JP2002288100A - 電子会議用装置 - Google Patents

電子会議用装置

Info

Publication number
JP2002288100A
JP2002288100A JP2001088311A JP2001088311A JP2002288100A JP 2002288100 A JP2002288100 A JP 2002288100A JP 2001088311 A JP2001088311 A JP 2001088311A JP 2001088311 A JP2001088311 A JP 2001088311A JP 2002288100 A JP2002288100 A JP 2002288100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
personal
contents
conference
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001088311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4407069B2 (ja
Inventor
Masaya Hirota
雅也 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2001088311A priority Critical patent/JP4407069B2/ja
Publication of JP2002288100A publication Critical patent/JP2002288100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4407069B2 publication Critical patent/JP4407069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議中に個人ウィンドウに書き込んだデータ
などの作成状況を会議後でも明確に認識できる電子会議
システムを提供する。 【解決手段】 公開ウィンドウ18の内容を再生可能と
する他に、個人ウィンドウ19の内容を再生する再生手
段15、12、22を備える。さらに、再生状態を制御
する制御手段12を備える。これにより、作業者が後で
会議内容を検討したりする場合に、前記両ウィンドウ1
8,19の内容を再生して、会議中に個人ウィンドウ1
9に書き込んだ内容の作成状況を確認することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、複数の作業者(会議
参加者)の各端末を通信ネットワークで接続して、各作
業者が互いに端末の表示画面を見ながら会議に参加でき
る形態の電子会議システムに用いられる、電子会議用装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信のネットワーク化が進む現在、複数
の作業者が一堂に会しなくても会議に参加できる電子会
議システムが普及しつつある。
【0003】従来の電子会議システムとして、たとえば
特開平6−302165号公報および特開平6−178
296号公報などには、会議内容の特定部分を再生表示
したり、あるいは会議における発表内容や質問内容など
を限定して再現する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子会議に
参加する作業者は、会議の進行中に発言の内容等につい
て個人的なメモを作成したり、会議終了後にこのメモを
見返したい場合がある。この場合、他の作業者と同じ情
報を共有して互いに書き込みや修正などの操作が行える
公開ウィンドウとは別に、個人ウィンドウを使って他の
作業者とは共有せずにメモや個人データを作成でき、会
議後に、そのメモを再生できるようにすれば便利であ
る。
【0005】しかし、上記従来の構成では、公開ウィン
ドウの内容を部分的に再生できるものの、個人ウィンド
ウについては全く考慮されていなかった。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、会議中に個人ウィンドウにメモ等の
個人的なデータを書き込むことができるようにし、しか
も、個人ウィンドウの内容を後刻に再生できるようにし
た電子会議用装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ネットワー
クを介して接続された複数の作業者が同じ情報を共有し
て互いに書き込みや修正などの操作が行える公開ウィン
ドウの内容を記録する公開ウィンドウ記録手段と、各作
業者が他の作業者と共有せずに個人データの作成が行え
る個人ウィンドウの内容を記録する個人ウィンドウ記録
手段と、前記公開ウィンドウ記録手段に記録された公開
ウィンドウの内容及び前記個人ウィンドウ記録手段に記
録された個人ウィンドウの内容を再生する再生手段と、
作業者の指示に応じて、前記再生手段による公開ウィン
ドウの内容及び個人ウィンドウの内容の再生状態を制御
する制御手段と、を備えていることを特徴とする電子会
議用装置によって解決される。
【0008】この電子会議用装置では、各作業者が個人
ウィンドウに個人データを書き込むと、これが個人ウィ
ンドウ記録手段に記録される。記録された内容は、再生
手段によって再生される。従って、作業者は公開ウィン
ドウの内容だけでなく、個人ウィンドウの内容をも、会
議後に認識することができる。
【0009】再生に際して、公開ウィンドウ記録手段に
記録された公開ウィンドウの内容及び個人ウィンドウ記
録手段に記録された個人ウィンドウの再生状態が、制御
手段によって制御される。
【0010】具体的には、制御手段は、公開ウィンドウ
の内容と個人ウィンドウの内容を別々に再生させるもの
としても良い。この場合には、個人ウィンドウの内容が
公開ウィンドウの内容とは別に単独で再生される。
【0011】また、公開ウィンドウ記録手段には、公開
ウィンドウの内容と共に時間情報が記録され、個人ウィ
ンドウ記録手段には、個人ウィンドウの内容と共に時間
情報が記録され、制御手段は、前記時間情報を基に、公
開ウィンドウの内容と個人ウィンドウの内容を連動させ
ながら同時に再生させるものとしても良い。この場合
は、公開ウィンドウの内容と個人ウィンドウの内容が連
動して同時に再生されるから、個人ウィンドウに書いた
データなどの作成状況がより詳細に分かる。
【0012】また、公開ウィンドウの内容または個人ウ
ィンドウの内容のいずれか一方が再生されているとき
に、他のウィンドウの内容の再生指示があったときは、
制御手段は、前記時間情報を基に、再生指示に係るウィ
ンドウの内容を、再生中のウィンドウの内容に同期させ
て再生させる構成としても良い。この場合には、いずれ
かのウィンドウを再生中に疑問点などが生じた時に、他
方のウィンドウを再生同期させることにより、その疑問
点に対応する部分だけの状況等を速やかに知ることが可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施形態にかかる電子
会議用装置を用いた電子会議システムを示す全体構成図
である。
【0015】図1において、この電子会議システムは、
複数の作業者(会議参加者)が使用する電子会議用装置
としての各端末1,2,3・・・(以下、端末1とす
る)と、サーバ4と、端末1とサーバ4とをネットワー
ク接続するための通信回線5とから構成されている。
【0016】端末1は、後述する公開ウィンドウおよび
個人ウィンドウを表示したり、データの入力、さらには
個人ウィンドウの制御等を行うものであり、また、サー
バ4は、公開ウィンドウに関する制御を行うものであ
る。通信回線5は、LANや電話回線、無線回線などの
各種のものを利用できる。
【0017】図2は、サーバ4の構成を示すブロック図
である。
【0018】図2において、サーバ4は、時間に関する
情報を管理する時間情報管理部41と、端末1に対する
入出力の制御や公開ウィンドウの記録および再生を制御
する会議制御部42と、端末1との通信を通信回路5を
介して制御する通信制御部43と、公開ウィンドウ記録
部45と、この公開ウィンドウ記録部45へのデータの
書き込みや読み出しを制御する記録制御部44とを備え
ている。
【0019】このサーバ4において、端末1から公開ウ
ィンドウに関する入力があると、会議制御部42により
公開ウィンドウに表示する内容が処理され、処理された
内容が通信制御部43を介して端末1に表示データとし
て送信されるとともに、記録制御部44を介して公開ウ
ィンドウ記録部45に記録される。この時、時間情報管
理部41によって管理されていた時間情報が同時に記録
される。また、端末1から再生の指示があると、会議制
御部42により公開ウィンドウ記録部45のデータが読
み出され、読み出されたデータが通信制御部43を介し
て端末1に送信される。
【0020】図3は、端末1の構成を示すブロック図で
ある。
【0021】端末1は、時間に関する情報を管理する時
間情報管理部11と、サーバ4に対する入出力の管理や
個人ウィンドウ、公開ウィンドウの内容の記録および再
生を制御する会議制御部12と、サーバ4との通信を通
信回路5を介して制御する通信制御部13と、表示部2
2と、表示部22の入出力を制御する入出力制御部14
と、記録制御部15と、記録部21ととを備えている。
【0022】記録部21は、個人ウィンドウに関するデ
ータを記録する個人ウィンドウ記録部16と、公開ウィ
ンドウの再生データを記録する公開ウィンドウ再生デー
タ記録部17とからなる。また、記録制御部15は、個
人ウィンドウ記録部16や公開ウィンドウ再生データ記
録部17に対するデータの書き込みや読み出しを制御す
るものである。
【0023】また、表示部22は、各作業者の共有デー
タを表示する公開ウィンドウ18、作業者毎の個人デー
タを表示する個人ウィンドウ19および指示部20を有
している。指示部20は、会議の開始、終了の指示や公
開ウィンドウ18、個人ウィンドウ19の内容の再生指
示、さらには公開/個人ウィンドウ18,19の同時再
生、再生の同期、終了を選択するためのものである。
【0024】また、前記会議制御部12は、端末1の全
体を統括的に制御すると共に、両ウィンドウ18,19
の内容について、どのように再生させるかを、作業者の
指示に応じて制御する機能を有する。
【0025】この実施形態では、前記記録制御部15、
会議制御部12、入出力制御部14、表示部22によっ
て、個人ウィンドウ記録部16や公開ウィンドウ再生デ
ータ記録部17の内容を読み出して表示する再生手段を
構成している。
【0026】前記端末1において、作業者が公開ウィン
ドウ18に関して入力を行うと、入力内容が入出力制御
部14を介して会議制御部12に伝送され、この会議制
御部12により入力内容が通信制御部13を介してサー
バ4に送信される。一方、サーバ4から公開ウィンドウ
18の表示データを受信すると、その表示データが通信
制御部13を介して会議制御部12に送られて所定の処
理が行われる。処理された表示データは、入出力制御部
14を介して公開ウィンドウ18に表示される。
【0027】また、この端末1において、作業者が個人
ウィンドウ19に関する入力を行うと、入力内容が入出
力制御部14を介して会議制御部12に伝送され、会議
制御部12により個人ウィンドウ19に表示させる内容
として処理される。そして、処理内容が入出力制御部1
4を介して個人ウィンドウ19に表示されるとともに、
記録制御部15を介して個人ウィンドウ記録部16に記
録される。この時、時間情報管理部11により管理され
ている時間情報も、同時に記録される。
【0028】前記指示部20から公開ウィンドウ19の
再生が選択された場合、会議制御部12により、公開ウ
ィンドウ19の内容の再生が指定され、サーバに4に通
知される。サーバ4から再生データが送られてくると、
その再生データが公開ウィンドウ再生データ記録部17
に記録される。サーバ4からの全再生データが受信さ
れ、公開ウィンドウ再生データ記録部17に記録される
と、公開ウィンドウ再生データ記録部17におけるデー
タが読み出され、表示部22の公開ウィンドウ18に表
示される。また、時間情報管理部11で、公開ウィンド
ウに関するデータとともに記録されている時間情報が管
理される。
【0029】前記指示部20から個人ウィンドウ19の
再生が選択された場合、会議制御部12により、個人ウ
ィンドウ記録部16からデータが読み出され、読み出さ
れたデータが表示部22の個人ウィンドウ19に表示さ
れる。また、時間情報管理部11で、個人ウィンドウに
関するデータとともに記録されている時間経過が管理さ
れる。
【0030】前記指示部20により、公開/個人ウィン
ドウ18,19の同時再生が選択された場合、会議制御
部12により公開ウィンドウ18の内容の再生が指定さ
れ、サーバに4に通知される。サーバ4から再生データ
が送られてくると、そのデータが公開ウィンドウ再生デ
ータ記録部17に記録される。サーバ4からの全再生デ
ータが受信されると、公開ウィンドウ再生データ記録部
17および個人ウィンドウ記録部16における各データ
が読み出され、表示部22の公開ウィンドウ18および
個人ウィンドウ19にそれぞれに表示される。
【0031】上記のように、公開ウィンドウ18の内容
だけでなく、個人ウィンドウ19の内容も記録し、再生
することができるので、会議内容を後から検討したりす
る場合に、公開ウィンドウ18の内容を再生しながら、
あるいは公開ウィンドウ18の再生とは別に、作業者が
個人ウィンドウ19に書き込んだデータやメモなどの作
成状況を明瞭に認識することが可能となる。
【0032】また、この実施形態では、公開ウィンドウ
10、個人ウィンドウ19の各データとともに記録され
た時間情報を基に、公開ウィンドウ10の内容と個人ウ
ィンドウ19の内容とを、以下に示すように同期させて
再生させるようになっており、作業者は個人ウィンドウ
19に書き込んだデータの作成状況を時間単位で詳細に
認識できる。
【0033】即ち、端末1において、個人ウィンドウ1
8の再生中に指示部20から再生の同期が選択された場
合、会議制御部12により個人ウィンドウ18の再生が
一旦停止される。
【0034】サーバ4から公開ウィンドウ18のデータ
が受信された後、停止した時点での個人ウィンドウ18
の時間情報に相当する内容部分を公開ウィンドウ18の
データから探し、その部分を先頭にして公開ウィンドウ
18の内容を再生する。同時に停止した個人ウィンドウ
18の再生を再開する。これにより両ウィンドウ18,
19の内容が同期して再生される。
【0035】また、公開ウィンドウ18の内容の再生中
に、指示部20から再生の同期が選択された場合、公開
ウィンドウ18の再生は停止されず、再生中の時間情報
に相当する部分を個人ウィンドウ19のデータから探
し、その部分を先頭にして個人ウィンドウ19の内容が
再生される。これにより、両ウィンドウ18,19の内
容が同期して再生される。
【0036】このように、ウィンドウ18,19の再生
同期の指示を受けて公開ウィンドウ18の内容と個人ウ
ィンドウ19の内容の再生を同期させることにより、い
ずれかのウィンドウ18(19)の内容を再生中に疑問
点などが生じた時に、他方のウィンドウ19(18)を
同期再生させることにより、疑問点に対応する必要な部
分だけの状況を迅速に把握することが可能となる。
【0037】つぎに、図1〜3に示した電子会議システ
ムにおける処理手順を説明する。
【0038】最初に、前記サーバ4の処理を図4〜図7
を参照して説明する。
【0039】図4は、サーバ4のメイン処理を示すフロ
ーチャートである。なお、以下の説明ならびに図面で
は、ステップをSと略記する。
【0040】図4において、まず、S4−1で会議制御
部42は、会議の状態を表す変数に「待機中」をセット
する。ついで、S4−2では、各端末1からの入力があ
るか否かを判断し、入力があれば(S4−2の判定がY
ES)、S4−3で会議中処理を行い、S4−4で再生
処理を行う。各処理が終了すると、S4−2に戻って再
び各端末1からの入力の有無の判断を継続して行う。入
力がなければ(S4−2の判定がNO)、入力があるま
でS4−2に留まる。
【0041】図5は、前記サーバ4における会議中処理
(S4−3)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0042】図5において、まず、S5−1で会議制御
部42は、システムの状態が会議中か否かを判断し、合
議中でない場合、すなわち待機中であれば(S5−1の
判定がNO)、S5−2で、端末1からの入力が会議の
開始指示か否かを判断する。開始指示であれば(S5−
2の判定がYES)、S5−3で、各端末1に対して会
議が始まったことを通知したのち、S5−4で、システ
ムの状態を表す変数に「会議中」をセットし、S5−5
で、時間情報管理部41の時間情報(この実施形態では
会議開始からの経過時間)をクリアする。S5−2にお
いて、端末1からの入力が会議の開始指示でなければ
(S5−2の判定がYES)、会議中処理を終了してリ
ターンする。
【0043】S5−1において、システムの状態が会議
中であれば(S5−1の判定がYES)、S5−6で、
端末1からの入力が会議終了の指示か否かを判断する。
会議終了の指示であれば(S5−6の判定がYES)、
S5−7で、会議が終了したことを各端末1に通知し、
S5−8で、システムの状態を表す変数に「待機中」を
セットしてリターンする。
【0044】S5−6において、端末1からの入力が会
議の終了指示でなければ(S5−6の判定がNO)、S
5−9で、公開ウィンドウヘの入力か否かを判断する。
公開ウィンドウ18への入力であれば(S5−9の判定
がYES)、S5−10で、入力内容を処理するととも
に、表示データを各端末1に送信する。そして、S5−
11で、時間情報管理部41から経過時間を読み出し、
S5−12で、入力内容と読み出した時間データを公開
ウィンドウ記録部45に記録してリターンする。S5−
9において、公開ウィンドウ18への入力でなければ
(S5−9の判定がNO)、会議中処理を終了してリタ
ーンする。
【0045】図6は、図4に示したサーバー4における
再生処理S4−4のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0046】図6において、まずS6−1で、会議制御
部42はシステム状態が会議中であるか否かを判断し、
システム状態が会議中であれば(S6−1の判定がYE
S)、再生処理を実行できないためリターンする。シス
テム状態が会議中でなければ(S6−1の判定がN
O)、S6−2で、端末1からの入力が再生の開始指示
か否かを判断する。再生開始の指示であれば(S6−2
の判定がYES)、S6−3で、公開ウィンドウ記録部
45からデータを読み出し、S6−4で、読み出したデ
ータを再生要求のあった端末1に送信したのち、リター
ンする。端末1からの入力が再生開始の指示でなければ
(S6−2の判定がNO)、再生処理を行うことなくリ
ターンする。
【0047】図7は、サーバ4におけるタイマー割り込
みの処理を示すフローチャートである。
【0048】図7において、S7−1で、会議制御部4
2はシステムの状態が会議中か否かを判断し、合議中で
あれば(S7−1の判定がYES)、S7−2で、時間
情報管理部41の経過時間をインクリメントしてからリ
ターンする。会議中でなければ(S7−1の判定がN
O)、何も行わずリターンする。
【0049】次に、前記端末1のメイン処理を図8のフ
ローチャートで説明する。
【0050】図8において、最初にS8−1で、会議制
御部12は、会議、公開ウィンドウ18、個人ウィンド
ウ19の各状態を表す変数に「待機中」をセットする。
続いて、S8−2で指示部20からの入力処理を行い、
S8−3で会議処理を行い、S8−4で公開ウィンドウ
再生処理を行い、S8−5で個人ウィンドウ再生処理を
行う。この後、S8−2に戻って処理を繰り返す。
【0051】図8の指示部入力処理(S8−2)の内容
を、図9〜図16のフローチャートで説明する。
【0052】図9は、図8の端末1における指示部入力
処理(S8−2)のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0053】図9において、S9−1で、会議制御部1
2は、指示部20からの入力指示が会議開始か否かを判
断し、合議開始指示であれば(S9−1の判定がYE
S)、S9−2で会議開始指示の処理を行ったのちS9
−3に進む。会議開始指示でなければ(S9−1の判定
がNO)、そのままS9−3に進む。
【0054】S9−3では、指示部20からの入力指示
が会議終了指示か否かを判断し、会議終了指示であれば
(S9−3の判定がYES)、S9−4で会議終了指示
の処理を行ったのちS9−5に進む。会議終了指示でな
ければ(S9−3の判定がNO)、そのままS9−5に
進む。
【0055】S9−5では、指示部20からの入力指示
が公開ウィンドウ再生指示か否かを判断し、公開ウィン
ドウ再生指示であれば(S9−5の判定がYES)、S
9−6で公開ウィンドウ再生指示処理を行ったのち、S
9−7に進む。公開ウィンドウ18の再生指示でなけれ
ば(S9−5の判定がNO)、そのままS9−7に進
む。
【0056】S9−7では、指示部20からの入力指示
が個人ウィンドウ再生指示か否かを判断し、個人ウィン
ドウ再生指示であれば(S9−7の判定がYES)、S
9−8で個人ウィンドウ再生指示処理を行ったのち、S
9−9に進む。個人ウィンドウ19の再生指示でなけれ
ば(S9−7の判定がNO)、そのままS9−9に進
む。
【0057】S9−9では、指示部20からの入力指示
が公開/個人ウィンドウ同時再生指示か否かを判断し、
公開/個人ウィンドウ同時再生指示であれば(S9−9
の判定がYES)、S9−10で公開/個人ウィンドウ
同時再生指示処理を行ったのち、S9−11に進む。公
開/個人ウィンドウ18,19の同時再生指示でなけれ
ば(S9−9の判定がNO)、そのままS9−11に進
む。
【0058】S9−11では、指示部20からの入力指
示が同期指示か否かを判断し、同期指示であれば(S9
−11の判定がYES)、S9−12で同期指示の処理
を行ったのち、S9−13に進む。同期指示でなければ
(S9−11の判定がNO)、そのままS9−13に進
む。
【0059】S9−13では、指示部20からの入力指
示が終了指示か否かを判断し、終了指示であれば(S9
−13の判定がYES)、S9−14で終了指示処理を
行ってリターンする。終了指示でなければ(S9−13
の判定がNO)、そのままリターンする。
【0060】図10は、図9に示した会議開始指示処理
(S9−2)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0061】図10において、まずS10−1で、会議
制御部42は会議状態が待機中であるか否かを判断し、
会議状態が待機中であれば(S10−1の判定がYE
S)、S10−2で、公開ウィンドウ状態が待機中であ
るか否かを判断する。公開ウィンドウ状態が待機中であ
れば(S10−2の判定がYES)、S10−3で、個
人ウィンドウ状態が待機中であるか否かを判断する。個
人ウィンドウ状態が待機中であれば(S10−3の判定
がYES)、会議開始指示を受け付け、S10−4で、
会議状態を開始要求送信待ちにしてリターンする。
【0062】会議状態が待機中でない場合(S10−1
の判定がNO)、公開ウィンドウ状態が待機中でない場
合(S10−2の判定がNO)、個人ウィンドウ状態が
待機中でない場合(S10−3の判定がNO)は、会議
中等であったりウィンドウが再生等されていて、会議開
始指示を受け付けることができないためいずれもそのま
まリターンする。
【0063】図11は、図9の会議終了指示処理(S9
−4)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0064】図11において、S11−1で、会議制御
部12は会議状態が会議中であるか否かを判断し、会議
状態が会議中であれば(S11−1の判定がYES)、
会議終了指示を受け付け、S11−2で、会議状態を終
了要求送信待ちにしてリターンする。会議状態が会議中
でなければ(S11−1の判定がNO)、会議終了指示
を受け付けることができないので、そのままリターンす
る。
【0065】図12は、図9の公開ウィンドウ再生指示
処理(S9−6)のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0066】図12において、S12−1で、会議制御
部12は会議状態が待機中であるか否かを判断し、会議
状態が待機中であれば(S12−1の判定がYES)、
S12−2で、公開ウィンドウ状態が待機中であるか否
かを判断する。公開ウィンドウ状態が待機中であれば
(S12−2の判定がYES)、S12−3で、個人ウ
ィンドウ状態が待機中であるか否かを判断する。個人ウ
ィンドウ状態が待機中であれば(S12−3の判定がY
ES)、公開ウィンドウ再生指示を受け付け、S12−
4で公開ウィンドウ状態を再生要求送信待ちにしてリタ
ーンする。
【0067】会議状態が待機中でない場合(S12−1
の判定がNO)、公開ウィンドウ状態が待機中でない場
合(S12−2の判定がNO)、個人ウィンドウ状態が
待機中でない場合は(S12−3の判定がNO)、会議
中等であったり公開ウィンドウや個人ウィンドウが既に
再生中であったり再生準備中等であったりするため、公
開ウィンドウ再生指示を受け付けることができず、いず
れもそのままリターンする。
【0068】図13は、図9の個人ウィンドウ再生指示
処理(S9−8)のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0069】図13において、S13−1で、会議制御
部12は会議状態が待機中であるか否かを判断し、会議
状態が待機中であれば(S13−1の判定がYES)、
S13−2で、公開ウィンドウ状態が待機中であるか否
かを判断する。公開ウィンドウ状態が待機中であれば
(S13−2の判定がYES)、S13−3で、個人ウ
ィンドウ状態が待機中であるか否かを判断し、個人ウィ
ンドウ状態が待機中であれば(S13−3の判定がYE
S)、個人ウィンドウ再生指示を受け付け、S13−4
で個人ウィンドウ状態を新規再生待ちにしてリターンす
る。
【0070】会議状態が待機中でない場合(S13−1
の判定がNO)、公開ウィンドウ状態が待機中でない場
合(S13−2の判定がNO)、個人ウィンドウ状態が
待機中でない場合(S13−3の判定がNO)は、会議
中等であったり公開ウィンドウや個人ウィンドウが既に
再生中であったり再生準備中等であったりするため、個
人ウィンドウ再生指示を受け付けることができず、いず
れもそのままリターンする。
【0071】図14は、図9の公開/個人ウィンドウ同
時再生指示処理(S9−10)のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【0072】図14において、S14−1で、会議制御
部12は会議状態が待機中であるか否かを判断し、会議
状態が待機中であれば(S14−1の判定がYES)、
S14−2で、公開ウィンドウ状態が待機中であるか否
かを判断する。公開ウィンドウ状態が待機中であれば
(S14−2の判定がYES)、S14−3で、個人ウ
ィンドウ状態が待機中であるか否かを判断する。個人ウ
ィンドウ状態が待機中であれば(S14−3の判定がY
ES)、公開/個人ウィンドウ同時再生指示を受け付
け、S14−4で公開ウィンドウ状態を再生要求送信待
ちにし、S14−5で個人ウィンドウ状態を同時再生待
ち中にしてリターンする。
【0073】会議状態が待機中でない場合(S14−1
の判定がNO)、公開ウィンドウ状態が待機中でない場
合(S14−2の判定がNO)、個人ウィンドウ状態が
待機中でない場合(S14−3の判定がNO)は、会議
中等であったり公開ウィンドウや個人ウィンドウが既に
再生中であったり再生準備中等であったりするため、公
開/個人ウィンドウ同時再生指示を受け付けることがで
きず、いずれもそのままリターンする。
【0074】図15は、図9の同期指示処理(S9−1
2)のサブルーチンを示すフローチャートである。この
実施形態では、公開ウィンドウ18の内容と個人ウィン
ドウ19の内容の一方のみが再生中のときに、同期指示
を受け付けるものとなされている。
【0075】図15において、S15−1で、会議制御
部12は会議状態が待機中であるか否かを判断し、会議
状態が待機中であれば(S15−1の判定がYES)、
S15−2で、公開ウィンドウ状態が待機中であるか否
かを判断する。公開ウィンドウ状態が待機中であれば
(S15−2の判定がYES)、S15−3で、個人ウ
ィンドウ状態が再生中であるか否かを判断する。
【0076】個人ウィンドウ状態が再生中であれば(S
15−3の判定がYES)、個人ウィンドウだけ再生中
であるので同期指示を受け付け、S15−4で個人ウィ
ンドウ状態を同期停止中にし、S15−5で公開ウィン
ドウ状態を再生要求送信待ちにしてリターンする。会議
状態が待機中でない場合(S15−1の判定がNO)は
即ち会議中等であるため、同期指示を受け付けることな
くリターンする。個人ウィンドウ状態が再生中でない場
合(S15−3の判定がNO)も、公開ウィンドウ、個
人ウィンドウともに再生中でないから、リターンする。
【0077】S15−2において、公開ウィンドウ状態
が待機中でなければ(S15−2の判定がNO)、S1
5−6で、個人ウィンドウ状態が待機中であるか否かを
判断し、個人ウィンドウ状態が待機中であれば(S15
−6の判定がYES)、S15−7で、公開ウィンドウ
状態が再生中であるか否かを判断する。
【0078】公開ウィンドウ状態が再生中であれば(S
15−7の判定がYES)、公開ウィンドウだけ再生中
であるので、同期指示を受け付け、S15−8で個人ウ
ィンドウ状態を再生中にしてリターンする。
【0079】個人ウィンドウ状態が待機中でない場合
(S15−6の判定がNO)、公開ウィンドウ状態が再
生中でない場合(S15−7の判定がNO)は、そのま
まリターンする。
【0080】図16は、図9の終了指示処理(S9−1
4)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0081】図16において、S16−1では、会議制
御部12は会議状態が待機中であるか否かを判断し、会
議状態が待機中でない場合、つまり会議中であれば(S
16−1の判定がNO)、終了指示は受け付けられず、
そののままリターンする。会議状態が待機中であれば
(S16−1の判定がYES)、S16−2で、公開ウ
ィンドウ状態が待機中であるか否かを判断し、公開ウィ
ンドウ状態が待機中でなければ(S16−2の判定がN
O)、S16−3では、公開ウィンドウ状態を待機中に
したのち、S16−4に進む。公開ウィンドウ状態が待
機中であるときは(S16−2の判定がYES)、その
ままS16−4に進む。
【0082】S16−4では、個人ウィンドウ状態が待
機中であるか否かを判断し、個人ウィンドウ状態が待機
中でなければ(S16−4の判定がNO)、S16−5
で、個人ウィンドウ状態を待機中にしてリターンする。
個人ウィンドウ状態が待機中であれば(S16−4の判
定がYES)、そのままリターンする。
【0083】こうして、会議状態、公開ウィンドウ状
態、個人ウィンドウ状態が全て待機中となる。
【0084】次に、図8の会議処理(S8−3)の内容
を図17〜図22を参照して説明する。
【0085】図17は、前記端末1における会議処理
(S8−3)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0086】図17において、S17で、会議制御部1
2は、会議状態が何であるか否かを判断し、会議開始要
求送信待ちであれば、S17−1で、会議開始要求送信
待ち処理を行う。開始要求アンサー待ちであれば、S1
7−2で開始要求アンサー待ち処理を行う。また、会議
中であれば、S17−3で会議中処理を行い、会議終了
要求送信待ちであれば、S17−4で会議終了要求送信
待ち処理を行う。会議終了要求アンサー待ちであれば、
S17−5で会議終了要求アンサー待ち処理を行い、待
機中であれば、そのままリターンする。
【0087】図18は、前記会議開始要求送信待ち処理
(S17−1)のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0088】図18において、S18−1で、会議制御
部12は通信制御部13を介して会議開始要求をサーバ
4に送信し、S18−2で、会議状態を開始要求アンサ
ー待ちにした後、リターンする。
【0089】図19は、図17の会議開始要求アンサー
待ち処理(S17−2)のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0090】図19において、S19−1で、サーバ4
から会議開始要求に対するアンサーを受信したか否かを
判断し、サーバ4から会議開始要求のアンサーを受信す
れば(S19−1の判定がYES)、会議が開始された
ことから、S19−2で会議状態を「会議中」にしたの
ち、S19−3で、時間情報管理部11の経過時間をク
リアして、リターンする。サーバ4から会議開始要求の
アンサーを受信しなければ(S19−1の判定がN
O)、まだ会議は開始されないためそのままリターンす
る。
【0091】図20は、図17の会議中処理(S17−
3)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0092】図20において、S20−1で、会議制御
部12は、サーバ4から表示データを受信したか否かを
判断し、サーバ4から表示データを受信すれば(S20
−1の判定がYES)、S20−2で、受信した表示デ
ータを入出力制御部14を介して公開ウィンドウ18に
表示させたのち、S20−3に進む。サーバ4から表示
データを受信しなければ(S20−1の判定がNO)、
そのままS20−3に進む。
【0093】S20−3では、公開ウィンドウ18での
入力があったか否かを判断し、公開ウィンドウ18での
入力があれば(S20−3の判定がYES)、S20−
4で、入力されたデータをサーバ4に送信したのち、S
20−5に進む。公開ウィンドウ18での入力がなけれ
ば(S20−3の判定がNO)、そのままS20−5に
進む。
【0094】S20−5では、個人ウィンドウ19での
入力があったか否かを判断し、個人ウィンドウ19での
入力があれば(S20−5の判定がYES)、S20−
6で、時間情報管理部11により会議開始からの経過時
間を読み出し、S20−7で、入力されたデータと読み
出した時間データを個人ウィンドウ記録部16に記録し
て、リターンする。S20−5において、個人ウィンド
ウ19での入力がなければ(S20−7の判定がN
O)、そのままリターンする。
【0095】図21は、図17の会議終了要求送信待ち
処理(S17−4)のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【0096】図21において、S21−1で、会議制御
部12は会議終了要求をサーバ4に送信した後、S21
−2で会議状態を会議終了要求アンサー待ちにして、リ
ターンする。
【0097】図22は、図17の会議終了要求アンサー
待ち処理(S17−5)のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0098】図22において、S22−1で、会議制御
部12はサーバ4から会議終了要求のアンサーを受信し
たか否かを判断し、会議終了要求のアンサーを受信すれ
ば(S22−1の判定がYES)、会議が終了したこと
からS222で会議状態を待機中にして、リターンす
る。会議終了要求のアンサーを受信しなければ(S22
−1の判定がNO)、そのままリターンする。
【0099】次に、図8に示した端末1における公開ウ
ィンドウ再生処理(S8−4)の内容を図23〜図26
を参照して説明する。
【0100】図23は、公開ウィンドウ再生処理(S8
−4)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0101】図23において、S23で、会議制御部1
2は公開ウィンドウ状態が何であるか否かを判断する。
再生要求送信待ちであれば、S23−1で再生要求送信
待ち処理(公開)を行ってリターンする。再生データ受
信待ちであれば、S23−2で、再生データ受信待ち処
理(公開)を行ってリターンする。再生中であれば、S
23−3で再生中処理(公開)を行ってリターンする。
待機中であれば、そのままリターンする。
【0102】図24は、図23の再生要求送信待ち処理
(公開)(S23−1)のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0103】図24において、S24−1で、会議制御
部12は、サーバ4に公開ウィンドウ18の再生要求を
通知した後、S24−2で、公開ウィンドウ状態を再生
データ受信待ちにして、リターンする。
【0104】図25は、図23の再生データ受信待ち処
理(公開)(S23−2)のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【0105】図25において、S25−1で、会議制御
部12は、サーバ4から再生データを受信したか否かを
判断する。再生データを受信しなければ(S25−1の
判定がNO)、何もしないでそのままリターンする。再
生データを受信すれば(S25−1の判定がYES)、
S25−2で、受信データを公開ウィンドウ再生データ
記録部17に記録する。
【0106】この後、S25−3では、全部の再生デー
タを受信したか否かを判断し、全再生データを受信して
いないときは(S25−3の判定がNO)、そのまま再
生データ受信待ち処理を終了してリターンする。サーバ
4から全再生データを受信すれば(S25−3の判定が
YES)、S25−4で、個人ウィンドウ状態が待機中
であるか否かを判断する。個人ウィンドウ状態が待機中
であれば(S25−4の判定がYES)、S25−5に
進む。
【0107】S25−4において、個人ウィンドウ状態
が待機中でなければ(S25−4の判定がNO)、S2
5−8で、個人ウィンドウ状態が同時再生待ち中である
か否かを判断する。個人ウィンドウ状態が同時再生待ち
中であれば(S25−8の判定がYES)、公開/個人
ウィンドウ同時再生指示があった場合なので、個人ウィ
ンドウの内容の再生も同時に行うため、S25−9で、
個人ウィンドウ状態を再生中にしてから、S25−5に
進む。
【0108】S25−5では、時間情報管理部11の経
過時間をクリアしたのち、S256で、公開ウィンドウ
状態を再生中にする。この後、S25−7で再生中処理
を行ってリターンする。
【0109】S25−8において、個人ウィンドウ状態
が同時再生待ち中でなければ(S25−8の判定がN
O)、S25−10で、個人ウィンドウ状態が同期停止
中であるか否かを判断する。個人ウィンドウ状態が同期
停止中であれば(S25−10の判定がYES)、個人
ウィンドウ再生中に公開ウィンドウの同期指示があった
場合なので、個人ウィンドウの再生を再開するため、S
25−11で、個人ウィンドウ状態を再生中にしたの
ち、S25−6に進む。個人ウィンドウ状態が同期停止
中でなければ(S25−10の判定がNO)、そのまま
S25−6に進む。
【0110】なお、時間情報管理部11の経過時間に
は、公開ウィンドウ再生指示、または公開/個人ウィン
ドウ同時再生指示の場合には、0が設定され、同期指示
の場合には、個人ウィンドウ状態再生中に同期指示があ
った時の時間が設定される。
【0111】図26は、図25における再生中処理(公
開)(S25−7)のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【0112】図26において、まずS26−1で、会議
制御部12は、時間情報管理部11から経過時間を読み
出す。次いで、S26−2で、読み出した時間データに
該当するデータを、公開ウィンドウ再生データ記録部1
7から読み取る。ついで、S26−3では、公開ウィン
ドウ再生データが終了したか否かを判断し、公開ウィン
ドウ再生データが終了していなければ(S26−3の判
定がNO)、S26−4で、読み取ったデータを公開ウ
ィンドウ18に表示してからリターンする。
【0113】前述したように、時間情報管理部11の経
過時間には、公開ウィンドウ再生指示、または公開/個
人ウィンドウ同時再生指示の場合には0が設定され、同
期指示の場合には、同期指示があった時の時間が設定さ
れるから、公開ウィンドウ再生指示、または公開/個人
ウィンドウ同時再生指示の場合には、公開ウィンドウの
内容が会議の最初から再生され、個人ウィンドウ再生中
に同期指示があったときは同期指示の時間に対応するデ
ータが再生される。従って、同期指示の場合には、両ウ
ィンドウの内容が同期して再生されることになる。
【0114】公開ウィンドウ再生データが終了したとき
は(S26−3の判定がYES)、再生を終了したの
で、S26−5で、公開ウィンドウ状態を待機中にして
からリターンする。
【0115】次に、図8の個人ウィンドウ再生処理(S
8−5)について、図27〜図29を参照して説明す
る。
【0116】図27は、前記個人ウィンドウ再生処理
(S8−5)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0117】図27において、S27で、会議制御部1
2は個人ウィンドウ状態が何であるか否かを判断する。
新規再生待ちであれば、S27−1で新規再生待ち処理
(個人)を行ってリターンし、再生中であれば、S27
−2で再生中処理(個人)を行ってリターンする。その
他であれば、そのままリターンする。
【0118】図28は、前記新規再生待ち処理(個人)
(S27−1)のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0119】図28において、S28−1では、時間情
報管理部11の経過時間をクリアし、次いでS28−2
で、個人ウィンドウ状態を再生中にし、S28−3で再
生中処理を行ってからリターンする。
【0120】図29は、前記再生中処理(個人)(図2
7のS27−2、図28のS28−3)のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【0121】図29において、まずS29−1で、時間
情報管理部11から経過時間を読み出し、S29−2
で、読み出した時間データに該当するデータを、個人ウ
ィンドウ記録部16から読み出す。ついで、S29−3
で、個人ウィンドウ再生データが終了したか否かを判断
し、個人ウィンドウ再生データが終了していなければ
(S293の判定がNO)、S29−4で、読み取った
データを個人ウィンドウ19に表示してからリターンす
る。個人ウィンドウ再生データが終了していれば(S2
9−3の判定がYES)、S29−5で、個人ウィンド
ウ状態を待機中にしてからリターンする。
【0122】この再生中処理(個人)により、個人ウィ
ンドウ19の内容を単独で、あるいは公開ウィンドウ1
8の再生と同時に、あるいは公開ウィンドウ18の再生
に同期させて、再生することができる。
【0123】次に、前記端末1におけるタイマ割り込み
処理を図30のフローチャートで説明する。
【0124】図30において、S30−1で、会議制御
部12は、会議状態が会議中か否かを判断し、会議状態
が会議中でなければ(S30−1の判定がNO)、S3
0−2で、公開ウィンドウ状態が再生中か否かを判断す
る。公開ウィンドウ状態が再生中でなければ(S30−
2の判定がNO)、S30−3で、個人ウィンドウ状態
が再生中か否かを判断し、個人ウィンドウ状態が再生中
であれば(S30−3の判定がYES)、S30−4に
進む。会議状態が会議中である場合(S30−1の判定
がYES)、公開ウィンドウ状態が再生中の場合(S3
0−2の判定がYES)は、そのままS30−4に進
む。
【0125】S30−4では、時間情報管理部11の経
過時間をインクリメントしてからリターンする。
【0126】S30−3において、個人ウィンドウ状態
が再生中でなければ(S304の判定がNO)、そのま
ま何もせずにリターンする。
【0127】以上の実施形態では、端末1に個人ウィン
ドウ記録部16、公開ウィンドウ再生データ記録部1
7、時間情報管理部11、会議制御部12を設けて、個
人ウィンドウ16の内容の記録や、両ウィンドウの再生
を行うものとしたが、個人ウィンドウ記録部16をサー
バ4側に設け、サーバ側の時間情報管理部41、会議制
御部42、公開ウィンドウ記録部45を利用して、再生
用データをサーバ4で作成し、このデータを端末1に送
信して表示させる構成であっても良い。
【0128】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、公開ウィ
ンドウの内容だけでなく、個人ウィンドウの内容をも会
議後に再生でき、その内容を確認することが可能とな
る。
【0129】請求項2に係る発明によれば、個人ウィン
ドウの内容を公開ウィンドウの内容とは別に単独で再生
することができる。
【0130】請求項3に係る発明によれば、公開ウィン
ドウの内容と個人ウィンドウの内容を連動して同時に再
生できるから、個人ウィンドウに書いたデータなどの作
成状況をより詳細に把握することができる。
【0131】請求項4に係る発明によれば、いずれかの
ウィンドウを再生中に疑問点などが生じた時に、他方の
ウィンドウを再生同期させることにより、その疑問点に
対応する部分だけの状況等を速やかに知ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態にかかる電子会議システム
を示す全体構成図である。
【図2】同じく電子会議システムにおけるサーバの構成
を示すブロック図である。
【図3】同じく電子会議システムにおける端末の構成を
示すブロック図である。
【図4】サーバのメイン処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】同じくサーバにおける会議中処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図6】同じくサーバにおける再生処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図7】同じくサーバにおけるタイマ割り込み処理を示
すフローチャートである。
【図8】端末のメイン処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】同じく端末における指示部入力処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図10】同じく端末における会議開始指示処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】同じく端末における会議終了指示処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】同じく端末における公開ウィンドウ再生指示
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】同じく端末における個人ウィンドウ再生指示
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】同じく端末における公開/個人ウィンドウ再
生指示処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図15】同じく端末における同期指示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図16】同じく端末における終了指示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図17】同じく端末における会議処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図18】同じく端末における会議開始要求送信待ち処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図19】同じく端末における会議開始要求アンサー待
ち処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図20】同じく端末における会議中処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図21】同じく端末における会議終了要求送信待ち処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図22】同じく端末における会議終了要求アンサー待
ち処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図23】同じく端末における公開ウィンドウ再生処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図24】同じく端末における再生要求送信待ち処理
(公開)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図25】同じく端末における再生データ受信待ち処理
(公開)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図26】同じく端末における再生中処理(公開)のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図27】同じく端末における個人ウィンドウ再生処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図28】同じく端末における新規再生待ち処理(個
人)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図29】同じく端末における再生中処理(個人)のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図30】同じく端末におけるタイマ割り込み処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・端末 11・・・・・・・・時間情報管理部 12・・・・・・・・会議制御部 16・・・・・・・・個人ウィンドウ記録部 17・・・・・・・・公開ウィンドウ記録部 18・・・・・・・・公開ウィンドウ 19・・・・・・・・個人ウィンドウ 20・・・・・・・・指示部 4・・・・・・・・サーバ 41・・・・・・・・時間情報管理部 45・・・・・・・・公開ウィンドウ記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AC01 AC05 AC11 AC13 AC18 AC22 AD06 5E501 AA13 AB20 AC19 AC35 BA05 DA02 EB05 FA13 FA25 FA37 5K030 GA16 JT01 JT04 KA01 KA02 LD08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された複数の
    作業者が同じ情報を共有して互いに書き込みや修正など
    の操作が行える公開ウィンドウの内容を記録する公開ウ
    ィンドウ記録手段と、 各作業者が他の作業者と共有せずに個人データの作成が
    行える個人ウィンドウの内容を記録する個人ウィンドウ
    記録手段と、 前記公開ウィンドウ記録手段に記録された公開ウィンド
    ウの内容及び前記個人ウィンドウ記録手段に記録された
    個人ウィンドウの内容を再生する再生手段と、 作業者の指示に応じて、前記再生手段による公開ウィン
    ドウの内容及び個人ウィンドウの内容の再生状態を制御
    する制御手段と、 を備えていることを特徴とする電子会議用装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、公開ウィンドウの内容と個
    人ウィンドウの内容を別々に再生させる請求項1に記載
    の電子会議用装置。
  3. 【請求項3】 公開ウィンドウ記録手段には、公開ウィ
    ンドウの内容と共に時間情報が記録され、 個人ウィンドウ記録手段には、個人ウィンドウの内容と
    共に時間情報が記録され、 制御手段は、前記記録された時間情報を基に、公開ウィ
    ンドウの内容と個人ウィンドウの内容を連動させながら
    同時に再生させる請求項1に記載の電子会議用装置。
  4. 【請求項4】 公開ウィンドウの内容または個人ウィン
    ドウの内容のいずれか一方が再生されているときに、他
    のウィンドウの内容の再生指示があったときは、制御手
    段は、前記時間情報を基に、再生指示に係るウィンドウ
    の内容を、再生中のウィンドウの内容に同期させて再生
    させる請求項2に記載の電子会議用装置。
JP2001088311A 2001-03-26 2001-03-26 電子会議用装置 Expired - Fee Related JP4407069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001088311A JP4407069B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 電子会議用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001088311A JP4407069B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 電子会議用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002288100A true JP2002288100A (ja) 2002-10-04
JP4407069B2 JP4407069B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=18943423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001088311A Expired - Fee Related JP4407069B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 電子会議用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4407069B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010212837A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Brother Ind Ltd テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム
US8443116B2 (en) 2009-04-13 2013-05-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing system, information processing unit and computer readable medium
JP2014014065A (ja) * 2012-06-08 2014-01-23 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、会議システム及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010212837A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Brother Ind Ltd テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム
US8443116B2 (en) 2009-04-13 2013-05-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing system, information processing unit and computer readable medium
JP2014014065A (ja) * 2012-06-08 2014-01-23 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、会議システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4407069B2 (ja) 2010-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3855462B2 (ja) 処理時間付きコマンド列の編集方法及びこれを用いた装置
US5995096A (en) Conference display control method and apparatus for an electronic conference for displaying either shared or local data and transferring local data
KR100919313B1 (ko) 송신장치, 송신방법, 콘텐츠 분배 시스템, 콘텐츠 분배방법 및 프로그램이 저장된 기억매체
US5805846A (en) System and method for dynamically sharing an application program among a plurality of conference devices while maintaining state
US6594688B2 (en) Dedicated echo canceler for a workstation
US5758079A (en) Call control in video conferencing allowing acceptance and identification of participants in a new incoming call during an active teleconference
US7185054B1 (en) Participant display and selection in video conference calls
US5274463A (en) Still picture storing and sequencing apparatus
JP3128680B2 (ja) 多地点テレビ会議システム
Rangan et al. Software architecture for integration of video services in the etherphone system
JPH07170333A (ja) テレビ会議の制御方法及び装置
GB2319136A (en) Teleconference type facility having a "call waiting" type facility
JP2012084008A (ja) サーバ、サーバのカンファレンスルーム管理方法およびネットワークカンファレンスシステム
JPH09200350A (ja) 電子会議システム
JP2002288100A (ja) 電子会議用装置
JP3608346B2 (ja) 遠隔診療支援システム及びこれに用いる遠隔診療支援方法
JPH089063A (ja) 通信端末
DE69631831T2 (de) Auf einem telefon basierende dynamische bildaufzeichnung
JPH08317365A (ja) 電子会議装置
JP3340497B2 (ja) 通信会議装置
JP2001195869A (ja) 実行時刻付きコマンド列の編集方法及びこれを用いた装置及びこれ用いて記録した媒体
JPH08194492A (ja) 議事録作成支援装置
JPH0981489A (ja) 仮想会議方法及び仮想会議システム
JP2804540B2 (ja) 通信会議端末
JP2003087487A (ja) プレゼンテーション支援システムおよびプレゼンテーション支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050902

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050902

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees