JP2002290259A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JP2002290259A
JP2002290259A JP2001093871A JP2001093871A JP2002290259A JP 2002290259 A JP2002290259 A JP 2002290259A JP 2001093871 A JP2001093871 A JP 2001093871A JP 2001093871 A JP2001093871 A JP 2001093871A JP 2002290259 A JP2002290259 A JP 2002290259A
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antenna
power supply
circuit
mobile communication
communication terminal
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JP2001093871A
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Takashi Amano
隆 天野
Norimichi Chiba
典道 千葉
Hiromichi Suzuki
裕道 鈴木
Hisao Iwasaki
久雄 岩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
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    • H01Q1/244Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3833Hand-held transceivers

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Transceivers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内の特定位置にカメラが収容される場合
でも、アンテナ特性の劣化や筐体サイズの大型化、コス
トアップが生じないようにする。 【解決手段】 ロッドアンテナからなる第1のアンテナ
30と、ヘリカルアンテナからなる第2のアンテナ40
とを備えた携帯電話機において、その端末筐体10内に
収容される回路基板20の上端部の上記各アンテナ3
0,40と対向する部位を上方へ延長させることにより
基板突出部22を形成し、この基板突出部22に折り返
しパターン70からなるインピーダンス整合回路と給電
パッド61とを形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機や携
帯情報端末等のアンテナを備えた移動通信端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機や携帯情報端末等の
小型の移動通信端末は、端末の小型化と受信感度の保持
のために2個のアンテナを備えている。すなわち、第1
のアンテナはロッドアンテナであり、端末筐体内に伸縮
可能な状態に収容される。一方第2のアンテナはヘリカ
ルアンテナであり、端末筐体の上部に固定される。そし
て、例えば通信時には第1のアンテナを端末筐体から上
方に引き出してこの第1のアンテナを使用して通信を行
い、一方待ち受け時には第1のアンテナを端末筐体内に
収容し代わりに第2のアンテナを使用して着信信号を受
信する。このような構成により、通信時には第1のアン
テナにより高感度の通信を行うことができ、一方待ち受
け時には端末筐体外には第2のアンテナのみが突出する
ことになるので可搬性を良好に保つことができる。
【0003】ところで、最近この種の移動通信端末にお
いて、カメラと画像通信機能を備えることで例えばテレ
ビジョン電話通信を行えるようにしたものが開発されて
いる。テレビジョン電話通信を行う場合、ユーザは端末
前面に設けられた表示器に表示される通信相手の顔画像
を見ながら通話を行う。このため、一般にカメラは端末
前面の上部に設けられる。
【0004】図9は、カメラを備えた従来の携帯電話機
の構成を示すもので、(a)は正面から見た場合の部分
断面図、(b)は側面から見た場合の部分断面図をそれ
ぞれ示している。同図において筐体1内には、その上部
にカメラ8が、またこのカメラ8を避ける位置に回路基
板2がそれぞれ収納されている。この回路基板2には無
線回路2a等の各種回路が実装され、また後述するアン
テナに給電するための給電パッド6aと、上記無線回路
2aとアンテナとの間のインピーダンスを整合するため
の整合回路7が形成されている。
【0005】また筐体1内の側部寄りの位置にはアンテ
ナ装置が設置されている。このアンテナ装置は、ロッド
アンテナからなる第1のアンテナ3と、ヘリカルアンテ
ナからなる第2のアンテナ4とから構成され、これら第
1および第2のアンテナ3,4は樹脂からなる連結部材
を介して相互に連結されている。また第1および第2の
アンテナ3,4は、第1および第2のアンテナホルダ5
a,5bにより上下方向に移動可能な状態に筐体1の上
端部に支持されている。図9は第1のアンテナ3を筐体
1内に収納した状態を示しており、この状態では第2の
アンテナ4のエレメントホルダ5cが給電バネ6bを介
して上記給電パッド6aに電気的に接続される。これに
対し第1のアンテナ3を筐体1内から上方へ引き出した
状態では、第1のアンテナ3のストッパ3aが上記給電
バネ6bを介して上記給電パッド6aに電気的に接続さ
れる。すなわち、第1および第2のアンテナ3,4は択
一的に無線回路2aに接続されて使用可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の移動通信端末では、上記したようにカメラ8の実
装位置を避けるために回路基板2を筐体1内の下方側へ
ずらして実装する必要がある。このため、回路基板2上
の給電パッド6aと各アンテナ3,4の素子本体との間
の給電経路が長くなり、その結果この給電経路における
損失や不要放射が増加し、アンテナの利得および効率の
低下を招く。また、第1および第2のアンテナ3,4の
ストッパ3aおよびエレメントホルダ5cの長さが長く
なるためアンテナ装置全体の長さが長くなり、その結果
アンテナ装置を筐体1内に収容することが困難になる。
さらに、回路基板2が下方へ移動する分だけ回路基板2
の収容スペースを確保しなければならないことから、筐
体1の大型化が避けられなくなる。しかし、端末の小型
化の要求やデザイン面での要求を満足するために筐体を
大型化できない場合には、回路基板の小型化および実装
面積の縮小を余儀なくされ、高度な実装技術が必要とな
ってコストアップを招く。その他、各種部品のサイズや
形状の変更によるコストアップも避けられなくなる。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、カメラ等の収容位置が
特定されるモジュールを筐体内に収容する場合でも、ア
ンテナ特性の劣化や筐体サイズの大型化、コストアップ
が生じないようにした移動通信端末を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、少なくとも無線回路が実装された回路基
板を端末筐体内に収容すると共に、アンテナをその放射
部が端末筐体の外部に突出しかつ給電部が端末筐体内に
収容される状態で上記端末筐体に取り付けてなる移動通
信端末にあって、上記回路基板の上記アンテナ設置位置
と対応する位置に、当該アンテナの突出方向へ延長する
ように基板突出部を設け、この基板突出部に、上記無線
回路とアンテナとの間のインピーダンスを整合するため
の整合回路と、上記無線回路から上記整合回路を介して
出力される高周波電力を上記アンテナの給電部に供給す
るための給電回路とをそれぞれ設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】したがってこの発明によれば、回路基板上
の給電回路からアンテナ素子までの給電経路を短くする
ことができ、これにより給電経路における損失や不要放
射を低減してアンテナの利得および効率を高く保つこと
が可能となる。また、アンテナ全体の長さを短く保つこ
とができるので、端末筐体を大型化しなくてもアンテナ
を確実に筐体内に収容することができる。さらに、基板
突出部に整合回路および給電回路を設けることによっ
て、無線回路等を実装するために必要な実装面積を回路
基板上で容易に確保することが可能となり、これにより
端末筐体の大型化を防止し、かつ高密度実装技術および
部品変更を不要にして端末のコストアップを避けること
ができる。また、所望のサイズおよびデザインの端末を
提供することが可能となる。
【0010】また本発明は、上記整合回路を、アンテナ
の突出方向又はその反対方向へ少なくとも一回折り返し
てなる折り返し線路により構成し、この折り返し線路を
上記基板突出部の片面に配線パターンにより形成するこ
とも特徴とする。このように構成すると、高周波信号を
アンテナに給電する際に折り返しパターンにおいて上記
高周波信号の位相関係が逆転する。このため、整合回路
における高周波信号の放射が低減され、これによりアン
テナ特性の向上を図ることができる。
【0011】さらにこの発明は、上記整合回路を、アン
テナの突出方向又はその反対方向へ少なくとも一回折り
返してなる折り返し線路により構成し、かつこの折り返
し線路を上記基板突出部の両面にスルーホールを用いた
配線パターンにより形成したことも特徴とする。このよ
うに構成すると、実装面積の小さい基板突出部であって
も、比較的容易に折り返しパターンからなる整合回路を
形成することができる。
【0012】さらにこの発明は、上記給電回路を、上記
基板突出部のアンテナの給電部と対向する面に形成され
て当該アンテナの給電部に対し容量結合する給電パッド
により構成することも特徴とする。このように構成する
と、給電パッドとアンテナの給電部との間を導電部材に
より電気的に直接接続する場合に比べ、アンテナの選択
度Qの値を低下させることができ、結果的に広帯域特性
を有するアンテナを実現できる。
【0013】さらにこの発明は、上記給電回路を、上記
基板突出部の片面に形成された給電パッドと、この給電
パッドとアンテナの給電部との間を容量結合するための
導電部材とから構成することも特徴とする。このように
構成すると、回路基板とアンテナの給電部との間の距離
がある程度離れている場合のように、給電パットだけで
は給電パッドとアンテナの給電部との間を所定の容量値
で容量結合させることが困難な場合でも、導電部材によ
り給電パッドとアンテナの給電部との間を近接対向させ
ることで所定の容量値で容量結合させることが可能とな
る。
【0014】またその際、上記給電回路の導電部材を、
アンテナの突出方向またはその反対方向へ少なくとも1
回折り返すように構成するとよい。このように構成する
と、導電部材の折り返しにより互いに対向する部位間で
高周波信号の位相関係が逆転することになる。このた
め、給電回路からの電波の放射量は低減され、これによ
りアンテナ特性の劣化を抑えて所期のアンテナ性能を発
揮させることが可能となる。また、上記導電部材の折り
返しによりその自体がインピーダンス整合機能を持つよ
うになり、これにより整合回路による負担を軽減して整
合回路の簡素化を図ることができ、ひいては基板突出部
を小型化することができる。
【0015】さらに、上記アンテナを端末筐体に支持す
るために誘電体からなるアンテナ支持部材を設け、この
アンテナ支持部材に、上記給電回路の導電部材の基端部
を、アンテナに対し所定の間隔を隔てて対向するように
一体に固定するようにしたことも特徴とする。このよう
に構成すると、アンテナ支持部材により安定した容量結
合を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)この発明の第
1の実施形態は、ロッドアンテナからなる第1のアンテ
ナと、ヘリカルアンテナからなる第2のアンテナとを備
えた携帯電話機において、その端末筐体内に収容される
回路基板の上端部の上記各アンテナと対向する部位を上
方へ延長させることにより基板突出部を形成し、この基
板突出部に折り返しパターンからなるインピーダンス整
合回路と給電パッドとを形成したものである。
【0017】図1は、この発明に係わる移動通信端末の
第1の実施形態である携帯電話機の構成を示すもので、
(a)は正面から見た部分断面図、(b)は側面からみ
た部分断面図である。
【0018】端末筐体10内の上部位置には例えばCC
DやCMOSを使用したカメラ(図示せず)が収容さ
れ、またこのカメラ8を避けるために端末筐体10内の
下方寄りの位置には回路基板20が収容されている。こ
の回路基板20には無線回路21等の各種回路が実装さ
れる。
【0019】また端末筐体1内の側部寄りの位置にはア
ンテナ装置が設置されている。このアンテナ装置は、ロ
ッドアンテナからなる第1のアンテナ30と、ヘリカル
アンテナからなる第2のアンテナ40とから構成され
る。第1のアンテナ30は、例えば屈曲可能なニッケル
チタン合金をアンテナ素子として使用したもので、その
下端部にはアルミニウム等の金属で構成されたストッパ
31が設けてある。このストッパ31は、第1のアンテ
ナ30を端末筐体10の上端部から上方へ引き出した際
のストッパとして機能すると共に、無線回路21から供
給される高周波信号を受信する機能を有する。
【0020】これに対し第2のアンテナ40は、銅線を
螺旋状に巻回してこれをアンテナ素子として使用したも
ので、このアンテナ素子は例えばABS樹脂からなるキ
ャップにより被覆される。またアンテナ素子の下端部に
はアルミニウム等の金属により構成されるエレメントホ
ルダ53が接続してある。このエレメントホルダ53
は、無線回路21から供給される高周波信号を受信する
機能を有する。またこのエレメントホルダ53と上記第
1のアンテナ30の上端部とは、例えばナイロン樹脂か
らなる連結部材を介して連結されており、これにより第
1のアンテナ30と第2のアンテナ40とは電気的に相
互に分離された状態で構造的に一体化されている。
【0021】さらに、これら第1および第2のアンテナ
30,40は、上下方向に移動可能な状態に、端末筐体
10の上端部にアンテナ支持部材により取り付けられ
る。このアンテナ支持部材は、樹脂からなる第1および
第2のアンテナホルダ51,52により構成される。こ
れら第1および第2のアンテナホルダ51,52は、中
央部に上記第2のアンテナのエレメントホルダ53およ
び第1のアンテナ30を挿通するための挿通孔を有し、
第1のアンテナホルダ51は端末筐体10の上端部に設
けられたアンテナ取り付け部41に端末筐体10の外側
からねじ込むことにより固定される。第2のアンテナホ
ルダ52は、端末筐体10内において上記第1のアンテ
ナホルダ51に結合される。
【0022】ところで、前記回路基板20の上端部にお
ける上記アンテナ装置と対向する部分には、基板突出部
22が設けてある。この基板突出部22上には、給電パ
ッド61と、インピーダンス整合回路70とがそれぞれ
設けてある。このうちインピーダンス整合回路70は、
図示するごとくアンテナ30,40の長手方向に折り返
した折り返しパターンからなる。また、前記第2のアン
テナホルダ52には給電バネ62の基端部が固定されて
おり、この給電バネ62により上記給電パッド61と前
記第1のアンテナ30のストッパ31または第2のアン
テナ40のエレメントホルダ53との間が電気的に接続
される。
【0023】このような構成であるから、先ず第1のア
ンテナ30を端末筐体10内に収容した状態では、図1
(b)に示すように給電バネ62により第2のアンテナ
40のエレメントホルダ53と基板突出部22に形成さ
れた給電パッド61との間が電気的に接続される。この
ため、無線回路21から出力された高周波信号は整合回
路の折り返しパターン70を介して第2のアンテナ40
に供給され、この結果第2のアンテナ40が励振されて
アンテナとして機能する。
【0024】これに対し第2のアンテナ40を上方へ引
っ張ることにより第1のアンテナ30を端末筐体10の
外へ引き出した状態では、給電バネ62により第1のア
ンテナ30のストッパ31と基板突出部22に形成され
た給電パッド61との間が電気的に接続される。このた
め、無線回路21から出力された高周波信号は整合回路
の折り返しパターン70を介して第1のアンテナ30に
供給され、この結果第1のアンテナ30が励振されてア
ンテナとして機能する。
【0025】ところで、上記給電パッド61は基板突出
部22に形成してあるため、端末筐体10の上端部に近
い位置に配置されている。このため、第2のアンテナ4
0に対する給電点も図9に示した従来の構成に比べて端
末筐体10の上端部に近い位置、つまり第2のアンテナ
40に近い位置となり、これにより給電点として機能す
るエレメントホルダ53の長さは短くて済む。また同様
に、第1のアンテナへの給電点として機能するストッパ
31の長さも短くて済むことになる。したがって、給電
パッド61から第1および第2のアンテナ30,40の
アンテナ素子までの給電経路長は短縮され、この結果給
電経路における損失や不要放射は減少し、これによりア
ンテナ利得および効率を高く保持することができる。
【0026】また、上記したように第1のアンテナのス
トッパ31および第2のアンテナ40のエレメントホル
ダ53の長さを短くできることで、アンテナ装置の全長
を短縮することができ、これにより端末筐体10を大型
化することなくアンテナ装置を端末筐体10内に収容す
ることが可能となる。
【0027】さらに、整合回路の折り返しパターン70
および給電パッド61を基板突出部22に形成するよう
にしたので、その分回路基板20のサイズ大型化するこ
となく十分な大きさの実装面積を確保することが可能と
なり、これにより端末筐体10の大型化を防止し、かつ
高密度実装技術および部品変更を不要にしてコストアッ
プを避けることができる。また、所望のサイズおよびデ
ザインの携帯電話機を提供することも可能となる。
【0028】さらには、アンテナ給電点を端末筐体10
の上端部に移動したことにより、人体の影響によるアン
テナ特性の劣化を低減して、実際の使用環境において十
分なアンテナ特性を確保することができる。
【0029】また、本実施形態ではインピーダンス整合
回路を折り返しパターン70により構成したので、折り
返しにより対向するパターンどうしの位相関係が逆転す
る。このため、整合回路における放射量を低減すること
ができ、これによりアンテナ特性をさらに改善すること
が可能となる。さらに整合回路を配線パターンにより構
成したことで部品点数を削減することができ、これによ
りコストダウンも可能になる。
【0030】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、ロッドアンテナからなる第1のアンテナと、ヘ
リカルアンテナからなる第2のアンテナとを備えた携帯
電話機において、その端末筐体内に収容される回路基板
の上端部の上記各アンテナと対向する部位を上方へ延長
させることにより基板突出部を形成し、この基板突出部
の一方の面に給電パッドを形成すると共に、基板突出部
の両面にスルーホールを使用して折り返しパターンを形
成し、これをインピーダンス整合回路として機能させる
ようにしたものである。
【0031】図2は、この発明に係わる移動通信端末の
第2の実施形態である携帯電話機の構成を示すもので、
(a)は正面から見た部分断面図、(b)は側面からみ
た部分断面図である。なお、同図において前記図1
(a),(b)と同一部分には同一符号を付して詳しい
説明は省略する。
【0032】回路基板20の上端部に設けた基板突出部
22の表面および裏面には、スルーホールを使用した折
り返しパターン71が形成してある。この折り返しパタ
ーン71はインピーダンス整合回路として機能する。
【0033】このような構成であるから、インピーダン
ス整合回路の実装面積を低減することができ、これによ
り面積が限られた基板突出部22であっても、性能の十
分な整合回路を設けることが可能となる。
【0034】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態は、ロッドアンテナからなる第1のアンテナと、ヘ
リカルアンテナからなる第2のアンテナとを備えた携帯
電話機において、その端末筐体内に収容される回路基板
の上端部の上記各アンテナと対向する部位を上方へ延長
させることにより基板突出部を形成し、この基板突出部
の一方の面に給電パッドを形成すると共に、基板突出部
の両面にスルーホールを使用した折り返しパターンをイ
ンピーダンス整合回路として形成し、さらに上記給電パ
ッドと第1および第2のアンテナの給電点との間の接続
を容量結合により行うようにしたものである。
【0035】図3は、この発明に係わる移動通信端末の
第3の実施形態である携帯電話機の構成を示すもので、
(a)は正面から見た部分断面図、(b),(c)は側
面からみた部分断面図である。なお、同図において前記
図2(a),(b)と同一部分には同一符号を付して詳
しい説明は省略する。
【0036】回路基板20およびアンテナ装置の収容位
置は、基板突出部22に形成された給電パターン61
と、第1のアンテナ30のストッパ31および第2のア
ンテナ40のエレメントホルダ53との間が、所定の結
合容量63を介して結合されるように設定される。
【0037】このような構成であるから、先ず第1のア
ンテナ30を端末筐体10内に収容した状態では、図3
(b)に示すように第2のアンテナ40のエレメントホ
ルダ53と基板突出部22に形成された給電パッド61
との間が結合容量63を介して接続される。このため、
無線回路21から出力された高周波信号は、整合回路と
してのスルーホールを使用した折り返しパターン71
と、上記結合容量63をそれぞれ介して第2のアンテナ
40に供給され、この結果第2のアンテナ40が励振さ
れてアンテナとして機能する。
【0038】これに対し第2のアンテナ40を上方へ引
っ張ることにより第1のアンテナ30を端末筐体10の
外へ引き出した状態では、図3(c)に示すように第1
のアンテナ30のストッパ31と基板突出部22に形成
された給電パッド61との間が結合容量63を介して結
合される。このため、無線回路21から出力された高周
波信号は整合回路としてのスルーホールを使用した折り
返しパターン71と上記結合容量63を介して第1のア
ンテナ30に供給され、この結果第1のアンテナ30が
励振されてアンテナとして機能する。
【0039】したがってこの実施形態によれば、第1の
アンテナ30に対しても、また第2のアンテナ40に対
しても、結合容量63を介して給電がなされるため、ア
ンテナの選択度Qの値を低下させることができ、これに
より広帯域特性を有するアンテナ装置を提供できる。
【0040】また、カメラを内蔵したビューア型の携帯
電話機においては、水平面の利得を向上させることが要
求される。本実施形態では、第1および第2のアンテナ
30,40の長さλ/2とし、整合回路としてのスルー
ホールを使用した折り返しパターン71を含めた給電経
路長をλ/4とすることで、アンテナ装置はダイポール
アンテナと同等の動作を行うことになるので、水平面利
得を高めることができる。この場合、無線回路21に対
しては、入出力インピーダンスを約50オームとするこ
とで整合可能である。
【0041】(第4の実施形態)この発明の第4の実施
形態は、ロッドアンテナからなる第1のアンテナと、ヘ
リカルアンテナからなる第2のアンテナとを備えた携帯
電話機において、その端末筐体内に収容される回路基板
の上端部の上記各アンテナと対向する部位を上方へ延長
させることにより基板突出部を形成し、この基板突出部
の一方の面に給電パッドを形成すると共に、基板突出部
の両面にスルーホールを使用した折り返しパターンをイ
ンピーダンス整合回路として形成し、さらに上記給電パ
ッドと第1および第2のアンテナの給電点との間の接続
を、給電バネを介して容量結合により行うようにしたも
のである。
【0042】図4は、この発明に係わる移動通信端末の
第4の実施形態である携帯電話機の構成を示すもので、
(a)は正面から見た部分断面図、(b),(c)は側
面からみた部分断面図である。なお、同図において前記
図3(a),(b),(c)と同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略する。
【0043】第2のアンテナホルダ52は誘電体により
構成され、この第2のアンテナホルダ52には、給電バ
ネ64の基端部がアンテナ挿通孔に対し所定の間隔で対
向するように一体成形により固定される。この間隔は、
給電バネ64の基端部と、アンテナ挿通孔に挿入される
第1のアンテナ30のストッパ31または第2のアンテ
ナ40のエレメントホルダ53との間が、所定の値の結
合容量65で結合されるように設定される。なお、上記
給電バネ64の先端部は、基板突出部22に形成された
給電パッド61に対し当接して電気的接続が保たれる。
【0044】このような構成であるから、先ず第1のア
ンテナ30を端末筐体10内に収容した状態では、図4
(b)に示すように給電バネ64および結合容量65を
介して第2のアンテナ40のエレメントホルダ53と基
板突出部22に形成された給電パッド61との間が電気
的に接続される。このため、無線回路21から出力され
た高周波信号は、整合回路としてのスルーホールを使用
した折り返しパターン71と、給電バネ64および結合
容量65をそれぞれ介して第2のアンテナ40に供給さ
れ、この結果第2のアンテナ40が励振されてアンテナ
として機能する。
【0045】これに対し第2のアンテナ40を上方へ引
っ張ることにより第1のアンテナ30を端末筐体10の
外へ引き出した状態では、給電バネ64および結合容量
65により第1のアンテナ30のストッパ31と基板突
出部22に形成された給電パッド61との間が電気的に
接続される。このため、無線回路21から出力された高
周波信号は、整合回路としてのスルーホールを用いた折
り返しパターン71と、給電バネ64および結合容量6
5をそれぞれ介して第1のアンテナ30に供給され、こ
の結果第1のアンテナ30が励振されてアンテナとして
機能する。を介して第1のアンテナ30に供給され、こ
の結果第1のアンテナ30が励振されてアンテナとして
機能する。
【0046】したがって、回路基板20とアンテナの給
電点との間の距離がある程度離れている場合のように、
給電パット61だけでは給電パッド61と第1のおよび
第2のアンテナ30,40の給電点との間を所定の容量
値で容量結合させることが困難な場合でも、給電バネ6
4により給電パッド61と、第1および第2のアンテナ
30,40の給電部、つまりストッパ31およびエレメ
ントホルダ53との間を、所定の容量値で容量結合させ
ることが可能となる。また、給電バネ64を第2のアン
テナホルダ52に一体成形により固定しているので、上
記容量結合の容量値を安定に保持することができる。
【0047】(第5の実施形態)この発明の第5の実施
形態は、ロッドアンテナからなる第1のアンテナと、ヘ
リカルアンテナからなる第2のアンテナとを備えた携帯
電話機において、その端末筐体内に収容される回路基板
の上端部の上記各アンテナと対向する部位を上方へ延長
させることにより基板突出部を形成し、この基板突出部
の一方の面に給電パッドを形成すると共に、基板突出部
の両面にスルーホールを使用した折り返しパターンをイ
ンピーダンス整合回路として形成し、さらに上記給電パ
ッドと第1および第2のアンテナの給電点との間の接続
を、折り返し構造なす給電バネを使用して容量結合によ
り行うようにしたものである。
【0048】図5は、この発明に係わる移動通信端末の
第5の実施形態である携帯電話機の構成を示すもので、
(a)は正面から見た部分断面図、(b),(c)は側
面からみた部分断面図である。なお、同図において前記
図3(a),(b),(c)と同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略する。
【0049】アンテナ装置は、図6に示すように下端部
にストッパ31を取着した第1のアンテナ30と、ヘリ
カルアンテナ素子40a下端部にエレメントホルダ53
を接続した第2のアンテナホルダ40とを樹脂製の連結
部材により連結し、かつこの第1および第2のアンテナ
30,40を2個のアンテナホルダ51,52により端
末筐体10に取着したものとなっている。
【0050】ところで、上記第1および第2のアンテナ
ホルダ51,52のうち第2のアンテナホルダ52は、
例えば図7および図8に示すように直方体をなす誘電体
ブロックの中心部にアンテナ挿通孔52bを設けてい
る。このアンテナ挿通孔52bには、第1のアンテナ3
0が上下方向に移動可能に挿通される。
【0051】また、この第2のアンテナホルダ52の一
面には、折り返し構造をなす給電バネ66の基端部がア
ンテナ挿通孔52aに対し所定の間隔で対向するように
一体成形により固定されている。この間隔は、折り返し
給電バネ66の基端部と、アンテナ挿通孔に挿入される
第1のアンテナ30のストッパ31または第2のアンテ
ナ40のエレメントホルダ53との間が、所定の値の結
合容量65で結合されるように設定される。なお、上記
折り返し給電バネ66の先端部は、基板突出部22に形
成された給電パッド61に対し当接して電気的接続が保
たれる。
【0052】このような構成であるから、先ず第1のア
ンテナ30を端末筐体10内に収容した状態では、図5
(b)に示すように折り返し給電バネ66および結合容
量65を介して第2のアンテナ40のエレメントホルダ
53と基板突出部22に形成された給電パッド61との
間が電気的に接続される。このため、無線回路21から
出力された高周波信号は、整合回路としてのスルーホー
ルを使用した折り返しパターン71と、折り返し給電バ
ネ66および結合容量65をそれぞれ介して第2のアン
テナ40に供給され、この結果第2のアンテナ40が励
振されてアンテナとして機能する。
【0053】これに対し第2のアンテナ40を上方へ引
っ張ることにより第1のアンテナ30を端末筐体10の
外へ引き出した状態では、折り返し給電バネ66および
結合容量65により第1のアンテナ30のストッパ31
と基板突出部22に形成された給電パッド61との間が
電気的に接続される。このため、無線回路21から出力
された高周波信号は、整合回路としてのスルーホールを
用いた折り返しパターン71と、折り返し給電バネ66
および結合容量65をそれぞれ介して第1のアンテナ3
0に供給され、この結果第1のアンテナ30が励振され
てアンテナとして機能する。
【0054】したがって、前記第4の実施形態と同様
に、回路基板20とアンテナの給電点との間の距離があ
る程度離れている場合のように、給電パット61だけで
は給電パッド61と第1のおよび第2のアンテナ30,
40の給電点との間を所定の容量値で容量結合させるこ
とが困難な場合でも、折り返し給電バネ66により給電
パッド61と、第1および第2のアンテナ30,40の
給電部、つまりストッパ31およびエレメントホルダ5
3との間を、所定の容量値で容量結合させることが可能
となる。また、折り返し給電バネ66を第2のアンテナ
ホルダ52に一体成形により固定しているので、上記容
量結合の容量値を安定に保持することができる。
【0055】さらに、給電バネとして、アンテナの長手
方向に折り返してなる折り返し給電バネ66を使用した
ことによって、折り返し給電バネ66の互いに対向する
部位間で高周波信号の位相関係が逆転することになる。
このため、給電バネからの電波の放射量は低減され、こ
れによりアンテナ特性の劣化を抑えて所期のアンテナ性
能を発揮させることが可能となる。また、上記折り返し
給電バネ66自体がインピーダンス整合機能を持つよう
になり、これによりインピーダンス整合回路71による
負担を軽減してインピーダンス整合回路の簡素化を図る
ことができ、ひいては基板突出部22の突出長を短くす
ることができる。
【0056】(その他の実施形態)前記実施形態では、
携帯電話機を例にとって説明したが、PDA(Personal
Digital Assistants)等の携帯情報端末や、モバイル
形のパーソナル・コンピュータ等のその他の移動通信端
末にも、この発明を適用することができる。
【0057】また、前記実施形態ではカメラの収容位置
を避けるように回路基板を収容する場合を例にとって説
明したが、カメラ以外のモジュールの収容位置を避ける
ように回路基板を収容せざるを得ない場合にもこの発明
を適用可能である。
【0058】その他、基板突出部の形状や大きさ、イン
ピーダンス整合回路の回路パターンの構成、アンテナ装
置の構成などについても、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、少な
くとも無線回路が実装された回路基板を端末筐体内に収
容すると共に、アンテナをその放射部が端末筐体の外部
に突出しかつ給電部が端末筐体内に収容される状態で上
記端末筐体に取り付けてなる移動通信端末にあって、上
記回路基板の辺部の上記アンテナ設置位置と対応する位
置に、当該アンテナの突出方向へ延長するように基板突
出部を設け、この基板突出部に、上記無線回路とアンテ
ナとの間のインピーダンスを整合するための整合回路
と、上記無線回路から上記整合回路を介して出力される
高周波電力を上記アンテナの給電部に供給するための給
電回路とをそれぞれ設けたものである。
【0060】したがってこの発明によれば、カメラ等の
収容位置が特定されるモジュールを筐体内に収容する場
合でも、アンテナ特性の劣化や筐体サイズの大型化、コ
ストアップが生じないようにした移動通信端末を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係わる移動通信
端末の正面および側面から見た要部の部分断面図。
【図2】 この発明の第2の実施形態に係わる移動通信
端末の正面および側面から見た要部の部分断面図。
【図3】 この発明の第3の実施形態に係わる移動通信
端末の正面および側面から見た要部の部分断面図。
【図4】 この発明の第4の実施形態に係わる移動通信
端末の正面および側面から見た要部の部分断面図。
【図5】 この発明の第5の実施形態に係わる移動通信
端末の正面および側面から見た要部の部分断面図。
【図6】 図5に示した移動通信端末におけるアンテナ
装置の構成を示す図。
【図7】 図6に示したアンテナ装置における第2のア
ンテナホルダの構造を示す斜視図。
【図8】 図7に示した第2のアンテナホルダの構造を
示す正面図。
【図9】 従来提案されている移動通信端末の正面およ
び側面から見た要部の部分断面図。
【符号の説明】
10…端末筐体 20…回路基板 21…無線回路 22…基板突出部 30…第1のアンテナ 31…ストッパ 40…第2のアンテナ 40a…ヘリカルアンテナ素子 40b…キャップ 41…アンテナ取り付け部 51…第1のアンテナホルダ 52…第2のアンテナホルダ 52a…ホルダ本体 52b…アンテナ挿入孔 53…エレメントホルダ 61…給電パッド 62,64…給電バネ 63,65…結合容量 66…折り返し給電バネ 70…折り返しパターンからなる整合回路 71…スルーホールを用いた両面折り返しパターンから
なる整合回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕道 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 岩崎 久雄 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5J047 AA04 AB06 AB12 FD01 5K011 AA06 AA16 DA02 JA01 KA01 5K023 AA07 BB03 BB04 BB06 LL01 LL03 LL05 5K067 AA42 EE02 KK01 KK17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも無線回路が実装され、端末筐
    体内に収容される回路基板と、 前記端末筐体に、放射部が端末筐体の外部に突出しかつ
    給電部が端末筐体内に収容される状態で設置されるアン
    テナと、 前記回路基板の前記アンテナ設置位置と対応する位置
    に、当該アンテナの突出方向へ延長するように設けられ
    た基板突出部とを具備し、 前記無線回路と前記アンテナとの間のインピーダンスを
    整合するための整合回路と、前記無線回路から前記整合
    回路を介して出力される高周波電力を前記アンテナの給
    電部に供給するための給電回路とを、前記基板突出部に
    それぞれ設けたことを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記整合回路を、前記アンテナの突出方
    向又はその反対方向へ少なくとも一回折り返してなる折
    り返し線路により構成し、この折り返し線路を前記基板
    突出部の片面に配線パターンにより形成したことを特徴
    とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記整合回路を、前記アンテナの突出方
    向又はその反対方向へ少なくとも一回折り返してなる折
    り返し線路により構成し、この折り返し線路を前記基板
    突出部の両面にスルーホールを用いた配線パターンによ
    り形成したことを特徴とする請求項1記載の移動通信端
    末。
  4. 【請求項4】 前記給電回路は、前記基板突出部の前記
    アンテナの給電部と対向する面に形成されて、前記アン
    テナの給電部に対し容量結合する給電パッドを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記給電回路は、前記基板突出部の片面
    に形成された給電パッドと、この給電パッドと前記アン
    テナの給電部との間を容量結合するための導電部材とか
    ら構成されることを特徴とする請求項1記載の移動通信
    端末。
  6. 【請求項6】 前記給電回路の導電部材は、導電性を有
    する弾性片をアンテナの突出方向またはその反対方向へ
    少なくとも1回折り返してなることを特徴とする請求項
    5記載の移動通信端末。
  7. 【請求項7】 前記アンテナを前記端末筐体に支持する
    ための誘電体からなるアンテナ支持部材をさらに具備
    し、 前記給電回路の導電部材は、その基端部が前記アンテナ
    に対し所定の間隔を隔てて対向する状態に前記アンテナ
    支持部材に一体に固定され、先端部が前記給電パッドに
    電気的に接触することを特徴とする請求項5記載の移動
    通信端末。
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