JP2002282088A - オットマン装置 - Google Patents
オットマン装置Info
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- JP2002282088A JP2002282088A JP2001084733A JP2001084733A JP2002282088A JP 2002282088 A JP2002282088 A JP 2002282088A JP 2001084733 A JP2001084733 A JP 2001084733A JP 2001084733 A JP2001084733 A JP 2001084733A JP 2002282088 A JP2002282088 A JP 2002282088A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オットマン本体の展開，収納操作の構造を簡
素化する。前後位置の調整も簡易迅速に行う。オットマ
ン本体とフットレストとにより更に長い状態にオットマ
ン本体を展開させる。 【解決手段】 オットマン本体２１の先端側にホルダー
４３を設け、ホルダー４３に対して前後摺動可能にフッ
トレスト４５を設ける。フットレスト４５はパイプフレ
ームを略Ｕ字状に屈折して形成され、略Ｕ字状のパイプ
フレームの両側部４５ａをホルダー４３に挿入保持す
る。オットマン本体２１のフレーム２３をブロー成形す
る。フレーム２３にステイ押さえ部２３ａを一体に形成
する。フットレスト４５の中央部４５ｂにフットレスト
パネル５１を回動可能に取付ける。中央部４５ｂにスト
ッパー片５７を設け、フットレストパネル５１を収納位
置と使用位置とで位置規制する。
素化する。前後位置の調整も簡易迅速に行う。オットマ
ン本体とフットレストとにより更に長い状態にオットマ
ン本体を展開させる。 【解決手段】 オットマン本体２１の先端側にホルダー
４３を設け、ホルダー４３に対して前後摺動可能にフッ
トレスト４５を設ける。フットレスト４５はパイプフレ
ームを略Ｕ字状に屈折して形成され、略Ｕ字状のパイプ
フレームの両側部４５ａをホルダー４３に挿入保持す
る。オットマン本体２１のフレーム２３をブロー成形す
る。フレーム２３にステイ押さえ部２３ａを一体に形成
する。フットレスト４５の中央部４５ｂにフットレスト
パネル５１を回動可能に取付ける。中央部４５ｂにスト
ッパー片５７を設け、フットレストパネル５１を収納位
置と使用位置とで位置規制する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はオットマン装置に関
し、更に詳細に説明すると、車両用シートのシートクッ
ション前部に設けられるオットマン装置に係り、特に、
シートクッションの前部にオットマン本体を展開可能に
設け、該オットマン本体を足載せ位置及び収納位置の間
で展開させるようにしたオットマン装置に関する。
し、更に詳細に説明すると、車両用シートのシートクッ
ション前部に設けられるオットマン装置に係り、特に、
シートクッションの前部にオットマン本体を展開可能に
設け、該オットマン本体を足載せ位置及び収納位置の間
で展開させるようにしたオットマン装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオットマン装置としては、例え
ば、特開平９−２０６１５７号公報に記載されたものが
ある。この従来例には、前後方向に伸びるように配設さ
れたスライダーの可動レールを電動駆動機構で前後動作
させることによって平板状に形成された６本のリンクア
ームで構成されるリンク機構を動作させ、これによって
オットマンを収納姿勢と足載せ姿勢との間で姿勢を変更
可能に構成した電動式のオットマン装置が記載されてい
る。
ば、特開平９−２０６１５７号公報に記載されたものが
ある。この従来例には、前後方向に伸びるように配設さ
れたスライダーの可動レールを電動駆動機構で前後動作
させることによって平板状に形成された６本のリンクア
ームで構成されるリンク機構を動作させ、これによって
オットマンを収納姿勢と足載せ姿勢との間で姿勢を変更
可能に構成した電動式のオットマン装置が記載されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
動式オットマン装置にあっては、オットマンを電動駆動
機構によって、収納姿勢と足載せ姿勢との間で姿勢変更
が可能であるが、オットマンとスライダーとの間を連結
するリンク機構が６本の平板状のリンクアームを組合わ
せて構成されていると共に、駆動源として電動駆動機構
を必要とするため、構造が非常に複雑化し、コストアッ
プを招来するという問題点がある。
動式オットマン装置にあっては、オットマンを電動駆動
機構によって、収納姿勢と足載せ姿勢との間で姿勢変更
が可能であるが、オットマンとスライダーとの間を連結
するリンク機構が６本の平板状のリンクアームを組合わ
せて構成されていると共に、駆動源として電動駆動機構
を必要とするため、構造が非常に複雑化し、コストアッ
プを招来するという問題点がある。
【０００４】更に、従来のオットマン装置では、使用状
態としての展開姿勢と収納状態としての収納姿勢をとり
得るが、足載せ位置としての展開姿勢において乗員の好
み等に応じて更に長いフットレストを利用したいという
要望に対応することができないものであった。
態としての展開姿勢と収納状態としての収納姿勢をとり
得るが、足載せ位置としての展開姿勢において乗員の好
み等に応じて更に長いフットレストを利用したいという
要望に対応することができないものであった。
【０００５】本発明の目的は、シートクッション前部に
収納され、オットマン本体を展開、あるいは収納操作で
き、構造を簡素化すると共に、前後位置の調整も乗員の
体型に合わせて自由に行えると共に、オットマン本体の
先端にフットレストを設け、オットマン本体とフットレ
ストとにより更に長い状態にオットマン本体を展開させ
ることができ、構成が簡易で使い勝手を高めたオットマ
ン装置を提供するものである。
収納され、オットマン本体を展開、あるいは収納操作で
き、構造を簡素化すると共に、前後位置の調整も乗員の
体型に合わせて自由に行えると共に、オットマン本体の
先端にフットレストを設け、オットマン本体とフットレ
ストとにより更に長い状態にオットマン本体を展開させ
ることができ、構成が簡易で使い勝手を高めたオットマ
ン装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載のオッ
トマン装置は、シートクッションの前部にオットマン本
体を展開可能に設け、該オットマン本体を足載せ位置及
び収納位置の間で展開させるようにしたオットマン装置
において、前記オットマン本体の先端側にホルダーが設
けられ、該ホルダーに対して前後摺動可能にフットレス
トが設けられ、該フットレストはパイプフレームを略Ｕ
字状に屈折して形成され、該略Ｕ字状のパイプフレーム
の両側部が前記ホルダーに挿入保持されていることを特
徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載のオッ
トマン装置は、シートクッションの前部にオットマン本
体を展開可能に設け、該オットマン本体を足載せ位置及
び収納位置の間で展開させるようにしたオットマン装置
において、前記オットマン本体の先端側にホルダーが設
けられ、該ホルダーに対して前後摺動可能にフットレス
トが設けられ、該フットレストはパイプフレームを略Ｕ
字状に屈折して形成され、該略Ｕ字状のパイプフレーム
の両側部が前記ホルダーに挿入保持されていることを特
徴とする。
【０００７】そして、請求項１に記載のオットマン装置
によれば、オットマン本体の先端側のホルダーに対して
前後摺動可能にフットレストが設けられ、該フットレス
トはパイプフレームを略Ｕ字状に屈折して形成され、該
略Ｕ字状のパイプフレームの両側部が前記ホルダーに挿
入保持されているので、フットレストのパイプフレーム
をホルダーから引き出してオットマン本体と共に長いフ
ットレストとして利用することができる。
によれば、オットマン本体の先端側のホルダーに対して
前後摺動可能にフットレストが設けられ、該フットレス
トはパイプフレームを略Ｕ字状に屈折して形成され、該
略Ｕ字状のパイプフレームの両側部が前記ホルダーに挿
入保持されているので、フットレストのパイプフレーム
をホルダーから引き出してオットマン本体と共に長いフ
ットレストとして利用することができる。
【０００８】また、本発明の請求項２に記載のオットマ
ン装置は、前記フットレストのホルダーがオットマン本
体の先端側に設けられたホルダーブラケットに支持され
ていることを特徴とする。
ン装置は、前記フットレストのホルダーがオットマン本
体の先端側に設けられたホルダーブラケットに支持され
ていることを特徴とする。
【０００９】ここで、ホルダーブラケットに支持される
ホルダーに略Ｕ字状のパイプフレームの両側部を挿入
し、このパイプフレームの両側部を係止する機構として
適宜の間隔で切欠きを設け、ホルダーにロック機構を設
ければ、パイプフレームの両端の引出し状態並びに収納
状態を保持することができる。
ホルダーに略Ｕ字状のパイプフレームの両側部を挿入
し、このパイプフレームの両側部を係止する機構として
適宜の間隔で切欠きを設け、ホルダーにロック機構を設
ければ、パイプフレームの両端の引出し状態並びに収納
状態を保持することができる。
【００１０】そして、請求項２に記載のオットマン装置
によれば、乗員の体型や好み等に合わせてオットマン本
体を前方に引出すことが可能となり、乗員の体型に合わ
せた適正位置にオットマン本体を位置決めできると共
に、オットマン本体の引出し時、フットレストのパイプ
フレームをホルダーから引き出してオットマン本体と共
に長いフットレストとして利用することができる。
によれば、乗員の体型や好み等に合わせてオットマン本
体を前方に引出すことが可能となり、乗員の体型に合わ
せた適正位置にオットマン本体を位置決めできると共
に、オットマン本体の引出し時、フットレストのパイプ
フレームをホルダーから引き出してオットマン本体と共
に長いフットレストとして利用することができる。
【００１１】また、本発明の請求項３に記載のオットマ
ン装置は、前記オットマン本体のフレームが合成樹脂材
からブロー成形され、該オットマン本体のフレームにス
テイ押さえ部が一体に形成され、該ステイ押さえ部に前
記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレームの両側部が
支持されていることを特徴とする。
ン装置は、前記オットマン本体のフレームが合成樹脂材
からブロー成形され、該オットマン本体のフレームにス
テイ押さえ部が一体に形成され、該ステイ押さえ部に前
記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレームの両側部が
支持されていることを特徴とする。
【００１２】そして、請求項３に記載のにオットマン装
置よれば、オットマン本体のフレームにステイ押さえ部
が一体に合成樹脂材からブロー成形されて形成され、該
ステイ押さえ部に前記フットレストの略Ｕ字状のパイプ
フレームの両側部が支持されているので、フットレスト
の略Ｕ字状のパイプフレームの両端をステイ押さえ部で
節度感よく支持することができる。
置よれば、オットマン本体のフレームにステイ押さえ部
が一体に合成樹脂材からブロー成形されて形成され、該
ステイ押さえ部に前記フットレストの略Ｕ字状のパイプ
フレームの両側部が支持されているので、フットレスト
の略Ｕ字状のパイプフレームの両端をステイ押さえ部で
節度感よく支持することができる。
【００１３】また、本発明の請求項４に記載のオットマ
ン装置は、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレー
ムの中央部にフットレストパネルが回動可能に取付けら
れ、該パイプフレームの中央部にストッパー片が設けら
れ、前記フットレストパネルが収納位置と使用位置とで
前記ストッパー片により位置規制されることを特徴とす
る。
ン装置は、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレー
ムの中央部にフットレストパネルが回動可能に取付けら
れ、該パイプフレームの中央部にストッパー片が設けら
れ、前記フットレストパネルが収納位置と使用位置とで
前記ストッパー片により位置規制されることを特徴とす
る。
【００１４】そして、請求項４に記載のにオットマン装
置よれば、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレー
ムの中央部にフットレストパネルが回動可能に取付けら
れているので、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフ
レームの中央部より更に前方にフットレストパネルを回
動して利用することができる。
置よれば、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレー
ムの中央部にフットレストパネルが回動可能に取付けら
れているので、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフ
レームの中央部より更に前方にフットレストパネルを回
動して利用することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオットマン装
置を図面を参照して詳述する。図１乃至図７は本発明に
係るオットマン装置の実施の形態を夫々示すもので、図
１はシートクッション前部にオットマン本体を収納した
状態を示すシートの斜視図、図２はオットマン本体を収
納した状態のシートの一部断面側面図、図３はオットマ
ン本体の前部にフットレストを設けたオットマン装置の
分解斜視図、図４はオットマン本体の異なる実施の形態
を示すもので、（ａ）は一部斜視図、（ｂ）は断面図、
図５はフットレストにフットレストパネルを回動可能に
取付けた状態を示すもので、（ａ）は斜視図、（ｂ）は
同パイプフレームにストッパー片を設けたフットレスト
の下面側の斜視図、図６はフットレストパネルの収納状
態の側面説明図、図７はフットレストパネルの展開状態
の側面説明図である。
置を図面を参照して詳述する。図１乃至図７は本発明に
係るオットマン装置の実施の形態を夫々示すもので、図
１はシートクッション前部にオットマン本体を収納した
状態を示すシートの斜視図、図２はオットマン本体を収
納した状態のシートの一部断面側面図、図３はオットマ
ン本体の前部にフットレストを設けたオットマン装置の
分解斜視図、図４はオットマン本体の異なる実施の形態
を示すもので、（ａ）は一部斜視図、（ｂ）は断面図、
図５はフットレストにフットレストパネルを回動可能に
取付けた状態を示すもので、（ａ）は斜視図、（ｂ）は
同パイプフレームにストッパー片を設けたフットレスト
の下面側の斜視図、図６はフットレストパネルの収納状
態の側面説明図、図７はフットレストパネルの展開状態
の側面説明図である。
【００１６】図１及び図２において、車両用シート１０
のシートクッション１１の前部にオットマン装置２０が
設けられ、本発明に係るオットマン装置２０は手動式で
あるため、オットマン本体２１がシートクッション１１
の開口１１ａに収納され、シートクッション１１の前端
面よりやや外方に突出している。尚、符号１２はシート
バックを示す。
のシートクッション１１の前部にオットマン装置２０が
設けられ、本発明に係るオットマン装置２０は手動式で
あるため、オットマン本体２１がシートクッション１１
の開口１１ａに収納され、シートクッション１１の前端
面よりやや外方に突出している。尚、符号１２はシート
バックを示す。
【００１７】そして、このオットマン装置２０は、図２
に示す如く、オットマン本体２１を支持するステイ３０
がシートクッション１１内部の機構ボックス（ステイ支
持部）３１内に収容され、挿通孔３１ａを通じて前方向
に引出し可能に挿通され、この挿通孔３１ａには、ボー
ルプランジャ機構３２等のクリック機構が設けられてお
り、ステイ３０に長手方向に所定ピッチ間隔に形成され
る切欠き３０ａとボールプランジャ機構３２の協働作用
によりステイ３０は節度感をもって前後方向に引出し、
あるいは収納される。尚、クリック機構としては、ボー
ルプランジャ機構３２に替えて、板バネを採用してもよ
い。
に示す如く、オットマン本体２１を支持するステイ３０
がシートクッション１１内部の機構ボックス（ステイ支
持部）３１内に収容され、挿通孔３１ａを通じて前方向
に引出し可能に挿通され、この挿通孔３１ａには、ボー
ルプランジャ機構３２等のクリック機構が設けられてお
り、ステイ３０に長手方向に所定ピッチ間隔に形成され
る切欠き３０ａとボールプランジャ機構３２の協働作用
によりステイ３０は節度感をもって前後方向に引出し、
あるいは収納される。尚、クリック機構としては、ボー
ルプランジャ機構３２に替えて、板バネを採用してもよ
い。
【００１８】そして、左右のステイ３０の先端には、支
持ベース３３が取付部３４を介して固定されており、こ
の支持ベース３３にオットマン本体２１が展開可能に取
付けられている。即ち、左右の支持ベース３３の夫々上
下端末に取付部が設定されているが、オットマン本体２
１のブラケット２２と支持ベース３３の上端３３ａに夫
々取付孔を設け、リベット２２ａを取付けることによ
り、支持ベース３３の上端３３ａにオットマン本体２１
のブラケット２２が回動可能に支持されている。
持ベース３３が取付部３４を介して固定されており、こ
の支持ベース３３にオットマン本体２１が展開可能に取
付けられている。即ち、左右の支持ベース３３の夫々上
下端末に取付部が設定されているが、オットマン本体２
１のブラケット２２と支持ベース３３の上端３３ａに夫
々取付孔を設け、リベット２２ａを取付けることによ
り、支持ベース３３の上端３３ａにオットマン本体２１
のブラケット２２が回動可能に支持されている。
【００１９】前記オットマン本体２１を前方に持ち上
げ、足載せ姿勢としての使用状態に保持する機構は従来
公知のリンク機構等を用い、または電動式の駆動機構を
用いてもよい。
げ、足載せ姿勢としての使用状態に保持する機構は従来
公知のリンク機構等を用い、または電動式の駆動機構を
用いてもよい。
【００２０】図３に示す如く、前記オットマン本体２１
の両側部の先端側にホルダーブラケット４１が夫々設け
られ、このホルダーブラケット４１にホルダー４３が夫
々取付けられている。このホルダー４３に対して前後摺
動可能にフットレスト４５が設けられている。このフッ
トレスト４５はパイプフレームを略Ｕ字状に屈折して形
成され、該略Ｕ字状のパイプフレームの両側部４５ａが
前記ホルダー４３に挿入保持されている。
の両側部の先端側にホルダーブラケット４１が夫々設け
られ、このホルダーブラケット４１にホルダー４３が夫
々取付けられている。このホルダー４３に対して前後摺
動可能にフットレスト４５が設けられている。このフッ
トレスト４５はパイプフレームを略Ｕ字状に屈折して形
成され、該略Ｕ字状のパイプフレームの両側部４５ａが
前記ホルダー４３に挿入保持されている。
【００２１】また、フットレスト４５の側部４５ａには
スライド調整溝４７及び脱落防止用の溝４９が設けら
れ、前記ホルダー４３に設けられたロック機構のロック
片（図示せず。）が挿入係止され、フットレスト４５が
ホルダー４３に対して前後移動調整することができ、フ
ットレスト４５のパイプフレームの両側部４５ａをホル
ダー４３から引き出してオットマン本体２１と共に長い
フットレスト４５を利用することができる。
スライド調整溝４７及び脱落防止用の溝４９が設けら
れ、前記ホルダー４３に設けられたロック機構のロック
片（図示せず。）が挿入係止され、フットレスト４５が
ホルダー４３に対して前後移動調整することができ、フ
ットレスト４５のパイプフレームの両側部４５ａをホル
ダー４３から引き出してオットマン本体２１と共に長い
フットレスト４５を利用することができる。
【００２２】次に、図４（ａ），（ｂ）には本発明の異
なる実施の形態が夫々示されており、この実施の形態で
は前記オットマン本体２１のフレーム２３が合成樹脂材
からブロー成形され、このオットマン本体２１のフレー
ム２３に複数のステイ押さえ部２３ａが一体に形成さ
れ、このステイ押さえ部２３ａに、図４（ａ）に示す如
く、前記フットレスト４５の略Ｕ字状のパイプフレーム
の両側部４５ａが支持されているものである。尚、フレ
ーム２３の前端両側にはホルダー４３の取付け用の凹部
２３ｂが形成されている。
なる実施の形態が夫々示されており、この実施の形態で
は前記オットマン本体２１のフレーム２３が合成樹脂材
からブロー成形され、このオットマン本体２１のフレー
ム２３に複数のステイ押さえ部２３ａが一体に形成さ
れ、このステイ押さえ部２３ａに、図４（ａ）に示す如
く、前記フットレスト４５の略Ｕ字状のパイプフレーム
の両側部４５ａが支持されているものである。尚、フレ
ーム２３の前端両側にはホルダー４３の取付け用の凹部
２３ｂが形成されている。
【００２３】次いで、図５（ａ），（ｂ）及び図６，図
７には本発明の更に異なる実施の形態が夫々示されてお
り、この実施の形態では前記フットレスト４５の略Ｕ字
状のパイプフレームの中央部４５ｂにフットレストパネ
ル５１が回動可能に取付けられているものである。
７には本発明の更に異なる実施の形態が夫々示されてお
り、この実施の形態では前記フットレスト４５の略Ｕ字
状のパイプフレームの中央部４５ｂにフットレストパネ
ル５１が回動可能に取付けられているものである。
【００２４】フットレストパネル５１は軸部５３とパネ
ル部５５とを有し、軸部５３がフットレスト４５の中央
部４５ｂに取付けられている。また軸部５３の外周面に
は軸心方向に延びるストッパー受け面５３ａ，５３ｂが
形成されている。前記フットレスト４５のパイプフレー
ムの中央部４５ｂにはワイヤー等から形成されたストッ
パー片５７が設けられ、前記フットレストパネル５１が
収納位置と使用位置とで前記ストッパー片５７にストッ
パー受け面５３ａ，５３ｂが当接することにより位置規
制される。
ル部５５とを有し、軸部５３がフットレスト４５の中央
部４５ｂに取付けられている。また軸部５３の外周面に
は軸心方向に延びるストッパー受け面５３ａ，５３ｂが
形成されている。前記フットレスト４５のパイプフレー
ムの中央部４５ｂにはワイヤー等から形成されたストッ
パー片５７が設けられ、前記フットレストパネル５１が
収納位置と使用位置とで前記ストッパー片５７にストッ
パー受け面５３ａ，５３ｂが当接することにより位置規
制される。
【００２５】まず、図６に示す如く、フットレスト４５
がオットマン本体２１に収納されている状態より、フッ
トレスト４５を前方に引き出し、次いで、図７に示す如
く、フットレストパネル５１のパネル部５５をフットレ
スト４５の略Ｕ字状のパイプフレームの両側部４５ａの
間より上方に回動させ、次いで前方に倒すとストッパー
受け面５３ｂがストッパー片５７に係止されてフットレ
ストパネル５１のパネル部５５を所定の角度で利用する
ことができる。
がオットマン本体２１に収納されている状態より、フッ
トレスト４５を前方に引き出し、次いで、図７に示す如
く、フットレストパネル５１のパネル部５５をフットレ
スト４５の略Ｕ字状のパイプフレームの両側部４５ａの
間より上方に回動させ、次いで前方に倒すとストッパー
受け面５３ｂがストッパー片５７に係止されてフットレ
ストパネル５１のパネル部５５を所定の角度で利用する
ことができる。
【００２６】尚、ストッパー受け面５３ｂの位置を適宜
設定することによりフットレスト４５と一直線上に設け
ることもでき、その他適宜の位置に設けることができ
る。またストッパー片５７の位置を変えてもよい。尚更
にフットレスト４５，フットレストパネル５１等の形状
を適宜変更することができる。
設定することによりフットレスト４５と一直線上に設け
ることもでき、その他適宜の位置に設けることができ
る。またストッパー片５７の位置を変えてもよい。尚更
にフットレスト４５，フットレストパネル５１等の形状
を適宜変更することができる。
【００２７】このように、本発明に係るオットマン装置
２０によれば、前述したようにステイ３０が引出し、収
納可能であるため、乗員の体型に合わせて足載せポイン
トを可変でき、使い勝手に優れると共に、フットレスト
４５及びフットレストパネル５１を必要に応じて利用す
ることにより、フットレスト４５及びフットレストパネ
ル５１によりオットマン本体２１より長い状態で足載せ
を形成することができる。
２０によれば、前述したようにステイ３０が引出し、収
納可能であるため、乗員の体型に合わせて足載せポイン
トを可変でき、使い勝手に優れると共に、フットレスト
４５及びフットレストパネル５１を必要に応じて利用す
ることにより、フットレスト４５及びフットレストパネ
ル５１によりオットマン本体２１より長い状態で足載せ
を形成することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の請求項１に
記載のオットマン装置によれば、オットマン本体の先端
側のホルダーに対して前後摺動可能にフットレストが設
けられ、該フットレストはパイプフレームを略Ｕ字状に
屈折して形成され、該略Ｕ字状のパイプフレームの両側
部が前記ホルダーに挿入保持されているので、フットレ
ストのパイプフレームをホルダーから引き出してオット
マン本体と共に長いフットレストとして利用することが
できる。
記載のオットマン装置によれば、オットマン本体の先端
側のホルダーに対して前後摺動可能にフットレストが設
けられ、該フットレストはパイプフレームを略Ｕ字状に
屈折して形成され、該略Ｕ字状のパイプフレームの両側
部が前記ホルダーに挿入保持されているので、フットレ
ストのパイプフレームをホルダーから引き出してオット
マン本体と共に長いフットレストとして利用することが
できる。
【００２９】また、本発明の請求項２に記載のオットマ
ン装置によれば、乗員の体型や好み等に合わせてオット
マン本体を前方に引出すことが可能となり、乗員の体型
に合わせた適正位置にオットマン本体を位置決めできる
と共に、オットマン本体の引出し時、フットレストのパ
イプフレームをホルダーから引き出してオットマン本体
と共に長いフットレストとして利用することができる。
ン装置によれば、乗員の体型や好み等に合わせてオット
マン本体を前方に引出すことが可能となり、乗員の体型
に合わせた適正位置にオットマン本体を位置決めできる
と共に、オットマン本体の引出し時、フットレストのパ
イプフレームをホルダーから引き出してオットマン本体
と共に長いフットレストとして利用することができる。
【００３０】更に、本発明の請求項３に記載のオットマ
ン装置によれば、オットマン本体のフレームにステイ押
さえ部が一体に合成樹脂材からブロー成形されて形成さ
れ、該ステイ押さえ部に前記フットレストの略Ｕ字状の
パイプフレームの両側部が支持されているので、フット
レストの略Ｕ字状のパイプフレームの両端をステイ押さ
え部で節度感よく支持することができる。
ン装置によれば、オットマン本体のフレームにステイ押
さえ部が一体に合成樹脂材からブロー成形されて形成さ
れ、該ステイ押さえ部に前記フットレストの略Ｕ字状の
パイプフレームの両側部が支持されているので、フット
レストの略Ｕ字状のパイプフレームの両端をステイ押さ
え部で節度感よく支持することができる。
【００３１】更に、本発明の請求項４に記載のオットマ
ン装置によれば、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプ
フレームの中央部にフットレストパネルが回動可能に取
付けられているので、前記フットレストの略Ｕ字状のパ
イプフレームの中央部より更に前方にフットレストパネ
ルを回動して利用することができる。
ン装置によれば、前記フットレストの略Ｕ字状のパイプ
フレームの中央部にフットレストパネルが回動可能に取
付けられているので、前記フットレストの略Ｕ字状のパ
イプフレームの中央部より更に前方にフットレストパネ
ルを回動して利用することができる。
【００３２】本発明によれば、シートクッション前部に
収納され、オットマン本体を展開、あるいは収納操作で
き、構造を簡素化すると共に、前後位置の調整も乗員の
体型に合わせて自由に行えると共に、オットマン本体の
先端にフットレストを設け、オットマン本体とフットレ
ストとにより更に長い状態にオットマン本体を展開させ
ることができ、構成が簡易で使い勝手を高めたオットマ
ン装置を得ることができる。
収納され、オットマン本体を展開、あるいは収納操作で
き、構造を簡素化すると共に、前後位置の調整も乗員の
体型に合わせて自由に行えると共に、オットマン本体の
先端にフットレストを設け、オットマン本体とフットレ
ストとにより更に長い状態にオットマン本体を展開させ
ることができ、構成が簡易で使い勝手を高めたオットマ
ン装置を得ることができる。
【図１】本発明に係るオットマン装置をシートクッショ
ンに組込んだ状態を示すシートの斜視図。
ンに組込んだ状態を示すシートの斜視図。
【図２】図１に示すオットマン装置を組込んだシートの
一部断面側面図。
一部断面側面図。
【図３】本発明に係るオットマン装置のオットマン本体
の前部にフットレストを設けたオットマン装置の分解斜
視図。
の前部にフットレストを設けたオットマン装置の分解斜
視図。
【図４】本発明に係るオットマン装置のオットマン本体
の異なる実施の形態を示すもので、（ａ）は一部斜視
図、（ｂ）は断面図。
の異なる実施の形態を示すもので、（ａ）は一部斜視
図、（ｂ）は断面図。
【図５】本発明に係るオットマン装置の更に異なる実施
の形態を示すもので、（ａ）は斜視図、（ｂ）はストッ
パー片を設けたフットレストの下面側の斜視図。
の形態を示すもので、（ａ）は斜視図、（ｂ）はストッ
パー片を設けたフットレストの下面側の斜視図。
【図６】本発明に係るオットマン装置のフットレストパ
ネルの収納状態の側面説明図。
ネルの収納状態の側面説明図。
【図７】本発明に係るオットマン装置のフットレストパ
ネルの展開状態の側面説明図。
ネルの展開状態の側面説明図。
【符号の説明】 １０ 車両用シート １１ シートクッション １１ａ 開口 １２ シートバック ２０ オットマン装置 ２１ オットマン本体 ２２ ブラケット ２３ フレーム ２３ａ ステイ押さえ部 ２３ｂ 凹部 ３０ ステイ ３０ａ 切欠き ３２ ボールプランジャ機構 ３３ 支持ベース ４１ ホルダーブラケット ４３ ホルダー ４５ フットレスト ４５ａ 側部 ４５ｂ 中央部 ４７ スライド調整溝 ４９ 脱落防止用の溝 ５１ フットレストパネル ５３ 軸部 ５３ａ ストッパー受け面 ５３ｂ ストッパー受け面 ５５ パネル部 ５７ ストッパー片
Claims (4)
- 【請求項１】 シートクッションの前部にオットマン本
体を展開可能に設け、該オットマン本体を足載せ位置及
び収納位置の間で展開させるようにしたオットマン装置
において、 前記オットマン本体の先端側にホルダーが設けられ、該
ホルダーに対して前後摺動可能にフットレストが設けら
れ、該フットレストはパイプフレームを略Ｕ字状に屈折
して形成され、該略Ｕ字状のパイプフレームの両側部が
前記ホルダーに挿入保持されていることを特徴とするオ
ットマン装置。 - 【請求項２】 前記フットレストのホルダーがオットマ
ン本体の先端側に設けられたホルダーブラケットに支持
されていることを特徴とする請求項１に記載のオットマ
ン装置。 - 【請求項３】 前記オットマン本体のフレームが合成樹
脂材からブロー成形され、該オットマン本体のフレーム
にステイ押さえ部が一体に形成され、該ステイ押さえ部
に前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフレームの両側
部が支持されていることを特徴とする請求項１に記載の
オットマン装置。 - 【請求項４】 前記フットレストの略Ｕ字状のパイプフ
レームの中央部にフットレストパネルが回動可能に取付
けられ、該パイプフレームの中央部にストッパー片が設
けられ、前記フットレストパネルが収納位置と使用位置
とで前記ストッパー片により位置規制されることを特徴
とする請求項１乃至請求項３の何れかに記載のオットマ
ン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001084733A JP2002282088A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | オットマン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001084733A JP2002282088A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | オットマン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002282088A true JP2002282088A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=18940360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001084733A Pending JP2002282088A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | オットマン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002282088A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101014301B1 (ko) * | 2008-12-10 | 2011-02-21 | 이재웅 | 차량 장착용 절첩식 발판 |
| EP2937020A4 (en) * | 2013-02-07 | 2016-07-27 | Zhejiang Henglin Chair Industry Co Ltd | FOOTREST FRAME FOR A CHAIR |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001084733A patent/JP2002282088A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101014301B1 (ko) * | 2008-12-10 | 2011-02-21 | 이재웅 | 차량 장착용 절첩식 발판 |
| EP2937020A4 (en) * | 2013-02-07 | 2016-07-27 | Zhejiang Henglin Chair Industry Co Ltd | FOOTREST FRAME FOR A CHAIR |
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