JP3181961U - 化学機械研磨固定具及びホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】化学機械研磨固定具及びホルダーを提供する。
【解決手段】化学機械研磨固定具であって、第1の結合面101とホルダー100の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜する第1の係合面114を備え、前記第1の結合面に環状配列される複数の凸起110とを有するホルダーと、第2の結合面201とリテーナリング200の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面215を備え、前記第2の結合面に環状配列され、凸起と組み合わされた複数の第1の凹溝210とを有するリテーナリングと、を含む。ホルダーとリテーナリングを軸方向に揃えることで、第1の結合面と第2の結合面が揃えられ、凸起と第1の凹溝が各々揃えられる。ホルダーとリテーナリングは各々逆円周方向に回り凸起の第1の係合面と第1の凹溝の第2の係合面を係合させる。
【選択図】図6A

Description

本考案は、ウエハ固定具に関し、特に、化学機械研磨固定具及びホルダーに関する。
半導体の製造工程においてウエハ固定具は、必要不可欠な工具で、ウエハの製造工程において搬送、化学処理等の便宜のため、加工プロセス中のウエハ載置に応用される。
図1を参照しながら説明する。図1に示す従来のウエハ固定具は、一般半導体製造装置メーカが供給する標準ウエハ固定具で、ステンレス鋼(SUS)からなり、半導体製造装置に設置されたホルダー10とスーパーエンジニアリングプラスチック材料からなり、ウエハ載置に用いられるリテーナリング20とを含む。この種のウエハ固定具は、接着剤でリテーナリング20をホルダー10に貼り合わせ、貼合面11が平坦な表面となっているため、リテーナリング20とホルダー10の接着剤の接着力が容易に弱くなって外れていた。
よって、標準のウエハ固定具を前述の問題点により頻繁に交換しなければならなかった。ウエハファウンドリでは、この消耗材コストが余計な費用となっている以外に、ウエハ固定具の不良により起きる可能性のあるウエハ損傷を常に注意していなければならない。このためこの種の標準のウエハ載置を実質的に改良する必要があり、ウエハ固定具に高い安定性と耐久性を持たせることで、大幅にウエハファウンドリの生産コストを削減できる。
そこで、本考案では上記のような従来技術の問題点に鑑みて、生産しやすく、組立しやすく且つ高い安定性と耐久性の特徴を持ち、ウエハファウンドリの生産コストを削減できる化学機械研磨固定具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、第1の結合面を備えたリング状基材とリング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜する第1の係合面を備え、第1の結合面に環状配列される複数の凸起とを有するホルダーと、第2の結合面とリテーナリングの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを有するリテーナリングと、を含む化学機械研磨固定具を提供する。
ホルダーとリテーナリングを軸方向に揃えることで、第1の結合面と第2の結合面が揃えられ、凸起と第1の凹溝が揃えられる。ホルダーとリテーナリングは各々逆円周方向に回り凸起の第1の係合面と第1の凹溝の第2の係合面を係合させる。
本考案は、更にリテーナリングと結合して化学機械研磨固定具とする化学機械研磨固定具のホルダーを提供する。リテーナリングは、第2の結合面とリテーナリングの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを含む。
ホルダーは第1の結合面を備えたリング状基材とリング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜する第1の係合面を備え、第1の結合面に環状配列される複数の凸起とを含む。ホルダーとリテーナリングを軸方向に揃えることで、第1の結合面と第2の結合面が揃えられ、凸起と第1の凹溝が揃えられる。ホルダーとリテーナリングは各々逆円周方向に回り凸起の第1の係合面と第1の凹溝の第2の係合面を係合させる。
本考案は、第1の結合面を備えたリング状基材とリング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜して逆U字型構造を形成する第1の係合面を備え、第1の結合面に環状配列される複数の凸起とを有するリテーナリングと、第2の結合面とホルダーの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを有するホルダーと、を含む化学機械研磨固定具を提供する。
ホルダーとリテーナリングを軸方向に揃えることで、第1の結合面と第2の結合面が揃えられ、凸起と第1の凹溝が揃えられる。ホルダーとリテーナリングは各々逆円周方向に回り凸起の第1の係合面と第1の凹溝の第2の係合面を係合させる。
以下、本考案の上記及び他の目的、特徴及び長所を更に明確に分かりやすくするため、複数の好ましい実施例を添付図面に基づいて説明する(実施形態)。
従来のウエハ固定具を示す図である。 本考案に係る実施例を示す図である。 本考案に係る実施例を示す図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図2Bにおけるホルダー100の具体的実施例の局部ホルダー6の拡大図である。 図3Aの断面図である。 図3Bの断面図である。 図3Cの断面図である。 図3Dの断面図である。 図3Eの断面図である。 図3Fの断面図である。 図3Gの断面図である。 本考案に係る実施例の断面図である。 リテーナリング200の局部拡大図である。 リテーナリング200の断面図である。 図4A、図5Bの分離した様子を示す図である。 図4A、図5Bの組み立てた様子を示す図である。
図2A及び図2Bに示す本考案の実施例を示す図を参照しながら説明する。本考案の化学機械研磨固定具は、ホルダー100とリテーナリング200と少なくとも1個の凸起110と少なくとも1個の第1の凹溝210と、を含む。
ホルダー100は、円環状第1の結合面101を備え、ステンレス鋼(SUS)とすることができる。第1の結合面101に環状配列の複数の凸起110が設けられ、凸起110もステンレス鋼(SUS)とすることができる。リテーナリング200は、第2の結合面201と凸起110と対応する複数の第1の凹溝210とを備え、スーパーエンジニアリングプラスチックとすることができる。
ホルダー100とリテーナリング200は、それぞれ逆円周方向に沿って回すことで凸起110と第1の凹溝210とを係合させ、且つ第1の結合面101と第2の結合面201を密着させる。次に、接着剤によりホルダー100とリテーナリング200で形成された係合面を接着した後、高い安定性と耐久性を持つ結合構造を構成できる。接着剤の選択肢は非常に多く、当業者においては熟知されているため詳細な説明を省略する。
実務上、凸起110はホルダー100と一体成形する方式で製作でき、或いはホルダー100と分離する方式で製作できる。以下、それぞれ複数の実施例を挙げて説明する。
図3A乃至図3Gを参考しながら説明する。これは図2Bにおけるホルダー100の複数の具体的実施例の局部ホルダー6拡大図である。
まず、ホルダー100は図3Gの実施例を採用した結合を示す図3Aを参照しながら説明する。これはホルダー100のリング状基材と凸起110を分離して製作すると共に結合した実施例である。図内の凸起110はネジ120でホルダー100のリンク状基材に固定され、且つリング状基材が凸起110を収容することでずれを防止するための第2の凹溝102を備える。
各凸起110は、第1の頂面(つまり凸起110の頂面)と第1のガイド面111と第1の内側面112と第1の外側面113と第1の係合面114と第1のネジ穴115(図3G)と、を含む。第1の係合面114はホルダー100の半径方向に沿って延伸する平面で、第1の係合面114のルート部から凸起110の外側へ傾斜して逆U字型状になる。第1の内側面112及び第1の外側面113は、均しくホルダー100の円周方向に沿って延伸する曲面で、第1の内側面112の湾曲半径が第1の外側面113の湾曲半径より小さい。第1の頂面は平面からなる凸起110の頂部である。
第1の係合面114は、好しくはホルダー100の半径方向に沿って延伸する平面(本考案はこれに限定しない)である。第1の係合面114はルート部(第1の係合面114と第1の結合面101の交線)から凸起110の外側へ傾斜して逆U字型状になる。本実施例において第1の係合面114は、好しくは傾斜角が30度とする。
第1のガイド面111は、好しくはホルダー100の半径方向に沿って延伸する平面(本考案はこれに限定しない)で、第1の係合面114に合わせて第2の凸起210をガイドして凸起110に係止する。本実施例において第1のガイド面111は、好しくは第1の結合面101と直交して設けられるが、第1のガイド面111のルート部(第1のガイド面111と第1の結合面101の交線)から凸起110の内側へ傾斜する。
次に、本考案の各種異なる実施形態を各々説明する図3B乃至3Gを参照しながら説明する。
図3Bは本考案に係るホルダーの実施形態を示す図である。この実施例において凸起110は独立製作し、また接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着させる。この実施例において予め凸起110位置を確定してから接着剤で固定しなければならない。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
図3Cは、本考案に係るホルダーの別の実施形態を示す図である。この実施例において凸起110を独立して製作し、また凸柱116を備える。ホルダー100のリング状基材に凸柱116と組み合わされる凹孔104が予め設けられる。こうすることで、凸柱116が凹孔104に挿入してから接着剤でホルダー100のリング状基材に定着させることができる。この実施例において凸柱116と凹孔104の設置は、凸起110が正確に定位させてから接着剤で定着することができる。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
図3Dは、本考案に係るホルダーの別の実施形態を示す図である。この実施例において凸起110を独立して製作し、またネジ120を通じてホルダー100のリング状基材に締め付けられる。この実施例において凸起110に第1のネジ穴115を予め製作し、且つホルダー100のリング状基材に第2のネジ穴103を予め製作する。ネジ120が第1のネジ穴115と第2のネジ穴103を経由してリング状基材に締め付ける前、接着剤でその強度を補強できる。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
図3Eは、本考案に係るホルダーの他の実施形態を示す図である。この実施例において凸起110を独立して製作し、また接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着させる。この実施例においてホルダー100のリング状基材に凸起110を収納できる第2の凹溝102が予め形成される。第2の凹溝102は横向き固定効果を提供でき、接着剤が凸起110とホルダー100のリング状基材間との縦向き固定効果を提供できる。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
図3Fは、本考案に係るホルダーの他の実施形態を示す図である。この実施例において凸起110を独立して製作し、また凸柱116を備える。この実施例においてホルダー100のリング状基材に凸柱116と組み合わされる凹孔104が予め設けられる。こうすることで、凸柱116が凹孔104に挿入してから接着剤でホルダー100のリング状基材に定着させることができる。
この実施例において凸柱116と凹孔104の設置は、凸起110が正確に定位させてから接着剤で定着することができる。また、この実施例においてホルダー100のリング状基材に予め形成されて凸起110を収納できる第2の凹溝102も含む。第2の凹溝102は横向き固定効果を提供でき、接着剤が凸起110とホルダー100のリング状基材間との縦向き固定効果を提供できる。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
図3Gは、本考案に係るホルダーの別の実施形態を示す図である。この実施例において凸起110を独立して製作し、またネジ120を通じてホルダー100のリング状基材に締め付けられる。この実施例において凸起110に第1のネジ穴115を予め製作し、且つホルダー100のリング状基材に第2のネジ穴103を予め製作する。ネジ120が第1のネジ穴115と第2のネジ穴103を経由してリング状基材に締め付ける前、接着剤でその強度を補強できる。また、この実施例においてホルダー100のリング状基材に予め形成されて凸起110を収納できる第2の凹溝102も含む。第2の凹溝102は横向き固定効果を提供でき、ネジが凸起110とホルダー100のリング状基材間との縦向き固定効果を提供できる。凸起110の構造は先に述べる通りとし、詳細な説明を省略する。
次に、各々図3A乃至3Gの断面を示す図4A乃至図4Hを参照しながら説明する。
図4Aから分かるように、ネジ120は第1のネジ穴115と第2のネジ穴103を経由して凸起110をホルダー100のリング状基材に締め付け、且つ第2の凹溝102が凸起110を収容できるため第2の凹溝102内に定位させることができる。
図4Bから分かるように、凸起110を接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着させる。
図4Cから分かるように、凸起110と凸柱116を通じて凹孔104に定位させることができ、また接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着させることができる。
図4Dから分かるように、ネジ120は第1のネジ穴115と第2のネジ穴103を経由して凸起110をホルダー100のリング状基材に締め付けることができる。
図4Eから分かるように、凸起110を接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着させる。且つ第2の凹溝102が凸起110を収容できることで第2の凹溝102内に定位させることができる。
図4F図から分かるように、凸起110は凸柱116を通じて凹孔104に定位でき、また接着剤によりホルダー100のリング状基材に定着できる。また第2の凹溝102は凸起110を収容できることで第2の凹溝102内に定位させることができる。
図4Gから分かるように、ネジ120は第1のネジ穴115と第2のネジ穴103を経由して凸起110をホルダー100のリング状基材に締め付けられる。且つ第2の凹溝102が凸起110を収容できることで第2の凹溝102内に定位させることができる。
図4Hから分かるように、凸起110はホルダー100のリング状基材と一体成形する。
次に、リテーナリング200の局部拡大図と断面図の図5A、図5Bを参照しながら説明する。リテーナリング200は、第2の結合面201と複数の第1の凹溝210を備え、第1の凹溝210が第2の結合面211に環状配置され、凸起110の収容空間を提供し、また凸起100の第1の係合面114の収容に供するための第2の係合面215(あり溝構造)を提供する。第2の係合面215はリテーナリング200の半径方向に沿って延伸する平面で、第2の係合面215のルート部から第2の結合面210へ傾斜して逆U字型構造を形成する。凸起110の第1の係合面114は、逆U字型構造が形成されるため、第2の係合面215も第2の結合面201と別の逆U字型構造が形成されると共に第1の係合面114と平行になる。よって、接着剤でホルダー100とリテーナリングを接着すると、縦向き固定を形成できる。この点の説明は図6Aを参照にする。
図5Aにおいて第1の凹溝210の構造は第2の頂面211と第2の内側面212と第2の外側面213と第2のガイド面214と第2の係合面215とからなる。第2の頂面211は平面からなる第1の凹溝210の底部である。第2の内側面212及び第2の外側面213は、均しくリテーナリング200の円周方向に沿って内側に凹む曲面で、第2の内側面212の湾曲半径が第2の外側面213の湾曲半径より小さい。第2の係合面215は、好しくはリテーナリング200の半径方向に沿って延伸する平面(本考案はこれに限定しない)で、第2の係合面215のルート部(第2の頂面211との交線)から該第2の結合面201へ傾斜して逆U字型状になる。
本実施例において、第2の係合面215は、好しくは第1の係合面114に合わせ同じ傾斜角として30度を採用する。残りの実施例は1〜60度を採用し、同様に両者の傾斜角を同じにして平行させる。第2のガイド面215は、好しくはリテーナリング200の半径方向に沿って延伸する平面(本考案はこれに限定しない)とする。本実施例において第2のガイド面215は、好しくはルート部(第2のガイド面215と第2の結合面201の交線)から第2の凸起210の内側へ傾斜する。
図6A及び図6Bを参照しながら説明する。ホルダー100とリテーナリング200の軸心を揃えて第1の結合面101を第2の結合面201に対向して揃えらせ、凸起110と第1の凹溝210を揃え、各第1の係合面114が対応する第2の係合面215に揃え、各第2のガイド面214と第2の頂面211の交線が対応する第1のガイド面111に揃え、第1の内側面112及び第1の外側面113が第2の内側面212及び第2の外側面213にそれぞれ揃えて凸起110及び第1の凹溝210を定位する。
更にホルダー100とリテーナリング200をそれぞれ逆円周方向に回して第1の凹溝210及び凸起110が第1の係合面114(或是第2の係合面214)方向に沿って対向して摺動することで互いに係止すると、リテーナリング200がホルダー100から外れることを防止できる。ホルダー100とリテーナリング200の間に接着剤で接着してホルダー100及びリテーナリング200の定着力を向上する。
このほか、上記の実施例において本考案のホルダー100にある凸起110構造及びリテーナリング200にある第1の凹溝210構造について、第1の係合面114はリングの外側から見て左に向かって傾斜し、リテーナリング200をホルダー100上方に置いた時、反時計回り方向に凸起110を第1の凹溝210に挿入させる。実務上、逆方向の手段を採用できる。つまり第1の係合面114はリングの外側から見て右に向かって傾斜し、リテーナリング200をホルダー100上方に置いた時、時計回り方向に凸起110を第1の凹溝210に挿入させる。
また、実務上、本考案に係るホルダー100にある凸起110構造及びリテーナリング200にある第1の凹溝210構造は、互に置き換えることができる。つまり凸起110の構造をリテーナリング200に製造し、第1の凹溝210の構造をホルダー100に製作する。構造が同じため、別途図面の作図及び説明を省略する。
従来技術の平面貼合面11に直接貼り合わせることに比べて、本考案の化学機械研磨固定具は、より一層リテーナリング200及びホルダー100を効果的に固定できて化学機械研磨固定具の使用寿命を延長できる。
本考案の技術的内容は、好ましい実施例で上記通り開示され、そのような実施例により本考案の保護範囲が限定されるべきものではなく、当業者が本考案の精神から離れることなく種々の変更及び改変を為し得ることは、本考案の範囲に含めるものであるのが当然である。よって本考案の保護範囲は、本明細書に添付する実用新案登録請求の範囲で定義しているものを基準とする。
6 局部ホルダー
10 ホルダー
11 貼合面
100 ホルダー
101 第1の結合面
102 第2の凹溝
103 第2のネジ穴
104 凹孔
110 凸起
111 第1のガイド面
112 第1の内側面
113 第1の外側面
114 第1の係合面
115 第1のネジ穴
116 凸柱
120 ネジ
20 リテーナリング
200 リテーナリング
201 第2の結合面
210 第1の凹溝
211 第2の頂面
212 第2の内側面
213 第2の外側面
214 第2のガイド面
215 第2の係合面

Claims (33)

  1. 第1の結合面を備えたリング状基材と前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜して逆U字型構造を形成する第1の係合面を備え、前記第1の結合面に環状配列される複数の凸起とを有するホルダーと、
    第2の結合面とリテーナリングの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から前記第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、前記第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを有するリテーナリングと、を含む化学機械研磨固定具であって、
    前記ホルダーと前記リテーナリングを軸方向に揃えることで、前記第1の結合面と前記第2の結合面が揃えられ、前記凸起と前記第1の凹溝が揃えられ、前記ホルダーと前記リテーナリングは各々逆円周方向に回り前記凸起の前記第1の係合面と前記第1の凹溝の前記第2の係合面を係合させることを特徴とする、
    化学機械研磨固定具。
  2. 各前記凸起は第1のスルーホールを備え、且つ、前記リング状基材の前記第1の結合面が第2のスルーホールを備え、前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールがネジによる締め付けに供することで前記凸起を前記リング状基材に固定させることを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  3. 前記リング状基材は、複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項2に記載の化学機械研磨固定具。
  4. 各前記凸起は、凸柱を備え、且つ、前記リング状基材の前記第1の結合面が凹孔を備え、前記凸柱を前記凹孔に挿入し、接着剤で前記凸起を前記該リング状基材に定着することを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  5. 前記リング状基材は、複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項4に記載の化学機械研磨固定具。
  6. 各前記凸起は、接着剤により前記リング状基材に定着させることを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  7. 前記リング状基材は、複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項6に記載の化学機械研磨固定具。
  8. 前記第1の係合面と前記第2の係合面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行になることを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  9. 前記凸起は、前記第1の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜する第1のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  10. 前記第1の凹溝は、前記第2の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜し、また、前記第2の係合面と平行になる第2のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の化学機械研磨固定具。
  11. 前記第1のガイド面の傾斜角は、0度とし、且つ、前記第2のガイド面の傾斜角が1〜60度とすることを特徴とする請求項10に記載の化学機械研磨固定具。
  12. 前記第1のガイド面と前記第2のガイド面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行となることを特徴とする請求項10に記載の化学機械研磨固定具。
  13. 前記リング状基材と前記凸起とは、一体成形することを特徴とする請求項1に記載の化学機械研磨固定具。
  14. リテーナリングと結合して化学機械研磨固定具とする化学機械研磨固定具のホルダーであって、
    前記リテーナリングは、第2の結合面と、前記リテーナリングの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から前記第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、前記第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを含み、
    前記ホルダーは第1の結合面を備えたリング状基材と前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜して逆U字型構造を形成する第1の係合面を備え、前記第1の結合面に環状配列される複数の凸起と、を含み、
    前記ホルダーと前記リテーナリングを軸方向に揃えることで、前記第1の結合面と前記第2の結合面が揃えられ、前記凸起と前記第1の凹溝が揃えられ、前記ホルダーと前記リテーナリングは各々逆円周方向に回り前記凸起の前記第1の係合面と前記第1の凹溝の前記第2の係合面を係合させることを特徴とする、
    化学機械研磨固定具のホルダー。
  15. 各前記凸起は第1のスルーホールを備え、且つ、前記リング状基材の前記第1の結合面が第2のスルーホールを備え、前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールがネジによる締め付けに供することで前記凸起を前記リング状基材に固定させることを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  16. 複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項15に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  17. 各前記凸起は、凸柱を備え、且つ、前記リング状基材の前記第1の結合面が凹孔を備え、前記凸柱を前記凹孔に挿入し、接着剤で前記凸起を前記リング状基材に定着することを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  18. 複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項17に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  19. 各前記凸起は、接着剤により前記リング状基材に定着させることを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  20. 複数の第2の凹溝を更に含み、各前記第2の凹溝が各前記凸起を収納することで前記凸起の摺動を防止することを特徴とする請求項19に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  21. 前記第1の係合面と前記第2の係合面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行になることを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  22. 前記凸起は、前記第1の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜する第1のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  23. 前記第1の凹溝は、前記第2の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜し、また、前記第2の係合面と平行になる第2のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  24. 前記第1のガイド面の傾斜角は、0度とし、且つ、前記第2のガイド面の傾斜角が1〜60度とすることを特徴とする請求項23に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  25. 前記第1のガイド面と前記第2のガイド面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行となることを特徴とする請求項23に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  26. 前記凸起と前記リング状基材とは、一体成形することを特徴とする請求項14に記載の化学機械研磨固定具のホルダー。
  27. 第1の結合面を備えたリング状基材と前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から凸起の外側へ傾斜して逆U字型構造を形成する第1の係合面を備え、前記第1の結合面に環状配列される複数の凸起とを有するリテーナリングと、
    第2の結合面とホルダーの半径方向に沿って延伸する平面で、そのルート部から前記第2の結合面へ傾斜して逆U字型構造を形成する第2の係合面を備え、前記第2の結合面に環状配列される複数の第1の凹溝とを有するホルダーと、を含む化学機械研磨固定具であって、
    前記ホルダーと前記リテーナリングを軸方向に揃えることで、前記第1の結合面と前記第2の結合面が揃えられ、前記凸起と前記第1の凹溝が揃えられ、前記ホルダーと前記リテーナリングは各々逆円周方向に回り前記凸起の前記第1の係合面と前記第1の凹溝の前記第2の係合面を係合させることを特徴とする化学機械研磨固定具。
  28. 前記第1の係合面と前記第2の係合面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行になることを特徴とする請求項27に記載の化学機械研磨固定具。
  29. 前記凸起は、前記第1の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜する第1のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の化学機械研磨固定具。
  30. 前記第1の凹溝は、前記第2の係合面の対向に設けられ、前記リング状基材の半径方向に沿って延伸する平面で、前記第1の係合面のルート部から前記凸起の外側へ傾斜し、また、前記第2の係合面と平行になる第2のガイド面を更に含むことを特徴とする請求項29に記載の化学機械研磨固定具。
  31. 前記第1のガイド面の傾斜角は、0度とし、且つ、前記第2のガイド面の傾斜角が1〜60度とすることを特徴とする請求項30に記載の化学機械研磨固定具。
  32. 前記第1のガイド面と前記第2のガイド面の傾斜角は、1〜60度とし、且つ、両者が平行となることを特徴とする請求項30に記載の化学機械研磨固定具。
  33. 前記リング状基材と前記凸起とは、一体成形することを特徴とする請求項27に記載の化学機械研磨固定具。
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