JP2002292844A - 記録ヘッドカートリッジ用アタッチメントカートリッジおよび記録装置 - Google Patents

記録ヘッドカートリッジ用アタッチメントカートリッジおよび記録装置

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JP2002292844A
JP2002292844A JP2001102853A JP2001102853A JP2002292844A JP 2002292844 A JP2002292844 A JP 2002292844A JP 2001102853 A JP2001102853 A JP 2001102853A JP 2001102853 A JP2001102853 A JP 2001102853A JP 2002292844 A JP2002292844 A JP 2002292844A
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cartridge
recording head
attachment
recording
head cartridge
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JP2001102853A
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Yuji Shikame
鹿目  祐治
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他機種の既存の記録ヘッドカートリッジの資
源を有効活用することができ、他機種の既存の記録ヘッ
ドカートリッジが持ち新しい記録ヘッドカートリッジが
失ってしまった特徴をも有効活用する。 【解決手段】 他機種の既存の記録ヘッドカートリッジ
を記録装置に装着するためのアタッチメントカートリッ
ジは、専用の記録ヘッドカートリッジと形状互換性をも
ち、他機種の記録ヘッドカートリッジと記録装置間のイ
ンターフェース変換機能および記録ヘッドカートリッジ
の種類を識別する手段を備える。記録装置において、記
録ヘッドカートリッジとアタッチメントカートリッジの
種類さらにアタッチメントカートリッジに搭載されてい
る他機種の記録ヘッドカートリッジの種類を識別して、
装着された記録ヘッドカートリッジに最適な印字条件
(解像度、インク吐出周波数、ヒートパルス、CR速度
等)を設定して印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドカート
リッジを該記録ヘッドカートリッジに対応していない他
の型式の記録装置で使用することを可能にするアタッチ
メントカートリッジおよび該アタッチメントカートリッ
ジを用いる記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では技術進歩が目覚しくコンピュー
タの性能も半年サイクルでアップし、数年経過すると性
能が陳腐化するという傾向にある。これに伴い記録装置
も半年サイクルで性能アップし数年経過すると性能が陳
腐化するという同じ傾向を辿っている。記録装置の性能
は主に記録品位、記録スピード、ランニングコスト等で
比較されることが多い。これらの記録装置の性能を決定
する最大の要素は記録ヘッドであり、そのため、記録ヘ
ッドの性能アップも頻繁に行われている。
【0003】一方、記録装置の記録ヘッドには、記録装
置に固定されて装置の寿命中使い続けるパーマネントタ
イプの記録ヘッドと、ユーザーが記録装置から脱着で
き、インクカートリッジが一体にあるいは別体に構成さ
れたディスポーザブルタイプの記録ヘッドがある。その
中でもディスポーザブルタイプの記録ヘッド(以下、こ
れを単に記録ヘッドカートリッジという。)は、記録ヘ
ッドのメンテナンスの容易性から現在最も広く使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の記録
ヘッドカートリッジの性能アップについては、互換性は
ほとんど考慮されていなかった。そのため、記録ヘッド
カートリッジを変更して記録装置を性能アップすると、
従来の記録ヘッドカートリッジの資源は、新しい記録装
置では活用できなかった。そのために、メーカーが市場
に流通させなければならない記録ヘッドカートリッジの
種類が増え、記録ヘッドカートリッジの需要が分散し、
記録ヘッドカートリッジ1個当たりの設備投資の償却コ
ストがアップし、また、在庫管理、陳列スペース等の負
担が大きくなり、記録ヘッドカートリッジのコストアッ
プの要因の一つになっていた。
【0005】また、現在では、例えば記録装置の性能ア
ップの一つとして、記録品位を向上するために、インク
ドロップを出来るだけ小さくして高密度での記録を可能
にし、濃淡2種類のカラーインクを使用しかつ発色性の
良い染料インクを使用することで、写真と同等レベルの
記録出力を得ることができるレベルに達してきた。この
ような性能アップは、市場では大変好意的に受け入れら
れているが、顔料インクを採用しなかったことで今まで
好評であったテキスト黒文字のシャープさや堅牢性を引
き換えに失った格好になっている。
【0006】そこで、本発明は、前述した従来技術の有
する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、他機
種の既存の記録ヘッドカートリッジの資源を有効活用す
ることによって、記録ヘッドカートリッジを低コストで
提供することができ、そして、他機種の既存の記録ヘッ
ドカートリッジが持ち新しい記録ヘッドカートリッジが
失ってしまった特徴をも有効活用することができるよう
にした記録ヘッドカートリッジ用アタッチメントカート
リッジおよび該アタッチメントカートリッジを用いるこ
とができる記録装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録ヘッドカートリッジ用アタッチメント
カートリッジは、記録装置に着脱可能に装着できるディ
スポーザブルの記録ヘッドカートリッジを当該記録ヘッ
ドカートリッジに対応していない他の型式の記録装置に
装着する際に使用するアタッチメントカートリッジであ
って、前記記録ヘッドカートリッジを搭載した前記アタ
ッチメントカートリッジを前記他の型式の記録装置に装
着することにより、前記記録ヘッドカートリッジを前記
他の型式の記録装置上で使用することができるようにし
たことを特徴とする。
【0008】本発明の記録ヘッドカートリッジ用アタッ
チメントカートリッジにおいて、前記アタッチメントカ
ートリッジは、前記他の型式の記録装置に対応した記録
ヘッドカートリッジと形状互換であることが好ましく、
また、前記他の型式の記録装置の信号配線および電力配
線を、該アタッチメントカートリッジに搭載される当該
記録ヘッドカートリッジを駆動するのに必要な信号配線
および電力配線に変換する変換機能を備えていることが
好ましく、さらにまた、該アタッチメントカートリッジ
の種類を識別する識別手段を備えていることが好まし
い。
【0009】本発明の記録ヘッドカートリッジ用アタッ
チメントカートリッジにおいては、前記アタッチメント
カートリッジに搭載される各種の記録ヘッドカートリッ
ジもしくはスキャナカートリッジにそれらの種類を識別
する識別手段を設けることが好ましい。
【0010】また、本発明の記録装置は、ディスポーザ
ブルの記録ヘッドカートリッジを着脱自在に装着できる
記録装置において、前記記録装置に着脱可能に装着使用
することができるように形成されたアタッチメントカー
トリッジに前記記録装置に対応していない他機種の記録
ヘッドカートリッジを搭載し、前記アタッチメントカー
トリッジを前記記録装置に装着することにより、前記他
機種の記録ヘッドカートリッジを前記記録装置上で使用
することができるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の記録装置において、前記アタッチ
メントカートリッジは、前記記録装置に対応した記録ヘ
ッドカートリッジと形状互換であることが好ましく、ま
た、前記記録装置の信号配線および電力配線を、該アタ
ッチメントカートリッジに搭載される前記他機種の記録
ヘッドカートリッジを駆動するのに必要な信号配線およ
び電力配線に変換する変換機能を備えていることが好ま
しく、さらにまた、該アタッチメントカートリッジの種
類を識別する識別手段を備えていることが好ましい。
【0012】本発明の記録装置において、前記アタッチ
メントカートリッジに搭載される各種の他機種の記録ヘ
ッドカートリッジもしくはスキャナカートリッジにそれ
らの種類を識別する識別手段を設けることが好ましい。
【0013】本発明の記録装置において、前記アタッチ
メントカートリッジに搭載された前記他機種の記録ヘッ
ドカートリッジもしくはスキャナカートリッジの種類に
応じて、前記記録装置における解像度、吐出駆動周波
数、ヒートパルス、CR速度、LF送り量/速度、回復
処理方法等の印字制御もしくはスキャナ読み取り制御を
それぞれ変更して設定することが好ましい。
【0014】
【作用】本発明によれば、記録装置の専用記録ヘッドカ
ートリッジと形状互換性をもち、他機種の既存の記録ヘ
ッドカートリッジと記録装置間のインターフェース変換
機能を備え、そして、他機種の記録ヘッドカートリッジ
を識別する手段を備えるアタッチメントカートリッジを
用いることにより、他機種の既存の各種の記録ヘッドカ
ートリッジを記録装置に装着することを可能にし、他機
種の記録ヘッドカートリッジの資源を有効活用すること
ができ、記録ヘッドカートリッジを低コストで提供する
ことが可能となる。さらに、他機種の記録ヘッドカート
リッジが持ち新しい記録ヘッドカートリッジが失ってし
まった特徴をも有効活用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】先ず、本発明の一実施例である液体噴射記
録装置の全体構成について、図1を参照して説明する。
【0017】図1において、10は、記録ヘッドカート
リッジであり、記録情報に応じてインクを吐出するノズ
ル部を有する記録素子基板11(図3および図4参照)
を備えている。20は、記録ヘッドカートリッジ10を
着脱自在に搭載可能なキャリッジであり、矢印A方向
(主走査方向)に往復移動可能にガイド軸101および
ガイドレール102に支持されている。103は、キャ
リッジモータ105に一体に設けられたキャリッジモー
タプーリ106とアイドラプーリ107との間に張設さ
れたキャリッジ駆動ベルトであり、一端がキャリッジ2
0に固定されている。キャリッジモータ105が回転す
るとキャリッジモータプーリ106が回転しキャリッジ
駆動ベルト103が引っ張られキャリッジ20がA方向
に往復動作する。109はエンコーダスケールであり、
キャリッジ20に搭載されたエンコーダセンサ29(図
6参照)で読み取ることでキャリッジ20の位置を検出
する。110は記録シート搬送ローラであり、ギア列か
らなる駆動力伝達手段112を介してLFモータ111
に接続されている。113はピンチローラでありピンチ
ローラホルダ114に回動自在に支持されかつピンチロ
ーラバネ115で記録シート搬送ローラ110に付勢さ
れている。116は積載された記録シートを一枚ずつ分
離して給送するオートシートフィーダであり、給紙ロー
ラ117が設けられている。118は記録ヘッドカート
リッジ10の吐出を正常に保つための回復手段である。
119は上記の各部品を支持するシャーシである。
【0018】オートシートフィーダ116にセットされ
た記録シート(不図示)は給紙ローラ117等によって
記録位置に送られ、記録ヘッドカートリッジ10を搭載
したキャリッジ20の主走査(図示矢印A方向)によっ
て記録シート上に画像が形成される。
【0019】本実施例における記録ヘッドカートリッジ
10には、カラー記録が可能なように、ブラック、ライ
トマゼンタ、ライトシアン、マゼンタ、シアンおよびイ
エローのインクをそれぞれ収容したインクカートリッジ
50が各色毎に独立して着脱可能に搭載されており、各
インクカートリッジ50内のインクは、インクを吐出す
るノズル部を有する記録素子基板11(図3および図4
参照)へそれぞれ供給される。
【0020】次に、記録ヘッドカートリッジ10につい
て、図2ないし図4を参照して説明する。図2は記録ヘ
ッドカートリッジを上方から見た斜視図であって、記録
ヘッドカートリッジとインクカートリッジの関係を示
し、図3は記録ヘッドカートリッジを下方から見た斜視
図であり、図4は記録ヘッドカートリッジの分解斜視図
である。
【0021】記録ヘッドカートリッジ10は、図4の分
解斜視図に示すように、記録素子基板11、第1のプレ
ート12、電気配線基板13、第2のプレート14、イ
ンクカートリッジホルダ15、流路形成部材16、フィ
ルター17、シールゴム18から構成されている。
【0022】記録素子基板11には、Si基板の片面に
インクを吐出するための複数の記録素子と各記録素子に
電力を供給するAl等の電気配線とが成膜技術により形
成され、この記録素子に対応した複数のインク流路と複
数の吐出口11aとがフォトリソ技術により形成される
とともに、複数のインク流路にインクを供給するための
インク供給口が裏面に開口するように形成されている。
また、記録素子基板11は、第1のプレート12に接着
固定されており、ここには、記録素子基板11にインク
を供給するためのインク供給口12aが形成されてい
る。さらに、第1のプレート12には、開口部を有する
第2のプレート14が接着固定されており、この第2の
プレート14を介して、電気配線基板13が記録素子基
板11に対して電気的に接続されるように保持されてい
る。この電気配線基板13は、前記記録素子基板11に
インクを吐出するための電気信号を印加するものであ
り、記録素子基板11に対応する電気配線とこの電気配
線端部に位置し装置本体からの電気信号を受け取るため
の外部信号入力端子13aが形成されており、外部信号
入力端子13aはインクカートリッジホルダ15の背面
側に位置決め固定されている(図3参照)。
【0023】一方、インクカートリッジ50を着脱可能
に保持するインクカートリッジホルダ15には、流路形
成部材16が超音波溶着され、インクカートリッジ50
から第1のプレート12に至るインク流路15aを形成
している。また、インクカートリッジ50と係合するイ
ンク流路15aのインクカートリッジ50側の端部に
は、フィルター17が配置され、外部からの塵埃の侵入
を防止するようになっている。また、インクカートリッ
ジ50との係合部にはシールゴム18が装着され、前記
係合部からのインクの蒸発を防止し得るようになってい
る。
【0024】以上のように、記録ヘッドカートリッジ1
0は、インクカートリッジホルダ15、流路形成部材1
6、フィルター17およびシールゴム18から構成され
るインクカートリッジホルダ部と、記録素子基板11、
第1のプレート12、電気配線基板13および第2のプ
レート14から構成される記録素子部とを接着等で結合
することにより、構成されている。
【0025】また、インクカートリッジ50のインク収
容部の底部にはインクと接するようにプリズム(不図
示)が一体に形成されており、このプリズムは、インク
がインクカートリッジ内に貯留されている場合はプリズ
ムの1面から照射した光がインク内に拡散し、そして、
インクがインクカートリッジ内に無くなるとプリズムの
1面から照射した光がプリズムの残りの2面で反射し、
照射面側に戻ってくるように構成されている。
【0026】そして、記録ヘッドカートリッジ10の底
部には、インクカートリッジ50をインクカートリッジ
ホルダ部に装着した時に各インクカートリッジ50のプ
リズムにそれぞれ対向する部位にインクエンド検出窓で
ある貫通穴19(図3および図4参照)が設けられてお
り、後述する反射型の光学センサであるインクエンドセ
ンサ120によって光の反射を検出することで各インク
カートリッジ50内のインクの有無を検出できる構成と
なっている。
【0027】次に、キャリッジについて、図5および図
6を参照して説明する。図5および図6は、それぞれ、
キャリッジを前面側と背面側から見た斜視図である。
【0028】キャリッジ20には、記録ヘッドカートリ
ッジ10を装着する際に記録ヘッドカートリッジ10を
キャリッジ20の装着位置に案内するためのキャリッジ
カバー21と、記録ヘッドカートリッジ10のインクカ
ートリッジホルダ15に係合して記録ヘッドカートリッ
ジ10を装着位置に押圧するためのカートリッジセット
レバー22が設けられている。カートリッジセットレバ
ー22は、キャリッジ20の上部にヘッドセットレバー
軸23(図6)を中心に回動可能に設けられるとともに
記録ヘッドカートリッジ10との係合部には不図示のカ
ートリッジセットプレートがバネを介して備えられ、こ
のバネ力によって記録ヘッドカートリッジ10を押圧し
ながらキャリッジ20に装着する構成となっている。
【0029】また、キャリッジ20には、コンタクトフ
レキシブルプリントケーブル(以下、単にコンタクトF
PCという)24が設けられ、このコンタクトFPC上
のコンタクト部24aに記録ヘッドカートリッジ10に
設けられた電気配線基板13の外部信号入力端子13a
が電気的に接触するように構成されており、記録のため
の各種情報のやりとりや記録ヘッドカートリッジ10へ
の電力の供給などを行い得るようになっている。ここ
で、コンタクトFPC24のコンタクト部24aとキャ
リッジ20との間には不図示のゴムなどの弾性部材が設
けられ、この弾性部材の弾性力とヘッドセットレバーば
ね(不図示)による押圧力とによって、記録ヘッドカー
トリッジ10の外部信号入力端子13aとキャリッジ2
0のコンタクト部24aとの確実な接触を可能とするよ
うになっている。さらに、コンタクトFPC24はキャ
リッジ20の両側面部に引き出され、図5および図6に
示すように一対のFPC押さえ25a、25bによって
その両端部がキャリッジ20の両側面部に挟持固定さ
れ、キャリッジ20の背面に搭載されたキャリッジ基板
26に接続されている(図6参照)。
【0030】キャリッジ基板26はキャリッジフレキシ
ブルフラットケーブル(以下、単にキャリッジFFCと
いう)27によりシャーシ119に設けられているメイ
ン基板130(図7参照)と電気的に接続されている。
また、図6に示すようにキャリッジFFC27の一方の
端部とキャリッジ基板26との接合部には、一組の押さ
え部材であるフレキシブルフラットケーブル押さえ(F
FC押さえ)28aとFFC押さえ28bが設けられ、
キャリッジFFC27をキャリッジ基板26に固定的に
接合するとともに、キャリッジFFC27等から放射さ
れる電磁波を遮断するためのフェライトコア34が設け
られた構成となっている。
【0031】また、キャリッジFFC27の他方の端部
は、シャーシ119にFFC押さえ119a(図1)に
より固定されるとともに、シャーシ119に設けられた
不図示の穴を介してシャーシ119の背面側に導出さ
れ、メイン基板130に接続されている。
【0032】また、キャリッジ基板26には、図6に示
すように、エンコーダセンサ29が設けられ、このエン
コーダセンサ29によって、シャーシ119の両側面の
間にガイド軸101と平行に張架されたエンコーダスケ
ール109上の情報を検出することにより、キャリッジ
20の位置や走査速度等を検出できるようになってい
る。ここで、本実施例においては、エンコーダセンサ2
9は光学式の透過型センサであり、エンコーダスケール
109はポリエステル等の樹脂製のフィルム上に写真製
版などの手法によりエンコーダセンサ29からの検出光
を遮断する遮断部と透過する透過部とが所定のピッチで
交互に印刷されて構成されている。したがって、ガイド
軸101に沿って移動するキャリッジ20の位置は、キ
ャリッジ20の走査軌道上の端部に設けられたシャーシ
119の一方の側板にキャリッジ20を突き当て、その
突き当て位置を基準とし、その後キャリッジ20の走査
に伴ってエンコーダセンサ29によってエンコーダスケ
ール109に形成されたパターン数を計数することによ
り随時検出し得るようになっている。
【0033】キャリッジ20は、シャーシ119の両側
面の間に架設されたガイド軸101とガイドレール10
2とに案内されて走査されるように構成されており、ガ
イド軸101との軸受け部には焼結製の金属等にオイル
等の潤滑剤を含浸させてなる一対のキャリッジ軸受け3
1がインサート成形等の方法により一体的に設けられて
いる。さらに、キャリッジ20のガイドレール102と
の当接部には摺動性や耐摩耗性に優れた樹脂等による当
接部材であるキャリッジスライダ(CRスライダ)32
が設けられ、前述のCR軸受け31とともにキャリッジ
20の潤滑な走査を可能とするよう構成されている。
【0034】また、キャリッジ20は、アイドラプーリ
107とキャリッジモータプーリ106との間にガイド
軸101と略平行に張架されたキャリッジベルト103
に固定されており、キャリッジモータ105の駆動によ
ってキャリッジモータプーリ106を回転させ、キャリ
ッジベルト103を往動方向または復動方向へと移動さ
せることにより、キャリッジ20をガイド軸101に沿
って走査させ得るようになっている。また、キャリッジ
モータプーリ106は、シャーシ119によって定位置
に保持されているが、アイドラプーリ107はプーリホ
ルダ108とともにシャーシ119に対して移動可能に
保持され、キャリッジモータプーリ106から離間する
方向へとバネ(不図示)によって付勢されているため、
両プーリに亘って架け渡されたキャリッジベルト103
には常に適度な張力が付与され、弛みのない良好な架設
状態が維持されるようになっている。
【0035】なお、キャリッジベルト103とキャリッ
ジ20との取付け部分にはキャリッジベルト止め33が
設けられており、これによってキャリッジ20との取付
けを確実に行い得るようになっている。
【0036】また、拍車ステイ125のキャリッジ20
の走査軌道上には、インクカートリッジ50に対向する
ように露出したインクエンドセンサ120(図1参照)
が設けられており、キャリッジ20に装着された記録ヘ
ッドカートリッジ10のインクカートリッジ50に貯留
されているインクの残量を検出する。このインクエンド
センサ120は、インクエンドセンサホルダ121によ
って保持されるとともに、センサの誤動作などを防止す
るため金属板等を備えたインクエンドセンサカバー12
2内に収納され、外部からのノイズを遮断し得るように
なっている。
【0037】次に、本実施例における液体噴射記録装置
の制御系について、図7を参照して説明する。図7は本
実施例の液体噴射記録装置の制御回路の構成を示すブロ
ック図であり、液体噴射記録装置には、キャリッジ20
を主走査方向に移動させるためのCRモータ105と、
記録シートを副走査方向に搬送するためのLFモータ1
11と、記録ヘッドを正常な状態に保つための回復手段
を駆動するとともに記録シートを記録領域まで給紙する
ためのPGモータ141(給紙モータも兼用する)が設
けられ、さらに、これらの各モータと記録ヘッドを駆動
するためのメイン基板130が設けられている。メイン
基板130は、キャリッジFFC27によってキャリッ
ジ基板26に接続されるとともに電源ユニット150や
操作用のフロントパネル151が接続され、必要に応じ
てオプションインタフェースボード152が接続される
ようになっている。さらに、記録シートのペーパーエン
ド、オートシートフィーダ111のホームポジション、
回復手段113のホームポジションやインクカートリッ
ジのインクエンドを検出するための各センサ131a〜
131cおよび120がメイン基板130に接続されて
いる。
【0038】メイン基板130上には、外部のホストコ
ンピュータやスキャナなどのホスト装置との接続を行う
ためのインターフェース回路132と、実際の制御動作
を実行するマイクロプロセッサ形態のMPU133と、
MPUのためのプログラムなどを格納するマスクROM
134と、印字データなどを一時的に格納するためのR
AM135と、MPUからの指示によってCRモータ1
05を駆動するためのCRモータドライバ136aと、
MPUからの指示によってLFモータ111を駆動する
ためのLFモータドライバ136bと、MPUからの指
示によってPGモータ141を駆動するためのPGモー
タドライバ136cと、上述した各回路や素子を相互に
接続するためのゲートアレイ137とが設けられてい
る。MPU133は、インターフェース回路132を介
してホストコンピュータやスキャナなどのホスト装置に
接続されており、マスクROM134内のプログラムに
基づいて記録動作を制御する。具体的には、MPU13
3は、RAM135内に格納されたホスト装置からの印
字データに基づき、CRモータ105、LFモータ11
1およびPGモータ141を制御するとともに、ヘッド
ドライバを介して記録ヘッドカートリッジ10を制御す
る。また、フロントパネル151にはディップスイッ
チ、キースイッチ、発光ダイオードによる表示素子(不
図示)が設けられている。キャリッジ20には、上述し
たように記録ヘッドカートリッジ10が着脱可能に搭載
されるとともに、キャリッジ20の位置を検出するため
のエンコーダセンサ29が設けられている。
【0039】次に、本発明に基づくアタッチメントカー
トリッジについて、図8および図9を参照して説明す
る。図8は、本発明に基づくアタッチメントカートリッ
ジを前方上方からみた斜視図であって、アタッチメント
カートリッジと他機種の記録ヘッドカートリッジとの関
係を示し、図9は、アタッチメントカートリッジを後方
下方から見た斜視図である。
【0040】図8および図9において、1は、本発明に
基づくアタッチメントカートリッジであり、図1に図示
する液体噴射記録装置に対応していない他機種の記録ヘ
ッドカートリッジを搭載しうるように形成されるととも
に図1に図示する液体噴射記録装置のキャリッジ20
(図5および図6)に着脱自在に装着することができる
ように構成されており、そのアタッチメントホルダ2
は、キャリッジ20への装着時の位置決め形状が、図2
および図3に図示する記録ヘッドカートリッジ10と形
状互換になっている。9は、図1に図示する液体噴射記
録装置のキャリッジ20には直接装着することができな
い(他の型式の液体噴射記録装置上で使用する)他機種
の記録ヘッドカートリッジであって、例えば、キヤノン
(株)で既に製品化しているBC−20タイプの記録ヘ
ッドカートリッジである。また、同様に、キヤノン
(株)で既に製品化しているBC−21e(カラー)タ
イプやBC−22e(カラーフォト)タイプの記録ヘッ
ドカートリッジ、あるいはBC−20タイプの記録ヘッ
ドカートリッジと形状互換のあるスキャナカートリッジ
IS−22であっても良い。(以下、このように、図1
に図示する液体噴射記録装置のキャリッジ20には直接
装着することができない(他の型式の液体噴射記録装置
上で使用する)記録ヘッドカートリッジや同様のスキャ
ナカートリッジを他機種の記録ヘッドカートリッジと総
称する。)
【0041】3は、他機種の記録ヘッドカートリッジ9
にインクを吐出するための電気信号や電力を供給するた
めのアタッチメント電気配線基板である。このアタッチ
メント電気配線基板3は、アタッチメントカートリッジ
1をキャリッジ20(図5および図6)に装着した際、
一方の端部のコンタクト部3a(図9)がキャリッジ2
0のコンタクトFPC24のコンタクト部24aと接触
し、他方端部のコンタクト部3b(図8)が他機種の記
録ヘッドカートリッジ9の電気配線基板(不図示)に接
触するコンタクト部となるように構成されている。さら
に、アタッチメント電気配線基板3は、装置本体側の電
気信号および電力配線を他機種の記録ヘッドカートリッ
ジ(またはスキャナカートリッジ)9に対応した電気信
号および電力配線に変換するインターフェース変換機能
を備えている。
【0042】4は、記録ヘッドカートリッジホルダであ
り、他機種の記録ヘッドカートリッジ9をアタッチメン
トホルダ2に搭載する時に他機種の記録ヘッドカートリ
ッジ9を保持する。記録ヘッドカートリッジホルダ4に
は、記録ヘッドカートリッジセットレバー5に一体に形
成されたカム(不図示)と係合するカムフォロワー(不
図示)が一体に形成されている。記録ヘッドカートリッ
ジセットレバー5を矢印B方向に回動させると、前記の
カムによって記録ヘッドカートリッジホルダ4が矢印C
方向にスライドし、他機種の記録ヘッドカートリッジ9
を保持固定するとともに、他機種の記録ヘッドカートリ
ッジ9の電気配線基板(不図示)をアタッチメント電気
配線基板3のコンタクト部3bに接触させ電気的に接続
することができる。
【0043】6は、アタッチメントカートリッジ1の下
面部に設けられたアタッチメントカートリッジ識別ID
であり、装置本体に設けられているインクエンドセンサ
120と対向する位置に配置されている。本実施例にお
いては、アタッチメント識別IDとして、他機種の各記
録ヘッドカートリッジ毎にキャリッジ走査方向に長さや
パターンの異なる反射シートを用い、キャリッジ20を
主走査方向に走査しながらインクエンドセンサ120で
アタッチメントカートリッジ識別ID6を読み取り、イ
ンクエンドセンサ120の出力とキャリッジ20の移動
距離または位置から、キャリッジ20上にセットされて
いる記録ヘッドカートリッジ10とアタッチメントカー
トリッジ1の識別とさらにアタッチメントカートリッジ
1の種類の識別をする。
【0044】例えば、キャリッジ20に装着されている
のが記録ヘッドカートリッジ10である場合、インクエ
ンド検出窓19以外のところではインクエンドセンサ出
力はOFF(反射光なし)でありインクエンド検出窓1
9のところではインクカートリッジ50に貯留されてい
るインク量に応じてインクエンドセンサ120の出力が
ON/OFFに変化する。一方、キャリッジ20に装着
されているのがアタッチメントカートリッジ1である場
合、図9に図示する例では、キャリッジ20の移動距離
でインクカートリッジ4個分連続してインクエンドセン
サ120の出力がON(反射光あり)状態となる。この
インクエンドセンサ120の出力とキャリッジ20の移
動距離から他機種の記録ヘッドカートリッジ(BC−2
0タイプ)に対応するアタッチメントカートリッジ1が
装着されていることを識別することができる。(このよ
うに、キャリッジの移動距離で連続50mm(=インク
カートリッジ4個分)インクエンドセンサ出力がONの
時は、BC−20タイプの記録ヘッドカートリッジに対
応するアタッチメントカートリッジであるとするよう
に、アタッチメントカートリッジID6を予め設定して
おく。他のアタッチメントカートリッジの場合にも同様
にそれぞれの長さが異なるように予め設定しておけば良
い。)
【0045】また、アタッチメントカートリッジ1に搭
載可能な他機種の記録ヘッドカートリッジとスキャナカ
ートリッジの識別は、次のように行うこともできる。例
えば、BC−20タイプの記録ヘッドカートリッジとス
キャナカートリッジには、電気配線基板(不図示)のパ
ターンの導通、非導通を判別することで記録ヘッドカー
トリッジ9を識別できるIDを2Bit分組み込む。こ
のパターンを装置本体側から読むことで、アタッチメン
トカートリッジ1に搭載された他機種の記録ヘッドカー
トリッジまたはスキャナカートリッジを識別することが
できる。
【0046】次に、記録処理手順について、図10に示
すフローチャートを参照して説明する。図10は液体噴
射記録装置のMPU133による記録処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0047】電源ONすると(ステップS101)、電
源投入時の制御イニシャライズ(ステップS102)を
実行し、その後に、受信割り込みを許可状態にする(ス
テップS103)。受信データの有無が判定され(ステ
ップS104)、受信データが入力するまで待機する。
この記録装置に接続されたホスト装置からの記録データ
が入力すると、受信データを印字データ(プリントデー
タ)に展開してRAM135内に設けた記録用のバッフ
ァ領域に格納する(ステップS105)。そして、印字
開始条件が成立しているかどうかを判断し(ステップS
106)、成立していない場合には前記のステップS1
04〜S106の処理を繰り返し実行し、印字開始条件
が成立している場合には、印字を開始する(ステップS
107)。印字開始条件は、例えば、ホスト装置からの
印字開始コマンドを受信したとき、あるいは、既定量
(受信バッファの容量または1走査分)分の記録データ
を受信したときである。
【0048】次に、印字動作について、図11に示すフ
ローチャートを参照して説明する。図11は、本実施例
の印字動作を示すフローチャートである。
【0049】先ず、印字開始の命令がくると(ステップ
S201)、前述した記録ヘッドカートリッジとアタッ
チメントカートリッジの識別方法にしたがって、記録ヘ
ッドカートリッジとアタッチメントカートリッジの種類
を識別する(ステップS202)。アタッチメントカー
トリッジが装着されている時は、さらに、アタッチメン
トカートリッジに搭載されている他機種の既存の記録ヘ
ッドカートリッジの種類を上記識別方法にしたがって識
別する(ステップS203)。これをもとにMPU15
3は、認識された記録ヘッドカートリッジ(または、ス
キャナカートリッジ)に最適な解像度、インク吐出周波
数、ヒートパルス、CR速度、LF速度・改行量や回復
処理制御等の種々の印字条件(または、スキャナ読み取
り条件)を設定する(ステップS204)。そして、M
PU153により、キャリッジ20を主走査方向に移動
させるためにCRモータを駆動し(ステップS20
5)、記録ヘッドカートリッジに向けて記録データをセ
ットし(ステップS206)、記録ヘッドカートリッジ
を駆動する(ステップS207)。そして、記録ヘッド
カートリッジの1回の駆動毎にRAM155内に設けた
記録サイクルカウンタを1つずつ進め、この記録サイク
ルカウンタにより1ライン分の記録が完了したか否かを
判定する(ステップS208)。判定した結果、記録サ
イクルカウンタが1回走査において既定の記録ドット数
を超えていない場合には、ステップS205に復帰して
ステップS205〜S208の動作を繰り返し、既定の
記録ドット数を印字した場合には記録シート搬送を実施
する(ステップS209)。そして、次行の印字がある
か判断する(ステップS210)。次行の印字がある場
合にはステップS205に復帰してステップS205〜
S210までの動作を繰り返す。次行の印字がない場合
には終了する(ステップS211)。
【0050】本実施例では、アタッチメントカートリッ
ジの識別にインクエンドセンサの出力とキャリッジの位
置情報で識別したが、アタッチメントカートリッジに情
報を書き込んだROMを搭載し、装置本体側からROM
内の情報を読み出して識別するように構成することもで
きる。また、アタッチメントカートリッジの種類および
記録ヘッドカートリッジの種類をユーザーが直接ホスト
から入力指示してもよい。さらに、アタッチメントカー
トリッジに形状的なIDやバーコードラベル等を設けそ
れをリーフスイッチや光学センサ等の接触、非接触式の
センサで読み取って識別してもよい。
【0051】また、本実施例では、既存の記録ヘッドカ
ートリッジとして、キヤノン(株)製の記録ヘッドカー
トリッジを使用する場合を述べたが、当然他社の記録ヘ
ッドカートリッジを用いることも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
他機種の既存の記録ヘッドカートリッジを記録装置に装
着しうるように構成されたアタッチメントカートリッジ
を用いることにより、他機種の既存の各種の記録ヘッド
カートリッジを記録装置に装着することを可能にし、他
機種の記録ヘッドカートリッジの資源を有効活用するこ
とができ、記録ヘッドカートリッジを低コストで提供す
ることが可能となる。さらに、他機種の記録ヘッドカー
トリッジが持ち新しい記録ヘッドカートリッジが失って
しまった特徴をも有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液体噴射記録装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である液体噴射記録装置にお
ける記録ヘッドカートリッジを上方から見た斜視図であ
って、記録ヘッドカートリッジとインクカートリッジの
関係を示す。
【図3】本発明の一実施例である液体噴射記録装置にお
ける記録ヘッドカートリッジを下方から見た斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例である液体噴射記録装置にお
ける記録ヘッドカートリッジの分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である液体噴射記録装置にお
けるキャリッジを前面側から見た斜視図である。
【図6】本発明の一実施例である液体噴射記録装置にお
けるキャリッジを背面側から見た斜視図である。
【図7】本発明の一実施例である液体噴射記録装置の制
御回路の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に基づくアタッチメントカートリッジを
前方上方からみた斜視図であって、アタッチメントカー
トリッジと他機種の記録ヘッドカートリッジとの関係を
示す。
【図9】本発明に基づくアタッチメントカートリッジを
後方下方からみた斜視図である。
【図10】本発明の液体噴射記録装置による記録処理手
順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の液体噴射記録装置による印字動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アタッチメントカートリッジ 2 アタッチメントホルダ 3 アタッチメント電気配線基板 4 記録ヘッドカートリッジホルダ 5 記録ヘッドカートリッジセットレバー 6 アタッチメントカートリッジ識別ID 9 他機種の記録ヘッドカートリッジ 10 記録ヘッドカートリッジ 11 記録素子基板 13 電気配線基板 15 インクカートリッジホルダ 19 インクエンド検出窓 20 キャリッジ 22 カートリッジセットレバー 24 コンタクトFPC 26 キャリッジ基板 27 キャリッジFFC 50 インクカートリッジ 120 インクエンドセンサ 130 メイン基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA24 EB06 EB20 EB45 EB52 EC07 EC11 EC12 EC24 EC31 EC34 EC42 EC78 FA10 HA07 HA08 HA09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置に着脱可能に装着できるディス
    ポーザブルの記録ヘッドカートリッジを当該記録ヘッド
    カートリッジに対応していない他の型式の記録装置に装
    着する際に使用するアタッチメントカートリッジであっ
    て、前記記録ヘッドカートリッジを搭載した前記アタッ
    チメントカートリッジを前記他の型式の記録装置に装着
    することにより、前記記録ヘッドカートリッジを前記他
    の型式の記録装置上で使用することができるようにした
    ことを特徴とする記録ヘッドカートリッジ用アタッチメ
    ントカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記アタッチメントカートリッジは、前
    記他の型式の記録装置に対応した記録ヘッドカートリッ
    ジと形状互換であることを特徴とする請求項1記載の記
    録ヘッドカートリッジ用アタッチメントカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメントカートリッジは、前
    記他の型式の記録装置の信号配線および電力配線を、該
    アタッチメントカートリッジに搭載される当該記録ヘッ
    ドカートリッジを駆動するのに必要な信号配線および電
    力配線に変換する変換機能を備えていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の記録ヘッドカートリッジ用ア
    タッチメントカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントカートリッジは、該
    アタッチメントカートリッジの種類を識別する識別手段
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載の記録ヘッドカートリッジ用アタッチメ
    ントカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記アタッチメントカートリッジに搭載
    される各種の記録ヘッドカートリッジもしくはスキャナ
    カートリッジにそれらの種類を識別する識別手段を設け
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に
    記載の記録ヘッドカートリッジ用アタッチメントカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 ディスポーザブルの記録ヘッドカートリ
    ッジを着脱自在に装着できる記録装置において、前記記
    録装置に着脱可能に装着使用することができるように形
    成されたアタッチメントカートリッジに前記記録装置に
    対応していない他機種の記録ヘッドカートリッジを搭載
    し、前記アタッチメントカートリッジを前記記録装置に
    装着することにより、前記他機種の記録ヘッドカートリ
    ッジを前記記録装置上で使用することができるようにし
    たことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 前記アタッチメントカートリッジは、前
    記記録装置に対応した記録ヘッドカートリッジと形状互
    換であることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記アタッチメントカートリッジは、前
    記記録装置の信号配線および電力配線を、該アタッチメ
    ントカートリッジに搭載される前記他機種の記録ヘッド
    カートリッジを駆動するのに必要な信号配線および電力
    配線に変換する変換機能を備えていることを特徴とする
    請求項6または7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記アタッチメントカートリッジは、該
    アタッチメントカートリッジの種類を識別する識別手段
    を備えていることを特徴とする請求項6ないし8のいず
    れか1項に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記アタッチメントカートリッジに搭
    載される各種の他機種の記録ヘッドカートリッジもしく
    はスキャナカートリッジにそれらの種類を識別する識別
    手段を設けることを特徴とする請求項6ないし9のいず
    れか1項に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記アタッチメントカートリッジに搭
    載された前記他機種の記録ヘッドカートリッジもしくは
    スキャナカートリッジの種類に応じて、前記記録装置に
    おける解像度、吐出駆動周波数、ヒートパルス、CR速
    度、LF送り量/速度、回復処理方法等の印字制御もし
    くはスキャナ読み取り制御をそれぞれ変更して設定する
    ことを特徴とする請求項6ないし10のいずれか1項に
    記載の記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015298A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ機構搭載装置、その制御方法及びその制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007015298A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ機構搭載装置、その制御方法及びその制御プログラム
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