JP2002209621A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 一対のアームと、当該アームと略垂直に位置し、その上面にてバッグを支持するベースとを備え、前記アームとベースとが交差する位置の近傍にて、前記アームの軸線と略垂直な軸に、回動自在に取り付けられた一対の車輪が設けられたキャスターであって、
   前記アームとベースとが交差する位置の近傍を支点として、前記ベースの配設された側と反対方向に回動可能に取り付けられ、前記アームと略平行な収納位置と、前記水平面から所定の角度をなす作動位置との間で回動するように構成された階段昇段用部材を備え、
   前記階段昇段用部材が、前記作動位置において、前記階段昇段用部材を固定する位置固定部材と、
   前記アームと対向する側と反対の側において、階段の縁部と接触する接触部材とを有していることを特徴とするキャスター。
2. 前記接触部材の表面を通る線が、前記車輪の外周に接するように、前記車輪および接触部材が配置されていることを特徴とする請求項１に記載のキャスター。
3. 前記階段昇段用部材が、略矩形の板状部材であって、その底辺の近傍を支点として回動自在な板状部材と、
   前記板状部材の両側部に、それぞれ配置された一対のリンク部材とを有し、
   前記接触部材が、前記板状部材のアームと対向する面と反対の面において、前記アームと略平行するように、前記面から僅かに突出し、かつ、その表面が平滑な摺動部材を有することを特徴とする請求項１または２に記載のキャスター。
4. 前記階段昇段用部材が、略矩形の板状部材であって、その底辺の近傍を支点として回動自在な板状部材と、
   前記板状部材の両側部に、それぞれ配置された一対のリンク部材とを有し、
   前記接触部材が、前記板状部材のアームと対向する面と反対の面において、前記アームと略平行するように配置された一対の移動部材であって、各々が前記アームと略垂直な軸まわりを回転自在の複数のローラと、前記ローラに巻回された無限ベルトとを有する移動部材からなることを特徴とする請求項１または２に記載のキャスター。
5. 前記階段昇段用部材が、一対のリンク部材であって、それぞれが、前記アームに隣接して配置されたリンク部材を有し、
   前記リンク部材が、一端が前記アーム上を摺動するスリーブに回動自在に取り付けられた第1の部材と、一端が前記第1の部材の他端と回動自在に取り付けられ、かつ、他端が、
   前記アームとベースとの交点の近傍にて、前記ベースに回動自在に取り付けられた第２の部材とを有し、
   前記接触部材が、前記第２の部材の、前記アームに対向する側と反対の側の表面に形成されたことを特徴とする請求項１または２に記載のキャスター。
6. 前記接触部材が、その表面が平滑な摺動部材であることを特徴とする請求項４に記載のキャスター。
7. 前記接触部材が、各々が前記アームと略垂直な軸まわりを回転自在の複数のローラと、
   前記ローラに巻回された無限ベルトとを有する移動部材であることを特徴とする請求項４に記載のキャスター。
8. 前記階段昇段用部材が作動位置にあるときに、前記接触部材と水平面とのなす角が４５°ないし７０°の何れかであることを特徴とする請求項７に記載のキャスター。
9. 前記接触部材とのなす角が略６０°であることを特徴とする請求項７に記載のキャスター。
10. さらに、前記作動位置が、水平面とのなす角を４５°ないし７０°の間の何れかの位置で固定できるような作動位置画定部材を備えたことを特徴とする請求項７に記載のキャスター。
11. 請求項１ないし１０の何れか一項に記載のキャスターと、前記キャスターのベースに固定されたバッグとを備えたことを特徴とするキャスター付きバッグ。