JP2006352673A - 通信端末及びアンテナの実装方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可撓性の基板10を備え、円筒状に丸めて使用できる通信端末において、前記基板10は、回路が形成される第1の領域20とアンテナ35が実装される第2の領域30とを備え、前記アンテナ35は前記第1の領域と前記第2の領域との境界に設けられた給電点15に接続され、前記通信端末を円筒状にした場合に、前記アンテナ35が同一平面にならないように、前記アンテナ35を実装する。
【選択図】 図2
Description
例えば、特許文献1には、筐体が閉じた状態でも開いた状態でもアンテナが安定した特性を維持できるようにするための構成を開示している。この特許文献1による電子機器では、パームレスト側筐体と蓋体をなす表示部筐体とからなり、表示部筐体にアンテナ素子が内蔵されている。そして、表示部筐体を閉じたときに、パームレスト側筐体のパームレスト部分を非伝導体筐体構造とすることにより、アンテナ素子と電気伝導体部材との距離を一定の距離以上離間させている。
また、特許文献2は、第1の筐体と第2の筐体を有する携帯型通信端末に関するものであって、第1の筐体と第2の筐体が折りたたみ自在に結合されている。この場合において、第2の筐体を開いたときにアンテナの利得が低下しないように、導電体層がアンテナの近傍となる領域を避けるように形成されている。
特許文献3は、第1の装置ハウジングと第2の装置ハウジングを有する装置に関するものであって、第1の装置ハウジングと第2の装置ハウジングが折りたたみ自在に結合されている。この場合において、第1の装置ハウジングは第1のアンテナを有し、第2の装置ハウジングは寄生放射器を有している。このような構成において、第1と第2の装置ハウジングが折りたたまれた場合に、第1のアンテナと寄生放射器とが寄生的に結合され、第1と第2の装置ハウジングが伸張された場合にそれらが結合されないよう構成されている。これにより、第1と第2の装置ハウジングが折りたたまれたときと伸張されたときの双方において、アンテナの特性を維持することができる。
しかし、丸めることが可能な筐体における最適なアンテナ実装に関する提案はなされていない。
図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナが適用される通信端末の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本発明に係るアンテナが適用される通信端末は、可撓性を有する材料で形成されており、自由に変形させることができる。ここで、通信端末を使用する場合に、通信端末の筐体がゴム等の弾性を利用する可撓性を有する場合には、通信端末を丸めて円筒状で使用する使用方法が考えられる。例えば、液晶の表示を見るときは丸めずに見やすい状態で使用し、通話時には通信端末を丸めて持ちやすい状態で使用するのである。ここで、以下の実施形態では、通信端末を円筒状に丸めて使用した場合におけるアンテナの実装方法について説明する。なお、以下の説明においては、説明の都合上、フレキ等により可撓性を有する可撓性基板へのアンテナの実装方法について述べるので、筐体その他のものについては、図示及び説明を省略する。
また、第1の領域20と第2の領域30との境界であって、基板10の端部には、給電点15が、設けられている。上記のような構成において、第1の領域20と第2の領域30は矩形であって、アンテナ35が給電点15から第2の領域30において、矩形領域30の対角線上に配置されている。このような構成とすることにより、第1の領域20と第2の領域30との境界線12に沿って、基板10を丸めた場合であっても、アンテナの特性が大幅に劣化することはない。図3と図4に境界線12と平行にアンテナを配置した場合と、本発明による構成の場合とにおいて、その比較をした結果を示す。なお、図3及び図4において、(a)は基板を開いた場合、(b)は基板を丸めた場合の図であり、(c)は、(a)及び(b)のときのVSWR−周波数の関係を示すグラフである。
図5は、図2のアンテナと同じ構成において、給電点15を外側にして丸めた場合(a)と、給電点15を内側にして丸めた場合(b)の様子を示した図である。図5に示すように、給電点15を外側にしても内側にしても丸めた場合におけるアンテナの形状は変わらないので、上記と同様の効果が得られる。
図6は、図2のアンテナの第1の領域20と第2の領域30との位置を入れ替えた場合であって、様々な回路が構成される第1の領域20を上部に配置し、アンテナが実装される第2の領域30を下部に配置している。図6において、給電点15を内側にして丸めた場合(a)と、給電点15を外側にして丸めた場合(b)の様子を示しているが、丸めた場合の構成は上記のように図2や図5と同じであるので、上記と同様の効果が得られる。
上記の各実施形態では、通信端末を丸める方向を1方向のみとし、第1の領域20と第2の領域30との境界に沿って通信端末を丸めるようにしたが、これに限らず、2方向に丸めても良い。この場合には、例えば、図9に示すように、基板10の1つの角部を回路などを実装する第1の領域20とし、その部分から給電点15を介してアンテナ35を実装すれば、矢印で示すような2方向の丸めに対して、アンテナの特性劣化が抑えられる。
上記の実施形態では、アンテナを丸めて円筒形状とした場合について説明したが、円筒状でなく、多角柱のような形状でも良い。
筐体全てが可撓性を有するものではなく、アンテナを実装する部分のみが可撓性を有するようなものでも良い。
第2の実施形態において、アンテナの形状は、直線状でなく、メアンダなどのような形状であっても良く、アンテナを実装した部分を丸めることができるような構成であれば、どのような形状であっても良い。
さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
12…境界
15…給電点
20…第1の領域
30…第2の領域
35…アンテナ
50…反射導体
55…磁性体
60…フレキシブル液晶
Claims (8)
- 可撓性の基板を備え、円筒状に丸めて使用できる通信端末において、
前記基板は、回路が形成される第1の領域とアンテナが実装される第2の領域とを備え、
前記アンテナは前記第1の領域と前記第2の領域との境界に設けられた給電点に接続され、
前記通信端末を円筒状にした場合に、前記アンテナが同一平面にならないように、前記アンテナを実装することを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載の通信端末において、前記第1と第2の領域は矩形領域であり、
前記給電点は、前記第1と第2の領域の境界の端部に設けられ、
前記アンテナは、前記第1と第2の領域の境界と平行にならないように実装されることを特徴とする通信端末。 - 請求項2に記載の通信端末において、前記第1の領域が、前記第2の領域を挟むように形成されていることを特徴とする通信端末。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の通信端末において、前記第2の領域が誘電体で形成されていることを特徴とする通信端末。
- 可撓性の基板を備え、円筒状に丸めて使用できる通信端末へのアンテナの実装方法において、
前記通信端末を丸めたときに、筐体の外側の面にアンテナがくるようにアンテナを実装することを特徴とするアンテナの実装方法。 - 請求項5に記載のアンテナの実装方法において、前記通信端末を丸めたときに、前記アンテナと反対の位置に反射導体がくるように前記アンテナと前記反射導体とを実装することを特徴とするアンテナの実装方法。
- 請求項5又は請求項6に記載のアンテナの実装方法において、前記通信端末を丸めたときに、その内側に誘電体または磁性体が配置されることを特徴とするアンテナの実装方法。
- 請求項6に記載のアンテナの実装方法において、前記反射導体はフレキシブル液晶の背面であることを特徴とするアンテナの実装方法。
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JP2005178130A JP2006352673A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 通信端末及びアンテナの実装方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013022050A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | シャープ株式会社 | アンテナエレメントおよび無線通信端末 |
WO2013035152A1 (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | 株式会社数理設計研究所 | アンテナ素子 |
CN113964514A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 维沃移动通信有限公司 | 电子设备 |
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2005
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WO2013022050A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | シャープ株式会社 | アンテナエレメントおよび無線通信端末 |
WO2013035152A1 (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | 株式会社数理設計研究所 | アンテナ素子 |
JPWO2013035152A1 (ja) * | 2011-09-05 | 2015-03-23 | 株式会社数理設計研究所 | アンテナ素子 |
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