JP2002050914A - アンテナ装置及びこれを搭載した携帯無線機 - Google Patents

アンテナ装置及びこれを搭載した携帯無線機

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JP2002050914A
JP2002050914A JP2000231709A JP2000231709A JP2002050914A JP 2002050914 A JP2002050914 A JP 2002050914A JP 2000231709 A JP2000231709 A JP 2000231709A JP 2000231709 A JP2000231709 A JP 2000231709A JP 2002050914 A JP2002050914 A JP 2002050914A
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portable wireless
antenna
antenna device
monopole
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JP2000231709A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Nishikido
友昭 西木戸
Yutaka Saito
裕 斎藤
Takeya Nagano
健也 長野
Hiroshi Haruki
宏志 春木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線機を金属卓上に載置した状態や手で
持った状態において、高いアンテナ利得を実現する。 【解決手段】 ヘリカル部2とモノポール部3とは、こ
れらの軸方向が略90度の角度をなすように配置されて
いる。モノポール部3は、軸方向が携帯無線機10の筐
体10Aの各面のうち、最大面積を有する面10Bに対
して、平行に配置されている。この構成により、金属卓
上に載置された状態や人の手で持った状態での使用にお
いても、高いアンテナ利得を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信用のアン
テナ装置及びこれを搭載する主にPHS(パーソナル・
ハンディホン・システム)方式の携帯端末機などの携帯
無線機に係り、特に金属製の卓上などに置かれた状態や
人の手で保持された状態においても高いアンテナ利得を
得ることができるアンテナ装置及びこれを搭載する携帯
無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯無線機、例えば携帯電話機や
携帯端末機などの急激な普及に伴い、情報通信サービス
の多様化が進んでいる。最近のブラウザー機能を備えた
携帯電話機にあっては、インターネットと接続してサイ
トの情報を入手したり、電子メールの送受信を行うこと
が可能である。近い将来には、PHS方式の携帯端末機
(以下、PHSと略す)を使用した音楽配信サービス等
の開始も予定されている。
【0003】通常、このような携帯無線機を使用して情
報をダウンロードする際には、この携帯無線機本体を手
で保持して表示部を見ながら情報を受取る場合が多い。
また、音楽や画像等のような大容量のデータをダウンロ
ードする際には、例えば携帯無線機を金属製の卓上(以
下、「金属卓上」とよぶ)に置いて行う場合が多い。し
たがって、このような情報通信用の携帯無線機に搭載さ
れるアンテナ装置では、良好な通信状態を確保するた
め、金属卓上に置かれた状態や人の手で持った状態で高
いアンテナ利得を得る必要がある。
【0004】ところで、このような携帯無線機、例えば
PHS等では、比較的距離が離れた(例えば100m程
度)公衆用基地局との間で無線接続するようになってい
る。したがって、公衆用基地局と無線接続する場合に求
められるアンテナ性能は、一般的に水平面パターン平均
化利得(以下、「PAG」とよぶ)が−10〜−13d
Bd程度である。通常、このPAGは、移動通信の多重
波環境における到来波の垂直偏波成分が水平偏波成分に
対して6dB高いと仮定して算出される。したがって、
アンテナの放射パターンにおいて、垂直偏波成分に対し
て6dBだけ重み付けされることになる。
【0005】そこで、このような事情を考慮したPHS
や携帯電話等に搭載されるアンテナとして、例えば、特
開平6−104625号公報に開示されているように、
モノポール部の先端に絶縁体を介してヘリカル部を装着
し、伸張時にはモノポール部に給電し、収納時にはヘリ
カル部に給電するように構成された「トップヘリカル切
離型」のものが提案されている。また、このようなアン
テナとして、特開平7−154120号公報に開示され
ているように、PHSや携帯電話機等に取付けるバンド
ストラップにループ状のアンテナを内蔵させ、バンドス
トラップとアンテナを兼用するように構成された「バン
ドストラップ型」のものも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の「トップヘリカル切離型」のアンテナは、通話
時を優先した伸縮アンテナとして設計されている。その
ため、金属卓上に置かれた状態や人体の手で保持された
状態でのPAGが低くなるといった問題があった。例え
ば、アンテナを収納した状態で金属卓上に置かれた場合
には、ヘリカル部の軸方向が金属卓上に近接して平行と
なる。その場合、金属卓上には、逆位相で励振されたイ
メージアンテナが存在することになり、一般的には、イ
メージアンテナとの結合によって、利得が低下する傾向
にある。
【0007】また、PHSや携帯電話機等の筐体を起立
させた場合のヘリカルアンテナの主偏波は、軸方向と同
じ垂直偏波成分である。しかし、この筐体を寝かせた状
態となる金属卓上では、水平偏波成分が主偏波となり、
垂直偏波成分に6dB重み付けされているPAGは−1
7.0dBdと低くなる。一方、上記した従来の「バン
ドストラップ型」のアンテナでは、PHSや携帯電話機
等の筐体を金属卓上に置いた場合には、バンドストラッ
プの利得が大幅に低下するといった問題があった。
【0008】そこで、本発明は、こうした従来の問題点
を解決するものであり、特に金属卓上に置かれた状態や
人体の手で保持された状態において、高いアンテナ利得
を得ることができるアンテナ装置とこれを搭載した携帯
無線機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決する手段】上記目的は、モノポール部の先
端部分にヘリカル部を連設して構成し、携帯無線機に搭
載するアンテナ装置において、前記ヘリカル部と前記モ
ノポール部との連設箇所を所定角度に曲げることで、達
成される。
【0010】好適には、前記所定角度は、60度〜12
0度の範囲の所定角度、更に好適には、前記所定角度を
略90度とする。また、前記ヘリカル部をプリント基板
上のミアンダパターンで形成する。
【0011】上記目的を達成する携帯無線機は、上記の
アンテナ装置を搭載することを特徴とする。好適には、
携帯無線機の筐体の高さ方向,幅方向,厚さ方向のいず
れかの方向に沿って前記モノポール部を設け、残りの2
方向のいずれかの方向に前記ヘリカル部を曲げて設け
る。
【0012】更に、好適には、当該携帯無線機の地板に
対して前記モノポール部に不平衡給電する給電部の近傍
に電気長が略4分の1波長以上の線状素子を設けると共
に該線状素子の一端を前記地板に電気的に接続する。更
にまた、携帯用ストラップの取付部を有する携帯無線機
において、上記のアンテナ装置を搭載し、携帯無線機本
体外部に突設されると共に前記所定角度に曲げられたヘ
リカル部を覆う樹脂ケース部分を前記取付部とする。
【0013】ヘリカル部がモノポール部に対して所定角
度に曲げて連設されているため、携帯無線機が金属卓上
に置かれた状態でも、高いアンテナ利得が得られる。ま
た、線状素子を設けることで、ユーザの手で保持された
状態や金属卓上に置かれた状態でも更に高いアンテナ利
得が得られる。ヘリカル部をミアンダパターンで形成す
ると、アンテナの突出部を薄くすることができ、アンテ
ナを小型化できると共にミアンダパターンを形成した基
板を携帯無線機に挿入するだけで組み立てが可能とな
り、製造コストを低減することができる。また、所定角
度で曲げたヘリカル部の覆い部分を利用してストラップ
を取り付けることで、特別のストラップ取付部を用意す
る必要がなく、筐体構造が簡単となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。まず、図1〜図
3を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るアン
テナ装置1A及びこれを搭載した携帯無線機10につい
て説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施形態に係る携帯
無線機10に搭載されたアンテナ装置1Aの基本構成を
示す概略斜視図であり、図2(A)、(B)はともに金
属卓上30に載置して通信しているときのアンテナ装置
1Aとこれを搭載した携帯無線機10を示す説明図であ
る。このうち、同図(A)はLCD(液晶表示面)12
が+Z方向に向けられている状態、同図(B)はLCD
(液晶表示面)12が−Z方向に向けられている状態を
示す。また、図3は、本発明の第1の実施形態に係る携
帯無線機10を手で持って使用しているときの状態を示
す説明図である。
【0016】この携帯無線機10に搭載されたアンテナ
装置1Aには、ヘリカル部2と、モノポール部3と、整
合回路部4と、給電部5を備えている。ヘリカル部2
は、モノポール部3の一端と接続されている。モノポー
ル部3の他端は、整合回路部4を介して、給電部5に接
続されている。なお、ヘリカル部2の軸方向とモノポー
ル部3の軸方向とのなす角度は、例えばこの実施形態で
は約90度である。また、整合回路部4は、携帯無線機
10に設けた回路基板11に実装されている。特に、こ
の実施形態では、モノポール部3は、軸方向が携帯無線
機10の略箱型(大略、6面からなる)の筐体10Aの
各面のうち最大面積を有する面10B(以下、最大面1
0Bとよぶ)に対して、平行に配置されている。一般
に、この携帯無線機10の筐体10Aの各面うち最大面
積を有する最大面10Bとしては、情報表示用のLCD
12が設けられている表面及びそれとは逆の裏面が相当
するものである。例えばこの携帯無線機10が金属卓上
30に載置される場合には、この最大面10Bが金属卓
上30の面30A(以下、卓面とよぶ)に対して平行に
接することになる。通常、この2面以外の残りの4面が
卓面30Aに接して置かれることは、安定性が悪いため
少ない。
【0017】次に、図1〜図3を参照して、本発明の第
1の実施形態に係る携帯無線機10に搭載されたアンテ
ナ装置1Aの動作原理を説明する。図1に示す携帯無線
機10において、モノポール部3は軸方向がX方向にあ
り、ヘリカル部2は軸方向がZ方向にある。図2に示す
ように、この携帯無線機10が金属卓上30に置かれた
状態では、ヘリカル部2の軸方向が金属卓上30のグラ
ンドに対して垂直に配置される。因みに、ここで、PH
Sや携帯電話機で一般に用いられる従来の「トップヘリ
カル切離型」のアンテナ装置を搭載した携帯無線機10
が金属卓上30に載置された状態では、ヘリカル部の軸
方向が金属卓上30と平行に配置されるものである(以
下、「ヘリカル水平配置」とよぶ)。
【0018】この2種類のタイプのアンテナ装置、つま
り従来の「ヘリカル水平配置」タイプのものと、この実
施形態タイプのものとをそれぞれ搭載した携帯無線機を
金属卓上30に置いた場合のPAGについて比較する
と、ヘリカル部2が垂直に配置されるこの実施形態のタ
イプのアンテナ装置1Aの方が、従来の「ヘリカル水平
配置」タイプのアンテナ装置よりもPAGが高くなる。
この理由は、この実施形態のアンテナ装置1Aでは、ヘ
リカル部2の軸方向すなわち電界成分が金属卓上30の
卓面30Aに対して垂直となるので、従来の「ヘリカル
水平配置」タイプのアンテナ装置のものとは異なり、金
属卓上30の逆位相で励振されたイメージアンテナと相
互結合による放射効率の低下が発生しないためである。
さらに、この実施形態のものでは、ヘリカル部2から放
射される垂直偏波成分が主偏波となり、垂直偏波成分に
6dB重み付けされているPAGは高くなる。
【0019】以下において、この第1の実施形態につい
て具体的な数値例を用いて説明する。携帯端末機10、
例えばPHSにおいて、モノポール部3の長さを使用無
線電波の1/10波長とし、ヘリカル部2を半径3.8
mm、ピッチ2mmの5回巻きのもので構成する。そし
て、図1に示すように、このモノポール部3の軸方向を
X方向に、ヘリカル部2の軸方向をZ方向に、それぞれ
配置するものとする。このように構成したアンテナ装置
1Aでは、図2(A)に示す金属卓上30に載置された
状態のときのPAGが−11.3dBdと良好な値が得
られている。さらに、図2(B)に示す表裏逆向きで金
属卓上30におかれた状態のときのPAGは−12.5
dBdと良好な値が得られている。
【0020】このように構成された第1の実施形態に係
るアンテナ装置1AでのPAGは、同じ金属卓上30に
おいて従来の「ヘリカル水平配置」タイプのアンテナ装
置を使用する場合のPAGと比較して、利得が約5dB
程度高い。つまり、この第1の実施形態に係る携帯無線
機10に搭載されるアンテナ装置1Aでは、特に金属卓
上30に載置された状態において、高いアンテナ利得が
得られる。また、図3に示すように、携帯無線機10を
手で保持した状態でのPAGについても、この実施形態
のアンテナ装置1Aでは−4.7dBdと良好な値が得
られている。即ち、このときのPAGの値は、従来の
「トップヘリカル切離型」のアンテナ装置を同じ状態で
使用したときに比べて、約2dB程度高いものである。
【0021】以上説明したように、本発明の第1の実施
形態に係るアンテナ装置1Aでは、ヘリカル部2がモノ
ポール部3の一端と接続されているとともに、ヘリカル
部2の軸方向とモノポール部3の軸方向のなす角度が、
例えば約90度となるようにヘリカル部2が配置されて
いる。このため、第1の実施形態に係るアンテナ装置1
Aでは、特に金属卓上30に置かれた状態において高い
アンテナ利得を得ることができる。
【0022】なお、本実施形態においては、モノポール
部3とヘリカル部2を電気的に接続しているが、これに
限るものではなく、例えば容量結合であっても同様な効
果が得られる。また、本実施形態においては、ヘリカル
部2の配置を、この軸方向とモノポール部3の軸方向と
のなす角度が約90度となるようにしているが、これに
限るものではなく、例えば60度乃至120度の範囲で
あればほぼ同様な効果が得られる。また、60度以下又
は120度以上の場合には、改善効果はやや低くなるも
のの水平に配置されたヘリカル部2に対する改善効果が
得られる。
【0023】また、モノポール部3は、携帯無線機10
の筐体10Aの最大面積を有する最大面10Bに対して
完全に平行である必要はなく、例えば45度乃至135
度程度の範囲のように、ヘリカル部2がその最大面10
Bに対して所定の角度を有していれば、同様な効果が得
られる。また、この実施形態では、給電部5と接続する
アンテナをモノポール部3としたが、これに限るもので
はない。例えば、給電部5とヘリカル部2の一端を接続
し、その他端をモノポール部3に接続する構成として
も、PAGで約1dB程度の劣化はみられるが、同様な
効果が得られる。さらに、モノポール部3をヘリカル部
2に変えて、ヘリカル部2のみで構成しても、PAGで
約1dB程度の劣化はみられるが、同様な効果が得られ
る。
【0024】次に、この発明の第2の実施形態に係る携
帯無線機10に搭載したアンテナ装置1Bについて説明
する。図4は本発明の第2の実施形態に係る携帯無線機
10に搭載したアンテナ装置の基本構成を示す斜視図で
ある。同図において、第1の実施形態と同一部分には同
一符号を付して重複説明を避ける。この第2の実施形態
でも、先の実施形態と同様に、ヘリカル部2と、モノポ
ール部3と、整合回路部4と、給電部5を備えている。
また、このヘリカル部2も、モノポール部3の一端と接
続されている。ヘリカル部2とモノポール部3の配置関
係についても、双方の軸方向のなす角度が例えば約90
度となるように配置されている。また、モノポール部3
の他端は、給電部5に接続されており、携帯無線機10
において回路基板11の一面に取付けた地板13に対し
て不平衡給電されている。そして、この第2の実施形態
では、給電部5の近傍、例えば回路基板11等に、電気
長が使用無線電波の1/4波長を有する線状素子6が配
置されている。この線状素子6は給電部5と接続されて
いる。そして、この線状素子6は、給電部5に近い一端
側が回路基板11に設けたスルーホール11Aを介して
地板13と電気的に接続されている。
【0025】次に、この第2の実施形態に係るアンテナ
装置1Bの動作原理を説明する。モノポール部3が給電
部5と接続する他端は、地板13に対して不平衡給電さ
れているために、携帯無線機10の筐体10A上に電流
が流れる。そのため、携帯無線機10を、例えば図3に
示すように、手で持って通信するような状態のときに
は、手への電磁波の吸収が多くなり、アンテナ利得が低
下することとなる。ところが、本発明の第2の実施形態
におけるアンテナ装置1Bでは、給電部5の近傍に、一
端が地板13と電気的に接続された線状素子6が配置さ
れている。そして、この線状素子6は電気長が1/4波
長に構成されており、携帯無線機10の筐体10A上に
流れる電流を線状素子6に流すことができるようになっ
ている。従って、その携帯無線機10を手で持ちながら
通信するようなときには、手への電磁波吸収が低減さ
れ、良好なPAGが得られる。また、さらに、図2に示
すように、金属卓上30に置かれた状態であっても、先
の第1の実施形態に係るアンテナ装置1Aと同等の良好
なPAGが得られる。
【0026】以下、第2の実施形態について具体的な数
値例を用いて説明する。この実施形態に係る携帯無線機
10としてPHSを使用し、これに搭載するアンテナ装
置1Bとして、モノポール部3の長さを使用無線電波の
1/10波長とし、ヘリカル部2を半径3.8mm、ピ
ッチ2mmの5回巻きで構成する。そして、図4に示す
ように、モノポール部3は軸方向がX方向に、ヘリカル
部2は軸方向がZ方向に、それぞれ配置されているもの
とする。また、給電部5から2mm離れた位置に、スル
ーホール11Aを介して地板13と接続する電気長が1
/4波長の線状素子6を設ける。なお、この線状素子6
は、例えば回路基板11上にパターン印刷で形成する。
【0027】アンテナ装置1Bをこのように構成した場
合、図3に示すように、人が手で持ちながら通信すると
きのPAGは、−3.9dBdと良好な値が得られる。
このPAGは、線状素子6のない不平衡給電アンテナと
比較すると約1dB高くなる。また、従来の「トップヘ
リカル切離型」のアンテナ装置と比較すると、利得が約
3dB程度高い。さらに、図2に示す金属卓上30に置
かれた状態でのPAGは約−13dBdと良好な値が得
られる。このように、この実施形態に係る携帯無線機1
0に搭載されるアンテナ装置1Bは、特に人が手で持っ
た状態での使用においても高いアンテナ利得が得られる
ものである。
【0028】以上説明したように、本発明の第2の実施
形態に係るアンテナ装置1Bの特徴は、モノポール部2
の一端が給電部5と不平衡給電されている場合に、一端
が地板13と接続されている1/4波長の線状素子6が
給電部5に近接配置されることにより、筐体10A上の
電流を低減させることができる。特に、人が手で持った
状態で使用する場合に、高いアンテナ利得を得ることが
できる点である。さらに、本発明の第2の実施形態に係
るアンテナ装置1Bの他の特徴は、ヘリカル部2がモノ
ポール部3の一端と接続されているが、ヘリカル部2と
モノポール部3とを、これら双方の軸方向のなす角度を
例えば約90度となるように配置させることにより、携
帯無線装置10が金属卓上30に置かれた状態において
高いアンテナ利得を得ることができる点である。
【0029】なお、本実施形態においては、線状素子6
の電気長を、使用無線電波の1/4波長としているが、
これに限るものではなく、例えば線状素子6の電気長が
1/4波長以上であっても同様な効果が得られる。ま
た、この線状素子6を回路基板11上の印刷パターンと
して形成しているが、これに限るものではなく、例えば
導電性の線状素子6や筐体10A上に導電性のパターン
を蒸着して成膜したものでも同様な効果が得られる。
【0030】次に、この発明の第3の実施形態に係る携
帯無線機10に搭載したアンテナ装置1Cについて説明
する。図5は本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装
置1Cの基本構成を示す概略斜視図である。この実施形
態に係る携帯無線機10に搭載されるアンテナ装置1C
には、ヘリカル部2´と、モノポール部3´と、整合回
路部4と、給電部5とを備えている。
【0031】このうち、ヘリカル部2´は、プリント基
板7上のミアンダパターン8で構成されている。このミ
アンダパターン8を有するプリント基板7は、携帯無線
機10に挿入されており、モノポール部3´の一端と接
続されている。モノポール部3´の一端は、ミアンダパ
ターン8と確実に接触して接続するために、その接触手
段としてバネ構造のものを使用している。一方、モノポ
ール部3´の他端は、整合回路部4を介して、給電部5
に接続されている。また、整合回路部4は、回路基板1
1上に配置されている。なお、モノポール部3´は、軸
方向が携帯無線機10の筐体10Aの最大面積を有する
最大面10Bに対して、平行に配置されている。また、
ミアンダパターン8とモノポール部3´との相対配置関
係は、ミアンダパターン8とモノポール部3´との双方
の軸方向が、例えば約90度のなす角度を持つように構
成されている。
【0032】次に、本発明の第3の実施形態に係るアン
テナ装置1Cの動作原理について説明する。この実施形
態では、プリント基板7上に形成するミアンダパターン
8を携帯無線機10内に挿入することで、モノポール部
3´と接触して接続させる。モノポール部3´は、図5
に示すようにその軸方向をX方向に一致させたときに、
ミアンダパターン8は、その軸方向がZ方向に一致する
ように配置させてある。そのため、図2に示すように、
この携帯無線機10が金属卓上30に置かれた状態で
は、ミアンダパターン8の軸方向が金属卓上30のグラ
ンドに対して垂直に配置される。このような場合は、本
発明の第1の実施形態におけるアンテナ装置1Aと同等
の効果が得られるとともに、放射特性もほぼ同等とな
る。
【0033】以下に、第3の実施形態について具体的な
数値例を用いて説明する。この実施形態に係る携帯無線
機10としてPHSを使用し、これに搭載するアンテナ
装置1Cとして、モノポール部3´の長さが1/10波
長のものを、また、ミアンダパターン8を設けるプリン
ト基板7の厚みを1mm、ミアンダパターン8のミアン
ダ幅を0.5mm、ミアンダパターン8の縦線間隔を
0.5mm、ミアンダパターン8の段数を5とするもの
を、それぞれ使用する。モノポール部3´の軸方向をX
方向に配置したときに、ミアンダパターン8の軸方向は
Z方向になるように配置する。このように設定した場
合、図2に示す金属卓上30に携帯無線機10を載置し
た状態でのPAGは、先の第1の実施形態に係るアンテ
ナ装置1Aとほぼ同等な特性を得ることができる。
【0034】従って、この実施形態に係る携帯無線機1
0に搭載されるアンテナ装置1Cは、特に金属卓上30
に置かれた状態において高いアンテナ利得を得ることが
できる。さらに、ヘリカル部2´をプリント基板7上の
ミアンダパターン8で構成することにより、アンテナ装
置1Cを薄く、かつ、アンテナ装置1Cとしての突出量
を短くすることができ、その分アンテナ装置1Cを小型
化することができる。また、プリント基板7を挿入する
だけで組み立てが可能であり、製造コストが削減でき
る。
【0035】以上説明したように、本発明の第3の実施
形態に係るアンテナ装置1Cの特徴は、ヘリカル部2´
をプリント基板7上のミアンダパターン8で構成し、モ
ノポール部3´の一端と接続させて、ミアンダパターン
8の軸方向とモノポール部3´の軸方向の配置が、例え
ば約90度の角度をもつことにより、特に金属卓上30
に置かれた状態においても高いアンテナ利得を得ること
ができることである。さらに、本発明の第3の実施形態
に係るアンテナ装置1Cの他の特徴は、ヘリカル部2´
をプリント基板7上のミアンダパターン8で構成するこ
とにより、アンテナを薄く、かつ、そのアンテナの突出
量を短くすることができ、アンテナを小型化することが
できる。また、プリント基板7を挿入するだけで組み立
てが可能であり、製造コストが削減できる点である。
【0036】なお、この実施形態においては、ヘリカル
部2´のみをプリント基板7上のミアンダパターン8で
形成しているが、これに限るものではなく、例えば、モ
ノポール部3´もプリント基板7上のパターンで形成し
ても同様な効果が得られる。さらに、挿入されるプリン
ト基板7上に整合回路部4を形成しても同様の効果が得
られる。また、この実施形態においては、ヘリカル部2
´をプリント基板7上のミアンダパターン8で構成して
いるが、これに限るものではなく、例えば、フレキシブ
ルな基板にミアンダパターンを形成しても同様な効果が
得られる。
【0037】次に、この発明の第4の実施形態に係る携
帯無線機10に搭載したアンテナ装置1Dについて説明
する。図6はこの発明の第4の実施形態に係るアンテナ
装置1Dの基本構成を示すものであり、同図(A)はL
CDを正面とした概略正面図、同図(B)はLCDを下
向きとした概略断面図を示す図である。なお、図6にお
いて、先の実施形態と同一符号を付すものは同一の構成
要素を示す。
【0038】この第4の実施形態では、携帯無線機10
に搭載するアンテナ装置1Dのアンテナ構造は、本発明
の第1の実施形態のものと同様の構成となっている。一
方、この第4の実施形態に係る携帯無線機10には、筐
体10Aの上部に、携帯ストラップ20を取付けるため
のストラップ取付部14を備えている。
【0039】このストラップ取付部14は、略鉤型に形
成された樹脂ケースによって構成されており、このスト
ラップ取付部14の内部にはヘリカル部2及びモノポー
ル部3が内蔵されている。また、このストラップ取付部
14の先端部を臨む筐体10A内の上部には、この筐体
10Aとストラップ取付部14との間の空間の入口を塞
ぐために非金属性の樹脂で作成されたストッパー16
と、このストッパー16をスライド自在に収容するスト
ッパー誘導筒15とが備えられている。さらにまた、こ
のストッパー誘導筒15の底部には、ストッパー16を
常時ストラップ取付部14に向けて前進させるためのば
ね力を付勢する圧縮ばね17が介装されている。なお、
このストッパー16には、圧縮ばね17の弾性力に抗し
てこのストッパ−16をストッパー誘導筒15の底部に
向けて後退させ、ストラップ20の紐部分をストラップ
取付部14に出し入れさせるための可動つまみ16Aを
備えている。また、この可動つまみ16Aは、筐体10
Aの表面10Cに穿設した長孔10Dに沿って移動でき
るようになっている。
【0040】次に、図6を参照して、本発明の第4の実
施形態に係る携帯無線機10の作用について説明する。
まず、可動つまみ16Aを矢印の方向に指などで動かす
ことによって、圧縮ばね17が圧縮されながらストッパ
ー16をストッパー誘導筒15の中に挿入させて後退さ
せていく。すると、ストラップ取付部14からストッパ
ー16の先端部が離れ、ストラップ20の取り外しが可
能となる。次に、可動つまみ16Aから手から離すと、
ストッパー誘導筒15の底部に設けた圧縮バネ17が元
の状態に戻るために伸びようとする。これにより、スト
ッパー16は先端部がストラップ取付部14に接触する
位置まで前進して戻る。
【0041】ここで、この実施形態に係るストラップ2
0は、一般に非金属性の繊維より形成されているため
に、アンテナ装置1Dの近傍にあつてもアンテナの放射
特性は劣化しない。また、ヘリカル部2と回路基板11
との間にはもともと空間ができる構造となっているため
に、その空間を利用してストラップ取付部14を共用さ
せるように構成しても、アンテナの放射特性には影響が
ない。したがって、この実施形態に係る携帯無線機10
に搭載されるアンテナ装置1Dでは、本発明の第1の実
施形態と同様に高いアンテナ利得を得ることができる。
【0042】以上説明したように、本発明の第4の実施
形態に係るアンテナ装置1D及び携帯無線機10によれ
ば、樹脂ケースで構成されたストラップ取付部14にヘ
リカル部2及びモノポール部3を内蔵することにより、
ストラップ取付部14とアンテナ装置1Dの一部を共用
することができ、わざわざ特別にストラップ取付部を設
ける必要がなく、その分筐体10Aの構造が簡単とな
り、同時に高いアンテナ利得も得ることができる効果が
ある。
【0043】なお、本実施形態においては、本発明の第
1の実施形態に係るアンテナ装置1Aと同様のものを用
いているが、これに限るものではない。例えば、本発明
の第2又は第3の実施形態に係るアンテナ装置1B又は
1Cを用いてもよく、この場合には、本発明の第2又は
第3の実施形態に係るアンテナ装置1B又は1Cと同様
の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、特に携帯無線機が金属卓上に置かれた状態や人の
手で持った状態での使用においても、高いアンテナ利得
を有することができる。しかも、本発明によれば、アン
テナ装置の突出部分を薄くすることができ、アンテナ装
置を小型化することができる。さらに、ヘリカル部がプ
リント基板上に形成されたものにあっては、組み立てが
簡単になり、製造コストも削減可能になる。
【0045】また、本発明によれば、ストラップ取付部
とアンテナ装置の一部を共用する構成とすることができ
るから、製造コストの削減を図ることができる。しか
も、この場合、ストラップを非金属繊維で構成してお
り、このストラップでアンテナの放射特性が劣化するこ
とがなく、高品質のアンテナ装置を提供することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る携帯無線機に
搭載したアンテナ装置の基本構成を示す概略斜視図であ
る。
【図2】(A)、(B)は第1の実施形態に係る携帯無
線機が金属卓上に置かれた状態を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る携帯無線機を手で持って
使用するときの状態を示す説明図である。
【図4】第2の実施形態に係る携帯無線機に搭載したア
ンテナ装置の基本構成を示す概略斜視図である。
【図5】第3の実施形態に係る携帯無線機に搭載したア
ンテナ装置の基本構成を示す概略斜視図である。
【図6】第4の実施形態に係る携帯無線機を示すもので
あり、(A)は要部正面図,(B)は要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1A アンテナ装置 1B アンテナ装置 1C アンテナ装置 1D アンテナ装置 2 ヘリカル部 2´ ヘリカル部 3 モノポール部 3´ モノポール部 4 整合回路部 5 給電部 6 線状素子 7 プリント基板 8 ミアンダパターン 10 携帯無線機 10A 筐体 10B 最大面 11 回路基板 11A スルーホール 12 LCD 13 地板 14 ストラップ取付部 15 ストッパー誘導筒 16 ストッパー 16A 可動つまみ 17 圧縮ばね 20 携帯ストラップ 30 金属卓上(金属製の卓上ホルダ)
フロントページの続き (72)発明者 長野 健也 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所 (72)発明者 春木 宏志 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA04 AB06 AB12 PA06 PA07 5J047 AA04 AB06 AB12 FA09 FD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノポール部の先端部分にヘリカル部を
    連設して構成し、携帯無線機に搭載するアンテナ装置に
    おいて、前記ヘリカル部と前記モノポール部との連設箇
    所を所定角度に曲げたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記所定角度は、6
    0度〜120度の範囲の所定角度であることを特徴とす
    るアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記所定角度は略9
    0度であることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、前記ヘリカル部がプリント基板上のミアンダパター
    ンで形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    されたアンテナ装置を搭載した携帯無線機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、携帯無線機の筐体の
    高さ方向,幅方向,厚さ方向のいずれかの方向に沿って
    前記モノポール部を設け、残りの2方向のいずれかの方
    向に前記ヘリカル部を曲げて設けることを特徴とする携
    帯無線機。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、当該
    携帯無線機の地板に対して前記モノポール部に不平衡給
    電する給電部の近傍に電気長が略4分の1波長以上の線
    状素子を設けると共に該線状素子の一端を前記地板に電
    気的に接続したことを特徴とする携帯無線機。
  8. 【請求項8】 携帯用ストラップの取付部を有する携帯
    無線機において、請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のアンテナ装置を搭載し、携帯無線機本体外部に突設
    されると共に前記所定角度に曲げられたヘリカル部を覆
    う樹脂ケース部分を前記取付部とすることを特徴とする
    携帯無線機。
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