JP2002283130A - 棒状素材の切断加工方法および装置 - Google Patents
棒状素材の切断加工方法および装置Info
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- JP2002283130A JP2002283130A JP2001093978A JP2001093978A JP2002283130A JP 2002283130 A JP2002283130 A JP 2002283130A JP 2001093978 A JP2001093978 A JP 2001093978A JP 2001093978 A JP2001093978 A JP 2001093978A JP 2002283130 A JP2002283130 A JP 2002283130A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の棒状素材から同一の切断パターンで多
数個の製品を切断する場合、切断パターンと素材本数と
を入力するのみで多数個の切断が可能な棒状素材の切断
加工方法および装置のを提供。 【解決手段】 制御装置23の制御の下に棒状素材Mを
切断位置に送材位置決め可能な送材バイス装置9を備え
た切断加工装置1において、前記制御装置のプログラム
メモリに前記棒状素材Mにおける残材長を最短にする製
品長と入力数(切断指令個数)からなる切断プログラム
を登録すると共に、前記制御装置の切断モード設定部に
パターン切断モードとして登録し、前記切断プログラム
を複数の棒状素材に対して繰り返し実行可能としたこと
を特徴とする棒状素材の切断加工装置。
数個の製品を切断する場合、切断パターンと素材本数と
を入力するのみで多数個の切断が可能な棒状素材の切断
加工方法および装置のを提供。 【解決手段】 制御装置23の制御の下に棒状素材Mを
切断位置に送材位置決め可能な送材バイス装置9を備え
た切断加工装置1において、前記制御装置のプログラム
メモリに前記棒状素材Mにおける残材長を最短にする製
品長と入力数(切断指令個数)からなる切断プログラム
を登録すると共に、前記制御装置の切断モード設定部に
パターン切断モードとして登録し、前記切断プログラム
を複数の棒状素材に対して繰り返し実行可能としたこと
を特徴とする棒状素材の切断加工装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒状素材の切断加工
方法および装置に関する。
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切断加工装置の一種である横型帯鋸盤で
は、一本の長い棒材(棒状素材)から種々の長さの製品
を切断する場合、複数の製品の切断長を制御装置に入力
すれば入力順に製品が切断加工される様になっている。
は、一本の長い棒材(棒状素材)から種々の長さの製品
を切断する場合、複数の製品の切断長を制御装置に入力
すれば入力順に製品が切断加工される様になっている。
【0003】例えば、次のようなプログラムがある場
合、
合、
【表1】 800mmの製品を4本切断してから、300mmの製
品2本を切断する。例えば、素材長が2000mmの場
合には、次のような組合せで切断が行われる。
品2本を切断する。例えば、素材長が2000mmの場
合には、次のような組合せで切断が行われる。
【0004】 素材1 800mm×2本……残材長400mm 素材2 800mm×2本+300mm×1本……残材長100mm 素材3 300mm×1本……残材長1700mm
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
横型帯鋸盤の切断では切断順序が決まっているので、素
材1の場合、残材長が400mmあって、300mmの
製品の切断が可能であるにも関わらず残材として払い出
されてしまい、300mmの製品の切断がおこなわれな
い。このため素材3が余分に必要となる。
横型帯鋸盤の切断では切断順序が決まっているので、素
材1の場合、残材長が400mmあって、300mmの
製品の切断が可能であるにも関わらず残材として払い出
されてしまい、300mmの製品の切断がおこなわれな
い。このため素材3が余分に必要となる。
【0006】このようなことを防ぐためには、次のよう
に、プログラムを素材ごとに分割して入力する必要があ
る。
に、プログラムを素材ごとに分割して入力する必要があ
る。
【0007】
【表2】 表2において、プログラム1と2は、素材1用であり、
プログラム3と4は、素材2用である。
プログラム3と4は、素材2用である。
【0008】本発明は上述の如き問題を解決するために
なされたものであり、本発明の課題は、複数の棒状素材
から同一の切断パターンで多数個の製品を切断する場合
には、切断パターンと素材本数とを入力するのみで多数
個の切断が可能な棒状素材の切断加工方法および装置を
提供することである。
なされたものであり、本発明の課題は、複数の棒状素材
から同一の切断パターンで多数個の製品を切断する場合
には、切断パターンと素材本数とを入力するのみで多数
個の切断が可能な棒状素材の切断加工方法および装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する手
段として請求項1に記載の棒状素材の切断加工方法は、
複数の棒状素材から切断長が相異する複数の製品を多数
個切断する切断加工方法にして、前記棒状素材における
残材長を最短にする製品長と入力数(切断指令個数)か
らなる切断プログラムを作成し、該切断プログラムによ
る切断を複数の棒状素材に対して繰り返し実行すること
を要旨とするものである。
段として請求項1に記載の棒状素材の切断加工方法は、
複数の棒状素材から切断長が相異する複数の製品を多数
個切断する切断加工方法にして、前記棒状素材における
残材長を最短にする製品長と入力数(切断指令個数)か
らなる切断プログラムを作成し、該切断プログラムによ
る切断を複数の棒状素材に対して繰り返し実行すること
を要旨とするものである。
【0010】請求項2に記載の棒状素材の切断加工装置
は、制御装置の制御の下に棒状素材を切断位置に送材位
置決め可能な送材バイス装置を備えた切断加工装置にお
いて、前記制御装置のプログラムメモリに前記棒状素材
における残材長を最短にする製品長と入力数(切断指令
個数)からなる切断プログラムを登録すると共に、前記
制御装置の切断モード設定部にパターン切断モードとし
て登録し、前記切断プログラムを複数の棒状素材に対し
て繰り返し実行可能としたことを要旨とするものであ
る。
は、制御装置の制御の下に棒状素材を切断位置に送材位
置決め可能な送材バイス装置を備えた切断加工装置にお
いて、前記制御装置のプログラムメモリに前記棒状素材
における残材長を最短にする製品長と入力数(切断指令
個数)からなる切断プログラムを登録すると共に、前記
制御装置の切断モード設定部にパターン切断モードとし
て登録し、前記切断プログラムを複数の棒状素材に対し
て繰り返し実行可能としたことを要旨とするものであ
る。
【0011】請求項3に記載の棒状素材の切断加工装置
は、請求項2に記載の切断加工装置が横型帯鋸盤である
ことを要旨とするものである。
は、請求項2に記載の切断加工装置が横型帯鋸盤である
ことを要旨とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
よって説明する。
よって説明する。
【0013】図1は切断加工装置の一種である公知の横
型帯鋸盤の平面図を示したものである。総括的に示す横
型帯鋸盤1の切断加工部3には、エンドレスの帯鋸刃4
が図1において上下方向に走行自在に、かつ、紙面に直
交する方向へ昇降自在に設けてある。
型帯鋸盤の平面図を示したものである。総括的に示す横
型帯鋸盤1の切断加工部3には、エンドレスの帯鋸刃4
が図1において上下方向に走行自在に、かつ、紙面に直
交する方向へ昇降自在に設けてある。
【0014】なお、上述の帯鋸刃4の走行機構の具体的
な構成は、例えば、本願出願人の出願である特開昭63
−25118号公報に開示されるような公知の機構を使
用しているので詳細な説明は省略する。
な構成は、例えば、本願出願人の出願である特開昭63
−25118号公報に開示されるような公知の機構を使
用しているので詳細な説明は省略する。
【0015】前記帯鋸刃4が走行する切断位置6の前側
(図1において右方)には、棒状の素材(棒状素材)か
ら切断された製品を受ける製品受台5が横型帯鋸盤1の
基台(図示省略)上に一体的に設けてある。
(図1において右方)には、棒状の素材(棒状素材)か
ら切断された製品を受ける製品受台5が横型帯鋸盤1の
基台(図示省略)上に一体的に設けてある。
【0016】また、切断位置6の後ろ側(図1において
左方)近傍には、棒状素材Mを切断するときに、棒状素
材Mを挟持固定する本体バイス装置7を設けると共に、
本体バイス装置7の後方に前記切断位置6に対して棒状
素材Mを挟持して送材する送材バイス装置9が設けてあ
る。
左方)近傍には、棒状素材Mを切断するときに、棒状素
材Mを挟持固定する本体バイス装置7を設けると共に、
本体バイス装置7の後方に前記切断位置6に対して棒状
素材Mを挟持して送材する送材バイス装置9が設けてあ
る。
【0017】前記本体バイス装置7は、固定ジョウ7f
と可動ジョウ7mとを有し、この可動ジョウ7mには、
この可動ジョウ7mを前記固定ジョウ7fに対してへ接
近離反させるための油圧シリンダ7sが設けてある。
と可動ジョウ7mとを有し、この可動ジョウ7mには、
この可動ジョウ7mを前記固定ジョウ7fに対してへ接
近離反させるための油圧シリンダ7sが設けてある。
【0018】したがって、固定ジョウ7fと可動ジョウ
7mとの間に載置された棒状素材Mは油圧シリンダ7s
を適宜に作動させることにより挟持固定することができ
る。
7mとの間に載置された棒状素材Mは油圧シリンダ7s
を適宜に作動させることにより挟持固定することができ
る。
【0019】前記送材バイス装置9も本体バイス7と同
様に、固定ジョウ9fと可動ジョウ9mとを有し、この
可動ジョウ9mを固定ジョウ9fに対して接近離反させ
るための油圧シリンダ9sが設けてある。
様に、固定ジョウ9fと可動ジョウ9mとを有し、この
可動ジョウ9mを固定ジョウ9fに対して接近離反させ
るための油圧シリンダ9sが設けてある。
【0020】したがって、油圧シリンダ9sを適宜に作
動させることにより、棒状素材Mを固定ジョウ9fと可
動ジョウ9mとの間に挟持または開放自在である。
動させることにより、棒状素材Mを固定ジョウ9fと可
動ジョウ9mとの間に挟持または開放自在である。
【0021】上述の送材バイス装置9はベース11上に
設けてあり、このベース11は前記送材方向(図1の左
右方向)に水平に設けた一対のガイドバー(図示省略)
に移動自在に係合してある。また、ベース11には送材
バイス装置9を送材方向へ往復動させる位置決め油圧シ
リンダ13のピストンロッドが連結してある。
設けてあり、このベース11は前記送材方向(図1の左
右方向)に水平に設けた一対のガイドバー(図示省略)
に移動自在に係合してある。また、ベース11には送材
バイス装置9を送材方向へ往復動させる位置決め油圧シ
リンダ13のピストンロッドが連結してある。
【0022】上述の送材バイス装置9には、送材バイス
装置9の位置を検出するための位置検出手段15が設け
てある。位置検出手段15は、例えば、送材バイス装置
9の固定ジョウ9fにロータリーエンコーダ17を取付
け、このロータリーエンコーダ17の回転軸にピニオン
19を設け、このピニオン19を送材方向へ延伸して設
けたラック21に係合してなるものである。
装置9の位置を検出するための位置検出手段15が設け
てある。位置検出手段15は、例えば、送材バイス装置
9の固定ジョウ9fにロータリーエンコーダ17を取付
け、このロータリーエンコーダ17の回転軸にピニオン
19を設け、このピニオン19を送材方向へ延伸して設
けたラック21に係合してなるものである。
【0023】上述のロータリーエンコーダ17の回転に
より発生するパルス信号が前記横型帯鋸盤1を総括的に
制御する制御装置23へ入力されるように設けてあり、
この制御装置23において、送材バイス装置9の移動距
離(または位置)および移動速度などが検出されるよう
に設けてある。
より発生するパルス信号が前記横型帯鋸盤1を総括的に
制御する制御装置23へ入力されるように設けてあり、
この制御装置23において、送材バイス装置9の移動距
離(または位置)および移動速度などが検出されるよう
に設けてある。
【0024】前記位置決め油圧シリンダ13は前記制御
装置23により制御される3位置方向切替弁からなるサ
ーボバルブ25によって位置決め制御がなされるように
設けてある。
装置23により制御される3位置方向切替弁からなるサ
ーボバルブ25によって位置決め制御がなされるように
設けてある。
【0025】より詳細には、前記シリンダ13のピスト
ンロッド側にサーボバルブ25のAポートをパイロット
チェックバルブ27aを介して接続すると共に、シリン
ダ13のピストンヘッド側にサーボバルブ25のBポー
トをパイロットチェックバルブ27bを介して接続して
ある。
ンロッド側にサーボバルブ25のAポートをパイロット
チェックバルブ27aを介して接続すると共に、シリン
ダ13のピストンヘッド側にサーボバルブ25のBポー
トをパイロットチェックバルブ27bを介して接続して
ある。
【0026】上述のパイロットチェックバルブ27aの
パイロット圧をBポートから取ると共に、パイロットチ
ェックバルブ27bのパイロット圧はAポートから取る
ように設けてある。なお、前記サーボバルブ25の中立
位置の形式はABR接続で、Pポートに油圧源26が接
続してある。
パイロット圧をBポートから取ると共に、パイロットチ
ェックバルブ27bのパイロット圧はAポートから取る
ように設けてある。なお、前記サーボバルブ25の中立
位置の形式はABR接続で、Pポートに油圧源26が接
続してある。
【0027】上記構成において、前記サーボバルブ25
のBポートとPポートが連通する位置に切換へれば、位
置決め油圧シリンダ13のピストンロッドが前進し、送
材バイス装置9が前進する。
のBポートとPポートが連通する位置に切換へれば、位
置決め油圧シリンダ13のピストンロッドが前進し、送
材バイス装置9が前進する。
【0028】送材バイス装置9を後退させるには、Aポ
ートとPポートとが連通する位置に切換へればよい。な
お、前述の如く送材バイス装置9の位地決め位置および
移動速度は前記制御装置23により適宜に制御される。
ートとPポートとが連通する位置に切換へればよい。な
お、前述の如く送材バイス装置9の位地決め位置および
移動速度は前記制御装置23により適宜に制御される。
【0029】前記本体バイス装置7の後方の直近には、
前記送材バイス装置9が棒状素材Mを送材するときに、
棒状素材Mの前端位置を光電スイッチで検出する素材前
端検出手段29(a,b)が設けてある。なお、素材前
端検出手段29と前記切断位置6との間の距離Aは既知
である。
前記送材バイス装置9が棒状素材Mを送材するときに、
棒状素材Mの前端位置を光電スイッチで検出する素材前
端検出手段29(a,b)が設けてある。なお、素材前
端検出手段29と前記切断位置6との間の距離Aは既知
である。
【0030】図2に示す如く、前記制御装置23はCP
U(中央演算処理装置)31を備えており、このCPU
31にはデータ入力に使用するキーボード等の入力手段
33や、入出力情報を表示するCRTなどの表示手段3
5を接続すると共に、前記送材バイス装置9に設けた位
置検出手段15および素材前端検出手段29が接続して
ある。
U(中央演算処理装置)31を備えており、このCPU
31にはデータ入力に使用するキーボード等の入力手段
33や、入出力情報を表示するCRTなどの表示手段3
5を接続すると共に、前記送材バイス装置9に設けた位
置検出手段15および素材前端検出手段29が接続して
ある。
【0031】さらに、上述のCPU31には前記入力手
段33から入力された切断プログラムを記憶するプログ
ラムメモリ37、素材データメモリ39および切断モー
ド設定部41などが接続してある。
段33から入力された切断プログラムを記憶するプログ
ラムメモリ37、素材データメモリ39および切断モー
ド設定部41などが接続してある。
【0032】上記の如き構成の横型帯鋸盤1により新し
い棒状素材Mから製品を切断するときには、次の如くし
て、棒状素材Mの先端部を若干の長さΔLだけ端材とし
て切り捨てる。
い棒状素材Mから製品を切断するときには、次の如くし
て、棒状素材Mの先端部を若干の長さΔLだけ端材とし
て切り捨てる。
【0033】前記送材バイス装置9で挟持した棒状素材
Mを送材するときに棒状素材Mの先端位置を前記素材前
端検出手段29で検出し、この検出位置において送材を
停止させると共に、前記送材バイス装置9を開放した状
態にして距離(A+ΔL)だけ後退させ、再度棒状素材
Mを挟持してから棒状素材Mを送材して先端部を長さΔ
Lの端材として切断する。
Mを送材するときに棒状素材Mの先端位置を前記素材前
端検出手段29で検出し、この検出位置において送材を
停止させると共に、前記送材バイス装置9を開放した状
態にして距離(A+ΔL)だけ後退させ、再度棒状素材
Mを挟持してから棒状素材Mを送材して先端部を長さΔ
Lの端材として切断する。
【0034】なお、棒状素材Mを送材する際には前記固
定バイス装置7は開放した状態とし、切断する際には棒
状素材Mを挟持固定する。
定バイス装置7は開放した状態とし、切断する際には棒
状素材Mを挟持固定する。
【0035】次に、本発明に係る切断加工方法につい
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0036】前記横型帯鋸盤1を総括的に制御する制御
装置23の入力手段33から棒状素材Mの残材長が最短
になる製品長LPと入力数(切断指令個数)CNの最適
な組合せ(切断パターン)と、その組合せで所望の製品
切断数CPが切断可能な素材本数MNとを入力すると共
に切断モードを入力する(ステップS1)。
装置23の入力手段33から棒状素材Mの残材長が最短
になる製品長LPと入力数(切断指令個数)CNの最適
な組合せ(切断パターン)と、その組合せで所望の製品
切断数CPが切断可能な素材本数MNとを入力すると共
に切断モードを入力する(ステップS1)。
【0037】例えば、長さ2,000(mm)の棒状素
材Mから、製品長800(mm)を4個と、製品長30
0(mm)を2個を切断する場合には、次の「表3」に
示す如き切断プログラムを入力する。
材Mから、製品長800(mm)を4個と、製品長30
0(mm)を2個を切断する場合には、次の「表3」に
示す如き切断プログラムを入力する。
【0038】
【表3】 上述のステップS1に続き、切断プログラムを最初のプ
ログラムPG=1に設定すると共に、製品切断数CP=
0、素材切断本数CM=0に設定する(ステップS
2)。
ログラムPG=1に設定すると共に、製品切断数CP=
0、素材切断本数CM=0に設定する(ステップS
2)。
【0039】次いで、横型帯鋸盤1の送材バイス装置9
に新規素材を搬入したら(ステップS3)、入力数(切
断指令個数)CNと製品切断数CPとの大小を比較し
(ステップS4)、CN>CPであれば、すなわち、製
品切断数CPがまだ入力数(切断指令個数)CNに達し
ていなければ、前記送材バイス装置9によって棒状素材
Mを製品長LPだけ送材してプログラム番号PG=1の
製品を1個切断する(ステップS5)。
に新規素材を搬入したら(ステップS3)、入力数(切
断指令個数)CNと製品切断数CPとの大小を比較し
(ステップS4)、CN>CPであれば、すなわち、製
品切断数CPがまだ入力数(切断指令個数)CNに達し
ていなければ、前記送材バイス装置9によって棒状素材
Mを製品長LPだけ送材してプログラム番号PG=1の
製品を1個切断する(ステップS5)。
【0040】ステップS5においてPG=1の製品を切
断したら、次のステップS6で製品切断数CPの初期値
に1を加算して新たな製品切断数CPとして記憶(CP
←C P+1)し、前記ステップS4に戻る。
断したら、次のステップS6で製品切断数CPの初期値
に1を加算して新たな製品切断数CPとして記憶(CP
←C P+1)し、前記ステップS4に戻る。
【0041】そして、ステップS4の条件判断がCN=
CPになるまで、ステップS4からステップS6の切断
加工ルーチンを繰り返して実行する。ステップS4の条
件判断がCN=CPに等しくなったら、この切断加工ル
ーチンを抜けて、次の切断加工プログラムがあるか否
か、すなわち現在の切断プログラムが最終プログラムで
あるか否かの判断を行う(ステップS7)。
CPになるまで、ステップS4からステップS6の切断
加工ルーチンを繰り返して実行する。ステップS4の条
件判断がCN=CPに等しくなったら、この切断加工ル
ーチンを抜けて、次の切断加工プログラムがあるか否
か、すなわち現在の切断プログラムが最終プログラムで
あるか否かの判断を行う(ステップS7)。
【0042】ステップS7の判断が最終プログラムであ
れば、次いで、切断モードがパターン切断か通常切断か
の判別を行う(ステップS8)。ステップS8での判断
がパターン切断でなければ新規切断加工を終了する。
れば、次いで、切断モードがパターン切断か通常切断か
の判別を行う(ステップS8)。ステップS8での判断
がパターン切断でなければ新規切断加工を終了する。
【0043】前述のステップS8の判断がパターン切断
である場合には、素材切断本数CMの初期値に1を加算
して新たな素材切断本数CMとして記憶(CM←CM+
1)し(ステップS9)、次いで素材本数MNと素材切
断本数CMとが等しくなったか否かの判断をおこない
(ステップS10)、等しければそこで新規切断加工を
終了する。
である場合には、素材切断本数CMの初期値に1を加算
して新たな素材切断本数CMとして記憶(CM←CM+
1)し(ステップS9)、次いで素材本数MNと素材切
断本数CMとが等しくなったか否かの判断をおこない
(ステップS10)、等しければそこで新規切断加工を
終了する。
【0044】もし、前述のステップS10において、素
材本数MNと素材切断本数CMとが等しくなければ、素
材本数MNが素材切断本数CMに等しくなるまで前記ス
テップS3以下のルーチンS3〜S6およびS7〜S1
0のルーチンを繰り返して実行する。
材本数MNと素材切断本数CMとが等しくなければ、素
材本数MNが素材切断本数CMに等しくなるまで前記ス
テップS3以下のルーチンS3〜S6およびS7〜S1
0のルーチンを繰り返して実行する。
【0045】また、前述のステップS7において、最終
プログラムでなければ、すなわち次の切断プログラムが
あれば、プログラム番号PGを1増加(ステップS1
1)させて、PG←PG+1として前述のステップS4
に戻り前述の切断加工ルーチンに入る。そして、上述の
如きルーチンを繰り返して実行することにより全切断加
工プログラムの切断加工が終了する。
プログラムでなければ、すなわち次の切断プログラムが
あれば、プログラム番号PGを1増加(ステップS1
1)させて、PG←PG+1として前述のステップS4
に戻り前述の切断加工ルーチンに入る。そして、上述の
如きルーチンを繰り返して実行することにより全切断加
工プログラムの切断加工が終了する。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、素材ごとに切
断プログラムを作成することなく複数の棒状素材から切
断長が相異する複数の製品を多数個切断することができ
る。
断プログラムを作成することなく複数の棒状素材から切
断長が相異する複数の製品を多数個切断することができ
る。
【0047】請求項2または請求項3の発明によれば、
棒状素材における残材長を最短にする製品長と入力数
(切断指令個数)からなる切断プログラムを制御装置に
登録し、切断モードをパターンモードに指定するだけで
複数の棒状素材から切断長が相異する複数の製品を多数
個切断することができる。
棒状素材における残材長を最短にする製品長と入力数
(切断指令個数)からなる切断プログラムを制御装置に
登録し、切断モードをパターンモードに指定するだけで
複数の棒状素材から切断長が相異する複数の製品を多数
個切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切断加工装置の1例としての横型
帯鋸盤の説明図(平面図)。
帯鋸盤の説明図(平面図)。
【図2】本発明に係る切断加工装置の1例としての横型
帯鋸盤における制御装置のブロック図。
帯鋸盤における制御装置のブロック図。
【図3】本発明に係る切断加工方法のフローチャート。
1 横型帯鋸盤 3 切断加工部 4 帯鋸刃 5 製品受台 6 切断位置 7 本体バイス装置 7f、9f 固定ジョウ 7m、9m 可動ジョウ 7s、9s 油圧シリンダ 11 ベース 13 位置決め油圧シリンダ 15 位置検出手段 17 ロータリーエンコーダ 19 ピニオン 21 ラック 23 制御装置 25 サーボバルブ 26 油圧源 27(a,b) パイロットチェックバルブ 29(a,b) 素材前端検出手段 M 棒状素材
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の棒状素材から切断長が相異する複
数の製品を多数個切断する切断加工方法にして、前記棒
状素材における残材長を最短にする製品長と入力数(切
断指令個数)からなる切断プログラムを作成し、該切断
プログラムによる切断を複数の棒状素材に対して繰り返
し実行することを特徴とする棒状素材の切断加工方法。 - 【請求項2】 制御装置の制御の下に棒状素材を切断位
置に送材位置決め可能な送材バイス装置を備えた切断加
工装置において、前記制御装置のプログラムメモリに前
記棒状素材における残材長を最短にする製品長と入力数
(切断指令個数)からなる切断プログラムを登録すると
共に、前記制御装置の切断モード設定部にパターン切断
モードとして登録し、前記切断プログラムを複数の棒状
素材に対して繰り返し実行可能としたことを特徴とする
棒状素材の切断加工装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の切断加工装置が横型帯
鋸盤であることを特徴とする棒状素材の切断加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001093978A JP2002283130A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 棒状素材の切断加工方法および装置 |
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JP2001093978A JP2002283130A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 棒状素材の切断加工方法および装置 |
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JP2002283130A true JP2002283130A (ja) | 2002-10-03 |
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JP (1) | JP2002283130A (ja) |
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