し掛かって、それぞれの頂点の位相が一致す
る(図8(j))。
【0048】さらにヨーク22を右旋回させると、フォ
ロワ26は隆起部28aに乗り上げながら突起部25aを急
斜面側から容易に乗り上げ、続けて右45度までヨーク
22を旋回させると、フォロワ26は隆起部28aと突起
部25aを完全に越える(図8(k))。
【0049】そして、ヨーク22の旋回を左向きに切り
換えて0度まで戻すと、副カム28は左30度に回転を
残したままであるが、旋回の抑制に影響する主カム25
とヨーク22の状態を元に戻すことができる(図8
(l))。
【0050】一方、元の状態(図8(a))からヨーク2
2を左向きに旋回させる場合では、上記とは左右が逆の
動作により右への横流れ防止と元の状態への復帰ができ
る。よって、左右75度までの旋回範囲と、この範囲を
越えても、0度に戻すまでと360度に達するまでの旋
回範囲で車輪23の向きを自由に変えられ、さらに、ヨ
ーク22を一旦150度まで旋回させれば、0度に戻し
たあと続けて旋回させることも、360度に達したあと
続けて旋回させることも容易となる。従って、通常の方
向転換にほとんど支障を来すことがない。
【0051】以上の実施例では、主カムに2つの突起部
を対向的に備えることで、左右どちらの向きにも横流れ
を防止できるキャスターとしたが、主カムに1つだけ突
起部を備えて、左旋回だけを抑制可能にしたキャスター
を手押し車の左右一方側に、また別の、右旋回だけを抑
制可能にしたキャスターを手押し車の左右他方側に取り
付けて用いれば、左右に傾斜した路面において、左右片
側のキャスターだけで横流れを防止することもできる。
【0052】また、主カムを上下2重に設けて各々に1
つの突起部を対向的に備え、一方の主カムは右旋回抑制
用、他方の主カムは左旋回抑制用として別々に回転制限
し、左旋回抑制用をより小さい角度に回転制限したキャ
スターを手押し車の左前に、右旋回抑制用をより小さい
角度に回転制限したキャスターを手押し車の右前に配置
すれば、図10に示すように手押し車を一定の回転半径
Rで振り向けたときに左右各キャスターの旋回角度に差
が生じても、左右両キャスターを同時に横流れ防止可能
な状態へ移行させることができる。
【0053】なお、主カムの回転制限角度については、
手押し車の各車輪の配置と設定した回転半径を基に、作
図によりその角度が決まるが、突起部とフォロワの位相
配置の差によっても、この差に比例して最小限の角度が
決まる。位相配置については元の状態でフォロワが突起
部の乗り上げ容易な側に当接してさえいれば、支持軸回
りのどの位相に配置してもよい。また、突起部の形状に
ついても実施例に限らず、低い頂点を境として乗り上げ
困難な側を深く凹ませた形状としてもよい。
【0054】また、回転制限手段は図11及び図12に
示すように、長い板状で一端側に丸穴、他端側に長穴を
開けた所定行程のスライダや、2枚以上連結した所定長
さのリンクなどを、主カムと取付台(又はヨーク)の各
々に固定したピンを介して、回動可能に支持したもので
も構成できる(行程及び長さは作図により決める)。さ
らに、当接付勢手段は図11に示すように、銅等の非磁
性材による一面が開口した箱枠をヨーク(又は取付台)
に設けて、この中奥に磁石を固定し、別の磁石をN極
(又はS極)が向き合うようにフォロワに固定したもの
や、図12に示すように、ヨークを車輪にかかる荷重で
上下に揺動もできるよう水平軸で支えて、ヨークの上側
に突出部を設け、ここにフォロワを支持したものでも構
成できる。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上の説明のとおり構成されて
いるので、次のような効果を奏する。基本的なキャスタ
ーの構成である取付台、旋回するヨークそして車輪に加
えて、逆方向から乗り上げ難い突起部を備えた主カムを
取付台との間で回転制限して設け、この主カムに当接す
るよう付勢されたフォロワをヨーク側に設けるだけの簡
単な構成により、通常での方向転換にはほとんど支障を
来すことがなく、必要時に手押し車を左右に振り向ける
だけで簡単に手元での操作が行える、横流れ防止可能な
キャスターを得ることができる。
【0056】また、回転制限を主カムとヨークとの間で
行い、そしてフォロワを取付台側に設けても上記と同様
に横流れ防止可能なキャスターを得ることができる。し
かも本構成ではヨーク側にほとんど付加部材がないの
で、旋回に伴う慣性モーメントが小さくて、旋回性の良
いキャスターを得ることができる。
【0057】さらに上記いずれのキャスターにおいて
も、双方向から乗り上げ易い隆起部を備えた副カムを、
主カムとの間で回転制限して設けることにより、旋回抑
制状態から元の状態に復帰させることが容易となるの
で、主カムの乗り上げ難さを増しても支障のない、横流
れ防止作用の強いキャスターを得ることができる。
【0058】また、回転制限手段として、主カムとこれ
に相対回転する相手との間に、一方にはピン又は角片な
どによる凸部を、他方にはこの凸部を円周上で挟み込む
溝穴又は切欠などによる凹部を設ける手段を採れば、可
動部材の付加がないので耐久性があり、しかも、よりコ
ンパクトにキャスターを構成することができる。
【0059】また、当接付勢手段として、フォロワとこ
れを支持する相手との間に、ばねを設ける手段を採れ
ば、コイルばねや板ばね等の各種の形態の中から適した
ばねを選択して用いることができ、しかも付勢する力に
経時変化や荷重依存がなく安定的なので、横流れ防止作
用の安定したキャスターを得ることができる。
【0060】そして、本発明による横流れ防止可能なキ
ャスターは、任意操作が可能でありながらも操作のため
のレバー類を必要とせずコンパクトに構成できるので、
これを取り付ける手押し車の形態に限定がない。さらに
取付位置についても、レバー操作式のように手足の届く
範囲内に限定されるものではなく、手押し車の任意の位
置に取り付けが可能で、より広い用途に供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のキャスターの側面主要部断面図で
ある。
【図2】第1実施例のキャスターの背面図である。
【図3】第1実施例のキャスターを部分的に透かして見
た平面図である。
【図4】第1実施例のキャスターの各旋回状態を示した
図である。
【図5】第2実施例のキャスターの側面主要部断面図で
ある。
【図6】第2実施例のキャスターの背面図である。
【図7】第2実施例のキャスターを部分的に透かして見
た平面図である。
【図8】第2実施例のキャスターの各旋回状態を示した
図である。
【図9】第2実施例のキャスターの主カムと副カムの詳
細図である。
【図10】運搬台車に取り付けたキャスターの旋回状態
を示した図である。
【図11】別の実施の形態を示した平面図である。
【図12】さらに別の実施の形態を示した側面主要部断
面図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 取付台 11B、21B、41B 支持軸 12、22、32、42 ヨーク 13、23、43 車輪 13a、23a、43a 車軸 15、25、35、45 主カム 15a、15b、25a、25b 突起部 16、26、36、46 フォロワ 17 押しばね(当接付勢手段) 27 捻りばね(当接付勢手段) 28 副カム 28a、28b 隆起部 11d、22d、25d ピン(回転制限手段の凸部) 15c、25c、28c 溝穴(回転制限手段の凹部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側に支持軸を一体的に備えた取付台
    と、該支持軸回りに旋回可能に支持されたヨークと、該
    ヨークの後部で回転自由に軸支された車輪と、比較的に
    一方向からは乗り上げ易くて逆方向からは乗り上げ難い
    突起部を周面に備え、該支持軸回りに回転可能に支持さ
    れた主カムと、該主カムと該取付台の間に設けられ、該
    主カムの回転を所定角度以内に制限する回転制限手段
    と、該主カムの周面に対して進退可能に、該ヨークによ
    り支持されたフォロワと、該フォロワと該ヨークの間に
    設けられ、該フォロワが該主カムに当接するように付勢
    する当接付勢手段とにより構成された、横流れ防止可能
    なキャスター。
  2. 【請求項2】 前記回転制限手段が、前記取付台に代え
    て前記ヨークと前記主カムの間に設けられて両者の相対
    回転を所定角度以内に制限するものであり、前記フォロ
    ワが、前記ヨークに代えて前記取付台により支持され、
    前記当接付勢手段が、前記ヨークに代えて前記取付台と
    前記フォロワの間に設けられた、請求項1に記載のキャ
    スター。
  3. 【請求項3】 前記突起部より高さは高いが比較的に双
    方向から乗り上げ易い隆起部を周面に備えた副カムが、
    前記支持軸回りに回転可能に支持され、該副カムには、
    前記当接付勢手段により前記フォロワの当接を受け、該
    副カムと前記主カムの間には、両者の相対回転を第2所
    定角度以内に制限する回転制限手段が設けられた、請求
    項1又は請求項2に記載のキャスター。
  4. 【請求項4】 前記回転制限手段が、前記主カムとこれ
    に相対回転する相手との間で、一方には凸部、他方には
    該凸部を円周上で挟み込む凹部を設けたものである請求
    項1、請求項2又は請求項3に記載のキャスター。
  5. 【請求項5】 前記当接付勢手段が、前記フォロワとこ
    れを支持する相手との間に、ばねを設けたものである請
    求項1、請求項2又は請求項3に記載のキャスター。
JP2001098464A 2001-03-30 2001-03-30 横流れ防止可能なキャスター Pending JP2002293108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098464A JP2002293108A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 横流れ防止可能なキャスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098464A JP2002293108A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 横流れ防止可能なキャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002293108A true JP2002293108A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18952113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001098464A Pending JP2002293108A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 横流れ防止可能なキャスター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002293108A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004284489A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Takano Co Ltd キャスタおよびこれを利用したスタッキング椅子
KR101215325B1 (ko) * 2011-06-01 2012-12-26 주식회사 자동기 제설기용 캐스터
JP2016141181A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 国立大学法人埼玉大学 キャスター付き機器及びキャスター
JP2017165206A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 学校法人幾徳学園 キャスタのロック機構
CN109774379A (zh) * 2019-03-27 2019-05-21 西华大学 一种可折叠式拉杆箱用万向轮
JP2020055414A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 博史 田口 転がり旋回キャスター
CN111559420A (zh) * 2020-07-16 2020-08-21 上海高仙自动化科技发展有限公司 单轮转向装置和清洁机器人
WO2023274155A1 (zh) * 2021-06-30 2023-01-05 东莞金旺儿童用品有限公司 车轮防偏组件及儿童手推车

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004284489A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Takano Co Ltd キャスタおよびこれを利用したスタッキング椅子
KR101215325B1 (ko) * 2011-06-01 2012-12-26 주식회사 자동기 제설기용 캐스터
JP2016141181A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 国立大学法人埼玉大学 キャスター付き機器及びキャスター
JP2017165206A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 学校法人幾徳学園 キャスタのロック機構
JP2020055414A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 博史 田口 転がり旋回キャスター
JP7245965B2 (ja) 2018-10-02 2023-03-27 博史 田口 転がり旋回キャスター
CN109774379A (zh) * 2019-03-27 2019-05-21 西华大学 一种可折叠式拉杆箱用万向轮
CN109774379B (zh) * 2019-03-27 2023-08-18 西华大学 一种可折叠式拉杆箱用万向轮
CN111559420A (zh) * 2020-07-16 2020-08-21 上海高仙自动化科技发展有限公司 单轮转向装置和清洁机器人
WO2023274155A1 (zh) * 2021-06-30 2023-01-05 东莞金旺儿童用品有限公司 车轮防偏组件及儿童手推车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6454286B1 (en) Traveling device for smooth and stable movement on uneven and inclined surfaces
JP2014505618A (ja) バランスバイク
US7998032B2 (en) Bicycle trainer
JP4059347B2 (ja) キャスター
JP2002293108A (ja) 横流れ防止可能なキャスター
JPH04283102A (ja) キヤスタ
JP5217016B2 (ja) 自在キャスタ及びそのキャスタを用いた台車
US9751363B2 (en) Swivel caster
JPH0421683Y2 (ja)
EP3434244B1 (en) Auxiliary power device and wheelchair
KR840005690A (ko) 이동장비용 샤시 조립체
RU2271953C2 (ru) Детская коляска с управляемыми колесами
US20020113404A1 (en) Auxiliary structure for stabilizing a rock-and-roll play cart
JP7165992B2 (ja) 手押し車及び障害物乗越機構
JPH05254306A (ja) キャスター
JP4426337B2 (ja) ステアリングコラム位置調整装置の支持構造
JP2002331803A (ja) キャスター
KR20160103472A (ko) 조향수단을 구비하는 킥스쿠터
US6938300B2 (en) Wheel assembly for a stroller
JP2003118307A (ja) キャスターを用いた車輪装置と手押し車
JP3100118B2 (ja) キャスタ
WO2020045221A1 (ja) 自在キャスター
JP2013052819A (ja) 手押し運搬車における自在車輪の制動装置
JP3806421B2 (ja) 台車
JP2002209621A5 (ja)