JP2002284343A - スターホイール装置 - Google Patents

スターホイール装置

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JP2002284343A
JP2002284343A JP2001090853A JP2001090853A JP2002284343A JP 2002284343 A JP2002284343 A JP 2002284343A JP 2001090853 A JP2001090853 A JP 2001090853A JP 2001090853 A JP2001090853 A JP 2001090853A JP 2002284343 A JP2002284343 A JP 2002284343A
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star
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starwheel
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Yasusaburo Kodama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にスターホイールの交換作業をすること
ができ、各分割スターのポケット数を任意に取ることを
可能とするスターホイール装置100を提供する。 【解決手段】 着脱が可能に構成され半径方向に不等分
に分割されたスターホイールと、スターホイールの回転
軸6の上下方向に取付けられた上部フランジ70と下部
フランジ90とを備え、スターホイールには固定部材4
0を介して一体に構成された上部スターホイールUSW
と下部スターホイールLSWとが備えられており、上部
スターホイールが上部フランジと係合し下部スターホイ
ールが下部フランジと係合することによりスターホイー
ルのスターホイール装置への位置決めがなされるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料用容器等の搬
送に好適に用いられるスターホイール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビール壜等、複数の同一形状物品を円周
上に搬送するスターホイール装置において、異なる容器
径の物品を搬送しようとする場合、スクリュー状の回転
部材により対応が可能であるが、前記回転部材が備えら
れていないときはその都度物品を保持するスターホイー
ルの交換が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その際に、回
転軸、ローラーつき上下ホイール等で構成される部分が
一体となっているため重量がかさみ、また確実な固定を
図るためには工具を使用する必要があった。
【0004】たとえば、図11に示す従来のスターホイ
ール装置においては、回転軸と分割されていないローラ
ー付上下部スターホイールが一体となっているため交換
部品の重量が非常に大きく、型替え時の作業が大変であ
った。これに対応して重量軽減のため、スターホイール
を4分割する方法が提案され、図12および図13に示
される様な装置として実現されている。このような装置
の場合、各分割スターのポケット数は4の倍数であるこ
とが必要とされ、例えば18,22などのポケット数に
構成することができず、自由度に欠ける。
【0005】そこで、本発明は、容易にスターホイール
の交換作業をすることができ、各分割スターのポケット
数を任意に取ることを可能とするスターホイール装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】本発明にかかるスターホイール装置(10
0)の一態様では、着脱が可能に構成され半径方向に不
等分に分割されたスターホイールを備えていることを特
徴とする。
【0008】このようにすれば、スターホイールが分割
されているので、各ホイールの重量が軽減されて交換作
業を容易なものとすることができる。また分割が不等分
であるので、各スターホイールのポケット数を任意に取
ることができ選択の自由度を高めることができる。
【0009】上記態様において、スターホイール装置に
はスターホイールの回転軸(6)上下方向に上部フラン
ジ(70)と下部フランジ(90)とが取付けられてお
り、スターホイールには固定部材(40)を介して一体
に構成された上部スターホイール(USW)と下部スタ
ーホイール(LSW)とが備えられ、上部スターホイー
ルが上部フランジと係合し下部スターホイールが下部フ
ランジと係合することによりスターホイールのスターホ
イール装置への位置決めがなされるように構成してもよ
い。さらにこの態様において、上部スターホイールと下
部スターホイールは同心円関係にある外周部と内周面と
を備えており、上部スターホイールと上部フランジとの
係合は上部スターホイールに形成されたフック部(3
8)が上部フランジに形成された溝部(75)に係止さ
れることにより実現され、下部スターホイールと下部フ
ランジとの係合は下部スターホイールに形成された内周
面と下部フランジの外周面(93)とが当接することに
より実現されるように構成することもできる。
【0010】このようにすれば、上下各スターホイール
を上下部フランジで半径方向の正しい位置に仮止めし
て、交換作業を容易なものとすることができる。
【0011】さらに上記態様において、上部フランジに
は不等分割されたスターホイールの数だけ上向きにピン
(72)が固定して設けられ、不等分割された上部スタ
ーホイールのそれぞれにはピンに対応する位置から半径
方向外側に長く形成されピンが嵌入可能となるように設
けられた長孔(32)が備えられているように構成して
もよい。
【0012】このようにすれば、上部フランジに取り付
けられたピンを各分割されたスターホイールの長孔に差
し入れて、スターホイールを外周方向に引き寄せること
により、前記上下部フランジ部との係合とあいまって、
各スターホイールの回転方向の位置決めを容易に行うこ
とができる。
【0013】また、上記態様で、スターホイール装置に
は回転軸(6)の上下方向に移動可能な押さえ板(5
0)と押さえ板を回転軸に固定する固定部材(10)と
が設けられ、上部フランジと押さえ板とで上部スターホ
イールを挟みつけることによりスターホイールがスター
ホイール装置へ固定されるようにしてもよい。さらにこ
の態様において、押さえ板の下面には上部スターホイー
ルの内周面(39)に係合するように係合部(51)が
形成されているように構成することもできる。
【0014】このようにすれば、各スターホイールをス
ターホイール装置の所定位置に確実に固定することがで
きる。
【0015】本発明のこのような作用及び利得は、次に
説明する実施の形態から明らかにされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施形態
に基づき説明する。はじめに図1、2を参照しつつ本発
明の一実施形態にかかるスターホイール装置の全体を説
明し、その後に図3〜図10により、前記スターホイー
ル装置の主要構成部品について説明を行う。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかるスタ
ーホイール装置100の中心軸を通る正面方向断面を示
す図である。また図2aは図1に示されるスターホイー
ル装置100の平面図、図2bは図1のスターホイール
装置100のII−II線方向矢視図である。スターホイー
ル装置100は、下部回転軸3と下部回転軸3に固定し
て同一軸心上に取付けられた回転軸6と、回転軸6の上
下方向2箇所に取付けられた上部フランジ70、および
下部フランジ90と、下部フランジ70の外周面に円周
状に接するように内周面が設けられた下部スターホイー
ルLSWと、下部スターホイールLSWの上方に円柱部
材40、40、…を介して一体に設けられ、上部フラン
ジ70と係合することができる上部スターホイールUS
Wと、回転軸6の上部に同一軸心上に取り付けられた軸
15と、軸15に軸15の軸心方向に摺動可能に取付け
られ、下面が上部スターホイールUSWおよび上部フラ
ンジ70のそれぞれの上面に接することができる押さえ
板50と、軸15の外周面に形成された雄ねじに螺合し
下面が押さえ板50の上面に接するノブ10とを備えて
いる。
【0018】下部回転軸3は、床面FLにボルト2にて
固定されたハウジング1に上部軸受け4a、および下部
軸受け4bを介して回転自在に取り付けられている。回
転軸6はボルト7により下部回転軸3に直結されてお
り、不図示の駆動装置により下部回転軸3に伝えられた
回転駆動力は、直接回転軸6に伝えられる。
【0019】回転軸6には、上部にフランジ8、中間部
にフランジ9が設けられており、それぞれのフランジ
8、9にはボルト71、91を介して上部フランジ7
0、および下部フランジ90が取り付けられている。上
部フランジ70、および下部フランジ90の詳細につい
ては後に説明する。
【0020】図1から明らかなように、スターホイール
部は回転軸6の軸心に直交する方向に互いに平行に形成
された上部スターホイールUSWと、下部スターホイー
ルLSWと、両者を固定する上下方向の円柱部材40、
40、…とを備えている。下部スターホイールLSWの
内周面半径は、下部フランジ90の外周面半径と同等か
それよりわずかに大きく設けられている。一方上部スタ
ーホイールUSWの内周面半径は、上部フランジ70の
外周面半径より小さく設けられている。
【0021】上部スターホイールUSWは、分割フラン
ジ30と、分割フランジ30の外周部に取付けられた容
器接触部35とを備えている。容器接触部35は容器B
Tの上部側面がはまりこむポケットと、容器BTの自転
を促すローラーとを円周上に交互に複数備えている。容
器接触部35は上下2枚のプレートを備えており、この
プレート間に設けられた凸部が上部スターホイールUS
Wに設けられた嵌入孔33,34と嵌合することにより
上部スターホイールUSWに固定される。
【0022】図2aから明らかなように、上部スターホ
イールUSWは半径方向に不等分に第一部分Aと、第二
部分Bと、第三部分Cと、第四部分Dとに4分割されて
いる。(以下において各分割部分を区別してあらわすと
きは符号にa、b、c、dを付して「30a」等と表現
し、分割部分全体をあらわすとき、または各分割部分を
区別する必要がないときは単に符号のみにて、例えば
「30」と表現する。)分割フランジ30と容器接触部
35とは、分割部分が一致するように、各分割部の分割
角度が同一に形成されている。
【0023】下部スターホイールLSWも上部スターホ
イールUSWの場合と同様に、分割フランジ31と、分
割フランジ31の外周部に取付けられた容器接触部36
とを備えている。容器接触部36は容器BTの下部側面
がはまりこむポケットと、容器BTの自転を促すローラ
ーを円周上に交互に複数備えている。容器接触部36も
上下2枚のプレートを備えており、このプレート間に設
けられた凸部が下部スターホイールLSWに設けられた
嵌入孔と嵌合することにより下部スターホイールLSW
に固定される。
【0024】図2bから明らかなように、下部スターホ
イールLSWは上部スターホイールUSWの分割に一致
するように半径方向に不等分に4分割されている。ま
た、分割フランジ31と容器接触部36とは、分割部分
が一致するように、各分割部の分割角度が同一に形成さ
れている。
【0025】図1において、上側フランジ70の外周寄
りに設けられた孔73(図7参照)には上向きにピン7
2が取付けられており、分割フランジ30のこれに対応
する位置には長孔32(図3参照)が設けられている。
【0026】図2bから明らかなように、上下のスター
ホイールを固定する円柱部材40は、各分割フランジに
2本ずつ割り当てられ、それぞれ、回転軸6の軸心を中
心とする同一円上に、その円を8等分する位置に配置さ
れている。
【0027】図3は、上部スターホイールUSWを構成
する分割フランジ30を示す図である。前記したように
上部スターホイールUSWは半径方向に不等分に4分割
されている。各部分の分割が不等分になされているが、
各部分の構成は分割の角度を除き基本的に同一であるの
で、ここでは第一部分Aに他の部分を代表させて説明す
る。第一部分Aの分割フランジ30aは、回転軸6の軸
心を中心とする同心円上に配置された外周面49と内周
面39とを備えた扇形平板状に形成されている。
【0028】内周面39寄りのほぼ中央部には半径方向
に長い長孔32aが形成されている。長孔32aは、上
部フランジ70上面に上向きに形成されたピン72が嵌
入されるべき嵌入孔であり、ピン72の水平断面よりや
や大きく形成された内側孔32aiとそれよりさらに大
きく径が形成された外側孔32aoとが半径方向に重ね
られて、ひょうたん型を形成している。
【0029】内周面39と外周面49とのほぼ中間部に
は2つの孔37a、37aが設けられている。これらの
孔37a、37aには上下のスターホイールを一体に固
定する円柱部材40、40が取り付けられる。
【0030】外周面49近くには、一対づつ4ヶ所、合
計8個の孔33a、34a;33a、34a;33a、
34a;33a、34aが設けられている。これらの孔
は、前記したように容器接触部35aを分割フランジ3
0aに取り付けるのに利用される。
【0031】次に各分割フランジ30a、30b、30
c、30dをスターホイール装置100に取り付けた場
合に、上記長孔32a、孔37a、孔33a、34a等
がどのように配置されるかにつき説明する。まず長孔3
2aは、四つの分割フランジの外周面49が形成する円
を半径方向に四等分した線と、前記円と同心円であって
内周面39のやや外寄りの円との四つの交点上に配置さ
れている。一方孔37aは、内周面39と外周面49と
のほぼ中間部の同一円上に長孔32aの位置から左右に
22.5度ずらした点に合計8個設けられている。すな
わち各分割フランジには2つずつの孔37が等間隔に割
り振られている。他方、孔33a、34aは、分割フラ
ンジの分割角の大きさにより各フランジ当り3対〜4対
が割り当てられている。これら孔33a、34aは、3
対または4対の場合であっても、いずれも分割フランジ
30aの形成する扇型の中心線に対して左右対称の位置
に設けられている。
【0032】図4は、図3に示す分割フランジ30の断
面図である。分割フランジ30にはその下面側の長孔3
2のある位置に円周状の所定の幅を持つ溝部45が形成
されている。溝部45が形作るフック部38は、上部フ
ランジ70の位置決め部76(図8参照)に引っ掛けら
れるようにして係止される。フック部38には、この引
っ掛け係止作業を容易なものとするため、上向き方向に
溝部45の幅が狭くなってゆくようにわずかにテ−パー
が形成されている。上部フランジ70の位置決め部76
については後に詳しく説明する。
【0033】図5は、押さえ板50を示す図である。押
さえ板50は、中心孔52を有する円板状に形成されて
いる。中心孔52には、軸15が貫通され、押さえ板5
0は軸15にそって上下方向に摺動可能である。
【0034】図6は、図5に示す押さえ板50のVI−VI
線方向矢視図である。押さえ板50の下面には円周状に
位置決め部51が形成されている。位置決め部51には
下方に向かうにしたがって半径が小さくなるようにわず
かなテーパーが形成されている。位置決め部51の最上
部半径は、分割フランジ30の内周面39の半径よりわ
ずかに小さく設定されている。
【0035】図7は、上部フランジ70を示す図であ
る。上部フランジ70には内周側に四つの孔74a、7
4b、74c、74dが設けられている。これらの孔に
ボルト71を差し入れて、回転軸6のフランジ8に形成
されている雌ねじに螺合、締め付けが行われることによ
って、上部フランジ70は回転軸6に固定され、両者は
一体となって回転する。
【0036】上部フランジ70の外周側にも四つの孔7
3a、73b、73c、73dが設けられている。これ
らの孔を利用して、上部フランジ70の上面側に上向き
に四本のピン72a、72b、72c、72d(図1参
照)が取り付けられる。これらのピン72は分割フラン
ジ30のそれぞれの長孔32の内側孔32ai、32b
i、32ci、32diに嵌入されるべき位置に形成さ
れている。前記したようにピン72の水平方向断面形状
は、内側孔32aiよりわずかに小さく形成されてい
る。
【0037】図8は、図7に示す上部フランジ70のVI
II−VIII線方向矢視図である。図からも明らかなように
上部フランジ70には、孔73のやや内周寄りに幅を有
する円周状の溝部75が形成されている。溝部75の外
周側肩である位置決め部76の半径は、分割フランジ3
0のフック部38のテーパー面上部半径よりわずかに大
きくなるように形成されている。
【0038】図9は、下部フランジ90を示す図であ
る。下部フランジ90は円板が直径方向に2分割された
略半円形に形成されている。それぞれの分割部分の内周
側には2つずつの孔92a、92b;92c、92dが
設けられている。これらの孔にはボルト91が差し入れ
られて、回転軸6のフランジ9に形成されている雌ねじ
に螺合の上、締め付けられている。これによって、下部
フランジ90は回転軸6に固定され、両者は一体となっ
て回転する。
【0039】図10は、図9に示す下部フランジ90の
X−X線方向矢視図である。下部フランジ90の外周面
93は、下部スターホイールLSWの分割フランジ31
の内周面と円周状に接するように形成されている。
【0040】以上説明したように、スターホイールが装
置100に組みつけられた状態においては、上部フラン
ジ70の位置決め部76に上部スターホイールUSWの
分割フランジ30のフック部38が引っ掛けられるよう
にして円周状に面接触して係合している。また、上部フ
ランジ70の上向きのピン72は分割フランジの長孔3
2に嵌入している。このとき下部スターホイールLSW
の分割フランジ31の内周面は下部フランジ90の外周
面93に円周状に面接触して係合している。
【0041】一方分割フランジ30の内周面39は、押
さえ板50の下面に形成された位置決め部51に円周状
に面接触して係合している。そして、押さえ板50はノ
ブ10により下方への押圧力を受けている。したがっ
て、上下のスターホイールUSW、LSWは、4分割さ
れているにもかかわらず、上部フランジ70および下部
フランジ90との関係において所定位置に位置決めされ
て、固定される。したがって、回転軸6が回転すること
により、上下のスターホイールUSW、LSWは一体と
なって回転することができる。
【0042】組み付け状態からスターホイールを取り外
す場合にはまず、ノブ10を半時計回りに回転させて、
押さえ板50を上方にずらし、または、はずす。この状
態にて分割ホイール(各分割フランジ30に容器接触部
35、36を組み付けたもの。以下同じ。)を上方に持
ち上げることにより、ピン72の長孔32への嵌入が解
かれ分割ホイールをスターホイール装置100から取り
外すことができる。逆に分割ホイールをスターホイール
装置100に組み付ける場合には、ピン72を長孔の外
周側孔32aoに差し入れた後分割ホイールを手前側に
引き寄せることによりピン72は内周側孔32aiに移
動、嵌入し、このとき上部フランジ70の位置決め部7
6に上部スターホイールUSWの分割フランジ30のフ
ック部38が引っ掛けられるように係合される。そし
て、分割フランジ全体を水平となるように引きおろすこ
とにより、下部スターホイールLSWの分割フランジ3
1の内周面が下部フランジ90の外周面93に係合す
る。このようにして特に工具や冶具を使用することなく
スターホイール装置から分割ホイールを取り外し、また
組み付けることができる。
【0043】なお、以上の実施形態においては、容器数
18本立てのスターホイール装置について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、各分割ホイー
ルに割り当てる容器本数は任意で良い。例えば22本立
てや26本立てのスターホイール装置に組替えることが
可能である。
【0044】以上、現時点において、もっとも、実践的
であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して
本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示さ
れた実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲お
よび明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に
反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を
伴うスターホイール装置もまた本発明の技術的範囲に包
含されるものとして理解されなければならない。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、スターホイール
装置において着脱が可能に構成され半径方向に不等分に
分割されたスターホイールを備えていることとすれば、
スターホイールが分割されているので、各ホイールの重
量が軽減されて交換作業を容易なものとすることができ
る。また分割が不等分であるので、各スターホイールの
ポケット数を任意に取ることができ選択の自由度を高め
ることができる。
【0046】上記態様において、スターホイール装置に
はスターホイールの回転軸上下方向に上部フランジと下
部フランジとが取付けられており、スターホイールには
固定部材を介して一体に構成された上部スターホイール
と下部スターホイールとが備えられ、上部スターホイー
ルが上部フランジと係合し下部スターホイールが下部フ
ランジと係合することによりスターホイールのスターホ
イール装置への位置決めがなされるように構成し、また
この態様において、上部スターホイールと下部スターホ
イールは同心円関係にある外周部と内周面とを備えてお
り、上部スターホイールと上部フランジとの係合は上部
スターホイールに形成されたフック部が上部フランジに
形成された溝部に係止されることにより実現され、下部
スターホイールと下部フランジとの係合は下部スターホ
イールに形成された内周面と下部フランジの外周面とが
当接することにより実現されるように構成すれば、上下
各スターホイールを上下部フランジで半径方向の正しい
位置に仮止めして、交換作業を容易なものとすることが
できる。また特に工具や冶具の使用を必要としない。
【0047】さらに上記態様において、上部フランジに
は不等分割されたスターホイールの数だけ上向きにピン
が固定して設けられ、不等分割された上部スターホイー
ルのそれぞれにはピンに対応する位置から半径方向外側
に長く形成されピンが嵌入可能となるように設けられた
長孔が備えられているように構成すれば、上部フランジ
に取り付けられたピンを各分割されたスターホイールの
長孔に差し入れて、スターホイールを外周方向に引き寄
せることにより、前記上下部フランジ部との係合とあい
まって、各スターホイールの回転方向の位置決めを容易
に行うことができる。
【0048】また、上記態様で、スターホイール装置に
は回転軸の上下方向に移動可能な押さえ板と押さえ板を
回転軸に固定する固定部材とが設けられ、上部フランジ
と押さえ板とで上部スターホイールを挟みつけることに
よりスターホイールがスターホイール装置へ固定される
ようにしてもよい。さらにこの態様において、押さえ板
の下面には上部スターホイールの内周面に係合するよう
に係合部が形成されているように構成すれば、各スター
ホイールをスターホイール装置の所定位置に確実に固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスターホイール装置の正面方向中心軸
を通る断面を示す図である。
【図2】図2aは図1のスターホイール装置の平面図、
bは図1のII−II方向矢視図である。
【図3】分割フランジの一例を示す図である。
【図4】図3に示す分割フランジの断面図である。
【図5】押さえ板を示す図である。
【図6】図5に示す押さえ板のVI−VI線方向矢視図であ
る。
【図7】下部フランジを示す図である。
【図8】図7に示す下部フランジのVIII−VIII線方向矢
視図である。
【図9】上部フランジを示す図である。
【図10】図9に示す上部フランジのX−X線方向矢視
図である。
【図11】従来のスターホイール装置の一例を示す図で
ある。
【図12】従来のスターホイール装置の他の一例を示す
図である。
【図13】図12に示すスターホイール装置のXIII−XI
II線方向矢視図である。
【符号の説明】
LSW 下部スターホイール USW 上部スターホイール 6 回転軸 10 ノブ(固定部材) 32 長孔 32a 長孔 38 フック部 39 内周面 40 円柱部材(固定部材) 45 溝部 50 押え板 51 位置決め部(係合部) 70 上部フランジ 72 ピン 75 溝部 90 下部フランジ 93 外周面 100 スターホイール装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱が可能に構成され半径方向に不等分
    に分割されたスターホイール、を備えていることを特徴
    とするスターホイール装置。
  2. 【請求項2】 前記スターホイール装置には、前記スタ
    ーホイールの回転軸上下方向に上部フランジと下部フラ
    ンジとが取付けられており、 前記スターホイールには固定部材を介して一体に構成さ
    れた上部スターホイールと下部スターホイールとが備え
    られ、 前記上部スターホイールが前記上部フランジと係合し、
    前記下部スターホイールが前記下部フランジと係合する
    ことにより前記スターホイールの前記スターホイール装
    置への位置決めがなされることを特徴とする請求項1に
    記載のスターホイール装置。
  3. 【請求項3】 前記上部スターホイールと前記下部スタ
    ーホイールは、同心円関係にある外周部と内周面とを備
    えており、 前記上部スターホイールと前記上部フランジとの係合
    は、前記上部スターホイールに形成されたフック部が前
    記上部フランジに形成された溝部に係止されることによ
    り実現され、 前記下部スターホイールと前記下部フランジとの係合
    は、前記下部スターホイールに形成された前記内周面
    と、前記下部フランジの外周面とが当接することにより
    実現されることを特徴とする請求項2に記載のスターホ
    イール装置。
  4. 【請求項4】 前記上部フランジには前記不等分割され
    たスターホイールの数だけ上向きにピンが固定して設け
    られ、 前記不等分割された上部スターホイールのそれぞれに
    は、前記ピンに対応する位置から半径方向外側に長く形
    成され前記ピンが嵌入可能となるように設けられた長孔
    が備えられていることを特徴とする請求項2または3の
    何れかに記載されたスターホイール装置。
  5. 【請求項5】 前記スターホイール装置には、前記回転
    軸の上下方向に移動可能な押さえ板と、前記押さえ板を
    前記回転軸に固定する固定部材とが設けられ、 前記上部フランジと前記押さえ板とで前記上部スターホ
    イールを挟みつけることにより、前記スターホイールが
    前記スターホイール装置へ固定されることを特徴とする
    請求項4に記載のスターホイール装置。
  6. 【請求項6】 前記押さえ板の下面には前記上部スター
    ホイールの内周面に係合するように係合部が形成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載のスターホイール
    装置。
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