JP2002288380A - ゴルフカート管理システム - Google Patents

ゴルフカート管理システム

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JP2002288380A
JP2002288380A JP2001088396A JP2001088396A JP2002288380A JP 2002288380 A JP2002288380 A JP 2002288380A JP 2001088396 A JP2001088396 A JP 2001088396A JP 2001088396 A JP2001088396 A JP 2001088396A JP 2002288380 A JP2002288380 A JP 2002288380A
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golf cart
golf
receiver
maintenance company
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JP2001088396A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
Tomoaki Uenishi
智明 上西
Toshihiko Ogaki
敏彦 大垣
Kazuhiro Matsuoka
和広 松岡
Koji Morimoto
耕二 森本
Takehiko Takimoto
武彦 滝本
Ichiro Yamakawa
一郎 山川
Masaru Hattori
勝 服部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴルフカートが異常走行状態になっても、早急
に対応でき、また、その都度サービスマンがメンテナン
ス会社からゴルフ場に出向かなくても良い、使い勝手を
向上させたゴルフカート管理システムを提供することを
課題とする。 【解決手段】ゴルフカート1の検出手段9で検出された
走行状態情報はメンテナンス会社4に送信され、メンテ
ナンス会社4では、ゴルフカート1の走行状態が異常で
あるかを判定手段によって判断し、少なくとも異常であ
ると判断された時にゴルフカート1に異常である旨の信
号を送信すると共にその対処のためのメッセージを送信
するため、サービスマンが居なくても、対処の方法がわ
かり、異常が生じた時にはゴルフカート1を格納する場
所まで動かして移動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ場でゴルフ
バッグ等を運搬するゴルフカートの走行状態の管理を行
うゴルフカート管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフカートの管理においては、
ゴルフカートに走行状態を順次メモりしていく記憶手段
を設け、この記憶手段にゴルフカートの走行状態、例え
ばゴルフカートのモータ電流、エンコーダからの走行速
度信号、ブレーキモータの動作状態等を入力し、使用者
がゴルフカートの異常を発見したとき、サービスマンを
呼んで、サービスマンが特別な機器を記憶手段に接続す
ることでゴルフカートの走行状態を読み出して異常原因
を追求する方法が用いられていた。
【0003】しかしながら、このような方法であれば、
ゴルフ場において修理できる異常であってもその都度サ
ービスマンが出張しなければならず、出張費用、出張時
間が無駄になると言った問題が生じていた。また、ゴル
フ場は広大な土地にあるため、ゴルフカートがコース途
中で何らかの異常で停止した場合、その場所から、或い
はマスター室に帰ってメンテナンス会社との連絡を行わ
なければならず、情報交換がやりにくく、早急な対応が
行いにくいといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴルフ場に
おいてゴルフカートが異常走行状態になっても、早急に
対応でき、また、その都度サービスマンがメンテナンス
会社からゴルフ場に出向かなくても良い、使い勝手を向
上させたゴルフカート管理システムを提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成
によると、走行状態を検出する検出手段と、該検出手段
によって検出した走行状態情報をメンテナンス等を行う
メンテナンス会社に送信する送信機と、前記メンテナン
ス会社からの信号を受信する受信機とを備えたゴルフカ
ートを設け、前記メンテナンス会社は、前記ゴルフカー
トからの走行状態情報を受信する受信機と、該受信機で
受信したゴルフカートの走行状態が異常であるかを判断
する判定手段と、該判定手段によって少なくとも異常で
あると判断された時に前記ゴルフカートに送信する送信
機とを備えたことを特徴とする。
【0006】以上の構成により、ゴルフカートが走行を
始めると走行状態、例えばモータ電流やエンコーダから
の走行速度信号等が検出手段に入力され、この走行状態
情報はメンテナンス会社に送信される。これを受信した
メンテナンス会社は、この情報を元に判定手段によって
ゴルフカートの走行状態が異常であるかどうかを判定す
る。そして、異常が判定されるとゴルフカートに対して
異常である旨の信号が送信される。また、正常であって
も正常である旨の信号を送信しても良い。
【0007】また、本発明の請求項2の構成によると、
走行状態を検出する検出手段を設けたゴルフカートをゴ
ルフ場に設置し、前記ゴルフ場には、前記検出手段によ
って検出した走行状態情報をゴルフカートのメンテナン
ス等を行うメンテナンス会社に送信する送信機と、前記
メンテナンス会社からの信号を受信する受信機とを備
え、前記メンテナンス会社には、前記ゴルフ場からの走
行状態情報を受信する受信機と、該受信機で受信したゴ
ルフカートの走行状態が異常であるかを判断する判定手
段と、該判定手段によって少なくとも異常であると判断
された時に前記ゴルフ場の受信機に送信する送信機とを
備えたことを特徴とする。
【0008】以上の構成により、ゴルフカートが走行を
始めると走行状態、例えばモータ電流やエンコーダから
の走行速度信号等が検出手段に入力され、この走行状態
情報はゴルフ場よりメンテナンス会社に送信される。こ
れを受信したメンテナンス会社は、この情報を元に判定
手段によってゴルフカートの走行状態が異常であるかど
うかを判定する。そして、異常が判定されるとゴルフ場
に対して異常である旨の信号が送信される。また、正常
であっても正常である旨の信号を送信しても良い。
【0009】更に、請求項3の構成によると、前記メン
テナンス会社には、ゴルフカートの異常時に対処するた
めのメッセージを格納した対処データメモリを設け、前
記判定手段によって異常が検出された時、前記対処デー
タメモリからメッセージを読み出して前記メンテナンス
会社の送信機より出力されることを特徴とする。
【0010】以上の構成により、請求項1、及び請求項
2の構成により異常が検出された時、異常である旨の信
号を送信すると共に、異常内容を判断して、どのように
すればゴルフカートを格納場所に運搬できるか、また、
どのようにすれば異常を解消できるかのメッセージを送
信する。
【0011】そして、請求項4の構成によると、前記対
処データメモリから読み出されるメッセージは、複数の
ステップから構成されており、ステップごとに出力され
ることを特徴とする。
【0012】以上の構成により、ゴルフカート又はゴル
フ場に送信されるメッセージは、複数のステップからな
り、ゴルフカート、又はゴルフ場で一つの対処が終わる
毎に次の対処方法が受信されるので手順がわかりやすく
なる。
【0013】また、請求項5の構成によると、前記ゴル
フカートを開発するメーカーに受信機を設け、前記ゴル
フカートの走行状態情報は前記メーカーの受信機に送信
されることを特徴とする。
【0014】更に、請求項6の構成によると、前記メー
カーの受信機で受信する走行状態情報は、前記判定手段
によって異常が検出された時のみ送信されることを特徴
とする。
【0015】以上の構成により、メーカー側で走行状態
情報が確認できるので、データを蓄積することで今後の
開発の情報として役立たせることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のゴルフカート管理システ
ムの実施の形態を図面に基づき説明する。
【0017】まず、本システムの概念図を図1に、ま
た、システムにおけるそれぞれのブロック図を図2に示
し、図面に基づいて説明をする。
【0018】1は、走行路に誘導線を配設し電流を流す
ことで磁界を発生させ、その磁界を検出して誘導線に沿
って走行する自動走行と、乗車した使用者の操作によっ
て走行する手動走行とが切り替え可能なゴルフカート
で、該ゴルフカート1は、プレーヤーと共に移動してプ
レーヤーのゴルフバッグ等を運搬する。図1、及び図2
には記載していないが、前記ゴルフカート1は複数台あ
り、通常、3人から4人のプレーヤーを一組として、一
組1台のゴルフカート1を使用してプレーを行う。
【0019】2は、ゴルフ場3のプレーのスタート地点
近傍に設けられたマスター室で、該マスター室2は、プ
レーのスタート時間や終了時間、前記ゴルフカート1の
運行管理を行う。
【0020】4は、前記ゴルフカート1のメンテナンス
等を行うメンテナンス会社で、該メンテナンス会社4は
複数のゴルフ場3のゴルフカート1を管理している。
【0021】5は、前記ゴルフカート1の設計、開発を
行うメーカーの開発部門である。
【0022】次に、図2に基づき、各制御のブロック図
について説明する。
【0023】まず、ゴルフカート1について説明する。
【0024】6は、駆動源となるモータに流れる電流を
検出するモータ電流検出回路、7は、ブレーキを動作す
るためのブレーキモータの動作を検出するブレーキモー
タ検出回路、8は、走行速度、走行距離を検出するエン
コーダで、これらを合わせて検出手段9という。
【0025】10は、前記検出手段9からの検出結果を
走行状態情報として入力する制御回路で、該制御回路1
0には、走行開始から順次入力されるこれらの走行状態
情報を記憶するメモリ11が接続されている。
【0026】12は、前記制御回路10に接続され、前
記検出手段9より入力された走行状態情報を前記マスタ
ー室2、或いはメンテナンス会社4に送信する送信機で
ある。
【0027】13は、前記制御回路10に接続され、前
記メンテナンス会社4より送信される信号を受信する受
信機である。
【0028】14は、前記制御回路10に接続され、前
記受信機13にて受信した信号を表示する表示画面であ
る。該表示画面14は、後述する前記メンテナンス会社
4からの正常、異常の判定結果や、異常時の対処のため
のメッセージが表示される。
【0029】次に、前記マスター室2の制御回路のブロ
ック図について説明する。
【0030】15は、前記ゴルフカート1からの走行状
態情報を受信する受信機で、該受信機15で受信した信
号は制御回路16に接続した送信機17から送信される
ようになっている。
【0031】18は、前記制御回路16に接続され、前
記検出手段9によって検出された信号を格納するメモリ
であり、該メモリ18は、前記受信機15で受信した後
に格納し、送信機17より送信される。
【0032】19は、前記ゴルフカート1に設けられた
表示画面14同様、後述する前記メンテナンス会社4か
らの正常、異常の判定結果や、異常時の対処のためのメ
ッセージが表示される。
【0033】次に、前記メンテナンス会社4について説
明する。
【0034】20は、前記ゴルフカート1の走行状態情
報が、前記マスター室2の送信機17、或いはゴルフカ
ート1の送信機12から受信される受信機で、該受信機
20から入力された走行状態情報は、受信機20に接続
した制御回路21に入力され、制御回路21内の判定手
段によって走行状態が異常であるかどうかが判断され、
正常、異常に係わらず送信機22より正常であるか異常
で有るかの信号が出力される。そして、異常状態である
場合には、その異常に対する対処のためのメッセージも
送信されるようになっている。
【0035】23は、前記制御回路21に接続され、前
記受信機20で受信した信号が格納されるメモリで、該
メモリ23は、読み出し可能になっており、後日間の走
行データが取り出せるようになっている。
【0036】24は、前記判定手段によってゴルフカー
ト1が異常であると判定されたとき、異常の判定情報と
共に送信する対処のためのメッセージを格納した対処デ
ータメモリであり、該対処データメモリ24は、前記判
定手段の結果に基づいてメッセージを選択して出力する
ようになっている。
【0037】次に、前記メーカーの開発部門5に設けら
れた制御回路のブロック図について説明する。
【0038】25は、前記メンテナンス会社4より送信
される走行状態情報を受信する受信機であり、該受信機
25は、制御回路26に接続され、受信した信号を格納
して蓄積するメモリ27が設けられている。前記メンテ
ナンス会社4から送信されるゴルフカート1の走行状態
情報は、全てのゴルフカート1の情報について送信して
も、また、異常が生じたときのみそれまでのデータをま
とめて送信しても構わない。
【0039】次に、メンテナンス会社4の判定手段での
判定について、図3乃至図5に基づいて説明する。
【0040】図3に示すフローチャートは、前記ゴルフ
カート1のモータ電流検出回路6で検出されるモータ電
流が異常になったことを、前記制御回路21の判定手段
によって検出する場合を示す。
【0041】まず、走行状態情報をメンテナンス会社4
の受信機20によって受信し、制御回路に入力する(S
1)。そして、予め設定したあり得ないモータ電流値で
あるtアンペア以上であるかどうかを判断して(S
2)、tアンペア以上であれば異常であることを送信機
22より出力し、前記マスター室2、或いはゴルフカー
ト1に出力する(S3)。また、S2において、モータ
電流値が設定値のtA以下であるときにはS1に戻り、
走行状態情報の入力を順次繰り返す。
【0042】次に、図4に示すフローチャートは、走行
状態を停止するスイッチが動作してゴルフカート1を停
止させようとしたときの走行状態情報の判定を示す。
【0043】停止スイッチが入ったことが入力されると
(S1)、モータ電流が流れているかどうかが判断され
る(S2)。停止スイッチが入ったにも係わらずモータ
電流が流れている場合はモータ制御異常であると判断し
て、異常であることを送信機22より送信する(S
3)。
【0044】S2において、停止スイッチの入力によっ
てモータ電流が無くなったと判断されると(S2)、エ
ンコーダ8からの信号、即ちゴルフカート1の車輪が回
転しているかどうかが判断される(S4)。この時、エ
ンコーダ8からの信号が出ている場合、即ち停止の指示
が出ているにも係わらず走行が停止しない場合は、ブレ
ーキ異常と判断して異常であることを送信する(S
5)。
【0045】S4において、エンコーダ8からの信号が
無い場合、ブレーキが動作しているかどうかが判断され
(S6)、ブレーキが動作していないときはブレーキが
異常である旨の信号が送信機22より出力される。ブレ
ーキが動作しているときは、動作は正常であると判断し
て送信機22より正常である旨の信号が出力されると共
に(S8)、ルーチンの最初に戻って再び判定を繰り返
す。
【0046】次に、図5に示すフローチャートは、スタ
ートスイッチが押されてスタートする場合の動作の判定
について説明する。
【0047】まず、ゴルフカート1が走行開始すると
き、スタートスイッチが押されるとスタートスイッチが
押されたことを入力し(S1)、モータが動作している
かどうかが判定される(S2)。この時、モータが動作
していないこと、即ちモータ電流検出回路6によってモ
ータ電流が流れていないと判断されると、スタートの指
示がありながらモータが動作していないので、モータの
異常であると判断し(S3)、送信機22より異常であ
る旨の信号が出力される。
【0048】S2でモータが動作していると判断された
場合、次にブレーキが解除されているかどうかが判断さ
れ(S4)、解除されていなければブレーキの制御異常
であると判断されて(S5)、異常である旨の信号が出
力される。
【0049】S4でブレーキが解除されている場合、エ
ンコーダ8からの信号があるかどうかが判定され(S
6)、エンコーダ8からの信号がなければエンコーダ8
の異常と判断して異常である旨の信号を出力する(S
7)。S6でエンコーダ8が正常に動作していると判断
された場合、正常であると判断し、正常である旨の信号
が出力され(S8)、再びルーチンの最初に戻って判定
を繰り返す。
【0050】次に、図6及び図7について説明する。
【0051】図6は、図4のS7でのブレーキ異常、又
は図5のS5でのブレーキ異常時の対処データメモリ2
4からの読み出しについて説明する。
【0052】ブレーキの異常が検出されると、異常であ
る旨の信号の送信と共に「走行モードを変えて下さい」
とのメッセージも送信機22より送信される(S1)。
そして、次に、「スタートして下さい」とのメッセージ
も出力され(S2)、ここで、「ブレーキが外れたか」
という問いかけが送信される(S3)。ゴルフカート
1、または、マスター室2ではこれらのメッセージは、
それぞれの表示画面14、19に表示され、この表示に
基づいた手順によって作業が進められる。ここでブレー
キが外れると、ブレーキが異常なので、「ゆっくり帰っ
て下さい」とのメッセージが送信され(S4)、また、
モードが変えられてもブレーキが動作した状態であれ
ば、「そのまま牽引して下さい」とのメッセージが送信
される(S5)。
【0053】図7は、図5のS7でのエンコーダ8異常
時の対処データメモリ24からの読み出しについて説明
する。
【0054】ブレーキの異常が検出されると、異常であ
る旨の信号の送信と共に「走行速度制御ができません。
注意して下さい」とのメッセージが送信される(S
1)。そして自動モードであれば手動モードに切り替え
るようメッセージが送信され(S2)、「低速で走行し
て下さい」とのメッセージが送信される(S3)。
【0055】以上、出力されるメッセージはいずれもゴ
ルフカート1、又はマスター室2の表示画面14、19
に出力され、対処した状態についてはそれぞれの送信機
12、17より出力した走行状態情報を受信機20で受
信することによって確認できる。
【0056】また、上記の方法とは異なり、対処した動
作を前記表示画面14、19に書き込んで送信機12、
17より送信することで対処のためのメッセージの読み
出しを順次行うようにしても構わない。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、ゴルフカー
トからの走行状態情報を受信するメンテナンス会社に
は、ゴルフカートの走行状態が異常であるかを判断する
判定手段と、判定手段によって異常であると判断された
時にゴルフカートに異常である旨の信号が送信されるの
で、使用者は即座にゴルフカートの異常に気がつくこと
ができ、異常かどうかの判定をサービスマンの出張や電
話での問い合わせを行わずにでき、業務効率、及び使い
勝手を向上させることができる等の効果を奏する。ま
た、ゴルフカートに送信するので、マスター室等に戻ら
なくてもその場に居ながらにしてゴルフカートの状況を
知ることができる。
【0058】また、本発明の請求項2によると、ゴルフ
カートの走行状態情報をゴルフ場よりメンテナンス会社
に送信し、メンテナンス会社で受信したゴルフカートの
走行状態が異常であるかを判定手段で判断し、判定手段
によって異常であると判断された時にゴルフ場に送信す
るので、使用者は即座にゴルフカートの異常に気がつく
ことができ、異常かどうかの判定をサービスマンの出張
や電話での問い合わせを行わずにでき、業務効率、及び
使い勝手を向上させることができる等の効果を奏する。
【0059】更に、請求項3の構成によると、判定手段
によって異常が検出された時、メンテナンス会社の送信
機より対処のためのメッセージが出力されるので、サー
ビスマンが居なくても、対処の方法がわかり、異常が生
じた時にはゴルフカートを格納する場所まで動かして移
動できるので、即座に対応でき、使い勝手が向上する等
の効果を奏する。
【0060】そして、請求項4の構成によると、対処の
ためのメッセージは、複数のステップから構成されてお
り、ステップごとに出力されるので、異常時の作業が行
いやすい等の効果を奏する。
【0061】また、請求項5の構成によると、ゴルフカ
ートを開発するメーカーに受信機を設け、ゴルフカート
の走行状態情報はメーカーの受信機に送信されるので、
メーカー側で走行状態情報が確認でき、データを蓄積す
ることで今後の開発の情報として役立たせることができ
る等の効果を奏する。
【0062】更に、請求項6の構成によると、メーカー
の受信機で受信する走行状態情報は、判定手段によって
異常が検出された時のみ送信されるので、蓄積データが
膨大になることが無く、メーカー側でデータを蓄積する
ことで今後の開発の情報として役立たせることができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステムの概略図で
ある。
【図2】同システムの制御ブロック図である。
【図3】同システムの判定手段の判定の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】同システムの判定手段の判定の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】同システムの判定手段の判定の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】同システムのメンテナンス会社から送信される
対処のためのメッセージの出力の一例を示すフローチャ
ートである。
【図7】同システムのメンテナンス会社から送信される
対処のためのメッセージの出力の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
9 検出手段 4 メンテナンス会社 12 ゴルフカートの送信機 13 ゴルフカートの受信機 1 ゴルフカート 20 メンテナンス会社の受信機 22 メンテナンス会社の送信機 3 ゴルフ場 2 マスター室 17 ゴルフ場の送信機 15 ゴルフ場の受信機 24 対処データメモリ 25 メーカーの受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大垣 敏彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松岡 和広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森本 耕二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 滝本 武彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山川 一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機サイクルシステム株式会社内 (72)発明者 服部 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機サイクルシステム株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行状態を検出する検出手段と、該検出手
    段によって検出した走行状態情報をメンテナンス等を行
    うメンテナンス会社に送信する送信機と、前記メンテナ
    ンス会社からの信号を受信する受信機とを備えたゴルフ
    カートを設け、前記メンテナンス会社は、前記ゴルフカ
    ートからの走行状態情報を受信する受信機と、該受信機
    で受信したゴルフカートの走行状態が異常であるかを判
    断する判定手段と、該判定手段によって少なくとも異常
    であると判断された時に前記ゴルフカートに送信する送
    信機とを備えたことを特徴とするゴルフカート管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】走行状態を検出する検出手段を設けたゴル
    フカートをゴルフ場に設置し、前記ゴルフ場には、前記
    検出手段によって検出した走行状態情報をゴルフカート
    のメンテナンス等を行うメンテナンス会社に送信する送
    信機と、前記メンテナンス会社からの信号を受信する受
    信機とを備え、前記メンテナンス会社には、前記ゴルフ
    場からの走行状態情報を受信する受信機と、該受信機で
    受信したゴルフカートの走行状態が異常であるかを判断
    する判定手段と、該判定手段によって少なくとも異常で
    あると判断された時に前記ゴルフ場の受信機に送信する
    送信機とを備えたことを特徴とするゴルフカート管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記メンテナンス会社には、ゴルフカート
    の異常時に対処するためのメッセージを格納した対処デ
    ータメモリを設け、前記判定手段によって異常が検出さ
    れた時、前記対処データメモリからメッセージを読み出
    して前記メンテナンス会社の送信機より出力されること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のゴルフカート
    管理システム。
  4. 【請求項4】前記対処データメモリから読み出されるメ
    ッセージは、複数のステップから構成されており、ステ
    ップごとに出力されることを特徴とする請求項3記載の
    ゴルフカート管理システム。
  5. 【請求項5】前記ゴルフカートを開発するメーカーに受
    信機を設け、前記ゴルフカートの走行状態情報は前記メ
    ーカーの受信機に送信されることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のゴルフカート管理システム。
  6. 【請求項6】前記メーカーの受信機で受信する走行状態
    情報は、前記判定手段によって異常が検出された時のみ
    送信されることを特徴とする請求項5記載のゴルフカー
    ト管理システム。
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