JP2002283766A - 平版印刷版用給湿液組成物および印刷方法 - Google Patents
平版印刷版用給湿液組成物および印刷方法Info
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- JP2002283766A JP2002283766A JP2001086797A JP2001086797A JP2002283766A JP 2002283766 A JP2002283766 A JP 2002283766A JP 2001086797 A JP2001086797 A JP 2001086797A JP 2001086797 A JP2001086797 A JP 2001086797A JP 2002283766 A JP2002283766 A JP 2002283766A
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】作業環境上安全な平版印刷用給湿液組成物を提
供することであり、更には、大豆油を含有したインキを
用いて良好な印刷物をえることができるような印刷方法
を提供すること。 【解決手段】3価以上の多価アルコールにプロピレンオ
キサイドを付加した化合物と次の化合物の少なくとも1
つを含有する平版印刷版用給湿液組成物。化合物例、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物もし
くはポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル化合
物、アセチレングリコールのオキシエチレン付加物、3
価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドを付加した化合物。 【化2】
供することであり、更には、大豆油を含有したインキを
用いて良好な印刷物をえることができるような印刷方法
を提供すること。 【解決手段】3価以上の多価アルコールにプロピレンオ
キサイドを付加した化合物と次の化合物の少なくとも1
つを含有する平版印刷版用給湿液組成物。化合物例、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物もし
くはポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル化合
物、アセチレングリコールのオキシエチレン付加物、3
価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドを付加した化合物。 【化2】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平版印刷版に於け
る給湿液組成物に関し、更には大豆油を含有したインキ
を使用する平版印刷版の印刷に好適に用いられる給湿液
組成物に関するものである。
る給湿液組成物に関し、更には大豆油を含有したインキ
を使用する平版印刷版の印刷に好適に用いられる給湿液
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は、水と油が本質的に混じり合
わない性質を巧みに利用した印刷方式であり、平版印刷
版は、親油性のインキを受理する画線部分と親水性で水
を受理する非画線部分とから構成される。従って、通常
の平版印刷は給湿液とインキの両方を版面に供給し、画
線部分は着色性のインキを、非画線部分は給湿液を選択
的に受け入れ、該画線上のインキを例えば紙などの基質
に転写させることによってなされるが、インキと給湿液
とが適度なバランスをとって版面に供給されることが大
切であり給湿液が少なすぎると非画線部分にインキ汚れ
が生じたり、また、給湿液が多すぎるとインキの乳化が
激しくなり、画線部分の濃度がつかなくなったりすると
いう不都合が生じる。更には、従来から知られている給
湿液は、リン酸又はその塩、アラビアガム、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)等の親水化剤等を添加した
ものがある。しかしながら、これらの化合物を含む給湿
液は、印刷版の非画線部分に均一に濡れにくい欠点があ
り、近年、高速印刷が進む中では給湿液の性能としては
不十分であった。
わない性質を巧みに利用した印刷方式であり、平版印刷
版は、親油性のインキを受理する画線部分と親水性で水
を受理する非画線部分とから構成される。従って、通常
の平版印刷は給湿液とインキの両方を版面に供給し、画
線部分は着色性のインキを、非画線部分は給湿液を選択
的に受け入れ、該画線上のインキを例えば紙などの基質
に転写させることによってなされるが、インキと給湿液
とが適度なバランスをとって版面に供給されることが大
切であり給湿液が少なすぎると非画線部分にインキ汚れ
が生じたり、また、給湿液が多すぎるとインキの乳化が
激しくなり、画線部分の濃度がつかなくなったりすると
いう不都合が生じる。更には、従来から知られている給
湿液は、リン酸又はその塩、アラビアガム、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)等の親水化剤等を添加した
ものがある。しかしながら、これらの化合物を含む給湿
液は、印刷版の非画線部分に均一に濡れにくい欠点があ
り、近年、高速印刷が進む中では給湿液の性能としては
不十分であった。
【0003】これらの欠点を改良するために、イソプロ
ピルアルコール(IPA)を給湿液中へ約10〜25%
添加して用いられている。IPAは給湿液の表面張力を
さげるので非画線部分への濡れ性がよくなり、給湿液の
量が少なくてすむので、インキの乳化が少なくなり、イ
ンキと給湿液の供給量のバランスの調整が簡単である等
作業面での利点が多くあって広く用いられている。
ピルアルコール(IPA)を給湿液中へ約10〜25%
添加して用いられている。IPAは給湿液の表面張力を
さげるので非画線部分への濡れ性がよくなり、給湿液の
量が少なくてすむので、インキの乳化が少なくなり、イ
ンキと給湿液の供給量のバランスの調整が簡単である等
作業面での利点が多くあって広く用いられている。
【0004】近年、産業公害や環境問題に対する関心が
高まり、IPAのような有機溶剤の使用が安全衛生面か
ら規制される傾向にある。この為、例えば、特公昭55
−25075号公報、同55−19757号公報には、
種々の界面活性剤を含有する給湿液組成物が提案されて
いる。しかしこれらの給湿液を使用すると、表面張力は
低下するが、IPAを用いた給湿液に比べると、インキ
と水の供給量のバランスが取りにくく、非画線部分への
濡れ性が十分ではなかった。
高まり、IPAのような有機溶剤の使用が安全衛生面か
ら規制される傾向にある。この為、例えば、特公昭55
−25075号公報、同55−19757号公報には、
種々の界面活性剤を含有する給湿液組成物が提案されて
いる。しかしこれらの給湿液を使用すると、表面張力は
低下するが、IPAを用いた給湿液に比べると、インキ
と水の供給量のバランスが取りにくく、非画線部分への
濡れ性が十分ではなかった。
【0005】一方、IPAに替わる化合物として、特開
平4−363297号、特開平4−220398号、特
開平2−310092号に示されるように、一般的に表
面張力をさげるために様々な有機溶剤、例えばアルコー
ル類(エチルアルコール、ブチルアルコール等)、エー
テル類(エチレングリコール、トリエチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチル
エーテル等)、ポリオール類(グリセリン等)を含有し
ている給湿液が記載されている。更に、特開昭57−1
99693号には、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
ールと完全水溶性のプロピレングリコール、エチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等の少なくとも1種を含有する給湿液が記載されて
いる。これらの給湿液組成物はIPAを含有しないた
め、安全衛生面では有利になるが、高速印刷時におい
て、非画線部分の濡れ性が十分ではなく汚れが生じた
り、網点部分が絡んできたりする問題が生じる。
平4−363297号、特開平4−220398号、特
開平2−310092号に示されるように、一般的に表
面張力をさげるために様々な有機溶剤、例えばアルコー
ル類(エチルアルコール、ブチルアルコール等)、エー
テル類(エチレングリコール、トリエチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチル
エーテル等)、ポリオール類(グリセリン等)を含有し
ている給湿液が記載されている。更に、特開昭57−1
99693号には、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
ールと完全水溶性のプロピレングリコール、エチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等の少なくとも1種を含有する給湿液が記載されて
いる。これらの給湿液組成物はIPAを含有しないた
め、安全衛生面では有利になるが、高速印刷時におい
て、非画線部分の濡れ性が十分ではなく汚れが生じた
り、網点部分が絡んできたりする問題が生じる。
【0006】更には、特開平5−221179号、特開
平8−132753号には、安全衛生上および消防安全
上問題がなく、アルミニウム版を粗面化し陽極酸化した
支持体を用いた印刷版の印刷性を向上させるとして3価
以上の多価アルコールにプロピレンオキサイド付加体、
あるいは、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
付加体の化合物を含有する給湿液組成物が記載されてい
る。これらの給湿液組成物は確かに安全衛生および消防
安全上の問題はないが、印刷機、給水機構、インキ、印
刷版等の印刷条件の組み合わせによっては非画像部に汚
れが生じたり、網点部分が絡んできたりするという問題
が生じる場合がある。
平8−132753号には、安全衛生上および消防安全
上問題がなく、アルミニウム版を粗面化し陽極酸化した
支持体を用いた印刷版の印刷性を向上させるとして3価
以上の多価アルコールにプロピレンオキサイド付加体、
あるいは、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
付加体の化合物を含有する給湿液組成物が記載されてい
る。これらの給湿液組成物は確かに安全衛生および消防
安全上の問題はないが、印刷機、給水機構、インキ、印
刷版等の印刷条件の組み合わせによっては非画像部に汚
れが生じたり、網点部分が絡んできたりするという問題
が生じる場合がある。
【0007】他方、近年では作業環境や地球環境の面か
ら、従来使用していた石油系の溶剤の変わりに、芳香族
成分を含まないアロマフリー溶剤を用いたアロマフリー
平版インキ(AFインキ)が開発され上市されている。
更に、アメリカでは、1970年代に起きたオイルショ
ック時にアメリカ新聞協会(NAA)が石油系溶剤の変
わりに植物油に注目して新聞用インキ溶剤として大豆油
が使用され始めた。その後1980年代後半から199
0年代前半にアメリカ政府や、アメリカ大豆協会(AS
A)が、環境保護(大気汚染防止)や農業振興のため
に、積極的に大豆油(植物油)インキの使用を進めたた
め大豆油インキの利用が急速に進んだ。
ら、従来使用していた石油系の溶剤の変わりに、芳香族
成分を含まないアロマフリー溶剤を用いたアロマフリー
平版インキ(AFインキ)が開発され上市されている。
更に、アメリカでは、1970年代に起きたオイルショ
ック時にアメリカ新聞協会(NAA)が石油系溶剤の変
わりに植物油に注目して新聞用インキ溶剤として大豆油
が使用され始めた。その後1980年代後半から199
0年代前半にアメリカ政府や、アメリカ大豆協会(AS
A)が、環境保護(大気汚染防止)や農業振興のため
に、積極的に大豆油(植物油)インキの使用を進めたた
め大豆油インキの利用が急速に進んだ。
【0008】国内においても大量消費、大量廃棄の社会
から循環型社会への取り組み等環境問題に対する意識が
高くなり、大豆油インキの使用が多くなり、枚葉イン
キ、オフ輪ヒートセットインキ、フォームインキ、新聞
インキ等で大豆油インキが開発され上市されている。特
開平11−293169号には、アロマフリー溶剤、大
豆油を使用した印刷インキが記載されている。更に、特
開2000−143785号、同2000−15986
8号にも大豆油を使用した印刷インキが記載されてい
る。
から循環型社会への取り組み等環境問題に対する意識が
高くなり、大豆油インキの使用が多くなり、枚葉イン
キ、オフ輪ヒートセットインキ、フォームインキ、新聞
インキ等で大豆油インキが開発され上市されている。特
開平11−293169号には、アロマフリー溶剤、大
豆油を使用した印刷インキが記載されている。更に、特
開2000−143785号、同2000−15986
8号にも大豆油を使用した印刷インキが記載されてい
る。
【0009】しかし、大豆油インキも様々な問題点を抱
えている。枚葉インキにおいては、乾燥遅延が大きな問
題となっている。従来のオフセット枚葉及びオフ輪イン
キには乾性油(植物油)としてアマニ油や桐油が一般的
に使用されている。インキは紙等の原反に印刷されると
乾燥して「皮膜」を形成しなければならず、インキ中の
樹脂、乾性油が空気中の酸素と反応(酸化重合)して硬
化する。同じ植物油でもアマニ油や桐油に比べ大豆油
は、「半乾性油」と言われ、構成する脂肪酸の飽和度が
高く(ヨウ素化が低く)なっている。そのためインキに
使用した場合に酸化重合性が劣り乾燥性が悪くなる。
又、カラー印刷に用いる色インキは、比較的親水性の顔
料を用いているものが多く、これも乳化を促進させ、乾
燥性をより遅くする。乾燥性が遅くなると、インキの紙
上セット性が悪くなる。枚葉印刷機では、印刷された紙
は次々に積み重なっていくので、紙上セット性が悪いと
インキが次の紙の裏面に写る、いわゆる裏写りを生じる
という問題が生じる。これは、アート紙やコート紙を使
用した場合に顕著にあらわれ重大な問題となる。
えている。枚葉インキにおいては、乾燥遅延が大きな問
題となっている。従来のオフセット枚葉及びオフ輪イン
キには乾性油(植物油)としてアマニ油や桐油が一般的
に使用されている。インキは紙等の原反に印刷されると
乾燥して「皮膜」を形成しなければならず、インキ中の
樹脂、乾性油が空気中の酸素と反応(酸化重合)して硬
化する。同じ植物油でもアマニ油や桐油に比べ大豆油
は、「半乾性油」と言われ、構成する脂肪酸の飽和度が
高く(ヨウ素化が低く)なっている。そのためインキに
使用した場合に酸化重合性が劣り乾燥性が悪くなる。
又、カラー印刷に用いる色インキは、比較的親水性の顔
料を用いているものが多く、これも乳化を促進させ、乾
燥性をより遅くする。乾燥性が遅くなると、インキの紙
上セット性が悪くなる。枚葉印刷機では、印刷された紙
は次々に積み重なっていくので、紙上セット性が悪いと
インキが次の紙の裏面に写る、いわゆる裏写りを生じる
という問題が生じる。これは、アート紙やコート紙を使
用した場合に顕著にあらわれ重大な問題となる。
【0010】このような乳化しやすい大豆油インキを用
いた印刷に於いて、IPAの替わりに、界面活性剤や有
機溶剤を用いた給湿液で印刷すると、インキと給湿液の
供給のバランスが取りにくいため、より乳化を促進させ
ることになり乾燥性をさらに遅くしたり、画線部分への
インキの着肉性が悪くなり印刷物の濃度が低下するとい
う問題が生じた。
いた印刷に於いて、IPAの替わりに、界面活性剤や有
機溶剤を用いた給湿液で印刷すると、インキと給湿液の
供給のバランスが取りにくいため、より乳化を促進させ
ることになり乾燥性をさらに遅くしたり、画線部分への
インキの着肉性が悪くなり印刷物の濃度が低下するとい
う問題が生じた。
【0011】更には、印刷版や給湿液あるいは、給水機
構等の種類や印刷条件が変化することによって種々の欠
点を生じ、場合によっては全く使用することができない
ようなことが増加した。例えば保水性がPS版に比べて
低い銀塩印刷版を連続給水タイプの給水機構を持つ印刷
機で印刷すると従来のインキでも地汚れが生じていた
が、大豆油インキでは、地汚れの度合いが増加する傾向
にある。その為、大豆油インキを使用していても、印刷
版や給湿液あるいは給水機構等の印刷条件に左右されず
に印刷ができる給湿液組成物や印刷方法が望まれてい
る。
構等の種類や印刷条件が変化することによって種々の欠
点を生じ、場合によっては全く使用することができない
ようなことが増加した。例えば保水性がPS版に比べて
低い銀塩印刷版を連続給水タイプの給水機構を持つ印刷
機で印刷すると従来のインキでも地汚れが生じていた
が、大豆油インキでは、地汚れの度合いが増加する傾向
にある。その為、大豆油インキを使用していても、印刷
版や給湿液あるいは給水機構等の印刷条件に左右されず
に印刷ができる給湿液組成物や印刷方法が望まれてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、作業
環境上安全で、かつ、どのような印刷条件でも地汚れや
網ガラミのない良好な印刷物を得ることができる平版印
刷用給湿液組成物を提供することである。更に、本発明
の他の目的は、大豆油を含有したインキを用いて印刷を
実施しても乳化を促進させず、画線部分へのインキの着
肉性を落とさず印刷物の濃度を低下させることなく良好
な印刷物を得ることができる印刷方法を提供することで
ある。
環境上安全で、かつ、どのような印刷条件でも地汚れや
網ガラミのない良好な印刷物を得ることができる平版印
刷用給湿液組成物を提供することである。更に、本発明
の他の目的は、大豆油を含有したインキを用いて印刷を
実施しても乳化を促進させず、画線部分へのインキの着
肉性を落とさず印刷物の濃度を低下させることなく良好
な印刷物を得ることができる印刷方法を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は下
記の発明によって基本的に達成された。 (1)3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイ
ドを付加した化合物と次の〜に示される化合物の少
なくとも1つを含有する平版印刷版用給湿液組成物。
記の発明によって基本的に達成された。 (1)3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイ
ドを付加した化合物と次の〜に示される化合物の少
なくとも1つを含有する平版印刷版用給湿液組成物。
【化2】 (式中、R1、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基、アルケニル基を表し、n、mは該化合物の平均分
子量を250以上するのに必要なモル数である。) ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物
もしくは、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル化合物 アセチレングリコールのオキシエチレン付加物 3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドを付加した化合物 (2)大豆油を含有したインキと3価以上の多価アルコ
ールにアルキレンオキサイドを付加した化合物を含有し
た給湿液組成物を用いる平版印刷版の印刷方法。
ル基、アルケニル基を表し、n、mは該化合物の平均分
子量を250以上するのに必要なモル数である。) ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物
もしくは、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル化合物 アセチレングリコールのオキシエチレン付加物 3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドを付加した化合物 (2)大豆油を含有したインキと3価以上の多価アルコ
ールにアルキレンオキサイドを付加した化合物を含有し
た給湿液組成物を用いる平版印刷版の印刷方法。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明の給湿液組成物は、3価以上の多価アルコ
ールのプロピレンオキサイド付加した化合物(以後、3
価アルコールのPO付加物という)を含有する。本発明
に用いられる3価以上の多価アルコールとしては、3価
のアルコールとしてグリセリン、ジグリセリン、トリグ
リセリン等のポリグリセリン類、トリメチロールメタ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール等のトリオール類、4価のアルコー
ルとしてペンタエリスリトール、5価以上の多価アルコ
ールとしてソルビトール、マンニットに代表される多糖
類等がある。
する。本発明の給湿液組成物は、3価以上の多価アルコ
ールのプロピレンオキサイド付加した化合物(以後、3
価アルコールのPO付加物という)を含有する。本発明
に用いられる3価以上の多価アルコールとしては、3価
のアルコールとしてグリセリン、ジグリセリン、トリグ
リセリン等のポリグリセリン類、トリメチロールメタ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール等のトリオール類、4価のアルコー
ルとしてペンタエリスリトール、5価以上の多価アルコ
ールとしてソルビトール、マンニットに代表される多糖
類等がある。
【0015】これらのアルコール類に付加するプロピレ
ンオキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として
表すと化合物の好適な分子量は500〜5000であ
り、特に好ましくは700〜2000である。分子量が
500より少ないと、表面張力の低下効果が少なく印刷
性が悪くなる。また5000より大きいと水の応答性時
間がかかるため印刷性を悪くする。更には、水に対する
溶解性が十分でなく、高濃度の濃縮給湿液組成物を得る
のに不利などの問題もある。また、本発明の3価アルコ
ールのPO付加物にはエチレンオキサイドは付加しない
のが好ましい。
ンオキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として
表すと化合物の好適な分子量は500〜5000であ
り、特に好ましくは700〜2000である。分子量が
500より少ないと、表面張力の低下効果が少なく印刷
性が悪くなる。また5000より大きいと水の応答性時
間がかかるため印刷性を悪くする。更には、水に対する
溶解性が十分でなく、高濃度の濃縮給湿液組成物を得る
のに不利などの問題もある。また、本発明の3価アルコ
ールのPO付加物にはエチレンオキサイドは付加しない
のが好ましい。
【0016】上記3価アルコールのPO付加物の含有量
は給湿液中に0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜
2重量%である。以下に本発明に用いられる3価アルコ
ールのPO付加物の代表的なものを記載するが、これら
に限定されるものではない。
は給湿液中に0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜
2重量%である。以下に本発明に用いられる3価アルコ
ールのPO付加物の代表的なものを記載するが、これら
に限定されるものではない。
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】本発明の給湿液組成物は上記化合物に加え
更に、以下の〜の化合物の少なくとも1つを併用す
ることにより、良好な印刷性能が得られることを見いだ
した。 前記化2の化合物 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物
もしくは、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル化合物 アセチレングリコールのオキシエチレン付加物 3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドを付加した化合物
更に、以下の〜の化合物の少なくとも1つを併用す
ることにより、良好な印刷性能が得られることを見いだ
した。 前記化2の化合物 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物
もしくは、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル化合物 アセチレングリコールのオキシエチレン付加物 3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドを付加した化合物
【0022】本発明に用いられる化2の化合物は、
R1、R2は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、
アルケニル基を表し、R1として好ましいのは、炭素数
1〜4のアルキル基である。アルキル基としては、メチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、
tersブチル基が上げられる。R2として好ましいのは、
水 素原子、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニル基
である。分子量は250以上で好ましくは500〜30
00である。該化合物のnで表されるエチレンオキサイ
ド基とmで表されるプロピレンオキサイド基の結合構造
としては、ブロック構造、ランダム構造のどちらでも良
い。該化合物の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量
%、好ましくは0.1〜2重量%である。化2の化合物
は日本油脂(株)社製ユニルーブ50MBシリーズ、ユ
ニセーフPKA5015、プロノンシリーズ等市販され
ている。以下に本発明に用いられる化2の化合物の代表
的なものを記載するが、これらに限定されるものではな
い。
R1、R2は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、
アルケニル基を表し、R1として好ましいのは、炭素数
1〜4のアルキル基である。アルキル基としては、メチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、
tersブチル基が上げられる。R2として好ましいのは、
水 素原子、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニル基
である。分子量は250以上で好ましくは500〜30
00である。該化合物のnで表されるエチレンオキサイ
ド基とmで表されるプロピレンオキサイド基の結合構造
としては、ブロック構造、ランダム構造のどちらでも良
い。該化合物の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量
%、好ましくは0.1〜2重量%である。化2の化合物
は日本油脂(株)社製ユニルーブ50MBシリーズ、ユ
ニセーフPKA5015、プロノンシリーズ等市販され
ている。以下に本発明に用いられる化2の化合物の代表
的なものを記載するが、これらに限定されるものではな
い。
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】
【化13】
【0030】本発明に用いられるポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル化合物もしくは、ポリオキシエ
チレンソルビット脂肪酸エステル化合物は、エチレンオ
キシ基の付加したソルビタンもしくはソルビットと高級
脂肪酸とのエステル化反応で作られる非イオン性界面活
性剤の一群である。エチレンオキシ基の繰り返し単位は
5以上、合計では5〜180、脂肪酸は好ましくは炭素
数10以上、例えばラウリル酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸等が用いられる。脂肪酸エステルは
モノ、ジ、トリ、テトラ等の形を取り得る。該化合物の
添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ましくは
0.1〜2重量%である。ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルとしては日光ケミカル(株)社製のニ
ッコールTP−10、同TS−10、同TS−30、同
TO−10、同TO−30等、日本油脂(株)社製のノ
ニオンLT−221、同PT−221、同ST−22
1、同OT−221等がある。ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステルとしてはニッコールGO−46
0、同GS−460等が市販されている。以下に本発明
に用いられる化合物の代表的なものを記載するが、これ
らに限定されるものではない。
ルビタン脂肪酸エステル化合物もしくは、ポリオキシエ
チレンソルビット脂肪酸エステル化合物は、エチレンオ
キシ基の付加したソルビタンもしくはソルビットと高級
脂肪酸とのエステル化反応で作られる非イオン性界面活
性剤の一群である。エチレンオキシ基の繰り返し単位は
5以上、合計では5〜180、脂肪酸は好ましくは炭素
数10以上、例えばラウリル酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸等が用いられる。脂肪酸エステルは
モノ、ジ、トリ、テトラ等の形を取り得る。該化合物の
添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ましくは
0.1〜2重量%である。ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルとしては日光ケミカル(株)社製のニ
ッコールTP−10、同TS−10、同TS−30、同
TO−10、同TO−30等、日本油脂(株)社製のノ
ニオンLT−221、同PT−221、同ST−22
1、同OT−221等がある。ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステルとしてはニッコールGO−46
0、同GS−460等が市販されている。以下に本発明
に用いられる化合物の代表的なものを記載するが、これ
らに限定されるものではない。
【0031】
【化14】
【0032】
【化15】
【0033】
【化16】
【0034】
【化17】
【0035】本発明に用いられるアセチレングリコール
のオキシエチレン付加物は化18で表される。
のオキシエチレン付加物は化18で表される。
【0036】
【化18】
【0037】R1、R2、R3、R4は好ましくは炭素数4
までのアルキル基を示し、特にR1、R3はメチル基が好
ましい。n+m=Nはエチレンオキサイドの付加モル数
を表し、好ましくは3以上である。
までのアルキル基を示し、特にR1、R3はメチル基が好
ましい。n+m=Nはエチレンオキサイドの付加モル数
を表し、好ましくは3以上である。
【0038】本発明に用いられる該化合物の添加量は、
給湿液中に0.005〜3重量%、好ましくは0.05
〜1重量%である。アセチレングリコールのオキシエチ
レン付加物は日信化学工業(株)によってサーフィノー
ル、オルフィンの商品名で販売されている。化19に本
発明に用いられる化合物の代表的なものを記載するが、
これらに限定されるものではない。
給湿液中に0.005〜3重量%、好ましくは0.05
〜1重量%である。アセチレングリコールのオキシエチ
レン付加物は日信化学工業(株)によってサーフィノー
ル、オルフィンの商品名で販売されている。化19に本
発明に用いられる化合物の代表的なものを記載するが、
これらに限定されるものではない。
【0039】
【化19】
【0040】本発明に用いられる3価以上の多価アルコ
ールにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付
加した化合物は、アルコール類にプロピレンオキサイド
とエチレンオキサイドを付加反応させ合成する。多価ア
ルコールとしては、3価のアルコールとしてグリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン等のポリグリセリン
類、トリメチロールメタン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール等のトリオ
ール類、4価のアルコールとしてペンタエリスリトー
ル、5価以上の多価アルコールとしてソルビトール、マ
ンニットに代表される多糖類等がある。
ールにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付
加した化合物は、アルコール類にプロピレンオキサイド
とエチレンオキサイドを付加反応させ合成する。多価ア
ルコールとしては、3価のアルコールとしてグリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン等のポリグリセリン
類、トリメチロールメタン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール等のトリオ
ール類、4価のアルコールとしてペンタエリスリトー
ル、5価以上の多価アルコールとしてソルビトール、マ
ンニットに代表される多糖類等がある。
【0041】これらのアルコール類に付加するエチレン
オキサイドとプロピレンオキサイドの重量比は、10:
90〜75:25が望ましく、より好ましくは10:9
0〜50:50である。エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの結合構造としては、ブロック構造、ラン
ダム構造のどちらでも良い。エチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量と
して表すと化合物の好ましい分子量は500〜5000
であり、特に好ましくは700〜3500である。該化
合物の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ま
しくは0.1〜2重量%である。本発明に用いられる化
合物の代表的なものを記載するが、これらに限定される
ものではない。
オキサイドとプロピレンオキサイドの重量比は、10:
90〜75:25が望ましく、より好ましくは10:9
0〜50:50である。エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの結合構造としては、ブロック構造、ラン
ダム構造のどちらでも良い。エチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量と
して表すと化合物の好ましい分子量は500〜5000
であり、特に好ましくは700〜3500である。該化
合物の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ま
しくは0.1〜2重量%である。本発明に用いられる化
合物の代表的なものを記載するが、これらに限定される
ものではない。
【0042】
【化20】
【0043】
【化21】
【0044】これら〜の化合物は、3価以上の多価
アルコールにプロピレンオキサイドを付加した化合物と
併用することにより特異的に給湿液組成物の性能が向上
する。
アルコールにプロピレンオキサイドを付加した化合物と
併用することにより特異的に給湿液組成物の性能が向上
する。
【0045】次に本発明の大豆油分を含有したインキ
(以下、大豆油インキと言う)を用いた印刷方法につい
て記載する。該印刷方法は、大豆油インキと、給湿液組
成物として3価以上の多価アルコールにアルキレンオキ
サイドを付加した化合物を用いる。
(以下、大豆油インキと言う)を用いた印刷方法につい
て記載する。該印刷方法は、大豆油インキと、給湿液組
成物として3価以上の多価アルコールにアルキレンオキ
サイドを付加した化合物を用いる。
【0046】本発明に係わる大豆油インキは、通常、有
機・無機顔料、バインダー樹脂、大豆油、高沸点石油系
溶剤を混合したものであり、その他に補助剤として可塑
剤、安定剤、乾燥剤、増粘剤、分散剤、充填剤などを含
んでいても良い。
機・無機顔料、バインダー樹脂、大豆油、高沸点石油系
溶剤を混合したものであり、その他に補助剤として可塑
剤、安定剤、乾燥剤、増粘剤、分散剤、充填剤などを含
んでいても良い。
【0047】本発明に係わる大豆油インキに使用する大
豆油の添加量は、インキの種類によって異なるが、枚葉
インキ、フォームインキで20重量%以上、オフ輪ヒー
トセットインキで7重量%以上、新聞インキでは、墨イ
ンキ40重量%以上、色インキで30重量%以上を含有
していることである。この含有量は、前記ASAが規定
する大豆油含有インキであり、ソイロゴシールを貼るこ
とが出来き、これらを総称して大豆油インキと呼ぶ。
豆油の添加量は、インキの種類によって異なるが、枚葉
インキ、フォームインキで20重量%以上、オフ輪ヒー
トセットインキで7重量%以上、新聞インキでは、墨イ
ンキ40重量%以上、色インキで30重量%以上を含有
していることである。この含有量は、前記ASAが規定
する大豆油含有インキであり、ソイロゴシールを貼るこ
とが出来き、これらを総称して大豆油インキと呼ぶ。
【0048】有機・無機顔料としては、ジスアゾイエロ
ー、ブリリアントカーミン6B、フタロシアニンブル
ー、レーキレッドC、カーボンブラック、酸化チタン、
炭酸カルシウム等を使用することが出来る。
ー、ブリリアントカーミン6B、フタロシアニンブル
ー、レーキレッドC、カーボンブラック、酸化チタン、
炭酸カルシウム等を使用することが出来る。
【0049】バインダー樹脂としては、ロジン、コーパ
ル、ダンマル、セラック、硬化ロジン、ロジンエステル
等の天然または加工樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性
フェノール樹脂、100%フェノール樹脂、マレイン酸
樹脂、アルキド樹脂、石油樹脂、ビニル樹脂、アクリル
樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキド
樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノブラスト樹脂などが好
ましい。
ル、ダンマル、セラック、硬化ロジン、ロジンエステル
等の天然または加工樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性
フェノール樹脂、100%フェノール樹脂、マレイン酸
樹脂、アルキド樹脂、石油樹脂、ビニル樹脂、アクリル
樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキド
樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノブラスト樹脂などが好
ましい。
【0050】高沸点石油系溶剤としては、市販されてい
る石油系炭化水素溶剤でノルマルパラフィンまたはイソ
パラフィン単独組成物、パラフィン及びナフテンの化合
物、パラフィン及びナフテン及びアロマの化合物等が挙
げられる。市販品としては、例えば、日本石油化学社製
の「アイソランS」「アイソランR」「5号ソルベン
ト」「6号ソルベント」「7号ソルベント」「AFソル
ベント5」「AFソルベント6」「AFソルベント7」
等が挙げられる。
る石油系炭化水素溶剤でノルマルパラフィンまたはイソ
パラフィン単独組成物、パラフィン及びナフテンの化合
物、パラフィン及びナフテン及びアロマの化合物等が挙
げられる。市販品としては、例えば、日本石油化学社製
の「アイソランS」「アイソランR」「5号ソルベン
ト」「6号ソルベント」「7号ソルベント」「AFソル
ベント5」「AFソルベント6」「AFソルベント7」
等が挙げられる。
【0051】これらの成分については、平版印刷インキ
において、大豆油7〜40重量%、バインダー樹脂5〜
30重量%、有機・無機顔料5〜30重量%、高沸点石
油系溶剤1〜60重量%の範囲で混合される。本発明に
係わる大豆油インキは、各インキメーカーより販売され
ており容易に入手することができる。
において、大豆油7〜40重量%、バインダー樹脂5〜
30重量%、有機・無機顔料5〜30重量%、高沸点石
油系溶剤1〜60重量%の範囲で混合される。本発明に
係わる大豆油インキは、各インキメーカーより販売され
ており容易に入手することができる。
【0052】次に、3価以上の多価アルコールにアルキ
レンオキサイドを付加した化合物について詳細に説明す
る。3価以上の多価アルコールとしては、3価のアルコ
ールとしてグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン
等のポリグリセリン類、トリメチロールメタン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール等のトリオール類、4価のアルコールとしてペ
ンタエリスリトール、5価以上の多価アルコールとして
ソルビトール、マンニットに代表される多糖類等があ
る。
レンオキサイドを付加した化合物について詳細に説明す
る。3価以上の多価アルコールとしては、3価のアルコ
ールとしてグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン
等のポリグリセリン類、トリメチロールメタン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール等のトリオール類、4価のアルコールとしてペ
ンタエリスリトール、5価以上の多価アルコールとして
ソルビトール、マンニットに代表される多糖類等があ
る。
【0053】アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ドであるが、好ましくは、プロピレンオキサイドまた
は、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの併用
である。これらのアルコール類に付加するアルキレンオ
キサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として表す
と化合物の好適な分子量は500〜5000であり、特
に好ましくは700〜2000である。分子量が500
より少ないと、表面張力の低下効果が少なく印刷性が悪
くなる。また5000より大きいと水の応答性時間がか
かるため印刷性を悪くする。更に、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドの併用の場合エチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドの重量比は、10:90〜7
5:25が望ましく、より好ましくは10:90〜5
0:50である。エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドの結合構造としては、ブロック構造、ランダム構
造のどちらでも良い。エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として表
すと、化合物の好ましい分子量は500〜5000であ
り、特に好ましくは700〜2000である。該化合物
の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ましく
は0.1〜2重量%である。本発明に用いられる化合物
の代表的なものを記載するが、これらに限定されるもの
ではない。
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ドであるが、好ましくは、プロピレンオキサイドまた
は、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの併用
である。これらのアルコール類に付加するアルキレンオ
キサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として表す
と化合物の好適な分子量は500〜5000であり、特
に好ましくは700〜2000である。分子量が500
より少ないと、表面張力の低下効果が少なく印刷性が悪
くなる。また5000より大きいと水の応答性時間がか
かるため印刷性を悪くする。更に、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドの併用の場合エチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドの重量比は、10:90〜7
5:25が望ましく、より好ましくは10:90〜5
0:50である。エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドの結合構造としては、ブロック構造、ランダム構
造のどちらでも良い。エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドの付加数量は、化合物全体の分子量として表
すと、化合物の好ましい分子量は500〜5000であ
り、特に好ましくは700〜2000である。該化合物
の添加量は、給湿液中に0.01〜5重量%、好ましく
は0.1〜2重量%である。本発明に用いられる化合物
の代表的なものを記載するが、これらに限定されるもの
ではない。
【0054】
【化22】
【0055】
【化23】
【0056】
【化24】
【0057】
【化25】
【0058】
【化26】
【0059】更に、給湿液組成物に、上記の化合物に加
えて、前記した〜の化合物の少なくとも1つを併用
することにより、より良好な印刷性能が得られることを
見いだした。
えて、前記した〜の化合物の少なくとも1つを併用
することにより、より良好な印刷性能が得られることを
見いだした。
【0060】本発明の給湿液組成物には、前記の化合物
の他にpH緩衝剤、水溶性高分子、界面活性剤、可溶化
剤、防腐剤、防錆剤、キレート化合物、泡消剤、着色
剤、腐食防止剤等の成分を必要に応じて添加することが
できる。pH緩衝剤としてはクエン酸、酢酸、酒石酸、
硝酸、リン酸等とこれらの金属塩等であり、水溶性高分
子としては、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、デキストリン、アルギン酸ナトリウム等、界面活性
剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、両
性界面活性剤、フッ素系活性剤等、可溶化剤としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレ
ングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールイソブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル等、防腐剤と
しては、ホルマリン、ベンズトリアゾール誘導体、4−
イソチアゾリン−3−オン化合物等である。
の他にpH緩衝剤、水溶性高分子、界面活性剤、可溶化
剤、防腐剤、防錆剤、キレート化合物、泡消剤、着色
剤、腐食防止剤等の成分を必要に応じて添加することが
できる。pH緩衝剤としてはクエン酸、酢酸、酒石酸、
硝酸、リン酸等とこれらの金属塩等であり、水溶性高分
子としては、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、デキストリン、アルギン酸ナトリウム等、界面活性
剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、両
性界面活性剤、フッ素系活性剤等、可溶化剤としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレ
ングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールイソブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル等、防腐剤と
しては、ホルマリン、ベンズトリアゾール誘導体、4−
イソチアゾリン−3−オン化合物等である。
【0061】防錆剤としては、ベンゾトリアゾール、チ
オサリチル酸等、キレート化剤としては、エチレンジア
ミンテトラ酢酸、そのカリウム塩、ナトリウム塩、1−
ヒドロキシエタンー1,1−ジホスホン酸とそのカリウ
ム塩、ナトリウム塩等、泡消剤としては、シリコン系泡
消剤等、腐食防止剤としては、硝酸マグネシウム、硝酸
カルシウム等である。
オサリチル酸等、キレート化剤としては、エチレンジア
ミンテトラ酢酸、そのカリウム塩、ナトリウム塩、1−
ヒドロキシエタンー1,1−ジホスホン酸とそのカリウ
ム塩、ナトリウム塩等、泡消剤としては、シリコン系泡
消剤等、腐食防止剤としては、硝酸マグネシウム、硝酸
カルシウム等である。
【0062】更に、本発明の給湿液組成物には平均粒子
径0.1μm以下の無機微粒子、例えばコロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナの様な親水性コロイド粒子を含
有することができる。
径0.1μm以下の無機微粒子、例えばコロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナの様な親水性コロイド粒子を含
有することができる。
【0063】本発明に係わる大豆油分を含有した平版印
刷インキは、給湿液を使用してオフセット印刷する平版
印刷版であればそれら種類に関係なく適用することがで
きる。
刷インキは、給湿液を使用してオフセット印刷する平版
印刷版であればそれら種類に関係なく適用することがで
きる。
【0064】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、勿
論これだけに限定されるものではない。なお、%は特に
指定のない限り重量%を示す。
論これだけに限定されるものではない。なお、%は特に
指定のない限り重量%を示す。
【0065】実施例1 給湿液組成物として以下の組成の物を作製した。 pH緩衝剤 クエン酸 10g クエン酸3ナトリウム 15g リン酸 3g 水溶性高分子 カルホ゛キシメチルセルロース 4g 腐食防止剤 硝酸カルシウム 10g 可溶化剤 エチレンク゛リコールモノイソフ゛チルエーテル 200g 化合物A 20g 化合物B xg 純水を加えて1000mlとした。
【0066】上記給湿液組成物の化合物Aと化合物Bの
組み合わせと化合物Bの使用量xgを表1に示す。
組み合わせと化合物Bの使用量xgを表1に示す。
【0067】
【表1】 ──────────────────────────── 給湿液 化合物A 化合物B xg ──────────────────────────── 本発明1 化3 化9 20g 2 化3 化12 20g 3 化3 化14 10g 4 化3 化19 10g 5 化3 化20 20g 6 化5 化9 20g 7 化5 化12 20g 比較例1 なし なし − 2 化3 なし − 3 化5 なし − 4 なし 化9 20g ────────────────────────────
【0068】試験方法 印刷版として、シルバーディジプレートSDP−FR1
75(三菱製紙(株)社製銀塩平版印刷版)を使用し、
自動製版機SDPEco1630、処理液にSLM−E
AC現像液、SLM−EST安定液(いずれも三菱製紙
(株)社製)を用いて製版を実施した。印刷機にはRY
OBI560(RYOBI社製印刷機、ダールグレン連
続給水装置付)を用い、インキにニューチャンピオンF
グロス紫Sタイプ(大日本インキ社製)を用いた。給湿
液には実施例1〜7、比較例1〜4の組成の給湿液組成
物を50倍希釈して印刷を実施した。印刷性の評価は、
印刷物の地汚れの発生または網ガラミによる良好な印刷
物が得られなくなるまでの印刷枚数で評価した。表2に
結果を示す。 10000枚以上 A 7500枚〜10000枚未満 B 5000枚〜7500枚未満 C 5000枚未満 D
75(三菱製紙(株)社製銀塩平版印刷版)を使用し、
自動製版機SDPEco1630、処理液にSLM−E
AC現像液、SLM−EST安定液(いずれも三菱製紙
(株)社製)を用いて製版を実施した。印刷機にはRY
OBI560(RYOBI社製印刷機、ダールグレン連
続給水装置付)を用い、インキにニューチャンピオンF
グロス紫Sタイプ(大日本インキ社製)を用いた。給湿
液には実施例1〜7、比較例1〜4の組成の給湿液組成
物を50倍希釈して印刷を実施した。印刷性の評価は、
印刷物の地汚れの発生または網ガラミによる良好な印刷
物が得られなくなるまでの印刷枚数で評価した。表2に
結果を示す。 10000枚以上 A 7500枚〜10000枚未満 B 5000枚〜7500枚未満 C 5000枚未満 D
【0069】
【表2】
【0070】実施例2 印刷版を市販のPS版に変えて実施例1を繰り返した。
結果は実施例1と全く同様であった。
結果は実施例1と全く同様であった。
【0071】実施例3 次に以下の給湿液組成物を作製した。 pH緩衝剤 クエン酸 10g クエン酸3ナトリウム 15g リン酸 5g 水溶性高分子 アラビアゴム 5g 腐食防止剤 硝酸マグネシウム 20g 可溶化剤 シ゛エチレンク゛リコールモノイソフ゛チルエーテル 250g 化合物C 20g 化合物D xg 純水を加えて1000mlとした。
【0072】上記給湿液組成物の化合物Cと化合物Dの
組み合わせと化合物Dの使用量xgを表3に示す。
組み合わせと化合物Dの使用量xgを表3に示す。
【0073】
【表3】 ────────────────────────────── 給湿液 化合物C 化合物D xg ────────────────────────────── 本発明8 化22 なし − 9 化24 なし − 10 化25 なし − 11 化26 なし − 12 化22 化9 20 13 化22 化12 20 14 化22 化14 10 15 化22 化19 10 16 化22 化20 20 17 化26 化9 20 18 化26 化12 20 19 化26 化19 10 比較例5 なし なし − 6 化合物E なし − 7 なし 化9 20 8 なし 化12 20 9 化合物E 化9 20 ────────────────────────────── 化合物Eはグリセリンである。
【0074】試験方法、評価は、実施例1のインキをニ
ューチャンピオンナチュラリス紫Sタイプ(大日本イン
キ社製大豆油インキ)に変えて同様に行った。結果を表
4に示す。 試験方法 印刷版として、シルバーディジプレートSDP−FR1
75(三菱製紙(株)社製銀塩平版印刷版)を使用し、
自動製版機SDPEco1630、処理液にSLM−E
AC現像液、SLM−EST安定液(いずれも三菱製紙
(株)社製)を用いて製版を実施した。印刷機にはSP
RINT26(小森社製印刷機、コモリマチック(版面
給水)連続給水装置付)を用い、インキにニューチャン
ピオンナチュラリス紫Sタイプ(大日本インキ社製大豆
油インキ)を用いた。給湿液には実施例8〜19、比較
例5〜9の組成の給湿液組成物を50倍希釈して印刷を
実施した。印刷性の評価は、(1)乳化性:3000枚
印刷したときのインキ練りローラー上のインキの乳化状
態と、(2)印刷性:画線部分へのインキの着肉性低下
での濃度低下による良好な印刷物が得られなくなるまで
の印刷枚数で評価した。表2に結果を示す。
ューチャンピオンナチュラリス紫Sタイプ(大日本イン
キ社製大豆油インキ)に変えて同様に行った。結果を表
4に示す。 試験方法 印刷版として、シルバーディジプレートSDP−FR1
75(三菱製紙(株)社製銀塩平版印刷版)を使用し、
自動製版機SDPEco1630、処理液にSLM−E
AC現像液、SLM−EST安定液(いずれも三菱製紙
(株)社製)を用いて製版を実施した。印刷機にはSP
RINT26(小森社製印刷機、コモリマチック(版面
給水)連続給水装置付)を用い、インキにニューチャン
ピオンナチュラリス紫Sタイプ(大日本インキ社製大豆
油インキ)を用いた。給湿液には実施例8〜19、比較
例5〜9の組成の給湿液組成物を50倍希釈して印刷を
実施した。印刷性の評価は、(1)乳化性:3000枚
印刷したときのインキ練りローラー上のインキの乳化状
態と、(2)印刷性:画線部分へのインキの着肉性低下
での濃度低下による良好な印刷物が得られなくなるまで
の印刷枚数で評価した。表2に結果を示す。
【0075】(1)乳化性 良い A やや悪い B 悪い C (2)印刷性 10000枚以上 A 5000枚〜10000枚未満 B 2000枚〜5000枚未満 C 2000枚未満 D
【0076】
【表4】
【0077】実施例4 実施例3の印刷版を市販のPS版に変えて実施例3を繰
り返した。結果は実施例3と全く同様であった。
り返した。結果は実施例3と全く同様であった。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、作業環境上安全でか
つ、印刷条件が変化しても地汚れのない良好な印刷物が
得られる平版印刷用給湿液組成物を提供することができ
る。更には、大豆油を含有したインキを用いて印刷を実
施しても乳化を促進させず地汚れを極めて良好に防止で
き、インキ濃度の高い良好な印刷物を得る印刷方法を提
供できる。
つ、印刷条件が変化しても地汚れのない良好な印刷物が
得られる平版印刷用給湿液組成物を提供することができ
る。更には、大豆油を含有したインキを用いて印刷を実
施しても乳化を促進させず地汚れを極めて良好に防止で
き、インキ濃度の高い良好な印刷物を得る印刷方法を提
供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 3価以上の多価アルコールにプロピレン
オキサイドを付加した化合物と次の〜に示される化
合物の少なくとも1つを含有する平版印刷版用給湿液組
成物。 【化1】 (式中、R1、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基、アルケニル基を表し、n、mは該化合物の平均分
子量を250以上するのに必要なモル数である。) ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル化合物
もしくは、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル化合物 アセチレングリコールのオキシエチレン付加物 3価以上の多価アルコールにプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドを付加した化合物 - 【請求項2】 大豆油を含有したインキと3価以上の多
価アルコールにアルキレンオキサイドを付加した化合物
を含有した給湿液組成物を用いる平版印刷版の印刷方
法。 - 【請求項3】 上記給湿液組成物が更に、請求項1に記
載の〜の化合物の少なくとも1つを含有する請求項
2に記載の平版印刷版の印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086797A JP2002283766A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 平版印刷版用給湿液組成物および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086797A JP2002283766A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 平版印刷版用給湿液組成物および印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283766A true JP2002283766A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18942123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001086797A Pending JP2002283766A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 平版印刷版用給湿液組成物および印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283766A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2042338A2 (en) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Fujifilm Corporation | Fountain solution composition for lithographic printing and heatset offset rotary printing process |
CN104139623A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-11-12 | 合肥环照高分子材料厂 | 一种无醇润版液及其制备方法 |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001086797A patent/JP2002283766A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2042338A2 (en) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Fujifilm Corporation | Fountain solution composition for lithographic printing and heatset offset rotary printing process |
CN104139623A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-11-12 | 合肥环照高分子材料厂 | 一种无醇润版液及其制备方法 |
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