JP2002287046A - プレーナー型ガルバノミラー - Google Patents
プレーナー型ガルバノミラーInfo
- Publication number
- JP2002287046A JP2002287046A JP2001084641A JP2001084641A JP2002287046A JP 2002287046 A JP2002287046 A JP 2002287046A JP 2001084641 A JP2001084641 A JP 2001084641A JP 2001084641 A JP2001084641 A JP 2001084641A JP 2002287046 A JP2002287046 A JP 2002287046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable plate
- circular
- mirror
- semiconductor substrate
- base substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
ることが実現でき、反射ミラーの平面度を向上させるこ
とが可能なプレーナー型ガルバノミラーを提供しようと
するものである。 【解決手段】半導体基板に、円形平板状の可動板と該可
動板を半導体基板に対して揺動可能に軸支するトーショ
ンバーとを中抜き状態で一体形成し、前記可動板の上面
には円形状の平面コイルを設け、下面には反射ミラーを
設ける。該半導体基板をベース基板に搭載し、円形状の
平面コイルに磁界を作用させるための対をなす扇状もし
くは半円状の永久磁石をヨークの内壁に固定し、該永久
磁石を半導体基板に対して揺動可能に軸支するトーショ
ンバーを挟んだ位置に配置するように、ヨークをベース
基板の上面に固定する。前記ベース基板に設けられたパ
ターン部と前記半導体基板に形成されたパターン部とが
電気的に接続されたプレーナー型ガルバノミラーとす
る。
Description
を偏向走査するレーザースキャナまたは光スイッチ等に
利用するプレーナー型ガルバノミラーに関する。
ー光を偏向走査するレーザースキャナ等に利用されるも
ので、その原理は、磁界中に配置した可動コイルに電流
を流すと電流と磁束とに関連して電磁力が発生して電流
に比例した回転トルクが生じる。この回転力と可動コイ
ル保持部材のバネ力とが平衡する角度まで可動コイルが
回転し、この可動コイルを介して指針を振らせて電流の
有無や大小を検出するというガルバノメータを利用した
もので、可動コイルと一体に回転する軸(可動コイル保
持部材)に、前記指針の代わりにミラー(反射鏡)を設
けて構成されるものである。小型のガルバノミラーとし
て、半導体を使用したものが提案されている。
を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図であ
る。図2は平面コイルに作用する磁界方向を示す図であ
る。シリコン基板1に、平板状の可動板3と該可動板3
をシリコン基板1に対して揺動可能に支持するトーショ
ンバー2,2とを中抜き状態で一体形成されている。前
記可動板3の上面には平面コイル4を設け、該可動板3
の下面には反射ミラー(不図示)を設けてある。シリコ
ン基板1をベース基板5に配置固定し、シリコン基板1
上にはパターン1aを形成してある。パターン1aとベ
ース基板5上の配線パターン5aとはワイヤー6により
接続し、該配線パターン5aには外部入力されるコネク
ター13を接続している。
7と、ヨーク11の配置位置を決めるための2箇所の穴
8と、プレーナー型ガルバノミラーの位置出し固定用ネ
ジ穴9、位置出し穴10を各2箇所ずつ設けている。
4を発生するための対をなす永久磁石12はトーション
バー2,2の軸方向と平行にベース基板5の上面に接着
剤等で配置固定され、角状に中抜き形成されたヨーク1
1の内壁に前記永久磁石12をそれぞれ配置固定した構
造となっている。
ルバノミラー構造の場合では、対をなす永久磁石の形状
は長方形になっているため、永久磁石から発生する磁界
は直線状に発生している。磁界に作用する可動板の上面
の平面コイルは、トーションバーの軸方向と平行に形成
された部分しか作用していないため、可動板に所定の回
転トルクを得るには高消費電流が必要であった。
ト形状は円もしくは楕円形状をしているが、平板状可動
板の形状は正方形もしくは長方形になっているため、可
動板の下面に形成してある反射ミラーの全面に対しては
反射ミラーとして有効に機能していない部分もある。し
かし、ミラーの平面度はミラー全面の高さの最高最低差
を規定していることから、平板状の可動板が凹もしくは
凸形状に反っている場合、ミラーとして有効に機能して
いない部分まで含めたミラー平面度が悪くなってしま
う。
可動板と該可動板を半導体基板に対して揺動可能に軸支
するトーションバーとを中抜き状態で一体形成し、前記
可動板の上面には円形状の平面コイルを設け、下面には
反射ミラーを設けたプレーナー型ガルバノミラーとす
る。
の平面コイルに磁界を作用させるための対をなす永久磁
石をヨークの内壁に固定し、該永久磁石を半導体基板に
対して揺動可能に軸支するトーションバーを挟んだ位置
に配置するようにヨークをベース基板の上面に固定す
る。前記ベース基板に設けられたパターン部と前記半導
体基板に形成されたパターン部とが電気的に接続された
プレーナー型ガルバノミラーとする。
可動板の形状が円形状で、半導体基板に一体形成したプ
レーナー型ガルバノミラーとする。
に磁界を作用させるための対をなす永久磁石を扇状もし
くは半円状の形状にし、円状に中抜き形成されたヨーク
内壁に該永久磁石を固定したプレーナー型ガルバノミラ
ーとする。
レーナー型ガルバノミラーであり、(a)は上面図、
(b)は側面断面図である。図4は円形状の平面コイル
に作用する磁界方向を示す図である。半導体基板15
に、円形平板状の可動板17と該可動板17を半導体基
板15に対して揺動可能に軸支するトーションバー1
6,16とを中抜き状態で一体形成し、前記可動板17
の上面には円形状の平面コイル18を設け、下面には反
射ミラー(不図示)を設けてある。
搭載し、接着剤等により固定している。半導体基板15
上にはパターン15aが形成されており、該パターン1
5aとベース基板19上面の配線パターン19aをワイ
ヤー20により接続し、該配線パターン19aには外部
入力されるコネクター27を接続している。
平板状の可動板17下面に設けられた反射ミラー(不図
示)にレーザーを入反射させるための穴21と、プレー
ナー型ガルバノミラーの位置出し固定用としてネジ穴2
3、位置出し穴24を各2箇所ずつ設けている。
配置位置方向の検出用に切りかけ部22を2箇所設けて
あり、該ヨーク25の内壁に円形状の平面コイル18に
磁界28を作用させるための対をなす扇状の永久磁石2
6を固定する。該ヨーク25はベース基板19上面に配
置固定してある。該永久磁石26から発生する磁界28
は、扇状の永久磁石26の外形に対して垂直方向に発生
するので、円形平板状の可動板17上面に形成した円形
状の平面コイル18の全ての部分に作用し、可動板17
に回転トルクが生じる。
対をなす永久磁石の形状を扇状もしくは半円状にしたこ
とにより、磁界が作用する平面コイルの範囲が拡大した
ため、可動板に所定の回転トルクを低消費電流で得るこ
とが可能となった。
動板の下面に形成してある反射ミラーの全面を反射ミラ
ーとして有効に機能させることが可能となる。また、反
射ミラーとして有効に機能していない部分が無くなった
ことにより、反射ミラー平面度を事実上向上することが
可能となる。
で、(a)は上面図、(b)は側面断面図
ルに作用する磁界方向を示す図である。
ミラーを示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面
図
ミラーの円形状の平面コイルに作用する磁界方向を示す
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に、円形平板状の可動板と該
可動板を半導体基板に対して揺動可能に軸支するトーシ
ョンバーとを一体形成し、前記可動板の上面には円形状
の平面コイル、下面には反射ミラーを設け、該半導体基
板をベース基板に搭載し、前記半導体基板の可動板に設
けた円形状の平面コイルに磁界を作用させるための対を
なす永久磁石をヨークに固定し、該ヨークをベース基板
に配置固定し、前記ベース基板に設けたパターン部と前
記半導体基板に設けたパターン部とが電気的に接続され
たプレーナー型ガルバノミラー。 - 【請求項2】 請求項2記載の平板状可動板に設けた円
形状の平面コイルに磁界を作用させるための対をなす永
久磁石を該可動板のトーションバーを挟んだ位置に配置
し、該永久磁石を扇状もしくは半円状の形状にしたこと
を特徴とするプレーナー型ガルバノミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084641A JP2002287046A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | プレーナー型ガルバノミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084641A JP2002287046A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | プレーナー型ガルバノミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002287046A true JP2002287046A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18940274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001084641A Pending JP2002287046A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | プレーナー型ガルバノミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002287046A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10178578A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置 |
JPH10268211A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-09 | Casio Comput Co Ltd | 可動板の傾き制御装置およびそれを用いた撮像装置 |
JPH10333071A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-18 | Asahi Optical Co Ltd | 光学偏向装置の電磁駆動装置 |
JPH116976A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Asahi Optical Co Ltd | 透過型光学偏向装置 |
JPH11202226A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 光偏向器 |
JPH11231252A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-08-27 | Olympus Optical Co Ltd | 光偏向器及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001084641A patent/JP2002287046A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10178578A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置 |
JPH10268211A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-09 | Casio Comput Co Ltd | 可動板の傾き制御装置およびそれを用いた撮像装置 |
JPH10333071A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-18 | Asahi Optical Co Ltd | 光学偏向装置の電磁駆動装置 |
JPH116976A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Asahi Optical Co Ltd | 透過型光学偏向装置 |
JPH11231252A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-08-27 | Olympus Optical Co Ltd | 光偏向器及びその製造方法 |
JPH11202226A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 光偏向器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5146204B2 (ja) | 光学デバイス、光スキャナ及び画像形成装置 | |
US7199914B2 (en) | Scanning apparatus | |
JP2002131685A (ja) | アクチュエ−タ | |
JP2002307396A (ja) | アクチュエータ | |
JP4727509B2 (ja) | ビームスキャナ | |
JP2005148459A (ja) | 2次元光スキャナ及び光学装置 | |
KR20060124079A (ko) | 스캐닝 마이크로미러 및 전자력 구동 2축 스캐닝마이크로미러 디바이스 | |
JP2007206480A (ja) | 光走査素子 | |
JP4680373B2 (ja) | ガルバノミラー | |
JPH04211217A (ja) | 光偏向子 | |
JP2000258721A (ja) | プレーナー型ガルバノミラー | |
JP2010048897A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP2002287046A (ja) | プレーナー型ガルバノミラー | |
JP2003005124A (ja) | 可動板の変位検出機能を備えた光偏向器、及び光偏向器を用いた光学機器 | |
JP2011180528A (ja) | Memsミラー制御装置 | |
JP4544734B2 (ja) | プレーナー型ガルバノミラー | |
JP4838445B2 (ja) | ガルバノミラー | |
JP2001125038A (ja) | プレーナ型ガルバノミラー | |
JP2000035549A (ja) | 光学的走査装置 | |
JP2000035549A5 (ja) | ||
JP2001272627A (ja) | プレーナー型ガルバノミラー及びその製造方法 | |
JP2002328317A (ja) | 光偏向器 | |
JP2002221687A (ja) | プレーナー型ガルバノミラー | |
WO2021100803A1 (ja) | ミラースキャナ | |
JP2011039313A (ja) | 光偏向器及び光偏向器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040602 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080123 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100914 |