JP2002289444A - 高周波パワーインダクタンス素子 - Google Patents
高周波パワーインダクタンス素子Info
- Publication number
- JP2002289444A JP2002289444A JP2001085064A JP2001085064A JP2002289444A JP 2002289444 A JP2002289444 A JP 2002289444A JP 2001085064 A JP2001085064 A JP 2001085064A JP 2001085064 A JP2001085064 A JP 2001085064A JP 2002289444 A JP2002289444 A JP 2002289444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- frequency power
- inductance element
- bobbin
- power inductance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/26—Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
- H01F27/266—Fastening or mounting the core on casing or support
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2847—Sheets; Strips
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2876—Cooling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
- H01F27/325—Coil bobbins
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/06—Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
- H01F2027/065—Mounting on printed circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2804—Printed windings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/29—Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
- H01F27/292—Surface mounted devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻線間容量を大幅に小さくしてリーケージを
大幅に低減させることができるとともに、コイルからの
放熱性を大幅に向上させることができ、さらに、生産性
およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善する
ことができる高周波パワーインダクタンス素子を提供す
る。 【解決手段】 帯状導線10の幅広面が同一面に並ぶよ
うに筒状に螺旋巻回されたコイルL1,L2と、このコ
イルL1,L2が外側に装着される電気絶縁性のボビン
2と、このボビン2に嵌挿して閉磁路を形成するコア3
1,32とを備える。
大幅に低減させることができるとともに、コイルからの
放熱性を大幅に向上させることができ、さらに、生産性
およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善する
ことができる高周波パワーインダクタンス素子を提供す
る。 【解決手段】 帯状導線10の幅広面が同一面に並ぶよ
うに筒状に螺旋巻回されたコイルL1,L2と、このコ
イルL1,L2が外側に装着される電気絶縁性のボビン
2と、このボビン2に嵌挿して閉磁路を形成するコア3
1,32とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波パワーイン
ダクタンス素子に関し、とくに基板実装用の高周波パワ
ートランスあるいはチョークコイルに適用して有効なも
のに関する。
ダクタンス素子に関し、とくに基板実装用の高周波パワ
ートランスあるいはチョークコイルに適用して有効なも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波パワートランスやチョークコイル
などの高周波パワーインダクタンス素子は、たとえば電
源をいったん高周波に変換して処理するインバータ方式
の電源装置などで多く使用されているが、この種のイン
ダクタンス素子は、高周波で大電力あるいは大電流を扱
う関係上、巻線間容量が少なく、かつ巻線部分の放熱性
が良好であることが要求される。また、電源装置等を小
型かつ低コストに組立てるためには、プリント回路基板
に直接実装できるような形態、とくに、表面実装に適し
た形態であることが望まれる。
などの高周波パワーインダクタンス素子は、たとえば電
源をいったん高周波に変換して処理するインバータ方式
の電源装置などで多く使用されているが、この種のイン
ダクタンス素子は、高周波で大電力あるいは大電流を扱
う関係上、巻線間容量が少なく、かつ巻線部分の放熱性
が良好であることが要求される。また、電源装置等を小
型かつ低コストに組立てるためには、プリント回路基板
に直接実装できるような形態、とくに、表面実装に適し
た形態であることが望まれる。
【0003】従来のこの種のインダクタンス素子として
は、たとえば特開昭2000−223320に記載にさ
れているように、銅板を略U字状(あるいはC字状)に
打ち抜いて偏平板状の1ターンコイルを形成し、これを
絶縁シートを介して積層するととともに、この積層体に
一対のE型コア(磁心)を嵌着した構造のものがある。
各1ターンコイルの両端部にはそれぞれ端子部が一体形
成されていて、この端子部を適宜接続することによって
所定巻数(あるいは所定インダクタンス値)のコイルを
形成することができる。
は、たとえば特開昭2000−223320に記載にさ
れているように、銅板を略U字状(あるいはC字状)に
打ち抜いて偏平板状の1ターンコイルを形成し、これを
絶縁シートを介して積層するととともに、この積層体に
一対のE型コア(磁心)を嵌着した構造のものがある。
各1ターンコイルの両端部にはそれぞれ端子部が一体形
成されていて、この端子部を適宜接続することによって
所定巻数(あるいは所定インダクタンス値)のコイルを
形成することができる。
【0004】また、上記コイルとして、平角銅帯の幅広
面を所定の線間間隙で重ね合わせながら螺旋状に所定数
巻回したエッジワイズコイルを使用したものもある。こ
のエッジワイズコイルは巻線全体が連続一体化している
ので、1ターンコイルを積層して接続したものに比べ、
コイルの電気抵抗を小さくすることができる。
面を所定の線間間隙で重ね合わせながら螺旋状に所定数
巻回したエッジワイズコイルを使用したものもある。こ
のエッジワイズコイルは巻線全体が連続一体化している
ので、1ターンコイルを積層して接続したものに比べ、
コイルの電気抵抗を小さくすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏平板
状の1ターンコイルを積層してコイルを形成する従来の
高周波パワーインダクタンス素子は、複数の1ターンコ
イルを相互に位置決めしながら絶縁シートとともに積層
する工程が必要であり、さらに1ターンコイル間を接続
する工程も必要であるため、組立が面倒で生産性が悪い
という問題があった。さらに、1ターンコイルとともに
積層された絶縁シートが1ターンコイルからの放熱を妨
げるため、放熱性が悪いという問題もあった。
状の1ターンコイルを積層してコイルを形成する従来の
高周波パワーインダクタンス素子は、複数の1ターンコ
イルを相互に位置決めしながら絶縁シートとともに積層
する工程が必要であり、さらに1ターンコイル間を接続
する工程も必要であるため、組立が面倒で生産性が悪い
という問題があった。さらに、1ターンコイルとともに
積層された絶縁シートが1ターンコイルからの放熱を妨
げるため、放熱性が悪いという問題もあった。
【0006】また、エッジワイズコイルを用いたもの
は、平角銅帯の幅広面を重ね合わせながら巻回する加工
が困難で、コイルの生産性が悪いという問題があった。
さらに、そのエッジワイズコイルの線間間隙等を安定に
保持させるためには、その線間にシート状の絶縁体を介
在させる必要があるが、この絶縁体の介在は、上述した
積層タイプのものと同様、コイルからの放熱を妨げると
いう問題を生じさせる。
は、平角銅帯の幅広面を重ね合わせながら巻回する加工
が困難で、コイルの生産性が悪いという問題があった。
さらに、そのエッジワイズコイルの線間間隙等を安定に
保持させるためには、その線間にシート状の絶縁体を介
在させる必要があるが、この絶縁体の介在は、上述した
積層タイプのものと同様、コイルからの放熱を妨げると
いう問題を生じさせる。
【0007】そして、上述した2種類のインダクタンス
素子のいずれも、コイル巻線の線間が平角銅帯の幅広面
同士で向かい合う構造であるために巻線間容量が大き
く、したがって、高周波パワートランスあるいはチョー
クコイルとして使用した場合に、その巻線間容量による
電磁ノイズの漏れが大きいという問題を有していた。
素子のいずれも、コイル巻線の線間が平角銅帯の幅広面
同士で向かい合う構造であるために巻線間容量が大き
く、したがって、高周波パワートランスあるいはチョー
クコイルとして使用した場合に、その巻線間容量による
電磁ノイズの漏れが大きいという問題を有していた。
【0008】この発明は、以上のような問題に鑑みてな
されたもので、その目的は、加工および組立てが容易で
生産性およびコスト性にすぐれるとともに、放熱性が良
好で、線間容量を小さくすることができる高周波パワー
インダクタンス素子を提供することにある。
されたもので、その目的は、加工および組立てが容易で
生産性およびコスト性にすぐれるとともに、放熱性が良
好で、線間容量を小さくすることができる高周波パワー
インダクタンス素子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
の解決手段として、帯状導線の幅広面が同一面に並ぶよ
うに筒状に螺旋巻回されたコイルと、このコイルが外側
に装着される電気絶縁性のボビンと、このボビンの内側
に嵌挿して閉磁路を形成するコアとを備えたことを特徴
とする高周波パワーインダクタンス素子を提供する。こ
の手段によれば、巻線間容量を大幅に小さくしてリーケ
ージを大幅に低減させることができる。また、コイルか
らの放熱性を大幅に向上させることができる。そして、
生産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改
善することができる。
の解決手段として、帯状導線の幅広面が同一面に並ぶよ
うに筒状に螺旋巻回されたコイルと、このコイルが外側
に装着される電気絶縁性のボビンと、このボビンの内側
に嵌挿して閉磁路を形成するコアとを備えたことを特徴
とする高周波パワーインダクタンス素子を提供する。こ
の手段によれば、巻線間容量を大幅に小さくしてリーケ
ージを大幅に低減させることができる。また、コイルか
らの放熱性を大幅に向上させることができる。そして、
生産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改
善することができる。
【0010】上記コイルについては、左右にL字屈曲し
ながら全体として同一方向に進行する矩形千鳥パターン
形状をなす帯状導線を使用し、この導線をパターン面に
対して垂直方向と水平方向に交互に折り曲げることによ
って筒状に螺旋巻回する。これにより、巻線間容量が小
さくて放熱性にすぐれたコイルを簡単かつ正確に螺旋巻
回することができる。上記帯状導線としては平角銅帯を
使用することができる。
ながら全体として同一方向に進行する矩形千鳥パターン
形状をなす帯状導線を使用し、この導線をパターン面に
対して垂直方向と水平方向に交互に折り曲げることによ
って筒状に螺旋巻回する。これにより、巻線間容量が小
さくて放熱性にすぐれたコイルを簡単かつ正確に螺旋巻
回することができる。上記帯状導線としては平角銅帯を
使用することができる。
【0011】上記コイルは、上記帯状導線の幅広面が実
装面に接触するように装着することにより、その実装面
との接続を多個所で自在に行わせることができるように
なる。また、上記コイルを形成している帯状導線の端部
はコイル端子として使用することができる。さらに、そ
の帯状導線の中間部はコイルの中間タップ端子として使
用することができる。
装面に接触するように装着することにより、その実装面
との接続を多個所で自在に行わせることができるように
なる。また、上記コイルを形成している帯状導線の端部
はコイル端子として使用することができる。さらに、そ
の帯状導線の中間部はコイルの中間タップ端子として使
用することができる。
【0012】上記ボビンとしては、2つのボビン部が一
体に形成されたものを使用することができる。この場
合、その2つのボビン部の外側にそれぞれ上記コイルを
装着するとともに、両ボビン部の内側にU型コアの両脚
部を嵌挿し、この両脚部の各先端面をI型コアで磁気架
橋することにより、各コイルを互いに磁気結合させる環
状の閉磁路を形成することができる。上記ボビンには、
コアの位置決めと固定および実装面との電気的絶縁をな
すトレー部を一体に形成することができる。また、プリ
ント回路基板に実装するための固定用タブを形成するこ
ともできる。
体に形成されたものを使用することができる。この場
合、その2つのボビン部の外側にそれぞれ上記コイルを
装着するとともに、両ボビン部の内側にU型コアの両脚
部を嵌挿し、この両脚部の各先端面をI型コアで磁気架
橋することにより、各コイルを互いに磁気結合させる環
状の閉磁路を形成することができる。上記ボビンには、
コアの位置決めと固定および実装面との電気的絶縁をな
すトレー部を一体に形成することができる。また、プリ
ント回路基板に実装するための固定用タブを形成するこ
ともできる。
【0013】上記コイルを複数設けてトランスの一次コ
イルと二次コイルを形成すれば、高周波パワートランス
を形成することができる。また、上記コイルでチョーク
コイルを形成することもできる。この場合、上記コイル
を複数設けるとともに、その複数のコイルを直列または
並列に接続してチョークコイルを形成すれば、同一製品
でもって、インダクタンス値と許容電流値の異なる複数
のチョークコイルを得ることができる。
イルと二次コイルを形成すれば、高周波パワートランス
を形成することができる。また、上記コイルでチョーク
コイルを形成することもできる。この場合、上記コイル
を複数設けるとともに、その複数のコイルを直列または
並列に接続してチョークコイルを形成すれば、同一製品
でもって、インダクタンス値と許容電流値の異なる複数
のチョークコイルを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による高周波パワ
ーインダクタンス素子の一実施例を分解斜視図で示す。
同図に示すインダクタンス素子は高周波パワートランス
として形成されたものであって、それぞれに所定の巻数
で矩形螺旋状に巻回された一次コイルL1および二次コ
イルL2と、この一次コイルL1および二次コイルL2
をそれぞれ内側から保形および保持するコイルボビン2
と、このコイルボビン2に嵌挿して上記一次コイルL1
と二次コイルL2を貫通する閉磁路を形成するコア(磁
心)31,32とにより構成されている。
ーインダクタンス素子の一実施例を分解斜視図で示す。
同図に示すインダクタンス素子は高周波パワートランス
として形成されたものであって、それぞれに所定の巻数
で矩形螺旋状に巻回された一次コイルL1および二次コ
イルL2と、この一次コイルL1および二次コイルL2
をそれぞれ内側から保形および保持するコイルボビン2
と、このコイルボビン2に嵌挿して上記一次コイルL1
と二次コイルL2を貫通する閉磁路を形成するコア(磁
心)31,32とにより構成されている。
【0015】ここで、一次コイルL1および二次コイル
L2はそれぞれ、薄い帯状銅板いわゆる平角銅帯10を
その幅広面が同一面に並ぶような状態、つまり、平角銅
帯10の両幅端(エッジ)が所定の線間間隙で同一方向
に重なり合うような状態で矩形筒状に螺旋巻回されるこ
とによって形成されている。その平角銅帯10は、銅板
を図2に示すような平面パターン形状に打ち抜いて形成
される。
L2はそれぞれ、薄い帯状銅板いわゆる平角銅帯10を
その幅広面が同一面に並ぶような状態、つまり、平角銅
帯10の両幅端(エッジ)が所定の線間間隙で同一方向
に重なり合うような状態で矩形筒状に螺旋巻回されるこ
とによって形成されている。その平角銅帯10は、銅板
を図2に示すような平面パターン形状に打ち抜いて形成
される。
【0016】コイルボビン2は樹脂等の電気絶縁性材料
からなり、2つのボビン部21,22がトレー部23と
ともに一体に形成されている。2つのボビン部21,2
2はそれぞれ両端が開口した矩形筒状に形成され、一方
(21)の外側には上記一次コイルL1が、他方(2
2)の外側には上記二次コイルL2がそれぞれ装着され
る。また、この2つのボビン部21,22の内側にはU
型コア(磁心)31の両脚部が嵌挿される。U型コア3
1はボビン部21,22を嵌挿した両脚部の各先端面が
I型コア32で磁気架橋されることにより、矩形環状の
閉磁路を形成する。なお、両コア31,32はフェライ
トで形成されている。
からなり、2つのボビン部21,22がトレー部23と
ともに一体に形成されている。2つのボビン部21,2
2はそれぞれ両端が開口した矩形筒状に形成され、一方
(21)の外側には上記一次コイルL1が、他方(2
2)の外側には上記二次コイルL2がそれぞれ装着され
る。また、この2つのボビン部21,22の内側にはU
型コア(磁心)31の両脚部が嵌挿される。U型コア3
1はボビン部21,22を嵌挿した両脚部の各先端面が
I型コア32で磁気架橋されることにより、矩形環状の
閉磁路を形成する。なお、両コア31,32はフェライ
トで形成されている。
【0017】トレー部23は上記U型コア31とI型コ
ア32が閉磁路を形成するように位置決め固定するとと
もに、両コア31,32を実装面(プリント回路基板)
から絶縁隔離する。このトレー部23には、プリント回
路基板に実装するための固定用タブ24が一体に形成さ
れている。この固定用タブ24には、プリント回路基板
側の受け孔に引っ掛ける係止爪、あるいはプリント回路
基板にネジ止めするためのネジ孔などが形成される。
ア32が閉磁路を形成するように位置決め固定するとと
もに、両コア31,32を実装面(プリント回路基板)
から絶縁隔離する。このトレー部23には、プリント回
路基板に実装するための固定用タブ24が一体に形成さ
れている。この固定用タブ24には、プリント回路基板
側の受け孔に引っ掛ける係止爪、あるいはプリント回路
基板にネジ止めするためのネジ孔などが形成される。
【0018】上述のように、実施例のコイルボビン2
は、コイルL1,L2の保持および保形、コア31,3
2の位置決め固定と実装面からの絶縁、およびトランス
全体をプリント回路基板に実装するための固定を単一の
部品で可能にする。
は、コイルL1,L2の保持および保形、コア31,3
2の位置決め固定と実装面からの絶縁、およびトランス
全体をプリント回路基板に実装するための固定を単一の
部品で可能にする。
【0019】図2は、上記一次コイルL1および二次コ
イルL2の平面展開図を示す。図3は、上記一次コイル
L1および二次コイルL2の外観を3面図で示す。同図
において、aは山折り(谷折り)部分、bは谷折り(山
折り)部分をそれぞれ示す。上記平角銅帯10は、左右
にL字屈曲しながら全体として同一方向に進行する矩形
千鳥パターン形状に切り抜かれている。つまり、延長方
向に直交する直線部(直交部)11と延長方向に平行す
る直線部(平行部)12とが交互に連接した平面パター
ン形状をなす。その直交部11と平行部12が接続する
コーナ部において、その直交部11の両縁に沿う部分
(点線部分)を上記パターン面に対して垂直方向と水平
方向に交互に折り曲げることにより、平角銅帯10の両
幅端が所定の線間間隔(ピッチ間隙)で同一方向に重な
り合いながら矩形筒状に螺旋巻回されたコイルL1,L
2を、簡単かつ正確に形成することができる。
イルL2の平面展開図を示す。図3は、上記一次コイル
L1および二次コイルL2の外観を3面図で示す。同図
において、aは山折り(谷折り)部分、bは谷折り(山
折り)部分をそれぞれ示す。上記平角銅帯10は、左右
にL字屈曲しながら全体として同一方向に進行する矩形
千鳥パターン形状に切り抜かれている。つまり、延長方
向に直交する直線部(直交部)11と延長方向に平行す
る直線部(平行部)12とが交互に連接した平面パター
ン形状をなす。その直交部11と平行部12が接続する
コーナ部において、その直交部11の両縁に沿う部分
(点線部分)を上記パターン面に対して垂直方向と水平
方向に交互に折り曲げることにより、平角銅帯10の両
幅端が所定の線間間隔(ピッチ間隙)で同一方向に重な
り合いながら矩形筒状に螺旋巻回されたコイルL1,L
2を、簡単かつ正確に形成することができる。
【0020】また、同図に示すように、上記コイルL
1,L2を形成する平角銅帯10の両端部は、そのまま
の形状あるいはネジ孔等を設けることにより、コイルの
端子13として利用することができる。さらに要すれ
ば、上記平角銅帯10の中間部とくにその直交部の端部
も、中間タップの取出し端子14として使用することが
できる。これにより、コイルL1,L2を巻回して装着
した後にて、種々の巻線構成(仕様)を選択することが
できる。
1,L2を形成する平角銅帯10の両端部は、そのまま
の形状あるいはネジ孔等を設けることにより、コイルの
端子13として利用することができる。さらに要すれ
ば、上記平角銅帯10の中間部とくにその直交部の端部
も、中間タップの取出し端子14として使用することが
できる。これにより、コイルL1,L2を巻回して装着
した後にて、種々の巻線構成(仕様)を選択することが
できる。
【0021】図4は、上述した高周波パワートランスの
組立完成図を4面図で示す。同図に示すように、上述し
た高周波パワートランスでは、コイルL1,L2を形成
している平角銅帯10の幅広面がプリント回路基板に接
触するようになっている。これにより、コイルL1,L
2をプリント回路基板の導体ランドにハンダや導電ペー
ストや導電性の材質のネジ等で直接接続することができ
るとともに、その導体ランドの位置やパターン形状を選
ぶことにより、コイルL1,L2の中間タップ端子も、
そのコイルから直接取り出すことができる。つまり、上
述した高周波パワートランスでは、コイルL1,L2を
形成している平角銅帯10がそのままプリント回路基板
等との回路接続をなすための端子機能を備えている。
組立完成図を4面図で示す。同図に示すように、上述し
た高周波パワートランスでは、コイルL1,L2を形成
している平角銅帯10の幅広面がプリント回路基板に接
触するようになっている。これにより、コイルL1,L
2をプリント回路基板の導体ランドにハンダや導電ペー
ストや導電性の材質のネジ等で直接接続することができ
るとともに、その導体ランドの位置やパターン形状を選
ぶことにより、コイルL1,L2の中間タップ端子も、
そのコイルから直接取り出すことができる。つまり、上
述した高周波パワートランスでは、コイルL1,L2を
形成している平角銅帯10がそのままプリント回路基板
等との回路接続をなすための端子機能を備えている。
【0022】以上のように、上述した実施例の高周波パ
ワートランスは、まず、コイルL1,L2が、平角銅帯
10のエッジが所定の線間間隙で同一方向に重なり合う
ような状態で矩形筒状に螺旋巻回されていることによ
り、幅広面が重なり合うように巻回された従来のものに
比べて、巻線間容量を大幅に小さくすることができる。
これにより、その巻線間容量による高周波リーケージを
大幅に低減させることができるようになっている。ま
た、コイルL1,L2を形成する平角銅帯10の幅広面
がコイルの内側面および外側面を向いていることによ
り、その幅広面が線間に隠されてしまう従来のものに比
べて、放熱性を大幅に向上させることができる。そし
て、コイルL1,L2の巻回加工が折り曲げによって簡
単かつ正確に行うことができ、さらに端子13,14の
取出しもそのコイルから直接行うことができるので、生
産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善
される。
ワートランスは、まず、コイルL1,L2が、平角銅帯
10のエッジが所定の線間間隙で同一方向に重なり合う
ような状態で矩形筒状に螺旋巻回されていることによ
り、幅広面が重なり合うように巻回された従来のものに
比べて、巻線間容量を大幅に小さくすることができる。
これにより、その巻線間容量による高周波リーケージを
大幅に低減させることができるようになっている。ま
た、コイルL1,L2を形成する平角銅帯10の幅広面
がコイルの内側面および外側面を向いていることによ
り、その幅広面が線間に隠されてしまう従来のものに比
べて、放熱性を大幅に向上させることができる。そし
て、コイルL1,L2の巻回加工が折り曲げによって簡
単かつ正確に行うことができ、さらに端子13,14の
取出しもそのコイルから直接行うことができるので、生
産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善
される。
【0023】以上、本発明をその一実施例に基づいて説
明したが、本発明は上述した以外にも種々の実施形態が
可能である。たとえば、コイルL1,L2を形成する平
角銅帯10は、銅以外の導電材料を使用した帯状導線で
あってもよい。また、その帯状導線を螺旋巻回してコイ
ルを形成する場合は、上述した矩形千鳥パターン形状に
切り抜かれたもの以外に、たとえば台形折返パターン形
状に切り抜かれたものを使用してもよい。さらに、上述
した矩形千鳥パターンの直交部11と平行部12の一方
または両方を円弧状に湾曲させれば、円筒に近い形状の
螺旋コイルを形成することも可能である。
明したが、本発明は上述した以外にも種々の実施形態が
可能である。たとえば、コイルL1,L2を形成する平
角銅帯10は、銅以外の導電材料を使用した帯状導線で
あってもよい。また、その帯状導線を螺旋巻回してコイ
ルを形成する場合は、上述した矩形千鳥パターン形状に
切り抜かれたもの以外に、たとえば台形折返パターン形
状に切り抜かれたものを使用してもよい。さらに、上述
した矩形千鳥パターンの直交部11と平行部12の一方
または両方を円弧状に湾曲させれば、円筒に近い形状の
螺旋コイルを形成することも可能である。
【0024】本発明の利用分野について、上述した実施
例は高周波パワートランスであったが、本発明は、トラ
ンス以外の高周波パワーインダクタンス素子、たとえば
高周波パワーチョークコイルにもそのまま適用すること
ができる。上述した実施例の高周波パワートランスも、
その一次コイルL1と二次コイルL2を直列または並列
に接続することにより、インダクタンス値を高めたチョ
ークコイルまたは許容電流値を増大させたチョークコイ
ルとして使用することができる。つまり、複数のコイル
を設けて、これらを適宜接続することにより、同一また
は少種類の製品でもって多様な仕様のインダクタンス素
子を得ることができる。
例は高周波パワートランスであったが、本発明は、トラ
ンス以外の高周波パワーインダクタンス素子、たとえば
高周波パワーチョークコイルにもそのまま適用すること
ができる。上述した実施例の高周波パワートランスも、
その一次コイルL1と二次コイルL2を直列または並列
に接続することにより、インダクタンス値を高めたチョ
ークコイルまたは許容電流値を増大させたチョークコイ
ルとして使用することができる。つまり、複数のコイル
を設けて、これらを適宜接続することにより、同一また
は少種類の製品でもって多様な仕様のインダクタンス素
子を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による高周
波パワーインダクタンス素子は、帯状導線の幅広面が同
一面に並ぶように筒状に螺旋巻回されたコイルと、この
コイルが外側に装着される電気絶縁性のボビンと、この
ボビンの内側に嵌挿して閉磁路を形成するコアとを備え
たことにより、巻線間容量を大幅に小さくしてリーケー
ジを大幅に低減させることができるとともに、コイルか
らの放熱性を大幅に向上させることができ、さらに、生
産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善
することができる。
波パワーインダクタンス素子は、帯状導線の幅広面が同
一面に並ぶように筒状に螺旋巻回されたコイルと、この
コイルが外側に装着される電気絶縁性のボビンと、この
ボビンの内側に嵌挿して閉磁路を形成するコアとを備え
たことにより、巻線間容量を大幅に小さくしてリーケー
ジを大幅に低減させることができるとともに、コイルか
らの放熱性を大幅に向上させることができ、さらに、生
産性およびコスト性についても、従来よりも大幅に改善
することができる。
【0026】また、左右にL字屈曲しながら全体として
同一方向に進行する矩形千鳥パターン形状をなす帯状導
線を使用し、この導線をパターン面に対して垂直方向と
水平方向に交互に折り曲げることによって筒状に螺旋巻
回することにより、巻線間容量が小さくて放熱性にすぐ
れたコイルを簡単かつ正確に形成することができる。
同一方向に進行する矩形千鳥パターン形状をなす帯状導
線を使用し、この導線をパターン面に対して垂直方向と
水平方向に交互に折り曲げることによって筒状に螺旋巻
回することにより、巻線間容量が小さくて放熱性にすぐ
れたコイルを簡単かつ正確に形成することができる。
【図1】本発明による高周波パワーインダクタンス素子
の一実施例を示す分解斜視図である。
の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】一次コイルおよび二次コイルの平面展開図であ
る。
る。
【図3】一次コイルおよび二次コイルの外観を示す3面
図である。
図である。
【図4】上述した高周波パワートランスの組立完成図を
示す4面図である。
示す4面図である。
L1 一次コイル L2 二次コイル 10 平角銅帯(帯状導線) 11 直交部 12 平行部 13 端子(コイル端子) 14 端子(中間タップ端子) a 山折り(谷折り)部分 b 谷折り(山折り)部分 2 ボビン 21,22 ボビン部 23 トレー部 24 固定用タブ 31 U型コア 32 I型コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 27/28 H01F 27/28 L 30/00 31/00 A C M (72)発明者 赤谷 知行 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 大田 智嗣 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA01 AB02 BA01 5E070 AB01 BA08 CA02 CA12 CA13 CA16 CB12 DB02
Claims (12)
- 【請求項1】 帯状導線の幅広面が同一面に並ぶように
筒状に螺旋巻回されたコイルと、このコイルが外側に装
着される電気絶縁性のボビンと、このボビンの内側に嵌
挿して閉磁路を形成するコアとを備えたことを特徴とす
る高周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、前記コイル
は、左右にL字屈曲しながら全体として同一方向に進行
する矩形千鳥パターン形状をなす帯状導線を、そのパタ
ーン面に対して垂直方向と水平方向に交互に折り曲げる
ことによって筒状に螺旋巻回されていることを特徴とす
る高周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項3】 請求項1または2の発明において、前記
コイルを前記帯状導線の幅広面が実装面に接触するよう
設けたことを特徴とする高周波パワーインダクタンス素
子。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの発明におい
て、前記コイルを形成している帯状導線の端部がコイル
端子を形成していることを特徴とする高周波パワーイン
ダクタンス素子。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの発明におい
て、前記コイルを形成している帯状導線の中間部がコイ
ルの中間タップ端子を形成していることを特徴とする高
周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの発明におい
て、前記ボビンには2つのボビン部が一体に形成され
て、各ボビン部の外側にそれぞれ前記コイルが装着され
るとともに、両ボビン部の内側にU型コアの両脚部が嵌
挿され、この両脚部の各先端面がI型コアで磁気架橋さ
れることによって環状の閉磁路を形成していることを特
徴とする高周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの発明におい
て、前記ボビンに、コアの位置決めと固定および実装面
との電気的絶縁をなすトレー部が一体に形成されている
ことを特徴とする高周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの発明におい
て、前記ボビンに、プリント回路基板に実装するための
固定用タブが形成されていることを特徴とする高周波パ
ワーインダクタンス素子。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかの発明におい
て、前記コイルを複数設けてトランスの一次コイルと二
次コイルを形成したことを特徴とする高周波パワーイン
ダクタンス素子。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの発明におい
て、前記コイルがチョークコイルを形成していることを
特徴とする高周波パワーインダクタンス素子。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの発明にお
いて、前記コイルを複数設けるとともに、その複数のコ
イルを直列または並列に接続してチョークコイルを形成
したことを特徴とする高周波パワーインダクタンス素
子。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかの発明にお
いて、前記帯状導線として平角銅帯を用いたことを特徴
とする高周波パワーインダクタンス素子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001085064A JP2002289444A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 高周波パワーインダクタンス素子 |
PCT/JP2002/002610 WO2002078022A1 (fr) | 2001-03-23 | 2002-03-19 | Élément d'inductance de puissance haute fréquence |
US10/669,123 US6861938B2 (en) | 2001-03-23 | 2003-09-23 | High-frequency power inductance element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001085064A JP2002289444A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 高周波パワーインダクタンス素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002289444A true JP2002289444A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18940642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001085064A Pending JP2002289444A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 高周波パワーインダクタンス素子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6861938B2 (ja) |
JP (1) | JP2002289444A (ja) |
WO (1) | WO2002078022A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012009526A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Toyota Industries Corp | コイル |
JP2013021307A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波トランス |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9013259B2 (en) | 2010-05-24 | 2015-04-21 | Volterra Semiconductor Corporation | Powder core material coupled inductors and associated methods |
US8299885B2 (en) | 2002-12-13 | 2012-10-30 | Volterra Semiconductor Corporation | Method for making magnetic components with M-phase coupling, and related inductor structures |
US8952776B2 (en) * | 2002-12-13 | 2015-02-10 | Volterra Semiconductor Corporation | Powder core material coupled inductors and associated methods |
JP2004335885A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Canon Inc | 電子部品およびその製造方法 |
KR100886571B1 (ko) * | 2006-08-07 | 2009-03-05 | 주식회사 엘지화학 | 전지팩 케이스 |
KR100934466B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2009-12-30 | 주식회사 엘지화학 | 전지셀들의 전기적 연결을 위한 접속부재 |
KR101235700B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2013-02-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 트랜스포머 및 이를 포함하는 액정표시장치용 백라이트구동부 |
DE102011082045A1 (de) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | Schmidhauser Ag | Drossel und zugehöriges Herstellungsverfahren |
US9576725B2 (en) | 2012-12-28 | 2017-02-21 | General Electric Company | Method for reducing interwinding capacitance current in an isolation transformer |
US9991045B1 (en) * | 2014-11-04 | 2018-06-05 | Universal Lighting Technologies, Inc. | Bobbin and core assembly configuration and method for E-core and I-core combination |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3696587A (en) * | 1971-04-02 | 1972-10-10 | Continental Oil Co | Adsorption process for recovering easy-to-regenerate condensible components from a multicomponent gas stream |
DE2448676A1 (de) * | 1974-10-12 | 1976-04-22 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von schwefeldioxid |
US4183225A (en) * | 1977-12-19 | 1980-01-15 | Phillips Petroleum Company | Process and apparatus to substantially maintain the composition of a mixed refrigerant in a refrigeration system |
US4562382A (en) * | 1982-11-26 | 1985-12-31 | Quietlite International Ltd. | Solid-state inverter including a multiple core transformer |
US4507640A (en) * | 1982-11-26 | 1985-03-26 | Westinghouse Electric Co. | High frequency transformer |
JP3032607B2 (ja) * | 1991-05-15 | 2000-04-17 | ティーディーケイ株式会社 | コイル装置の製造方法 |
JPH0696971A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-08 | Tokin Corp | インダクタ及び分割形コイルホルダ |
JPH06196341A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-15 | Taiyo Yuden Co Ltd | 巻線部品 |
JPH077111A (ja) | 1993-06-15 | 1995-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置用表面実装型パッケージ |
JPH077111U (ja) * | 1993-06-25 | 1995-01-31 | ティーディーケイ株式会社 | インダクタ |
FR2722110B1 (fr) * | 1994-07-08 | 1996-08-30 | Inst Francais Du Petrole | Procede de desacidification d'un gaz pour production de gaz acides concentres |
EP0819751A1 (en) * | 1996-05-20 | 1998-01-21 | Fluor Corporation | Vapour recovery system |
JP2000133532A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-05-12 | Toudai Musen Kk | コイル |
JP2000261135A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-22 | Sony Corp | 自己位置規制機能付き電子部品 |
JP2002033226A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Fdk Corp | 巻線部品 |
EP1346381B1 (en) * | 2000-12-11 | 2009-04-01 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Band coil |
FR2821351B1 (fr) * | 2001-02-26 | 2003-05-16 | Technip Cie | Procede de recuperation d'ethane, mettant en oeuvre un cycle de refrigeration utilisant un melange d'au moins deux fluides refrigerants, gaz obtenus par ce procede, et installation de mise en oeuvre |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001085064A patent/JP2002289444A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-19 WO PCT/JP2002/002610 patent/WO2002078022A1/ja active Application Filing
-
2003
- 2003-09-23 US US10/669,123 patent/US6861938B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012009526A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Toyota Industries Corp | コイル |
JP2013021307A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波トランス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6861938B2 (en) | 2005-03-01 |
WO2002078022A1 (fr) | 2002-10-03 |
US20040125628A1 (en) | 2004-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7446637B1 (en) | Parent-child leadframe type transformer | |
US6577220B2 (en) | Continuous multi-turn coils | |
US6342778B1 (en) | Low profile, surface mount magnetic devices | |
US9202621B2 (en) | Slotted bobbin magnetic component devices and methods | |
US20090102593A1 (en) | Coil form | |
JP4845199B2 (ja) | トランス | |
WO2013148644A1 (en) | Flat coil planar transformer and methods | |
US6861938B2 (en) | High-frequency power inductance element | |
US20150130577A1 (en) | Insulation planar inductive device and methods of manufacture and use | |
CN105931815A (zh) | 平面变压器 | |
US8458893B2 (en) | Method for assembling a magnetic component | |
US20200251275A1 (en) | High voltage high frequency transformer | |
JP2007180352A (ja) | 高周波トランスのコイル組立体 | |
US8970335B2 (en) | Coil form for forming an inductive element | |
US6930582B2 (en) | Self lead foil winding configuration for transformers and inductors | |
JP2003188026A (ja) | 積層型シートコイル、トランス | |
JP3952755B2 (ja) | 電源用トランス | |
US20230368962A1 (en) | Quasi-planar transformer construction | |
US20230368963A1 (en) | Quasi-planar transformer construction | |
US6642830B1 (en) | Self lead foil winding configuration for transformers and inductors | |
US20230368961A1 (en) | Quasi-planar transformer construction | |
US20230046765A1 (en) | Electric transformer with a definite impedance by means of a second magnetic circuit | |
US20230048930A1 (en) | Electric transformer with a definite impedance by means of spiraled windings | |
JPH10144528A (ja) | インダクタ及びこれを用いたトランス | |
WO2000070926A1 (en) | Planar magnetic elements and assemblies of such elements |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040917 |