JP2002286639A - 時間分解蛍光検出装置 - Google Patents

時間分解蛍光検出装置

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JP2002286639A JP2001083700A JP2001083700A JP2002286639A JP 2002286639 A JP2002286639 A JP 2002286639A JP 2001083700 A JP2001083700 A JP 2001083700A JP 2001083700 A JP2001083700 A JP 2001083700A JP 2002286639 A JP2002286639 A JP 2002286639A
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exciting light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 散乱ノイズのない遅延蛍光画像を取得できる
時間分解蛍光測定装置を提供することである。 【解決手段】 時間分解蛍光検出装置であって、励起光
束を所定タイミングで断続的に照射する励起光断続出射
部と、前記励起光断続出射部から照射された励起光束の
ための光路と、前記光路上に設けられた前記励起光束の
位相を解消するための位相解消部と、前記励起光束によ
る励起により生じる蛍光を取得するための光学系と、お
よび前記励起光断続出射部と前記光学系の両者に接続し
て配置され、前記励起光断続出射部による励起光束の出
射タイミングおよび照射時間と、前記光学系による蛍光
の取得タイミングとを制御するための制御部とを具備す
る時間分解蛍光検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間分解蛍光測定
装置特に関する。特に、DNAチップまたはDNAマイ
クロアレイの解析に使用するのに適した時間分解蛍光画
像測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年開発された時間分解蛍光分析検出器
は、標識物質に遅延蛍光物質を使用し、これに励起光を
照射することにより生じる長寿命蛍光を一定時間遅延し
て得ることにより試料の蛍光光度を選択的に測定する技
術である。例えば、特開平9−43146および特開平
5−188001は、蛍光体からの測定対象光を分離光
学により分離してその遅延蛍光を検出したり、また、励
起光束断連射出部からの断続光束をビームスプリッター
により分離して試料及びディレイラインに照射すること
によって時間分解計測を行う技術を開示している。ま
た、特開平10−267844は、励起光束断続射出部
と試料からの蛍光のみを通過させる遅延蛍光取得部と蛍
光強度を測定する光電変換部とから構成される時間分解
蛍光検出器を開示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の時間
分解蛍光検出を、特に、DNAチップまたはDNAマイ
クロアレイを解析する手段として利用することを提案す
る。
【0004】検出対象であるDNAチップまたはDNA
マイクロアレイは、微小装置から膨大な情報を得ること
が可能な装置である。DNAチップおよびDNAマイク
ロアレイの解析手段は、例えば、レーザ蛍光顕微鏡を利
用したシステムが開示されている(Nature, 346, 555-55
6, 1993)。しかしながら、このような方法を含めた従来
の解析方法は、非常に大きなアーチファクトが生じると
いう問題があり、また、蛍光物質の検出に伴う検出感度
や検出精度の不足も問題とされてきた。発明者らは、こ
れらの問題を解決する手段として時間分解蛍光検出を利
用することに着目した。
【0005】時間分解蛍光検出は、上述の通り、遅延蛍
光物質を標識物質として用いることにより、目的とする
蛍光強度を選択的に測定する手段である。しかしなが
ら、従来には、DNAチップまたはDNAマイクロアレ
イ等の微小系の測定に使用できる装置は存在せず、その
ような従来の装置を使用したのでは、十分な感度および
精度を得ることは不可能である。従って、本発明者等
は、特に、DNAチップおよびDNAマイクロアレイ等
の微量系にも利用できる高感度且つ高精度な時間分解蛍
光検出装置の開発のための研究を行った。
【0006】その結果、次のような問題点が明らかとな
った。即ち、従来技術の装置で、励起光断続射出部の光
源にレーザを用いた場合、そのコヒレンシーに起因する
スペックルノイズが生じ、それにより散乱ノイズが生じ
ることが明らかとなった。従って、本発明は、以上の述
べた通り、時間分解蛍光検出をDNAチップおよびDN
Aマイクロアレイに用いることに着目し、そのように使
用する場合の問題点を見出したことに基づく。
【0007】即ち、本発明の目的は、散乱ノイズのない
遅延蛍光画像を取得できる時間分解蛍光測定装置を提供
することである。特に、オリゴDNAプローブまたはc
DNAを固相化したDNAチップまたはDNAマイクロ
アレイの蛍光検出手段として提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明者は鋭意研究の結果、以下のような手段を
見出したした。即ち、時間分解蛍光検出装置であって、
励起光束を所定タイミングで断続的に照射する励起光断
続出射部と、前記励起光断続出射部から照射された励起
光束のための光路と、前記光路上に設けられた前記励起
光束の位相を解消するための位相解消部と、前記励起光
束による励起により生じる蛍光を取得するための光学系
と、および前記励起光断続出射部と前記光学系の両者に
接続して配置され、前記励起光断続出射部による励起光
束の出射タイミングおよび照射時間と、前記光学系によ
る蛍光の取得タイミングとを制御するための制御部と、
を具備する時間分解蛍光検出装置である。ここで、前記
光学系は、前記蛍光を蛍光強度画像として測定し、これ
を電気信号とする光電変換部を具備することを特徴とす
る。また、特に重要な点は、前記位相解消部が光ファイ
バーバンドルであることである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の装置について説明
する。ここでは、DNAチップまたはDNAマイクロア
レイにおける蛍光を検出するための装置として、本発明
の時間分解蛍光測定装置の好ましい形態の例を示す。本
発明の装置は、微小装置であるDNAチップまたはDN
Aマイクロアレイに対して特に有益であるが、しかしな
がら、検出の対象は、これらの微小装置に限定するもの
ではなく、広く他の検出対象に対しても同様に顕著な効
果を示すであろう。
【0010】[時間分解蛍光測定装置]図1に本発明の
時間分解蛍光測定装置の好ましい例を示す。本装置の励
起光断続出射部は実質的に連続点灯することが可能な光
源が好ましく、特に、パルスレーザ1が好ましく使用で
きる。パルスレーザ9は、短パルス幅でジッターが少な
く、更に、高出力が確保できるもので、例えば、Nd:
YAG/YLFレーザ、Nd:KGWレーザ、Nd:ガ
ラスレーザ、窒素/色素レーザ、色素レーザ、波長可変
固体レーザ等が用いられる。
【0011】本装置の光路は、光ファイバーを使用する
ことが好ましい。パルスレーザ1には、コリメーターレ
ンズユニット2が接続され、これにライトガイド用光フ
ァイバー3が結合される(図1)。更に、ライトガイド
用光ファイバー3は、後述する位相解消部4に接続さ
れ、更に、ライトガイド用光ファイバー5を経て光源切
り替え部に繋がる(図1)。
【0012】ライトガイド用光ファイバー3および5
は、一般的に使用される光ファイバーでよく、またその
太さは、直径0.5μmから100μmでよく、所望に
応じて変更することが可能である。また、ライトガイド
用光ファイバー3および5は、等しい光ファイバーであ
ってもでも異なる光ファイバーであってもよい。
【0013】ライトガイド用光ファイバー5は、リレー
レンズユニット6によって光源切り替え部8に接続され
る。光源切り替え部8は、水銀ランプまたはキセノンラ
ンプ7の何れかに切り替えることが可能であるように設
計される。
【0014】本装置の光学系には、後述する光学ユニッ
ト10とこれに取り付けた蛍光検出用のCCDカメラ9
を使用する(図1)。試料11からの蛍光は、光学ユニ
ット10に内蔵される対物レンズを経てCCDカメラ9
に導入される(図1)。CCDカメラは、前記蛍光を蛍
光強度画像として測定し、測定されたデータは光電変換
部により電気信号に変換される。
【0015】本発明の制御部は、遅延回路12、タイミ
ング発生部13、および演算・表示部14とからなる。
この制御部により、CCDカメラ9による画像取得の動
作タイミングと、パルスレーザ1の発光タイミングおよ
び発光時間は制御される。好ましい動作タイミングにつ
いては後で詳しく述べる。パルスレーザ1のパルスは、
光源の実質的な点滅および連続点灯により発生する。光
学系は、パルス照射から一定時間遅延して得られる蛍光
を取得する。このような動作タイミングの制御を前記制
御部が実施する。
【0016】演算・表示部14は、演算部および表示部
を具備し、必要な動作タイミングのプログラムに従って
指示を出したり、また、結果等の画像を表示することが
可能である。遅延回路12は、演算部から指示された遅
延量、即ち、遅延時間に基づいてパルス出力を遅延す
る。遅延回路12の遅延信号と演算部からの指示によ
り、タイミング発生部13は、前記励起光断続部の光束
通過タイミングによって一定時間遅延して得られる蛍光
を、機械的チョッパーによって通過させるように制御さ
れている。
【0017】[位相解消部]位相解消部は、例えば、図
3に示すような光ファイバーバンドルを使用することが
可能である。図3中には、夫々の好ましい寸法の1例を
示すが、これらの数値はmm単位で示す。
【0018】本発明で使用可能な光ファイバーバンドル
は、夫々長さの異なる複数の光ファイバー26を組み合
わせて集合体とすることにより構成することが可能であ
る。バンドル部分26に具備される光ファイバーは、収
束部25で収束され、接続部24を介して、本装置のラ
イトガイド用光ファイバーに接続される。
【0019】また、バンドル部分のファイバーが紫外領
域までを対象とする場合には、該ファイバー材質は石英
であることが望ましい。しかしながら、これに限られる
ものではなく、一般的に光ファイバーとして使用される
何れの材質からなってもよい。また、ファイバーの夫々
の長さは、基本ファイバーの長さプラス7〜15mmず
つ延長することにより多様化する。また、基本ファイバ
ーの長さは、用いるパルスレーザの発光波長に依存して
変更することが可能である。このように複数の長さの異
なるファイバーを集合した光ファイバーバンドルを使用
することにより、コヒレンシーによるスペックルノイズ
を最低限に抑えることが可能となる。それにより高感度
且つ高精度で蛍光を検出することが可能である。
【0020】また、本発明の装置で使用される光ファイ
バーバンドルに含まれるファイバーの数は、約1〜50
0本が好ましく、実用的には20から200本が好まし
く、特に約100本がより好ましい。また、バンドル2
6を構成する1光ファイバーの太さは、0.5μmから
100μmでよく、10μmから50μmが好ましい。
【0021】[光学系]本装置に使用できるCCDカメ
ラは、蛍光画像が得られるものであればどのようなもの
でもよい。
【0022】更に、本発明で使用することが可能な光学
系の例を図2に示す。光源切り替えミラー17は、通
常、実線で示された位置の状態1で光束を照射してい
る。所望に応じて該光源切り替えミラーを、破線で示す
状態2にした場合には、リレーレンズを通して、パルス
レーザ光がダイクロイックミラー18で反射後対物レン
ズ23を経て試料に照射される。この場合、ダイクロイ
ックミラー18の以前では光源は単色のレーザ光である
ため、波長選択用フェイルターは必要としない。試料1
1から生じた蛍光は、再び対物レンズ23を経てダイク
ロイックミラー18を透過し、更に、蛍光選択用フィル
ター22、結像レンズ21および中間変倍レンズ20を
透過した後でCCDカメラにより画像として結像され
る。
【0023】中間変倍レンズは、試料11の照明範囲お
よびCCDカメラでの撮像範囲によって決定するこがで
きる。
【0024】照明範囲は、視野数を22とすると、対物
レンズの倍率moが、 視野範囲=視野数/mo=22/4=5.5(mo=4
のとき) であり、また、撮像範囲は、視野数を22とすると、中
間変倍倍率mcが、 撮像範囲=視野数×mc=22×0.5=11(mc=
0.5のとき) となり、直径5.5mmの範囲が直径11mmの範囲と
してCCDカメラに結像される。使用するCCFカメラ
の撮像素子サイズに合わせて中間変倍倍率を決めること
が可能である。
【0025】[動作タイミング]続いて、図1で示され
る装置を用いて実施される時間分解蛍光測定の動作タイ
ミングについて説明する。先ず最初に、パルスレーザ1
の発光タイミング、遅延回路12による遅延タイミン
グ、およびCCDカメラ9による画像取得のタイミング
について、図4に示すタイミングチャートを用いて説明
する。図4に示すように、パルスレーザ1からのレーザ
光は、発光時間tの間で照射される(図4上段チャー
ト)。このパルスレーザの発光が終了した点27に同期
して、遅延回路12が遅延時間τdを生じる(図4中段
チャート)。更に、この遅延時間τd後の点28と同期
してタイミング発生部13は積算時間τiを発生する
(図4下段チャート)。この積算時間τiの期間だけ、
CCDカメラ9は、目的とする画像を取得する。
【0026】また、このとき、発光時間t、遅延時間τ
dおよび積算時間τiは以下の条件を満たす。即ち; t<τd<τi である。一般的に、パルスレーザの発光時間tナノ秒は
1〜5ナノ秒(nsec)であり、一方、遅延蛍光物質の
蛍光寿命は1μ秒から500μ秒(μsec)である。従
って、遅延時間τdは1μ秒から100μ秒であり、積
算時間は10μ秒から500μ秒の範囲にある。また、
図4に示す夫々の間隔、即ち、パルスレーザの発光間隔
(即ち、パルスの幅)、2の遅延時間の間隔、および2
の積算時間の間隔は、 tl>τdl>τil の関係にある。上述の通りの本発明の好ましい形態のよ
うに、CCDカメラを使用して蛍光画像を取得する場合
には、ビデオレートの限界を考慮して、tlが30Hz
以下となることが望ましい。しかしながら、本発明はこ
れに限られるものではなく、使用する遅延蛍光物質や測
定する試料等の特性に応じて、各々の条件を変更するこ
とが可能である。
【0027】[画像取得]次に図3および1を用いて、
画像取得について説明する。CCDカメラ9は、前記積
算時間τiの間だけ画像を取得する。このとき、試料か
ら生じた蛍光は、対物レンズ23を通過し、所望のフィ
ルター22、結像レンズ21および中間変倍レンズ20
を経て、CCDカメラ9に到達する(図3)。CCDカ
メラ9は、取得した蛍光を積算し、積算されたデータは
演算・表示部14に送達され(図1)、結果として表示
部に表示される。
【0028】[遅延蛍光物質]本発明の装置と合わせて
使用することが可能な遅延蛍光物質は、一般的に使用さ
れる何れの遅延蛍光物質を使用することが可能である。
例えば、アミノ基またはリン酸基と反応する官能基、お
よびランタノイドイオンと錯体を形成する官能基を分子
内に併せ持つ物質が含まれる。
【0029】[応用]好ましい本発明の形態について説
明したが、本発明はこれらの例に限られるものではな
く、種々の変更を行うことが可能である。例えば、上述
の例では、CCDカメラを使用して、試料から得られた
蛍光を積算しイメージングすることによりデータを画像
として得る例を示したが、画像としてデータを得る代わ
りに、試料をスキャニングすることにより蛍光強度を得
ることも可能である。また、得られた蛍光強度を、フォ
トマルチプライヤー等の光電変換部により電圧信号に変
換してもよい。また、パルスレーザの周波数、および該
パルス幅を変更することによってスキャニングに適切な
条件を設定することも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の時間分解蛍光測定装置を用いる
ことにより、コヒレンシーに起因するスペックルノイズ
を最小限に抑えることが可能であり、それにより散乱ノ
イズのない遅延蛍光画像を取得することが可能である。
その結果、本装置は、高感度且つ高精度な蛍光分析手段
を提供することが可能である。特に、本発明の装置が提
供されたことにより、初めて、時間分解蛍光測定をDN
AチップおよびDNAマイクロアレイ等に利用すること
が可能になった。これにより、目的とする蛍光強度を選
択的に測定することが可能となり、従来に比較して、D
NAチップおよびDNAマイクロアレイ等を高感度且つ
高精度で解析を行うことが可能になった。即ち、細胞を
含む測定系における自家蛍光の影響を最小限に抑制し、
選択的に標的DNAからの蛍光を検出することが可能と
なる。また、試験におけるアーチファクトを最小限に抑
えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間分解蛍光測定装置の好ましい例を
示す図。
【図2】本発明の装置に使用される光学系の好ましい例
を示す図。
【図3】本発明の装置に使用される光ファイバーバンド
ルの好ましい例を示す図。
【図4】パルスレーザ発光、遅延および画像取得のタイ
ミングを示すチャートを示す図。
【符号の説明】 1.パルスレーザ 2.コリメータレンズ 3.ラ
イトガイド用光ファイバー 4.光ファイバーバンド
ル 5.ライトガイド用光ファイバー 6.リレー
レンズ 7.試薬観察用ランプ 8.光源切り替え
部 9.CCDカメラ 10.光学ユニット 1
1.試料 12.遅延回路 13.タイミング発生
部 14.演算・表示部 17.光源切り替えミラ
ー 18.ダイクロイックミラー 19.リレーレ
ンズ 20.中間変倍レンズ 21.結像レンズ 22.フィルター 23.対物
レンズ 24.収束部 25.接続部 26.バンドル 27.パルスレー
ザ発光終了点 28.遅延時間終了点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 EA01 FA03 GA06 GA07 GA08 GB18 GB19 GB21 HA01 HA05 HA09 HA12 JA02 KA02 KA03 KA08 KA09 LA02 LA03 MA04 NA01 NA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間分解蛍光検出装置であって、 励起光束を所定タイミングで断続的に照射する励起光断
    続出射部と、 前記励起光断続出射部から照射された励起光束のための
    光路と、 前記光路上に設けられた前記励起光束の位相を解消する
    ための位相解消部と、 前記励起光束による励起により生じる蛍光を取得するた
    めの光学系と、および前記励起光断続出射部と前記光学
    系の両者に接続して配置され、前記励起光断続出射部に
    よる励起光束の出射タイミングおよび照射時間と、前記
    光学系による蛍光の取得タイミングとを制御するための
    制御部と、を具備する時間分解蛍光検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の時間分解蛍光検出装置
    であって、 前記光学系は、前記蛍光を蛍光強度画像として測定し、
    これを電気信号とする光電変換部を具備することを特徴
    とする時間分解蛍光検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れか1項に記載の
    時間分解蛍光検出装置であって、位相解消部が光ファイ
    バーバンドルであることを特徴とする時間分析蛍光検出
    装置。
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