JP2002287212A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2002287212A JP2001092496A JP2001092496A JP2002287212A JP 2002287212 A JP2002287212 A JP 2002287212A JP 2001092496 A JP2001092496 A JP 2001092496A JP 2001092496 A JP2001092496 A JP 2001092496A JP 2002287212 A JP2002287212 A JP 2002287212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水面などの撮影時に、水面の反射光に意図し
ない着色が発生してしまうという問題点があった。 【解決手段】 入射光を円偏光に変換する位相差フィル
ター11を配したことにより、水面などを撮影した時
に、水面の反射光に着色するのを防ぐことができる。ま
た、位相差フィルターを、ビデオカメラに一般的に用い
られている赤外フィルターに貼り付ける構成にすること
で、位相差フィルターの保持を簡単かつ確実に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】水面等で反射された光線は直線偏光作用
を受けることが知られている。ビデオカメラ、特にプリ
ズムに分光膜を配置して光線をR、G、Bに分光し、各
々を専用のCCDで光電変換する3CCDカメラの場
合、直線偏光作用を受けた光線と受けていない所謂円偏
光の光線とは前記分光膜の分光特性が異なり、反射して
いる部分だけが着色するという課題を持っている。これ
を回避するために一般に波長板と呼ばれる水晶でできた
結晶板を撮像手段の前面に配置し、直線偏光作用を受け
た光線を円偏光に変換して分光特性のシフトを回避して
いる。
【0003】以下に図4、5、6を用いて波長板のしく
みについて説明する。まず、水晶結晶の複屈折と光の位
相の関係について説明する。水晶結晶の屈折率楕円体を
図4(a)に示す。ここでX軸101、Y軸102、Z
軸103は結晶の光学軸の方向を、nx104、ny1
05、nz106はそれぞれの方向の屈折率を表してお
り、水晶結晶の場合は一軸性結晶なのでnx=nyであ
るので、図4(a)のようなZ軸に軸対象な回転楕円体
で表される。
【0004】結晶の特定の方向に光が入射した場合、そ
の光に対する屈折率は図4(b)に示すように、光線と
垂直で、かつ楕円体の原点を含む平面で切断した楕円で
表される。ここで、a107は入射光線の向きを示す。
すなわち、ONを波面法線とする光は、振動面がOP、
OQ方向である2つの直線偏光に分解できる。これを複
屈折と呼ぶ。このときのOP偏光の屈折率をne10
8、OQ偏光の屈折率をno109とすると、no10
9はONがどの方向を向いても変化しないが、ne10
8は方向により変化する。
【0005】一般に、屈折率の変化しないOQ偏光成分
を常光線、変化するOP偏光成分を異常光線と呼ぶ。一
般に屈折率の高い異常光線は常光線よりも伝搬速度が遅
い。従って、結晶中を伝わるうちに両者に位相差を生じ
る。
【0006】図5は常光線と異常光線の結晶内での位相
差を示す図である。図5で110は常光線、111は異
常光線、112は屈折媒体である水晶結晶、113は水
晶の厚みの寸法を表すY軸方向の距離、114は位相差
であり、後述する重要な位相差λ/4のイメージを表す
ものである。常光線110、異常光線111は水晶結晶
112中での屈折率が異なるため、屈折率の大きい異常
光線は結晶内での速度が遅められ、結晶の出口であるY
=dのところで位相差を持つ。図5では位相差λ/4
(114)を持っていることを示している。
【0007】次に水晶板厚と位相差との関係を図6を用
いて述べる。図6で120は水晶板、121は水晶結晶
のX軸、122はZ軸であり、水晶ではZ軸が光軸とな
る。123は直線偏光された入射光線の偏光方向、12
4は水晶板の厚みdである。
【0008】まず、水晶板120のX軸121、Z軸1
22に対し45°に傾けた直線偏光123を入射させる
と、結晶内では振動方向がX軸121に沿うX成分とZ
軸122に沿うZ軸成分に分けられる。水晶板の厚みd
124をパラメータとし水晶板の表面をY座標の原点と
した時、Y=dへは、X成分は時間τ=τxに、Z成分
はτ=τz(>τx)に到達する。したがってY=dに
おける位相差Γは、 Γ=ω*(τz−τx) =ω*(d/vz−d/vx) ・・・(数式1) と書くことができる。ここでvz、vxはそれぞれ結晶
中の光速、ωは角振動数である。ωは媒質によらず不変
であり、 ω=2πC/λ ・・・(数式2) と書くことができる。ここで、C、λは各々真空中の光
速、波長である。また、 C/vz=ne C/vx=no ・・・(数式3) は各々の光線に対する屈折率であるから、Y=dにおけ
る位相差Γは、 Γ=(2π/λ)*(ne−no)*d ・・・(数式4) と書ける。なお、水晶の場合、 ne=1.553 no=1.544 ・・・(数式5) である。
【0009】X、Z軸に沿う2つの直線偏光は位相が異
なるため、水晶板の出口Y=dでは、光線は波長λ、水
晶板の厚みdをパラメータとして合成された光線にな
る。さらにこれら2つの直線偏光は直交関係にあるの
で、合成光線は進行方向に対して螺旋状に回転する所謂
楕円偏光としての動作をする。このように直線偏光され
た光線を楕円偏光に変換させる水晶板を一般に波長板と
言う。また、ある波長λに対して位相差Γがπ/2にな
るように厚みd124を調整するすると直線偏光を完全
円偏光に変換することができる。このような波長板を一
般に1/4λ板と呼んでいる。すなわち、 π/2=(2π/λ)*(ne−no)*d ⇒ d=(1/4)λ*(1/(ne−no)) ・・・(数式6) の時、直線偏光を完全円偏光に変換できる。
【0010】さて、次に波長板をビデオカメラに配置し
た一例を図7を用いて説明する。図7で130はレン
ズ、131は波長板、132はプリズム、133はプリ
ズム132に入射した光線をR、G、Bに分離する分光
膜、134はCCD、135は直線偏光された入射光、
136は波長板131を通過して円偏光に変換された光
線である。
【0011】以上のように構成された従来のビデオカメ
ラについて、以下その動作について説明する。
【0012】直線変更された入射光135はレンズ13
0、波長板131を通過し、円偏光に変換される。円偏
光された光線136はプリズム132の分光膜133に
てR、G、B各波長帯に分離され、CCD133に入射
して電気信号に変換される。
【0013】分光膜133の分光特性は、直線偏光作用
を受けた光線と受けていない所謂円偏光の光線とでは異
なるので、直線偏光成分を多く含む、例えば水面等で反
射した部分などはそこだけが着色するという課題がある
が、波長板131により直線偏光作用を受けた光線を円
偏光に変換することで回避している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ビデオカメラの場合、一般的に可視光の
波長範囲(360nm〜760nm)を取り扱うが、波
長板131が直線偏光を円偏光に変換できるのは1/4
λ板として作用する(数式6)の関係を満たす波長だけ
であり、可視光の波長範囲全般に対して変換できている
わけではない。従って反射光の着色について完全に回避
することはできない。
【0015】図8は偏光面が直交した2枚の偏向子の間
に波長板を挿入した場合(直交ニコル条件という)を想
定し、この特性を求めることで波長板の持つ波長依存性
を示した図である。波長板の厚みdはd=0.5mmを
想定している。2枚の偏向子は直交関係にあるので波長
板がなければ透過光率は0%であるが、波長板の影響で
波長に応じて楕円偏光に変換されて透過する。透過光率
Tは、 T=(sin(π/λ*(ne−no)*t))^2 ・・・(数式7) で表され、透過光率50%のところが完全円偏光であ
り、この波長の時に1/4λ板としての働きをしている
ことを示している。
【0016】図8を見ると、可視光範囲で円偏光に変換
できていない波長(透過光率50%から外れている波
長)が多数発生していることが分かる。そこでビデオカ
メラに用いる時は波長板の厚みをできるだけ厚くし、可
視光の波長範囲で1/4λ板としての働きをする波長の
数を増やす方法が取られることがある。
【0017】図9は直交ニコル条件でのd=1.5mm
の時の透過光率Tである。厚みを厚くすることで円偏光
になっていない波長の間隔が短くなっていることが分か
る。その結果、波長依存性はあるが、反射光の着色とい
う観点で見れば印象として改善したような動作をする。
しかし、根本的に波長依存性がなくなったわけではない
ので十分な解決とは言えず、また効果を上げるためには
厚みを増加させるしかなく、構成的、コスト的に不利で
ある。
【0018】また、逆に波長板の厚みをできるだけ薄く
して、可視光の波長範囲で1/4λ板としての働きをす
る波長の波長依存性を少なくすることも考えられてい
る。図10は直交ニコル条件での波長板の厚みd=15
μmの時の透過光率Tを求めたものである。上記厚みの
波長板は可視光の範囲で透過光率が50%近傍に局在し
ていることから、直線偏光を円偏光に変換する1/4λ
板的な作用を少ない波長依存性にて実現できていること
が分かる。ただし、厚み15μm程度の水晶板は非常に
薄いので製作は容易ではないため実現は難しい。
【0019】本発明は上記のような課題に鑑み、構成
的、コスト的に極めてメリットがあり、かつ性能的に波
長依存性の少ない波長板的性質を有することが極めて容
易にできることから、反射光が着色する問題を根本的に
解決する優れたビデオカメラを提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明では第1の発明として、入射される直線偏光
の光線を円偏光の光線に変換する位相差フィルムを、撮
像手段の前面に配したビデオカメラであって、前記位相
差フィルムは、平面内の直交する2つの軸方向で異なる
屈折率を有した有機媒体フィルムからなることを特徴と
するビデオカメラを提案する。
【0021】このような構成により、構成的、コスト的
に極めてメリットがあり、かつ性能的に波長依存性の少
ない波長板的性質を有することが極めて容易にできるこ
とから、反射光が着色する問題を根本的に解決する優れ
たビデオカメラを提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び3に記載の
発明は、入射される直線偏光の光線を円偏光の光線に変
換する位相差フィルムを、撮像手段の前面に配したビデ
オカメラであって、前記位相差フィルムは、平面内の直
交する2つの軸方向で異なる屈折率を有した有機媒体フ
ィルムからなるものであり、このような構成により、入
射光を円偏光に変換する位相差フィルターを配したこと
により、水面などを撮影した時に、水面の反射光に着色
するのを防ぐことができる。
【0023】請求項2に記載の発明は、入射される光線
から赤外線を除去する赤外カットフィルターと、前記赤
外カットフィルターに接着されかつ平面内の直交する2
つの軸方向で異なる2つの屈折率を有した位相差フィル
ムとを、撮像手段の前面に配置するものであり、このよ
うな構成により、保持固定が容易かつ確実になるもので
ある。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0025】(実施の形態1)1/4λ板としての効果
を発揮するためには、(数式6)で記述される関係式を
満たすことが必要であるが、水晶の場合、屈折率ne、
noが固定であるためパラメータとして厚みdを変えて
最適化するしか方法がない。しかし、ne、noを変え
ることができれば、厚みdをある程度自由に設定でき、
上記課題を解決することができる。
【0026】そこで、水晶の代わりに、一般に位相差フ
ィルムという呼称で実用化されている有機媒体フィルム
を用いることを考えた。位相差フィルムは延伸の張力に
より平面内の直交する2つの軸方向で異なる屈折率を、
ある程度自由に設定することが可能な有機媒体フィルム
である。位相差フィルムを用いると、(数式6)の(n
e−no)の値はある程度自由に設定できるので、フィ
ルムの厚みdを固定していても、1/4λ板としての効
果を発揮する所望の特性の波長板を実現することができ
るので構成的な制約が少ない。しかもフィルムという特
性上、比較的薄くできるという利点があり、構成的、コ
スト的にも極めて有利である。本実施の形態は、上記の
ような位相差フィルムを撮像手段の前面に配置すること
を特徴とするビデオカメラである。
【0027】図1は直交ニコル条件での位相差フィルム
の(ne−no)*d=90、135、180nmの時
の透過光率Tを求めたものである。上記の範囲の条件の
位相差フィルムは可視光の領域で透過光率が50%近傍
に局在していることから、直線偏光を円偏光に変換する
1/4λ板的な作用を少ない波長依存性にて実現できる
ことが分かる。
【0028】次に、 (ne−no)*d=(135±45nm)/d ・・・(数式8) なる特性を有する位相差フィルムを撮像手段の前面に配
置したビデオカメラを提案する。
【0029】図2は本実施の形態のビデオカメラの構成
を示した模式図である。図2で、10は被写体からの光
学信号が入射されるレンズ、11は(ne−no)*d
=135nmの特性を持つ位相差フィルムで、レンズ1
0からの直線偏光である入射光15を、円偏光である光
線16に変換して出力する。12はプリズム、13はプ
リズム12に入射した光線(円偏光16)をR、G、B
に分光する分光膜、14はRGBに分光された光線をそ
れぞれ結像して電気信号に変換して出力する撮像素子で
あるCCD、15は直線偏光された入射光、16は位相
差フィルム11を通過して円偏光に変換された光線であ
る。ここで、プリズム12と分光膜13とCCD14と
で撮像手段を構成している。
【0030】以上のように構成された本実施の形態のビ
デオカメラについて、以下その動作について説明する。
【0031】直線偏光された入射光15はレンズ10、
位相差フィルム11を通過し、少ない波長依存性で円偏
光16に変換される。円偏光された光線16はプリズム
12の分光膜13でR、G、B各波長帯に分離され、そ
れぞれのCCD14に入射して電気信号に変換して出力
される。
【0032】さらに、厚み15μmの水晶波長板と同等
の特性になるように位相差フィルム11を最適化すれ
ば、直線偏光を円偏光に変換する1/4λ板的な作用を
少ない波長依存性にて実現できることが容易に想定でき
る。そこで(数式6)を用いて、(ne−no)*dを
パラメータとして、厚み15μmの水晶波長板で求めた
時と同じように可視光領域で波長依存性が最も少なくな
る条件を求めてみた。その結果、 (ne−no)*d=135nm ・・・(数式9) 程度で波長依存性の少ない位相差フィルム11が実現で
きることが判明した。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、入射
光を円偏光に変換する位相差フィルター11を配したこ
とにより、水面などを撮影した時に、水面の反射光に着
色するのを防ぐことができる。
【0034】(実施の形態2)次に、本発明のビデオカ
メラの実施の形態2について説明する。
【0035】本実施の形態では、位相差フィルムを赤外
カットフィルターに貼り合せたユニットを、撮像手段の
前面に配置することを特徴とするビデオカメラを提案す
る。さらに、(数式8)なる特性を有する位相差フィル
ムを赤外カットフィルターに貼り合せたユニットを撮像
手段の前面に配置することを特徴とするビデオカメラを
提案する。
【0036】図3は、本実施の形態のビデオカメラの一
例を示す模式図である。
【0037】図3で、10は被写体からの光学信号が入
射されるレンズ、40は(数式8)なる特性を有する位
相差フィルム、41は入射される光線から赤外線を除去
する赤外カットフィルターであり、位相差フィルム41
と赤外カットフィルター42は貼り合わされてユニット
化されている。なお、図示では位相差フィルター40を
赤外カットフィルター41に対してレンズ10側に貼り
付けたが、赤外カットフィルター41のプリズム12側
に貼り付けてもよい。12はプリズム、13はプリズム
12に入射した光線(円偏光16)をR、G、Bに分光
する分光膜、14はRGBに分光された光線をそれぞれ
結像して電気信号に変換して出力する撮像素子であるC
CD、15は直線偏光された入射光、16は波長板を通
過して円偏光に変換された光線である。
【0038】以上のように構成された本実施の形態のビ
デオカメラにおいて、以下その動作について説明する。
【0039】直線偏光された入射光15は、レンズ10
を介して位相差フィルム40に入射され、位相差フィル
ム40、赤外カットフィルター41を通過し、波長依存
性が少ない形で円偏光16に変換される。円偏光された
光線16はプリズム12の分光膜13でR、G、B各波
長帯に分離され、RGBそれぞれに対応したCCD14
に入射して、光信号を電気信号に変換して出力してい
る。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、位相
差フィルム40を設けることで、水面などを撮影した時
に、水面の反射光に着色するのを防ぐことができる。ま
た、位相差フィルム40を、ビデオカメラに一般的に配
されている赤外カットフィルター41に貼り合わせる構
成としたことにより、保持固定が容易かつ確実になると
いう効果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、構成的、
コスト的に極めてメリットがあり、かつ性能的に波長依
存性の少ない波長板的性質を有することが極めて容易に
できることから、反射光が着色する問題を根本的に解決
する優れたビデオカメラを提供することができ、その効
果は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】直交ニコル条件での位相差フィルムの(ne−
no)*d=90、135、180nmの時の透過光率
Tを示す特性図
【図2】本発明の実施の形態1のビデオカメラの構成を
示した模式図
【図3】本発明の実施の形態2のビデオカメラの構成を
示した模式図
【図4】水晶結晶の屈折率楕円体を示す特性図
【図5】常光線と異常光線の結晶内での位相差を示す波
形図
【図6】水晶板厚と位相差との関係を示す斜視図
【図7】従来のビデオカメラの構成を示す模式図
【図8】従来のビデオカメラにおける透過率と波長との
関係を示す特性図
【図9】従来のビデオカメラにおける透過率と波長との
関係を示す特性図
【図10】直交ニコル条件での波長板の厚みd=15μ
mの時の透過率を求めた特性図
【符号の説明】
10 レンズ 11、40 位相差フィルム 12 プリズム 13 分光膜 14 CCD 15 入射光 16 円偏光 41 赤外カットフィルター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射される直線偏光の光線を円偏光の光
    線に変換する位相差フィルムを、撮像手段の前面に配し
    たビデオカメラであって、前記位相差フィルムは、平面
    内の直交する2つの軸方向で異なる屈折率を有した有機
    媒体フィルムからなることを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 入射される光線から赤外線を除去する赤
    外カットフィルターと、前記赤外カットフィルターに接
    着されかつ平面内の直交する2つの軸方向で異なる2つ
    の屈折率を有した位相差フィルムとを、撮像手段の前面
    に配置することを特徴とするビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 位相差フィルムは、平面内の直交する2
    つの軸方向で異なる2つの屈折率を有し、厚みがd、前
    記2つの屈折率がそれぞれno、neである時、 (ne−no)*d=(135±45nm) なる特性を有していることを特徴とする請求項1及び2
    記載のビデオカメラ。
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