JP2002283043A - 一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレードの製造方法およびその製造方法で作製したタービンブレード - Google Patents

一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレードの製造方法およびその製造方法で作製したタービンブレード

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JP2002283043A
JP2002283043A JP2001092593A JP2001092593A JP2002283043A JP 2002283043 A JP2002283043 A JP 2002283043A JP 2001092593 A JP2001092593 A JP 2001092593A JP 2001092593 A JP2001092593 A JP 2001092593A JP 2002283043 A JP2002283043 A JP 2002283043A
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Kenichi Taniguchi
兼一 谷口
Toshio Sakamoto
敏夫 坂本
Saburo Wakita
三郎 脇田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断
面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービ
ンブレードの製造方法を提供する。 【解決手段】鋳型内に装入した溶湯を下部から上部に向
かって凝固させながら鋳型に水平回転振動を与え、それ
によって一方向凝固柱状晶の成長方向に対する垂直な断
面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービ
ンブレードを製造する方法であって、前記鋳型の水平回
転振動は、最大角加速度:5πrad/sec2以上で
ありかつ回転角度が45度以上である連続反復振動また
は断続正転振動であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一方向凝固柱状
晶の成長方向に対して垂直な断面の組織が微細な一方向
凝固柱状晶組織を有するタービンブレードの製造方法お
よびその製造方法で製造したタービンブレードに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用ガスタービン、航空機用
のタービンなどに使用するタービンブレードは耐熱性に
優れたNi基合金が使用されており、その組織は一方向
凝固組織を持つことが望ましいことが知られている。こ
の一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレードは、
鋳型とは別の個所で溶解したNi基耐熱合金溶湯を、加
熱炉内でNi基耐熱合金の融点以上の温度に加熱した鋳
型に注ぎ込み、鋳型を徐々に加熱炉内から引き下げるか
または加熱炉を徐々に引き上げることにより鋳型内の溶
湯を下部から上部に向かって徐々に冷却し、鋳型内のN
i基耐熱合金溶湯を底部から上方に向かって一方向凝固
させるブリッジマン法と呼ばれる方法により製造される
ことは広く知られている。このブリッジマン法により製
造される一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレー
ドは、図2の矢印14に示されるように、ブレードの付
根部分から先端部分に向かって一方向凝固柱状晶が成長
しており、この一方向凝固柱状晶は太さが太いために、
一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面Aの結
晶粒は粗大であり、一方向凝固柱状晶の成長方向に対し
て垂直な断面における長さ1cmの線分と交差する結晶
粒界は2個以下であると言われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、タービ
ンブレードはますます高温で高負荷のかかる過酷な条件
で使用されるようになっているために高温靭性および高
温クリープ特性に対する改善要求は年々高くなってい
る。しかし、通常のブリッジマン法と呼ばれる方法によ
り製造されるタービンブレードの一方向凝固柱状晶組織
は、一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面に
見られる結晶粒が大きいために高温靭性は未だ不十分な
ものであった。また、単結晶化し、高温クリープ特性を
向上させることが行なわれているが、生産性およびコス
トの面で課題が多い。
【0004】そのために高温靭性および高温クリープ特
性の一層優れたタービンブレードが求められており、タ
ービンブレードの高温靭性および高温クリープ特性を共
に向上させるには、応力付加方向に対し直角方向の結晶
粒界を排除するために、一方向凝固柱状晶の成長方向に
対して垂直な断面における結晶粒を微細化し、細い一方
向凝固柱状晶が多く集まった組織を形成して高温靭性お
よび高温クリープ特性を一層向上させる必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面の組織
が微細な一方向凝固柱状晶組織を形成することによって
高温靭性および高温クリープ特性が一層優れたタービン
ブレードを製造すべく研究を行なった。その結果、
(イ)通常のブリッジマン法によりタービンブレードを
製造する過程において、溶湯の入った鋳型を最大角加速
度:5πrad/sec2以上であって回転角度が45
度以上の条件で回転を加えたのち停止し、引き続いて同
じ条件で逆方向の回転を加える連続反転振動をさせる
と、生成する一方向凝固柱状晶が一層細長くなり、一方
向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面における結
晶粒が微細化して一方向凝固柱状晶の成長方向に対して
垂直な断面における長さ1cmの線分と交差する結晶粒
界が5個以上存在するようになる、(ロ)通常のブリッ
ジマン法によりタービンブレードを製造する過程におい
て、溶湯の入った鋳型に最大角加速度:5πrad/s
ec2以上であって回転角度が45度以上の条件で回転
を行ったのち停止し、引き続いて同じ条件で同一方向の
回転と停止を繰り返す断続正転振動を加えると、生成す
る一方向凝固柱状晶が一層細長くなり、一方向凝固柱状
晶の成長方向に対して垂直な断面における結晶粒が微細
化して一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面
における長さ1cmの線分と交差する結晶粒界が5個以
上存在するようになる、という研究結果が得られたので
ある。
【0006】この発明は、かかる研究結果に基づいてな
されたものであって、(1)鋳型内に装入した溶湯を下
部から上部に向かって凝固させながら鋳型に水平回転振
動を与え、それによって一方向凝固柱状晶の成長方向に
対する垂直な断面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織
を有するタービンブレードを製造する方法であって、前
記鋳型の水平回転振動は、最大角加速度:5πrad/
sec2以上でありかつ回転角度が45度以上である回
転を加えたのち停止し、引き続いて同じ条件で逆方向の
回転を加える連続反転振動である一方向凝固柱状晶組織
を有するタービンブレードの製造方法、(2)鋳型内に
装入した溶湯を下部から上部に向かって凝固させながら
鋳型に水平回転振動を与え、それによって一方向凝固柱
状晶の成長方向に対する垂直な断面の組織が微細な一方
向凝固柱状晶組織を有するタービンブレードを製造する
方法であって、前記鋳型の水平回転振動は、最大角加速
度:5πrad/sec2以上でありかつ回転角度が4
5度以上である回転を加えたのち停止し、引き続いて同
じ条件で同一方向の回転と停止を繰り返す断続正転振動
である一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレード
の製造方法、に特徴を有するものである。
【0007】この発明の微細な一方向凝固柱状晶組織を
有するタービンブレードの製造方法において、溶湯の入
った鋳型の水平回転振動を最大角加速度:5πrad/
sec2以上とした理由は、最大角加速度が5πrad
/sec2未満では、結晶粒を十分に細くすることがで
きず、柱状晶が太く成長してしまい、1cm当り結晶粒
界と5個以上交差するという条件を満たさないことによ
るものである。しかし、最大角加速度は100πrad
/sec2を越えるようになると、鋳型そのものが振動
に耐えきれず、破損することが多くなるので好ましくな
い。また、鋳型の回転角度を45度以上に限定した理由
は、回転角度を45度未満では微細な等軸晶となって柱
状晶とならないので好ましくないという理由によるもの
である。しかし、回転角度が極端に大きくなり、5回転
(1800度)を越えると、振動周期が長くなって結晶
粒が十分に細くなり難いので好ましくない。この発明の
微細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレード
の製造方法における鋳型の水平回転振動は、連続反転振
動であることが好ましいが、同一方向の回転をインター
バルを与えながら間欠的に付与する断続正転振動であっ
てもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の微細な一方向凝固柱状
晶組織を有するタービンブレードの製造方法を図面に基
づいて説明する。この方法を実施するための鋳造装置が
図1の断面概略図に示されている。図1において、1は
鋳型、2はエレベータシャフト、3はチルプレート、4
は加熱炉、5は耐熱カバー、6は冷却水流通キャビテ
ィ、7は保持板、8は鋳型保持具である。エレベータシ
ャフト2は、昇降可能であり、正逆回転可能であり、か
つ回転加速度を付与することが可能となっている。さら
にエレベータシャフト2にはチルプレート3に冷却水を
供給する冷却水供給孔10が設けられている。チルプレ
ート3はこのエレベータシャフト2の上端に設けられて
おり、チルプレート3の内部には冷却水で冷却するため
の冷却水流通キャビティ6が設けられている。冷却水流
通キャビティ6に供給する冷却水は冷却水供給孔10か
ら供給される。加熱炉4は円筒状構造を有しており、鋳
型1を覆って鋳型1内の溶湯9を溶融状態に保つことが
できるようになっている。加熱炉4は抵抗炉または誘導
炉のいずれでも良い。加熱炉4の上部には耐熱カバー5
が設けられており、耐熱カバー5で覆うことにより加熱
炉4内の温度を高温に維持できるようになっている。こ
の加熱炉4および耐熱カバー5は保持板7で支持されて
いる。保持板7の直下には水冷コイル13が設けられて
いる。
【0009】前記鋳造装置を用いて微細な一方向凝固柱
状晶組織を有するタービンブレードを製造するには、エ
レベータシャフト2を下降させ、鋳型1をチルプレート
3の上に載せ、鋳型保持具8により鋳型1をチルプレー
ト3に固定し、次にエレベータシャフト2を上昇させて
加熱炉4内に挿入し設置したのち鋳型1を加熱する。鋳
型1の内部には湯道11およびタービンブレード形状の
キャビティ12が形成されている。加熱された鋳型1の
タービンブレード形状のキャビティ12に予め用意され
た溶湯9を注入すると、注入した溶湯9は冷却水供給孔
10から供給された冷却水により予め冷却されているチ
ルプレート3により冷却され、鋳型1の底部に結晶粒の
微細なチル晶層が生成する。引き続いて鋳型1およびチ
ルプレート3を最大角加速度:5πrad/sec2
上であって回転角度が45度以上の条件で水平回転振動
させることにより連続反復振動またはインターバルな同
一方向回転を付与し、同時に加熱炉4を徐々に上昇させ
るかまたはエレベータシャフトを徐々に降下させて鋳型
1を加熱炉4から抜き出しながら鋳型内の溶湯を下部か
ら上部に向かって冷却し、一方向凝固柱状晶を上向き方
向に生長させることにより微細な一方向凝固柱状晶組織
(すなわち、細長い一方向凝固柱状晶が集合した組織)
を有するタービンブレードが得られる。
【0010】実施例1 図1に示される装置を用意し、この装置のチルプレート
にタービンブレード形状のキャビティを有する鋳型をセ
ットし、固定治具により鋳型をチルプレートに固定し、
鋳型をインコネル600(Ni−14%Cr−6%F
e)の融点以上の温度に加熱保持し、インコネル600
を溶解して得られた溶湯をタービンブレード形状のキャ
ビティを有する鋳型に注入した。
【0011】引き続いて、チルプレートに冷却水を流し
ながらエレベータシャフトを表1に示される角加速度、
回転角度および周波数で鋳型と共に連続反復振動させ、
同時に加熱炉および冷却コイルを表1に示される速度で
引き上げることにより本発明タービンブレードの製造法
(以下、本発明法という)1〜4および比較タービンブレ
ードの製造法(以下、比較法という)1〜2を実施した。
さらにエレベータシャフトを回転振動させることなく通
常のブリッジマン法により従来タービンブレードの製造
法(以下、従来法という)を実施した。
【0012】これら本発明法1〜4、比較法1〜2およ
び従来法で得られたタービンブレードについて、図2に
示されるように、タービンブレードの一方向凝固柱状晶
の成長方向に対して垂直に切断し、切断して得られた断
面Aの組織を10倍の金属顕微鏡写真に撮り、それぞれ
の写真に長さ10cmの線を引いて、長さ10cmの線
分と交差した結晶粒界の個数を測定し、それを該タービ
ンブレード1cm当りの結晶粒界の個数として表1に示
した。
【0013】
【表1】
【0014】表1に示される結果から、本発明法1〜4
で得られたタービンブレードの断面Aにおける長さ1c
mの線分と交差する結晶粒界個数が、従来法で得られた
タービンブレードの断面Aにおける長さ1cmの線分と
交差する結晶粒界個数に比べて格段に多いところから、
一方向凝固柱状晶の断面組織は微細であり、高温靭性お
よび高温クリープ特性に優れていることが分かる。しか
し、この発明の条件から外れた条件の比較法1〜2で製
造したタービンブレードは、好ましくない現象が現れる
ことが分かる。
【0015】実施例2 実施例1において、鋳型の回転を表2に示される角加速
度、回転角度および周波数で回転させ、停止させたのち
同一方向に再び表2に示される角加速度、回転角度およ
び周波数で回転させるインターバルな断続正転振動をさ
せ、同時に加熱炉および冷却コイルを表2に示される速
度で引き上げることにより本発明法5〜8および比較法
3〜4を実施した。
【0016】これら本発明法5〜8および比較法3〜4
で得られたタービンブレードについて、図2に示される
ように、タービンブレードの一方向凝固柱状晶の成長方
向に対して垂直に切断し、切断して得られた断面Aの組
織を10倍の金属顕微鏡写真に撮り、それぞれの写真に
長さ10cmの線を引いて、長さ10cmの線分と交差
した結晶粒界の個数を測定し、それを該タービンブレー
ド1cm当りの結晶粒界の個数として表2に示した。
【0017】
【表2】
【0018】表2に示される結果から、本発明法5〜8
で得られたタービンブレードの断面Aにおける長さ1c
mの線分と交差する結晶粒界個数が、実施例1の従来法
で得られたタービンブレードの断面Aにおける長さ1c
mの線分と交差する結晶粒界個数に比べて格段に多いと
ころから、一方向凝固柱状晶の断面組織は微細であり、
高温靭性および高温クリープ特性に優れていることが分
かる。しかし、この発明の条件から外れた条件の比較法
3〜4で製造したタービンブレードは、好ましくない現
象が現れることが分かる。
【0019】
【発明の効果】この発明の方法により製造したタービン
ブレードは、全体に一方向凝固柱状晶の成長方向に対し
て垂直な断面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織を有
するところから、従来に比べて高温靭性および高温クリ
ープ特性に一層優れたタービンブレードを提供すること
ができ、産業上優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一方向凝固柱状晶組織を有するター
ビンブレードの製造装置を示す断面概略説明図である。
【図2】タービンブレードにおける一方向凝固柱状晶の
成長方向に対して垂直に切断した断面の一方向凝固柱状
晶組織の説明図である。
【符号の説明】
1:鋳型、 2:エレベータシャフト、 3:チルプレ
ート、 4:加熱炉、5:耐熱カバー、 6:冷却水流
通キャビティ、 7:保持板、 8:鋳型保持具、
9:溶湯、 10:冷却水供給孔、 11:湯道、 1
2:タービンブレード形状のキャビティ、 13:水冷
コイル、 14:一方向凝固柱状晶の成長方向、 A:
一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 27/08 B22D 27/08 F01D 5/28 F01D 5/28 F02C 7/00 F02C 7/00 D (72)発明者 脇田 三郎 埼玉県大宮市北袋町1−297 三菱マテリ アル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3G002 EA06 4E093 KA10 TA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳型内に装入した溶湯を下部から上部に向
    かって凝固させながら鋳型に水平回転振動を与え、それ
    によって一方向凝固柱状晶の成長方向に対する垂直な断
    面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービ
    ンブレードを製造する方法であって、前記鋳型の水平回
    転振動は、最大角加速度:5πrad/sec2以上で
    ありかつ回転角度が45度以上である回転を加えたのち
    停止し、引き続いて同じ条件で逆方向の回転を加える連
    続反転振動であることを特徴とする一方向凝固柱状晶組
    織を有するタービンブレードの製造方法。
  2. 【請求項2】鋳型内に装入した溶湯を下部から上部に向
    かって凝固させながら鋳型に水平回転振動を与え、それ
    によって一方向凝固柱状晶の成長方向に対する垂直な断
    面の組織が微細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービ
    ンブレードを製造する方法であって、前記鋳型の水平回
    転振動は、最大角加速度:5πrad/sec2以上で
    ありかつ回転角度が45度以上である回転を加えたのち
    停止し、引き続いて同じ条件で同一方向の回転と停止を
    繰り返す断続正転振動であることを特徴とする一方向凝
    固柱状晶組織を有するタービンブレードの製造方法。
  3. 【請求項3】一端部から他端部に向かって成長した一方
    向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な断面の組織が微
    細な一方向凝固柱状晶組織を有するタービンブレードで
    あって、該一方向凝固柱状晶の成長方向に対して垂直な
    断面における長さ1cmの線分と交差する結晶粒界が5
    個以上存在する組織を有することを特徴とする一方向凝
    固柱状晶組織を有するタービンブレード。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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