JP2002286563A - 光ファイバ式ひずみゲージ - Google Patents

光ファイバ式ひずみゲージ

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JP2002286563A
JP2002286563A JP2001094059A JP2001094059A JP2002286563A JP 2002286563 A JP2002286563 A JP 2002286563A JP 2001094059 A JP2001094059 A JP 2001094059A JP 2001094059 A JP2001094059 A JP 2001094059A JP 2002286563 A JP2002286563 A JP 2002286563A
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optical fiber
type strain
gauge
fiber type
strain gauge
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JP2001094059A
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Isamu Nemoto
勇 根本
Taro Uesugi
太郎 上杉
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単且つ低コストな構成で温度補償の問題を
解決し得る上に、供試体に溶接・接着する等によりその
供試体に加わる引張力等を検出し得るコンパクトな構成
の光ファイバ式ひずみゲージを提供すること 【解決手段】 ゲージベースに空隙部を介して連続的に
形成した第1及び第2の溝に固定される光ファイバの前
記空隙部内に位置する部分にブラッグ回折格子(FB
G)を形成し、第1及び第2の溝内の光ファイバの軸方
向と直交する方向に沿った溶着部を有する光ファイバ式
ひずみゲージにおいて、ゲージベースの材料の線膨張係
数と測定対象物の線膨張係数との差を利用して温度補償
を行う。FBGに圧縮力が付与されると座屈してしまう
虞れを解消するため、プリテンション装置を用いて予め
FBGに引張力を付与した状態で溶着部を測定対象物に
溶接等して用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業プロセス計
測、リニアモータカー・送電線・発電機等におけるひず
み測定等、強電磁界ノイズ環境下の計測、落雷環境下の
土木関連計測等に用いられる光ファイバ式ひずみゲージ
に関し、特に、FBG[Fiber Bragg Gr
ating(光ファイバブラッグ回折格子)]法を用い
た光ファイバ式ひずみゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FBG法を用いた光ファイバ式ひ
ずみゲージ等の光ファイバ式センサが種々提案されてい
る(特許第2983018号公報、特開2000−97
786号公報、特開2000−121844号公報等参
照)。FBG法は、通信用シングルモード型光ファイバ
のコア部の屈折率をファイバ軸方向に周期的に変化させ
た光ファイバブラッグ回折格子を検出素子として用い、
該回折格子への入射光のうち屈折率の周期に対応した特
定の波長(ブラッグ波長)のみが選択的に反射される現
象を利用したものである。即ち、検出素子に歪みが加え
られると、回折格子の周期が変化することから、反射光
の波長にシフトを生じるので、この波長のシフト量から
加えられた歪み量を測定できる。
【0003】しかしながら、このFBG法を用いた光フ
ァイバ式センサでは、上述したブラッグ波長が温度によ
って変化する性質があるため、FBG法を用いた光ファ
イバ式センサを歪みの検出に用いる場合には、検出する
歪みのレベル(例えば、数百マイクロストレイン)が周
辺の温度変化(例えば、−20〜70℃)に基づくファ
イバ自身の歪みのレベルと同程度であり、温度変化の影
響を除外する方法(温度補償)が必要である。
【0004】従来のFBG法を用いた光ファイバ式セン
サのうち、上記特許第2983018号公報には、FB
Gを2個用い、一方のFBGを用いて当該FBG型光フ
ァイバと略等しい線膨張係数を有する基板に固着した歪
み検出用センサを構成し、他方のFBGを用いて両側で
変位が拘束されないように基板に固着した温度補償用セ
ンサを構成し、これら2つのセンサを光ファイバで直列
或いは並列に接続した例(以下、第1の従来例と称す
る)が記載されている。
【0005】また、上記特開2000−97786号公
報には、引張力或いは温度変化が加わるとFBGの屈折
率及び格子間隔が変化する結果、ブラッグ波長も変化す
るが、格子の数は変化しないので、反射波の帯域幅は変
化しない性質を利用して上述した温度補償の問題を解決
する例(以下、第2の従来例と称する)が記載されてい
る。即ち、この第2の従来例は、長さ方向の一部に格子
間隔の均一なFBG部分を有する光ファイバと、引張力
が加わると不均一な歪みを発生する部分を有する引張部
材とから成り、光ファイバのFBG部分を引張部材の上
記不均一な歪みを発生する部分に接着固定した構成を備
え、引張力が加わるとFBG部分の格子間隔が不均一に
なり、反射波の帯域幅が広がるので、帯域幅の変化で引
張力を測定できる。
【0006】更に、上記特開2000−121844号
公報には、菱形の枠部材と、この枠部材の一組の対角線
上に当該枠部材の内側に突出するように設けられた一対
の光ファイバ支持部材と、この一対の光ファイバ支持部
材にそれらの間にFBG部分が位置するように支持され
た光ファイバと、枠部材を弾性変形させて光ファイバに
張力を付与するねじ式張力調整部とを備え、上記一対の
光ファイバ支持部材を枠部材より熱膨張率の大きい材料
で構成したFBGの温度補償装置(以下、第3の従来例
と称する)が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例は、それぞれFBGを用いた2つのセンサを
光ファイバで直列或いは並列に接続するため、FBGが
2個必要になり、コストが高くなる。また、2つのセン
サをそれぞれ接着する工程が必要となるため、組立工数
が増加し、この点からもコストが高くなる。また、2個
のFBGについて予め較正が必要になるので繁雑である
等の問題がある。
【0008】また、上記第2の従来例は、引張部材に不
均一な歪みを発生する部分を形成するので構成が複雑と
なり、また、力学的力センサとして引張力等の測定は可
能であるが、供試体に貼り付ける等によりその供試体に
加わる引張力等を検出し得るひずみゲージ等のようなコ
ンパクトな構成のものではない。
【0009】更に、上記第3の従来例は、菱形の枠部材
と、一対の光ファイバ支持部材と、ねじ式張力調整部と
を備える等、装置の構成も比較的大型となり、上記第2
の従来例と同様に、供試体に貼り付ける等によりその供
試体に加わる引張力等を検出し得るひずみゲージ等のよ
うなコンパクトな構成のものではない。
【0010】本発明の課題は、簡単且つ低コストな構成
で温度補償の問題を解決し得る上に、供試体に溶接・接
着する等によりその供試体に加わる引張力等を検出し得
るコンパクトな構成の光ファイバ式ひずみゲージを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、空隙部が形成されたゲージベースと、
前記ゲージベースの一方面において前記空隙部を介して
連続的に形成された第1及び第2の溝と、前記第1及び
第2の溝に固定されて延びる光ファイバと、該光ファイ
バの前記空隙部内に位置する部分に形成されたブラッグ
回折格子から成るセンシング素子と、前記ゲージベース
と測定対象物とを固定する固定手段により前記光ファイ
バ及び前記センシング素子の軸方向と直交する方向に沿
って固着力を加えられる溶着部とを有する光ファイバ式
ひずみゲージを構成し、前記ゲージベースの材料の線膨
張係数と測定対象物の線膨張係数との差を利用して温度
補償を行うようにした。
【0012】このような発明によれば、FBGを1個の
み用いる場合でも、温度補償が可能であるコンパクトな
構成の光ファイバ式ひずみゲージを低コストに得ること
ができる。
【0013】また、前記センシング素子としてのFBG
に圧縮力が付与されると座屈してしまう虞れを解消する
ため、本発明の光ファイバ式ひずみゲージは、前記セン
シング素子に予め引張力を付与した状態で用いるように
した。
【0014】これにより、測定レンジは狭まるが、座屈
の虞れなく、圧縮ひずみの測定も可能となる。更に、本
発明では、前記センシング素子に予め引張力を付与する
ために、前記光ファイバ式ひずみゲージに装着するため
の装着手段と、前記センシング素子に引張力を付与する
ためのテンション付与手段と、該テンション付与手段に
より付与される引張力を調整するための調整手段とを有
するプリテンション装置を用い、光ファイバ式ひずみゲ
ージのゲージベースに前記プリテンション装置を取り付
けるための取付部を設けるようにした。
【0015】これにより、測定現場で大変作業性良く、
座屈防止のために予め引張力を付与した状態で、光ファ
イバ式ひずみゲージを測定対象物に取り付けて用いるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ具体的に説明する。ここで、添付図面に
おいて同一の部材には同一の符号を付しており、また、
重複した説明は省略されている。なお、発明の実施の形
態は、本発明が実施される特に有用な形態としてのもの
であり、本発明がその実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0017】図1は、本発明の一実施の形態である光フ
ァイバ式ひずみゲージを示す平面図である。図1に示す
ように、本実施の形態の光ファイバ式ひずみゲージは、
H型の空隙部13が形成されて全体として矩形状を有す
るゲージベース10と、ゲージベース10の一方面にお
いて空隙部13を介して連続的に形成された第1及び第
2の溝14,15と、例えば、接着剤によりこれらの溝
に固定されて延びる光ファイバ11とを備えている。光
ファイバ11は、空隙部13内に浮いた状態でセンシン
グ素子としてのFBG(光ファイバブラッグ回折格子)
111を有している。
【0018】また、ゲージベース10には、第1及び第
2の溝14,15内における光ファイバ11の軸方向と
直交する方向に延びて空隙部13の両側に形成された段
差16A,16Bにより、空隙部13の周囲に位置する
薄肉部17と、この薄肉部17より厚さの厚い厚肉部1
8A,18Bとが区画形成されている。更に、ゲージベ
ース10の薄肉部17にはくびれ部20が形成されてい
る。これにより、薄肉部17の剛性が低下され、鋼材な
どの測定対象物(図示せず)のひずみに応じてゲージベ
ース10が変形し易くなっている。
【0019】厚肉部18A側には、ゲージベース10と
測定対象物(図示せず)とを、例えば、スポット溶接に
より固定するための溶着部12A,12Aが、それぞれ
第1の溝14の近傍からゲージベース10の短手方向両
側まで形成されている。また、厚肉部18B側には、同
様に、ゲージベース10と測定対象物(図示せず)と
を、例えば、スポット溶接により固定するための溶着部
12B,12Bが、それぞれ第2の溝15の近傍からゲ
ージベース10の短手方向両側まで形成されている。
尚、ここで、溶着部12A,12Bは、後述するよう
に、スポット溶接し易いように、薄肉状に形成されてい
る。なお、ゲージベース10と測定対象物とを固定する
ための溶着には種々の形態を採用することができ、本実
施の形態のスポット溶接の他、接着剤による接着、更
に、ガス圧接のような圧接のみならず、種々の融接およ
びろう付け技術等で両者を固定することが可能である。
【0020】厚肉部18Aのそれぞれ溶着部12A,1
2Aよりも内側(薄肉部17側)には、後述するよう
に、プリテンション治具のピン部を挿入して取り付ける
ための孔22A,22Aが形成されている。また、厚肉
部18Bのそれぞれ溶着部12B,12Bよりも内側
(薄肉部17側)には、同様に、プリテンション治具の
ピン部を挿入して取り付けるための孔22B,22Bが
形成されている。
【0021】さて、本実施の形態の光ファイバ式ひずみ
ゲージを使用する場合、測定対象物のひずみを、検出部
として設けた光ファイバ11のFBG111に伝えて検
出する。即ち、本実施の形態の光ファイバ式ひずみゲー
ジを用いるには、測定対象物(図示せず)にゲージベー
ス10を固定し、光ファイバ11の一端を光源側(図示
せず)に接続し、他端を光検出手段(図示せず)に接続
して用いる。測定対象物に応力が作用してひずみが生じ
ると、ゲージベース10も同じように引っ張り又は圧縮
される。この結果、空隙部13の間隔Gが、引っ張りの
場合には増加し、圧縮の場合には減少する。そして、空
隙部13の間隔Gが増減することにより空隙部13にお
けるFBG111に歪みが加えられる。これにより、F
BG111における回折格子の周期が変化することか
ら、反射光の波長にシフトを生じる。従って、この波長
のシフト量を光検出手段にて検出することにより、ひず
み量を計測することができる。
【0022】このように、本実施の形態の光ファイバ式
ひずみゲージによれば、引っ張りひずみだけでなく圧縮
ひずみの測定も可能である。また、検出感度の比較的高
いFBG(光ファイバブラッグ回折格子)をセンシング
素子として用いているので、測定対象物がひずみの大き
い鉄の場合は勿論、ひずみの小さいコンクリートの場合
でも、高精度な検出が可能である。ここで、本実施の形
態の光ファイバ式ひずみゲージでは、図1に示すよう
に、第1及び第2の溝14,15内における光ファイバ
11の軸方向と直交する方向に延びて形成された各溶着
部12A,12B内に2列に亘ってスポット溶接を行う
ことによりゲージベース10と測定対象物とが固定され
る。このように、光ファイバ11の軸方向と直交する方
向に沿って働く固着力によって光ファイバ式ひずみゲー
ジと測定対象物とが固定されると、ゲージ長が光ファイ
バ11の軸方向における固着部間距離となる。従って、
ゲージ長が光ファイバ11の軸方向における固着部間距
離となるので、後述する線膨張を用いた温度補償におけ
るゲージ長の不確実さがなくなる。
【0023】更に、薄肉状に形成された溶着部12A,
12Bのそれぞれ厚肉部18A,18Bとの段差12
a,12bに、例えば、スポット溶接機を沿わせて動か
すだけで第1及び第2の溝14,15内における光ファ
イバ11の軸方向と直交する方向に沿った溶着部12
A,12Bを測定対象物に溶着できるので、光ファイバ
式ひずみゲージ取り付け作業の容易化を図ることが可能
になる。
【0024】次に、本実施の形態の光ファイバ式ひずみ
ゲージにおける温度変化の影響を除外する方法(温度補
償)について説明する。
【0025】再び図1を参照して、本実施の形態の光フ
ァイバ式ひずみゲージについて、温度補償方法を説明す
る。図1に示す光ファイバ式ひずみゲージにおいては、
上述したように、第1及び第2の溝14,15内におけ
る光ファイバ11の軸方向と直交する方向に延びて形成
された溶着部12A,12B内にスポット溶接等により
ゲージベース10と測定対象物とが固定される結果、光
ファイバ11の軸方向と直交する方向に沿って働く固着
力によって光ファイバ式ひずみゲージと測定対象物とが
固定され、ゲージ長が光ファイバ11の軸方向における
固着部間距離Lとなっている。
【0026】図示の光ファイバ式ひずみゲージにおい
て、例えば、温度の上昇により測定対象物に固定された
ゲージベース10全体が伸長した場合には、厚肉部18
Aと厚肉部18Bもそれに伴って伸長する分、間隔Gが
増加してFBG111における回折格子の周期が長くな
ることから、反射光の波長にシフトを生じるが、厚肉部
18Aと厚肉部18Bそれぞれの自由端側も間隔G内で
伸長する結果、その分だけ間隔Gを減少させる方向に作
用する。このため間隔Gの増加がその分だけ相殺される
ので、温度変化による影響を減少させ得る構造となって
いる。
【0027】ここで、上記光ファイバ式ひずみゲージに
おいて、かかる温度変化による影響を可及的に小さくす
るための条件等につき、図1を参照しつつ、説明する。
ここでは、説明を簡単にするために、測定対象物のひず
みが接合部(図示せず)上の図1に示すゲ−ジべ−ス1
0に100%伝達し、ゲ−ジべ−ス10のひずみは光フ
ァイバ11に100%伝達するものとして説明する。 [前提条件] αf(=αg):ファイバ及びFBGの線膨張係数<<
αa,b ここで、αa:測定対象物の線膨張係数、αb:ゲ−ジ
べ−ス10の線膨張係数とする。即ち、ファイバの線膨
張係数αf(=FBGの線膨張係数αg)は、測定対象
物の線膨張係数αaやゲ−ジべ−ス10の線膨張係数α
bよりも十分小さいものとする。また、厚肉部18A,
18Bに比して薄肉部17及びFBG111の引張り・
圧縮剛性が十分低いものとする。
【0028】従って、測定対象物に歪みを付加した場
合、厚肉部18A,18Bの歪みは略0、また、ゲ−ジ
べ−ス10のP部(厚肉部18A,18Bと薄肉部17
の境界線付近)は、温度を加えた場合、Q部を始点に自
由膨張し、伸びを中央の薄肉部17が吸収するものとす
る。各部の寸法を図1に示すものとすると、
【0029】
【数1】
【0030】
【数2】 (L−G)/2−→(L−G)/2・(1+αb・ΔT)−−−−(2) (1)式及び(2)式より、
【0031】
【数3】 G→G´=(1)式−2×(2)式=(1+ε)L(1+αaΔT)−(L−G )(1+αb・ΔT)−−−−(3)
【0032】
【数4】 (G´−G)/G={L(αa−αb)ΔT+G・αbΔT+Lε}/G−−( 4) 例えば、図1において、αa:測定対象物の線膨張係数
(図示の例では、11e−6)、αb:ゲ−ジべ−ス1
0´の線膨張係数(図示の例では、16e−6)、間隔
G=11mmとすると、FBG111´においては、λ
B=2n0Λが成り立つ。ここで、λB:ブラッグ波
長、n0:FBG111´のコアの実効平均屈折率、
Λ:屈折率の変化を与えた周期である。1/λB・δλ
B/δε=7.80e−7(με-1) ∴δλB=1.
21e−3/1με 1/λB・δλB/δT=0.00000667
(℃-1) ∴δλB=1.03e−2/1℃となり、1
℃あたりの相当ひずみは、1.03e−2/1.21e
−3=8.55(με/℃)となる。
【0033】従って、温度による影響を消すには、
【0034】
【数5】{L(αa−αb)+G・αb}ΔT/G+
8.55e−6・ΔT=0より、
【0035】
【数6】{L(αa−αb)+G・αb}=−8.55
e−6G=0
【0036】
【数7】L=−(8.55e−6+αb)G/(αa−
αb)−−(5)より、(5)式が導かれる。
【0037】
【数8】基本式{L・αa・ΔT−(L−G)・αb・
ΔT}/G+8.55e−6・ΔT=0が成り立つか
ら、 L・αa−L・αb+G・αb=−8.55e−6×G
【0038】
【数9】 L=−(8.55e−6+αb)G/(αa−αb)−−−−−−−−−(5) L=54.01mmとなる。
【0039】すなわち、上記条件下において、間隔G=
11mmに対しL=54.01mmとすれば、温度変化
による影響を可及的に小さくし得ることが判明した。L
/G=54.01/11となり、従って、G=11mm
とすれば、L=54.01mm、一方、G=3mmとす
れば、L=14.73mm、G=5mmとすれば、L=
24.55mmとなる。かかる寸法に形成することによ
り、温度影響が少ない光ファイバ式ひずみゲージを実現
できる。
【0040】実際の設計にあたっては、上記で前提とし
たひずみの伝達は100%でないため、各部材間での伝
達効率を実測またはFEM(有限要素法)等で求め、そ
れらのひずみ伝達効率を考え合わせることにより最適形
状を求めれば良い。
【0041】ところで、約10mmのFBGを用いた光
ファイバ式ひずみゲージの場合、圧縮力が加わると、F
BG部分が座屈してしまう虞れがある。このようにFB
G部分が座屈してしまうと、正確な歪み検出が困難とな
るばかりか、以後、その光ファイバ式ひずみゲージは使
用できなくなる。そこで、かかる座屈を防止する手段と
して、本発明者は、以下のような実施例につき検討し
た。 [実施例]本実施例では、プリテンション治具を用いて
所定のプリテンションを与えることにより圧縮(実際は
引張り状態)及び引張り状態で、座屈を有効に防止しつ
つ温度補償が可能となる。尚、この場合、FBGの力計
測に使用し得る範囲は狭まるが、温度補償は可能とな
る。
【0042】尚、ここでの温度補償は、本実施形態の光
ファイバ式ひずみゲージをスポット溶接等により歪み測
定対象物に取り付けた場合、例えば、ゲージを取り付け
るセンサ(変位計等)の起歪部鋼材又は歪み計測を行う
橋梁等構造物の鋼材に取り付けた場合に、鋼材の外気温
等による温度変化に伴う見かけ歪みを無くするための補
償法であり、ゲージを取り付ける前のゲージ単体での温
度補償ではない。
【0043】温度補償のための所定のプリテンションを
与えるプリテンション治具の使い方を含め、本実施の形
態の光ファイバ式ひずみゲージの使用方法について、図
2および図3を用いて説明する。
【0044】まず、本実施の形態の光ファイバ式ひずみ
ゲージと共に使用するプリテンション治具の構成につい
て説明する。
【0045】このプリテンション治具50は、図2およ
び図3に示すように、治具本体52と、テンション調整
棒54とを有している。治具本体52は、弾性材から成
り、長手方向断面がコ字状の押圧力調整部56と、長手
方向両端側に形成された押圧部58A,58Bとを含ん
でいる。押圧力調整部56は、図3に示すように、くび
れ部20,20のくびれ部分に達する程度の幅に形成さ
れ、押圧部58A,58Bは、ゲージベース10の幅と
略等しい幅に形成されている。押圧部58A,58Bの
長手方向両端側下面には、それぞれ仮固定部58a,5
8bが設けられており、これら仮固定部58a,58b
には、それぞれ仮固定用ピン58a1及び58a2,5
8b1及び58b2が圧入されている。テンション調整
棒54は、中央につまみ部54Aが圧入され、両端側は
ボールねじ状に切られている。治具本体52の押圧力調
整部56におけるテンション調整棒54が挿通する対応
位置はボールナット状に形成されている。これにより、
このプリテンション治具50は、テンション調整棒54
のつまみ部54Aを、例えば、図示矢印M方向に回せ
ば、押圧力調整部56の面56Aと56Bが相互に離反
する方向(図示矢印M´方向)に移動し、反対に、図示
矢印N方向に回せば、押圧力調整部56の面56Aと5
6Bが相互に接近する方向(図示矢印N´方向)に移動
するようになっている。従って、仮固定部58a,58
bの仮固定用ピン58a1及び58a2,58b1及び
58b2を前述したゲージベース10の孔22A,22
Aと22B,22Bにそれぞれ挿入した状態で、テンシ
ョン調整棒54のつまみ部54Aを図示矢印M方向に回
せば、押圧部58A,58Bそれぞれの仮固定部58
a,58b及び仮固定用のピン58a1及び58a2,
58b1及び58b2を介してゲージベース10(光フ
ァイバ11)に長手方向の引張力を与えることができ
る。反対に、同様の状態で、テンション調整棒54のつ
まみ部54Aを図示矢印N方向に回せば、ゲージベース
10(光ファイバ11)に長手方向の圧縮力を与えるこ
とが可能である。
【0046】本実施の形態の光ファイバ式ひずみゲージ
の温度補償を可能とする使用方法について詳説する。ま
ず、本実施の形態の光ファイバ式ひずみゲージを測定対
象物19(図2参照)に取り付け、溶着部12A,12
Aのそれぞれ厚肉部18Aとの段差に、例えば、スポッ
ト溶接機を沿わせて動かすことにより、溶着部12A,
12Aを測定対象物19に溶着する(ステップ1)。次
に、仮固定部58a,58bの仮固定用ピン58a1及
び58a2,58b1及び58b2をゲージベース10
の孔22A,22Aと22B,22Bにそれぞれ挿入す
ることにより、プリテンション治具50を光ファイバ式
ひずみゲージに装着する(ステップ2)。この状態で、
所定のプリテンション(引張力)になるように、テンシ
ョン調整棒54のつまみ部54Aを図示矢印M方向に回
して調整する。この場合、つまみ部54Aを図示矢印N
方向に戻す等して調整することが可能である(ステップ
3)。所定のプリテンション(引張力)への調整が完了
したら、今度は、溶着部12B,12Bのそれぞれ厚肉
部18Bとの段差に、例えば、スポット溶接機を沿わせ
て動かすことにより、溶着部12B,12Bを測定対象
物19に溶着する(ステップ4)。これにより、ゲージ
ベース10(光ファイバ11)に長手方向の引張力を印
加した状態で、光ファイバ式ひずみゲージを測定対象物
19に取り付けることができる。尚、光ファイバ式ひず
みゲージを測定対象物19に取り付けた後は、テンショ
ン調整棒54のつまみ部54Aを図示矢印N方向に回し
て、押圧部58A,58Bの押圧力を緩めた上で、プリ
テンション治具50を光ファイバ式ひずみゲージから取
り外す(ステップ5)のは勿論である。このように、本
実施の形態の光ファイバ式ひずみゲージを測定対象物1
9に固定したら、光ファイバ11の一端を光源側(図示
せず)に接続し、他端を光検出手段(図示せず)に接続
して計測する。測定対象物19に応力が作用してひずみ
が生じると、ゲージベース10も同じように引っ張り又
は圧縮される。この結果、空隙部13の間隔Gが、引っ
張りの場合には増加し、圧縮の場合には減少する。そし
て、空隙部13の間隔Gが増減することにより空隙部1
3におけるFBG111に歪みが加えられる。これによ
り、FBG111における回折格子の周期が変化するこ
とから、反射光の波長にシフトを生じる。従って、この
波長のシフト量を光検出手段にて検出することにより、
ひずみ量を計測し得る(ステップ6)。
【0047】本実施の形態では、ゲージベース10にお
ける薄肉部17とくびれ部20とによって厚肉部18
A,18Bに比べてよりフレキシブルな部分が形成され
ている。このため、第1に、引っ張り剛性が低下して内
力が小さくなるので、測定対象物に取り付けられた場合
に、測定対象物との固着部におけるせん断応力が抑制さ
れる結果、ゲージ特性のばらつきが低減されるので、信
頼性の高いひずみ量の計測が可能になる。第2に、測定
対象物に取り付ける場合に、プリテンション治具50の
押圧部58A,58Bによる引張又は圧縮力が作用して
も、この引張又は圧縮力は、このフレキシブルな部分に
吸収されるので、取り付けの際に溶着部12A,12B
に作用する剪断応力を低下させることが可能となる。
【0048】一方、上述した如き構成のプリテンション
治具50によれば、微小ではない、略1kgf前後のプ
リテンション力を付加できるので、テンション調整棒5
4等によりプリテンション力を手動で調整することがで
きる。尚、ゲージベース10の薄肉部17にはくびれ部
20を予め設けず、ゲージベース10の長手方向両側の
溶着部12A,12Bを両方とも測定対象物19に溶接
等した後に、当該薄肉部を一部切断分離することによ
り、くびれ部を形成してもよい。或いは、ゲージベース
10の長手方向両側の溶着部12A,12Bを両方とも
測定対象物19に溶接等した後に、図1及び図3に示す
ようなくびれ部20を予め有する薄肉部17を、更に、
一部切断分離するようにしても良い。これにより、溶着
部12A,12Bに対する剪断応力を更に低下させ、薄
肉部17やくびれ部20等によるフレキシビリティをよ
り完全にすることも可能である。
【0049】本発明者等は、座屈防止手段としての他の
様々な可能性につき検討してみた。例えば、図4(a)
に示すように、FBG111部分を管状の座屈防止スリ
ーブ70で覆うことも考えてみた。そして、ある程度の
座屈防止効果は得られたが、上記実施例のように、機械
的にプリテンションを与える方がより有効に座屈を防止
することができると認められた。また、機械的にプリテ
ンションを与える手段として、例えば、図4(b)に示
すように、光ファイバ式ひずみゲージを作製後、ゲージ
ベース10を測定対象物19に接着・固定した上で、光
ファイバ11の一端をプーリ42を介して台44に固定
し、一方、光ファイバ11の他端をプーリ46を介して
おもり48に固定し、おもり48に作用する重力を利用
して、光ファイバ11(FBG111)にプリテンショ
ンを与えることも考えてみた。プリテンションを与える
という目的では、上記実施例と同様の効果は得られた
が、実験室等では別論、現場での作業性という点では、
上記実施例の方がはるかに優れていることが容易に判明
した。
【0050】以上、本発明について実施の形態をもとに
説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更するこ
とができる。例えば、上記実施形態では、プリテンショ
ン治具の取付部を(貫通)孔22A,22Bとして形成
したが、プリテンション治具のピン部を挿入して取り付
けられるものであれば非貫通孔でも良く、更に、プリテ
ンション治具側に貫通又は非貫通孔を設け、ゲージベー
ス10には、プリテンション治具の取付部をピン或いは
突起として形成しても良い。
【0051】また、例えば、くびれ部20や段差部16
A,16Bに区画された薄肉部17及び厚肉部18A,
18Bは形成されていなくてもよい。但し、これらが形
成されていれば、測定対象物19のひずみに伴ってゲー
ジベース10が変形しやすくなるので、より精度の高い
ひずみ量の計測を行うことができる。
【0052】また、本明細書において光ファイバ11の
軸方向と直交する方向とは、光ファイバ11の軸方向と
厳密な意味で直角に交わる方向のみを指すのではない。
すなわち、測定対象物19で発生したひずみに伴う内力
がゲージベース10に発生しない角度内であれば、光フ
ァイバ11の軸方向と直角に近い角度で交わる方向も含
まれる。
【0053】更に、本実施の形態においては、ゲージベ
ース10には連続的な第1及び第2の溝14,15を形
成しているが、本発明において溝数は本実施の形態に限
定されるものではない。すなわち、空隙部13を介して
他の連続的に形成された溝を更に設け、光ファイバ11
を複数本配置するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。すなわち、
本発明によれば、FBGを用いた光ファイバ式ひずみゲ
ージでありながら、温度補償用のFBGを設けることな
く、1つのFBGで温度補償をした歪み計測が可能であ
る。
【0055】また、歪み拡大機能により、微小歪みを検
出可能である(換言すれば、見かけ上のゲージ率を増加
し得る)。更に、起歪部の応力を低く押さえられ、剛性
の高いセンサを実現できるだけでなく、起歪部構造の単
純化を図れるので、コスト低減にも結び付く。
【0056】一方また、本発明によれば、温度補償用の
FBGが不要となるので、温度補償用のFBGを別個に
製作する必要が無くなり、高価であるFBG費用を削減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である光ファイバ式ひず
みゲージを示す平面図である。
【図2】図1の光ファイバ式ひずみゲージをプリテンシ
ョン治具とともに示す断面図である。
【図3】図1の光ファイバ式ひずみゲージをプリテンシ
ョン治具とともに示す平面図である。
【図4】 座屈防止手段の他の例を示す図であり、
(a)は、座屈防止スリーブを用いる例、(b)は、お
もりを利用してプリテンションを与える例をそれぞれ示
す。
【符号の説明】
10 ゲージベース 11 光ファイバ 12A,12B 溶着部 13 空隙部 14 第1の溝 15 第2の溝 16A,16B 段差部 17 薄肉部 18A,18B 厚肉部 19 測定対象物 20 くびれ部 G 間隔 L 固着部間距離 111 FBG 22A,22B 孔 50 プリテンション治具 52 治具本体 54 テンション調整棒 54A つまみ部 56 押圧力調整部 58A,58B 押圧部 58a,58b 仮固定部 58a1,58a2 仮固定用ピン 58b1,58b2 仮固定用ピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙部が形成されたゲージベースと、前
    記ゲージベースの一方面において前記空隙部を介して連
    続的に形成された第1及び第2の溝と、前記第1及び第
    2の溝に固定されて延びる光ファイバと、該光ファイバ
    の前記空隙部内に位置する部分に形成されたブラッグ回
    折格子から成るセンシング素子と、前記ゲージベースと
    測定対象物とを固定する固定手段により前記光ファイバ
    及び前記センシング素子の軸方向と直交する方向に沿っ
    て固着力を加えられる溶着部とを有することを特徴とす
    る光ファイバ式ひずみゲージ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバ式ひずみゲー
    ジにおいて、更に、前記光ファイバ及び前記センシング
    素子の軸方向と直交する方向に延びて前記空隙部の両側
    に形成された段差部により前記ゲージベースに区画形成
    され、前記空隙部の周囲に位置する薄肉部と、該薄肉部
    より厚さの厚い厚肉部とを有することを特徴とする光フ
    ァイバ式ひずみゲージ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ファイバ式ひずみゲー
    ジにおいて、更に、前記ゲージベースの前記薄肉部に形
    成されたくびれ部を有することを特徴とする光ファイバ
    式ひずみゲージ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の光ファイバ式ひず
    みゲージにおいて、前記ゲージベースは、第1の線膨張
    係数を有する材料から成り、該光ファイバ式ひずみゲー
    ジは、第2の線膨張係数を有する材料から成る前記測定
    対象物に固定され、前記第1の線膨張係数と前記第2の
    線膨張係数の差を利用して温度補償を行うものであるこ
    とを特徴とする光ファイバ式ひずみゲージ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の光ファイバ式ひず
    みゲージは、前記センシング素子に予め引張力を付与し
    た状態で用いられることを特徴とする光ファイバ式ひず
    みゲージ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の前記センシング素子に予
    め引張力を付与するためのプリテンション装置であっ
    て、前記光ファイバ式ひずみゲージに装着するための装
    着手段と、前記センシング素子に引張力を付与するため
    のテンション付与手段と、該テンション付与手段により
    付与される引張力を調整するための調整手段とを有する
    ことを特徴とするプリテンション装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプリテンション装置を用
    いて前記センシング素子に予め引張力を付与した状態で
    用いられる光ファイバ式ひずみゲージであって、前記ゲ
    ージベースの一方面に前記プリテンション装置を取り付
    けるための取付部を有していることを特徴とする光ファ
    イバ式ひずみゲージ。
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