JP2002291949A - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
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- JP2002291949A JP2002291949A JP2001097774A JP2001097774A JP2002291949A JP 2002291949 A JP2002291949 A JP 2002291949A JP 2001097774 A JP2001097774 A JP 2001097774A JP 2001097774 A JP2001097774 A JP 2001097774A JP 2002291949 A JP2002291949 A JP 2002291949A
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- angle
- degrees
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- line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフクラブの現実的な使用環境において、
スコアラインの機能を有効に発揮することを可能にした
ゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 シャフトの先端部にヘッド11を備えた
ゴルフクラブにおいて、ヘッド11のフェース面16を
リーディングエッジから20mm以上の範囲である上側
領域16aと該リーディングエッジから20mm未満の
範囲である下側領域16bに区分したとき、上側領域1
6aに水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすス
コアラインSが存在し、下側領域16bに水平仮想線に
対して0〜15度の角度をなすスコアラインSが存在す
る。
スコアラインの機能を有効に発揮することを可能にした
ゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 シャフトの先端部にヘッド11を備えた
ゴルフクラブにおいて、ヘッド11のフェース面16を
リーディングエッジから20mm以上の範囲である上側
領域16aと該リーディングエッジから20mm未満の
範囲である下側領域16bに区分したとき、上側領域1
6aに水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすス
コアラインSが存在し、下側領域16bに水平仮想線に
対して0〜15度の角度をなすスコアラインSが存在す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドのフェース
面にスコアラインを設けたゴルフクラブに関し、更に詳
しくは、スコアラインの機能を有効に発揮するようにし
たゴルフクラブに関する。
面にスコアラインを設けたゴルフクラブに関し、更に詳
しくは、スコアラインの機能を有効に発揮するようにし
たゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴルフクラブのヘッドのフェー
ス面には、水平方向に延びる複数本のスコアラインが設
けられている。このようなスコアラインの効果として
は、(1)スコアラインのエッジによるボールへの食い付
きによるスピン増大効果と、(2)ボールとフェース面と
の間に挟まる水分、草、泥等を排除することによるスピ
ン減少回避効果とがある。つまり、(1) は積極的にスピ
ン量を増大する効果であり、(2) はスピン量を維持しよ
うとする効果である。
ス面には、水平方向に延びる複数本のスコアラインが設
けられている。このようなスコアラインの効果として
は、(1)スコアラインのエッジによるボールへの食い付
きによるスピン増大効果と、(2)ボールとフェース面と
の間に挟まる水分、草、泥等を排除することによるスピ
ン減少回避効果とがある。つまり、(1) は積極的にスピ
ン量を増大する効果であり、(2) はスピン量を維持しよ
うとする効果である。
【0003】ここで、ゴルフクラブの使用環境を加味し
てスコアラインの機能について考える。(1) の効果に関
して、フェース面の下の部分で打球されたボールは、ギ
ア効果の影響によりスコアラインのエッジによるボール
への食い付きが増大し、フェース面の上の部分で打球さ
れたボールは、ギア効果の影響によりスコアラインのエ
ッジによるボールへの食い付きが減少する。
てスコアラインの機能について考える。(1) の効果に関
して、フェース面の下の部分で打球されたボールは、ギ
ア効果の影響によりスコアラインのエッジによるボール
への食い付きが増大し、フェース面の上の部分で打球さ
れたボールは、ギア効果の影響によりスコアラインのエ
ッジによるボールへの食い付きが減少する。
【0004】一方、(2) の効果に関して、ボールとフェ
ース面との間に水分、草、泥等が介入した場合、フェー
ス面の下の部分で打球されたボールは、フェース面の上
方に滑り、スピン量が減少し、フェース面の上の部分で
打球されたボールは、フェース面の更に上方に滑り、ス
ピン量が減少する。いずれにしてもボールはフェース面
の上方に向けて滑る。
ース面との間に水分、草、泥等が介入した場合、フェー
ス面の下の部分で打球されたボールは、フェース面の上
方に滑り、スピン量が減少し、フェース面の上の部分で
打球されたボールは、フェース面の更に上方に滑り、ス
ピン量が減少する。いずれにしてもボールはフェース面
の上方に向けて滑る。
【0005】また、現象的に考えると、草の短いフェア
ウェイからのショットは、フェース面の下の部分で打球
され、草の長いラフからのショットは、フェース面の上
の部分で打球される傾向がある。そして、フェアウェイ
からのショットは、スピン量が比較的多くなり、ラフか
らのショットは、スピン量が比較的少なくなる傾向があ
る。これは、フェアウェイからのショットは水分、草、
泥等がフェース面とボールとの間に殆ど介入せず、ラフ
からのショットは水分、草、泥等がフェース面とボール
との間に介入するためである。
ウェイからのショットは、フェース面の下の部分で打球
され、草の長いラフからのショットは、フェース面の上
の部分で打球される傾向がある。そして、フェアウェイ
からのショットは、スピン量が比較的多くなり、ラフか
らのショットは、スピン量が比較的少なくなる傾向があ
る。これは、フェアウェイからのショットは水分、草、
泥等がフェース面とボールとの間に殆ど介入せず、ラフ
からのショットは水分、草、泥等がフェース面とボール
との間に介入するためである。
【0006】以上より、ゴルフクラブにおいて、フェー
ス面の下の部分に存在するスコアラインには、主として
(1) の性能が要求され、(2) の性能はあまり要求されな
いが、フェース面の上の部分に存在するスコアラインに
は、主として(2) の性能が要求され、(1) の性能はあま
り要求されないのである。
ス面の下の部分に存在するスコアラインには、主として
(1) の性能が要求され、(2) の性能はあまり要求されな
いが、フェース面の上の部分に存在するスコアラインに
は、主として(2) の性能が要求され、(1) の性能はあま
り要求されないのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ゴル
フクラブの現実的な使用環境において、スコアラインの
機能を有効に発揮することを可能にしたゴルフクラブを
提供することにある。
フクラブの現実的な使用環境において、スコアラインの
機能を有効に発揮することを可能にしたゴルフクラブを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のゴルフクラブは、シャフトの先端部にヘッド
を備えたゴルフクラブにおいて、前記ヘッドのフェース
面をリーディングエッジから20mm以上の範囲である
上側領域と該リーディングエッジから20mm未満の範
囲である下側領域に区分したとき、前記上側領域に水平
仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアライン
が存在し、前記下側領域に水平仮想線に対して0〜15
度の角度をなすスコアラインが存在することを特徴とす
るものである。
の本発明のゴルフクラブは、シャフトの先端部にヘッド
を備えたゴルフクラブにおいて、前記ヘッドのフェース
面をリーディングエッジから20mm以上の範囲である
上側領域と該リーディングエッジから20mm未満の範
囲である下側領域に区分したとき、前記上側領域に水平
仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアライン
が存在し、前記下側領域に水平仮想線に対して0〜15
度の角度をなすスコアラインが存在することを特徴とす
るものである。
【0009】このようにフェース面の上側領域及び下側
領域にそれぞれ水平仮想線に対して特定の角度を有する
スコアラインを配置することにより、下側領域のスコア
ラインについてはボールに食い付き易くしてスピン量の
増大効果を高める一方で、上側領域のスコアラインにつ
いては水分、草、泥等の排除を容易にしてスピン量を維
持しようとする効果を高めることができる。つまり、ゴ
ルフクラブの現実的な使用環境において、スコアライン
の機能を有効に発揮することができる。その結果、バッ
クスピンをかけるような用途や打球の高さを得るような
用途において良好な結果を得ることができ、飛距離の精
度を向上することができる。
領域にそれぞれ水平仮想線に対して特定の角度を有する
スコアラインを配置することにより、下側領域のスコア
ラインについてはボールに食い付き易くしてスピン量の
増大効果を高める一方で、上側領域のスコアラインにつ
いては水分、草、泥等の排除を容易にしてスピン量を維
持しようとする効果を高めることができる。つまり、ゴ
ルフクラブの現実的な使用環境において、スコアライン
の機能を有効に発揮することができる。その結果、バッ
クスピンをかけるような用途や打球の高さを得るような
用途において良好な結果を得ることができ、飛距離の精
度を向上することができる。
【0010】上記ゴルフクラブにおいて、水分、草、泥
等の排除を更に容易するために、上側領域に存在する水
平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアライ
ンはヘッドのトウ側からヒール側に向けて低くなるよう
に配置することが好ましい。同様の理由から、上側領域
に存在する水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインの総長さは100mm以上であることが
好ましい。また、フェース面に設けるスコアラインは、
その与えられた機能を十分に発揮するために、直線状で
あることが好ましい。
等の排除を更に容易するために、上側領域に存在する水
平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアライ
ンはヘッドのトウ側からヒール側に向けて低くなるよう
に配置することが好ましい。同様の理由から、上側領域
に存在する水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインの総長さは100mm以上であることが
好ましい。また、フェース面に設けるスコアラインは、
その与えられた機能を十分に発揮するために、直線状で
あることが好ましい。
【0011】本発明は、各種ゴルフクラブに適用するこ
とが可能であるが、特にヘッドのロフト角度が45度以
上であるゴルフクラブに適用した場合に顕著な作用効果
を得ることができる。
とが可能であるが、特にヘッドのロフト角度が45度以
上であるゴルフクラブに適用した場合に顕著な作用効果
を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。
の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施形態からなるゴルフク
ラブのヘッドを示す正面図、図2はその側面図である。
本発明のゴルフクラブは、シャフトの先端部に取り付け
たヘッド11のフェース面16に複数本のスコアライン
Sを設けると共に、このフェース面16を上側領域16
aと下側領域16bに区分し、これら上側領域16a及
び下側領域16bにおいて水平仮想線に対するスコアラ
インSの角度を特定したものである。図において、任意
のスコアラインだけを符号Sで示しているが、フェース
面16内に太線で描かれたラインの全てがスコアライン
である。
ラブのヘッドを示す正面図、図2はその側面図である。
本発明のゴルフクラブは、シャフトの先端部に取り付け
たヘッド11のフェース面16に複数本のスコアライン
Sを設けると共に、このフェース面16を上側領域16
aと下側領域16bに区分し、これら上側領域16a及
び下側領域16bにおいて水平仮想線に対するスコアラ
インSの角度を特定したものである。図において、任意
のスコアラインだけを符号Sで示しているが、フェース
面16内に太線で描かれたラインの全てがスコアライン
である。
【0014】上側領域16aは、図1及び図2に示すよ
うに、ヘッド11をライ角度通りに設置した場合のリー
ディングエッジからフェース面16上に沿った水平仮想
線と直交する方向に測定される距離Dが20mmとなる
位置Xより上側の範囲である。即ち、D≧20mmの範
囲である。この上側領域16aをリーディングエッジか
ら20mm以上の範囲に限定した理由は、該範囲内で打
球されるボールは、ギア効果の影響により、ボールとフ
ェース面との摩擦に起因してバックスピンを生じる力が
比較的小さいからである。つまり、上側領域16aに存
在するスコアラインSに本来求められる性能は、ボール
との食い付きを強くすることでバックスピンの増大効果
を図ることではなく、むしろボールとフェース面との間
に挟まる水、草、泥等を排除することでバックスピンの
減少を回避することである。そのため、この領域には、
水、草、泥等の排除を容易にする縦方向のスコアライ
ン、つまり水平仮想線に対して或る程度の角度を持った
スコアラインが望まれる。
うに、ヘッド11をライ角度通りに設置した場合のリー
ディングエッジからフェース面16上に沿った水平仮想
線と直交する方向に測定される距離Dが20mmとなる
位置Xより上側の範囲である。即ち、D≧20mmの範
囲である。この上側領域16aをリーディングエッジか
ら20mm以上の範囲に限定した理由は、該範囲内で打
球されるボールは、ギア効果の影響により、ボールとフ
ェース面との摩擦に起因してバックスピンを生じる力が
比較的小さいからである。つまり、上側領域16aに存
在するスコアラインSに本来求められる性能は、ボール
との食い付きを強くすることでバックスピンの増大効果
を図ることではなく、むしろボールとフェース面との間
に挟まる水、草、泥等を排除することでバックスピンの
減少を回避することである。そのため、この領域には、
水、草、泥等の排除を容易にする縦方向のスコアライ
ン、つまり水平仮想線に対して或る程度の角度を持った
スコアラインが望まれる。
【0015】この上側領域16aには、水平仮想線に対
して30〜90度、好ましくは40〜90度、更に好ま
しくは50〜90度の角度をなすスコアラインSを配置
する。上記角度範囲を選択することにより、打球時にボ
ールとフェース面との間に挟まる水分、草、泥等を十分
に排除することが可能であり、バックスピンの減少を最
小限に抑えることが可能になる。
して30〜90度、好ましくは40〜90度、更に好ま
しくは50〜90度の角度をなすスコアラインSを配置
する。上記角度範囲を選択することにより、打球時にボ
ールとフェース面との間に挟まる水分、草、泥等を十分
に排除することが可能であり、バックスピンの減少を最
小限に抑えることが可能になる。
【0016】下側領域16bは、図1及び図2に示すよ
うに、ヘッド11をライ角度通りに設置した場合のリー
ディングエッジからフェース面16上に沿った水平仮想
線と直交する方向に測定される距離Dが20mmとなる
位置Xより下側の範囲である。即ち、D<20mmの範
囲である。この下側領域16bをリーディングエッジか
ら20mm未満の範囲に限定した理由は、該範囲内で打
球されるボールは、ギア効果の影響により、ボールとフ
ェース面との摩擦に起因してバックスピンを生じる力が
比較的大きいからである。つまり、下側領域16bに存
在するスコアラインSに本来求められる性能は、ボール
とフェース面との間に挟まる水、草、泥等を排除するこ
とでバックスピンの減少を回避することではなく、むし
ろボールとの食い付きを強くすることでバックスピンの
増大効果を図ることである。そのため、この領域には、
ボールの食い付き効果を大きくする横方向のスコアライ
ン、つまり水平仮想線に対して略平行なスコアラインが
望まれる。
うに、ヘッド11をライ角度通りに設置した場合のリー
ディングエッジからフェース面16上に沿った水平仮想
線と直交する方向に測定される距離Dが20mmとなる
位置Xより下側の範囲である。即ち、D<20mmの範
囲である。この下側領域16bをリーディングエッジか
ら20mm未満の範囲に限定した理由は、該範囲内で打
球されるボールは、ギア効果の影響により、ボールとフ
ェース面との摩擦に起因してバックスピンを生じる力が
比較的大きいからである。つまり、下側領域16bに存
在するスコアラインSに本来求められる性能は、ボール
とフェース面との間に挟まる水、草、泥等を排除するこ
とでバックスピンの減少を回避することではなく、むし
ろボールとの食い付きを強くすることでバックスピンの
増大効果を図ることである。そのため、この領域には、
ボールの食い付き効果を大きくする横方向のスコアライ
ン、つまり水平仮想線に対して略平行なスコアラインが
望まれる。
【0017】この下側領域16bには、水平仮想線に対
して0〜15度、好ましくは0〜10度の角度をなすス
コアラインSを配置する。上記角度範囲を選択すること
により、打球時のボールの食い付き効果をより大きくす
ることが可能であり、バックスピンを増大することが可
能になる。
して0〜15度、好ましくは0〜10度の角度をなすス
コアラインSを配置する。上記角度範囲を選択すること
により、打球時のボールの食い付き効果をより大きくす
ることが可能であり、バックスピンを増大することが可
能になる。
【0018】上述の水平仮想線とは、ヘッドをライ角度
通りに設置した場合の基準面と平行な線を指す。つま
り、図3に示すように、水平仮想線33はヘッド11を
ライ角度通りに設置した場合の基準面32と平行な線で
ある。そして、スコアラインSと水平仮想線33とのな
す角度は、フェース面上における角度θにて表されるも
のである。
通りに設置した場合の基準面と平行な線を指す。つま
り、図3に示すように、水平仮想線33はヘッド11を
ライ角度通りに設置した場合の基準面32と平行な線で
ある。そして、スコアラインSと水平仮想線33とのな
す角度は、フェース面上における角度θにて表されるも
のである。
【0019】スコアラインSは、フェース面16に形成
した溝から構成されている。このスコアラインSとして
は、直線状のものの他に曲線状のものも含まれるが、特
に直線状であることが好ましい。スコアラインSが直線
状であると、上述したボールの食い付き効果及びボール
とフェース面との間に挟まる水分、草、泥等の排除効果
が更に大きくなる。スコアラインSには、連続的に延在
する溝に加えてパンチマーク等を併用しても良い。
した溝から構成されている。このスコアラインSとして
は、直線状のものの他に曲線状のものも含まれるが、特
に直線状であることが好ましい。スコアラインSが直線
状であると、上述したボールの食い付き効果及びボール
とフェース面との間に挟まる水分、草、泥等の排除効果
が更に大きくなる。スコアラインSには、連続的に延在
する溝に加えてパンチマーク等を併用しても良い。
【0020】スコアラインSが曲線状である場合、その
傾斜角度の特定は以下のようにして行う。つまり、図4
に示すように、曲線状のスコアラインSの始点Eと終点
E’とを結ぶ線Lと水平仮想線33とのなす角度θ’に
よって特定される。このとき、始点E及び終点E’は溝
幅の中点である。
傾斜角度の特定は以下のようにして行う。つまり、図4
に示すように、曲線状のスコアラインSの始点Eと終点
E’とを結ぶ線Lと水平仮想線33とのなす角度θ’に
よって特定される。このとき、始点E及び終点E’は溝
幅の中点である。
【0021】スコアラインSの断面形状は特に限定され
るものではなく、V字型、U字型、矩形等にすることが
できる。なお、スコアラインの幅、深さ、断面形状、ス
コアライン同士の間隔、パンチマークの面積、深さ等
は、ゴルフ規則により規定されているが、その規定内に
設定することは、必要に応じて当業者が適宜選択するこ
とが可能である。
るものではなく、V字型、U字型、矩形等にすることが
できる。なお、スコアラインの幅、深さ、断面形状、ス
コアライン同士の間隔、パンチマークの面積、深さ等
は、ゴルフ規則により規定されているが、その規定内に
設定することは、必要に応じて当業者が適宜選択するこ
とが可能である。
【0022】上記ゴルフクラブにおいて、上側領域16
aに存在する水平仮想線に対して30〜90度の角度を
なすスコアラインSは、好ましくはヘッド11のトウ側
からヒール側に向けて低くなっている。つまり、打球さ
れたボールはフェース面との接触中に、ゴルフクラブの
構造、人間のスイング形態、シャフトの撓り等の要素に
より、フェース面のヒール下部からトウ上部へ動こうと
する力が働く。そのため、打球時にボールとフェース面
との間に挟まる水分、草、泥等をより効果的に排除する
ためには、スコアラインSをトウ側からヒール側に向け
て低くすることが望ましい。
aに存在する水平仮想線に対して30〜90度の角度を
なすスコアラインSは、好ましくはヘッド11のトウ側
からヒール側に向けて低くなっている。つまり、打球さ
れたボールはフェース面との接触中に、ゴルフクラブの
構造、人間のスイング形態、シャフトの撓り等の要素に
より、フェース面のヒール下部からトウ上部へ動こうと
する力が働く。そのため、打球時にボールとフェース面
との間に挟まる水分、草、泥等をより効果的に排除する
ためには、スコアラインSをトウ側からヒール側に向け
て低くすることが望ましい。
【0023】また、上側領域16aに存在する水平仮想
線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さは100mm以上、好ましくは150mm以上で
あることが好ましい。このスコアラインSの総長さと
は、上側領域16aで上記角度条件を満足する各スコア
ラインSの長さの総和である。なお、スコアラインSが
曲線状である場合は、前述した直線Lの長さを用いるも
のとする。
線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さは100mm以上、好ましくは150mm以上で
あることが好ましい。このスコアラインSの総長さと
は、上側領域16aで上記角度条件を満足する各スコア
ラインSの長さの総和である。なお、スコアラインSが
曲線状である場合は、前述した直線Lの長さを用いるも
のとする。
【0024】本発明は、特にヘッド11のロフト角度α
が45度以上であるゴルフクラブに好適である。ロフト
角度αが45度以上であるゴルフクラブは、主にウェッ
ジ類と呼ばれる打球のバックスピン量が比較的多いゴル
フクラブである。このようなゴルフクラブでは、ボール
とフェース面との間に水分、草、泥等が介入した際のバ
ックスピンの減少が大きく、特にバックスピンの減少を
回避することが望まれている。本発明によれば、ロフト
角度αが45度以上であるゴルフクラブについて、バッ
クスピンの減少を回避し、その要求性能を十分に発揮す
ることが可能になる。
が45度以上であるゴルフクラブに好適である。ロフト
角度αが45度以上であるゴルフクラブは、主にウェッ
ジ類と呼ばれる打球のバックスピン量が比較的多いゴル
フクラブである。このようなゴルフクラブでは、ボール
とフェース面との間に水分、草、泥等が介入した際のバ
ックスピンの減少が大きく、特にバックスピンの減少を
回避することが望まれている。本発明によれば、ロフト
角度αが45度以上であるゴルフクラブについて、バッ
クスピンの減少を回避し、その要求性能を十分に発揮す
ることが可能になる。
【0025】ロフト角度αは、図1及び図2に示すよう
に、ヘッド11を基準面32上にライ角度通りに設置
し、そのシャフト軸を含み基準面32に直交する平面P
を想定し、該平面Pに対して直交する目標方向にフェー
ス面16を向けたとき、平面Pとフェース面16とがな
す角度である。このロフト角度αは、フェース面16の
スイートスポットの位置で測定されるものである。スイ
ートスポットはヘッド11の重心Gからフェース面16
に下ろした垂線と該フェース面16との交点gである。
つまり、フェース面16が平面及び曲面のいずれであっ
てもスイートスポットの位置を測定点としてロフト角度
αが特定される。
に、ヘッド11を基準面32上にライ角度通りに設置
し、そのシャフト軸を含み基準面32に直交する平面P
を想定し、該平面Pに対して直交する目標方向にフェー
ス面16を向けたとき、平面Pとフェース面16とがな
す角度である。このロフト角度αは、フェース面16の
スイートスポットの位置で測定されるものである。スイ
ートスポットはヘッド11の重心Gからフェース面16
に下ろした垂線と該フェース面16との交点gである。
つまり、フェース面16が平面及び曲面のいずれであっ
てもスイートスポットの位置を測定点としてロフト角度
αが特定される。
【0026】ロフト角度αの測定は、昇峰企業社製の高
爾夫球頭測度台、ゴルフギャレーヂ社製のゴルフクラブ
アングル測定器、ゴルフスミス社製のゴルフクラブゲー
ジ等の測定器により可能である。このような測定器は公
知のものであれば良く、本発明において特に限定される
ものではない。
爾夫球頭測度台、ゴルフギャレーヂ社製のゴルフクラブ
アングル測定器、ゴルフスミス社製のゴルフクラブゲー
ジ等の測定器により可能である。このような測定器は公
知のものであれば良く、本発明において特に限定される
ものではない。
【0027】ここで、ライ角度通りに設置とは、図5に
示すように、ヘッド11のソール面34のラウンドと基
準面32とのなす隙間がソール面34のトウ側の端部T
とヒール側の端部Hにて略等しくなる状態である。ソー
ル面34のラウンドが不明瞭な場合は、ライ角度(度)
=(100−クラブ長さ(インチ))にて設定される。
例えば、36インチのクラブ長さであれば、ライ角度は
100−36=64度になる。
示すように、ヘッド11のソール面34のラウンドと基
準面32とのなす隙間がソール面34のトウ側の端部T
とヒール側の端部Hにて略等しくなる状態である。ソー
ル面34のラウンドが不明瞭な場合は、ライ角度(度)
=(100−クラブ長さ(インチ))にて設定される。
例えば、36インチのクラブ長さであれば、ライ角度は
100−36=64度になる。
【0028】クラブ長さは、社団法人日本ゴルフ用品協
会が規準とするトラディショナル・スタンダード測定法
により測定される。即ち、ヘッドにおけるソール面とネ
ック部の背部との接点からグリップエンド(キャップの
丸みを含まない)までの長さである。測定器としては、
株式会社鴨下精衡所製のクラブ・メジャーIIが挙げられ
る。
会が規準とするトラディショナル・スタンダード測定法
により測定される。即ち、ヘッドにおけるソール面とネ
ック部の背部との接点からグリップエンド(キャップの
丸みを含まない)までの長さである。測定器としては、
株式会社鴨下精衡所製のクラブ・メジャーIIが挙げられ
る。
【0029】本発明において、フェース面16の曲率は
特に限定されるものではないが、その曲率半径が600
mm以上であることが好ましい。このフェース面16の
曲率半径が600mm以上であることにより、フェース
面16の全体にわたって安定したバックスピンを得るこ
とが可能になる。
特に限定されるものではないが、その曲率半径が600
mm以上であることが好ましい。このフェース面16の
曲率半径が600mm以上であることにより、フェース
面16の全体にわたって安定したバックスピンを得るこ
とが可能になる。
【0030】図6〜図28はそれぞれ本発明の具体例を
示すものである。図6において、スコアラインSは、上
側領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側
領域で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上
側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度を
なすスコアラインSの総長さはいずれも395mmであ
る。
示すものである。図6において、スコアラインSは、上
側領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側
領域で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上
側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度を
なすスコアラインSの総長さはいずれも395mmであ
る。
【0031】図7において、スコアラインSは、上側領
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、
上側領域のスコアラインSは下側領域のスコアラインS
に接している。上側領域において、水平仮想線に対して
30〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ、4
0〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ、50
〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さはいずれ
も395mmである。
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、
上側領域のスコアラインSは下側領域のスコアラインS
に接している。上側領域において、水平仮想線に対して
30〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ、4
0〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ、50
〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さはいずれ
も395mmである。
【0032】図8において、スコアラインSは、上側領
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、
下側領域のスコアラインSは間隔が不均一になってい
る。上側領域において、水平仮想線に対して30〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395m
mである。
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、
下側領域のスコアラインSは間隔が不均一になってい
る。上側領域において、水平仮想線に対して30〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395m
mである。
【0033】図9において、スコアラインSは、上側領
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して10度の角度をなし、かつトウ側
からヒール側に向けて高くなっている。上側領域におい
て、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコア
ラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さはいずれも395mmである。
域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領域
で水平仮想線に対して10度の角度をなし、かつトウ側
からヒール側に向けて高くなっている。上側領域におい
て、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコア
ラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さはいずれも395mmである。
【0034】図10において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して10度の角度をなし、かつトウ
側からヒール側に向けて低くなっている。上側領域にお
いて、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコア
ラインSの総長さはいずれも395mmである。
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して10度の角度をなし、かつトウ
側からヒール側に向けて低くなっている。上側領域にお
いて、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコア
ラインSの総長さはいずれも395mmである。
【0035】図11において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して0〜10度の角度をなし、かつ
トウ側からヒール側に向けてフレアー状に広がってい
る。上側領域において、水平仮想線に対して30〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395m
mである。
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して0〜10度の角度をなし、かつ
トウ側からヒール側に向けてフレアー状に広がってい
る。上側領域において、水平仮想線に対して30〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395m
mである。
【0036】図12において、スコアラインSは、上側
領域の一部(中央部)で水平仮想線に対して90度の角
度をなし、上側領域の両サイド部及び下側領域で水平仮
想線に対して0度の角度をなしている。即ち、上側領域
では縦と横のスコアラインSが混在している。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも135mmである。
領域の一部(中央部)で水平仮想線に対して90度の角
度をなし、上側領域の両サイド部及び下側領域で水平仮
想線に対して0度の角度をなしている。即ち、上側領域
では縦と横のスコアラインSが混在している。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも135mmである。
【0037】図13において、スコアラインSは、上側
領域で湾曲しつつ水平仮想線に対して90度の角度をな
し、下側領域で水平仮想線に対して0度の角度をなして
いる。上側領域において、水平仮想線に対して30〜9
0度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395
mmである。
領域で湾曲しつつ水平仮想線に対して90度の角度をな
し、下側領域で水平仮想線に対して0度の角度をなして
いる。上側領域において、水平仮想線に対して30〜9
0度の角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90
度の角度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度
の角度をなすスコアラインSの総長さはいずれも395
mmである。
【0038】図14において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して45度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さはいずれも390mmである。
領域で水平仮想線に対して45度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さはいずれも390mmである。
【0039】図15において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも436mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも436mmである。
【0040】図16において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、上
側領域のスコアラインSは間隔が不均一になっている。
上側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さはいずれも429mmで
ある。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、上
側領域のスコアラインSは間隔が不均一になっている。
上側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の
角度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さはいずれも429mmで
ある。
【0041】図17において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60〜90度の角度をなし、
かつトウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側
領域で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。ま
た、上側領域のスコアラインSは下側から上側に向けて
フレアー状に広がっている。上側領域において、水平仮
想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインS
の総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さはいずれも373mmである。
領域で水平仮想線に対して60〜90度の角度をなし、
かつトウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側
領域で水平仮想線に対して0度の角度をなしている。ま
た、上側領域のスコアラインSは下側から上側に向けて
フレアー状に広がっている。上側領域において、水平仮
想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインS
の総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さはいずれも373mmである。
【0042】図18において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、ス
コアラインSは不連続な構成になっている。上側領域に
おいて、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さはいずれも376mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、ス
コアラインSは不連続な構成になっている。上側領域に
おいて、水平仮想線に対して30〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコ
アラインSの総長さはいずれも376mmである。
【0043】図19において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、上
側領域のスコアラインSは連続な線と不連続なパンチマ
ークとを組み合わせたものである。上側領域において、
水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコアライ
ンSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアライン
Sの総長さはいずれも220mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、上
側領域のスコアラインSは連続な線と不連続なパンチマ
ークとを組み合わせたものである。上側領域において、
水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコアライ
ンSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアライン
Sの総長さはいずれも220mmである。
【0044】図20において、スコアラインSは、上側
領域でランダムな角度を持ち、かつトウ側からヒール側
に向けて低くなっており、下側領域で水平仮想線に対し
て0度の角度をなしている。上側領域において、水平仮
想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインS
の総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さはいずれも308mmであり、50〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さは290mmである。
領域でランダムな角度を持ち、かつトウ側からヒール側
に向けて低くなっており、下側領域で水平仮想線に対し
て0度の角度をなしている。上側領域において、水平仮
想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインS
の総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さはいずれも308mmであり、50〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さは290mmである。
【0045】図21において、スコアラインSは、上側
領域の一部(トウ側部分)で水平仮想線に対して60度
の角度をなし、かつトウ側からヒール側に向けて低くな
っており、上側領域の残部及び下側領域で水平仮想線に
対して0度の角度をなしている。これは、特定の打点位
置についてバックスピン特性を改善するものである。上
側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度を
なすスコアラインSの総長さはいずれも178mmであ
る。
領域の一部(トウ側部分)で水平仮想線に対して60度
の角度をなし、かつトウ側からヒール側に向けて低くな
っており、上側領域の残部及び下側領域で水平仮想線に
対して0度の角度をなしている。これは、特定の打点位
置についてバックスピン特性を改善するものである。上
側領域において、水平仮想線に対して30〜90度の角
度をなすスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度
をなすスコアラインSの総長さ、50〜90度の角度を
なすスコアラインSの総長さはいずれも178mmであ
る。
【0046】図22において、スコアラインSは、上側
領域で主として水平仮想線に対して60度の角度をな
し、かつトウ側からヒール側に向けて低くなっており、
下側領域で主として水平仮想線に対して0度の角度をな
している。また、フェース面16の一部にはスコアライ
ンSが形成されていない。上側領域において、水平仮想
線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さはいずれも274mmである。
領域で主として水平仮想線に対して60度の角度をな
し、かつトウ側からヒール側に向けて低くなっており、
下側領域で主として水平仮想線に対して0度の角度をな
している。また、フェース面16の一部にはスコアライ
ンSが形成されていない。上側領域において、水平仮想
線に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの
総長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さはいずれも274mmである。
【0047】図23において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、フ
ェース面16は上側領域におけるスコアラインSの傾斜
に合わせて斜めに設定されている。上側領域において、
水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコアライ
ンSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアライン
Sの総長さはいずれも476mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、フ
ェース面16は上側領域におけるスコアラインSの傾斜
に合わせて斜めに設定されている。上側領域において、
水平仮想線に対して30〜90度の角度をなすスコアラ
インSの総長さ、40〜90度の角度をなすスコアライ
ンSの総長さ、50〜90度の角度をなすスコアライン
Sの総長さはいずれも476mmである。
【0048】図24において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、フ
ェース面16は上側領域におけるスコアラインSの傾斜
に合わせてその一部が斜めに設定されている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも476mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。また、フ
ェース面16は上側領域におけるスコアラインSの傾斜
に合わせてその一部が斜めに設定されている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも476mmである。
【0049】図25において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して45度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて高くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さはいずれも386mmである。
領域で水平仮想線に対して45度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて高くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さはいずれも386mmである。
【0050】図26において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて高くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも430mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて高くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度の角度をなしている。上側領域
において、水平仮想線に対して30〜90度の角度をな
すスコアラインSの総長さ、40〜90度の角度をなす
スコアラインSの総長さ、50〜90度の角度をなすス
コアラインSの総長さはいずれも430mmである。
【0051】図27において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して0度又は90度の角度をなして
いる。即ち、下側領域では水平仮想線に対して0度のス
コアラインSと水平仮想線に対して90度のスコアライ
ンSとが交差している。上側領域において、水平仮想線
に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ
はいずれも395mmである。
領域で水平仮想線に対して90度の角度をなし、下側領
域で水平仮想線に対して0度又は90度の角度をなして
いる。即ち、下側領域では水平仮想線に対して0度のス
コアラインSと水平仮想線に対して90度のスコアライ
ンSとが交差している。上側領域において、水平仮想線
に対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの総
長さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ
はいずれも395mmである。
【0052】図28において、スコアラインSは、上側
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度又は60度の角度をなしてい
る。即ち、下側領域では水平仮想線に対して0度のスコ
アラインSと水平仮想線に対して60度のスコアライン
Sとが交差している。上側領域において、水平仮想線に
対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ
はいずれも436mmである。
領域で水平仮想線に対して60度の角度をなし、かつト
ウ側からヒール側に向けて低くなっており、下側領域で
水平仮想線に対して0度又は60度の角度をなしてい
る。即ち、下側領域では水平仮想線に対して0度のスコ
アラインSと水平仮想線に対して60度のスコアライン
Sとが交差している。上側領域において、水平仮想線に
対して30〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、40〜90度の角度をなすスコアラインSの総長
さ、50〜90度の角度をなすスコアラインSの総長さ
はいずれも436mmである。
【0053】図29は従来例を示すものである。図29
において、スコアラインSは全域で水平仮想線に対して
0度の角度をなしている。
において、スコアラインSは全域で水平仮想線に対して
0度の角度をなしている。
【0054】図30は比較例を示すものである。図30
において、スコアラインSは、上側領域で水平仮想線に
対して20度の角度をなし、かつトウ側からヒール側に
向けて低くなっており、下側領域で水平仮想線に対して
0度の角度をなしている。
において、スコアラインSは、上側領域で水平仮想線に
対して20度の角度をなし、かつトウ側からヒール側に
向けて低くなっており、下側領域で水平仮想線に対して
0度の角度をなしている。
【0055】
【実施例】ロフト角度52度のヘッドを備えたゴルフク
ラブにおいて、スコアラインの傾斜角度だけを種々異な
らせた実施例1(図6)、実施例2(図14)、実施例
3(図15)、実施例4(図26)、従来例(図2
9)、比較例(図30)をそれぞれ製作した。
ラブにおいて、スコアラインの傾斜角度だけを種々異な
らせた実施例1(図6)、実施例2(図14)、実施例
3(図15)、実施例4(図26)、従来例(図2
9)、比較例(図30)をそれぞれ製作した。
【0056】これらゴルフクラブについて、7mmのテ
ィーアップ、芝の長さ15mm(フェアウェイ相当)、
芝の長さ35mm(セミラフ相当)、芝の長さ60mm
(ラフ相当)の4条件で打球し、飛距離のバラツキを評
価し、その結果を表1に示した。評価方法として、1人
のゴルファーが10球ずつ打球して飛距離の標準偏差を
求めた。以上の評価を各ゴルフクラブについて10人の
ゴルファーが行い、10人の標準偏差の平均を求めた。
評価結果は、標準偏差の平均の逆数を用い、各打球条件
について従来例を100とする指数にて示した。この指
数値が大きいほど飛距離の精度が高いことを意味する。
ィーアップ、芝の長さ15mm(フェアウェイ相当)、
芝の長さ35mm(セミラフ相当)、芝の長さ60mm
(ラフ相当)の4条件で打球し、飛距離のバラツキを評
価し、その結果を表1に示した。評価方法として、1人
のゴルファーが10球ずつ打球して飛距離の標準偏差を
求めた。以上の評価を各ゴルフクラブについて10人の
ゴルファーが行い、10人の標準偏差の平均を求めた。
評価結果は、標準偏差の平均の逆数を用い、各打球条件
について従来例を100とする指数にて示した。この指
数値が大きいほど飛距離の精度が高いことを意味する。
【0057】
【表1】 表1から判るように、実施例1〜4のゴルフクラブは、
いずれも従来例及び比較例に比べて飛距離の精度が高く
なっていた。
いずれも従来例及び比較例に比べて飛距離の精度が高く
なっていた。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ャフトの先端部にヘッドを備えたゴルフクラブにおい
て、ヘッドのフェース面をリーディングエッジから20
mm以上の範囲である上側領域と該リーディングエッジ
から20mm未満の範囲である下側領域に区分したと
き、上側領域に水平仮想線に対して30〜90度の角度
をなすスコアラインが存在し、下側領域に水平仮想線に
対して0〜15度の角度をなすスコアラインが存在する
ようにしたから、スコアラインの機能を有効に発揮する
ことができ、その結果として、飛距離の精度を向上する
ことができる。
ャフトの先端部にヘッドを備えたゴルフクラブにおい
て、ヘッドのフェース面をリーディングエッジから20
mm以上の範囲である上側領域と該リーディングエッジ
から20mm未満の範囲である下側領域に区分したと
き、上側領域に水平仮想線に対して30〜90度の角度
をなすスコアラインが存在し、下側領域に水平仮想線に
対して0〜15度の角度をなすスコアラインが存在する
ようにしたから、スコアラインの機能を有効に発揮する
ことができ、その結果として、飛距離の精度を向上する
ことができる。
【図1】本発明の実施形態からなるゴルフクラブのヘッ
ドを示す正面図である。
ドを示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態からなるゴルフクラブのヘッ
ドを示す側面図である。
ドを示す側面図である。
【図3】水平仮想線と直線状のスコアラインとの角度を
説明するためのヘッドの正面図である。
説明するためのヘッドの正面図である。
【図4】水平仮想線と曲線状のスコアラインとの角度を
説明するためのヘッドの正面図である。
説明するためのヘッドの正面図である。
【図5】ライ角度通りの設置状態を説明するためのヘッ
ドの正面図である。
ドの正面図である。
【図6】本発明のゴルフクラブのヘッドの具体例を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】本発明のゴルフクラブのヘッドの他の具体例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図8】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具体
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図9】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具体
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図10】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図11】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図12】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図13】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図14】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図15】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図16】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図17】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図18】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図19】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図20】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図21】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図22】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図23】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図24】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図25】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図26】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図27】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図28】本発明のゴルフクラブのヘッドの更に他の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図29】従来例からなるゴルフクラブのヘッドを示す
正面図である。
正面図である。
【図30】比較例からなるゴルフクラブのヘッドを示す
正面図である。
正面図である。
11 ヘッド 16 フェース面 16a 上側領域 16b 下側領域 32 基準面 33 水平仮想線 34 ソール面 S スコアライン
Claims (5)
- 【請求項1】 シャフトの先端部にヘッドを備えたゴル
フクラブにおいて、前記ヘッドのフェース面をリーディ
ングエッジから20mm以上の範囲である上側領域と該
リーディングエッジから20mm未満の範囲である下側
領域に区分したとき、前記上側領域に水平仮想線に対し
て30〜90度の角度をなすスコアラインが存在し、前
記下側領域に水平仮想線に対して0〜15度の角度をな
すスコアラインが存在するゴルフクラブ。 - 【請求項2】 前記上側領域に存在する水平仮想線に対
して30〜90度の角度をなすスコアラインが前記ヘッ
ドのトウ側からヒール側に向けて低くなる請求項1に記
載のゴルフクラブ。 - 【請求項3】 前記上側領域に存在する水平仮想線に対
して30〜90度の角度をなすスコアラインの総長さが
100mm以上である請求項1又は請求項2に記載のゴ
ルフクラブ。 - 【請求項4】 前記ヘッドのロフト角度が45度以上で
ある請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のゴルフク
ラブ。 - 【請求項5】 前記スコアラインが直線状である請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載のゴルフクラブ。
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-
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- 2001-03-30 JP JP2001097774A patent/JP2002291949A/ja active Pending
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