JP2002283448A - 蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィルム - Google Patents
蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィルムInfo
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- JP2002283448A JP2002283448A JP2001093178A JP2001093178A JP2002283448A JP 2002283448 A JP2002283448 A JP 2002283448A JP 2001093178 A JP2001093178 A JP 2001093178A JP 2001093178 A JP2001093178 A JP 2001093178A JP 2002283448 A JP2002283448 A JP 2002283448A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二軸延伸ポリエステルフィルムの力学的強
度、耐熱性、寸法安定性、透明性を損なうことなく、良
好な直線引裂性を有し、しかも蒸着適性に優れる二軸延
伸ポリエステルフィルム、積層フィルム、蒸着フィルム
を提供する。 【解決手段】 蒸着フィルム用の二軸延伸ポリエステル
フィルムにおいて、酸成分がダイマー酸又はそのエステ
ル形成性誘導体を0.5〜30モル%含み、グリコール
成分が主として1,4−ブタンジオールからなる熱可塑
性ポリエステル樹脂Aと、酸成分が主としてテレフタル
酸又はそのエステル形成性誘導体からなり、グリコール
成分が主としてエチレングリコールからなる熱可塑性ポ
リエステル樹脂Bとの混合重量比が、A/B=5/95
〜50/50であり、少なくとも長手方向に直線引裂性
を有する。
度、耐熱性、寸法安定性、透明性を損なうことなく、良
好な直線引裂性を有し、しかも蒸着適性に優れる二軸延
伸ポリエステルフィルム、積層フィルム、蒸着フィルム
を提供する。 【解決手段】 蒸着フィルム用の二軸延伸ポリエステル
フィルムにおいて、酸成分がダイマー酸又はそのエステ
ル形成性誘導体を0.5〜30モル%含み、グリコール
成分が主として1,4−ブタンジオールからなる熱可塑
性ポリエステル樹脂Aと、酸成分が主としてテレフタル
酸又はそのエステル形成性誘導体からなり、グリコール
成分が主としてエチレングリコールからなる熱可塑性ポ
リエステル樹脂Bとの混合重量比が、A/B=5/95
〜50/50であり、少なくとも長手方向に直線引裂性
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸着用易引裂性二軸
延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィ
ルムに関する。
延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品、医薬品等の包装には、二軸
延伸されたプラスチックフィルムとヒートシール可能な
プラスチックフィルムを2層あるいは3層以上ラミネー
トした包装袋が広く使用されている。また、二軸延伸ポ
リエステルフィルムは蒸着適性にも優れ、蒸着加工によ
って優れたガスバリヤー性を発揮するため、食品包装分
野等において幅広く使用されている。
延伸されたプラスチックフィルムとヒートシール可能な
プラスチックフィルムを2層あるいは3層以上ラミネー
トした包装袋が広く使用されている。また、二軸延伸ポ
リエステルフィルムは蒸着適性にも優れ、蒸着加工によ
って優れたガスバリヤー性を発揮するため、食品包装分
野等において幅広く使用されている。
【0003】しかし、前記二軸延伸ポリエステルフィル
ムを用いた包装袋は、引裂開封性が悪いため、開封し難
いという問題がある。この引裂開封性を向上する方法と
して、フィルムに開封用のノッチ(切り込み)を形成し
ておく方法があるが、ノッチから引き裂く際に直線的に
引き裂けなかったり、引裂開封にかなりの力が必要にな
ったりする場合があり、開封の仕方によっては内容物が
飛散したり、内容物が液体の場合には零れて衣服を汚し
たり、柔らかい菓子の場合には割れたりすることもあ
る。
ムを用いた包装袋は、引裂開封性が悪いため、開封し難
いという問題がある。この引裂開封性を向上する方法と
して、フィルムに開封用のノッチ(切り込み)を形成し
ておく方法があるが、ノッチから引き裂く際に直線的に
引き裂けなかったり、引裂開封にかなりの力が必要にな
ったりする場合があり、開封の仕方によっては内容物が
飛散したり、内容物が液体の場合には零れて衣服を汚し
たり、柔らかい菓子の場合には割れたりすることもあ
る。
【0004】また、二軸延伸ポリエステルフィルム自体
に直線引裂性を付与する方法として、ポリテトラメチレ
ングリコール単位を含有したポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)をポリエチレンテレフタレート(PET)
に混合した二軸延伸ポリエステルフィルム(特開平10
−168293)が提案されている。しかし、前記ポリ
テトラメチレングリコール単位を含有したPBTをPE
Tに混合した二軸延伸ポリエステルフィルムは直線引裂
性に優れるものの、蒸着適性、とりわけアルミナ蒸着、
シリカ蒸着といった透明蒸着適性に劣り、ガスバリヤ及
び透明性が求められる用途には好適とは言い難い問題が
ある。
に直線引裂性を付与する方法として、ポリテトラメチレ
ングリコール単位を含有したポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)をポリエチレンテレフタレート(PET)
に混合した二軸延伸ポリエステルフィルム(特開平10
−168293)が提案されている。しかし、前記ポリ
テトラメチレングリコール単位を含有したPBTをPE
Tに混合した二軸延伸ポリエステルフィルムは直線引裂
性に優れるものの、蒸着適性、とりわけアルミナ蒸着、
シリカ蒸着といった透明蒸着適性に劣り、ガスバリヤ及
び透明性が求められる用途には好適とは言い難い問題が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するためになされたものであり、二軸延伸ポ
リエステルフィルムの特長である力学的強度、耐熱性、
寸法安定性、透明性を保持したまま、良好な直線引裂性
を有し、しかも蒸着適性に優れる二軸延伸ポリエステル
フィルム、積層フィルム、蒸着フィルムを提供するもの
である。
問題を解決するためになされたものであり、二軸延伸ポ
リエステルフィルムの特長である力学的強度、耐熱性、
寸法安定性、透明性を保持したまま、良好な直線引裂性
を有し、しかも蒸着適性に優れる二軸延伸ポリエステル
フィルム、積層フィルム、蒸着フィルムを提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、蒸着
フィルム用の二軸延伸ポリエステルフィルムにおいて、
酸成分がダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体を
0.5〜30モル%含み、主として1,4−ブタンジオ
ールをグリコール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂
Aと、酸成分が主としてテレフタル酸又はそのエステル
形成性誘導体からなり、主としてエチレングリコールを
グリコール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂Bとか
らなり、前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aと熱可塑性ポ
リエステル樹脂Bの混合比(重量比)が、熱可塑性ポリ
エステル樹脂A/熱可塑性ポリエステル樹脂B=5/9
5〜50/50であり、少なくとも長手方向に直線引裂
性を有することを特徴とする蒸着用易引裂性二軸延伸ポ
リエステルフィルムに係る。
フィルム用の二軸延伸ポリエステルフィルムにおいて、
酸成分がダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体を
0.5〜30モル%含み、主として1,4−ブタンジオ
ールをグリコール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂
Aと、酸成分が主としてテレフタル酸又はそのエステル
形成性誘導体からなり、主としてエチレングリコールを
グリコール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂Bとか
らなり、前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aと熱可塑性ポ
リエステル樹脂Bの混合比(重量比)が、熱可塑性ポリ
エステル樹脂A/熱可塑性ポリエステル樹脂B=5/9
5〜50/50であり、少なくとも長手方向に直線引裂
性を有することを特徴とする蒸着用易引裂性二軸延伸ポ
リエステルフィルムに係る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、引
張強度が147MPa〜343MPa、熱収縮率が3%
以下(150℃×30分)、ヘイズが15%以下である
ことを特徴とする。
張強度が147MPa〜343MPa、熱収縮率が3%
以下(150℃×30分)、ヘイズが15%以下である
ことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、複数の層が積層された積層フィルムにおいて、少な
くとも一層が請求項1又は2に記載された蒸着用易引裂
性二軸延伸ポリエステルフィルムからなることを特徴と
する。
て、複数の層が積層された積層フィルムにおいて、少な
くとも一層が請求項1又は2に記載された蒸着用易引裂
性二軸延伸ポリエステルフィルムからなることを特徴と
する。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は2の蒸着
用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムに、あるいは
請求項3の積層フィルムに蒸着薄膜層を積層したことを
特徴とする蒸着フィルムに係る。
用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムに、あるいは
請求項3の積層フィルムに蒸着薄膜層を積層したことを
特徴とする蒸着フィルムに係る。
【0010】請求項5の発明は、請求項4において、蒸
着薄膜層が透明蒸着薄膜層からなることを特徴とする。
着薄膜層が透明蒸着薄膜層からなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる熱可塑性ポリ
エステル樹脂Aは、酸成分がダイマー酸又はそのエステ
ル形成性誘導体を0.5〜30モル%含み、グリコール
成分が主として1,4−ブタンジオールであるポリブチ
レンテレフタレート(変性PBT)からなる。
エステル樹脂Aは、酸成分がダイマー酸又はそのエステ
ル形成性誘導体を0.5〜30モル%含み、グリコール
成分が主として1,4−ブタンジオールであるポリブチ
レンテレフタレート(変性PBT)からなる。
【0012】前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aにおける
酸成分のダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体組成
は0.5〜30モル%であることが必要であり、好まし
くは1〜20モル%、より好ましくは3〜15モル%で
ある。ダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体が0.
5%未満であると、得られる二軸延伸ポリエステルフィ
ルムに直線引裂性が発現せず、他方30モル%を越える
と、二軸延伸ポリエステルフィルムの力学的強度、ヘイ
ズなどの性能が低下し、安定した直線引裂性を得ること
ができなくなる。
酸成分のダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体組成
は0.5〜30モル%であることが必要であり、好まし
くは1〜20モル%、より好ましくは3〜15モル%で
ある。ダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体が0.
5%未満であると、得られる二軸延伸ポリエステルフィ
ルムに直線引裂性が発現せず、他方30モル%を越える
と、二軸延伸ポリエステルフィルムの力学的強度、ヘイ
ズなどの性能が低下し、安定した直線引裂性を得ること
ができなくなる。
【0013】使用可能なダイマー酸としては、不飽和脂
肪酸の二量体からなるジカルボン酸であって不飽和脂肪
酸の炭素数が18以上のものが好ましい。そのようなダ
イマー酸の例として、オレイン酸、エライジン酸、セト
レイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、リノール酸、リノ
レン酸等から選ばれた互いに異なる又は同一の不飽和脂
肪酸を用いて二量化したものが挙げられる。さらに、そ
のような二量化後に水素添加したものも使用することが
できる。なお、前記ダイマー酸は芳香環やシクロ環を含
むものでもよい。使用可能なダイマー酸の具体的商品名
の例として、PRIPOL 1008,1009,10
98,1012等(いずれもユニケマ社製)を挙げるこ
とができ、またダイマー酸のエステル形成性誘導体の例
としては、前記ダイマー酸PRIPOL 1008のエ
ステル形成性誘導体PRIPLAST 3008,前記
ダイマー酸PRIPOL 1009のエステル形成性誘
導体PRIPLAST 1899(いずれもユニケマ社
製)を挙げることができる。
肪酸の二量体からなるジカルボン酸であって不飽和脂肪
酸の炭素数が18以上のものが好ましい。そのようなダ
イマー酸の例として、オレイン酸、エライジン酸、セト
レイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、リノール酸、リノ
レン酸等から選ばれた互いに異なる又は同一の不飽和脂
肪酸を用いて二量化したものが挙げられる。さらに、そ
のような二量化後に水素添加したものも使用することが
できる。なお、前記ダイマー酸は芳香環やシクロ環を含
むものでもよい。使用可能なダイマー酸の具体的商品名
の例として、PRIPOL 1008,1009,10
98,1012等(いずれもユニケマ社製)を挙げるこ
とができ、またダイマー酸のエステル形成性誘導体の例
としては、前記ダイマー酸PRIPOL 1008のエ
ステル形成性誘導体PRIPLAST 3008,前記
ダイマー酸PRIPOL 1009のエステル形成性誘
導体PRIPLAST 1899(いずれもユニケマ社
製)を挙げることができる。
【0014】前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aの酸成分
におけるその他のものとして、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等が挙げられ
る。
におけるその他のものとして、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等が挙げられ
る。
【0015】前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aにおける
グリコール成分としては、1,4−ブタジオンジオール
が主として用いられる。
グリコール成分としては、1,4−ブタジオンジオール
が主として用いられる。
【0016】なお、前記熱可塑性ポリエステル樹脂A
(変性PBT)の製造は、公知の方法によって行われ、
限定されるものではない。
(変性PBT)の製造は、公知の方法によって行われ、
限定されるものではない。
【0017】本発明で用いられる熱可塑性ポリエステル
樹脂Bは、酸成分が主としてテレフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体からなり、グリコール成分が主として
エチレングリコールであるポリエチレンテレフタレート
(PET)からなる。
樹脂Bは、酸成分が主としてテレフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体からなり、グリコール成分が主として
エチレングリコールであるポリエチレンテレフタレート
(PET)からなる。
【0018】前記熱可塑性ポリエステル樹脂Bの酸成分
は、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体を主と
するが、他のものとして、アジピン酸、シュウ酸、マロ
ン酸、コハク酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタ
ル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸等が挙げられる。
は、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体を主と
するが、他のものとして、アジピン酸、シュウ酸、マロ
ン酸、コハク酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタ
ル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸等が挙げられる。
【0019】前記熱可塑性ポリエステル樹脂Bのグリコ
ール成分は、エチレングリコールを主とするが、他のも
のとして、プロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ポリアルキレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェ
ノールAまたはビスフェノールSのジエトキシ化合物等
が挙げられる。
ール成分は、エチレングリコールを主とするが、他のも
のとして、プロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ポリアルキレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェ
ノールAまたはビスフェノールSのジエトキシ化合物等
が挙げられる。
【0020】前記熱可塑性ポリエステル樹脂B(PE
T)の製造は、公知の方法によって行われる。すなわ
ち、テレフタル酸とエチレングリコールからの直接エー
テル法によりオリゴマーを得た後、溶融重合、あるいは
さらに固相重合等で得られるが、本発明の効果を損なわ
ない範囲であれば、他の成分を共重合することもでき
る。他の成分の例として、p−オキシ安息香酸、p−オ
キシエトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸、安息香
酸、ベンゾイル安息香酸、メトキシポリアルキレングリ
コール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロピレン、トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等が挙げられる。
T)の製造は、公知の方法によって行われる。すなわ
ち、テレフタル酸とエチレングリコールからの直接エー
テル法によりオリゴマーを得た後、溶融重合、あるいは
さらに固相重合等で得られるが、本発明の効果を損なわ
ない範囲であれば、他の成分を共重合することもでき
る。他の成分の例として、p−オキシ安息香酸、p−オ
キシエトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸、安息香
酸、ベンゾイル安息香酸、メトキシポリアルキレングリ
コール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロピレン、トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等が挙げられる。
【0021】前記熱可塑性ポリエステル樹脂A(変性P
BT)と熱可塑性ポリエステル樹脂B(PET)の混合
比(質量比)は、熱可塑性ポリエステル樹脂A/熱可塑
性ポリエステル樹脂B=5/95〜50/50、好まし
くは10/90〜30/70、より好ましくは10/9
0〜25/75である。熱可塑性ポリエステル樹脂Aの
混合重量%が5%未満の場合には、得られる二軸延伸ポ
リエステルフィルムに直線引裂性が発現せず、それに対
して50%を越えると、得られる二軸延伸ポリエステル
フィルムの厚み変動が大きくなったり、直線引裂性が低
下したりするのみならず、機械的強度、寸法安定性、ヘ
イズなどの性能が低下して実用性に問題を生じるように
なる。
BT)と熱可塑性ポリエステル樹脂B(PET)の混合
比(質量比)は、熱可塑性ポリエステル樹脂A/熱可塑
性ポリエステル樹脂B=5/95〜50/50、好まし
くは10/90〜30/70、より好ましくは10/9
0〜25/75である。熱可塑性ポリエステル樹脂Aの
混合重量%が5%未満の場合には、得られる二軸延伸ポ
リエステルフィルムに直線引裂性が発現せず、それに対
して50%を越えると、得られる二軸延伸ポリエステル
フィルムの厚み変動が大きくなったり、直線引裂性が低
下したりするのみならず、機械的強度、寸法安定性、ヘ
イズなどの性能が低下して実用性に問題を生じるように
なる。
【0022】本発明の蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエス
テルフィルムの製造は、まず、前記熱可塑性ポリエステ
ル樹脂A(変性PBT)と熱可塑性ポリエステル樹脂B
(PET)を前記混合比にして混練機などで混合し、得
られた混合物から公知の押出法やカレンダー法などによ
って未延伸シートを製造する。その後、前記未延伸シー
トをロール延伸法やテンター延伸法などによる逐次ある
いは同時二軸延伸法、またはチューブラー法のいずれか
の延伸法で二軸延伸して本発明の蒸着用易引裂性二軸延
伸ポリエステルフィルムを得る。このようにして得られ
る蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムは、少
なくとも長手方向(機械方向又は縦方向)に直線引裂性
を有する。
テルフィルムの製造は、まず、前記熱可塑性ポリエステ
ル樹脂A(変性PBT)と熱可塑性ポリエステル樹脂B
(PET)を前記混合比にして混練機などで混合し、得
られた混合物から公知の押出法やカレンダー法などによ
って未延伸シートを製造する。その後、前記未延伸シー
トをロール延伸法やテンター延伸法などによる逐次ある
いは同時二軸延伸法、またはチューブラー法のいずれか
の延伸法で二軸延伸して本発明の蒸着用易引裂性二軸延
伸ポリエステルフィルムを得る。このようにして得られ
る蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムは、少
なくとも長手方向(機械方向又は縦方向)に直線引裂性
を有する。
【0023】本発明の蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエス
テルフィルムは、引張強度が147MPa〜343MP
aの範囲にあるのが好ましい。引張強度の値が147M
Paより小さいと包装袋等に使用した際における実用強
度が不足し、346MPaを越えると必要以上の強度と
なって経済的に不利となるばかりか、フィルムの生産性
が低下するようになる。
テルフィルムは、引張強度が147MPa〜343MP
aの範囲にあるのが好ましい。引張強度の値が147M
Paより小さいと包装袋等に使用した際における実用強
度が不足し、346MPaを越えると必要以上の強度と
なって経済的に不利となるばかりか、フィルムの生産性
が低下するようになる。
【0024】さらに、本発明の蒸着用易引裂性二軸延伸
ポリエステルフィルムは、熱収縮率が3%以下(150
℃で30分処理)、ヘイズが15%以下であるのが好ま
しい。前記熱(風)収縮率が3%を超えると、フィルム
に印刷する際にフィルムの寸法安定性が低くなって、良
好な印刷品質が得られなくなる。ヘイズについては、1
5%を超えるとフィルムの透明性が低下するため、包装
袋等に適さなくなる。
ポリエステルフィルムは、熱収縮率が3%以下(150
℃で30分処理)、ヘイズが15%以下であるのが好ま
しい。前記熱(風)収縮率が3%を超えると、フィルム
に印刷する際にフィルムの寸法安定性が低くなって、良
好な印刷品質が得られなくなる。ヘイズについては、1
5%を超えるとフィルムの透明性が低下するため、包装
袋等に適さなくなる。
【0025】なお、本発明の蒸着用易引裂性二軸延伸ポ
リエステルフィルムには、コロナ放電処理、表面硬化処
理、メッキ処理、あるいは各種のコーティングにより表
面処理を施すことができる。
リエステルフィルムには、コロナ放電処理、表面硬化処
理、メッキ処理、あるいは各種のコーティングにより表
面処理を施すことができる。
【0026】次に、本発明の積層フィルムについて説明
する。本発明の積層フィルムは、複数の層が積層され、
そのうちの少なくとも一つの層が、前記蒸着用易引裂性
二軸延伸ポリエステルフィルムからなるものである。前
記複数の層としては、前記蒸着用易引裂性二軸延伸ポリ
エステルフィルムの他に、ポリエチレンフィルム、ポリ
プロピレンフィルム等がある。その際、前記蒸着用易引
裂性二軸延伸ポリエステルフィルムは適宜の位置とされ
る。また、前記蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフ
ィルムの厚みは適宜とされる。
する。本発明の積層フィルムは、複数の層が積層され、
そのうちの少なくとも一つの層が、前記蒸着用易引裂性
二軸延伸ポリエステルフィルムからなるものである。前
記複数の層としては、前記蒸着用易引裂性二軸延伸ポリ
エステルフィルムの他に、ポリエチレンフィルム、ポリ
プロピレンフィルム等がある。その際、前記蒸着用易引
裂性二軸延伸ポリエステルフィルムは適宜の位置とされ
る。また、前記蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフ
ィルムの厚みは適宜とされる。
【0027】また、本発明の蒸着フィルムは、前記蒸着
用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムの表面、又は
その蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムを一
層として含む積層フィルムの表面に蒸着薄膜層を設けて
ガスバリヤ性を高めたものである。その場合、蒸着薄膜
層としては、フィルムの商品価値を高めるため、アルミ
蒸着膜、アルミナ蒸着膜、シリカ蒸着膜等のような透明
蒸着薄膜層が好ましい。このように透明蒸着薄膜層を設
けても、本発明の蒸着フィルムは、透明性が損なわれ
ず、商品価値の低下を生じることがない。蒸着薄膜層の
厚みは適宜とされるが、通常40〜80nmである。
用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムの表面、又は
その蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムを一
層として含む積層フィルムの表面に蒸着薄膜層を設けて
ガスバリヤ性を高めたものである。その場合、蒸着薄膜
層としては、フィルムの商品価値を高めるため、アルミ
蒸着膜、アルミナ蒸着膜、シリカ蒸着膜等のような透明
蒸着薄膜層が好ましい。このように透明蒸着薄膜層を設
けても、本発明の蒸着フィルムは、透明性が損なわれ
ず、商品価値の低下を生じることがない。蒸着薄膜層の
厚みは適宜とされるが、通常40〜80nmである。
【0028】前記蒸着薄膜層の形成は、特に限定され
ず、公知の真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、プラズマ気相成長法(CVD)などによ
って行われる。
ず、公知の真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、プラズマ気相成長法(CVD)などによ
って行われる。
【0029】
【実施例】以下具体的な実施例について原料、物性試験
結果、評価を示す。使用した原料は表1の通りであり、
混合比は表2の通りである。
結果、評価を示す。使用した原料は表1の通りであり、
混合比は表2の通りである。
【0030】引張強度は幅15mm、長さ100mmの
試験片に対し、JIS C−2318にしたがい測定し
た。また、引裂強度は(株)東洋精機製作所の軽荷重引
裂試験機を用いてJIS−P8116にしたがい測定し
た。直線引裂性については、引裂強度測定後に試験片の
引裂状態を観察し、長手方向(縦方向、MD)及び横方
向(TD)における引き裂き後の形状に乱れがなく、直
線的に引き裂かれている場合○、引き裂き後の形状にや
や乱れがあって斜めに引き裂かれている場合△、引き裂
き後の形状に乱れがあって斜めに引き裂かれている場合
×とした。
試験片に対し、JIS C−2318にしたがい測定し
た。また、引裂強度は(株)東洋精機製作所の軽荷重引
裂試験機を用いてJIS−P8116にしたがい測定し
た。直線引裂性については、引裂強度測定後に試験片の
引裂状態を観察し、長手方向(縦方向、MD)及び横方
向(TD)における引き裂き後の形状に乱れがなく、直
線的に引き裂かれている場合○、引き裂き後の形状にや
や乱れがあって斜めに引き裂かれている場合△、引き裂
き後の形状に乱れがあって斜めに引き裂かれている場合
×とした。
【0031】熱収縮率は、15×100mmの試験片に
対し、ファインオーブンによって150℃の熱風を30
分間当てた後と、当てる前の寸法を測定し、収縮率を測
定した。また、ヘイズは、厚み12μmの試験片に対し
て、JIS K−7105にしたがい測定した。さらに
また、蒸着密着強度は、実施例及び比較例のフィルムに
蒸着を施して得たフィルムと、40μmの直鎖状低密度
ポリエチレン(L−LDPE)フィルムとのラミネート
強度をT型剥離、引張強度200mm/min)で測定
することによって行った。
対し、ファインオーブンによって150℃の熱風を30
分間当てた後と、当てる前の寸法を測定し、収縮率を測
定した。また、ヘイズは、厚み12μmの試験片に対し
て、JIS K−7105にしたがい測定した。さらに
また、蒸着密着強度は、実施例及び比較例のフィルムに
蒸着を施して得たフィルムと、40μmの直鎖状低密度
ポリエチレン(L−LDPE)フィルムとのラミネート
強度をT型剥離、引張強度200mm/min)で測定
することによって行った。
【0032】実施例及び比較例の製造について説明す
る。表1記載の酸成分とグリコール成分を重合して熱可
塑性ポリエステル樹脂A(変性PBT)と熱可塑性ポリ
エステル樹脂B(PET)を製造し、得られた熱可塑性
ポリエステル樹脂A(変性PBT)及び熱可塑性ポリエ
ステル樹脂B(PET)を、表2の混合比にして混練機
で混練することによって混合物を得た。このようにして
得られた混合物をTダイ押出機で溶融押し出し、次にキ
ャスティングドラムで冷却して厚み170μmの未延伸
シートを製造した。この未延伸シートを100℃の温度
でロール延伸機によって長手方向(縦方向、MD)に
3.7倍、テンター延伸機で3.7倍に逐次二軸延伸
し、さらに230℃で熱処理して厚み12μmからなる
実施例1〜4の蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフ
ィルムと、比較例1〜4の二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。
る。表1記載の酸成分とグリコール成分を重合して熱可
塑性ポリエステル樹脂A(変性PBT)と熱可塑性ポリ
エステル樹脂B(PET)を製造し、得られた熱可塑性
ポリエステル樹脂A(変性PBT)及び熱可塑性ポリエ
ステル樹脂B(PET)を、表2の混合比にして混練機
で混練することによって混合物を得た。このようにして
得られた混合物をTダイ押出機で溶融押し出し、次にキ
ャスティングドラムで冷却して厚み170μmの未延伸
シートを製造した。この未延伸シートを100℃の温度
でロール延伸機によって長手方向(縦方向、MD)に
3.7倍、テンター延伸機で3.7倍に逐次二軸延伸
し、さらに230℃で熱処理して厚み12μmからなる
実施例1〜4の蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフ
ィルムと、比較例1〜4の二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。
【0033】このようにして得られた実施例1〜4及び
比較例1〜4に対する試験結果、評価を表2に示す。表
から理解されるように、実施例1〜4は引裂強度が小さ
く、直線引裂性にも優れていたのに対し、比較例1〜4
は引裂強度が大きく、直線引裂性も劣っていた。
比較例1〜4に対する試験結果、評価を表2に示す。表
から理解されるように、実施例1〜4は引裂強度が小さ
く、直線引裂性にも優れていたのに対し、比較例1〜4
は引裂強度が大きく、直線引裂性も劣っていた。
【0034】さらに、前記実施例1〜4、比較例1〜4
のフィルムのそれぞれに対し、真空蒸着法でアルミ蒸
着、アルミナ蒸着、シリカ蒸着を行うことにより、厚み
約60nmの蒸着薄膜層を表面に形成して蒸着フィルム
を製造した。得られた蒸着フィルムと厚み40μmの直
鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)とをラミネー
トし、そのラミネート強度を測定して蒸着密着強度(蒸
着適性)とした。その結果は表2に示すとおり、実施例
の蒸着フィルムは比較例の蒸着フィルムと比べて密着強
度の低下がほとんど見られなかった。
のフィルムのそれぞれに対し、真空蒸着法でアルミ蒸
着、アルミナ蒸着、シリカ蒸着を行うことにより、厚み
約60nmの蒸着薄膜層を表面に形成して蒸着フィルム
を製造した。得られた蒸着フィルムと厚み40μmの直
鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)とをラミネー
トし、そのラミネート強度を測定して蒸着密着強度(蒸
着適性)とした。その結果は表2に示すとおり、実施例
の蒸着フィルムは比較例の蒸着フィルムと比べて密着強
度の低下がほとんど見られなかった。
【0035】また、実施例1〜4のフィルムに厚み30
μmのポリエチレンフィルムを積層して積層フィルムを
製造し、その積層フィルムに対して前記と同様に直線引
裂性を調べたら、直線的に引き裂くことができた。
μmのポリエチレンフィルムを積層して積層フィルムを
製造し、その積層フィルムに対して前記と同様に直線引
裂性を調べたら、直線的に引き裂くことができた。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、力学的強度、耐熱性、寸法安定性、透明性を保
持したまま、良好な直線引裂性を有し、しかも蒸着適性
に優れる蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム
が得られる。
よれば、力学的強度、耐熱性、寸法安定性、透明性を保
持したまま、良好な直線引裂性を有し、しかも蒸着適性
に優れる蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム
が得られる。
【0039】請求項2の発明によれば、実用強度を持
ち、しかも透明性を有するため、商品価値の高い蒸着用
易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムが得られる。
ち、しかも透明性を有するため、商品価値の高い蒸着用
易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムが得られる。
【0040】請求項3の発明によれば、用途に応じて積
層フィルムとした場合でも、力学的強度、耐熱性、寸法
安定性、透明性、良好な直線引裂性が得られる。
層フィルムとした場合でも、力学的強度、耐熱性、寸法
安定性、透明性、良好な直線引裂性が得られる。
【0041】請求項4,5の発明によれば、ガスバリヤ
性に優れ、しかも食品等の袋を形成した場合にもシール
部の密着性に優れ、食品等の包装袋に好適な蒸着フィル
ムが得られる。
性に優れ、しかも食品等の袋を形成した場合にもシール
部の密着性に優れ、食品等の包装袋に好適な蒸着フィル
ムが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 7:00 B29L 7:00 (72)発明者 吉井 嘉宏 岐阜県大垣市本今町1800番地 二村化学工 業株式会社大垣工場内 (72)発明者 吉崎 博幸 岐阜県大垣市本今町1800番地 二村化学工 業株式会社大垣工場内 Fターム(参考) 4F071 AA45 AA46 AF15Y AF30Y AF54Y AH05 BB08 BC01 4F100 AA19 AA20 AB10 AK41A AK42 AL05A BA02 BA05 EH66B EH662 EJ38A GB15 JB16A JK02A JL11 JM02B JN01B 4F210 AA24 AG01 QA02 QC06 QG01 QG18 QW50 4J002 CF061 CF072 GF00 GG00 4K029 AA11 AA25 BA03 BA44 BA46 BD06 CA01
Claims (5)
- 【請求項1】 蒸着フィルム用の二軸延伸ポリエステル
フィルムにおいて、 酸成分がダイマー酸又はそのエステル形成性誘導体を
0.5〜30モル%含み、主として1,4−ブタンジオ
ールをグリコール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂
Aと、 酸成分が主としてテレフタル酸又はそのエステル形成性
誘導体からなり、主としてエチレングリコールをグリコ
ール成分とする熱可塑性ポリエステル樹脂Bとからな
り、 前記熱可塑性ポリエステル樹脂Aと熱可塑性ポリエステ
ル樹脂Bの混合比(重量比)が、熱可塑性ポリエステル
樹脂A/熱可塑性ポリエステル樹脂B=5/95〜50
/50であり、 少なくとも長手方向に直線引裂性を有することを特徴と
する蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 引張強度が147MPa〜343MP
a、熱収縮率が3%以下(150℃×30分)、ヘイズ
が15%以下であることを特徴とする請求項1記載の蒸
着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 複数の層が積層された積層フィルムにお
いて、少なくとも一層が請求項1又は2に記載された蒸
着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルムからなるこ
とを特徴とする積層フィルム。 - 【請求項4】 請求項1又は2の蒸着用易引裂性二軸延
伸ポリエステルフィルムに、あるいは請求項3の積層フ
ィルムに蒸着薄膜層を積層したことを特徴とする蒸着フ
ィルム。 - 【請求項5】 蒸着薄膜層が透明蒸着薄膜層からなるこ
とを特徴とする請求項4に記載された蒸着フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001093178A JP2002283448A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001093178A JP2002283448A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283448A true JP2002283448A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18947542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001093178A Pending JP2002283448A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 蒸着用易引裂性二軸延伸ポリエステルフィルム、積層フィルム及び蒸着フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006219509A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Toray Ind Inc | ポリエステルフィルム |
JP2013056509A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Unitika Ltd | オリゴマー付着異物を低減した引裂直線性二軸延伸ポリエステルフィルム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673277A (ja) * | 1992-06-27 | 1994-03-15 | Kanebo Ltd | 柔軟性が付与されたポリエステルフィルム |
JPH11302405A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Unitika Ltd | 易引裂性ポリエステルフィルム |
JPH11320794A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-24 | Toray Ind Inc | 蒸着2軸配向ポリエステルフイルム |
JP2002161149A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Toray Ind Inc | 縦切れ性二軸延伸ポリエステルフィルム |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001093178A patent/JP2002283448A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013056509A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Unitika Ltd | オリゴマー付着異物を低減した引裂直線性二軸延伸ポリエステルフィルム |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051011 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051206 |
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