JP2002282067A - 冷蔵庫の放熱装置 - Google Patents

冷蔵庫の放熱装置

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JP2002282067A
JP2002282067A JP2001084948A JP2001084948A JP2002282067A JP 2002282067 A JP2002282067 A JP 2002282067A JP 2001084948 A JP2001084948 A JP 2001084948A JP 2001084948 A JP2001084948 A JP 2001084948A JP 2002282067 A JP2002282067 A JP 2002282067A
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blower
power
small space
heat
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Katsuya Kaneko
勝哉 金子
Yoshihisa Ogura
嘉尚 小倉
Yasuhiro Yuasa
康裕 湯朝
Keisuke Kinoshita
敬介 木下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫をシステム収納に組み込んだような場
合に冷蔵庫の運転中は放熱装置が常時動作状態になるよ
うにした冷蔵庫の放熱装置を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫上に小空間11を隔てて収納キャ
ビネット12を配設し、小空間11内に配設された放熱
装置80の電源入り切り手段は、小空間11内に冷蔵庫
1と同一の配電分岐回路に接続されたコンセントに放熱
装置80から引き出された差込プラグを挿脱することに
よってなされる。放熱装置80の電源入り切り手段が全
面が閉じられた小空間11内に配置されるので、ユーザ
が誤って放熱装置80の電源を切ってしまうことがな
く、冷蔵庫1の運転中は放熱装置80も常時動作状態と
なることがユーザの間違いにより壊されることが防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチン
等を構成するシステム収納において、冷蔵庫をシステム
収納に組み込んだような場合にも冷蔵庫からの排熱を効
果的に放熱する冷蔵庫の放熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】システム収納に冷蔵庫を組み込んだ場合
に、冷蔵庫の排熱を排出する経路を構築する必要があ
る。これを実現する従来技術は、図9に示すように、冷
蔵庫1と、その上方に配置した収納キャビネット2との
間に、所要の容積を確保して放熱空間3を形成したもの
が知られている。この放熱空間3の正面側にはルーバー
体4を設けて放熱空間3が存在することの違和感を緩和
している。この構成により冷蔵庫1からの排熱は放熱空
間3からルーバー体4を通って外部に排出されるので、
冷蔵庫をシステム収納に組み込んだシステムキッチンを
構成することができる。
【0003】しかし、上記のような放熱構造では充分な
放熱効果を得ようとすると、放熱空間3の容積を大きく
確保する必要がある。そのため、収納キャビネット2の
収容スペースを大きく確保することができず、その設置
位置も高くなってしまい、物品を出し入れする前面開口
部の面積も小さくなり、物品の出し入れがし難く、収納
キャビネット2として実用性に乏しいものになる問題点
があった。
【0004】また、上記放熱構造は自然対流に頼ってい
るので、熱が内部に滞留しやすく、必ずしも充分な放熱
効果が確保できているとは言い難く、特に夏場では冷蔵
庫1の冷却性能が低下し、それに伴って消費電力が増加
する問題がある。
【0005】そこで、図10に示すように、冷蔵庫1の
上方に小空間11を隔てて収納キャビネット12を配設
し、冷蔵庫1から放出された排熱を外部に排出する送風
装置13を前記小空間11内に配設すると、収納キャビ
ネット12の容積も大きく確保でき、放熱装置13によ
る強制放熱によりシステム収納に組み込まれた冷蔵庫1
でも充分な放熱効果を確保することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のように冷蔵
庫1からの排熱を送風装置13によって外部に排気する
場合に、送風装置13の電源がオフになったときに冷蔵
庫1は排熱の放出が充分になされなくなり、過負荷運転
状態に陥ることになる。送風装置13の電源オフは、装
置の故障でなく、ユーザが誤って送風装置13の電源ス
イッチを操作した場合、コンセントから電源プラグを抜
いてしまった場合、送風装置13が接続された配電分岐
回路が何らかの問題で回路切断(ブレーカが落ちる)状
態になった場合などが考えられる。
【0007】即ち、冷蔵庫1が運転状態にあるときは、
送風装置13も必ず運転状態にあるようにする必要があ
り、ユーザの誤った操作や他の電気機器の故障や使用状
態等の影響が送風装置13に及ばないように構成するこ
とが要求される。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、送風装置の電源接続が容易に切断されてしまうこ
とがなく、常に冷蔵庫の運転に同調して送風装置を動作
させ得るようにした冷蔵庫の放熱装置を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、冷蔵庫の左右両側面に臨む障壁の上方に冷
蔵庫の天面と所定間隔を隔ててキャビネットを配設する
ことにより、上下をキャビネットと冷蔵庫に左右を障壁
に囲まれた小空間内に、冷蔵庫の排熱を外部に排出する
送風装置が配設されてなる冷蔵庫の放熱装置において、
前記小空間内に前記送風装置の電源を入り切りする電源
入り切り手段が設けられ、小空間の正面が仕切り体によ
り閉じられてなることを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、上下をキャビネットと
冷蔵庫に左右を障壁に囲まれた小空間内に送風装置の電
源入り切り手段が配設され、小空間の正面は仕切り体で
閉じられているので、ユーザが送風装置の電源を入り切
りすることができず、誤って電源を切ってしまうことに
より冷蔵庫が過負荷状態に陥ってしまうことが避けられ
る。送風装置は冷蔵庫が運転中は電源が入った状態を維
持する必要があり、電源入り切り手段は冷蔵庫の設置時
やメンテナンス時に作業者が入り切り操作することに限
定して不用意な電源OFFを防止することができる。
【0011】上記電源入り切り手段は、冷蔵庫と同一の
配電分岐回路に接続して取り付けられたプラグ受に対
し、送風装置から引き出された差込プラグを挿脱操作す
るように構成することができ、電源の入り切りは冷蔵庫
の設置時やメンテナンス時に限定されるので、プラグ受
に対する差込プラグの挿脱操作で電源の入り切りを行な
うことにより、特にスイッチ等を設けることなく電源の
入り切りが可能となる。
【0012】また、差込プラグが接続された電源コード
の保持手段を設けておくことにより、プラグ受に差し込
んだ差込プラグにつながる電源コードを保持手段に保持
させて電源コードの垂れ下がりをなくすことができる。
設置時に小空間の下には冷蔵庫が収納されるので、垂れ
下がった電源コードが収納する冷蔵庫に引っ掛かること
がなく、垂れ下がった電源コードの重量が差込プラグに
加わって差し込み状態が不完全になったり、浮いた状態
のプラグに埃が溜まることに起因するトラッキング現象
の発生も防止できる。
【0013】また、プラグ受の取り付け位置は、小空間
内の正面寄りに設定しておくことが好適であり、設置時
やメンテナンス時に差込プラグを抜き差しする作業が容
易になる。
【0014】また、仕切り体に、小空間から外部に通じ
る通気口を設けておくことにより、送風装置に何らかの
障害が生じたとき、冷蔵庫の排熱を小空間から外部に逃
がす排気路が形成され、障害に対する対応がなされるま
での間の放熱経路が確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0016】図1は、本実施形態に係る冷蔵庫の放熱装
置と冷蔵庫とを組み込んで構成されたシステム収納の例
を示すもので、冷蔵庫1の両側面との間に側面小空間9
が形成されるように構築された側板パネル10、10の
間に、冷蔵庫1の天面と小空間11を隔てて収納キャビ
ネット(キャビネット)12が設置され、小空間11に
放熱装置80が配置されている。放熱装置80は、図1
(b)に示すように、送風装置13に通気ダクト90を
連結して構成され、冷蔵庫1の背面から放出され、背面
小空間8を通って小空間11に上昇してきた排熱を前記
通気ダクト90によって送風装置13に導き、送風装置
13により排熱を外部に排出する。この放熱装置80の
構成により、システム収納内に組み込まれて冷蔵庫1が
その側面及び背面が構築物に覆われた状態になっていて
も放熱経路が確保され、冷蔵庫1は過負荷状態に陥るこ
となく正常な運転状態を維持することができる。
【0017】図2は、前記放熱装置80の構成を示すも
ので、送風装置13及び通気ダクト90を主要構成要素
として構成されている。送風装置13は、小空間11の
正面側を覆う仕切り体17に、後述するファンモータ2
1等を内装したケーシング18を取り付けて構成され、
収納キャビネット12の底面に取り付けられる固定金具
82により収納キャビネット12の底面に装着される。
また、通気ダクト90は、断熱性に富む素材で且つ切断
加工が容易な材料、ここでは樹脂材料によって形成され
た段ボールを、その断面形状が高さの小さい長方形にな
るように組み立て、前記送風装置13の後方に設けられ
た吸気口19に連結できるように構成され、収納キャビ
ネット12の底面に取り付けられる。
【0018】前記送風装置13は、図3に分解図として
示すように、ケーシング18、シロッコ型のファンモー
タ21、排気ダクト23、フィルタ24及び蓋板29を
主要構成要素として構成されている。ケーシング18
は、全体として上面開口した薄型の箱形状に形成され、
その後側面に幅方向に並んだ多数の長孔状の吸気口19
が形成され、前側面に排気ダクト23の排気口20が形
成されている。ファンモータ21は、ケーシング18の
内部後方側で吸気口19に相対向する位置に設置されて
いる。排気ダクト23は、ファンモータ21の吹出口2
2に吸込口を連通させてケーシング18の内部に設けら
れている。フィルタ24は、ほぼ矩形となった板状体の
後側部分24aが薄肉に形成されて可撓性を有してお
り、その後側部分24aに幅方向に形成された複数の通
風孔28Aを覆うようにフィルタ網部27Aが固着され
ている。尚、フィルタ網部27Aの前方側には補助通風
孔28Bを覆うように補助フィルタ網部27Bが固着さ
れている。蓋板29は、ケーシング18の上面開口を施
蓋してケーシング18にねじ止め固定される。
【0019】図4は、送風装置13をファンモータ21
の位置で前後方向に切断した断面図として示すもので、
ファンモータ21を回転駆動させると、吸気口19から
吸気された空気はフィルタ24のフィルタ網部27A及
び補助フィルタ網部28Aを通過して混入した塵埃が除
去され、ファンモータ21に吸気されて吹出口22から
排出される。排出された空気は排気ダクト23を通って
仕切り体17に設けられた排気口20から外部に排気さ
れる。
【0020】前記ケーシング18内は、図3に示すよう
に、仕切板30によって通風室31と基板収納室32と
に区分され、通風室31の内部には前記ファンモータ2
1及び排気ダクト23が設けられ、ている。基板収納室
32には電源回路や制御回路を構成した回路基板(図示
せず)が配設され、電源回路に接続された電源コード9
7は、図2に示すように、ケーシング18の外部に引き
出され、その先端には差込プラグ98が接続されてい
る。この差込プラグ98は、全ての構成要素の装着が完
了した後、冷蔵庫1と同一の配電分岐回路に接続され、
側板パネル10に固定されたコンセントに差し込まれる
ことにより送風装置13が動作状態となるようにして、
送風装置13の電源の入り切りが差込プラグのコンセン
トへの挿脱によりなされるように構成されている。
【0021】仕切り体17は、図2に示すように、中央
部に排気口20が横長に開口し、その上方にフィルタ2
4の端部である着脱操作部37が位置し、着脱操作部3
7からフィルタ24を正面側に抜き出し、清掃した後、
再びフィルタ24を装着できるようにしている。また、
排気口20の左側部分には、特に符号を付してはいない
が、動作表示、フィルタの清掃報知等の表示灯や室温検
出のための温度センサの露出部などが設けられている。
また、正面から見て右側にはスリット状の開口部を列設
した通気口83が形成され、小空間11内が通気口83
を通して外部に通じるようにしており、送風装置13が
何らかの障害により動作停止した場合に、障害が解消さ
れるまで冷蔵庫1の排気経路が確保されるようにしてい
る。
【0022】通気ダクト90は、樹脂製の段ボールを裁
断及び折り曲げ加工して天板101、底板102及び支
持板103を作成し、それぞれに設けられた貼り代で互
いに接着し、図2に示すように前後方向に開口部を設け
たダクト構造に形成される。天板101は、天面101
aから折り曲げられた前面101b、101cの間に連
結口104が形成され、前面101b及び前面101c
それぞれの所定位置にはミシン目105b、105cが
設けられている。このミシン目105b、105cは、
前記連結口104の開口幅を送風装置13の吸気口19
の形成部が嵌入できる幅寸法に拡大すると共に、適用す
る冷蔵庫1の幅寸法に対応させて連結位置を変更できる
ようにしている。尚、支持板103は、空洞構造で熱的
影響を受ける通気ダクト90の強度を確保して、変形を
防止する目的で設けられたものであるが、後述するよう
に排熱空気の吸気口19への案内あるいは整流の効果が
得られるように構成することもできる。
【0023】上記構成になる放熱装置80の電源は、図
5に示す側面図、図7に示す平面図のように、冷蔵庫1
と同一の配電分岐回路、即ち同一のブレーカ回路から引
き出した配電電線91に接続したコンセント(プラグ
受)99に差込プラグ98を差し込むことにより得られ
る。コンセント99は小空間11内に位置する側板パネ
ル10の正面寄りに取り付けられる。
【0024】上記コンセント99が取り付けられた後、
収納キャビネット12の底面に通気ダクト90、送風装
置13が取り付けられる。通気ダクト90及び仕切り板
17は適用する冷蔵庫1の横幅によって変化する小空間
11の幅方向寸法に応じて取り付け位置または寸法を調
節できるようにしている。ここでは、図1に示した横幅
の広い冷蔵庫1に適用した場合について説明する。
【0025】通気ダクト90は、図2に示した状態から
天板101の前面101cはそのままにして、図6に示
すように、前面101bは切断加工により除去する。こ
の加工により連結口104の横幅が左側に拡大する。こ
の通気ダクト90は、図7に示すように、収納キャビネ
ット12の底面の所定位置にねじ止めされる。図7は、
収納キャビネット12の底面への配置状態を示す平面図
で、収納キャビネット12を透視した状態に示してい
る。
【0026】次に、図7に示すように、収納キャビネッ
ト12の底面の所定位置に一対の固定金具82、82が
ねじ止め固定される。図2、図3に示すように、送風装
置13のケーシング18には、その両側に装着部85、
85が形成され、その厚さ寸法は固定金具82のコの字
状断面の中に挿入できるように形成されているので、送
風装置13をその両側の装着部85、85がそれぞれ固
定金具82内に入るように挿入すると、送風装置13は
図7に示すように収納キャビネット12の底面に装着さ
れる。送風装置13を装着すると、図4及び図8に示す
ように、送風装置13の背面側に吸気口19が形成され
た背面板部39が通気ダクト90の連結口104内に嵌
入し、通気ダクト90に送風装置13が連結されると共
に排熱空気の通気経路が形成される。装着された送風装
置13は、固定金具82に設けられたねじ穴82aを通
してタッピングねじを仕切り体17の上面に形成された
固定穴82bにねじ込むことにより位置固定される。
【0027】図6に示したように、連結口104は通気
ダクト90の横幅方向の左側に偏った位置に形成される
ので、この通気ダクト90を送風装置13の装着位置に
対応する位置に取り付けると、図7に示すように、冷蔵
庫1を正面から見た右寄りに配置されることになる。冷
蔵庫の排熱は背面の左右いずれか一方寄りに温度が高い
部位ができる場合が多く、本実施形態に適用した冷蔵庫
1の場合は背面の右側部位からの排熱量が最も大きいの
で、通気ダクト90を右寄りに配置しておくことによっ
て温度上昇した空気が通気ダクト90に取り込まれやす
く、排熱効果を向上させることができる。また、図7に
示すように、支持板103を斜めに配置して右側方向か
ら吸気口19に気流が向くように案内整流することもで
きる。
【0028】また、通気ダクト90は、天板101の天
面101a部分の面積がダクト構造を形成する以上に大
きく形成されている。この構成によって収納キャビネッ
ト12の底面をより広い面積で覆うことができ、断熱性
に富む材料で形成された通気ダクト90により温度上昇
した排熱空気により収納キャビネット12が温度上昇す
ることを抑制している。特に底板102より背面側に迫
り出した部分は、図8に示すように、冷蔵庫1の背面か
ら上昇してくる温度上昇した空気が収納キャビネット1
2に当たって熱的影響を与えることを抑制し、ダクト構
造内に排熱空気を取り込みやすくする。
【0029】上記のように送風装置13が装着される
と、小空間11の正面側は仕切り体17によって閉じら
れるが、仕切り体17には図2に示すように、ケーシン
グ18が取り付けられていない右側部分にルーバー状に
通気口83が形成されているので、小空間11内と外部
とが通気経路で接続される。送風装置13が何らかの障
害により運転停止に陥った場合に、障害に対する対応が
なされるまでの間、前記通気穴83により冷蔵庫1の排
熱を排気することができる。
【0030】上記のようにしてコンセント99、通気ダ
クト90、送風装置13が取付られることにより、放熱
装置80の設置工事が終了するので、送風装置13の差
込プラグ98をコンセント99に差し込むと放熱装置8
0は動作状態となる。前述した一連の作業は、小空間1
1の下方に冷蔵庫1がない状態で行なわれるので、最後
に冷蔵庫1を電源に接続して所定位置に収納すると、シ
ステム収納内への冷蔵庫1及びその放熱装置80の設置
が完了となる。
【0031】冷蔵庫1を所定位置に収納すると、小空間
11は左右を側板パネル10により閉じられ、上下を収
納キャビネット12と冷蔵庫1とにより閉じられ、正面
側は仕切り体17によって閉じられるので、小空間11
内には手を入れることは不可能で、ユーザがコンセント
99から誤って差込プラグ98を抜いてしまうことが防
止できる。即ち、ユーザが簡単に放熱装置80の電源を
入り切りすることができるようになっていると、放熱装
置80を動作させないままに冷蔵庫1を運転する間違い
が発生する恐れがあり、放熱装置80が動作しないこと
による冷蔵庫1の過負荷状態は、冷蔵庫1の劣化や故障
を発生させることになるが、小空間11内に電源入り切
り手段を設けることにより、ユーザが放熱装置80の電
源を入り切りすることによる間違いが回避される。
【0032】また、冷蔵庫1の収納時に、コンセント9
9に接続した送風装置13の電源コード97が垂れ下が
っていると、収納する冷蔵庫1に引っ掛かる恐れがある
ので、図7及び図10に示すように、電源コード97は
送風装置13の装着部85に設けられたコード保持部
(保持手段)96に掛止させることができるようにして
いる。電源コード97をコード保持部96に掛止する
と、電源コード97の垂れ下がりが防止されるだけでな
く、垂れ下がった電源コードの重量が差込プラグに加わ
って差し込み状態が不完全になったり、浮いた状態のプ
ラグに埃が溜まることに起因するトラッキング現象の防
止にも有効である。
【0033】また、コンセント99は前述したように小
空間内の正面寄りに取り付けられるので、設置時に冷蔵
庫1を収納する直前に差込プラグ98を挿入する操作
や、メンテナンス時に冷蔵庫1を引き出して差込プラグ
98を抜く操作が容易に行なえる。
【0034】また、コンセント99と差込プラグ98と
は放熱装置80の電源入り切り手段を構成し、冷蔵庫1
の運転中は常時運転状態とする放熱装置80として、特
に電源スイッチのような入り切り手段を用いるまでもな
く、コンセント99及び差込プラグ98が電源接続と電
源入り切り手段を兼ねたものとしている。これは冷蔵庫
1がその差込プラグを壁面コンセントに差し込んで運転
状態となるのと同様に、放熱装置80も差込プラグ98
をコンセント99に差し込んで動作状態となるようにし
て、冷蔵庫1の運転中は放熱装置80も動作状態となる
ようにしている。
【0035】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、正面
側を除く全面が閉じられた空間内に収容される冷蔵庫の
排熱を冷蔵庫上に形成された小空間に配設された放熱装
置により外部に放熱する構成において、放熱装置の誤っ
た動作停止は冷蔵庫の排熱の排出が不充分になることか
ら冷蔵庫が過負荷状態となり劣化や故障をまねく恐れが
あるが、放熱装置の電源入り切り手段が全面が閉じられ
た小空間内に配置されるので、ユーザが誤って放熱装置
の電源を切ってしまうことがなく、冷蔵庫の運転中は放
熱装置も常時動作状態となることがユーザの間違いによ
り壊されることが防止できる。前記電源入り切り手段
は、冷蔵庫の電源と同一の配電分岐回路に接続されたコ
ンセントに、放熱装置から引き出された差込プラグを挿
脱する手段により構成することができ、電源スイッチを
用いた場合のスイッチの入れ忘れ等がなく、差込プラグ
のコンセントへの差し込みにより放熱装置を動作させる
ことができる。また、冷蔵庫と同一の配電分岐回路に放
熱装置の電源を接続することにより、ブレーカが動作し
たときに放熱装置だけが動作停止してしまうことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る冷蔵庫とその放熱装置を適用し
たシステム収納の(a)は正面図、(b)は側面図。
【図2】放熱装置の構成を分解して示す斜視図。
【図3】送風装置の構成を示す分解斜視図。
【図4】同上送風装置の断面図。
【図5】コンセントの取り付け位置を示す側面図。
【図6】通気ダクトの加工状態を示す斜視図。
【図7】同上通気ダクト及び送風装置を装着した状態を
示す平面図。
【図8】通気ダクトと送風装置との連結状態を示す側面
図。
【図9】従来の冷蔵庫の放熱構造を示す側面図。
【図10】従来の冷蔵庫の放熱装置の構成を示す側面
図。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 12 収納キャビネット(キャビネット) 13 送風装置 17 仕切り体 19 吸気口 20 排気口 80 放熱装置 96 コード保持部(保持手段) 97 電源コード 98 差込プラグ 99 コンセント(プラグ受)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯朝 康裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木下 敬介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の左右両側面に臨む障壁の上方に
    冷蔵庫の天面と所定間隔を隔ててキャビネットを配設す
    ることにより、上下をキャビネットと冷蔵庫に左右を障
    壁に囲まれた小空間内に、冷蔵庫の排熱を外部に排出す
    る送風装置が配設されてなる冷蔵庫の放熱装置におい
    て、 前記小空間内に前記送風装置の電源を入り切りする電源
    入り切り手段が設けられ、小空間の正面が仕切り体によ
    り閉じられてなることを特徴とする冷蔵庫の放熱装置。
  2. 【請求項2】 電源入り切り手段は、冷蔵庫と同一の配
    電分岐回路に接続して取り付けられたプラグ受と、送風
    装置から引き出されて前記プラグ受に挿脱操作される差
    込プラグとにより構成されてなる請求項1に記載の冷蔵
    庫の放熱装置。
  3. 【請求項3】 差込プラグが接続された電源コードの保
    持手段が設けられてなる請求項2に記載の冷蔵庫の放熱
    装置。
  4. 【請求項4】 プラグ受の取り付け位置が、小空間内の
    正面寄りに設定されてなる請求項2又は3に記載の冷蔵
    庫の放熱装置。
  5. 【請求項5】 仕切り体に、小空間から外部に通じる通
    気口が設けられてなる請求項1に記載の冷蔵庫の放熱装
    置。
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