JP2002288268A - サッシ施工図作成支援プログラム及びその作成支援方法 - Google Patents

サッシ施工図作成支援プログラム及びその作成支援方法

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JP2002288268A
JP2002288268A JP2001088743A JP2001088743A JP2002288268A JP 2002288268 A JP2002288268 A JP 2002288268A JP 2001088743 A JP2001088743 A JP 2001088743A JP 2001088743 A JP2001088743 A JP 2001088743A JP 2002288268 A JP2002288268 A JP 2002288268A
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Tadashi Adachi
匡 足立
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SYSTEM HOUSE FUKUCHIYAMA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッシの施工図作成支援プログラムにおい
て、型図データ全体のデータ量を削減し、また、サッシ
の施工図を短時間で容易に作成する。 【解決手段】 建築図面21に基いてユーザにより入力
された建物の躯体情報29、30と仕上情報31とを受
け付けて、これらの情報と型図マスタ38中の型図デー
タから自動選択したサッシ型材の型図データとに基い
て、サッシの各建具と躯体との取り合い寸法の調整をし
て、サッシの各建具を躯体に納めた状態の断面詳細図と
姿図の図面データ49を自動生成するようにした。これ
により、ユーザが、サッシの施工図を容易に得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等に組み込ま
れるサッシの施工図の作成を支援するためのプログラム
及びその作成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル等の設計業者は、サッシの施
工図面について、サッシの種類、開閉方式が異なる場合
はもちろん、これらが同じでも、サッシの建具の付属
材、納まりが異なる場合には、全て別符号の施工図面を
作成する必要があったため、多くの施工図面を作成しな
ければならなかった。ビル等の設計業者が、ドラフタを
用いてサッシの施工図面を手書きしていた時代には、サ
ッシメーカは、ビル等の設計業者によるサッシの建具断
面の施工図作成を支援するために、各種のサッシの原図
をマイクロフィルムに納めておき、必要に応じてこれら
の原図をコピーして設計業者に配布していた。しかし、
このようなサッシ施工図の作成を支援する方法では、サ
ッシメーカが膨大なパターンの原図を用意しなければな
らず、また、ビル等の設計業者が、膨大なパターンの原
図の中から用途に適したサッシの原図を選択しなければ
ならないため、サッシの施工図の作成に手間がかかると
いう問題があった。そこで、各サッシの型材全体の型図
データをコンピュータの内部にCADデータとして格納
しておいて、これらのデータの中から用途に適した型図
データを検索できるようにしたサッシ施工図の作成支援
プログラムがある(例えば、特開平8−105215号
公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のサッシ施工図の作成支援プログラムは、サ
ッシの型材全体の中で一部でも異なる部材があれば、別
の型図データとして管理していたので、型図データの登
録パターン数が膨大な数となり、従って、ユーザが、用
途に適したサッシの型図データを選択するのに手間がか
かり、サッシの施工図の作成に長時間を要するという問
題があった。また、ある部材の型図のみを修正・変更す
る場合にも、この部材を含む全ての型図データを修正・
変更しなければならないという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、サッシの型図データの登録パタ
ーン数を少なくして、型図データ全体のデータ量を減ら
すことができ、また、サッシの施工図を短時間で容易に
作成することが可能なサッシの施工図作成支援プログラ
ム及びその作成支援方法を提供することを目的とする。
また、ある部材の型図のみを修正・変更する場合に、簡
単に型図データの修正・変更を行うことが可能なサッシ
の施工図作成支援プログラム及びその作成支援方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、サッシの施工図の作成を支援する
ためにコンピュータに、ユーザにより入力されたサッシ
の枠、障子及び付属部材についての型図データを複数の
部分に分けてコンピュータ内に格納するステップと、ユ
ーザにより入力された窓種に関する情報に基づいて、格
納した各部分の型図データの中からサッシの用途に適し
た各部分の型図データを自動選択するステップと、自動
選択した各部分の型図データを組み合わせて、サッシ全
体の型材の図面データを自動作成するステップとを実行
させるサッシ施工図作成支援プログラムである。
【0006】上記のプログラムをコンピュータに実行さ
せることで、コンピュータが、ユーザにより入力された
サッシの枠、障子及び付属部材についての型図データを
複数の部分に分けてコンピュータ内に格納し、これらの
型図データの中から、ユーザにより入力された窓種に関
する情報に基づいてサッシの用途に適した各部分の型図
データを自動選択し、選択した各部分の型図データを組
み合わせて、サッシ全体の型材の図面データを自動作成
する。
【0007】上記のように、ユーザにより入力されたサ
ッシの枠、障子及び付属部材についての型図データを複
数の部分に分けてコンピュータ内に登録するようにした
ので、サッシ全体の型材の型図データを登録する場合と
比べて、型図データの登録パターン数を少なくすること
ができる。また、ユーザにより入力された窓種に関する
情報に基づいて、コンピュータが、サッシの用途に適し
た各部分の型図データを自動選択すると共に、選択した
各部分の型図データを組み合わせてサッシ全体の型材の
図面データを自動作成するようにしたことにより、ユー
ザが、窓種に関する情報を入力するだけで、サッシ全体
の型材の図面を容易に得ることができる。
【0008】請求項2の発明は、上記請求項1に記載の
プログラムにおいて、建築図面に基いてユーザにより入
力された建物の躯体情報及び仕上情報を受け付けるステ
ップと、受け付けた躯体情報及び仕上情報と自動選択し
た各部分の型図データとに基いて、サッシの各建具と躯
体との取り合い寸法を調整して、サッシの各建具を躯体
に納めた図面のデータを自動生成するステップとをさら
にコンピュータに実行させるようにしてもよい。これに
より、サッシの各建具を躯体に納めた状態の断面詳細図
と姿図とを容易に得ることができる。
【0009】請求項3の発明は、サッシの施工図の作成
を支援するためにコンピュータに、ユーザが建築図面に
基いて入力したサッシのシリーズ、窓種、建具サイズ、
及びサッシ付属部材に関する情報に基いて、建物全体の
サッシの施工に要する金額を自動的に見積るステップ
と、見積りに用いたサッシのシリーズ、窓種、建具サイ
ズ、及びサッシ付属部材に関する情報に基いて、サッシ
の施工図の図面データを自動生成するステップとを実行
させるサッシ施工図作成支援プログラムである。
【0010】このプログラムをコンピュータに実行させ
ることで、建物全体のサッシの施工に要する金額を容易
に見積ることができ、しかも、見積りに用いたサッシの
シリーズ、窓種、建具サイズ、及びサッシ付属部材に関
する情報に基いて、サッシの各建具を躯体に納めた状態
の断面詳細図のデータと姿図のデータとからなるサッシ
施工図の図面データを容易に作成することができる。
【0011】請求項4の発明は、プログラムされたコン
ピュータによってサッシの施工図の作成を支援する方法
であって、ユーザにより入力されたサッシの枠、障子及
び付属部材についての型図データを複数の部分に分けて
コンピュータ内に格納するステップと、ユーザにより入
力された窓種に関する情報に基づいて、格納した各部分
の型図データの中からサッシの用途に適した各部分の型
図データを自動選択するステップと、自動選択した各部
分の型図データを組み合わせて、サッシ全体の型材の図
面データを自動作成するステップとからなるものであ
る。この方法により、上記請求項1と同様な作用を得る
ことができる。
【0012】上記請求項4に記載の方法において、建築
図面に基いてユーザにより入力された建物の躯体情報及
び仕上情報を受け付けるステップと、受け付けた躯体情
報及び仕上情報と、自動選択した各部分の型図データと
に基いて、サッシの各建具と躯体との取り合い寸法を調
整して、サッシの各建具を躯体に納めた図面のデータを
自動生成するステップとをさらに有するものであっても
よい。これにより、上記請求項2と同様な作用を得るこ
とができる。
【0013】請求項6の発明は、プログラムされたコン
ピュータによってサッシの施工図の作成を支援する方法
であって、ユーザが建築図面に基いて入力したサッシの
シリーズ、窓種、建具サイズ、及びサッシ付属部材に関
する情報に基いて、建物全体のサッシの施工に要する金
額を自動的に見積るステップと、見積りに用いたサッシ
のシリーズ、窓種、建具サイズ、及びサッシ付属部材に
関する情報に基いて、サッシの施工図の図面データを自
動生成するステップとからなるものである。この方法に
より、上記請求項3と同様な作用を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
サッシ施工図作成支援プログラム及びその支援方法につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によ
るサッシ施工図作成支援プログラムを適用したサッシ施
工図作成支援システム(以下、支援システムと略す)の
構成を示す。この支援システム10は、CD−ROM1
に格納されたサッシ施工図作成支援プログラムをパソコ
ン等のコンピュータにインストールすることにより構築
され、CPU2、CD−ROMドライブ3、記憶装置
4、キーボード5、マウス6、ディスプレイ7及びプリ
ンタ8よりなる。記憶装置4には、サッシの姿図、断面
詳細図等を作成するためのサッシ施工図CADプログラ
ム(以下、CADプログラムと略す)13、建物全体の
サッシの金額を見積るためのサッシ見積プログラム(以
下、見積プログラムと略す)14、各種の図面データ等
からなるデータファイル11、各種のマスタ12、デー
タベース管理用のプログラムであるDBMS(Database
Management System)15等が格納されている。CA
Dプログラム13及び見積プログラム14は、請求項に
おけるサッシ施工図作成支援プログラムに相当する。ま
た、各種マスタ12は、サッシの型材を構成する各部材
の型図データを上下左右の各部分に分けて登録した型図
マスタや、この型図マスタ中の型図データの中から各窓
に適したデータを選択するための各種のテーブル等から
構成される。CD−ROM1をCD−ROMドライブ3
に装着すると、CPU2が、CD−ROMドライブ3に
指示を与えて、CD−ROM1に格納されている各種マ
スタ12、CADプログラム13及び見積プログラム1
4を記憶装置4にインストールする。
【0015】次に、図2を参照して、上記のCADプロ
グラム13を用いたサッシの施工図の作成方法について
説明する。ユーザは、図1に示される支援システム10
において、CADプログラム13を起動すると、建築図
面21を参照して、工事名称等の建物全体に共通した情
報と、サッシのシリーズ等の壁毎に決定される情報とを
入力する。具体的には、ユーザは、設計概要22を参照
して、キーボード5により工事名称・防火指定27、及
びこれらの情報の内容に応じたシリーズ32を入力す
る。また、建具図23を参照して、建物全体に共通した
サッシの色(情報)28と壁毎に決定されるサッシの色
(情報)33とを入力する。さらにまた、ユーザは、断
面詳細図24と平面詳細図25とを参照して、建物全体
に共通した躯体種29を入力すると共に、この躯体種2
9に応じた壁毎の枠種の選定34を行う。また、これら
の断面詳細図24及び平面詳細図25を参照して決定し
た躯体形状・躯体厚30と、仕上表26を参照して決定
した仕上種・仕上厚31とを入力すると共に、これらの
内容に応じた額縁・水切りの選定35を行う。CADプ
ログラム13は、上記の各種入力情報を拾い出しデータ
ベース36に格納する。
【0016】次に、ユーザは、建築図面21を参照し
て、窓毎に決定される窓種・サイズ38を入力する。C
ADプログラム13は、この窓種・サイズ38と、上記
のデータベース36から読み込んだ工事名称・防火指定
・額縁・水切り・シリーズ・色等の情報37とに基づい
て、サッシ施工図作図処理41を行い、サッシの施工図
の図面データを作成する。具体的には、型図マスタ39
に格納された各部材の各部分毎の型図データを対象とし
て、上記の工事名称等の情報37と窓種・サイズ38と
に適合した型図データの検索40を行い、これらの型図
データを組み合わせて、サッシ全体の姿図と断面詳細図
の図面データ49を作成した後、これらの図面データ4
9を施工図情報ファイル42に格納する。ユーザは、こ
の施工図情報ファイル42に格納された図面データ49
を図1に示されるプリンタ8で印字することにより、建
物全体の各窓に組み込まれる各サッシの姿図と断面詳細
図とを得ることができる。なお、上記の型図マスタ39
は、後述する正面図、平面図、断面図、躯体、外部仕上
及び内部仕上用の各パラメトリックシンボルマスタと、
枠型材、アンカー、障子型材、中桟、水切り型材及び額
縁型材用の各図形データマスタとを含むものである。
【0017】次に、上記の見積プログラム14を用いた
建物全体のサッシの金額を見積る方法について説明す
る。ユーザは、この見積プログラム14を用いたサッシ
の金額の見積りを行う際には、事前にCADプログラム
13を起動し、工事名称等の建物全体に共通した情報2
7乃至31と、サッシのシリーズ等の壁毎に決定される
情報32乃至35とを入力して、これらの情報を拾い出
しデータベース36に格納しておく必要がある。そし
て、この格納処理が完了した後に、見積プログラム14
を起動して、窓種・サイズ等の情報を入力する。見積プ
ログラム14は、これらの情報を受け取ると、これらの
情報とデータベース36から読み込んだ工事名称・額縁
・水切り・シリーズ等の情報45とに基づいて、サッシ
見積処理46を行って、見積書、内訳書及び原価表を作
成すると共に、作成した見積関連のデータを見積データ
ファイル47に格納する。
【0018】ユーザは、上記の見積プログラム14を用
いた自動見積りを行った場合には、この見積プログラム
14を終了した後に、再度CADプログラム13を起動
して、見積データファイル47から読み込んだ工事名称
・額縁・水切り・シリーズ・窓種・サイズ等の情報48
に基づいて、サッシ施工図作図処理41を行い、サッシ
の施工図の図面データを作成する。この処理が、請求項
3における図面データを自動生成するステップに相当す
る。
【0019】次に、上記のサッシ施工図作成処理の詳細
について図3のフローチャートを参照して説明する。ユ
ーザは、上記のCADプログラム13を起動すると、こ
れから入力する工事情報の種類をマウス6により選択す
る(S1)。具体的には、これから入力する工事情報が
今までに入力した工事情報と同じ工事についての追加工
事の情報であるか、今までに入力した工事情報とは別工
事の情報であるかの選択を行う。そして、ユーザは、今
までに入力した工事情報と同じ工事についての追加工事
の情報を入力する場合には(S2でYES)、既に該当
の工事についての建物全体に共通した情報を入力済みで
あるので、S3乃至S6に示される建物全体に共通した
情報の入力処理を行わない。これに対して、今までに入
力した工事情報と別工事の情報を入力する場合には(S
2でNO)、ユーザは、建物全体又は壁毎に共通した情
報である工事概要、建具初期値、構造初期値及び金物詳
細の入力処理(S3乃至S6)を行う。そして、図1に
示されるCPU2が、CADプログラム13からの指令
を受けて、入力された建具初期値の情報と構造初期値の
情報とをそれぞれ建具初期値ファイル51と構造初期値
ファイル61とに保存する。この建具初期値ファイル5
1と構造初期値ファイル61とが、上記図2中の拾い出
しデータベース36に相当する。次に、CPU2は、C
ADプログラム13からの指令を受けて、上記S3乃至
S6の各処理で入力された情報に応じたサッシ施工図面
の自動生成処理(S7)を行った上で、この自動生成処
理において図2に示される型図マスタ39からサッシの
用途に応じて自動抽出した各建具の型図データをディス
プレイ7上に一覧表示する(S8)。
【0020】ユーザは、上記S8の処理で一覧表示した
各建具の型図データの詳細を変更したい場合には(S9
でYES)、該当の建具についての変更入力を行う(S
10)。これに対して、上記S7に示される図面自動生
成の処理で自動抽出した各建具の型図データをそのまま
使用する場合には(S9でNO)、ユーザは、ディスプ
レイ7上に表示された選択メニューから変更入力の終了
を指示するための選択ボタンをマウス6により選択す
る。CPU2は、この選択処理を検知すると、CADプ
ログラム13からの指令を受けて、上記S7の処理で自
動生成したサッシ建具の立面詳細データ及び納まり詳細
データを図2に示される施工図情報ファイル42に保存
する。この後、ユーザは、全ての建具についての変更入
力が完了していない場合には(S12でYES)、上記
S9に戻り、再度、上記S9乃至S11の処理を行う。
これに対して、全ての建具についての変更入力が完了し
た場合には(S12でNO)、S13の処理に進み、今
までに入力した工事情報とは別の工事についての情報を
入力する場合には(S13でYES)、上記S1乃至S
12の処理を繰り返し、それ以外の場合には(S13で
NO)、当処理を終了する。
【0021】次に、上記S7に示される図面自動生成処
理の詳細について図4を参照して説明する。この処理で
は、CPU2は、CADプログラム13からの指令を受
けて、上記図3中のS4に示される建具初期値入力処理
で作成した建具初期値ファイル51からシリーズ・製品
色の情報52を読み取って、これらの情報に基づき壁毎
のシリーズ・製品色を決定する(S21)。そして、ユ
ーザが、図2に示される見積プログラム14で作成した
見積データ47を引用して、サッシ施工図の自動生成を
行うように指示した場合には(S22でYES)、CP
U2は、CADプログラム13からの指令を受けて、見
積データファイル47から符号・シリーズ・窓種・建具
サイズ・水切り・額縁・タイプの情報53を読み込む。
【0022】これに対して、ユーザが、見積データ47
を引用しないでサッシ施工図の自動生成を行うように指
示した場合には(S22でNO)、CPU2は、CAD
プログラム13からの指令を受けて、ユーザに符号・窓
種・建具サイズ・タイプ等の入力を促す。そして、ユー
ザが符号・窓種・建具サイズ・タイプ等を入力して(S
23)、上記図3中のS5に示される構造初期値入力処
理で情報を入力した各壁面の中からサッシ施工図の自動
作成を行う壁面を選択すると(S24)、CPU2は、
CADプログラム13からの指令を受けて、ユーザによ
り選択指示された壁面についてのサッシ施工図の自動作
成を行う。具体的には、CPU2は、該当の壁面に含ま
れるサッシ建具の姿図及び断面詳細図とサッシ周辺の躯
体図とについての図面データの自動生成を行うと共に
(S25乃至S27)、建具断面詳細図のデータと躯体
図のデータとを合成してサッシ周辺の断面詳細図の図面
データを完成させる(S28)。また、S27で作成し
た躯体図の図面データの解像度を低くする処理を施した
上で、処理後の図面データを縮小(スケールアウト)
し、縮小後の図面データとS25の処理で作成した建具
の姿図中の断面図に関する図面データ(モジュール部)
とを合成して、サッシ周辺の姿図の図面データを完成さ
せる(S29)。
【0023】次に、図5のフローチャートを参照して、
上記図4中のS25に示されるサッシ建具の姿図データ
の生成処理について説明する。まず、CPU2は、CA
Dプログラム13からの指令を受けて、上記図4中のS
23の処理で取得した窓種と取付け場所をキーとして、
図3中のS5に示される構造初期値入力処理で作成した
構造初期値ファイル61からサッシのガラス・金物の情
報62を取得する(S31)。そして、上記図4中のS
21乃至S23の処理で取得したシリーズ及び窓種と上
記図3中のS3の処理で取得した防火区分とをキーにし
て、窓種インデックス63を検索して、姿図の作成対象
となる窓を特定するリストID64を取得する(S3
2)。次に、CPU2は、このリストID64と上記図
4中のS23の処理で取得したサッシのタイプとをキー
にして、タイプインデックス65を検索し、該当サッシ
の製品を特定する第2リストID66を取得する(S3
3)。そして、この第2リストID66と上下左右の各
部位IDとをキーにして、枠・障子の合成テーブル67
を検索して、サッシの各部位毎の框寸法に関する情報6
8を取得する(S34)。次に、CPU2は、上記のS
33で取得した第2リストID66をキーにして、中桟
テーブル69を検索して、サッシの障子の一部である中
桟の寸法の情報70を取得する(S35)。
【0024】次に、CPU2は、正面図パラメトリック
シンボルマスタ71中のシンボルデータから、上記図4
中のS21乃至S23の処理で取得したシリーズ・窓種
に適合したシンボルデータを検索する。そして、このシ
ンボルデータと、上記のS31乃至S35の処理で取得
したガラス・金物・框寸法・中桟寸法の各情報と、上記
図4中のS23の処理で取得した建具サイズの情報とに
基づいて、サッシ建具の正面図のデータを生成する(S
36)。次に、CPU2は、平面図パラメトリックシン
ボルマスタ72中のシンボルデータから、シリーズ・窓
種に適合したそれぞれのシンボルデータを検索して、こ
のシンボルデータと、上記のガラス・金物・框寸法・中
桟寸法の各情報と、上記図4中のS23の処理で取得し
た建具サイズの情報とに基づいて、サッシ建具の平面図
のデータを生成する(S37)。そして、断面図パラメ
トリックシンボルマスタ73から、シリーズ・窓種に適
合したそれぞれのシンボルデータを検索して、このシン
ボルデータと、上記のガラス・金物・框寸法・中桟寸法
の各情報と、上記図4中のS23の処理で取得した建具
サイズの情報とに基づいて、サッシ建具の姿図の一部と
なる概略断面図のデータを生成する(S38)。
【0025】次に、型材データ検索の仕組みを示す図6
及び図7のフローチャートを参照して、上記図4中のS
26に示される建具の断面詳細図のデータ生成処理につ
いて説明する。まず、CPU2は、CADプログラム1
3からの指令を受けて、上記図4中のS23の処理で取
得した窓種と取付け場所とをキーとして、図7に示され
る構造初期値ファイル61から躯体種・納まりパターン
の情報83を取得すると共に、これらの情報に応じた枠
種を選定する(S41)。そして、この枠種と上記図4
中のS21乃至S23の処理で取得したシリーズ・窓種
・防火区分とをキーとして、図6の(1)に示される窓
種インデックス63を検索して、断面詳細図の作成対象
となる窓を特定するリストID64を取得する(S4
2)。次に、CPU2は、このリストID64と上記図
4中のS23の処理で取得したサッシのタイプとをキー
にして、図6の(2)に示されるタイプインデックス6
5を検索し、該当サッシの製品を特定する第2リストI
D66を取得する(S43)。そして、この第2リスト
ID66と上下左右の各部位ID87とをキーとして、
図6の(3)に示される枠・障子の合成テーブル67を
検索して、サッシの各部位毎の枠型材コード・障子型材
コード84を取得する(S44)。次に、CPU2は、
この枠型材コードと上下左右の各部位ID87とをキー
として、図6の(4)に示される枠型材情報テーブル7
6を検索して、サッシの各部位毎のアンカーコード85
を取得する(S45)。また、CPU2は、上記S43
の処理で取得した第2リストID66をキーとして、図
6の(6)に示される中桟テーブル69を検索して、サ
ッシの中桟の型材コード86を取得する(S46)。
【0026】次に、CPU2は、上記S44の処理で取
得した上下左右の各部位毎の枠型材コードと各部位ID
87とをキーにして、枠型材図形データマスタ79中の
図形データを検索して、上下左右の各部位毎の枠型材図
形データを取得し、これらの図形データを建具の断面詳
細図の図面データ中に配置する(S47)。また、CP
U2は、上記S45の処理で取得した上下左右の各部位
毎のアンカーコード85と上下左右の各部位ID87と
をキーとして、図6の(5)に示される枠アンカー情報
テーブル77を検索する。そして、この枠アンカー情報
テーブル77とリンクしたアンカー図形データマスタ8
0から、上下左右の各部位毎のアンカー図形データを取
得し、これらの図形データを建具の断面詳細図の図面デ
ータ中に配置する(S48)。次に、CPU2は、上記
S44の処理で取得した上下左右の各部位毎の障子型材
コードと各部位ID87とをキーにして、障子型材図形
データマスタ78中の図形データを検索して、上下左右
の各部位毎の障子型材図形データを取得し、これらの図
形データを建具の断面詳細図の図面データ中に配置する
(S49)。そして、上記S46の処理で取得したサッ
シの中桟型材コードをキーにして、中桟型材図形データ
マスタ81中の図形データを検索し、該当のサッシの中
桟型材図形データを取得して、これらの図形データを建
具の断面詳細図の図面データ中に配置する(S50)。
【0027】次に、上記の建具断面詳細図データ生成処
理のイメージについて図8を参照して説明する。図中の
各表示枠91、93、95、97内には、それぞれ上下
左右の各部位に関する枠の型材の選択候補を示してい
る。また、図中の各表示枠99、101、103、10
5内には、それぞれ上下部、左右部、召し合せ部及び中
桟の各部位における型材の選択候補を示している。最初
に、CPU2は、各表示枠91、93、95、97内に
表示された各型材の中から、建物の構造物の躯体種別等
に応じた型材を選択する。次に、CPU2は、表示枠9
9内に表示された上下部における障子の型材100a,
100bの中から、サッシのシリーズ・窓種等に応じた
型材を選択する。また、表示枠101内に表示された左
右部における障子の型材102a〜102c、及び表示
枠103内に表示された召し合わせ部における障子の型
材104a〜104cの中から、窓毎の建具サイズ、耐
風強度等に応じたそれぞれの型材を選択する。さらにま
た、CPU2は、表示枠105内に表示された中桟の型
材106a〜106cの中から、サッシの高さに応じた
中桟の型材を選択する。
【0028】具体的には、例えば、CPU2は、各表示
枠91、93、95、97内に表示された各型材の中か
ら、それぞれ92a、94a、96a、98aの各型材
を上下左右の各部位に関する枠の型材として選択し、ま
た、各表示枠99、101、103、105内に表示さ
れた各型材の中から、それぞれ100b、102a、1
04a、106cの各型材を障子の各部位の型材として
選択する。そして、CPU2は、これらの各型材を組み
合わせて、表示枠107内に示されるサッシ建具110
の全体の縦断面詳細図108と横断面詳細図109とを
生成する。
【0029】上述したように、このCADプログラム1
3は、ユーザにより入力されたサッシの枠、障子及び付
属部材についての型材の図形データ(以下、型図データ
と略す)を上下左右の各部分に分けてコンピュータ内に
登録するようにしたので、サッシ全体の型図データを登
録する場合と比べて、型図データの登録パターン数を少
なくすることができる。これにより、型図データ全体の
データ量の削減を図ることができる。また、上記のよう
にサッシの型図データを各部材の各部分単位で登録する
ようにしたことにより、ある部材に関する型図データを
修正・変更する場合に、対象となる部材の対象となる部
分に関する型図データのみの修正・変更を行えばよいよ
うになる。
【0030】次に、図9のフローチャートを参照して、
上記図4中のS27に示される躯体図のデータ生成処理
について説明する。まず、CPU2は、CADプログラ
ム13からの指令を受けて、上記図4中のS23の処理
で取得した窓種と取付け場所とをキーにして、構造初期
値ファイル61から躯体種・躯体厚・躯体形状・納まり
パターンの情報111と外部仕上種・外部仕上厚・内部
仕上種・内部仕上厚112とを取得する(S51、S5
2)。次に、CPU2は、躯体パラメトリックシンボル
マスタ113に格納された躯体のシンボルデータの中か
ら、S51の処理で取得した納まりパターンと躯体形状
とに応じたシンボルデータを選定すると共に、このシン
ボルデータの躯体厚寸法をS51の処理で取得した躯体
厚に基づき整える(S53)。また、外部仕上パラメト
リックシンボルマスタ114に格納された外部仕上のシ
ンボルデータの中から、S51の処理で取得した納まり
パターンとS52の処理で取得した外部仕上種とに応じ
たシンボルデータを選定すると共に、このシンボルデー
タの仕上厚寸法をS52の処理で取得した外部仕上厚に
基づき整える(S54)。さらにまた、CPU2は、内
部仕上パラメトリックシンボルマスタ115に格納され
た内部仕上のシンボルデータの中から、S51の処理で
取得した納まりパターンとS52の処理で取得した内部
仕上種とに応じたシンボルデータを選定すると共に、こ
のシンボルデータの仕上厚寸法をS52の処理で取得し
た内部仕上厚に基づき整える(S55)。
【0031】次に、CPU2は、CADプログラム13
からの指令を受けて、上記図4中のS23の処理で取得
した窓種と取付け場所とをキーにして、構造初期値ファ
イル61から水切りの情報116を取得すると共に、こ
の水切りの情報116に対応した図形データを水切り型
材図形データマスタ117から取得する(S56)。ま
た、窓種と取付け場所とをキーにして、構造初期値ファ
イル61から額縁の情報118を取得すると共に、この
額縁の情報118に対応した図形データを額縁型材図形
データマスタ119から取得する(S57)。CPU2
は、CADプログラム13からの指令を受けて、上記の
S53乃至S55の各処理において厚みの寸法を調整し
た後の躯体、外部仕上及び内部仕上のシンボルデータ
と、図7に示される処理で生成した建具断面詳細図の図
面データとに基づいて、サッシの枠と躯体との取り合い
寸法の調整をする。そして、取り合い寸法の調整結果を
反映した躯体、外部仕上及び内部仕上のシンボルデータ
と、S56及びS57の処理で取得した水切り型材図形
データ及び額縁型材図形データとを合成して、躯体図の
図面データを生成する(S58)。
【0032】次に、上記の躯体図データ生成処理のイメ
ージについて図10を参照して説明する。図10に躯体
パラメトリックシンボルマスタ113、外部仕上パラメ
トリックシンボルマスタ114、内部仕上パラメトリッ
クシンボルマスタ115及び額縁型材図形データマスタ
119に含まれるデータの例を示す。CPU2は、躯体
パラメトリックシンボルマスタ113内の各シンボルデ
ータ121a、121b等の中から、図9に示される構
造初期値ファイル61より取得した納まりパターンと躯
体形状とに応じた躯体のシンボルデータを選択する。次
に、CPU2は、外部仕上パラメトリックシンボルマス
タ114内の各シンボルデータ122a〜122zの中
から、図9に示される構造初期値ファイル61より取得
した納まりパターンと外部仕上厚寸法とに応じた外部仕
上のシンボルデータを選択する。また、内部仕上パラメ
トリックシンボルマスタ115内の各シンボルデータ1
23a〜123zの中から、図9に示される構造初期値
ファイル61より取得した納まりパターンと内部仕上厚
の寸法とに応じた内部仕上のシンボルデータを選択す
る。さらにまた、CPU2は、額縁型材図形データマス
タ119内の各図形データ118a、118b等の中か
ら、窓種と取付け場所とに応じた額縁の図形データを取
得する。また、図には示していないが、CPU2は、水
切り型材図形データマスタ117内の各図形データの中
から、窓種と取付け場所とに応じた水切りの図形データ
を取得する。そして、上記の躯体、外部仕上及び内部仕
上の各シンボルデータと、額縁及び水切りの各図形デー
タとを合成して、躯体図の図面データを生成する。
【0033】次に、上記図10に加えて図11を参照し
て、上記の躯体図図面データ生成処理の具体例について
説明する。上記の躯体図図面データ生成処理において、
CPU2が、図10に示される各種のシンボルデータの
中から、躯体と内部仕上のシンボルデータとして、それ
ぞれシンボルデータ121cとシンボルデータ123a
とを選択し、額縁型材図形データ118a、118b等
の中から、窓種と取付け場所とに基づき図形データ11
8cを取得したとする。また、図10に示される外部仕
上の中から、外部仕上のシンボルデータとして何も選択
せず、図9に示される水切り型材図形データマスタ11
7中の図形データの中から、窓種と取付け場所とに基づ
いて図11に示される図形データ116を取得したとす
る。CPU2は、上記の躯体及び内部仕上のシンボルデ
ータ121c、123aと、水切り及び額縁の型材図形
データ116、118cと、図7に示される処理で生成
した建具の縦断面詳細図108及び横断面詳細図109
の図面データとに基づいて、サッシの上部と下部と右部
における建具の枠と躯体、内部仕上、水切り及び額縁と
の取り合い寸法(納まり)の調整をする。そして、納ま
りの調整結果を反映した躯体シンボルデータ121c、
内部仕上シンボルデータ123a、額縁型材図形データ
118c及び水切り型材図形データ116を合成して、
サッシの上部と下部と右部における躯体図の図面データ
124、125、126を作成し、これらの図面データ
に基づきサッシ周辺部の躯体図の図面データを生成す
る。
【0034】上記の処理で生成したサッシ周辺部の躯体
図の図面データは、図11中におけるサッシ周辺部の断
面詳細図128の図面データから建具の縦断面詳細図1
08及び横断面詳細図109の図面データを除いたもの
となる。そして、この躯体図の図面データと建具の縦断
面詳細図108及び横断面詳細図109の図面データと
を合成した断面詳細図128の図面データが、上記図4
中のS28の処理で作成するサッシ周辺部の断面詳細図
の図面データに相当する。
【0035】上記のように、本実施形態によるCADプ
ログラム13によれば、建築図面に基いてユーザにより
入力された建物の躯体情報及び仕上情報と、上記の図7
に示される処理により自動生成した建具断面詳細図の図
面データとに基いて、サッシの各建具と躯体との取り合
い寸法の調整をして、サッシの各建具を躯体に納めた状
態の断面詳細図128と姿図の図面データを自動生成す
るようにした。これにより、ユーザがサッシ周辺の断面
詳細図128と姿図とを容易に得ることができる。
【0036】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の実施
形態では、ユーザにより入力されたサッシの枠、障子及
び付属部材についての型図データを上下左右の各部分に
分割してコンピュータ内に登録したが、これらの各部材
の型図データをさらに細分化して登録するようにしても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1又は請求項4の発
明によれば、ユーザにより入力されたサッシの枠、障子
及び付属部材の型図データを複数の部分に分けてコンピ
ュータ内に登録するようにしたので、サッシ全体の型材
の型図データを登録する場合と比べて、型図データの登
録パターン数を少なくすることができる。これにより、
型図データ全体のデータ量の削減を図ることができる。
また、上記のようにサッシの型図データを各部材の各部
分単位で登録するようにしたことにより、ある部材の型
図を修正・変更する場合に、修正・変更の対象となる部
分の型図データのみを修正又は変更すればよいようにな
る。これにより、従来のようにサッシ全体の型材を一単
位としてサッシの型図データを登録する方式と異なり、
修正・変更の対象となる部材を含む全ての型図データを
修正・変更する必要がなくなるので、簡単に型図データ
の修正・変更を行うことができる。
【0038】また、ユーザにより入力された窓種や防火
区分等の情報に基づいて、コンピュータが、サッシの用
途に適した各部分の型図データを自動選択して、これら
の型図データを組み合わせてサッシ全体の型材の図面デ
ータを自動作成するようにしたことにより、ユーザが、
用途に適したサッシ全体の型材の図面を容易に得ること
ができる。これにより、従来のように、ユーザがコンピ
ュータに格納された型図データの中から用途に適したサ
ッシの型図データを自分で選択する方式を採用した場合
と比べて、サッシの施工図の作成に要する時間を短縮す
ることができる。
【0039】また、請求項2又は請求項4の発明によれ
ば、建築図面に基いてユーザにより入力された建物の躯
体情報及び仕上情報を受け付けて、受け付けた躯体情報
及び仕上情報と自動選択した各部分の型図データとに基
いて、サッシの各建具と躯体との取り合い寸法の調整を
して、サッシの各建具を躯体に納めた図面のデータを自
動生成するようにしたので、サッシの各建具を躯体に納
めた状態の断面詳細図と姿図とを容易に得ることができ
る。
【0040】また、請求項3又は請求項6の発明によれ
ば、ユーザが建築図面に基いて入力したサッシのシリー
ズ、窓種、建具サイズ、及び額縁・水切り等のサッシ付
属部材の情報に基いて、コンピュータが、建物全体のサ
ッシの施工に要する金額を自動的に見積ると共に、見積
りに用いたサッシのシリーズ等の情報に基いて、サッシ
の施工図の図面データを自動生成するようにした。これ
により、建物全体のサッシの施工に要する金額を容易に
見積ることができ、しかも、サッシの施工図を容易に作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるサッシ施工図作
成支援プログラムを適用したサッシ施工図作成支援シス
テムの構成図。
【図2】 上記CADプログラムを用いたサッシの施工
図の作成方法におけるデータフローを示す図。
【図3】 上記サッシ施工図作成処理の全体の処理を
示すフローチャート。
【図4】 上記サッシ施工図作成処理中の図面自動生
成処理を示すフローチャート。
【図5】 上記図面自動生成処理中の建具の姿図デー
タ生成処理を示すフローチャート。
【図6】 上記図面自動生成処理中の建具断面詳細図
データ生成処理における各部材の型図データの検索処理
を示す図。
【図7】 上記建具断面詳細図データ生成処理を示す
フローチャート。
【図8】 上記建具断面詳細図データ生成処理のイメ
ージを示す図。
【図9】 上記図面自動生成処理中の躯体図データ生
成処理を示すフローチャート。
【図10】 上記躯体図データ生成処理の元になる各種
データの例を示す図。
【図11】 上記図10に示される各種データを組み合
わせて躯体図を作成する際におけるサッシ建具の枠と躯
体等との納まり調整の様子を示す図。
【符号の説明】
13 サッシ施工図CADプログラム(サッシ施工図
作成支援プログラム) 14 サッシ見積プログラム(サッシ施工図作成支援
プログラム) 21 建築図面 39 型図マスタ(型図データを格納したファイル) 46 サッシ見積処理(サッシの施工に要する金額を
自動的に見積るステップ) 78 障子型材図形データマスタ(型図データの一部
を格納したファイル) 79 枠型材図形データマスタ(型図データの一部を
格納したファイル) 80 アンカー図形データマスタ(型図データの一部
を格納したファイル) 81 中桟型材図形データマスタ(型図データの一部
を格納したファイル) 108 縦断面図(サッシ全体の型材の図面) 109 横断面図(サッシ全体の型材の図面) 111 躯体種等の情報(躯体情報) 112 外部仕上種・外部仕上厚・内部仕上種・内部仕
上厚(仕上情報) 128 断面詳細図(サッシの各建具を躯体に納めた図
面)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシの施工図の作成を支援するために
    コンピュータに、 ユーザにより入力されたサッシの枠、障子及び付属部材
    についての型図データを複数の各部分に分けてコンピュ
    ータ内に格納するステップと、 ユーザにより入力された窓種に関する情報に基づいて、
    前記格納した各部分の型図データの中からサッシの用途
    に適した各部分の型図データを自動選択するステップ
    と、 前記自動選択した各部分の型図データを組み合わせて、
    サッシ全体の型材の図面データを自動作成するステップ
    とを実行させるサッシ施工図作成支援プログラム。
  2. 【請求項2】 建築図面に基いてユーザにより入力され
    た建物の躯体情報及び仕上情報を受け付けるステップ
    と、 前記受け付けた躯体情報及び仕上情報と、前記自動選択
    した各部分の型図データとに基いて、サッシの各建具と
    躯体との取り合い寸法を調整して、サッシの各建具を躯
    体に納めた図面のデータを自動生成するステップとをさ
    らにコンピュータに実行させるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のサッシ施工図作成支援プログラ
    ム。
  3. 【請求項3】 サッシの施工図の作成を支援するために
    コンピュータに、 ユーザが建築図面に基いて入力したサッシのシリーズ、
    窓種、建具サイズ、及びサッシ付属部材に関する情報に
    基いて、建物全体のサッシの施工に要する金額を自動的
    に見積るステップと、 前記見積りに用いたサッシのシリーズ、窓種、建具サイ
    ズ、及びサッシ付属部材に関する情報に基いて、サッシ
    の施工図の図面データを自動生成するステップとを実行
    させるサッシ施工図作成支援プログラム。
  4. 【請求項4】 プログラムされたコンピュータによって
    サッシの施工図の作成を支援する方法であって、 ユーザにより入力されたサッシの枠、障子及び付属部材
    についての型図データを複数の部分に分けてコンピュー
    タ内に格納するステップと、 ユーザにより入力された窓種に関する情報に基づいて、
    前記格納した各部分の型図データの中からサッシの用途
    に適した各部分の型図データを自動選択するステップ
    と、 前記自動選択した各部分の型図データを組み合わせて、
    サッシ全体の型材の図面データを自動作成するステップ
    とからなることを特徴とするサッシ施工図作成支援方
    法。
  5. 【請求項5】 建築図面に基いてユーザにより入力され
    た建物の躯体情報及び仕上情報を受け付けるステップ
    と、 前記受け付けた躯体情報及び仕上情報と、前記自動選択
    した各部分の型図データとに基いて、サッシの各建具と
    躯体との取り合い寸法を調整して、サッシの各建具を躯
    体に納めた図面のデータを自動生成するステップとをさ
    らに有することを特徴とする請求項4に記載のサッシ施
    工図作成支援方法。
  6. 【請求項6】 プログラムされたコンピュータによって
    サッシの施工図の作成を支援する方法であって、 ユーザが建築図面に基いて入力したサッシのシリーズ、
    窓種、建具サイズ、及びサッシ付属部材に関する情報に
    基いて、建物全体のサッシの施工に要する金額を自動的
    に見積るステップと、 前記見積りに用いたサッシのシリーズ、窓種、建具サイ
    ズ、及びサッシ付属部材に関する情報に基いて、サッシ
    の施工図の図面データを自動生成するステップとからな
    ることを特徴とするサッシ施工図作成支援方法。
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