JP2002286853A - 反射型センサ及び反射型センサ組み込み機器 - Google Patents

反射型センサ及び反射型センサ組み込み機器

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JP2002286853A
JP2002286853A JP2001085870A JP2001085870A JP2002286853A JP 2002286853 A JP2002286853 A JP 2002286853A JP 2001085870 A JP2001085870 A JP 2001085870A JP 2001085870 A JP2001085870 A JP 2001085870A JP 2002286853 A JP2002286853 A JP 2002286853A
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transmission
sensor
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type sensor
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Koji Mine
浩二 峯
Naoki Kabe
直樹 加邉
Takenori Fukushima
武徳 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の機器からのノイズが自身のセンサに干渉
波として侵入し、検知精度が低下してしまうことを防止
する。 【解決手段】 波動エネルギーを送信する送信手段とそ
の受信手段を有した反射型センサにおいて、送信開始時
に前記受信手段が所定レベルを受信していると送信を行
わず、所定レベルを受信してないときに送信を行って物
体検知動作を行うことにより、物体をより正確に検知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波を利用
した人体を検知する装置の他のセンサや機器に或いは他
のセンサや機器からの混信を防止するマイクロ波センサ
及びマイクロ波センサ組み込み機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】反射型のセンサを利用して、人体や物体
までの距離や有無を測定することにより、自動でドアを
開閉するシステムやトイレの自動洗浄システムなどが提
案されている。例えば、電波による可動体検知装置を人
体検知装置として用いる場合、使用する電磁波の周波数
帯域を1GHz〜100GHzに設定するのが効果的と
される。このような人体検知装置の代表的なものとし
て、電波(特にマイクロ波又はミリ波)によるドップラ
効果を利用したドップラセンサが挙げられる。上記のド
ップラセンサは、交通量調査や、地底探索や、自動ドア
システムや、スピードガン等に応用されている。
【0003】上述した電波によるドップラ効果を利用し
たドップラセンサでの人体検知の原理は、下記の(1)
式で示される。 ΔF=FS―Fb=2×FS×ν/c・ ・ ・(1) (1)式において、ΔFはドップラ周波数(約5〜20
0Hz)であり、FSは送信波の周波数(送信周波数)
であり、約10.525GHzである。Fbは反射波の
周波数(反射周波数)であり、νは人の歩行速度であ
り、cは光速(300×10m/s)である。
【0004】図9は、上述した電波によるドップラ効果
を利用したドップラセンサによる人体検知の原理の説明
図であり、上記ドップラセンサを男子小便器の上部正面
に設置した例を示す。また、図10は、上記ドップラセ
ンサが備える機能構成を示すブロック図である。図9に
おいて、符号FSは、ドップラセンサ1のアンテナから
の送信波であり、符号Fbは、送信波FSが男子小便器3
に向う人体(歩行者)5に反射することによって生成さ
れる、相対運動(歩行者5の歩行速度)νによるドップ
ラ周波数シフトを受けた反射波である。図10に示すよ
うに、上記反射波Fbは受信装置9により受信され、一
方、送信装置7からの上記送信波FSは基準信号として
受信装置9に読み込まれる。そして、差分検出回路11
において、反射波Fbと、送信波FSとの周波数差である
ΔF(ドップラ周波数)が検出信号として取り出され、
帯域フィルタ13を通じて出力される。
【0005】上記アンテナと上記人体5との距離は、ド
ップラ周波数ΔFの振幅に反比例するため、ΔFの値が
分かれば人体5の位置を検出できる。また、ドップラ周
波数ΔFの周波数スペクトルを解析することにより、人
体5が男子小便器3に近づいているのか、或いは遠ざか
っているのか(人体5の移動方向)も検出できる。上記
ドップラ信号(ドップラ周波数)ΔFは、送信波FS
10GHzのとき、人体5の歩行速度νを1m/sとす
れば約67Hzである。また、走行速度100Km/h
の車の場合には1,852Hzとなる。測定対象に応じ
て帯域フィルタ13の帯域周波数を設定すれば、ノイズ
として混入する他の電波をカットすることができる。ま
た、機器間の干渉については、搬送波を変調させる方法
や情報を持った信号の送受信を行うやり方等で相互干渉
を防止している。さらに混信防止機能には、時間的に同
時に信号を出力しない所謂時分割制御や、同一周波数を
使用しない周波数分割等がある。また指向性制御や偏波
面を変更するやり方や電力を調整してエネルギーの到達
距離を変える方法やさらにはそれらの組み合わせによっ
てスムーズな運用のための工夫がされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波法
にて規定されている、主搬送波の変調方式が無変調の場
合や、電送情報を持たないものの場合、自センサや機器
と他のセンサや機器とを識別するのは困難である。ま
た、同一機器の連立設置に対処する方法としてタイミン
グをずらした方式を採るなどの方法があるが、連立の設
置個数によっては、限界がある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決する為に請求項第1項記載の発明は、波動エネ
ルギーを送信する送信手段とその受信手段を有した反射
型センサにおいて、送信開始時に前記受信手段が所定レ
ベルを受信していると送信を行わないことを特徴とす
る。本発明によれば、他のセンサからの信号がないこと
を確認して物体検知に必要な最低限の信号を送信するの
で、仮に他のセンサからの信号を受信した場合でも送信
時間を極力短縮できるため干渉の確率が極端に低減でき
る。
【0008】請求項第2項記載の発明は、前記反射型セ
ンサにおいて、前記送信手段は送信開始時に前記受信手
段が所定レベルを受信していない時、対象物体検知時と
非検知時とでその送信間隔を変えることを特徴とする。
本発明によれば、物体検知動作時のサンプリング間隔を
非検知時は遅く、検知したら速くすることで、物体の非
検知時の消費電力の低減につながる。また、他のセンサ
へのむやみな妨害電波を送信しなくてすむ。さらに、物
体の検知時には、サンプリング間隔が速いため物体検知
中に他のセンサから自装置の反射型センサの信号と同様
の状態(周波数や送信タイミング等)の信号が入ってき
た場合、素早く物体の物体検知を中止することが出来る
のでセンサ自体の信頼性の向上につながる。また物体の
検知時に、他のセンサからの信号がない場合は、検知動
作のサンプリングが速いため他のセンサからの信号がな
いことを素早く判断できるので自装置の反射型センサの
送信もスピーディーに行うことが出来る。
【0009】請求項第3項記載の発明は、前記反射型セ
ンサにおいて、前記受信した信号の状態を記憶する手段
を備え、前記他のセンサからの信号を一定時間以上連続
して受信した場合、前記送信手段より物体検知のための
信号を送信し返ってきた受信信号のレベルを解析し、前
記送信手段から送信された反射波の有無を判断すること
を特徴とする。本発明によれば、他のセンサから信号を
自装置の反射型センサが受信中に他のセンサからの信号
のレベルを記憶することで、自装置の反射型センサが物
体検知のために信号を送信し、その後受信される信号の
レベルを既に記憶した他のセンサからの信号のレベルと
比較することで、自装置の反射型センサの送信信号が含
まれているかを判断できる。
【0010】請求項第4項記載の発明は、前記反射型セ
ンサにおいて、該受信手段以外に他のセンサからの信号
を受信する手段を設けたことを特徴とする。本発明によ
れば、反射型センサのセンシングのための受信機と他の
センサからの信号を受信するための受信機を設けること
によって、それぞれ独立して動作させることが出来るの
で、反射型センサで物体検知を行っているときに、他の
センサからの信号を受信した場合、その信号が自装置の
反射型センサの信号と同様の状態(周波数や送信タイミ
ング等)が同じ場合には、すぐに送信を止め、他のセン
サからの信号の状態をセンシングできる。これにより機
器の誤動作を未然に防ぐことが可能になる。
【0011】請求項第5項記載の発明は、前記他のセン
サからの信号がない場合、前記送信手段からの送信はO
N時間とOFF時間の組み合わせを1つの送信単位とし
て間欠的に行われ、複数の送信単位からなるブロックと
して構成され、このブロックに対応して前記受信手段で
受信された信号と前記送信における各送信単位とを比較
し、前記受信信号が所望の被検知物体で反射したものな
のか否かを判断する手段を有したことを特徴とする。本
発明によれば、他のセンサからの信号がない場合、ある
特定の情報(乱数信号や規律性のある信号等)を送信す
るが、物体にあたって返ってきたと思われる信号がある
特定の情報でなければ、他のセンサからの信号と判断で
きるため反射型センサの精度の向上につながる。
【0012】請求項第6項記載の発明は、前記反射型セ
ンサを組込んだ機器において、前記他のセンサからの信
号を受信する手段の計測時間が物体検知に必要な計測時
間以内に設定することを特徴とする。本発明によれば、
他のセンサからの信号を計測する時間を物体検知に必要
な計測時間以内に設定することで、自装置の機器の動作
に支障をきたすことなく駆動することが可能になる。つ
まり、上記課題は前記他のセンサからの信号を受信する
手段の計測時間を物体検知に必要な計測時間以内に設定
することで解決できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により説明する。
【0014】図1は、反射型センサの発信信号等の波形
図である。図2は、反射型センサの動作シーケンスのフ
ローチャートである。図3は、反射型センサの構成図で
ある。上記装置は、送信波として10GHz程度のマイ
クロ波を送信する送信手段23と、送信状態を可変する
可変手段27と、受信手段25と、送信信号33と受信
信号35を比較する比較手段29と、送信信号33と受
信信号35に基づいてドップラ周波数を検出する差分検
出手段30と、この比較手段29と差分検出手段30か
らの信号に基づいて物体21の状態を判断する状態判断
手段31とを備える。送信手段23から送信される送信
信号33は図1のようであり、P1は物体検知判断時間
である。P2は、他のセンサからの信号が存在するかを
測定する時間である。
【0015】上記装置の動作は、図2のフローチャート
の通り、まず受信手段25に受信された信号があるかな
いかを状態判断手段31で判断する(S1)。そこで他
のセンサからの信号がなければ自装置の反射型センサの
送信を開始する(S2)。送信中も他のセンサからの信
号を検知(例えば送信信号に同期しない受信信号を受
信)したら即座に物体検知動作を中止する(S4)。ま
た他のセンサからの信号がない場合、自装置の反射型セ
ンサの物体検知規定時間内であれば物体検知動作を開始
する(S3)。これにより所謂干渉波があっても干渉波
がとぎれたらすぐに自装置の反射型センサの送信を行え
るので、物体検知のための時間的ロスが最低限で済む。
【0016】図4は、反射型センサの発信信号及び受信
信号等の波形図である。本実施例は、波動エネルギーを
利用して検知動作を行うもので、図3に示すように、送
信波として10GHz程度のマイクロ波を送信する送信
手段23と、送信状態を可変する可変手段27と、受信
手段25と、送信信号33と受信信号35を比較する比
較手段29と、送信信号33と受信信号35に基づいて
ドップラ周波数を検出する差分検出手段30と、この比
較手段29と差分検出手段30からの信号に基づいて物
体21の状態を判断する状態判断手段31とを備える。
送信信号33は図4に示すように、ON時間T1、T
2、...TnとOFF時間V1、V2、...Vnの
組み合わせを、各々1つの送信単位F1、F2、...
Fnとして、間欠的に送信され、複数の送信単位の集合
体からなるブロック41として構成される。
【0017】上記構成によれば、上記反射型センサ37
の受信信号35は、自装置の送信信号33の反射波であ
れば、送信信号33に同期して受信することができる
が、他の信号発生源からノイズ36として混入したもの
であれば、受信信号35が送信信号33に同期していな
いので、自装置からの送信波の反射波でなく、他装置か
らのノイズ36であることを判別することができる。そ
して、ひとつのブロック41にて送信信号33に同期し
た受信信号35が検出され続けると、比較手段29は
「物体あり」との判断結果を出力するものである。な
お、上記可変手段27によってブロック41を構成する
各送信単位F1、F2、...Fnの数や順番を変化さ
せることで、自装置からの発信信号33と近傍に存在す
る他の信号発生源からの送信信号が一致する可能性は低
くなるから、自装置が他の信号発生源からのノイズ36
によって誤動作する確率を低くすることができる。
【0018】次に、物体の検知状態に応じて、送信のタ
イミングを制御する場合について説明する。図5は、反
射型センサの発信信号の波形図であり、反射型センサは
図3の構成になっており、送信波として10GHz程度
のマイクロ波を送信する送信手段23と、送信状態を可
変する可変手段27と、受信手段25と、送信信号33
と受信信号35を比較する比較手段29と、送信信号3
3と受信信号35に基づいてドップラ周波数を検出する
差分検出手段30と、この比較手段29と差分検出手段
30からの信号に基づいて物体21の状態を判断する状
態判断手段31とを備える。送信信号33は図5に示す
ように、ON時間T1とOFF時間V1、V2を構成
し、間欠的に送信されている。
【0019】まず、他のセンサからの信号がない場合、
物体検知に必要な信号を送信手段23よりT1時間送信
し、その信号に同期した反射信号がない場合、他のセン
サからの信号がないかを受信手段25でV1時間監視す
る。また、物体検知に必要な信号を送信手段23よりT
1時間送信し、その信号に同期した反射信号がある場
合、所謂物体を検知した場合は、他のセンサからの信号
がないかを監視する時間をV2に変更する。ここでV2
はV1に対して十分短い。このようにすれば、物体検知
時に速いサンプリング間隔で他のセンサからの信号の有
無を判断できるので、物体を検知するための無駄のない
動作が可能になる。
【0020】図6は、反射型センサの発信信号及び受信
信号等の波形図であり、状態判断の例を受信パターンに
より説明したものである。構成は図3の構成になってお
り、送信波として10GHz程度のマイクロ波を送信す
る送信手段23と、送信状態を可変する可変手段27
と、受信手段25と、送信信号33と受信信号35を比
較する比較手段29と、送信信号33と受信信号35に
基づいてドップラ周波数を検出する差分検出手段30
と、この比較手段29と差分検出手段30からの信号に
基づいて物体21の状態を判断する状態判断手段31と
を備える。送信信号33は図6に示すように、間欠的に
送信されている。
【0021】受信手段25が受信する信号は、受信パタ
ーン1〜3が一般的である。受信パターン1は、送信信
号33に同期して受信信号35を受信しており、受信信
号35の電圧レベルも送信信号33のそれより小さい。
即ち送信手段23から送信された信号が物体に反射して
返ってきたことを意味している。なぜなら、仮に反射物
体が金属の場合でも返ってくる信号は100%にはなら
ないため送信信号33より必ず小さい値が返ってくるこ
とになる。受信パターン2は、受信パターン1と同様に
送信信号33に同期して受信信号が35を受信するが、
受信信号35の電圧レベルが送信信号33より大きくな
っているので、受信パターン1の説明で述べた理由よ
り、明らかに単純に受信信号35のみではないことが判
る。また、受信パターン3は、受信信号35の電圧レベ
ルに無関係で、送信信号33に非同期な受信信号35で
あるため、明らかに他のセンサからの信号(ノイズ)と
判断することが出来る。つまり、受信信号35のレベル
を測定し解析することで、より正確な物体検知を実現す
ることが出来る。
【0022】図7は、本発明の第2の実施形態に係わる
反射型センサの内部構成を示す図であり、受信装置を2
ヶ備えたものである。図7に示すように、送信波として
10GHz程度のマイクロ波を送信する送信手段23
と、送信状態を可変する可変手段27と、受信手段25
と更に受信手段25′、送信信号33と受信信号35を
比較する比較手段29と、送信信号33と受信信号35
に基づいてドップラ周波数を検出する差分検出手段30
と、この比較手段29と差分検出手段30からの信号に
基づいて物体21の状態を判断する状態判断手段31と
を備える。また、受信手段25′は所謂ノイズの判別に
用いるためのものなので送信信号33付近の周波数のみ
ならず、広い周波数の信号を受信することが可能であ
る。
【0023】他のセンサからの信号がない場合、受信手
段25は通常の物体検知のための受信を行っている。ま
た受信手段25′は目的は他のセンサからの信号の受信
であるが、結果的には検知物体から反射してくる信号を
受信している。但し、受信手段25に受信された信号3
5が、差分検出手段30に取り込まれ送信信号33と比
較された結果が更に状態判断手段31へと入力されるの
に比べ、受信手段25′は受信信号35は受信するが特
にセンサの機能に影響を及ぼす動作は行わない。しかし
ながら、送信手段23から信号が送信されていない時、
即ち物体を検知する動作を行っていない場合、受信手段
25′が信号を受信したら、その信号は他のセンサから
の信号であると判断できる。だだ、同様に受信手段25
も信号を受信することになるが差分検出手段30の基準
となる送信信号33がないため、差分の信号を検出でき
ない。そこで初めて入射した信号はノイズであると判断
する。ただ、送信手段23から信号が送信されていない
ことがはっきりしていれば、受信手段25のみでもノイ
ズを検知できることになるが、差分検出手段30は周波
数の差分としての信号を検出できない。つまり原理的に
自らの反射型センサが信号を送信していない場合は、他
のセンサからの信号(外乱ノイズ)を検知できない。ま
た、本実施例は受信手段25′を反射型センサ内に配置
していることで、省スペース化も実現可能である。
【0024】図8は、本発明の第3の実施形態に係わる
反射型センサを組み込んだ機器のタイムチャート図であ
る。上記構成によれば、反射型センサ組み込み機器にお
いて、その機器のある機能を反射型センサの信号に基づ
いて動作させる場合、図8に示す通り反射型センサ組み
込み機器の動作開始時間T3より物体検知用の送信時間
T1とノイズ監視時間T2を加えた時間は短くなければ
ならない。なぜなら、まずノイズを受信しているか否か
を監視し、ノイズがないと判ったら物体検知のために信
号を送信する。物体検知のための送信時間T1は一定で
あって、ノイズ監視時間T2があまりにも長時間に及ぶ
と機器を動作させなければならない時間が経過しても反
射型センサからの信号がまだ到着していないため機器の
動作に遅れが生じてしまう。つまり、T1+T2<T3
とすることで、反射型センサ組み込み機器を正常に動作
させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例を示す図であり、反射型センサ
の発信信号等の波形図である。
【図2】 第1の実施例を示す図であり、反射型センサ
の動作シーケンスのフローチャートである。
【図3】 第1、2、3、4の実施例を示す図であり、
反射型センサの内部構成を示すブロック図である。
【図4】 第1の実施例を示す図であり、図3に示した
実施形態に係わる反射型センサの発信信号及び受信信号
等の波形図である。
【図5】 第1の実施例を示す図であり、反射型センサ
の発信信号の波形図である。
【図6】 第1の実施例を示す図であり、反射型センサ
の発信信号及び受信信号等の波形図である。
【図7】 第2の実施例を示す図であり、反射型センサ
の内部構成を示すブロック図である。
【図8】 第3の実施例を示す図であり、反射型センサ
の発信信号及びノイズ監視信号等の波形図である。
【図9】 電波によるドップラ効果を利用したドップラ
センサによる人体検知の原理を示す説明図である。
【図10】 電波によるドップラ効果を利用したドップ
ラセンサが備える機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ドップラセンサ 3 男子小便器 5 可動体(人体) 7、7A、7B 送信装置 9、9A、9B 受信装置 11 差分検出回路 13 帯域フィルタ 15 他の送信装置 21 物体 23 送信手段 25 受信手段 25′受信手段 29 比較手段 31 状態判断手段 33 送信信号 34 他の信号発生源 35 受信信号 36 他の信号発生源からのノイズ 37 反射型センサ 49 乱数発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G005 DA04 5J070 AB01 AD02 AE09 AH40 AK22 BA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波動エネルギーを送信する送信手段とそ
    の受信手段を有した反射型センサにおいて、送信開始時
    に前記受信手段が所定レベルを受信していると送信を行
    わないことを特徴とする反射型センサ。
  2. 【請求項2】 前記反射型センサにおいて、前記送信手
    段は送信開始時に前記受信手段が所定レベルを受信して
    いない時、対象物体検知時と非検知時とでその送信間隔
    を変えることを特徴とする請求項第1項記載の反射型セ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 前記反射型センサにおいて、前記受信し
    た信号の状態を記憶する手段を備え、前記他のセンサか
    らの信号を一定時間以上連続して受信した場合、前記送
    信手段より物体検知のための信号を送信し返ってきた受
    信信号のレベルを解析し、前記送信手段から送信された
    反射波の有無を判断することを特徴とする請求項第1項
    乃至第2項何れか記載の反射型センサ。
  4. 【請求項4】 前記反射型センサにおいて、該受信手段
    以外に他のセンサからの信号を受信する手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項第1項乃至第3項何れか記載の反
    射型センサ。
  5. 【請求項5】 前記反射型センサにおいて、前記他のセ
    ンサからの信号がない場合、前記送信手段からの送信は
    ON時間とOFF時間の組み合わせを1つの送信単位と
    して間欠的に行われ、複数の送信単位からなるブロック
    として構成され、このブロックに対応して前記受信手段
    で受信された信号と前記送信における各送信単位とを比
    較し、前記受信信号が所望の被検知物体で反射したもの
    なのか否かを判断する手段を有したことを特徴とする請
    求項第1項乃至第4項何れか記載の反射型センサ。
  6. 【請求項6】 前記他のセンサからの信号を受信する手
    段の計測時間が物体検知に必要な計測時間以内に設定す
    ることを特徴とする請求項第1項乃至第5項記載の反射
    型センサを用いて人体を検知する反射型センサ組み込み
    機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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