JP2002291335A - キノコの収穫器具及びキノコの栽培方法 - Google Patents

キノコの収穫器具及びキノコの栽培方法

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JP2002291335A
JP2002291335A JP2001099755A JP2001099755A JP2002291335A JP 2002291335 A JP2002291335 A JP 2002291335A JP 2001099755 A JP2001099755 A JP 2001099755A JP 2001099755 A JP2001099755 A JP 2001099755A JP 2002291335 A JP2002291335 A JP 2002291335A
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Junichi Kinoshita
順一 木下
Hiroyasu Maruyama
博康 丸山
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MINAMI SHINSHU NOGYO KYODO KUM
MINAMI SHINSHU NOGYO KYODO KUMIAI
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MINAMI SHINSHU NOGYO KYODO KUM
MINAMI SHINSHU NOGYO KYODO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品価値を低下させることなく、キノコの収
穫が簡便に出来るキノコの収穫器具及び栽培方法を提供
する。 【解決手段】 本発明のキノコの収穫器具10は、キノ
コの栽培瓶20の瓶口21に取り付け、装着したままキ
ノコを生長させ収穫時期に栽培瓶20から引き離すこと
で生長したキノコ30を収穫する。その構成は、栽培瓶
20の瓶口21が脱着自在に嵌入する収穫穴13が設け
られた支持体11と、収穫穴13をその平面内で複数に
区分し、支持体11に起立させて取り付けた仕切り板1
2とを備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は栽培瓶で栽培される
キノコの収穫に便利な、キノコの収穫器具及びキノコの
栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キノコの収穫に際しては、株状に生長し
たキノコを、人手によって根元からもぎとるようにした
り、収穫用のへらを用いて培養基からキノコを浮かせて
収穫したり、圧縮エアによってキノコを培地から剥離さ
せて収穫したりする方法が行なわれている。また、キノ
コの包装作業では、収穫したキノコを一定のグラム数と
なるようキノコを小分けにして袋詰めしたり、トレイに
パックしたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キノコの包装作業は手
作業によって行なわれ、極めて手間がかかることから包
装作業を簡素化するために株状に生長したキノコを小分
けせずに、1株ごと包装する方法も行なわれている。こ
のように株のまま包装する場合は、株をあまり大きくす
ることはできないから、栽培瓶の容量や瓶口の大きさを
小さくしたり、培養基の分量を減らすといったことが行
われる。しかしながら、キノコの生産効率を考えると、
ある程度の容積を有する栽培瓶を使用してキノコを生長
させる方が有効である。
【0004】そこで本発明は、これらの課題に注目して
なされたものであり、その目的とするところは、従来使
用している栽培瓶を用いてキノコを栽培する方法であっ
て、キノコの収穫作業が簡便にでき、キノコの包装作業
を容易にして、商品価値の高い商品を提供することがで
きるキノコの栽培方法及びこれに用いる栽培用具を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次の構成を備える。すなわち、本発明のキノ
コの収穫器具は、キノコの栽培瓶の瓶口に取り付け、瓶
口から生長したキノコを収穫する際に使用するキノコ栽
培用収穫器具であって、前記栽培瓶の瓶口が脱着自在に
嵌入する収穫穴が設けられた支持体と、前記収穫穴をそ
の平面内で複数に区分し、前記支持体に起立させて取り
付けた仕切り板とを備えていることを特徴とする。これ
により、仕切り板で容易にキノコの株を分けることがで
き、キノコの採取が簡便に行なわれる構成のキノコの収
穫器具となる。
【0006】また、本発明は、前記支持体が、栽培瓶を
収容するコンテナの平面領域を覆う大きさに形成され、
前記収穫穴が、コンテナに収容された各々の栽培瓶の瓶
口と同一の平面配置に設けられていることを特徴とす
る。これによりコンテナごとに収穫器具が設置され、キ
ノコの採取がコンテナ単位で簡便に行なわれる。また、
前記支持体に、通気孔が形成されていることを特徴と
し、空気の流通を良くし、湿度の高い環境下でも水滴が
出来ることがない。また、前記仕切り板に通気用の溝が
設けられていることを特徴とし、キノコと仕切り板との
間の空気の流通を良くし、湿度の高い環境下でも水滴が
出来ることがない。
【0007】また、キノコの収穫器具を、コンテナに栽
培瓶を収納した状態で該栽培瓶の瓶口に収穫穴を位置合
わせして装着し、前記収穫器具を取り付けた状態のまま
キノコを生長させ、キノコが収穫に充分な大きさまで生
長したところで前記収穫器具を前記栽培瓶から引き離す
ことによって個々の該栽培瓶からキノコを収穫すること
を特徴とする。これによりキノコの株を確実に分断し、
一度に多数の株のキノコを簡便に採取することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を添付図面と共に詳細に説明する。図1は、本発
明によるブナシメジ用の収穫器具10の、実施の形態を
示す斜視図であり、図2は収穫器具10の使用状態を示
す斜視図である。
【0009】図1に示されるように収穫器具10は、板
状に形成された支持体11と、支持体11に設けられた
複数の収穫穴13と、その収穫穴13の開口部16を二
等分する仕切り板12から成る。ここで開口部16と
は、収穫穴13が開けられている円形部分の、支持体1
1の栽培瓶が配置される側とは反対側の上面を示す。こ
のような構成による収穫器具10は、図2に示すように
キノコ栽培用の栽培瓶20を複数個コンテナ40内に並
べた状態で、栽培瓶20の瓶口21上に水平に載せられ
て使用される。この時収穫穴13を貫通して上方へと露
出した瓶口が、仕切り板12を支持することで収穫器具
10は栽培瓶20上に保持されている。
【0010】こうして使用される収穫器具10の収穫穴
13の位置は、コンテナ40内に収納された複数の栽培
瓶20の、瓶口21の配置と同一の配置に設ける。さら
に瓶口21の外径寸法と収穫穴13の内径寸法は同程度
に円形に形成する。また仕切り板12は収穫穴13の開
口部16を通過して二等分するように、支持体11に対
して垂直に起立させて配設する。図1においては、複数
の開口部16を1枚の仕切り板12で二等分できるよう
に支持体11の端から端に渡って設けた。さらに仕切り
板12の高さは15mm程度が好適である。高すぎると
キノコの生長の妨げになるが、キノコが生長する際に、
仕切り板12の上を跨って伸びない程度の高さが必要で
ある。株を別にするべく仕切り板12で分けられたキノ
コが、生長してお互いに絡み合うと、それを解くために
キノコがばらばらになってしまうからである。
【0011】さらに収穫器具10には、図3及び図4に
示したように支持体11の、仕切り板12を配設した面
とは反対面側に、瓶口21の外周面が嵌入されるよう短
筒状に形成した瓶口固定部14を設けた。これは、収穫
器具10を栽培瓶20に設置した際には、瓶口21と収
穫穴13の位置が合致して保持され、収穫器具10を外
す際には上方へ持ち上げるだけの操作で容易に外すこと
が出来るようにするためのものである。
【0012】次にこのような構成による収穫器具10を
用いた場合の、ブナシメジの栽培方法について図3、4
を用いて説明する。培養基25の準備、培養基25の殺
菌、接種等は従来と同様に行い、接種の後には、栽培瓶
20内部に菌糸が充分に蔓延するのを待って菌掻き作業
が行なわれる。ブナシメジの場合は図8のように培養基
25の発芽面の中央を盛り上げて菌床面を一部残すよう
にして山形に菌掻きをする。しかし、本発明において
は、仕切り板12によって区分けされた部位により差が
生じないよう発芽面全体から均等に発芽させるため、培
養基25の表面を平に菌掻きをして、キノコ30を瓶口
21いっぱいに満遍なく広げて生長させる。エノキダケ
のように菌床面全体を平らに菌掻きするキノコの場合
は、従来通りの菌掻き方法でよい。
【0013】その後、キノコ30が発芽し成長し始めた
時期に、図2に示すようにコンテナ40ごとに収穫器具
10を設置する。図3は収穫器具10を設置して子実体
が生長し始めた時期を示す。キノコ30が瓶口21から
外部に伸び始め、どちらの方向に伸びていくかがある程
度予測できるぐらいに生長した時期に収穫器具10を設
置するのが良い。設置する際は、キノコ30の量が仕切
り板12で左右略2等分されるようにキノコの量を見な
がら栽培瓶20を回転して調整すると良い。前述の菌掻
き作業で培養基25が平に均され、キノコ30が瓶口2
1一杯に満遍なく広がって発芽しているので、容易に二
等分することが出来る。この後収穫器具10は、キノコ
30が収穫される時期まで、栽培瓶20の上にそのまま
設置されて保持される。
【0014】図4はブナシメジの子実体30aが生長し
て収穫時期となった状態である。収穫器具10は、薄い
板状に形成されており、キノコが伸びる方向に妨げとな
るような、或いは空気の流れをとざすような形状になっ
ていないので、通常の栽培瓶だけによる生長と同様の速
さで生長させることができる。収穫するのに充分な大き
さに成長したキノコ30は、収穫器具10を水平に支持
してそのまま上方(図4の矢印方向)に持ち上げること
で収穫することができる。この操作だけで栽培瓶20か
らキノコ30が抜け出て、栽培瓶20はそのままコンテ
ナ40内に残り、キノコ30は収穫器具10上に保持さ
れて収穫器具10ごと一度に複数の株のキノコ30を採
取することが出来る。
【0015】この時、子実体30aは瓶口21から水平
方向の支持体11上に広がって伸びており、さらに仕切
り板12に密着して生長しているので、収穫器具10か
らは簡単に外れず、キノコ30の形はそのまま保たれて
採取される。しかし根元部分30bは、栽培瓶20内の
培養基25から容易に抜けるので、根元部分30bごと
栽培瓶20から簡単に採取されるものである。
【0016】この時点では仕切り板12が、子実体30
aの根元付近に挿入された形であり、根元部分30bは
依然として一塊となって1つの株を形成している。そこ
でキノコ30を収穫穴13から上方へ根元から引き抜く
か、あるいは根元部分30bを図4の矢印方向へ押し出
すことで、解れ易い根元部分30bは、自動的に仕切り
板12で切断されることになる。この時、分断された子
実体30aの上方は、仕切り板12によって分けられて
互いに絡み合わずに生長しているので円滑に2つに分断
される。こうして分断されたキノコ30は、それぞれ根
元の部分で繋がっており、バラバラにならずに2つの株
として採取される。
【0017】その後根元についている培養基を落とし、
プラスチックフィルムで密封されて商品となる。ブナシ
メジの栽培では、1瓶で180〜200g程度収穫でき
るので、半分に分割することで90〜100g程度に分
割され、計量せずにそのまま包装することができる。こ
うして包装された商品は株状にまとまって提供されるの
で、キノコの自然の状態であり、傷みにくく、バラバラ
にして計量している従来のキノコの商品と差別化され商
品価値が上がる。
【0018】上記のようにしてキノコ栽培に使用される
収穫器具10は、その他様々に設計変更可能である。前
述の実施の形態では支持体11は板状に形成されるが、
網状に、或いは板体に通気孔を設けて形成しても良い。
網状或いは通気孔を設けることによって、コンテナ40
の内と外の空気の流通が良好となり、湿度の高い環境下
でも支持体11に水滴がたまったりせず、雑菌等の繁殖
も防止できる。さらに収穫穴13を形成する枠と、その
枠どうしを連結する連結部から成る構成としても良く、
これによれば確実に空気の流通が行なわれるようにな
る。そして支持体11と同様に通気を良くするために、
通気溝として仕切り板12の両面に縦溝や横溝を設けて
も良い。支持体11と同様にキノコ30と仕切り板12
との間に空気が流通し、水滴が溜まるのを防止する。
【0019】収穫穴13の位置は、コンテナ40内に収
納される栽培瓶20の本数及び配置に応じて決められ
る。よってスペース的にあるいは栽培方法において、効
率のよい栽培瓶20の並べ方に対して位置決めされれば
良く、その数についても限定されない。
【0020】さらに、収穫穴13の大きさが瓶口21の
大きさよりも大きいか或いは同じ程度の場合について述
べてきたが、支持体11が瓶口21で支持されるよう
に、支持体11の下方から伸びるキノコ30の生長に影
響がない程度に、収穫穴13の大きさを瓶口21よりも
小さく形成しても良い。この場合の収穫穴13の形状
は、図1に示すように瓶口21の形状にあわせて円形で
も良いが、後に採取されるキノコが、収穫穴13の大き
さいっぱいに広がって生長し、収穫穴13の形状はキノ
コの形状に影響することから、図6のようにしても良
い。これは、収穫穴13の開口部16である円の部分
が、仕切り板12に接している部分で、仕切り板12を
中心に左右対称に丸みを持たせたものである。このよう
な形状にすると、仕切り板12によって2つの塊に株が
分けられたキノコの根元付近の形状が、丸みを持って束
ねられたようにまとまり、見た目にも自然で無理が無
く、商品価値が上がるものである。
【0021】仕切り板12については、1つの収穫穴1
3に対して1枚ずつ設けても良い。さらに図5に示すよ
うに、開口部16が4等分されるように、十字に設けて
も良く、等分される数は限定されない。そして等分では
なく、開口部16の区分けされた部分の面積を変えれ
ば、それぞれの区分けされた面積に応じた量のキノコの
塊である株ができ、一度に量の違う多種類のキノコの商
品を作ることが可能となる。
【0022】また、開口部16だけを区分するのではな
く、収穫穴13の内部も区分けされるように、仕切り板
12を収穫穴13内部に嵌め込まれるように形成すれ
ば、より確実に株を分けることができる。それ以上に栽
培瓶20の瓶の首22内にまで挿入されるように形成す
れば、収穫の際に根元部分30bの大部分で既に切断さ
れた状態のキノコができ、効率良く採取が行われる。さ
らに図1に示した実施の形態においては、栽培瓶が12
個収容可能なコンテナ40を1単位として収穫器具10
を形成したが、様々な大きさのコンテナに対応可能なよ
うに、小型の収穫器具10の端部に接続構造を設けても
良い。複数の小型の収穫器具10を、接続構造によって
水平に隣接させて接続させることで、大きなコンテナ用
の収穫器具10とすることが出来る。
【0023】そしてコンテナ40との固定をより安定化
させるために、収穫器具10とコンテナ40を連結させ
る連結部を収穫器具10に設けても良い。これによれ
ば、コンテナ40ごと収穫器具10と栽培瓶20を移動
させる場合に、収穫器具10が確実にコンテナ40に固
定されているので落下することがない。
【0024】また、瓶口固定部14は、瓶口21と収穫
穴13が連通された状態で保持可能なように、瓶口21
が嵌め込まれる形状に、支持体11の収穫穴13の周囲
に沿って厚さを設け、ストッパーとしたものである。そ
の瓶口固定部14を、収穫器具10を持ち上げても栽培
瓶20が離れない程度に固定し、保持可能な保持機構と
し、その保持と開放が自由に成される構成とすること
で、持ち運びのための、コンテナ等の収容箱も不要とな
る。
【0025】以上のような構成による収穫器具10は、
なめこ、ひらたけ、まいたけ、しめじ類等の菌柄が比較
的短くて太めのキノコに適するが、エノキダケのように
キノコの成長段階で紙巻きを行う場合は、図7に示した
ような構成が用いられる。エノキダケの場合、垂直で長
く白い菌柄のキノコを得るために、キノコが瓶口から3
cmくらい伸びた時点で、瓶の首22に長さ7〜8cm
ぐらいの扇型の紙を巻くが、この紙巻きをすることを考
慮にいれて作製されたのが図7の収穫器具10である。
【0026】栽培瓶1つずつに対して収穫器具10を作
成した。この収穫器具10は、支持体11の中央に収穫
穴13を有し、収穫穴13の周縁から上方に筒状に延び
た支持筒部15が設けられている。支持筒部15内部に
は、仕切り板12が収穫穴13を二分するように、支持
体11に対して垂直に立設され、支持筒部15内壁に固
定されている。その他の構成は前述同様であり、支持体
11の図示されない栽培瓶20側の面には瓶口固定部1
4が配設されている。
【0027】このような構成による収穫器具10は、前
述同様にキノコが成長して栽培瓶20の外部に出始めた
ころに栽培瓶20の1つずつに載せて設置する。その後
紙巻きは、この支持筒部15の外壁に紙を巻き付けるこ
とで行なわれるが、その時期はキノコが支持筒部15か
ら飛び出し、撓み始めるころとするのが良い。紙巻きを
行った収穫器具10は、収穫までそのままの状態で保持
される。収穫方法については、前述と同様に瓶口21か
ら収穫器具10を外すことで行なわれ、紙巻きの紙を取
り外した後キノコを根元から引きぬくと、根元部分で分
断された2つの株のキノコが採取される。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るキノコの収穫器具によれ
ば、栽培瓶で株状に生長したキノコを、株をくずすこと
なく小さく小分けして収穫することができ、株のまま包
装することが可能となって見栄えが良く、傷みにくくな
って商品価値を高めることができる。また、従来の栽培
瓶を使って効率的な栽培が可能であり、さらに株を小分
けする作業が簡単にできて包装作業も効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキノコの収穫器具の、実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】キノコの収穫器具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】キノコの収穫器具が、栽培瓶に設置される際の
状態を示す断面図である。
【図4】キノコが収穫される際の状態を示す断面図であ
る。
【図5】キノコの収穫器具の、他の実施形態を示す斜視
図である。
【図6】他の収穫穴の形状を示す断面図である。
【図7】紙巻きをするキノコの収穫器具を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の菌かきの方法を示す断面図である。
【符号の説明】
10 収穫器具 11 支持体 12 仕切り板 13 収穫穴 14 瓶口固定部 15 支持筒部 16 開口部 20 栽培瓶 21 瓶口 22 瓶の首 25 培養基 30 キノコ 30a 子実体 30b 根元部分 40 コンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キノコの栽培瓶の瓶口に取り付け、瓶口
    から生長したキノコを収穫する際に使用するキノコ栽培
    用収穫器具であって、 前記栽培瓶の瓶口が脱着自在に嵌入する収穫穴が設けら
    れた支持体と、 前記収穫穴をその平面内で複数に区分し、前記支持体に
    起立させて取り付けた仕切り板とを備えていることを特
    徴とするキノコ栽培用の収穫器具。
  2. 【請求項2】 前記支持体が、栽培瓶を収容するコンテ
    ナの平面領域を覆う大きさに形成され、前記収穫穴が、
    コンテナに収容された各々の栽培瓶の瓶口と同一の平面
    配置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    栽培用の収穫器具。
  3. 【請求項3】 前記支持体に、通気孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のキノコの収穫
    器具。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板に通気用の溝が設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載のキノ
    コの収穫器具。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のキノコ
    の収穫器具を、コンテナに栽培瓶を収納した状態で該栽
    培瓶の瓶口に収穫穴を位置合わせして装着し、前記収穫
    器具を取り付けた状態のままキノコを生長させ、キノコ
    が収穫に充分な大きさまで生長したところで前記収穫器
    具を前記栽培瓶から引き離すことによって個々の該栽培
    瓶からキノコを収穫することを特徴とするキノコの栽培
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147363A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Karasawa Sangyo:Kk キノコの収穫方法、キノコの収穫装置及びキノコの収穫用リング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011147363A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Karasawa Sangyo:Kk キノコの収穫方法、キノコの収穫装置及びキノコの収穫用リング

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