JP2002281091A - 電子メールサービスシステム及び方法、並びにプログラム - Google Patents

電子メールサービスシステム及び方法、並びにプログラム

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JP2002281091A
JP2002281091A JP2002135516A JP2002135516A JP2002281091A JP 2002281091 A JP2002281091 A JP 2002281091A JP 2002135516 A JP2002135516 A JP 2002135516A JP 2002135516 A JP2002135516 A JP 2002135516A JP 2002281091 A JP2002281091 A JP 2002281091A
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Takeaki Mori
偉明 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールサーバによる迷惑メールの送信を受信
者が任意に禁止することができる電子メールサービスシ
ステム及び方法、並びにプログラムを提供する。 【解決手段】 電子メール配信システム1は、メールサ
ーバ10と、振分けサーバ20とを備え、振分けサーバ
20は、振分けサーバ20は、判別モジュール13から
受信メールを受信する受信モジュール21と、受信モジ
ュール21が受信した受信メールを分割して分割データ
を作成する分割モジュール23と、この作成された分割
データを格納する格納データベース24と、振分けルー
ルを記憶する設定データベース22と、この振分けルー
ルに基づいて格納データベース24に格納された分割デ
ータの振分けを行う振分けモジュール25とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールサービ
スシステム及び方法、並びにプログラムに関し、特に、
メールサーバを介して電子メールを送信する電子メール
サービスシステム及び方法、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メールサービスシステムは、
送信元の携帯電話が送信した電子メールをインターネッ
トを介して受信し、受信した電子メールをインターネッ
トを介して送信先の携帯電話に送信するメールサーバを
備える。
【0003】電子メールには、一般的に「ユーザー名@
ドメイン名」より構成されるメールアドレスが付されて
おり、メールサーバは、該メールアドレスにより電子メ
ールの送信者及び受信者の識別を行う。
【0004】上記メールサーバは、インターネットを介
して電子メールの送受信を行うべく、SMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)サーバとPOP(Post Offi
ce Protocol)サーバとを有する。SMTPサーバは、
受信した電子メールを携帯電話に送信するが、携帯電話
がオフライン状態では送信することができない。POP
サーバは、メールボックスを有し、SMTPサーバが受
信した電子メールを送信できない場合に、受信した電子
メールをメールボックスに保存し、携帯電話がオンライ
ン状態になったときに、電子メールを受信者に送信す
る。
【0005】また、上記メールサーバは、ドメイン毎に
夫々備えられており、同一のドメインに属する送信者及
び受信者は、同一のメールサーバを介して電子メールの
送受信を行い、夫々異なるドメインに属する送信者及び
受信者間の電子メールの送受信は、送信者及び受信者が
夫々属するドメインのメールサーバを介して行われる。
【0006】上記のように、従来のメールサーバは、携
帯電話がオンライン状態にあるときは、一様に受信者に
電子メールを送信するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メール
サーバにより送信される電子メールには、ユーザーが受
信を望むものに加えて、望まないものも含まれることに
なり、従来のメールサーバは、受信を望まない送信者か
らの電子メール(以下「迷惑メール」という。)をも、
一様に受信者に送信してしまい、受信者を不快にしてい
る。このメールサーバによる迷惑メールの送信は、イン
ターネットプロバイダに送信拒否の登録依頼をすること
により禁止することができるが、受信者は、携帯電話か
らの設定により任意にメールサーバの電子メールの送信
を禁止することができない。
【0008】本発明は、メールサーバによる迷惑メール
の送信を受信者が任意に禁止することができる電子メー
ルサービスシステム及び方法、並びにプログラムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電子メールサービスシステムは、送
信元の通信装置が送信した電子メールをインターネット
を介して受信し、当該受信した電子メールをインターネ
ットを介して送信先の通信装置に送信するメールサーバ
を制御する電子メールサービスシステムにおいて、前記
メールサーバが受信した電子メールが所定のキーワード
を含むか否かを判別する判別手段と、前記受信した電子
メールが前記所定のキーワードを含むときは、前記送信
先の通信装置への前記受信した電子メールの送信を禁止
するように前記メールサーバに指令する指令手段とを備
えることを特徴とする。
【0010】請求項1記載のシステムによれば、受信し
た電子メールが所定のキーワードを含むときは、受信し
た電子メールを送信先の通信装置に送信しないようにメ
ールサーバに指令するので、メールサーバによる所定の
キーワードを含む電子メール、例えば迷惑メールの送信
を受信者が任意に禁止することができる。
【0011】請求項2記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項1記載の電子メールサービスシステムにお
いて、前記所定のキーワードは、前記送信先の通信装置
により設定可能であることを特徴とする。
【0012】請求項2記載のシステムによれば、所定の
キーワードは、送信先の通信装置により設定可能である
ので、電子メールの受信者がメールサーバによる迷惑メ
ールの送信禁止を自己の使用環境により適応した条件で
行うことができる。
【0013】請求項3記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項1又は2記載の電子メールサービスシステ
ムにおいて、前記キーワードは前記送信元の通信装置の
メールアドレスであることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子メー
ルサービスシステムにおいて、前記受信した電子メール
を格納する格納手段を有することを特徴とする。
【0015】請求項4記載のシステムによれば、格納手
段が受信した電子メールを格納するので、送信先の通信
装置からシステムにアクセスすることにより、当該通信
装置において受信した電子メールを見ることができる。
【0016】請求項5記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項4記載の電子メールサービスシステムにお
いて、前記受信した電子メールが所定の他のキーワード
を含むか否かを判別する他の判別手段を備え、前記格納
手段は、前記他のキーワードに対応する格納領域を有
し、前記受信した電子メールが前記他のキーワードを含
むときは、当該受信した電子メールを前記対応する格納
領域に格納することを特徴とする。
【0017】請求項5記載のシステムによれば、他の判
別手段は、受信した電子メールが所定の他のキーワード
を含むか否かを判別し、格納手段は、前記他のキーワー
ドに対応する格納領域を有し、受信した電子メールが他
のキーワードを含むときは、当該受信した電子メールを
対応する格納領域に格納するので、受信した電子メール
の格付けをすることができる。
【0018】請求項6記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項4又は5記載の電子メールサービスシステ
ムにおいて、前記格納された電子メールは、前記送信先
の通信装置より検索可能であることを特徴とする。
【0019】請求項7記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項5又は6記載の電子メールサービスシステ
ムにおいて、前記他のキーワードは前記送信元の通信装
置のメールアドレスであることを特徴とする。
【0020】請求項8記載の電子メールサービスシステ
ムは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子メー
ルサービスシステムにおいて、前記通信装置は携帯電話
であることを特徴とする。
【0021】請求項9記載の電子メールサービス方法
は、送信元の通信装置が送信した電子メールをインター
ネットを介して受信し、当該受信した電子メールをイン
ターネットを介して送信先の通信装置に送信するメール
サーバを制御する電子メールサービス方法において、前
記メールサーバが受信した電子メールが所定のキーワー
ドを含むか否かを判別する判別ステップと、前記受信し
た電子メールが前記所定のキーワードを含むときは、前
記送信先の通信装置への前記受信した電子メールの送信
を禁止するように前記メールサーバに指令する指令ステ
ップとを備えることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の方法によれば、請求項1の
電子メールサービスシステムと同様の効果を得ることが
できる。
【0023】請求項10記載のプログラムは、送信元の
通信装置が送信した電子メールをインターネットを介し
て受信し、当該受信した電子メールをインターネットを
介して送信先の通信装置に送信するメールサーバを制御
する電子メールサービス方法をコンピュータに実行させ
るプログラムにおいて、前記メールサーバが受信した電
子メールが所定のキーワードを含むか否かを判別する判
別ステップと、前記受信した電子メールが前記所定のキ
ーワードを含むときは、前記送信先の通信装置への前記
受信した電子メールの送信を禁止するように前記メール
サーバに指令する指令ステップとを備えることを特徴と
する。
【0024】請求項10記載のプログラムによれば、請
求項1の電子メールサービスシステムと同様の効果を得
ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
電子メールサービスシステムを図面を参照しながら説明
する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態に係る電子メ
ールサービスシステムを含む電子メール配信システムの
ブロック図である。
【0027】図1において、電子メール配信システム1
は、携帯電話間の電子メールの送受信を行うべく、メー
ルサーバ10と、振分けサーバ20(電子メールサービ
スシステム)とを備える。メールサーバ10は、送信者
(送信元)の携帯電話2が送信した電子メールをインタ
ーネットを介して受信すると共に、後述する振分けモジ
ュール25から振分け処理済みの受信メールを受信する
受信モジュール11と、受信モジュール11が受信した
電子メール(以下「受信メール」という。)を所定の振
分け条件により振分けサーバ20に送信するか否かを判
別する判別モジュール12,13と、判別モジュール1
2,13により振分けサーバ20に送信すると判別され
た受信メールを振分けサーバ20に送信すると共に、判
別モジュール12,13により振分けサーバ20に送信
しないと判別された受信メールをインターネットを介し
て受信者(送信先)の携帯電話3に送信する送信モジュ
ール14と、受信者の携帯電話3がメールサーバ10に
アクセスした際に受信メールを送信する送信モジュール
15とを備える。
【0028】送信モジュール14は、受信者の携帯電話
3がオフライン状態にあり、受信メールを携帯電話3に
送信することができない場合には、受信メールを送信モ
ジュール15に送信し、送信モジュール15は、その内
部に備えるメールボックス16に受信メールを保存す
る。
【0029】受信モジュール11には、電子メール配信
システム1を利用する受信者(以下「サービス加入者」
という。)のメールアドレスが振分けサーバ20の運用
者によって予め登録されており、受信モジュール11
は、受信メールが登録されたサービス加入者のメールア
ドレスへ送信されたもの(以下「システム適用メール」
という。)である場合は、受信メールにシステム適用メ
ールであることを「1」で示すフラグAが付されている
か否かを判別し、受信メールにフラグAが付されていな
いときは、フラグAを受信メールに付して判別モジュー
ル12に送信する。なお、受信メールに付されるフラグ
Aは、受信メールがシステム適用メールであるときは
「1」、システム適用メールではないときは「0」であ
るのに加えて、受信メールに後述する振分け処理が既に
行われているときは「2」である。
【0030】受信メールにフラグAが既に付されている
ときは、受信メールにフラグAをさらに付することなく
判別モジュール12に送信する。
【0031】上記メールサーバ10において、受信モジ
ュール11は、予め受信メールにフラグAが付されてい
るか否かを判別するように、予め、例えば振分けサーバ
20の運用者の要請により設定するように構成されてい
る。
【0032】判別モジュール12は、受信メールがシス
テム適用メールであるか否か、即ち受信メールに付され
ているフラグAが「1又は2」か否かを判別し、受信メ
ールに付されているフラグAが「1又は2」のときは、
判別モジュール12は、受信メールを判別モジュール1
3に送信し、判別モジュール13は、受信メールが後述
する振分け処理を既に行われているか否か、即ちフラグ
Aが「2」であるか否かを判別するように構成されてお
り、受信メールに付されているフラグAが「2」のとき
は、受信メールの振分け処理は既に行われているものと
して、受信メールを送信モジュール14,15を介して
携帯電話3に直接送信する。
【0033】判別モジュール12は、受信メールに付さ
れているフラグAが「1又は2」でないときは、受信メ
ールがシステム適用メールではないので、判別モジュー
ル12は、送信モジュール14,15を介して受信メー
ルを携帯電話3に直接送信する。また、判別モジュール
13は、受信メールに付されているフラグAが「2」で
ないときは、後述する図2の電子メール振分け処理を行
うべく受信メールを振分けサーバー20に送信する。
【0034】振分けサーバ20は、上記判別モジュール
13から受信メールを受信する受信モジュール21と、
受信モジュール21が受信した受信メールを送信者のメ
ールアドレス、受信メールのタイトル、及び受信メール
の本文とに分割して分割データを作成する分割モジュー
ル23と、この作成された分割データを格納する格納デ
ータベース24と、後述する図3で設定する振分けルー
ルを記憶する設定データベース22と、この振分けルー
ルに基づいて格納データベース24に格納された分割デ
ータの振分け処理を行う振分けモジュール25とを備え
る。
【0035】分割モジュール23により作成された分割
データは格納データベース24に送信されて、格納デー
タベース24に格納される。
【0036】振分けモジュール25は、格納データベー
ス24に格納された分割データを受信し、振分けルール
(図3)に基づいて、分割データが後述する送信項目
(図3のステップS37)を含むか否かを判別し、分割
データが送信項目を含むものであるときは、この分割デ
ータを再度結合して電子メールの形に戻し、フラグAを
「2」としてメールサーバ10内の受信モジュール11
に送信する。
【0037】受信モジュール11は、振分けモジュール
25から受信した受信メールにフラグAが付されている
ので、受信メールにフラグAをさらに付することなく、
受信メールを判別モジュール12に送信し、判別モジュ
ール12は、受信メールに付されているフラグAが
「2」であるので、受信メールを判別モジュール13に
送信し、判別モジュール13は、受信メールを振分けサ
ーバ20に送信することなく、携帯電話3がオンライン
状態であれば、送信モジュール14を介して携帯電話3
に送信し、携帯電話3がオフライン状態であれば送信モ
ジュール15に送信し、送信モジュール15は、受信メ
ールをメールボックス16に保存して、携帯電話3がオ
ンライン状態になったときに携帯電話3により受信可能
となる。
【0038】一方、振分けモジュール25による判別の
結果、分割データが送信項目を含まないときは、振分け
ルールに基づいて、分割データを格納データベース24
に保存する。
【0039】振分けモジュール25によって実行される
分割データの格納データベース24内への保存は、分割
データに含まれる後述する保存項目(図3のステップS
38)を判別し、この保存項目に対応した予め作成して
ある保存フォルダに受信メールを夫々振分けて保存する
ものである。格納データベース24内の各保存フォルダ
内に保存された受信メールは、受信者が携帯電話3によ
り振分けサーバ20にアクセスすることにより受信する
ことができる。
【0040】図2は、図1の電子メール配信システム1
によって実行される電子メール振分け処理のフローチャ
ートである。
【0041】図2において、メールサーバ10では、受
信モジュール11は、電子メールを受信すると、受信メ
ールにフラグAが付されているか否かを判別し(ステッ
プS11)、ステップS11の判別の結果、受信メール
にフラグAが付されていないときは、受信メールにフラ
グAを付して(ステップS12)、判別モジュール12
に送信し、一方受信メールにフラグAが付されていると
きは、フラグAを付することなく受信メールを判別モジ
ュール12に送信する。これにより、後のステップS1
3において受信メールがシステム適用メールであるか否
かを判別することができるようになる。
【0042】判別モジュール12は、受信メールのフラ
グAが「1又は2」か否かを判別し(ステップS1
3)、ステップS13の判別の結果、フラグAが「1又
は2」であるとき、即ち受信メールがシステム適用メー
ルのときは、判別モジュール13に送信し、判別モジュ
ール13は、受信メールに付されているフラグAが
「2」であるか否かを判別する(ステップS14)。ス
テップS14の判別の結果、フラグAが「2」でないと
き(「1」のとき)、即ち受信メールがまだ後述するス
テップS15以降の処理を行われていないときは、判別
モジュール13は、受信メールを振分けサーバ20内の
受信モジュール21に送信する。
【0043】次いで、受信モジュール21は、受信メー
ルを分割モジュール23に送信し、分割モジュール23
は、受信メールを分割して分割データを作成し(ステッ
プS15)、分割データを格納データベース24に送信
して、格納データベース24が分割データを格納する
(ステップ16)。さらに、振分けモジュール25は、
格納データベース24から分割データを受信して、分割
データが送信項目を含むか否かを判別する(ステップS
17)。ステップS17の判別の結果、分割データが送
信項目を含むときは、振分けモジュール25は、分割デ
ータを再度結合して電子メールの形に戻し(ステップS
18)、再結合された受信メールのフラグAを「2」と
した上で(ステップS19)、受信メールを受信モジュ
ール11に送信し、ステップS11以降の処理を繰返
す。
【0044】ステップS17の判別の結果、分割データ
が送信項目を含まないときは、振分けモジュール25
は、分割データを後述する図3の振分けルールに基づい
て格納データベース24に保存して(ステップS2
0)、本処理を終了する。
【0045】ステップS13の判別の結果、フラグAが
「1又は2」でないとき(「0」のとき)、即ち、受信
メールがシステム適用メールでないときは、判別モジュ
ール12は、送信モジュール14又は15を介して、ま
た、ステップS14の判別の結果、フラグAが「2」の
とき、即ち受信メールがすでにステップS15以降の処
理を行われているときは、判別モジュール13は、送信
モジュール14又は15を介して、受信メールを携帯電
話3に直接送信して(ステップS21)、本処理を終了
する。
【0046】図2の処理によれば、振分けルール(図
3)に、サービス加入者が受信を望む受信メールの項目
を設定することにより、メールサーバ10が受信した受
信メールがシステム適用メールであり(ステップS13
でYES)、受信メールが迷惑メールであるときは(ス
テップS17でNO)、迷惑メールをサービス加入者の
携帯電話3に直接送信することなく格納データベース2
4に保存する(ステップS20)ので、サービス加入者
が迷惑メールを受信して不快になることを防止できる。
【0047】図3は、振分けモジュール25によって実
行される振分けルールの設定処理のフローチャートであ
る。
【0048】本処理は、携帯電話3を介して図示しない
CPUにより設定データベース22上で行われる。
【0049】図3において、サービス加入者が携帯電話
3により振分けサーバ20にアクセスして(ステップS
31)、受信メールの送信者のメールアドレス、受信メ
ールのタイトル、及び受信メールの本文の3項目の中か
ら1つの振分け項目を選択する(ステップS32)。ス
テップS32の選択の結果、受信メールの送信者のメー
ルアドレスを振分け項目として選択した場合は、受信メ
ールの送信者のメールアドレスを入力し(ステップS3
3)、受信メールのタイトルを振分け項目として選択し
た場合は、受信メールのタイトル中のキーワードを入力
し(ステップS34)、受信メールの本文を振分け項目
として選択した場合は、受信メールの本文中のキーワー
ドを入力する(ステップS35)。
【0050】次いで、ステップS33〜S35において
入力したメールアドレス又はキーワードを含む受信メー
ルの携帯電話3への直接送信を希望するか否かを設定し
(ステップS36)、受信メールの直接送信を希望する
ものであるときは(ステップS36でYES)、ステッ
プS33〜S35において入力したメールアドレス又は
キーワードを送信項目に設定した後(ステップS3
7)、一方、受信メールの直接送信を希望しないもので
あるときは(ステップS36でNO)、ステップS33
〜S35において入力したメールアドレス又はキーワー
ドを保存項目に設定して(ステップS38)、この保存
項目を含む受信メールを保存する保存フォルダを格納デ
ータベース23に作成した後(ステップS39)、本処
理を終了する。
【0051】ステップS33において設定する送信項目
及び保存項目としてのメールアドレスは、このメールア
ドレスを短縮したものであっても良く、また、このメー
ルアドレスの中から選択された所定のキーワードであっ
ても良い。さらに、格納データベース24は、図示しな
いメールアドレス記憶手段を有しており、このメールア
ドレス記憶手段に予めメールアドレスを登録しておき、
この登録されたメールアドレスの中から送信項目及び保
存項目としてのメールアドレスを選択することにより、
ステップS33の設定をしても良い。
【0052】図3の振分けルール設定処理により、送信
項目として入力されたメールアドレス又はキーワード
(ステップS33〜S35)を含む受信メールは携帯電
話3に直接送信するように設定でき(ステップS36で
YES)、保存項目として入力されたメールアドレス又
はキーワード(ステップS33〜S35)を含む受信メ
ールは携帯電話3に直接送信せずに格納データベース2
4に保存することができる(ステップS36でNO)の
で、メールサーバ10の迷惑メールの送信を防止するこ
とができる。
【0053】さらに、受信メールを保存する保存フォル
ダを入力した保存項目に対応して作成することができる
ので、格納データベース24に保存された受信メールの
格付けを行うことができる。
【0054】本発明の実施の形態においては、全ての受
信メールが格納データベース24に分割データとして保
存されているので、所定のキーワードを登録することに
より、このキーワードを含む受信メールを検索すること
もできる。
【0055】本実施の形態においては、電子メールの送
受信は携帯電話2,3により行われるものとしたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えばパーソナ
ルコンピュータでもよい。
【0056】本発明は、上述した実施の形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラム(図2又は図3の処理
に対応するプログラム)をシステム又はシステムのコン
ピュータ若しくはシステムのCPUに供給し、そのコン
ピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出し
て実行することによって、本発明の目的を達成すること
ができるのは云うまでもない。
【0057】この場合、上記プログラムは、該プログラ
ムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はイン
ターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリ
アネットワーク等に接続される図示しないの他のコンピ
ュータやデータベース等からダウンロードすることによ
り供給される。
【0058】また、上記プログラムは、上述した実施の
形態の機能を実現することができればよく、そのプログ
ラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタによ
り実行されるプログラムコード、OSに供給されるスク
リプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0059】更にまた、上述した本発明の実施の形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記
憶媒体を電子メール配信システム1又はシステムのコン
ピュータ若しくはシステムのCPUに供給し、そのコン
ピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラム
を読出して実行することによっても、本発明の目的を達
成することができるのは云うまでもない。
【0060】上述した本発明の実施の形態では、プログ
ラムは、図示しないROMに記憶されるが、ROMに限
定する必要はなく、プログラムを記憶する記憶媒体とし
ては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録
商標)、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−
RW、DVD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを
記憶することができるものであればよい。
【0061】尚、上述したダウンロードすることにより
供給されるプログラムは、圧縮されたものから成り、場
合によっては自動インストール機能を含むファイルであ
ってもよい。また、ダウンロードすることにより供給さ
れるプログラムは、複数のファイルに分割されたプログ
ラムコードであってもよく、この場合は、夫々のプログ
ラムコードを別々にダウンロードしてもよい。即ち、上
述した実施の形態の機能を実現するプログラムファイル
をダウンロードさせるWWWサーバも本発明を構成す
る。
【0062】また、上記供給されるプログラムは、暗号
化されたプログラムをCD−ROM等の記憶媒体に記憶
させてユーザに頒布し、所定の条件をクリアしたユーザ
に暗号を解く鍵情報をWWWサーバを介してダウンロー
ドさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化された
プログラムの暗号が解かれてるものであってもよい。
【0063】また、供給されたプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティ
ングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を実行す
ることにより、上述した実施の形態の機能を実現しても
よい。
【0064】更に、コンピュータが備える機能拡張ボー
ド又は機能拡張ユニットのメモリに記憶媒体から読出さ
れたプログラムを書込み、その書込まれたプログラムの
指示に基づき、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニッ
トを備えるコンピュータ又はCPUが実際の処理の一部
又は全部を実行することにより、上述した実施の形態の
機能を実現してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のシステム、請求項9記載の方法、及び請求項10記
載のプログラムによれば、受信した電子メールが所定の
キーワードを含むときは、受信した電子メールを送信先
の通信装置に送信しないようにメールサーバに指令する
ので、メールサーバによる所定のキーワードを含む電子
メール、例えば迷惑メールの送信を受信者が任意に禁止
することができる。
【0066】請求項2記載のシステムによれば、所定の
キーワードは、送信先の通信装置により設定可能である
ので、電子メールの受信者がメールサーバによる迷惑メ
ールの送信禁止を自己の使用環境により適応した条件で
行うことができる。
【0067】請求項4記載のシステムによれば、格納手
段が受信した電子メールを格納するので、送信先の通信
装置からシステムにアクセスすることにより、当該通信
装置において受信した電子メールを見ることができる。
【0068】請求項5記載のシステムによれば、他の判
別手段は、受信した電子メールが所定の他のキーワード
を含むか否かを判別し、格納手段は、前記他のキーワー
ドに対応する格納領域を有し、受信した電子メールが他
のキーワードを含むときは、当該受信した電子メールを
対応する格納領域に格納するので、受信した電子メール
の格付けをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子メールサービス
システムを含む電子メール配信システムのブロック図で
ある。
【図2】図1の電子メール配信システム1によって実行
される電子メール振分け処理のフローチャートである。
【図3】振分けモジュール25によって実行される振分
けルールの設定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子メール配信システム 10 メールサーバ 11,21 受信モジュール 12,13 判別モジュール 14,15 送信モジュール 16 メールボックス 20 振分けサーバ 22 設定データベース 23 分割モジュール 24 格納データベース 25 振分けモジュール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元の通信装置が送信した電子メール
    をインターネットを介して受信し、当該受信した電子メ
    ールをインターネットを介して送信先の通信装置に送信
    するメールサーバを制御する電子メールサービスシステ
    ムにおいて、 前記メールサーバが受信した電子メールが所定のキーワ
    ードを含むか否かを判別する判別手段と、前記受信した
    電子メールが前記所定のキーワードを含むときは、前記
    送信先の通信装置への前記受信した電子メールの送信を
    禁止するように前記メールサーバに指令する指令手段と
    を備えることを特徴とする電子メールサービスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記所定のキーワードは、前記送信先の
    通信装置により設定可能であることを特徴とする請求項
    1記載の電子メールサービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記キーワードは前記送信元の通信装置
    のメールアドレスであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電子メールサービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記受信した電子メールを格納する格納
    手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の電子メールサービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記受信した電子メールが所定の他のキ
    ーワードを含むか否かを判別する他の判別手段を備え、
    前記格納手段は、前記他のキーワードに対応する格納領
    域を有し、前記受信した電子メールが前記他のキーワー
    ドを含むときは、当該受信した電子メールを前記対応す
    る格納領域に格納することを特徴とする請求項4記載の
    電子メールサービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記格納された電子メールは、前記送信
    先の通信装置より検索可能であることを特徴とする請求
    項4又は5記載の電子メールサービスシステム。
  7. 【請求項7】 前記他のキーワードは前記送信元の通信
    装置のメールアドレスであることを特徴とする請求項5
    又は6記載の電子メールサービスシステム。
  8. 【請求項8】 前記通信装置は携帯電話であることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子メ
    ールサービスシステム。
  9. 【請求項9】 送信元の通信装置が送信した電子メール
    をインターネットを介して受信し、当該受信した電子メ
    ールをインターネットを介して送信先の通信装置に送信
    するメールサーバを制御する電子メールサービス方法に
    おいて、 前記メールサーバが受信した電子メールが所定のキーワ
    ードを含むか否かを判別する判別ステップと、前記受信
    した電子メールが前記所定のキーワードを含むときは、
    前記送信先の通信装置への前記受信した電子メールの送
    信を禁止するように前記メールサーバに指令する指令ス
    テップとを備えることを特徴とする電子メールサービス
    方法。
  10. 【請求項10】 送信元の通信装置が送信した電子メー
    ルをインターネットを介して受信し、当該受信した電子
    メールをインターネットを介して送信先の通信装置に送
    信するメールサーバを制御する電子メールサービス方法
    をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、 前記メールサーバが受信した電子メールが所定のキーワ
    ードを含むか否かを判別する判別ステップと、前記受信
    した電子メールが前記所定のキーワードを含むときは、
    前記送信先の通信装置への前記受信した電子メールの送
    信を禁止するように前記メールサーバに指令する指令ス
    テップとを備えることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005236825A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Aruze Corp 電子メールシステム

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