JP2002289313A - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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JP2002289313A
JP2002289313A JP2001086793A JP2001086793A JP2002289313A JP 2002289313 A JP2002289313 A JP 2002289313A JP 2001086793 A JP2001086793 A JP 2001086793A JP 2001086793 A JP2001086793 A JP 2001086793A JP 2002289313 A JP2002289313 A JP 2002289313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐電圧性能の確保ができず、高圧側出力端子
と低圧側出力端子との間にスパークが発生して、高電圧
のリークが生じる組立工数の多く、簡単に組立てること
ができない。 【解決手段】 内部ユニット54をユニット収容部81
に収容して、高圧側出力端子76を中心端子3に導通さ
せると共に、低圧側出力端子77を側部端子4に導通さ
せ、高圧側出力端子76と低圧側出力端子77とを隔壁
部24及び絶縁シール部材80で完全に絶縁隔離するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のヘッドラ
イトなどのランプを装着するランプソケットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用の前照灯においては、安
全性を重視することから従来のハロゲプランプに比較し
て高輝度、低消費電力、長寿命な放電灯が使用されるよ
うになっている。このように自動車の前照灯に用いられ
放電灯では、起動時に13kV以上という非常に高い電
圧を印加する必要がある。
【0003】そして、従来のランプソケットであって、
ソケット本体内に車両用点灯起動装置を収納したものと
して、特開平10−223005公報に開示された技術
がある。
【0004】すなわち、上記の公報における開示技術
は、トランス収容部の一側面から車両用放電灯が接続さ
れるソケット部を突設して本体ケースを構成し、この本
体ケースのトランス収容部に点灯トランスを収納し、ソ
ケット部に設けた中心端子である高圧側出力端子に、点
灯トランスの二次コイルを電気的に接続するようにし、
さらに、ソケット部に設けた側部端子である低圧側出力
端子に、点灯トランスの一次コイルを回路部を介して接
続するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たランプソケットにあっては、高圧側出力端子と低圧側
出力端子との間を隔絶するものが皆無であるために、耐
電圧性能の確保ができず、高圧側出力端子と低圧側出力
端子との間にスパークが発生して、高電圧のリークが生
じるという問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点に着目して成された
ものであり、その目的とするところは、耐電圧性能の確
保ができて、高圧側出力端子と低圧側出力端子との間に
スパークの発生がなく、高電圧のリークが生じないラン
プソケットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るランプソケットは、ソケット本体に、
ランプのランプ側嵌合部が嵌合するソケット側嵌合部を
設け、ソケット側嵌合部の中央部にランプのランプ端子
が接触する中心端子を配置すると共に、ソケット側嵌合
部の周部にランプ側嵌合部のコンタクト部が接触する側
部端子を配置し且つソケット本体のソケット側嵌合部と
は反対側にユニット収容部を設けたランプソケット部
と、ランプ起動用の回路部とこの回路部に接続された高
圧側出力端子と回路部に接続された低圧側出力端子とを
有する内部ユニットとを備え、ランプソケット部のユニ
ット収容部を2つの収納室で構成し、一方の収納室に中
心端子を位置させると共に、他方の収納室に側部端子を
位置させ、一方の収容室もしくは内部ユニットのいずれ
か一方に、中心端子を囲むシール当接部を設けると共
に、他方に、高圧側出力端子を囲むシール装着部を設け
て、シール装着部に絶縁シール部材を装着し、内部ユニ
ットをユニット収容部に収容して、高圧側出力端子を中
心端子に導通させると共に、低圧側出力端子を側部端子
に導通させ、絶縁シール部材をシール当接部に当接させ
るようにしたものである。
【0008】そして、2つの収納室をユニット収容部を
隔壁部により仕切って互いに隔絶させたてもよいし、ま
た、低圧側出力端子に接続端子を介して側部端子に接続
することで、低圧側出力端子を前記側部端子に導通させ
るようにしてもよい。
【0009】かかる構成により、内部ユニットをユニッ
ト収容部に収容して、高圧側出力端子を中心端子に導通
させると共に、低圧側出力端子を側部端子に導通させる
ことにより、ランプソケットを組み立てることができ
る。この場合、特に、高圧側出力端子と低圧側出力端子
とを絶縁シール部材で完全に絶縁隔離することで、耐電
圧性能の確保ができて、高圧側出力端子と低圧側出力端
子端子との間にスパークの発生がなく、高電圧のリーク
が生じないようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。
【0011】図1は本発明に係るランプソケットの分解
状態の斜視図、図2は同ランプソケットにおけるランプ
ソケット部の側面図、図3は同ランプソケット部の正面
図、図4は同ランプソケット部の平面図、図5は同ラン
プソケット部の底面図である。
【0012】本発明に係るランプソケットAは、ランプ
Bが着脱可能に装着できるランプソケット部1と、接続
端子5と、内部ユニット54と、カバー78とを備えて
おり、このランプソケット部1には、そのソケット本体
1Aの中心側に位置する一方の端子である中心端子3
と、ソケット本体1Aの周側に位置する他方端子である
側部端子4とが装着される。
【0013】そして、内部ユニット54は、高電圧を発
生して放電灯であるランプBを起動する起動回路部(ラ
ンプ起動用の回路部)Eと、点灯回路部(図示せず)と
起動回路部Eを電気的に接続するためのコネクタ部Fを
有する。なお、点灯回路部は、自動車のバッテリ等の直
流電源から電源供給を受けて前照灯たるランプBに電力
を供給するものである。
【0014】また起動回路部Eは、図14に示すよう
に、放電ギャッブ(SG)、コンデンサ(C)、インダ
クタ(L)、抵抗(R)、ダイオード(D)等の電子部
品から成る従来周知の構成を有しており、点灯回路部の
出力から高電圧のパルスを発生させるメイン回路Gと、
メイン回路Gの高電圧パルスが1次巻線75aに入力さ
れることで2次巻線75bに生じたさらに高い電圧のパ
ルスをランプBに印加するパルストランス75とを具備
している。
【0015】ソケット本体1Aは図1乃至図8に示すよ
うに前方後円形状の基部1Bと、この基部1Bに立設さ
れた円形状の筒状部6と、この筒状部6と同心の内壁部
15とを有しており、基部1Bの前端部は突出部1Fが
形成してある。また、筒状部6の先端部6aの外周側に
は鍔状部6Aが形成してあり、この鍔状部6Aにより筒
状部6の先端部6aは他の部分より肉厚に成されてい
る。そして、この筒状部6には、ソケット側嵌合部7
と、ランプ係合部8とが形成してある。
【0016】ソケット側嵌合部7は中央の円筒部10と
内壁部15との間の円環状の部分であり、円筒部10の
底部には一方の端子装着部である中心端子装着部11
が、また、ソケット側嵌合部7の周部には他方の端子装
着部である側部端子装着部12が形成してある。
【0017】また、中心端子装着部11は端子装着孔1
1Aを有しており、この端子装着孔11Aの周部には、
相対向する2つの端子脚用溝部14と、相対向する2つ
のシール押え部材用脚挿入溝部14Aがそれぞれ形成し
てある。
【0018】また、側部端子装着部12は、嵌合部7に
対して内壁部15で隔てられており、内壁部15の上方
が端子表出部16になっている。側部端子装着部12の
底部には端子脚用孔部17が形成してある(図4、図
7、図8参照)。
【0019】ランプ係合部8は、筒状部6の周方向に9
0度の位相をずらせて形成された4つの係合部である長
孔形状の係合孔部18と、筒状部6の内周面部6Bに形
成されて係合孔部18の端部に連なる挿入用溝19と、
係合孔部18の、挿入用溝19に連なる端部とは反対方
向に端部に設けられて係合孔部18に連なる切欠き部1
8aとで構成してある。
【0020】また、図1、図2に示すように筒状部6に
は、係合孔部18に略平行にスリット22が形成してあ
り、係合孔部18とスリット22とに挟まれた部分は撓
み部23にしてある。
【0021】また、図5に示すように、ソケット本体1
の裏面側はユニット収容部81に成されている。このユ
ニット収容部81は、前方後円形状の基部1Bの周壁部
1C内を隔壁部24で2分するようにして、互いに隔絶
された2つの収納室25、26で構成してある。
【0022】そして、一方の収納室25の天井部には、
筒状部6に設けた端子装着部11の端子装着孔11Aが
開口しており、2つの端子脚用溝部14と2つのシール
押え部材用脚挿入溝部14Aが共に表出している。ま
た、一方の収納室25には、端子装着孔11Aを囲むよ
うにしてシール当接部74が形成してある。そして、一
方の収納室25の左右には、ソケット本体1と、内部ユ
ニット54の位置を決定するために、それぞれに2段階
にユニット当接面部25A、25Bが形成してある。
【0023】他方の収納室26には、中央の部品収容部
27と、この部品収容部27を挟んだ左右の部品収容部
28、29と、隔壁部24寄りに設けられた端子収容部
30と、周壁部1Cの前側内部寄りに設けられたコネク
タ収容部31とが設けてあり、中央の部品収容部27は
左右の部品収容部28、29に比べてその奥行きが深く
してある。
【0024】端子収容部30は、図5に示すように、側
部端子装着部12の端子脚用孔部17を中にして囲壁3
2aで囲んだ内側収容部32Aと、周壁部1Cの左側内
部寄りに囲壁33aで囲んだ外側収容部33と、内側収
容部32Aと外側収容部33とを連ねる溝状の回廊部3
4とが構成してある。そして、外側収容部33の一部を
構成する周壁部1Cには、その縁部から縦にスリット3
5が形成してある。接続端子5を端子収容部30の正規
の位置まで収容すると、スリット35から接続端子5の
一部が露出しているので、接続端子5が収容されている
ことが認識できる。
【0025】コネクタ収容部31は、周壁部1Cの前側
内部に囲壁31aで囲んで形成してあり、コネクタ収容
部31は、基部1Bの前側の突出部1Fに抜けている。
また、周壁部1Cの外面には係止用突起部82は複数形
成してある。
【0026】中心端子3は、図9に示すように、コ字形
状の端子本体37を有しており、この端子本体37に
は、相対向する2つの接触片38から成るランプ接触部
39が設けてあり、また、端子本体37の一端側には接
続部40が設けてある。この接続部40は、端子本体3
7の一端側に折曲げ片40Aを設けて、連結部37の折
曲げ片40Aに対向する部位に2つの接点部41を、折
曲げ片40Aに1つの接点部42をそれぞれ設けて構成
してある。
【0027】また、側部端子4は、図1に示すように、
先部に接点部43aを有する端子部43を連結部44A
で連ね且つ1つの端子脚部44を形成したものである。
【0028】また、接続端子5は、図10の(1)〜
(4)に示すように、内側接続部45と、外側接続部4
6と、内、外側接続部45、46を互いに連結する連結
部47とで構成してある。そして、内側接続部45は、
連結部47の内端部を折曲げて、この折曲げ部48の両
端の接触片49をそれぞれに内側に湾曲させ、折曲げ部
48の接触片49の端部49aに対向する部位に接点部
50を設けて構成してある。
【0029】また、外側接続部46は、連結部47の外
端部を折曲げて、この折曲げ部51の両端の接触片52
をそれぞれに内側に湾曲させ、折曲げ部51の接触片5
2の端部52aに対向する部位に接点部53を設けて構
成してある。
【0030】また、内部ユニット54は、図1、図11
乃至図13に示すように、導電性の板材を所定の形状に
打ち抜き加工してなる基板55と、この基板55をイン
サートして樹脂成形されたユニット本体54Aと、基板
55に実装される複数の電子部品、例えば、トランス7
5、コンデンサ(C)、抵抗(R)、放電ギャップ(S
G)、チョークコイル(L)、ダイオード(D)から構
成される起動回路部Eとを備えている。
【0031】すなわち、基板55は、端側の縦部位56
に第1、第2、第3、第4、第5の横部位57、58、
59、60、61を連ねた基板本体55Aを備えてお
り、縦部位56には第1、第2、第3の端子部62、6
3、64が形成してあり、縦部位56には第1、第2の
端子部62、63間をインサート成形後に切り離すため
に切離加工部イが、第3の端子部64には切離加工部ロ
がそれぞれ設けてある。また、第1の横部位57には切
離加工部ハが、第5の横部位61には切離加工部ニがそ
れぞれ設けてある。
【0032】また、基板本体55Aの第1、第2、第3
の端子部62、63、64のそれぞれにはコンタクト6
5、66、67が基板本体55Aに対して直角に立ち上
げるようにして取付けてあり、また、第5の横部位61
の先端部には接触端子68が基板本体55Aに対して直
角に立ち上げるようにして取付けてある。
【0033】そして、基板本体55Aには、その第1、
第2、第3、第4、第5の横部位57、58、59、6
0、61に位置させて電子部品搭載接続部a、b、c、
d、e、f、g、h、i、jが設けてある。
【0034】このように構成された基板55をモールド
樹脂にインサート成形して、前方後円形状のユニット本
体54Aが構成してある。この場合、基板55の電子部
品搭載接続部a、b、c、d、e、f、g、h、i、j
及び切離加工部イ、ロ、ハ、ニの部分はモールドされず
に露出している。なお、図中69A、69Bはインサー
ト押え部である。
【0035】そして、ユニット本体54Aの後部は、そ
の裏側が開口する円形状のトランス収納部70が形成し
てあり、このトランス収納部70の上面部には端子挿入
孔71が設けてある。また、トランス収納部70の外周
部の先側にはシール装着部72が形成してある。また、
トランス収納部70の外周部の左右にはソケット本体1
と、内部ユニット54の位置を決定するために、それぞ
れ2段階の当接部73A、73Bが形成してある。
【0036】また、ユニット本体54Aには、コンタク
ト65、66、67が、それぞれの先部を残してモール
ド樹脂で被覆してあって、コネクタ部Fが形成してあ
り、また、接触端子68が、その先部を残してモールド
樹脂で被覆して、他方の出力端子である低圧側出力端子
77が構成してある。
【0037】そして、上記のように構成されたユニット
本体54Aは、その切離加工部イ、ロ、ハ、ニの部分を
打ち抜き加工により切離した後に、トランス収納部70
にパルストランス75を収納し、基板55の電子部品搭
載接続部a、b、c、d、e、f、g、h、i、jに電
子部品が搭載される。
【0038】すなわち、図13に示すように、トランス
収納部70にはパルストランス75が収納して樹脂封止
してあり、このパルストランス75の一方の出力端子で
ある高圧側出力端子76は端子挿入孔71を貫通して外
方に突出している。また、トランス75の一方の接続端
子75aは電子部品搭載接続部aに、他方の接続端子7
5bは電子部品搭載接続部bにそれぞれ接続(半田付
け)してある。
【0039】また、コンデンサ(C)は、その接続端子
を電子部品搭載接続部c、dに半田付けにより接続して
基板55に搭載してあり、抵抗(R)は、その接続端子
を電子部品搭載接続部c、eに半田付けにより接続して
基板55に搭載してある。また、放電ギャップ(SG)
は、その接続端子を電子部品搭載接続部a、fに半田付
けにより接続して基板55に搭載してあり、チョークコ
イル(L)は、その接続端子を電子部品搭載接続部g、
hに半田付けにより接続して基板55に搭載してあり、
ダイオード(D)は、その接続端子を電子部品搭載接続
部i、jに半田付けにより接続して基板55に搭載して
ある。
【0040】上記のようにトランス75、コンデンサ
(C)、抵抗(R)、放電ギャップ(SG)、チョーク
コイル(L)及びダイオード(D)を基板55上に搭載
することにより、図14に示す回路構成で互いに接続し
てある。
【0041】また、カバー78は、図1に示すように、
ソケット本体1の基部1Bの周壁部1Cに嵌合するもの
であり、このカバー78の周面部にはカバー側係合部で
ある係合孔部79が複数形成してある。
【0042】そして、側部端子4はソケット本体1の端
子装着部12に圧入状態で装着してあり、この側部端子
4の接点部43aは端子表出部16よりソケット側嵌合
部7内に表出している。また、側部端子4の端子脚部4
4は側部端子装着部12の端子脚用孔部17に圧入して
あり、この端子脚用孔部17より端子収容部30の内側
収容部32に突入している。
【0043】そして、図1、図5、図8に示すように、
端子収容部30には接続端子5が収容してある。すなわ
ち、接続端子5の内側接続部45を端子収容部30の内
側収容部32Aに、外側接続部46を外側収容部33
に、連結部47を回廊部34にそれぞれ挿入して、内側
接続部45を側部端子4の端子脚部44に接続してあ
る。この接続は、内側接続部45の折曲げ部48の接触
片49の端部49aと接点部50とに側部端子4の端子
脚部44を接触させることにより行われる。
【0044】そして、内部ユニット54の高圧側出力端
子76に中心端子3が接続してある。すなわち、高圧側
出力端子76に接続部40を嵌合して、接点部41及び
接点部42を高圧側出力端子76に接触し、高圧側出力
端子76に中心端子3が接続してある。また、トランス
収納部70に環状のシール装着部72と段部72Aが形
成されていて、高圧側出力端子76と低圧側出力端子7
7との間のスパークによるリークを防止し、絶縁性能、
耐圧性能を保持するための環状の絶縁シール部材80が
装着してある。
【0045】そして、ソケット本体1の裏面側のユニッ
ト収容部81に内部ユニット54を収容する。すなわ
ち、ユニット収容部81の一方の収納室25にパルスト
ランス75を収納したトランス収納部70を、他方の収
納室26に内部ユニット54の他の部分をそれぞれ収納
する。この場合、トランス収納部70の外周部の左右の
2段階の当接部73A、73Bが一方の収納室25の左
右の2段階のユニット当接面部25A、25Bに当接す
るし、また、絶縁シール部材80は一方の収納室25の
シール当接部74に当接する。
【0046】なお、本実施例では、トランス収容部70
に環状の絶縁シール部材80が装着してあるが、環状の
絶縁シール部材80をユニット収容部81の一方の収容
室25に装着して、絶縁シール部材80を一方の収容室
25のシール当接部74に当接後に、内部ユニット54
を収容し、すなわち、一方の収容室25にトランス収納
部70を収容し、トランス収納部70の環状のシール装
着部72に絶縁シール部材80を当接してもよい。
【0047】そして、高圧側出力端子76に接続されて
いる中心端子3の相対向する2つの接触片38から成る
ランプ接触部39をソケット本体1の中心端子装着部1
1の端子脚用溝部14に挿入し、また、内部ユニット5
4の低圧側出力端子77が接続端子5の外側接続部46
に接続される。この接続は、外側接続部46の折曲げ部
52の接触片52の端部52aと接点部53とに低圧側
出力端子77を接触させることにより行われる。また、
内部ユニット54のコネクタ部Fはコネクタ収容部31
内に挿入される。
【0048】そして、図1に示すように、中心端子装着
部11の筒状部10の外側には絶縁シール83が装着さ
れるし、また、筒状部10の内側には、シール押え部材
84が、その係止脚部(図示せず)をシール押え部材用
脚挿入溝部14Aに挿入係止して取付けられる。
【0049】そして、ソケット本体1には、これの係合
突起部82を係合孔部79に係脱可能に係合してカバー
78が装着してあり、このカバー78により内部ユニッ
ト54は被覆保護されている。なお、内部ユニット54
と一体に成形されていてもよく、この場合、別部品から
なるカバーを備える必要はない。
【0050】ランプBは図15に示すようにランプボデ
ィ90を備えており、このランプボディ90は、ランプ
ソケットAのソケット側嵌合部7に嵌合するランプ側嵌
合部91及び係合部92が形成してあり、この係合部9
2にはランプソケットAのランプ係合部8に係合する係
合ピン93が形成してある。また、嵌合部91の端面に
は円形凹部94が形成してある。
【0051】ランプボディ90の中心部にはランプ端子
95が装着してあり、このランプ端子95のランプ接続
部96はランプボディ90の上面部に表出しており、ま
た、ランプ端子95のコンタクト部97は円形凹部94
内に突出している。そして、ランプ側嵌合部91の周部
には円環状のコンタクト部98が設けてある。
【0052】そして、ランプ端子95のランプ接続部9
6にはバルブ99が接続してあり、このバルブ99の一
方の接点99aはランプ端子95に導通しており、バル
ブ99の他方の接点99bはコンタクト部98に導通し
ている。
【0053】そして、上記のように構成されたランプB
は、そのランプ側嵌合部91をランプソケットAのソケ
ット側嵌合部7に嵌合し、係合部92の係合ピン93を
挿入用溝19に挿入した後、ランプBを回転させて係合
ピン93を係合孔部18に係合してランプソケットAに
装着してあり、ランプ端子95のコンタクト部97は一
方の端子3のランプ接触部37に接触し、前記嵌合部9
1の周部のコンタクト部98は、他方の端子4の接点部
43aに接触している。
【0054】なお、ソケット本体1の裏面側のユニット
収容部81に内部ユニット54を収容する場合、すなわ
ち、ユニット収容部81の一方の収納室25にパルスト
ランス75を収納したトランス収納部70を、他方の収
納室26に内部ユニット54の他の部分(電子部品、す
なわちコンデンサ(C)、抵抗(R)、放電ギャップ
(SG)、チョークコイル(L)及びダイオード
(D))をそれぞれ収納する場合、他方の収納室26
に、電子部品を振動等から保護するための又は防滴、防
水のための樹脂を入れるようにしてもよい。
【0055】上記したように、実施の形態によれば、内
部ユニット54をユニット収容部81に収容して、高圧
側出力端子76に接続された中心端子3を中央の端子装
着部11の端子装着孔11Aに装着すると共に、低圧側
出力端子77を側部端子4に導通させ、カバー部材78
で内部ユニット54を覆うことにより、ランプソケット
Aを組み立てることができて、内部に電子回路及び電子
部品を組み込んだ構成でありながら組立工数が少なく組
立てが容易になる。また、内部ユニット54をランプソ
ケット部1のユニット収容部81に収容するために、ユ
ニット収容部81の全域に樹脂の真空注形をしなくても
よく、更に、組立てが容易になる。
【0056】この場合、特に、高圧側出力端子76と低
圧側出力端子77とを隔壁部24及び絶縁シール部材8
0で完全に絶縁隔離することで、耐電圧性能の確保がで
きて、高圧側出力端子76と低圧側出力端子77との間
にスパークの発生がなく、高電圧のリークが生じないよ
うになる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るラン
プソケットによれば、内部ユニットをユニット収容部に
収容して、高圧側出力端子を中心端子に導通させると共
に、低圧側出力端子を側部端子に導通させることによ
り、ランプソケットを組み立てることができる。この場
合、特に、高圧側出力端子と低圧側出力端子とを絶縁シ
ール部材で完全に絶縁隔離することで、耐電圧性能の確
保ができて、高圧側出力端子と低圧側出力端子端子との
間にスパークの発生がなく、高電圧のリークが生じない
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランプソケットの分解状態の斜視
図である。
【図2】同ランプソケットにおけるランプソケット部の
側面図である。
【図3】同ランプソケット部の正面図である。
【図4】同ランプソケット部の平面図である。
【図5】同ランプソケット部の底面(裏面)図である。
【図6】図4のX−X線に沿う断面図である。
【図7】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図8】図4のZ−Z線に沿う断面図である。
【図9】(1)は中心端子の平面図である。(2)は中
心端子の正面図である。(3)は中心端子の底面図であ
る。
【図10】(1)は接続端子の平面図である。(2)は
(1)のU方向からの矢視図である。(3)は(1)の
V方向からの矢視図である。(4)は(3)のW方向か
らの矢視図である。
【図11】本発明に係るランプソケットにおける内部ユ
ニットの側面図である。
【図12】同内部ユニットにおける電子部品搭載前の平
面図である。
【図13】同内部ユニットにおける電子部品搭載後の平
面図である。
【図14】本発明に係るランプソケットにおける回路説
明図である。
【図15】(1)はランプの正面図である。(2)は
(1)のT方向からの矢視図である。
【符号の説明】
A ランプソケット B ランプ F コネクタ部 1 ランプソケット部 1A ソケット本体 1B 基部 1C 周壁部 1F 突出部 3 中心端子 4 側部端子 5 接続端子 7 ソケット側嵌合部 24 隔壁部 25 一方の収納室 26 他方の収納室 54 内部ユニット 54A ユニット本体 55 基板 55A 基板本体 72 シール装着部 74 シール当接部 76 高圧側出力端子 77 低圧側出力端子 78 カバー 81 ユニット収容部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体に、ランプのランプ側嵌合
    部が嵌合するソケット側嵌合部を設け、前記ソケット側
    嵌合部の中央部に前記ランプのランプ端子が接触する中
    心端子を配置すると共に、前記ソケット側嵌合部の周部
    に前記ランプ側嵌合部のコンタクト部が接触する側部端
    子を配置し且つ前記ソケット本体の前記ソケット側嵌合
    部とは反対側にユニット収容部を設けたランプソケット
    部と、 ランプ起動用の回路部と前記回路部に接続された高圧側
    出力端子と前記回路部に接続された低圧側出力端子とを
    有する内部ユニットとを備え、 前記ランプソケット部の前記ユニット収容部を2つの収
    納室で構成し、一方の収納室に前記中心端子を位置させ
    ると共に、他方の収納室に前記側部端子を位置させ、 前記一方の収容室もしくは前記内部ユニットのいずれか
    一方に、前記中心端子を囲むシール当接部を設けると共
    に、他方に、前記高圧側出力端子を囲むシール装着部を
    設けて、前記シール装着部に絶縁シール部材を装着し、 前記内部ユニットを前記ユニット収容部に収容して、前
    記高圧側出力端子を前記中心端子に導通させると共に、
    前記低圧側出力端子を前記側部端子に導通させ、前記絶
    縁シール部材を前記シール当接部に当接させたことを特
    徴とするランプソケット。
  2. 【請求項2】 前記2つの収納室を前記ユニット収容部
    を隔壁部により仕切って互いに隔絶させた請求項1に記
    載のランプソケット。
  3. 【請求項3】 前記低圧側出力端子に接続端子を介して
    前記側部端子に接続することで、前記低圧側出力端子を
    前記側部端子に導通させるようにした請求項1又は請求
    項2に記載のランプソケット。
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