JP2002291297A - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JP2002291297A
JP2002291297A JP2001090520A JP2001090520A JP2002291297A JP 2002291297 A JP2002291297 A JP 2002291297A JP 2001090520 A JP2001090520 A JP 2001090520A JP 2001090520 A JP2001090520 A JP 2001090520A JP 2002291297 A JP2002291297 A JP 2002291297A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2207/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the type of motor
    • H02P2207/07Doubly fed machines receiving two supplies both on the stator only wherein the power supply is fed to different sets of stator windings or to rotor and stator windings
    • H02P2207/073Doubly fed machines receiving two supplies both on the stator only wherein the power supply is fed to different sets of stator windings or to rotor and stator windings wherein only one converter is used, the other windings being supplied without converter, e.g. doubly-fed induction machines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2巻線電動機への電流を滑らかに与えること
ができ、2巻線電動機の相互のずれをなくしトルク脈動
のない円滑な駆動を可能にする。 【解決手段】 トルク指令及び励磁電流指令に基づいて
駆動される2巻線電動機において、各電動機巻線ごと
に、位相角検出装置(12)によって検出された位相角
を、各電動機巻線の磁極位置に応じた位相角補償量によ
って補正する位相角補償装置(21,22)を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク電流指令及
び励磁電流指令に基づいて2巻線誘導電動機を駆動する
電動機制御装置、より詳細には、2巻線3相電動機の各
電動機巻線ごとに、3相電動機電流を検出し3相2相変
換する3相2相変換手段と、3相2相変換手段によって
得られた2相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流
指令に対応させるような2相電圧指令を生成する演算制
御手段と、電動機の回転子位置に応じた位相角を検出す
る位相角検出手段と、演算制御手段によって生成された
2相電圧指令を位相角検出手段によって検出された位相
角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
と、3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を電動
機巻線に供給するインバータとを備えた電動機制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は上述の型の従来の電動機制御装
置を示す。この電動機制御装置によって制御される電動
機10は、概略図示しているように各相2巻線を有する
3相誘導電動機である。電動機10の第1の3相巻線1
0Aには、トルク電流指令装置1からのトルク電流指令
及び励磁電流指令装置2からの励磁電流指令に基づい
て、演算制御装置3、2相3相変換装置4、及びインバ
ータ7を介して、制御された3相電流が供給され、同様
に電動機10の第2の3相巻線10Bには、上記のトル
ク電流指令及び励磁電流指令に基づいて、演算制御装置
13、2相3相変換装置14、及びインバータ17を介
して、制御された3相電流が供給される。演算制御装置
3,13は例えば比例積分制御装置として構成される。
インバータ7,17は直流電力を、2相3相変換装置
4,14から出力される制御信号に従った交流電力に変
換して電動機巻線10A,10Bに供給する。インバー
タ7,17から各電動機巻線10A,10Bに供給され
る電流が電流検出装置6,16によって検出され、それ
ぞれ3相2相変換装置5,15を介して演算制御装置
3,13にフィードバックされる。演算制御装置3,1
3は、このフィードバック電流が各電流指令に一致させ
るための2相指令信号を出力する。2相3相変換装置
4,14は、入力された2相指令信号を3相指令信号に
変換する。電動機10の回転子位置を表す位置信号が回
転子検出装置11によって検出され、その回転子位置信
号に基づいて位相角検出装置12により、磁極の位相角
を検出する。検出された位相角信号は2相3相変換装置
4,14に入力される。2相3相変換装置4,14は、
入力された位相角に基づいて両インバータ7,17に対
し互いに同期関係にある制御信号を送出する。図21に
示す電動機制御装置は、交流電動機電流が励磁電流成分
とトルク電流成分とからなるものとの考えに基づいて演
算制御する方式のものであって、それ自体は周知の制御
方式である。
【0003】図示のごとく、従来の制御装置は回転子検
出装置11及び位相角検出装置12によって検出された
位相角信号を両巻線の制御系に全く同様に与えていた。
その位相角信号は両巻線10A,10Bの抵抗やインダ
クタンスがたとえ異なっていても両巻線10A,10B
の制御系に対して同じ位相角信号を与えていた。しか
し、両巻線10A,10Bの磁極位置にずれがあるにも
かかわらず、そのずれ分を考慮していないので、両巻線
系の磁極位置のずれによりトルク脈動を生じ、円滑な電
動機運転をすることができないという不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トルク電流
指令及び励磁電流指令に基づいて制御される2巻線電動
機を制御する電動機制御装置において、2巻線電動機へ
の電流を滑らかに与えることができ、2巻線電動機相互
のトルクずれをなくし、円滑な電動機運転をすることが
できる電動機制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、2巻線3相電動機の各電動
機巻線ごとに、3相電動機電流を検出し3相2相変換す
る3相2相変換手段と、この3相2相変換手段によって
得られた2相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流
指令に対応させるような2相電圧指令を生成する演算制
御手段と、電動機の回転子位置に応じた位相角を検出す
る位相角検出手段と、演算制御手段によって生成された
2相電圧指令を位相角検出手段によって検出された位相
角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
と、3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を電動
機巻線に供給するインバータとを備えた電動機制御装置
において、各電動機巻線ごとに、位相角検出装置によっ
て検出された位相角を、各電動機巻線の磁極位置に応じ
た位相角補償量によって補正する位相角補償手段を具備
することを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
電動機制御装置において、各位相角補償手段ごとに、位
相角補償手段による位相角補償量が所定値より大きいと
きにリミットをかけ且つ異常信号を発生する手段を具備
することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3に係る
発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3相
電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手段
と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流を
共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させるよ
うな2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機の
回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、位相角
検出手段によって検出された位相角を微分する微分手段
と、位相角検出装置によって検出された位相の、微分装
置により得られた微分値にサンプル制御系のサンプリン
グ遅れ分を乗算しサンプリング遅れ補償量を得て位相角
検出手段によって検出された位相角を補正するサンプリ
ング補償手段とを具備することを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
電動機制御装置において、サンプリング補償手段によっ
て補正された位相角が所定値より大きいときにリミット
をかけ且つ異常信号を発生する手段を具備することを特
徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5に係る
発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3相
電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手段
と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流を
共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させるよ
うな2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機の
回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流から合成電流を算出する合成電流算出手段と、この合
成電流算出手段によって算出された2つの合成電流の偏
差量から位相角補償量を算出し、位相角検出手段によっ
て検出された位相角を補正する位相角算出手段とを具備
することを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
電動機制御装置において、位相角算出手段によって算出
された位相角補償量が所定値より大きいときにリミット
をかけ且つ異常信号を発生する手段を具備することを特
徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7に係る
発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3相
電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手段
と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流を
共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させるよ
うな2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機の
回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流から合成電流を算出する合成電流算出手段と、合成電
流算出手段によって算出された2つの合成電流の偏差量
から、予め作成された合成電流偏差量に対する位相角補
償量のデータに関するデータテーブルを参照して位相角
補償量を算出し、位相角検出手段によって検出された位
相角を補正する位相角算出手段とを具備することを特徴
とする。
【0012】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
電動機制御装置において、位相角算出手段によって算出
された位相角補償量が所定値より大きいときにリミット
をかけ且つ異常信号を発生する手段を具備することを特
徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9に係る
発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3相
電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手段
と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流を
共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させるよ
うな2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機の
回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流及び演算制御手段の出力2相電圧指令とから電動機に
供給される有効電力を算出する有効電力算出手段と、こ
の有効電力算出手段によって算出された2つの有効電力
の偏差量から位相角補償量を算出し、位相角検出手段に
よって検出された位相角を補正する位相角算出手段とを
具備することを特徴とする。
【0014】請求項10に係る発明は、請求項9に記載
の電動機制御装置において、位相角算出手段によって算
出された位相角補償量が所定値より大きいときにリミッ
トをかけ且つ異常信号を発生する手段を具備することを
特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項11に係
る発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3
相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手
段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流
を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させる
ような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機
の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流及び演算制御手段の出力2相電圧指令とから電動機に
供給される有効電力を算出する有効電力算出手段と、有
効電力算出手段によって算出された2つの有効電力の偏
差量から、予め作成された有効電力偏差量に対する位相
角補償量のデータに関するデータテーブルを参照して位
相角補償量を算出し、位相角検出手段によって検出され
た位相角を補正する位相角算出手段とを具備することを
特徴とする。
【0016】請求項12に係る発明は、請求項11に記
載の電動機制御装置において、位相角算出手段によって
算出された位相角補償量が所定値より大きいときにリミ
ットをかけ且つ異常信号を発生する手段を具備すること
を特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項13に係
る発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3
相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手
段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流
を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させる
ような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機
の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流から電動機の誘起電圧を算出する誘起電圧算出手段
と、この誘起電圧算出手段によって算出された2つの誘
起電圧の偏差量から位相角補償量を算出し、位相角検出
手段によって検出された位相角を補正する位相角算出手
段とを具備することを特徴とする。
【0018】請求項14に係る発明は、請求項13に記
載の電動機制御装置において、位相角算出手段によって
算出された位相角補償量が所定値より大きいときにリミ
ットをかけ且つ異常信号を発生する手段を具備すること
を特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項15に係
る発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3
相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手
段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流
を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させる
ような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機
の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに3相2相変換手段によって得られた2相電
流から電動機の誘起電圧を算出する誘起電圧算出手段
と、この誘起電圧算出手段によって算出された2つの誘
起電圧の偏差量から、予め作成された誘起電圧偏差量に
対する位相角補償量のデータに関するデータテーブルを
参照して位相角補償量を算出し、位相角検出手段によっ
て検出された位相角を補正する位相角算出手段とを具備
することを特徴とする。
【0020】請求項16に係る発明は、請求項15に記
載の電動機制御装置において、位相角算出手段によって
算出された位相角補償量が所定値より大きいときにリミ
ットをかけ且つ異常信号を発生する手段を具備すること
を特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項17に係
る発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3
相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手
段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流
を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させる
ような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機
の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに、3相2相変換手段によって得られた2相
電流のトルク電流成分のトルク電流指令に対する偏差量
及び2相電流の励磁電流成分の励磁電流指令に対する偏
差量を算出する電流偏差算出手段と、この電流偏差算出
手段によって算出された電流偏差量から位相角補償量を
算出し、位相角検出手段によって検出された位相角を補
正する位相角算出手段とを具備することを特徴とする。
【0022】請求項18に係る発明は、請求項17に記
載の電動機制御装置において、位相角算出手段の出力側
にそれぞれ位相角算出手段によって算出された位相角補
償量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常
信号を発生する手段を具備することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項19に係
る発明は、2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、3
相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換手
段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電流
を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させる
ような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、電動機
の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検出手段
と、演算制御手段によって生成された2相電圧指令を位
相角検出手段によって検出された位相角に同期する3相
電圧指令に変換する2相3相変換手段と、3相電圧指令
に基づいて制御された交流電圧を電動機巻線に供給する
インバータとを備えた電動機制御装置において、各電動
機巻線ごとに、3相2相変換手段によって得られた2相
電流のトルク電流成分のトルク電流指令に対する偏差量
及び2相電流の励磁電流成分の励磁電流指令に対する偏
差量を算出する電流偏差算出手段と、この電流偏差算出
手段によって算出された電流偏差量から、予め作成され
た電流偏差量に対する位相角補償量のデータに関するデ
ータテーブルを参照して位相角補償量を算出し、位相角
検出手段によって検出された位相角を補正する位相角算
出手段とを具備することを特徴とする。
【0024】請求項20に係る発明は、請求項19に記
載の電動機制御装置において、位相角算出手段の出力側
にそれぞれ位相角算出手段によって算出された位相角補
償量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常
信号を発生する手段を具備することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1は本発明の第
1実施形態を示すブロック図である。図1において、す
でに説明した図21の制御装置における回路要素と同一
ないし同一機能を有する回路要素には同一符号を付し、
個々の説明は省略する。
【0026】さて、図1に示す電動機制御装置の特徴
は、図21に示す電動機制御装置における位相角検出装
置12と2相3相変換装置4,14との間にそれぞれ位
相角補償装置21,22を設けている点にある。位相角
補償装置21,22はそれぞれ、位相角検出装置12に
よって検出された位相角の、第1の巻線10Aの磁極位
置とのずれ分、または第2の巻線10Bの磁極位置との
ずれ分を補償する装置である。その両巻線10A,10
B本実施形態では、位相角検出装置12によって検出さ
れた位相角と、各電動機巻線10A,10Bの磁極位置
とのずれ分を位相角補償装置21,22によって補償す
る。したがって、検出された電動機の回転子位置に各電
動機巻線の磁極位置ずれ分を補償を加えることにより、
両電動機巻線への電流指令値を的確に出力することがで
き、両巻線系によるトルク脈動を減らし、円滑な電動機
制御を達成することができる。
【0027】<実施形態2>図2は本発明の第2実施形
態を示すブロック図である。なお、図2以下図20に至
る各図には、図1に示したインバータ7,17の図示を
図面の簡単化のために省略している。本実施形態は、図
1に示した実施形態1の電動機制御装置における位相角
補償装置21,22の出力段にそれぞれ位相角補償リミ
ット値設定器25,26、及び位相角補償異常検出装置
27,28を設けたものに相当する。位相角補償装置2
1,22の位相角補償リミット値は保護上の必要に応じ
て設定されるものであり、それぞれ位相角補償リミット
値設定器25,26によって設定される。位相角補償異
常検出装置27,28は、位相角補償値が位相角補償リ
ミット値設定器25,26によって設定された位相角補
償リミット値より超えた場合にそのことを検出し、異常
検出信号を出力する本実施形態では、位相角補償リミッ
ト値設定器25,26によって、保護検出に必要な位相
角補償のリミット値を設定し、位相角補償異常検出装置
27,28によって検出された信号から、位相角補償量
が異常信号を検出しているときには保護装置を動作さ
せ、それにより、電動機の異常動作を未然に防止するこ
とができる。
【0028】<実施形態3>図3は本発明の第3実施形
態を示すブロック図である。図3の電動機制御装置は、
図21の電動機制御装置において、位相角検出装置12
の出力段に、微分装置31及びサンプリング補償装置3
2の直列回路を本来の信号系統に並列的に設け、直列回
路の出力を本来の信号すなわち位相角検出装置12の出
力に乗算して2相3相変換装置4,14に加えるように
したものである。微分装置31は位相角検出装置12に
よって検出された位相角の微分を行って速度に換算する
装置であり、サンプリング補償装置32は、微分装置3
1によって速度に換算された位相角に、CPUを含むコ
ントローラの遅れ補償分を乗算する装置である。
【0029】本実施形態では、両巻線系の磁極位置ずれ
分を電動機の速度に応じて補償することにより、各電動
機巻線への指令値をより的確に出力することができる。
したがって、電動機トルクの脈動を減らし、円滑な電動
機運転を遂行することができる。
【0030】<実施形態4>図4は本発明の第4実施形
態を示すブロック図である。本実施形態は、実施形態3
(図3)に記載の電動機制御装置に、実施形態2(図
2)に記載の位相角補償リミッタ23,24を併用した
ものである。ここでは、微分装置31及びサンプリング
補償装置32の出力側に位相角補償リミット値設定器3
3及び位相角補償異常検出装置34が設けられている。
【0031】位相角補償リミット値設定器33により保
護検出に必要な位相角補償のリミット値を設定し、位相
角補償異常検出装置34によって位相角補償量が異常で
あることが検出された時は、保護装置を動作させる。こ
れにより、電動機の異常動作を未然に防止することがで
きる。
【0032】<実施形態5>図5は本発明の第5実施形
態を示すブロック図である。この実施形態は、図21に
示す電動機制御装置に対し、合成電流算出装置41,4
2、位相角算出装置43、及び加算器44を付加したも
のに相当する。合成電流算出装置41,42は、それぞ
れ3相2相変換装置5,6によって得られた2相電流か
ら電動機巻線10A,10Bへの合成電流を算出し、位
相角算出装置43は両合成電流の偏差量から位相角の補
償値を算出する。この補償値は加算器44で、位相角検
出装置12によって検出された位相角に加算され、これ
により、電動機本体の磁極位置とのずれ分を補償する。
【0033】このように電動機本体の磁極位置ずれ分を
電動機電流から電動機の効率の良い磁極位置を算出して
現在の回転子位置に補償することにより、電動機への指
令値を的確に出力することができ、電動機トルクの脈動
を減らし、効率的に円滑に駆動することができる。
【0034】<実施形態6>図6は本発明の第6実施形
態を示すブロック図である。本実施形態は、実施形態5
(図5)の電動機制御装置における位相角算出装置43
と加算器44との間に、実施形態4(図4)の位相角補
償リミット値設定器33及び位相角補償異常検出装置3
4を設けたものに相当する。
【0035】本実施形態では、位相角補償リミット値設
定器33によって保護検出に必要な位相角の補償を設定
し、位相角補償異常検出装置34によって検出された信
号から、位相角補償量が異常信号を検出している時には
保護装置を動作させ、電動機の異常動作を未然に防止す
ることができる。
【0036】<実施形態7>図7は本発明の第7実施形
態を示すブロック図である。本実施形態は、実施形態5
(図5)の位相角算出装置43の代わりに位相角算出装
置51を設けたものである。前者の位相角算出装置43
は演算によって位相角を算出する型のものであるが、こ
こで用いる位相角算出装置51は合成電流の偏差量から
データテーブルを参照して位相角補償量を算出する。
【0037】本実施形態によっても、電動機本体の磁極
位置ずれ分を電動機電流から電動機の効率の良い磁極位
置を算出して現在の回転子位置に補償することにより、
電動機への指令値を的確に出力することができ、電動機
トルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動することが
できる。
【0038】<実施形態8>図8は本発明の第8実施形
態を示すブロック図である。本実施形態は、実施形態7
(図7))に記載の電動機制御装置における位相角算出
装置51と加算器44との間に、すでに述べた位相角補
償リミット値設定器33及び位相角補償異常検出装置3
4を設けたものである。
【0039】本実施形態では、位相角補償リミット値設
定器33によって、保護検出に必要な位相角の補償量を
設定し、位相角補償異常検出装置34によって検出され
た信号から、位相角補償量が異常信号を検出していると
きには保護装置を動作させ電動機の異常動作を未然に防
止する。
【0040】<実施形態9>図9は本発明の第9実施形
態を示すブロック図である。本実施形態は、実施形態5
(図5)における合成電流算出装置41,42の代わり
に有効電力算出装置61,62を設け、また位相角算出
装置43の代わりに位相角算出装置63を設けたもので
ある。有効電力算出装置61,62は、3相2相変換装
置5,15により変換された2相電流と、演算制御装置
3,13から出力される電動機の電圧指令値とから各電
動機巻線10A,10Bごとの有効電力を算出する。位
相角算出装置63は、両有効電力算出装置61,62に
よって算出された有効電力の偏差量から位相角補償量を
算出し、加算器44に送出する。
【0041】本実施形態によれば、電動機本体の磁極位
置ずれ分を電動機電流から電動機の効率の良い磁極位置
を算出して現在の回転子位置に補償することにより、電
動機への指令値を的確に出力することができ、電動機ト
ルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動することがで
きる。
【0042】<実施形態10>図10は本発明の第10
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態9(図9)に記載の電動機制御装置における位相角
算出装置63と加算器44との間に、位相角補償リミッ
ト値設定器33及び位相角補償異常検出装置34を設け
たものである。位相角補償リミット値設定器33及び位
相角補償異常検出装置34に機能は、図8の場合と同様
である。
【0043】本実施形態では、位相角補償リミット値設
定器33によって、保護検出に必要な位相角の補償量を
設定し、位相角補償異常検出装置34によって検出され
た信号から、位相角補償量が異常信号を検出していると
きには保護を働かし電動機の異常動作を防止する。
【0044】<実施形態11>図11は本発明の第11
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態9(図9)における位相角算出装置63の代わりに
位相角算出装置71を設けたものである。位相角算出装
置63は有効電力算出装置61,62によって算出され
た両有効電力の偏差量から演算によって位相角の補償量
を求めるものであったが、ここで用いる位相角算出装置
71は両有効電力の偏差量からデータテーブルを参照し
て位相角補償量を求めるものである。他の回路部分は実
施形態9に準ずる。
【0045】本実施形態によっても、電動機本体の磁極
位置ずれ分を電動機の電流から電動機の効率の良い磁極
位置を算出して現在の回転子位置を補償することによ
り、電動機への指令値を的確に出力することができ、電
動機トルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動するこ
とができる。
【0046】<実施形態12>図12は本発明の第12
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態11(図11)の電動機制御装置における位相角算
出装置71と加算器44との間に、位相角補償リミット
値設定器33及び位相角補償異常検出装置34を設けた
ものである。位相角補償リミット値設定器33及び位相
角補償異常検出装置34に機能は、図8の場合と同様で
ある。
【0047】本実施形態では、位相角補償リミット値設
定器33によって、保護検出に必要な位相角の補償量を
設定し、位相角補償異常検出装置34によって検出され
た信号から、位相角補償量が異常信号を検出していると
きには保護を働かし電動機の異常動作を防止する。
【0048】<実施形態13>図13は本発明の第13
実施形態を示すブロック図である。この実施形態は、実
施形態5(図5)の電動機制御装置における合成電流算
出装置41,42及び位相角算出装置43の代わりに、
誘起電圧算出装置81,82及び位相角算出装置83を
設けたものに相当する。誘起電圧算出装置81,82
は、3相2相変換装置5,15から出力される2相電流
から電動機巻線10A,10Bの誘起電圧を算出するも
のであり、位相角算出装置83は、両誘起電圧算出装置
81,82によって得られた誘起電圧の偏差量から位相
角補償量を算出する。
【0049】この実施形態によっても、電動機本体の磁
極位置ずれ分を電動機電流から電動機の効率の良い磁極
位置を算出して現在の回転子位置を補償することによ
り、電動機への指令値を的確に出力することができ、電
動機トルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動するこ
とができる。
【0050】<実施形態14>図14は本発明の第14
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態13(図13)の電動機制御装置における位相角算
出装置83と加算器44との間に、実施形態6(図6)
に記載の位相角補償リミット値設定器33及び位相角補
償異常検出装置34を設けたものに相当する。
【0051】位相角補償リミット値設定器33及び位相
角補償異常検出装置34の機能は、すでに述べたものと
同様である。この実施形態によっても、位相角補償量が
異常信号域にあるときは保護装置を動作させ電動機の異
常動作を防止する。
【0052】<実施形態15>図15は本発明の第15
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態13(図13)の位相角算出装置83の代わりに位
相角算出装置86を設けたものである。前者の位相角算
出装置83は演算によって位相角を算出する型のもので
あるが、ここで用いる位相角算出装置86は誘起電圧の
偏差量からデータテーブルを参照して位相角補償量を算
出する。
【0053】本実施形態によっても、電動機本体の磁極
位置ずれ分を電動機電流から電動機の効率の良い磁極位
置を算出して現在の回転子位置に補償することにより、
電動機への指令値を的確に出力することができ、電動機
トルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動することが
できる。
【0054】<実施形態16>図16は本発明の第16
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態15(図15))に記載の電動機制御装置における
位相角算出装置86と加算器44との間に、すでに述べ
た位相角補償リミット値設定器33及び位相角補償異常
検出装置34を設けたものである。
【0055】本実施形態では、位相角補償リミット値設
定器33によって、保護検出に必要な位相角の補償量を
設定し、位相角補償異常検出装置34によって検出され
た信号から、位相角補償量が異常信号を検出していると
きには保護装置を動作させ電動機の異常動作を未然に防
止する。
【0056】<実施形態17>図17は本発明の第17
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、位相
角補償量算出のために電動機巻線10A,10Bの系統
ごとに電流偏差算出装置91,92及び位相角算出装置
93,94を設け、それに対応して各系統ごとに加算器
45,46を設けたものである。電流偏差算出装置9
1,92は、3相2相変換装置5,15からの2相電流
とトルク電流指令装置1からのトルク電流指令及び励磁
電流指令装置2からの励磁電流指令との差を電流偏差と
して算出し、位相角算出装置93,94は、それぞれの
電流偏差に基づいて位相角補償量を算出する。
【0057】本実施形態では、電動機本体の磁極位置ず
れ分を電動機の電流から電動機の効率の良い磁極位置を
算出して現在の回転子位置を補償することにより、電動
機への指令値を的確に出力することができ、電動機トル
クの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動することができ
る。
【0058】<実施形態18>図18は本発明の第18
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態17(図17)に記載の電動機制御装置における位
相角算出装置93,94と加算器45,46との間に、
各制御系ごとに、位相角補償リミット値設定器25,2
6及び位相角補償異常検出装置27,28を付加したも
のである。位相角補償リミット値設定器25,26及び
位相角補償異常検出装置27,28の機能は、すでに実
施形態2(図2)等で説明したものと同様である。
【0059】本実施形態によっても、位相角補償リミッ
ト値設定器25,26及び位相角補償異常検出装置2
7,28を設けた他の実施形態の場合と同様の作用効果
を奏することができる。
【0060】<実施形態19>図19は本発明の第19
実施形態を示すブロック図である。この実施形態は、実
施形態17(図17)の位相角算出装置93,94の代
わりに位相角算出装置101,102を設けたものに相
当する。前者の位相角算出装置93,94は演算によっ
て位相角を算出する型のものであるのに対し、ここで用
いる位相角算出装置101,102はそれぞれ電流偏差
からデータテーブルを参照して位相角補償量を算出する
ものである。
【0061】本実施形態によっても、電動機本体の磁極
位置ずれ分を電動機電流から電動機の効率の良い磁極位
置を算出して現在の回転子位置に補償することにより、
電動機への指令値を的確に出力することができ、電動機
トルクの脈動を減らし、効率的に円滑に駆動することが
できる。
【0062】<実施形態20>図20は本発明の第20
実施形態を示すブロック図である。本実施形態は、実施
形態19(図19)に記載の電動機制御装置における位
相角算出装置101,102と加算器45,46との間
に、各制御系ごとに、位相角補償リミット値設定器2
5,26及び位相角補償異常検出装置27,28を付加
したものである。位相角補償リミット値設定器25,2
6及び位相角補償異常検出装置27,28の機能は、す
でに実施形態2(図2)等で説明したものと同様であ
る。
【0063】本実施形態によっても、位相角補償リミッ
ト値設定器25,26及び位相角補償異常検出装置2
7,28を設けた他の実施形態の場合と同様の作用効果
を奏することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、トルク電流指令及び励
磁電流指令に基づいて制御される2巻線電動機を制御す
る電動機制御装置において、2つの巻線に合わせて電流
位相角を調整することにより、2巻線電動機への電流を
滑らかに与えることができ、2巻線電動機の相互のずれ
をなくし円滑に駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機制御装置の第1の実施形態
を示すブロック図。
【図2】本発明による電動機制御装置の第2の実施形態
を示すブロック図。
【図3】本発明による電動機制御装置の第3の実施形態
を示すブロック図。
【図4】本発明による電動機制御装置の第4の実施形態
を示すブロック図。
【図5】本発明による電動機制御装置の第5の実施形態
を示すブロック図。
【図6】本発明による電動機制御装置の第6の実施形態
を示すブロック図。
【図7】本発明による電動機制御装置の第7の実施形態
を示すブロック図。
【図8】本発明による電動機制御装置の第8の実施形態
を示すブロック図。
【図9】本発明による電動機制御装置の第9の実施形態
を示すブロック図。
【図10】本発明による電動機制御装置の第10の実施
形態の示すブロック図。
【図11】本発明による電動機制御装置の第11の実施
形態を示すブロック図。
【図12】本発明による電動機制御装置の第12の実施
形態を示すブロック図。
【図13】本発明による電動機制御装置の第13の実施
形態を示すブロック図。
【図14】本発明による電動機制御装置の第14の実施
形態の示すブロック図。
【図15】本発明による電動機制御装置の第15の実施
形態を示すブロック図。
【図16】本発明による電動機制御装置の第16の実施
形態を示すブロック図。
【図17】本発明による電動機制御装置の第17の実施
形態を示すブロック図。
【図18】本発明による電動機制御装置の第18の実施
形態を示すブロック図。
【図19】本発明による電動機制御装置の第19の実施
形態を示すブロック図。
【図20】本発明による電動機制御装置の第20の実施
形態の示すブロック図。
【図21】従来の電動機制御装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 トルク電流指令装置 2 励磁電流指令装置 3,13 演算制御装置 4,14 2相3相変換装置 5,15 3相2相変換装置 6,16 電流検出装置 7,17 インバータ 10 電動機 10A,10B 電動機巻線 11 回転子検出装置 12 位相角検出装置 21,22 位相角補償装置 25,26 位相角補償リミット値設定器 27 位相角補償異常検出装置 28 位相角補償異常検出装置 31 微分装置 32 サンプリング補償装置 33 位相角補償リミット値設定器 34 位相角補償異常検出装置 41,42 合成電流算出装置 43 位相角算出装置 44,45,46 加算器 51 位相角算出装置 61,62 有効電力算出装置 63 位相角算出装置 71 位相角算出装置 81,82 誘起電圧算出装置 83 位相角算出装置 86 位相角算出装置 91,92 電流偏差算出装置 93,94 位相角算出装置 101,102 位相角算出装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、
    3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換
    手段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電
    流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させ
    るような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、前記
    電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検
    出手段と、前記演算制御手段によって生成された2相電
    圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位相角
    に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
    と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を
    前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動機
    制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに、前記位相角検出装置によって
    検出された位相角を、前記各電動機巻線の磁極位置に応
    じた位相角補償量によって補正する位相角補償手段を具
    備することを特徴とする電動機制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電動機制御装置におい
    て、前記各位相角補償手段ごとに、前記位相角補償手段
    による位相角補償量が所定値より大きいときにリミット
    をかけ且つ異常信号を発生する手段を具備することを特
    徴とする電動機制御装置。
  3. 【請求項3】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、
    3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換
    手段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電
    流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させ
    るような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、前記
    電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検
    出手段と、前記演算制御手段によって生成された2相電
    圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位相角
    に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
    と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を
    前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動機
    制御装置において、 前記位相角検出手段によって検出された位相角を微分す
    る微分手段と、前記位相角検出装置によって検出された
    位相の、前記微分装置により得られた微分値にサンプル
    制御系のサンプリング遅れ分を乗算しサンプリング遅れ
    補償量を得て前記位相角検出手段によって検出された位
    相角を補正するサンプリング補償手段とを具備すること
    を特徴とする電動機制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電動機制御装置におい
    て、前記サンプリング補償手段によって補正された位相
    角が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常信
    号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機制
    御装置。
  5. 【請求項5】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、
    3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換
    手段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電
    流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させ
    るような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、前記
    電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検
    出手段と、前記演算制御手段によって生成された2相電
    圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位相角
    に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
    と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を
    前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動機
    制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流から合成電流を算出する合成電流算出
    手段と、この合成電流算出手段によって算出された2つ
    の合成電流の偏差量から位相角補償量を算出し、前記位
    相角検出手段によって検出された位相角を補正する位相
    角算出手段とを具備することを特徴とする電動機制御装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の電動機制御装置におい
    て、前記位相角算出手段によって算出された位相角補償
    量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常信
    号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機制
    御装置。
  7. 【請求項7】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、
    3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換
    手段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電
    流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させ
    るような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、前記
    電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検
    出手段と、前記演算制御手段によって生成された2相電
    圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位相角
    に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
    と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を
    前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動機
    制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流から合成電流を算出する合成電流算出
    手段と、前記合成電流算出手段によって算出された2つ
    の合成電流の偏差量から、予め作成された合成電流偏差
    量に対する位相角補償量のデータに関するデータテーブ
    ルを参照して位相角補償量を算出し、前記位相角検出手
    段によって検出された位相角を補正する位相角算出手段
    とを具備することを特徴とする電動機制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の電動機制御装置におい
    て、前記位相角算出手段によって算出された位相角補償
    量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常信
    号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機制
    御装置。
  9. 【請求項9】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごとに、
    3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相変換
    手段と、この3相2相変換手段によって得られた2相電
    流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応させ
    るような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、前記
    電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相角検
    出手段と、前記演算制御手段によって生成された2相電
    圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位相角
    に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手段
    と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧を
    前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動機
    制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流及び前記演算制御手段の出力2相電圧
    指令とから前記電動機に供給される有効電力を算出する
    有効電力算出手段と、この有効電力算出手段によって算
    出された2つの有効電力の偏差量から位相角補償量を算
    出し、前記位相角検出手段によって検出された位相角を
    補正する位相角算出手段とを具備することを特徴とする
    電動機制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の電動機制御装置におい
    て、前記位相角算出手段によって算出された位相角補償
    量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常信
    号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機制
    御装置。
  11. 【請求項11】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごと
    に、3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相
    変換手段と、この3相2相変換手段によって得られた2
    相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応
    させるような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、
    前記電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相
    角検出手段と、前記演算制御手段によって生成された2
    相電圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位
    相角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手
    段と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧
    を前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動
    機制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流及び前記演算制御手段の出力2相電圧
    指令とから前記電動機に供給される有効電力を算出する
    有効電力算出手段と、前記有効電力算出手段によって算
    出された2つの有効電力の偏差量から、予め作成された
    有効電力偏差量に対する位相角補償量のデータに関する
    データテーブルを参照して位相角補償量を算出し、前記
    位相角検出手段によって検出された位相角を補正する位
    相角算出手段とを具備することを特徴とする電動機制御
    装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の電動機制御装置にお
    いて、前記位相角算出手段によって算出された位相角補
    償量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常
    信号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機
    制御装置。
  13. 【請求項13】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごと
    に、3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相
    変換手段と、この3相2相変換手段によって得られた2
    相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応
    させるような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、
    前記電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相
    角検出手段と、前記演算制御手段によって生成された2
    相電圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位
    相角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手
    段と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧
    を前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動
    機制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流から前記電動機の誘起電圧を算出する
    誘起電圧算出手段と、この誘起電圧算出手段によって算
    出された2つの誘起電圧の偏差量から位相角補償量を算
    出し、前記位相角検出手段によって検出された位相角を
    補正する位相角算出手段とを具備することを特徴とする
    電動機制御装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の電動機制御装置にお
    いて、前記位相角算出手段によって算出された位相角補
    償量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常
    信号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機
    制御装置。
  15. 【請求項15】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごと
    に、3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相
    変換手段と、この3相2相変換手段によって得られた2
    相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応
    させるような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、
    前記電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相
    角検出手段と、前記演算制御手段によって生成された2
    相電圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位
    相角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手
    段と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧
    を前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動
    機制御装置において、トルク電流指令及び励磁電流指令
    によって制御される2巻線電動機及び2つの電動機の制
    御装置において、 前記各電動機巻線ごとに前記3相2相変換手段によって
    得られた2相電流から前記電動機の誘起電圧を算出する
    誘起電圧算出手段と、この誘起電圧算出手段によって算
    出された2つの誘起電圧の偏差量から、予め作成された
    誘起電圧偏差量に対する位相角補償量のデータに関する
    データテーブルを参照して位相角補償量を算出し、前記
    位相角検出手段によって検出された位相角を補正する位
    相角算出手段とを具備することを特徴とする電動機制御
    装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の電動機制御装置にお
    いて、前記位相角算出手段によって算出された位相角補
    償量が所定値より大きいときにリミットをかけ且つ異常
    信号を発生する手段を具備することを特徴とする電動機
    制御装置。
  17. 【請求項17】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごと
    に、3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相
    変換手段と、この3相2相変換手段によって得られた2
    相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応
    させるような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、
    前記電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相
    角検出手段と、前記演算制御手段によって生成された2
    相電圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位
    相角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手
    段と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧
    を前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動
    機制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに、前記3相2相変換手段によっ
    て得られた2相電流のトルク電流成分の前記トルク電流
    指令に対する偏差量及び前記2相電流の励磁電流成分の
    前記励磁電流指令に対する偏差量を算出する電流偏差算
    出手段と、この電流偏差算出手段によって算出された電
    流偏差量から位相角補償量を算出し、前記位相角検出手
    段によって検出された位相角を補正する位相角算出手段
    とを具備することを特徴とする電動機制御装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の電動機制御装置にお
    いて、前記位相角算出手段の出力側にそれぞれ位相角算
    出手段によって算出された位相角補償量が所定値より大
    きいときにリミットをかけ且つ異常信号を発生する手段
    を具備することを特徴とする電動機制御装置。
  19. 【請求項19】2巻線3相電動機の各電動機巻線ごと
    に、3相電動機電流を検出し3相2相変換する3相2相
    変換手段と、この3相2相変換手段によって得られた2
    相電流を共通のトルク電流指令及び励磁電流指令に対応
    させるような2相電圧指令を生成する演算制御手段と、
    前記電動機の回転子位置に応じた位相角を検出する位相
    角検出手段と、前記演算制御手段によって生成された2
    相電圧指令を前記位相角検出手段によって検出された位
    相角に同期する3相電圧指令に変換する2相3相変換手
    段と、前記3相電圧指令に基づいて制御された交流電圧
    を前記電動機巻線に供給するインバータとを備えた電動
    機制御装置において、 前記各電動機巻線ごとに、前記3相2相変換手段によっ
    て得られた2相電流のトルク電流成分の前記トルク電流
    指令に対する偏差量及び前記2相電流の励磁電流成分の
    前記励磁電流指令に対する偏差量を算出する電流偏差算
    出手段と、この電流偏差算出手段によって算出された電
    流偏差量から、予め作成された電流偏差量に対する位相
    角補償量のデータに関するデータテーブルを参照して位
    相角補償量を算出し、前記位相角検出手段によって検出
    された位相角を補正する位相角算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする電動機制御装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の電動機制御装置にお
    いて、前記位相角算出手段の出力側にそれぞれ位相角算
    出手段によって算出された位相角補償量が所定値より大
    きいときにリミットをかけ且つ異常信号を発生する手段
    を具備することを特徴とする電動機制御装置。
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