JP2002280624A - 熱電材料の製造方法及び熱電材料製造装置 - Google Patents

熱電材料の製造方法及び熱電材料製造装置

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JP2002280624A JP2001082861A JP2001082861A JP2002280624A JP 2002280624 A JP2002280624 A JP 2002280624A JP 2001082861 A JP2001082861 A JP 2001082861A JP 2001082861 A JP2001082861 A JP 2001082861A JP 2002280624 A JP2002280624 A JP 2002280624A
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雅昭 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電性能の高い熱電材料を製造すること。 【解決手段】 3つの反応室の各々にCuからなる還元剤
12,Bi2Te3からなる原料粉14,Biからなる調整剤1
6を入れた後容器を密封し(工程S10)、この容器を
回転させ原料粉を撹拌しながら、還元剤12と原料粉1
4とを加熱する(工程S12)。こうすれば、原料粉1
4の表面に形成されている表面酸化層を除去することが
できる。工程S12を行なって後、容器を回転させたま
ま原料粉と調整剤とを加熱し原料粉を焼結させる(工程
S14)。こうすれば、原料粉の表面から所定厚さの部
位の組成を変化し原料粉の表面近傍の融点が低下する。
この結果、焼結温度を低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電材料の製造方
法であって、特に、熱電材料の原料物質を含む原料粉を
焼結させてなる熱電材料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱電材料は、Bi2Te3などの熱
電材料の原料物質を含む原料粉を430〜480℃程度
の温度でホットプレスすることで焼結する方法を用いて
製造されている。焼結された熱電材料の熱電性能を向上
させるためには、結晶粒を微細化する必要がある。結晶
粒を微細化する方法として、微細にした原料粉を焼結さ
せる方法が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、微細な
原料粉を用いると、焼結前に原料粉が空気に晒されて表
面に形成される酸化層の影響が大きくなり、熱電性能が
低下するという問題があった。
【0004】また、焼結を430〜480℃程度の比較
的高い温度で行なうと、焼結の過程で結晶粒が大きくな
り、熱電性能が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、熱電性能の高い熱電材料を製造するこ
とや、熱電性能の高い熱電材料を製造することができる
製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の熱電材料
の製造方法は、熱電材料の原料物質を含む原料粉を焼結
させてなる熱電材料の製造方法であって、容器に封入し
た前記原料粉を加熱して発生する酸素と前記原料粉の側
に置いた還元剤とを反応させると共に前記原料粉を撹拌
する撹拌工程と、撹拌した前記原料粉を焼結させる焼結
工程と、を備えることを特徴とする。
【0007】本発明の第1の熱電材料の製造方法では、
焼結前に、容器に封入した原料粉を加熱して発生する酸
素と還元剤とを反応させると共に原料粉を撹拌するの
で、原料粉表面に形成される酸化層を還元剤を用いて除
去することができる。この結果、熱電性能の高い熱電材
料を形成することができる。尚、原料物質は、Bi、Sb、
Ag、Pb、Ge、Cu、Sn、As、Se、Te、Fe、Mn、Co、Siのう
ち少なくとも2種類以上の元素を含むものが好適であ
り、特に、Bi2Te3とするのが好適である。また、還元剤
は、Sc、Ti、Cr 、Mn、Fe、Co、Ni、Y、Zr、Nb、Mo、L
a、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、Lu、Scなどの酸化されやすい材料であればよく、特
に、Cuとするのが好適である。
【0008】本発明の第1の熱電材料の製造方法では、
前記撹拌工程は、前記原料粉と前記還元剤とを異なる加
熱手段で加熱するものとしてもよい。こうすれば、原料
粉と還元剤とを異なる温度にすることができるので、反
応をより促進することができる。
【0009】本発明の第2の熱電材料の製造方法は、熱
電材料の原料物質を含む原料粉を焼結させてなる熱電材
料の製造方法であって、前記原料粉を構成する材料物質
の少なくとも一つを含む雰囲気中で前記原料粉を加熱す
ることにより、前記原料粉の表面から所定厚さの層の組
成を変えると共に原料粉を焼結させる焼結工程を備える
ことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の熱電材料の製造方法では、
原料粉を構成する原料物質の少なくとも一つを含む雰囲
気中で原料粉を焼結させるので、焼結時に原料粉の表面
から一定の厚さの層の組成を変えることができる。この
ため、原料粉の表面近傍の融点が下がり原料粉の焼結温
度を下げることができる。この結果、焼結工程において
結晶粒の成長を抑えることができ、熱電性能の高い熱電
材料を製造することができる。尚、原料物質は、Bi、S
b、Ag、Pb、Ge、Cu、Sn、As、Se、Te、Fe、Mn、Co、Si
のうち少なくとも2種類以上の元素を含むものが好適で
あり、特に、Bi2Te3とするのが好適である。
【0011】本発明の第2の熱電材料の製造方法では、
前記焼結工程は、前記雰囲気の蒸気圧を制御して、前記
原料粉の表面から所定厚さの部位の組成を変えるように
してもよい。雰囲気の蒸気圧を制御することで、原料粉
の表面から所定厚さの部位の組成が元の原料粉の組成か
ら離れすぎないようすることができ、より熱電性能の高
い熱電材料を製造することができる。
【0012】本発明の第1の熱電材料の製造装置は、熱
電材料の原料物質を含む原料粉を焼結させてなる熱電材
料を製造する製造装置であって、前記原料粉を入れる一
の反応室と、前記一の反応室への固体の移動を阻止しつ
つ気体が移動できるように設けられ還元剤を入れる他の
反応室とを有する容器と、少なくとも前記一の反応室を
加熱する加熱手段と、前記容器を回転させる回転手段
と、を備えることを特徴とする。
【0013】こうすれば、一の反応室にいれた原料粉を
加熱して発生する酸素と他の反応室に入れた還元剤とを
反応させると共に容器を回転させて原料粉を撹拌するこ
とができるので、原料粉表面に形成される酸化層を還元
剤を用いて除去することができる。この結果、熱電性能
の高い熱電材料を製造することができる。
【0014】本発明の第2の熱電材料の製造装置は、熱
電材料の原料物質を含む原料粉を焼結させてなる熱電材
料を製造する製造装置であって、前記原料粉を入れる一
の反応室と、前記一の反応室への固体の移動を阻止しつ
つ気体が移動できるように設けられ前記原料粉を構成す
る材料物質の少なくとも一つを含む調整剤を入れる他の
反応室とを有する容器と、前記各反応室を加熱する加熱
手段と、前記容器を回転させる回転手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0015】本発明の第2の熱電材料の製造装置では、
他の反応室では、調整剤を加熱手段で加熱して蒸発さ
せ、一の反応室では、調整剤雰囲気中で原料粉を焼結さ
せるので、焼結時に原料粉の表面から一定の厚さの層の
組成を変えることができる。このため、原料粉の表面近
傍の融点が下がり原料粉の焼結温度を下げることができ
る。この結果、原料粉を焼結させる際の結晶粒の成長を
抑えることができ、熱電性能の高い熱電材料を製造する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。 図1
は、本実施形態の熱電材料の製造装置の構成の概略を示
す構成図である。熱電材料の製造装置100は、材料な
どが封入される容器10と、容器10を加熱するヒータ
20a,20b,20cと、ヒータ20a,20b,2
0cの各温度を制御するヒータ制御手段30と、容器1
0を図中のAA線を軸として回転させる回転手段40
と、回転手段40の回転数を制御する回転制御手段50
とを備える。
【0017】容器10は、銅からなる粉状の還元剤12
をいれる反応室18aと、Bi2Te3からなり粒径が0.0
1μm〜1μm程度の原料粉14を入れる反応室18b
と、Biからなる調整剤16を入れる反応室18cとを備
える。反応室18aは、容器10が回転するとき、反応
室18bとの間で気体は移動するが固体は移動しないよ
うな形状に形成されている。また、反応室18cは、容
器10が回転するとき、反応室18bとの間で、気体が
移動するが固体は移動しないような形状に形成されてい
る。
【0018】ヒータ20aは、反応室18a内の還元剤
12を加熱できるように設けられており、ヒータ20b
は、反応室18b内の原料粉14を加熱できるように設
けられている。また、ヒータ20cは、反応室18c内
の調整剤16を加熱できるように設けられている。この
ように、還元剤12,原料粉14,調整剤16を加熱す
るヒータは別個に設けられているので、還元剤12,原
料粉14,調整剤16の温度を個別に設定することがで
きる。
【0019】次に、熱電材料製造装置100を用いて熱
電材料を製造する方法を図2に従い説明する。図2は、
熱電材料を製造する方法を示すフローチャートである。
最初に、反応室18aに還元剤12を、反応室18bに
原料粉14を、反応室18cに調整剤16を各々入れた
後、容器10を密封する(工程S10)。
【0020】次に、回転手段40により容器10を回転
させ原料粉14を撹拌すると共にヒータ20a,20b
により反応室18a,18b内の還元剤12と原料粉1
4とを加熱する(工程S12)。工程S12において、
原料粉14を加熱すると、原料粉14の表面に形成され
ている酸化層が分解し反応室18b内に酸素が発生す
る。この酸素は、反応室18a側に移動し、銅が酸化さ
れやすい性質であるため、還元剤12と化合し反応室1
8b内に銅酸化物が形成される。このようにして、原料
粉14の表面に形成された酸化層が分解し原料粉14か
ら除去される。
【0021】このとき、還元剤12の温度は、還元剤1
2と酸素とが十分反応する程度に高く、且つ、形成され
た銅酸化物が分解しない程度に低い温度がよく、約30
0〜500℃程度がよい。従って、ヒータ制御手段30
は、還元剤12がこのような温度になるようにヒータ2
0aの温度を制御するのが好適である。
【0022】また、原料粉14の温度は、表面酸化層の
分解がある程度促進され、且つ、焼結が進まない程度の
温度がよく、200〜300℃程度がよい。従って、ヒ
ータ制御手段30は、原料粉14がこのような温度にな
るようにヒータ20bの温度を制御するのが好適であ
る。
【0023】そして、容器10の回転数は、原料粉14
を充分に撹拌でき、且つ、原料粉14の焼結が進まない
程度の回転数がよく、原料粉14に働く遠心力が原料粉
14に働く重力以下になるように選択する。例えば、容
器10の反応室における直径が30mmであるときは、
回転数が10〜300rpm程度が好適である。
【0024】工程S12を行なった後、回転手段40に
より容器10を回転させたまま、ヒータ20b,20c
により反応室18b,18c内の原料粉14と調整剤1
6とを加熱し(工程S14)、容器10の回転による遠
心力を利用して原料粉14を反応室18bの内壁面に焼
結させる。
【0025】工程S14では、調整剤16を加熱するこ
とにより、反応室18b内を調整剤16の雰囲気にして
原料粉14の表面から所定厚さの部位の組成を変えるこ
とができる。図3は、Bi−Te系合金の相図である。これ
より、Bi2Te3は、Bi−Te系合金の中で最も融点が高い
(586℃)ことがわかる。調整剤16を加熱し蒸発さ
せると、調整剤16の気体が反応室18b側に移動す
る。このとき、反応室18b内の蒸気圧が変化して、蒸
気圧に応じて原料粉の表面から所定厚さの部位の組成
が、例えば、Bi4Te3に変化する。このように原料粉14
の表面の組成が変わると、Bi4Te3(融点420℃)は、
Bi2Te3より融点が低いため、原料粉14の融点が局所的
に低下し原料粉14全体として低温で焼結するようにな
る。この結果、原料粉14が焼結する際の結晶粒の成長
を抑えることができ、性能の高い熱電材料を形成するこ
とができる。
【0026】このとき、調整剤16の温度は、原料粉1
4の表面の組成変化による融点低下により焼結温度が十
分低くなる程度に反応室18b内の蒸気圧を高くでき、
且つ、原料粉14の表面の組成変化した層の厚さが厚く
なりすぎない程度に反応室18b内の蒸気圧を抑えるこ
とができる程度の温度がよく、170〜320℃がよ
い。従って、ヒータ制御手段30は、調整剤16がこの
ような温度になるようにヒータ20cの温度を制御する
のが好適である。
【0027】また、原料粉14の温度は、焼結が充分に
進む程度に高く、結晶粒が大きくなりすぎない程度に低
いほうがよく、300〜400℃程度がよい。従って、
ヒータ制御手段30は、原料粉14がこのような温度に
なるようにヒータ20bの温度を制御するのが好適であ
る。
【0028】そして、容器10の回転数は、原料粉14
を充分に焼結するためにできる限り高いほうが良い。従
って、容器10の回転数は、容器10の強度や回転手段
40の性能によって決まる。例えば、容器10の反応室
18bにおける直径が30mmであるときは、回転数が
1000rpm以上が好適である。
【0029】尚、調整剤16は、原料粉14を構成する
材料物質の少なくとも一つを含むものであればよい。本
実施形態では、原料粉14がBi2Te3であるので、調整剤
16は、Biの他にTeやBimTen(m:n=2:3)からな
るものとしてもよい。調整剤16がTeからなるとき、工
程S14における調整剤16の温度は、350〜500
℃程度であることが好適である。
【0030】また、本実施形態では、容器10に還元剤
12,原料粉14,調整剤16を入れ工程S10,S1
2を行なったが、容器10に調整剤16を入れず工程S
14において原料粉14の焼結を行なってもよい。ま
た、容器10に還元剤12をいれずに工程S12におい
て原料粉14の撹拌のみを行なってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱電材料
の製造方法では、原料粉表面に形成される酸化層を還元
剤を用いて除去することができる。この結果、熱電性能
の高い熱電材料を形成することができる。また、本発明
の熱電材料の製造方法では、焼結時に原料粉の表面から
一定の厚さの層の組成を変えることができる。このた
め、原料粉の表面近傍の融点が下がり原料粉の焼結温度
を下げることができる。従って、焼結工程において結晶
粒の成長を抑えることができ、熱電性能の高い熱電材料
を製造することができる。
【0032】また、本発明の熱電材料の製造装置では、
原料粉を加熱して発生する酸素と還元剤とを反応させる
と共に容器を回転させて原料粉を撹拌することができる
ので、原料粉表面に形成される酸化層を還元剤を用いて
除去することができる。この結果、熱電性能の高い熱電
材料を製造することができる。また、他の反応室では、
調整剤を加熱手段で加熱して蒸発させ、一の反応室で
は、調整剤雰囲気中で原料粉を焼結させるので、焼結時
に原料粉の表面から一定の厚さの層の組成を変えること
ができる。このため、原料粉の表面近傍の融点が下がり
原料粉の焼結温度を下げることができる。この結果、原
料粉を焼結させる際の結晶粒の成長を抑えることがで
き、熱電性能の高い熱電材料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の熱電材料の製造装置の構成の概
略を示す構成図である。
【図2】 熱電材料を製造する方法を示すフローチャー
トである。
【図3】 Bi−Te系合金の相図である。
【符号の説明】
10 容器、12 還元剤、14 原料粉、16 調整
剤、18a,18b,18c 反応室、20a,20
b,20c ヒータ、40 回転手段、100熱電材料
製造装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電材料の原料物質を含む原料粉を焼結
    させてなる熱電材料の製造方法であって、 容器に封入した前記原料粉を加熱して発生する酸素と前
    記原料粉の側に置いた還元剤とを反応させると共に前記
    原料粉を撹拌する撹拌工程と、 撹拌した前記原料粉を焼結させる焼結工程と、を備える
    ことを特徴とする熱電材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記撹拌工程は、前記原料粉と前記還元
    剤とを異なる加熱手段で加熱することを特徴とする請求
    項1に記載の熱電材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱電材料の原料物質を含む原料粉を焼結
    させてなる熱電材料の製造方法であって、 前記原料粉を構成する材料物質の少なくとも一つを含む
    雰囲気中で前記原料粉を加熱することにより、前記原料
    粉の表面から所定厚さの層の組成を変えると共に原料粉
    を焼結させる焼結工程を備えることを特徴とする熱電材
    料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記焼結工程は、前記雰囲気の蒸気圧を
    制御して、前記原料粉の表面から所定厚さの部位の組成
    を変えることを特徴とする請求項3に記載の熱電材料の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 熱電材料の原料物質を含む原料粉を焼結
    させてなる熱電材料を製造する製造装置であって、 前記原料粉を入れる一の反応室と、前記一の反応室への
    固体の移動を阻止しつつ気体が移動できるように設けら
    れ還元剤を入れる他の反応室とを有する容器と、 少なくとも前記一の反応室を加熱する加熱手段と、 前記容器を回転させる回転手段と、を備えることを特徴
    とする熱電材料の製造装置。
  6. 【請求項6】 熱電材料の原料物質を含む原料粉を焼結
    させてなる熱電材料を製造する製造装置であって、 前記原料粉を入れる一の反応室と、前記一の反応室への
    固体の移動を阻止しつつ気体が移動できるように設けら
    れ前記原料粉を構成する材料物質の少なくとも一つを含
    む調整剤を入れる他の反応室とを有する容器と、 前記各反応室を加熱する加熱手段と、 前記容器を回転させる回転手段と、を備えることを特徴
    とする熱電材料の製造装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009022698A1 (ja) * 2007-08-13 2009-02-19 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 微細熱電素子の製造方法、該微細熱電素子及び該微細熱電素子を用いた製品
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