JP2002281636A - 配線器具取付装置 - Google Patents

配線器具取付装置

Info

Publication number
JP2002281636A
JP2002281636A JP2001299305A JP2001299305A JP2002281636A JP 2002281636 A JP2002281636 A JP 2002281636A JP 2001299305 A JP2001299305 A JP 2001299305A JP 2001299305 A JP2001299305 A JP 2001299305A JP 2002281636 A JP2002281636 A JP 2002281636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
seal member
frame
wiring device
decorative cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001299305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4445171B2 (ja
Inventor
Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
Tatsuo Matsuno
達夫 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jimbo Electric Co Ltd
Original Assignee
Jimbo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jimbo Electric Co Ltd filed Critical Jimbo Electric Co Ltd
Priority to JP2001299305A priority Critical patent/JP4445171B2/ja
Publication of JP2002281636A publication Critical patent/JP2002281636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4445171B2 publication Critical patent/JP4445171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い気密性を保持することは勿論、シール部
材に過大な圧力が作用することがなく、加えて化粧カバ
ーの強度を高めた配線器具取付装置を提供する。 【解決手段】 配線器具の装着孔を有する取付枠10
と、この取付枠における装着孔の外周部に表面側から装
着される耐火枠20と、この耐火枠20の表面側に装着
される化粧カバー30と、少なくとも配線器具の装着さ
れてない装着孔の隙間部分を閉塞するように耐火枠20
の表面側に配置される平板状のシール部材40とを備え
る。そして、化粧カバー30の裏面に、シール部材40
の周縁を保持するとともに、耐火枠20の表面に当接す
る突条部33を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンセントやス
イッチ等の配線器具を壁面に施設する際に用いられる配
線器具取付装置に関し、特に気密性を有する配線器具取
付装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場や病院等の施設に設けら
れたクリーンルーム等においては、塵埃の侵入を阻止す
るために、配線器具の取付箇所にも気密性(防塵性)を
高めた構造の配線器具取付装置が用いられている。特開
平9−294319号公報には、この種の配線器具設置
装置が開示されている。同公報に開示された配線器具設
置装置は、配線器具の保持枠と化粧カバーの中間部にシ
ール部材を配置し、このシール部材によって保持枠に開
けられた配線器具の装着孔等を遮蔽して気密性を向上さ
せる構成を備えている。また、同公報には、保持枠また
は化粧カバーに突条を形成し、この突条によってシール
部材を押圧して気密性をさらに高める構成も開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
化粧カバーはプラスチック材料で形成されており、外部
から圧力が加わると弾力的にたわみ変形する。そして、
化粧カバーのたわみ変形にともない、突条を介してシー
ル部材に過大な押圧力が集中して作用することになる。
このような過大な押圧力の作用は、長期的にはシール部
材の耐久性を低下させる要因となる可能性がある。この
ため、高い気密性を保持しつつ、シール部材の耐用年数
を向上させる改良技術が要望されていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シール部材に過大な圧力が作用することがな
く、加えて化粧カバーの強度を高め、耐久性と気密性を
兼ね備えた配線器具取付装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、配線器具の装着孔を有する取付枠
と、この取付枠における装着孔の外周部に表面側から装
着される耐火枠と、この耐火枠の表面側に装着される化
粧カバーと、耐火枠の表面側に配置される平板状のシー
ル部材と、を備えた配線器具取付装置であって、平板状
のシール部材には、配線器具のボス部を密接貫通する切
欠孔を設け、かつ、化粧カバーの裏面に、シール部材の
周縁を保持するとともに耐火枠の表面に当接する突条部
を形成したことを特徴とする。
【0006】また、 請求項4の発明は、配線器具の装
着孔を有する取付枠と、この取付枠の表面側に装着され
る化粧カバーと、取付枠の表面側に配置される平板状の
シール部材と、を備えた配線器具取付装置であって、平
板状のシール部材には、配線器具のボス部を密接貫通す
る切欠孔を設け、かつ、化粧カバーの裏面に、シール部
材の周縁を保持するとともに取付枠の表面に当接する突
条部を形成したことを特徴とする。
【0007】さらに、請求項6の発明は、スイッチ本体
とこのスイッチ本体のボス部に装着される操作板とを含
む配線器具の取付装置であって、スイッチ本体の装着孔
を有する取付枠と、この取付枠における装着孔の外周部
に表面側から装着される耐火枠と、操作板を嵌め込み可
能な窓孔を有しかつ耐火枠の表面側に装着される化粧カ
バーと、耐火枠の表面側に配置される平板状のシール部
材と、を備え、平板状のシール部材には、スイッチ本体
のボス部上面に密接するとともに操作板の装着部分を貫
通する切欠孔を設け、かつ、化粧カバーの裏面に、シー
ル部材の周縁を保持するとともに耐火枠の表面に当接す
る突条部を形成したことを特徴とする。
【0008】さらにまた、請求項8の発明は、スイッチ
本体とこのスイッチ本体のボス部に装着される操作板と
を含む配線器具の取付装置であって、スイッチ本体の装
着孔を有する取付枠と、操作板を嵌め込み可能な窓孔を
有しかつ取付枠の表面側に装着される化粧カバーと、取
付枠の表面側に配置される平板状のシール部材と、を備
え、平板状のシール部材には、スイッチ本体のボス部上
面に密接するとともに操作板の装着部分を貫通する切欠
孔を設け、かつ、化粧カバーの裏面に、シール部材の周
縁を保持するとともに取付枠の表面に当接する突条部を
形成したことを特徴とする。
【0009】なお、請求項4の発明は、請求項1の発明
から耐火枠を省略した構成のものである。また、請求項
6の発明は、請求項1の発明をスイッチの取付けに好適
な構成としたもので、請求項8の発明は、この請求項6
の発明から耐火枠を省略した構成のものである。
【0010】このような構成の本発明は、シール部材の
配置によって気密性が確保される。このシール部材は、
突条部によって周縁を保持されるので、位置ずれを生じ
ることなく気密性を保持し得る適正な配置状態を持続す
ることができ、長期にわたる気密性の保持が保障され
る。さらに、化粧カバーの裏面に形成した突条部が耐火
枠または取付枠に当接して化粧カバーを支持するので、
外部からの圧力に対して化粧カバーの変形が抑制され高
い強度と剛性を保持することができる。
【0011】なお、特開平9−294319号公報に開
示されているようなシール部材に当接する突条を、化粧
カバーの裏面または耐火枠や取付枠の表面に形成し、気
密性をさらに高めた構造としてもよい。この場合にあっ
ても、上記突条部によって化粧カバーの変形を抑制して
いるので、シール部材に過度な圧力が作用するおそれは
なく、シール部材の耐久性を損なうことがない。
【0012】また、シール部材の周縁に被係合部を形成
するとともに、化粧カバーの裏面に被係合部が係合して
シール部材を位置決めする位置決め用係合部を形成すれ
ば(請求項2,5,7,9)、これら被係合部と位置決
め用係合部との係合によって、シール部材を容易に位置
決めすることができ、しかもシール部材が固定されて気
密性を保持し得る適正な配置状態をいっそう確実に持続
させることができる。
【0013】さらに、取付枠に表面から突き出す係止爪
を形成するとともに、耐火枠に該係止爪を係止する係合
孔を形成すれば(請求項3)、取付枠に対する耐火枠の
装着がワンタッチで行うことができ、組付け作業が容易
となる。
【0014】さらにまた、取付枠の装着孔を、1乃至3
個の配線器具を任意に装着可能な構成とし、かつシール
部材に、取付枠の装着孔に装着される配線器具の個数に
合わせて、該配線器具の外周面と密接する大きさの切欠
孔を形成すれば(請求項10)、配線器具の取付け個数
に合わせてシール部材を選択するだけで、その他の部材
は共通使用することが可能となるので、部品点数を削減
して在庫管理の容易化、流通コストの低価格化を実現す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1に示すよう
に、配線器具取付装置は、取付枠10、耐火枠20、化
粧カバー30、およびシール部材40を含んでいる。こ
のうち、取付枠10および化粧カバー30は、樹脂成形
品であり、耐火枠20は耐火性を確保するため金属材料
により形成されている。また、シール部材40は、通気
性を有しない天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン樹脂等
からなる平板状のシート材料や、ポリエチレン樹脂等の
独立発泡体からなる平板状のシート材料で形成されてい
る。
【0016】取付枠10は配線器具を装着するための部
材であり、図2に示すように、中央部に配線器具の装着
孔11を有し、この装着孔11の両側縁部に配線器具の
取付部12が形成されている。図に示す取付枠10には
装着孔11の両側縁部に沿って等間隔に3つの取付部1
2が形成してあり、これら各取付部12にそれぞれ配線
器具を装着できる構成となっている。また、図1および
図4に示すように、装着孔11の全領域を使用して1つ
の配線器具(例えば、2口コンセント1)を装着するこ
ともある。なお、取付枠10に装着可能な配線器具の個
数、すなわち取付部12の形成個数は任意に設定するこ
とができることは勿論であり、取付部12の形成個数に
応じて取付枠10の寸法が規定される。
【0017】取付枠10には、図2の上下各2箇所から
表面側に突き出す係止爪13が形成してあり、さらに図
2の上下各1箇所に位置決め突起14が形成してある。
また、図2の上下部にネジ等の締結具15(図1参照)
を挿通するための締結孔16が形成してある。
【0018】耐火枠20は、火災等に際して発生する炎
が壁面に設けられた配線器具の取付穴を通して隣室へ至
り類焼することを防止するための部材であり、取付枠1
0における装着孔11の外周部に表面側から装着され
る。耐火枠20の中央部には、取付枠10の装着孔11
に対応して切欠孔21が形成してあり、配線器具がこの
切欠孔21を通して耐火枠20の表面側に露出する。ま
た、取付枠10の係止爪13と対応する箇所には、係合
孔22が形成してあり、この係合孔22に係止爪13を
係止することで、ワンタッチで取付枠10に耐火枠20
を装着できる構造となっている。このようにワンタッチ
で装着できる構造としたことにより、組付け作業が容易
となり作業性が向上する。図2(b)は取付枠10に耐
火枠20を装着した状態を示す斜視図である。
【0019】また、耐火枠20には、取付枠10の位置
決め突起14と対応する箇所に、該位置決め突起14が
がたつきなく嵌合する大きさの位置決め孔23が形成し
てあり、この位置決め孔23に位置決め突起14を係合
させることで、取付枠10と耐火枠20との間を位置決
めして適正な装着状態が形成され、さらに相互間のがた
つきを防止することができる。
【0020】さらに、耐火枠20にも、取付枠10の締
結孔16と対応する箇所に締結孔24が形成してあり、
図1に示すように、これら各締結孔16,24を通して
締結具15を壁面等に設けた締結部100にねじ込むこ
とで、取付枠10および耐火枠20を壁面等に固定する
ことができる。
【0021】耐火枠20の角部には、化粧カバー30を
装着するための係合孔25が形成してあり、図5に示す
ように、化粧カバー30の裏面に突き出して形成した係
止爪31をこの係合孔25に係止することで、化粧カバ
ー30をワンタッチで耐火枠20に装着できる構成とな
っている。
【0022】化粧カバー30は、耐火枠20の表面側に
装着される部材であり、その表面の色彩および表面形状
は装飾的観点から設計されている。化粧カバー30の中
央部にも、取付枠10の装着孔11と対応して窓孔32
が形成してあり、この窓孔32から配線器具を露出させ
る形状としてある。
【0023】シール部材40は、耐火枠20の表面側に
配置され、少なくとも配線器具のボス部周辺と装着孔1
1(および窓孔32)との隙間部分や、取付枠10およ
び耐火枠20に形成した締結孔16,24を閉塞して気
密性を高める機能を有している。図4乃至図6に示す実
施形態では、取付枠10に形成した装着孔11の全領域
を使用して2口コンセント1を装着する構成例を示して
いる。かかる2口コンセント1に対しては、図4に示す
ように、該コンセント1のボス部1aに合わせた形状の
切欠孔41がシール部材40に形成してあり、この切欠
孔41を通して2口コンセント1のボス部1aを表面側
に露出させている。切欠孔41は、2口コンセント1の
ボス部1aがほぼ隙間なく嵌め込まれる寸法形状に形成
してある。そして、シール部材40は、2口コンセント
1の周囲に存在する装着孔11(および窓孔32)の隙
間部分を閉塞するとともに、締結孔16,24をも閉塞
する寸法形状に形成してあり、耐火枠20の表面側に配
置されてこれら装着孔11(および窓孔32)の隙間部
分と締結孔16,24を閉塞する。また、シール部材4
0の周縁部には、適所に係合凹部42(被係合部)が形
成してある。
【0024】再び化粧カバー30の構成に戻ると、図
3、図5および図6に示すように、化粧カバー30の裏
面には複数の突条部33a,33bが形成してある。こ
れら突条部33a,33bは、耐火枠20の表面側に配
置されるシール部材40の周縁に沿って形成してあり、
該化粧カバー30を耐火枠20に装着した状態では、こ
の突条部33a,33bがシール部材40の周縁を外周
から保持する構成となっている。また、突条部33a,
33bの高さは、図5(b)に拡大して示すように、耐
火枠20の表面に当接する寸法に形成してある。さら
に、本実施形態では、一部の突条部33aが、シール部
材40に形成した係合凹部42(被係合部)と係合して
シール部材40を位置決めする位置決め用係合部として
も機能している。
【0025】耐火枠20の表面側に配置されたシール部
材40は、突条部33a,33bによって周縁が保持さ
れて、位置ずれを生じることなく気密性を保ち得る適正
な配置状態を持続することができ、これによって長期間
にわたり気密性が保持される。しかも、シール部材40
に形成した係合凹部42(被係合部)を、突条部33a
(位置決め用係合部)に係合させることで、シール部材
40を容易に位置決めすることができ、さらにシール部
材40が固定されて気密性を保ち得る適正な配置状態を
いっそう確実に持続させることができる。
【0026】また、突条部33a,33bは、耐火枠2
0に当接して化粧カバー30を支持するので、化粧カバ
ー30の変形を抑制し、外部からの圧力に対し化粧カバ
ー30に高い強度と剛性を付与している。
【0027】化粧カバー30の裏面であって上記突条部
33a,33bの内側には、シール部材40の表面を押
圧する周壁状の突条34が装着孔11を囲むように形成
してあり、この突条34によってシール部材40を耐火
枠20に押し付けて、気密性をさらに高めている。この
ような突条34を形成しても、本実施形態の配線器具取
付装置では、上記突条部33によって化粧カバー30の
変形を抑制しているので、シール部材40に過度な圧力
が作用するおそれはなく、シール部材40の耐久性を損
なうことがない。
【0028】図7は取付枠10に装着孔11に形成され
た中央の取付部12に1個のコンセント2(配線器具)
を装着した場合におけるシール部材40の形状を示す平
面図であり、図8は上下の取付部12を利用して2個の
コンセント2を装着した場合におけるシール部材40の
形状を示す平面図である。これらの図に示すように、シ
ール部材40は、取付枠10に装着されるコンセント2
(配線器具)の個数や寸法に応じて、少なくともコンセ
ント2(配線器具)の周囲に存在する装着孔11の隙間
部分を閉塞するように切欠孔41が形成される。
【0029】図9乃至図16はスイッチ(配線器具)を
装着する場合の実施形態を示す図であり、先に示した図
1乃至図8と同一部分には同一の符号を付してある。こ
の実施形態にあっても、配線器具取付装置は、取付枠1
0、耐火枠20、化粧カバー30、およびシール部材4
0を含む構成であることに変更はない(図9参照)。
【0030】スイッチ(配線器具)は、スイッチ本体3
が取付枠10に形成した取付部12に装着される。図に
示すスイッチはワイドタイプと称される大形の操作板3
aを有しており、この操作板3aをスイッチ本体3の操
作子3bに連結する構造となっている。操作板3aは化
粧カバー30の窓孔32に嵌め込まれ、この窓孔32か
ら表面が露出する。
【0031】また、本実施形態では、取付枠10に対
し、スイッチ本体3が装着されない取付部12に、耐火
性を有する耐火片50を装着して、装着孔11を閉塞す
る構成としてある。この耐火片50は、本出願人が先に
開示した特開平3−143212号公報に耐火チップと
して詳述されている部材である。なお、この耐火片50
は、図1乃至図8に示した実施形態においても使用可能
なことは勿論である。
【0032】シール部材40には、図14、図15また
は図16に示すように、スイッチ本体3のボス部上面に
密接するとともに操作子3bを露出させる切欠孔41が
形成してある。なお、図14は取付枠10の装着孔11
に1個のスイッチ本体3を装着した場合におけるシール
部材40の形状を示す図で、図15は取付枠10の装着
孔11に2個のスイッチ本体3を装着した場合における
シール部材40の形状を示す図、図16は取付枠10の
装着孔11に3個のスイッチ本体3を装着した場合にお
けるシール部材40の形状を示す図である。いずれの場
合にも、シール部材40は、スイッチ本体3の周囲に存
在する装着孔11(および窓孔32)の隙間部分を閉塞
するとともに、締結孔16,24をも閉塞する寸法形状
に形成してあり、耐火枠20の表面側に配置されてこれ
ら装着孔11(および窓32)の隙間部分と締結孔1
6,24を閉塞する。また、シール部材40の周縁部に
は、適所に係合突部43(被係合部)が形成してある。
【0033】化粧カバー30の裏面には、突条部33が
形成してある。この突条部33は、耐火枠20の表面側
に配置されるシール部材40の周縁に沿って周壁状に形
成してあり、該化粧カバー30を耐火枠20に装着した
状態では、この突条部33がシール部材40の周縁を外
周から保持する構成となっている。また、突条部33の
高さは、耐火枠20の表面に当接する寸法に形成してあ
る。さらに、突条部33の内壁には、シール部材40に
形成した係合突部43(被係合部)と係合してシール部
材40を位置決めする係合凹部33c(位置決め用係合
部)が形成してある。
【0034】本実施形態の構成によっても、耐火枠20
の表面側に配置されたシール部材40は、突条部33に
よって周縁が保持されて、位置ずれを生じることなく気
密性を保ち得る適正な配置状態を持続することができ、
これによって長期間にわたり気密性が保持される。しか
も、シール部材40に形成した係合突部43(被係合
部)を、係合凹部33c(位置決め用係合部)に係合さ
せることで、シール部材40を容易に位置決めすること
ができ、さらにシール部材40が固定されて気密性を保
ち得る適正な配置状態をいっそう確実に持続させること
ができる。
【0035】また、突条部33は、耐火枠20に当接し
て化粧カバー30を支持するので、化粧カバー30の変
形を抑制し、外部からの圧力に対し化粧カバー30に高
い強度と剛性を付与している。
【0036】図17乃至図24もスイッチ(配線器具)
を装着する場合の実施形態を示す図であり、先に示した
図1乃至図8、および図9乃至図16と同一部分には同
一の符号を付してある。この実施形態では耐火枠を省略
して、配線器具取付装置を取付枠10、化粧カバー3
0、およびシール部材40を含む構成としてある(図1
7参照)。
【0037】取付枠10には、化粧カバー30の係止爪
31が係合して、化粧カバー30を表面側に装着するた
めの係合孔17が形成してある。
【0038】スイッチ(配線器具)は、スイッチ本体3
が取付枠10に形成した取付部12に装着される。図に
示すスイッチはワイドタイプと称される大形の操作板3
aを有しており、この操作板3aをスイッチ本体3の操
作子3bに連結する構造となっている。操作板3aは、
化粧カバー30の窓孔32に嵌め込まれ、この窓孔32
から表面が露出する。
【0039】シール部材40には、図22、図23また
は図24に示すように、スイッチ本体3のボス部上面に
密接するとともに操作子3bを露出させる切欠孔41が
形成してある。なお、図22は取付枠10の装着孔11
に1個のスイッチ本体3を装着した場合におけるシール
部材40の形状を示す図で、図23は取付枠10の装着
孔11に2個のスイッチ本体3を装着した場合における
シール部材40の形状を示す図、図24は取付枠10の
装着孔11に3個のスイッチ本体3を装着した場合にお
けるシール部材40の形状を示す図である。いずれの場
合にも、シール部材40は、スイッチ本体3の周囲に存
在する装着孔11(および窓孔32)の隙間部分を閉塞
するとともに、締結孔16,24をも閉塞する寸法形状
に形成してあり、取付枠10の表面側に配置されてこれ
ら装着孔11(および窓孔32)の隙間部分と締結孔1
6を閉塞する。また、シール部材40の周縁部には、適
所に係合突部43(被係合部)が形成してある。
【0040】化粧カバー30の裏面には、突条部33が
形成してある。この突条部33は、取付枠10の表面側
に配置されるシール部材40の周縁に沿って周壁状に形
成してあり、該化粧カバー30を取付枠10に装着した
状態では、この突条部33がシール部材40の周縁を外
周から保持する構成となっている。また、突条部33の
高さは、取付枠10の表面に当接する寸法に形成してあ
る。さらに、突条部33の内壁には、シール部材40に
形成した係合突部43(被係合部)と係合してシール部
材40を位置決めする係合凹部33c(位置決め用係合
部)が形成してある。
【0041】本実施形態の構成によっても、取付枠10
の表面側に配置されたシール部材40は、突条部33に
よって周縁が保持されて、位置ずれを生じることなく気
密性を保ち得る適正な配置状態を持続することができ、
これによって長期間にわたり気密性が保持される。しか
も、シール部材40に形成した係合突部43(被係合
部)を、係合凹部33c(位置決め用係合部)に係合さ
せることで、シール部材40を容易に位置決めすること
ができ、さらにシール部材40が固定されて気密性を保
ち得る適正な配置状態をいっそう確実に持続させること
ができる。
【0042】また、突条部33は、取付枠10に当接し
て化粧カバー30を支持するので、化粧カバー30の変
形を抑制し、外部からの圧力に対し化粧カバー30に高
い強度と剛性を付与している。
【0043】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的
思想を逸脱しない範囲において、種々の変形または応用
が可能であることは勿論である。例えば、取付枠にはコ
ンセントやスイッチ以外にもタイマー等を含め各種の配
線器具を装着することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配線器具
取付装置は、シール部材の配置によって気密性が確保さ
れる。そして、シール部材は突条部によって周縁を保持
されるので、位置ずれを生じることなく気密性を保持し
得る適正な配置状態を持続することができ、長期間にわ
たり気密性を保持することができる。さらに、化粧カバ
ーの裏面に形成した突条部が耐火枠または取付枠に当接
して化粧カバーを支持するので、外部からの圧力に対し
て化粧カバーの変形が抑制され高い強度と剛性を保持す
ることができ、耐久性と気密性とを同時に安定的に保有
する配線器具取付装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る配線器具取付装置の全
体構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す実施形態に係る取付枠および耐火枠
の構造を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組付
け状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す実施形態に係る化粧カバーの背面を
示す斜視図である。
【図4】図1に示す実施形態に係る2口コンセントを取
付枠に装着したときのシール部材の構成を示す平面図で
ある。
【図5】(a)は2口コンセントを装着した図1に示す
実施形態に係る配線器具取付装置の断面正面図、(b)
は突条部を拡大して示す断面正面図である。
【図6】2口コンセントを装着した図1に示す実施形態
に係る配線器具取付装置の断面側面図である。
【図7】1個のコンセントを取付枠に装着したときの図
1に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面図
である。
【図8】2個のコンセントを取付枠に装着したときの図
1に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面図
である。
【図9】スイッチを装着した本発明の他の実施形態に係
る配線器具取付装置の全体構造を示す分解斜視図であ
る。
【図10】図9に示す実施形態に係る取付枠、耐火枠、
スイッチ本体および耐火片を示す分解斜視図である。
【図11】図9に示す実施形態に係る化粧カバーの背面
を示す斜視図である。
【図12】スイッチを装着した図9に示す実施形態に係
る配線器具取付装置の断面正面図である。
【図13】スイッチを装着した図9に示す実施形態に係
る配線器具取付装置の断面側面図である。
【図14】1個のスイッチを取付枠に装着したときの図
9に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面図
である。
【図15】2個のスイッチを取付枠に装着したときの図
9に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面図
である。
【図16】3個のスイッチを取付枠に装着したときの図
9に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面図
である。
【図17】スイッチを装着した本発明の更に他の実施形
態に係る配線器具取付装置の全体構造を示す分解斜視図
である。
【図18】図17に示す実施形態に係る取付枠、耐火
枠、スイッチ本体および耐火片を示す分解斜視図であ
る。
【図19】図17に示す実施形態に係る化粧カバーの背
面を示す斜視図である。
【図20】スイッチを装着した図17に示す実施形態に
係る配線器具取付装置の断面正面図である。
【図21】スイッチを装着した図17に示す実施形態に
係る配線器具取付装置の断面側面図である。
【図22】1個のスイッチを取付枠に装着したときの図
17に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面
図である。
【図23】2個のスイッチを取付枠に装着したときの図
17に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面
図である。
【図24】3個のスイッチを取付枠に装着したときの図
17に示す実施形態に係るシール部材の構成を示す平面
図である。
【符号の説明】
1:2口コンセント 1a:ボス部 2:コンセント 3:スイッチ本体 3a:操作板 3b:操作子 10:取付枠 11:装着孔 12:取付部 13:係止爪 14:位置決め突起 15:締結具 16:締結孔 17:係合孔 20:耐火枠 21:切欠孔 22:係合孔 23:位置決め孔 24:締結孔 25:係合孔 30:化粧カバー 31:係止爪 32:窓孔 33、33a、33b:突条部 33c:係合凹部 34:突条 40:シール部材 41:切欠孔 42:係合凹部 43:係合突部 50:耐火片 100:締結部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G052 AA03 AA06 AA07 AA12 BB03 HA01 HA11 HA22 HB05 HD10 5G357 CA02 CB04 CC01 CC06 CD02 CE01 CF03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線器具の装着孔を有する取付枠と、こ
    の取付枠における装着孔の外周部に表面側から装着され
    る耐火枠と、この耐火枠の表面側に装着される化粧カバ
    ーと、前記耐火枠の表面側に配置される平板状のシール
    部材と、を備えた配線器具取付装置であって、 前記平板状のシール部材には、配線器具のボス部を密接
    貫通する切欠孔を設け、 かつ、前記化粧カバーの裏面に、前記シール部材の周縁
    を保持するとともに前記耐火枠の表面に当接する突条部
    を形成したことを特徴とする配線器具取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配線器具取付装置におい
    て、 前記シール部材の周縁に被係合部を形成するとともに、 前記化粧カバーの裏面に前記被係合部が係合して前記シ
    ール部材を位置決めする位置決め用係合部を形成したこ
    とを特徴とする配線器具取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の配線器具取付装置
    において、 前記取付枠に表面から突き出す係止爪を形成するととも
    に、前記耐火枠に該係止爪を係止する係合孔を形成した
    ことを特徴とする配線器具取付装置。
  4. 【請求項4】 配線器具の装着孔を有する取付枠と、こ
    の取付枠の表面側に装着される化粧カバーと、前記取付
    枠の表面側に配置される平板状のシール部材と、を備え
    た配線器具取付装置であって、 前記平板状のシール部材には、配線器具のボス部を密接
    貫通する切欠孔を設け、 かつ、前記化粧カバーの裏面に、前記シール部材の周縁
    を保持するとともに前記取付枠の表面に当接する突条部
    を形成したことを特徴とする配線器具取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の配線器具取付装置におい
    て、 前記シール部材の周縁に被係合部を形成するとともに、 前記化粧カバーの裏面に前記被係合部が係合して前記シ
    ール部材を位置決めする位置決め用係合部を形成したこ
    とを特徴とする配線器具取付装置。
  6. 【請求項6】 スイッチ本体とこのスイッチ本体のボス
    部に装着される操作板とを含む配線器具の取付装置であ
    って、 前記スイッチ本体の装着孔を有する取付枠と、この取付
    枠における装着孔の外周部に表面側から装着される耐火
    枠と、前記操作板を嵌め込み可能な窓孔を有しかつ前記
    耐火枠の表面側に装着される化粧カバーと、前記耐火枠
    の表面側に配置される平板状のシール部材と、を備え、 前記平板状のシール部材には、スイッチ本体のボス部上
    面に密接するとともに前記操作板の装着部分を貫通する
    切欠孔を設け、 かつ、前記化粧カバーの裏面に、前記シール部材の周縁
    を保持するとともに前記耐火枠の表面に当接する突条部
    を形成したことを特徴とする配線器具取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の配線器具取付装置におい
    て、 前記シール部材の周縁に被係合部を形成するとともに、 前記化粧カバーの裏面に前記被係合部が係合してシール
    部材を位置決めする位置決め用係合部を形成したことを
    特徴とする配線器具取付装置。
  8. 【請求項8】 スイッチ本体とこのスイッチ本体のボス
    部に装着される操作板とを含む配線器具の取付装置であ
    って、 前記スイッチ本体の装着孔を有する取付枠と、前記操作
    板を嵌め込み可能な窓孔を有しかつ前記取付枠の表面側
    に装着される化粧カバーと、前記取付枠の表面側に配置
    される平板状のシール部材と、を備え、 前記平板状のシール部材には、スイッチ本体のボス部上
    面に密接するとともに前記操作板の装着部分を貫通する
    切欠孔を設け、 かつ、前記化粧カバーの裏面に、前記シール部材の周縁
    を保持するとともに前記取付枠の表面に当接する突条部
    を形成したことを特徴とする配線器具取付装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の配線器具取付装置におい
    て、 前記シール部材の周縁に被係合部を形成するとともに、 前記化粧カバーの裏面に前記被係合部が係合してシール
    部材を位置決めする位置決め用係合部を形成したことを
    特徴とする配線器具取付装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    した配線器具取付装置において、 前記取付枠の装着孔は、1乃至3個の配線器具を任意に
    装着可能に形成してあり、 前記シール部材には、前記取付枠の装着孔に装着される
    配線器具の個数に合わせて、該配線器具の外周面と密接
    する大きさの切欠孔を形成したことを特徴とする配線器
    具取付装置。
JP2001299305A 2001-01-12 2001-09-28 配線器具取付装置 Expired - Fee Related JP4445171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001299305A JP4445171B2 (ja) 2001-01-12 2001-09-28 配線器具取付装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005174 2001-01-12
JP2001-5174 2001-01-12
JP2001299305A JP4445171B2 (ja) 2001-01-12 2001-09-28 配線器具取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002281636A true JP2002281636A (ja) 2002-09-27
JP4445171B2 JP4445171B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=26607611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001299305A Expired - Fee Related JP4445171B2 (ja) 2001-01-12 2001-09-28 配線器具取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4445171B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133941A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp 配線器具用プレートおよび配線装置
JP2013026036A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Panasonic Corp 器具ブロック及びそれを用いたスイッチ装置
WO2017160433A1 (en) * 2016-03-17 2017-09-21 Elbex Video Ltd. Decorative cover and keys for electrical wiring devices

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101260627B1 (ko) * 2012-05-01 2013-05-03 백민철 전기스위치박스

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133941A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp 配線器具用プレートおよび配線装置
JP2013026036A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Panasonic Corp 器具ブロック及びそれを用いたスイッチ装置
WO2017160433A1 (en) * 2016-03-17 2017-09-21 Elbex Video Ltd. Decorative cover and keys for electrical wiring devices
KR20180045052A (ko) * 2016-03-17 2018-05-03 엘벡스 비디오 리미티드 전기 와이어링 디바이스를 위한 장식 커버 및 키
KR102000442B1 (ko) 2016-03-17 2019-10-01 엘벡스 비디오 리미티드 전기 와이어링 디바이스를 위한 장식 커버 및 키
EP3430635A4 (en) * 2016-03-17 2019-11-06 Elbex Video Ltd. DECORATIVE COVER AND KEYS FOR ELECTRICAL WIRING DEVICES

Also Published As

Publication number Publication date
JP4445171B2 (ja) 2010-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7423216B2 (en) Dual action sealing gasket and use thereof in an electrical housing assembly
JP2002281636A (ja) 配線器具取付装置
JP2012013149A (ja) パッキン構造
JP2001036262A (ja) 無線式防水型押しボタンスイッチ
JP3951573B2 (ja) 多光軸光電センサ
JP4487892B2 (ja) スイッチ装置の防水構造
JP3954487B2 (ja) グロメットの組み付け方法及び組み付け治具
JP3387021B2 (ja) 床用配線器具
JP2751737B2 (ja) 制御盤の扉付き電気機器ケ−ス
JP3913058B2 (ja) 携帯無線機の構造
JP2007287560A (ja) 防水スイッチ
JPH0537615Y2 (ja)
JPH0737342Y2 (ja) 防滴構造
JP3714976B2 (ja) 防水プレート及び防水スイッチ
JPH11270030A (ja) パーティションの連結部化粧カバー装置
JPH0429779Y2 (ja)
JP3040257U (ja) 照明装置
JP3161773B2 (ja) 配線器具の取付装置
JPH0443589Y2 (ja)
JPH0450196Y2 (ja)
JPH0342591Y2 (ja)
JP3543594B2 (ja) 配線器具の通気防止構造
JP4612388B2 (ja) 建物内の通気構造形成装置及び通気構造形成方法
JPH08236950A (ja) 電子機器ユニットの組付体および組付構造
KR100506915B1 (ko) 도어 스커프 트림의 커버구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4445171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees