JP2002280570A - 主として<100>配向した多結晶シリコン薄膜トランジスタの形成方法 - Google Patents

主として<100>配向した多結晶シリコン薄膜トランジスタの形成方法

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JP2002280570A
JP2002280570A JP2002027484A JP2002027484A JP2002280570A JP 2002280570 A JP2002280570 A JP 2002280570A JP 2002027484 A JP2002027484 A JP 2002027484A JP 2002027484 A JP2002027484 A JP 2002027484A JP 2002280570 A JP2002280570 A JP 2002280570A
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ボウトサス アポストロス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より均一な結晶学的配向を有する多結晶シリ
コン膜を用いてTFTを製造する方法、および主として
<100>配向した多結晶シリコンを用いてTFTを製
造することが可能な方法を提供すること。 【解決手段】 基板上に薄膜トランジスタ(TFT)構
造物を形成する方法であって、前記基板を提供する工程
と、前記基板の上に少なくとも100nmの厚さのアモ
ルファスシリコン膜を堆積する工程と、横方向結晶化プ
ロセスを使用して前記アモルファスシリコン膜をアニー
リングし、主に<100>の結晶学的配向を有する多結
晶膜を生成する工程と、前記多結晶膜の上にゲート構造
物を形成する工程と、主に<100>の結晶学的配向を
有する前記多結晶膜をドープして、ソース領域およびド
レイン領域を生成する工程とを包含する、方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に半導体技術
に関し、より詳細には、アモルファスシリコン膜内の多
結晶シリコン領域上に薄膜トランジスタ(TFT)を形
成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多結晶シリコンはアモルファスシリコン
膜を結晶化することによって形成される。アモルファス
シリコン膜を結晶化する一つの方法は、エキシマレーザ
アニーリング(ELA)である。従来のELAプロセス
では、ランダムな多結晶構造を有する多結晶膜が形成さ
れる。ここで使用した「ランダム」とは、シリコン中に
単結晶配向が主として生じず、多結晶構造が結晶学的配
向の混合物からなることを意味する。これらのシリコン
中の結晶学的配向は、当該分野で周知のように、結果と
して一般に<111>、<110>、および<100>
と示される。結晶学的配向を制御することは、多結晶シ
リコン膜の電気的特性がその膜の結晶学的配向に依存す
るので、一般に望ましい。さらに、電気的特性の均一性
は、膜の大部分が制御可能な構造を有する場合に向上す
る。
【0003】ELAおよび多くの他のアニーリング法
は、これらの微細構造特性を制御し、アニールされた膜
における予測可能な、および繰り返し可能な優先的な結
晶配向および膜構造を達成するための手段を提供しな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、よ
り均一な結晶学的配向を有する多結晶シリコン膜を用い
てTFTを製造する方法を提供することを目的とする。
さらに、主として<100>配向した多結晶シリコンを
用いてTFTを製造することが可能な方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に薄膜
トランジスタ(TFT)構造物を形成する方法であっ
て、a)前記基板を提供する工程と、b)前記基板の上
に少なくとも100nmの厚さのアモルファスシリコン
膜を堆積する工程と、c)横方向結晶化プロセスを使用
して前記アモルファスシリコン膜をアニーリングし、主
に<100>の結晶学的配向を有する多結晶膜を生成す
る工程と、d)前記多結晶膜の上にゲート構造物を形成
する工程と、e)主に<100>の結晶学的配向を有す
る前記多結晶膜をドープして、ソース領域およびドレイ
ン領域を生成する工程とを包含する、方法であり、これ
により上記目的が達成される。
【0006】本発明の一つの実施形態は、前記基板は透
明である、上記に記載の方法である。
【0007】本発明の一つの実施形態は、前記基板は石
英、ガラス、またはプラスチックである、上記に記載の
方法である。
【0008】本発明の一つの実施形態は、前記アモルフ
ァスシリコン膜は、およそ100〜250nmの範囲の
厚さである、上記に記載の方法である。
【0009】本発明の一つの実施形態は、前記多結晶膜
は、<100>の15度の範囲内の結晶学的配向を有す
る、上記に記載の方法である。
【0010】本発明の一つの実施形態は、前記多結晶膜
は、<100>の10度の範囲内の結晶学的配向を有す
る、上記に記載の方法である。
【0011】本発明の一つの実施形態は、前記横方向結
晶化プロセスは、連続的なレーザパルスの間の前記アモ
ルファスシリコン膜の表面の上をビームレットが進行す
る際に、前記アモルファスシリコン膜を結晶化するよう
に、前記アモルファスシリコン膜の表面に前記ビームレ
ットを投射するための幅狭のスリットを有するマスクを
介して投射される連続するレーザパルスを含む、上記に
記載の方法である。
【0012】さらに、本発明は、a)基板と、b)前記
基板の上にある主に<100>の結晶学的配向を有する
多結晶シリコン膜と、c)前記多結晶シリコン膜の上に
形成されたゲート構造物と、d)多結晶シリコン膜をド
ープすることによって形成されたソース領域およびドレ
イン領域とを含む、薄膜トランジスタ(TFT)構造物
であり、これにより上記目的が達成される。
【0013】本発明の一つの実施形態は、前記基板は透
明である、上記に記載の薄膜トランジスタ構造物であ
る。
【0014】本発明の一つの実施形態は、前記基板は石
英、ガラス、またはプラスチックである、上記に記載の
薄膜トランジスタ構造物である。
【0015】本発明の一つの実施形態は、前記多結晶シ
リコン膜は、少なくとも100nmの厚さである、上記
に記載の薄膜トランジスタ構造物である。
【0016】本発明の一つの実施形態は、前記多結晶シ
リコン膜は、およそ100〜250nmの範囲の厚さで
ある、上記に記載の薄膜トランジスタ構造物である。
【0017】本発明の一つの実施形態は、前記ソース領
域およびドレイン領域は、前記多結晶シリコン膜を通っ
て一部分にのみ広がっている、上記に記載の薄膜トラン
ジスタ構造物である。
【0018】本発明では、所望される主な結晶配向を有
する多結晶シリコン膜を有する薄膜トランジスタ(TF
T)構造物を基板上に形成する方法が提供される。この
TFT構造物を形成する方法は、基板を提供する工程
と、基板の上にアモルファスシリコン膜を堆積する工程
と、基板をアニーリングして所望される主な結晶配向
(好ましくは、<100>結晶配向)を有する多結晶膜
を生成する工程と、多結晶膜上にゲート構造物を形成す
る工程と、多結晶膜をドープしてソース領域およびドレ
イン領域を形成する工程とを包含する。
【0019】基板は、アモルファスシリコンの堆積およ
びエキシマレーザのアニーリングに適合する任意の材料
であり得る。基板は、好ましくは石英、ガラス、プラス
チックなどの透明基板である。
【0020】主に<100>結晶配向である高品質の膜
を達成するために、アモルファス膜を堆積する工程は、
少なくともおよそ100nmの厚さに堆積する。
【0021】アニーリング工程は、好ましくは横方向シ
ードエキシマレーザアニーリングプロセスを使用する。
【0022】本発明の方法は、多結晶膜を含む薄膜トラ
ンジスタ構造物を生成する。この多結晶膜は主に<10
0>結晶配向を有しており、基板の上に存在する。最終
的な膜は、少なくとも100nmの厚さである。ゲート
構造物は多結晶シリコン膜の上に存在し、ソース/ドレ
イン領域は多結晶シリコン膜をドープすることによって
形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、横方向シード
エキシマレーザアニーリング(LS−ELA)装置10
が示される。LS−ELA装置10はレーザ源12を有
する。レーザ源12は光学系(ミラーおよびレンズを含
む)とともにレーザ(図示せず)を含む。この光学系は
レーザビーム14(点線で示される)を整え、それをス
テージ17により支持される基板16の方へ指向する。
レーザビーム14は、マスクホルダ20によって支持さ
れたマスク18を通る。レーザビーム14は、好ましく
は、マスク18が50mm×50mmである場合に0.
8〜1ジュールの範囲の出力エネルギーを有する。現在
市販されているレーザ(例えば、LambdaStee
l 1000)は、この出力を達成し得る。適用可能な
レーザの出力が増加するにつれて、レーザビーム14の
エネルギーはより大きくなることが可能であり、さらに
マスクのサイズも大きくなることが可能となる。マスク
18を通過後、レーザビーム14は縮小光学系22(模
式的に示される)を通る。縮小光学系22は、レーザビ
ームのサイズを減少する。そのようなレーザビームのサ
イズの減少により、マスク18を通過後に生成された任
意の画像のサイズを減少させ、そして同時に所望の位置
24で基板16に当たる光学エネルギーの強度を増加さ
せることになる。この縮小は、典型的には画像のサイズ
において、3×〜7×の間のオーダーの、好ましくは5
×の縮小率である。5×の縮小率において、位置24で
その表面に当たるマスク18の画像は、マスクより25
倍小さい(すなわち、1/25の)全面積を有し、それ
に対応して、位置24でのレーザビーム14のエネルギ
ー密度は増加する。
【0024】ステージ17は、好ましくはビーム14の
もとで基板16を正確に位置付け得る精密x−yステー
ジである。このステージ17は、好ましくはz軸に沿っ
て移動することができる。ステージ17を上下に動かす
ことにより、位置24でレーザビーム14によって生成
されたマスク18の画像の焦点を合わせたり、または焦
点を外したりすることを援助することができる。マスク
ホルダ20は、x−y移動もまた可能である。
【0025】図2は、従来技術のELAプロセスの様子
を示す。このプロセスは、しばしばインターフェイスシ
ードELA(IS−ELA)と呼ばれる。アモルファス
シリコン膜30は、基板16の上に堆積される。レーザ
パルスがこのアモルファスシリコン膜30に向けられ、
領域32を溶融し、結晶化する。レーザパルスは約0.
5mmの領域を溶融する。微小結晶種34が界面に滞在
または形成する。周囲のアモルファスシリコンが結晶化
するにつれて、これらの種は結晶配向に影響を与える。
種34は種々の結晶配向を有しているので、得られた膜
は結晶配向がばらばらの混合物である。これは以前に結
晶化した領域36により示される。実際には、多数の種
が界面に存在するので、多数の結晶配向が形成される。
【0026】図3〜5は、横方向シードELA(LS−
ELA)の工程を示す。この横方向シードELA(LS
−ELA)は、横方向成長ELA(LG−ELA)また
は横方向結晶化ELA(LC−ELA)とも呼ばれる。
図3から始まって、アモルファスシリコン膜30は、基
板16の上に堆積される。レーザビームパルスはマスク
18の開口部40を通過し、ビームレットを形成する。
このビームレットはアモルファスシリコン膜30の領域
42を照射する。各ビームレットは約5ミクロン幅であ
る。これは、従来技術のIS−ELAプロセスで使用さ
れる0.5mmよりもおよそ100倍狭い。小領域42
は、マスクを通るレーザパルスにより生成されるビーム
レットにより溶融し、結晶化する。
【0027】各パルスの後、マスク18は横方向結晶成
長長さの半分よりも大きくない大きさだけ進行する。次
いで、次のパルスが新しい領域に向けられる。開口部4
0の画像を少しだけ進行させることにより、その前のス
テップにより生成された結晶が隣接する材料が引き続い
て結晶化するための種結晶として働く。ここで図4を参
照すると、照射された領域42がわずかに移動してい
る。以前に結晶化された領域44は、照射された領域4
2が結晶化するための種結晶として働く。横方向にマス
クを進行させ、短いパルスを当てるプロセスを繰り返す
ことにより、結晶はその進行するレーザパルスの進行方
向に効果的に引っ張られる。
【0028】図5は、図4の後にさらにいくらかのパル
スが当てられた後のアモルファスシリコン膜30を示
す。この結晶はマスクが移動する方向に成長を続け、多
結晶領域を形成する。このマスクは好ましくは、各開口
部40がその直前にある開口部によって形成された多結
晶領域の端部に届くまで進行される。より大きな領域を
結晶化させるために、ステージ17(図1を参照して記
載される)を動かすことが可能であり、マスク18が再
度位置決めされ、所望のサイズの領域が結晶化されるま
でアモルファスシリコン膜30を結晶化し続ける。
【0029】このLS−ELAプロセスにより、より均
一な結晶化領域が生成される。これは、界面の複数の種
結晶を使用して形成された結晶化領域とは対照的に、引
き続くレーザパルスによって最初に結晶化された領域の
伝播に起因するものである。図6〜9は、得られた主結
晶配向に与えるアモルファスシリコン膜厚の影響を示す
プロットである。
【0030】図6は、LS−ELAプロセスの後に30
nm厚に堆積されたアモルファスシリコン膜の結晶配向
の分布のプロットである。図6は、大部分の結晶が10
1(領域50)にあることを示す。101(領域50)
は、<110>結晶配向に対応する。
【0031】図7は、LS−ELAプロセスの後に45
nm厚に堆積されたアモルファスシリコン膜の結晶配向
の分布のプロットである。図7は、結晶配向がこの配向
プロット全体にわたって広がっていることを示す。これ
は、得られた膜があまり理想的でない状態である。主結
晶配向が、<110>配向から<100>配向領域52
(これは、プロット上の001に対応する)へと移動し
たことに留意されたい。
【0032】図8は、LS−ELAプロセスの後に75
nm厚に堆積されたアモルファスシリコン膜の結晶配向
の分布のプロットである。図8は、結晶配向が<100
>配向の近くに移動したことを示す。しかし、この結晶
配向は依然として比較的広い範囲の結晶配向にわたって
広がっている。
【0033】図9は、LS−ELAプロセスの後に10
0nm厚に堆積されたアモルファスシリコン膜の結晶配
向の分布のプロットである。図9は、<100>領域5
2で示されるように、結晶配向が主に<100>である
ことを示す。
【0034】図10は、種々の膜厚の結晶配向における
変化を示す図である。第1の厚さ60(これは、およそ
35nm厚の膜に相当する)は、10度未満の範囲の<
110>配向を有している。第2の膜厚62(これは、
およそ45nm厚の膜に相当する)は、25度の範囲の
<100>配向とおよそ20度の範囲の<101>配向
との混合物を有している。第3の膜厚64(これは、お
よそ75nm厚の膜に相当する)は、およそ20度の範
囲の<100>配向とおよそ15度の範囲の<101>
配向との混合物を有している。第4の厚さ66(これ
は、およそ100nm厚の膜に相当する)は、およそ1
0度の範囲の<100>配向を有している。本明細書中
で使用される場合、用語「主結晶配向」または任意の同
様の言い回しは、所望の結晶配向の15度未満の範囲の
材料のことを指す。図10を参照すると、主に<110
>配向または<100>配向を有する膜を生成すること
が可能であることが明らかである。<100>配向は一
般に、その電気的特性のために半導体プロセスに好まし
い。残念ながら、主に<100>配向を生成するために
は、薄膜トランジスタの形成に望ましいと一般に考えら
れる膜よりも厚い膜を形成することが必要となる。厚い
膜は薄い膜よりもより大きな漏れ電流を有する傾向があ
る。本発明の方法では、漏れ電流と主に<100>配向
の多結晶膜を有することと関連する所望の電気特性との
間で調整が行われる。膜を研磨してより薄い膜を生成す
ることが可能であり得るが、これはすべての用途に対し
て実用的であるわけではない。
【0035】ここで、図11を参照すると、本発明の方
法によるステップのフローチャートが示される。ステッ
プ110では、基板の上にアモルファスシリコンの層を
堆積する。このアモルファスシリコンの層は、本発明の
方法による以下の引き続くプロセスで主に<100>配
向の多結晶シリコンを生成するに十分な厚さとすべきで
ある。主に<100>配向の多結晶材料を生成するため
に必要な厚さを過度の実験をすることなく決定すること
ができる。好ましくは、アモルファスシリコンの層は、
少なくともおよそ100nmの厚さである。
【0036】ステップ120では、主に<100>結晶
配向を有する多結晶領域を生成するために、LS−EL
Aを用いて横方向結晶化を行う。レーザビームは、基板
上へマスクの画像を投射するために使用される。このレ
ーザビームのエネルギーは、アモルファスシリコンを結
晶化させるに十分である。連続するレーザパルスは、上
記のように、領域を結晶化させるために使用され得る。
得られた多結晶膜は主に<100>結晶配向であり、こ
れは<100>結晶配向の15度の範囲内であることを
意味する。好ましくは、結晶配向は<100>結晶配向
の10度の範囲内である。
【0037】ステップ130では、多結晶膜の上にゲー
トスタックを形成する。このゲートスタックは、誘電体
層(好ましくは、二酸化ケイ素)、およびゲート(好ま
しくは、ポリシリコンからできている)を含む。
【0038】ステップ140では、ゲートスタックに隣
接する領域をドープして、ゲートスタックの両側にn型
領域およびp型領域を形成する。これらのドープされた
領域は、ソース領域およびドレイン領域と称される。ド
ープ工程は、領域を適切にマスキングし、所望のドーパ
ントを注入し、そしてアニーリングすることによって達
成される。TFT構造物において、ドーパントは、好ま
しくは多結晶膜の厚みにわたって広がっている。
【0039】図12〜15は、プロセスの種々の段階に
おける膜を示す。図12は、上にアモルファスシリコン
膜30が置かれた基板16を示す。ディスプレイ用途の
ためには、基板は透明であることが好ましい。利用可能
な透明基板材料には、石英、ガラス、およびプラスチッ
クが挙げられる。示されてはいないが、バリアコートが
基板とアモルファスシリコンとの間に用いられてもよ
く、これは当業者に周知である。アモルファスシリコン
膜は、好ましくはLS−ELAプロセスの後に主に<1
00>結晶配向を形成するに十分な厚さである。少なく
とも約100nmのオーダーのアモルファスシリコン膜
は、主に<100>結晶配向を生成する。わずかに薄い
膜もまた、過度の実験をすることなく所望の結果を生成
することができる。
【0040】図13は、上記のLS−ELAプロセス後
の多結晶領域44を示す。多結晶領域44は、主に<1
00>である。主に<100>であるということは、図
10を参照して上記したように、配向は<100>の1
5度の範囲内であることを意味する。
【0041】図14は、多結晶膜を使用して形成された
TFT構造物70を示す。ゲート72は、ゲートと多結
晶膜との間に挿入された誘電体層74とともに、多結晶
膜の上に形成された。ソース領域76およびドレイン領
域78は、それぞれn型ドーパントおよびp型ドーパン
トで多結晶膜をドープすることにより、多結晶膜内に形
成された。
【0042】ゲートは、好ましくはポリシリコンゲート
である。挿入された誘電体層は、二酸化ケイ素、または
他の適切な誘電体材料である。ソース領域およびドレイ
ン領域は、注入、または他の適切なドープ法により形成
される。
【0043】TFTまたは他のデバイス素子を生成する
ために使用されない領域の上の多結晶膜は、基板から取
り除かれる。これらの空いた空間から多結晶膜を除去す
ることにより、デバイスの構成要素が分離される。
【0044】ここで、図15を参照すると、デバイスの
構成要素および金属接続82を分離するために分離材料
80が設けられる。
【0045】単一のTFT構造物が示されたが、多くの
種々のトランジスタ構造物が当業者には公知であり、本
発明の方法とともに使用することができる。希薄にドー
プしたドレイン領域およびソース領域が使用され得る。
種々のゲート構造物が同様に使用され得、これには置換
のゲートおよび新規な高k誘電体材料が含まれる。本発
明は、上記の特定の実施形態には限定されず、特許請求
の範囲によって規定される。
【0046】単一の主結晶配向を有する多結晶膜上に薄
膜トランジスタ(TFT)を生成する方法が提供され
る。アモルファスシリコンの層は、基板の上に所望の結
晶配向を生成するに適切な厚さに堆積される。横方向シ
ードエキシマレーザアニーリング(LS−ELA)がア
モルファスシリコンを結晶化するために使用されて、好
ましい結晶配向を有する膜を形成する。ゲートが多結晶
膜の上に形成される。多結晶膜はドープされて、ソース
領域およびドレイン領域を生成する。
【0047】
【発明の効果】本発明により、より均一な結晶学的配向
を有する多結晶シリコン膜を用いてTFTを製造する方
法を提供することができた。さらに、主として<100
>配向した多結晶シリコンを用いてTFTを製造するこ
とが可能な方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の方法で使用されるエキシマレ
ーザアニール(ELA)装置を示す概略断面図である。
【図2】図2(従来技術)は、インターフェイスシード
ELA(IS−ELA)プロセスを用いて結晶化された
多結晶膜を示す断面図である。
【図3】図3は、横方向シードELA(LS−ELA)
のプロセスにおけるステップを示す図である。
【図4】図4は、横方向シードELA(LS−ELA)
のプロセスにおけるステップを示す図である。
【図5】図5は、横方向シードELA(LS−ELA)
のプロセスにおけるステップを示す図である。
【図6】図6は、35nm厚の膜について結晶配向の散
布図を示す図である。
【図7】図7は、45nm厚の膜について結晶配向の散
布図を示す図である。
【図8】図8は、75nm厚の膜について結晶配向の散
布図を示す図である。
【図9】図9は、100nm厚の膜について結晶配向の
散布図を示す図である。
【図10】図10は、種々の膜厚について結晶配向の変
化を示す図である。
【図11】図11は、本発明の方法を行うプロセスのフ
ローチャートである。
【図12】図12は、プロセス中の基板の断面図であ
る。
【図13】図13は、プロセス中の基板の断面図であ
る。
【図14】図14は、プロセス中に基板上に形成された
トランジスタ構造物の断面図である。
【図15】図15は、プロセス中に基板上に形成された
トランジスタ構造物の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F052 AA02 BA01 BA12 BA18 BB07 DA02 JA01 5F110 AA30 CC02 DD01 DD02 DD03 DD11 EE09 FF02 GG02 GG13 GG17 GG25 HJ23 PP03 PP05 PP06 PP36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に薄膜トランジスタ(TFT)構
    造物を形成する方法であって、 a)前記基板を提供する工程と、 b)前記基板の上に少なくとも100nmの厚さのアモ
    ルファスシリコン膜を堆積する工程と、 c)横方向結晶化プロセスを使用して前記アモルファス
    シリコン膜をアニーリングし、主に<100>の結晶学
    的配向を有する多結晶膜を生成する工程と、 d)前記多結晶膜の上にゲート構造物を形成する工程
    と、 e)主に<100>の結晶学的配向を有する前記多結晶
    膜をドープして、ソース領域およびドレイン領域を生成
    する工程とを包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記基板は透明である、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記基板は石英、ガラス、またはプラス
    チックである、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記アモルファスシリコン膜は、およそ
    100〜250nmの範囲の厚さである、請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記多結晶膜は、<100>の15度の
    範囲内の結晶学的配向を有する、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記多結晶膜は、<100>の10度の
    範囲内の結晶学的配向を有する、請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記横方向結晶化プロセスは、連続的な
    レーザパルスの間の前記アモルファスシリコン膜の表面
    の上をビームレットが進行する際に、前記アモルファス
    シリコン膜を結晶化するように、前記アモルファスシリ
    コン膜の表面に前記ビームレットを投射するための幅狭
    のスリットを有するマスクを介して投射される連続する
    レーザパルスを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 a)基板と、 b)前記基板の上にある主に<100>の結晶学的配向
    を有する多結晶シリコン膜と、 c)前記多結晶シリコン膜の上に形成されたゲート構造
    物と、 d)多結晶シリコン膜をドープすることによって形成さ
    れたソース領域およびドレイン領域とを含む、薄膜トラ
    ンジスタ(TFT)構造物。
  9. 【請求項9】 前記基板は透明である、請求項8に記載
    の薄膜トランジスタ構造物。
  10. 【請求項10】 前記基板は石英、ガラス、またはプラ
    スチックである、請求項9に記載の薄膜トランジスタ構
    造物。
  11. 【請求項11】 前記多結晶シリコン膜は、少なくとも
    100nmの厚さである、請求項8に薄膜トランジスタ
    構造物。
  12. 【請求項12】 前記多結晶シリコン膜は、およそ10
    0〜250nmの範囲の厚さである、請求項8に薄膜ト
    ランジスタ構造物。
  13. 【請求項13】 前記ソース領域およびドレイン領域
    は、前記多結晶シリコン膜を通って一部分にのみ広がっ
    ている、請求項8に薄膜トランジスタ構造物。
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