JP2002279648A - 光ディスク、光ディスク原盤製造装置、光ディスク記録再生装置及びこれらの方法 - Google Patents
光ディスク、光ディスク原盤製造装置、光ディスク記録再生装置及びこれらの方法Info
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- JP2002279648A JP2002279648A JP2001083331A JP2001083331A JP2002279648A JP 2002279648 A JP2002279648 A JP 2002279648A JP 2001083331 A JP2001083331 A JP 2001083331A JP 2001083331 A JP2001083331 A JP 2001083331A JP 2002279648 A JP2002279648 A JP 2002279648A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アドレス情報等の大量のデータをグルーブウ
ォブルのパターンに割り付けこれを読み出すことができ
る光ディスクの提供。 【解決手段】 基板上1に螺旋状又は略円周状にグルー
ブ領域Gを、グルーブ領域の側壁が一定サイクルで連続
して蛇行するウォブルを伴って設けた光ディスクDであ
り、このウォブル列の中に他のウォブルとは形態が異な
るウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて設
けることによって、これらのウォブル列のパターンを読
み取る際に、同期信号と整数データ0乃至15をここか
ら読み取ることができる光ディスク。
ォブルのパターンに割り付けこれを読み出すことができ
る光ディスクの提供。 【解決手段】 基板上1に螺旋状又は略円周状にグルー
ブ領域Gを、グルーブ領域の側壁が一定サイクルで連続
して蛇行するウォブルを伴って設けた光ディスクDであ
り、このウォブル列の中に他のウォブルとは形態が異な
るウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて設
けることによって、これらのウォブル列のパターンを読
み取る際に、同期信号と整数データ0乃至15をここか
ら読み取ることができる光ディスク。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに関
し、特に記録領域に沿って螺旋状にウォブルを有する光
ディスク及びこの光ディスク記録再生装置、光ディスク
原盤製造装置及びこれらの方法に関する。
し、特に記録領域に沿って螺旋状にウォブルを有する光
ディスク及びこの光ディスク記録再生装置、光ディスク
原盤製造装置及びこれらの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、光ディスクの高性能化がめざまし
く、様々な形態の光ディスクが開発・製造され、これが
普及している。これに伴い、例えばDVD−RAM(Di
gitalVersatile Disk − Random Access Memory)など
の書き込み可能な光ディスクも、より大きな記憶容量が
求められてきている。
く、様々な形態の光ディスクが開発・製造され、これが
普及している。これに伴い、例えばDVD−RAM(Di
gitalVersatile Disk − Random Access Memory)など
の書き込み可能な光ディスクも、より大きな記憶容量が
求められてきている。
【0003】このような記録媒体においては、書込の際
にその書込領域のアドレスを表示する必要があり、グル
ーブ領域の側壁に設けたプリピットの形状によりアドレ
ス表示する場合がある。
にその書込領域のアドレスを表示する必要があり、グル
ーブ領域の側壁に設けたプリピットの形状によりアドレ
ス表示する場合がある。
【0004】又更に、特開2000-285467号公
報においては、このアドレス情報を、本来が同期信号を
提供するために使用されているグルーブ領域の側壁の蛇
行であるウォブルに与える技術が開示されている。ここ
では、図11に示すように、アドレス情報として例え
ば、1ビット目のアドレスがビット「0」であり、2ビ
ット目のアドレスがビット「1」であり、3ビット目の
アドレスがビット「1」を示している等のように、AM
(強度変調)方式のデジタル変調型を利用して、アドレ
ス情報を光ディスクの実際の物理フォーマットにおける
アドレス情報のトラック溝のウォブルに重畳させる技術
が開示されている。これにより、プリピット領域は必要
なくなり、記録密度の向上と動作安定性を確保すること
ができる。
報においては、このアドレス情報を、本来が同期信号を
提供するために使用されているグルーブ領域の側壁の蛇
行であるウォブルに与える技術が開示されている。ここ
では、図11に示すように、アドレス情報として例え
ば、1ビット目のアドレスがビット「0」であり、2ビ
ット目のアドレスがビット「1」であり、3ビット目の
アドレスがビット「1」を示している等のように、AM
(強度変調)方式のデジタル変調型を利用して、アドレ
ス情報を光ディスクの実際の物理フォーマットにおける
アドレス情報のトラック溝のウォブルに重畳させる技術
が開示されている。これにより、プリピット領域は必要
なくなり、記録密度の向上と動作安定性を確保すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記先行技術
では光ディスクの半径方向に蛇行して形成された蛇行部
分(グルーブウォブル部分)の一部を非蛇行として非蛇
行の数が1であるか2であるかにより、“0”と“1”
の2値をアドレス情報として割付ているが、アドレス情
報が多くなった場合には、要求されるアドレス情報の記
憶領域が長くなっていく。これは特に、光ディスクの記
録容量が大きくなるに従い多数のアドレス情報が必要と
なるときに非常に問題となる。
では光ディスクの半径方向に蛇行して形成された蛇行部
分(グルーブウォブル部分)の一部を非蛇行として非蛇
行の数が1であるか2であるかにより、“0”と“1”
の2値をアドレス情報として割付ているが、アドレス情
報が多くなった場合には、要求されるアドレス情報の記
憶領域が長くなっていく。これは特に、光ディスクの記
録容量が大きくなるに従い多数のアドレス情報が必要と
なるときに非常に問題となる。
【0006】本発明は上記課題を解決するべく、グルー
ブウォブル信号検出への影響を抑えながら、非常に多く
のデータ量をグルーブウォブルにもたせることができる
光ディスクを提供することを目的としている。
ブウォブル信号検出への影響を抑えながら、非常に多く
のデータ量をグルーブウォブルにもたせることができる
光ディスクを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するべく、請求項1に示す本発明は、基板上に螺旋状又
は略円周状にグルーブ領域を、一定サイクルで連続して
蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォブルを伴って設
けた光ディスクであって、他のウォブルとは形態が異な
るウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて設
け、これらのウォブルのパターンが読み取られるときに
少なくとも同期信号と整数データ0乃至15とを表現す
ることを特徴とする光ディスクを提供するものである。
するべく、請求項1に示す本発明は、基板上に螺旋状又
は略円周状にグルーブ領域を、一定サイクルで連続して
蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォブルを伴って設
けた光ディスクであって、他のウォブルとは形態が異な
るウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて設
け、これらのウォブルのパターンが読み取られるときに
少なくとも同期信号と整数データ0乃至15とを表現す
ることを特徴とする光ディスクを提供するものである。
【0008】本発明はこのような構造をとることによ
り、ウォブル列について、例えば16サイクル分のウォ
ブル列に0から15の内の一つの整数データを対応させ
ることができる。従って、16サイクル分のウォブル列
に二桁のアドレス値を対応させることができるため、従
来の場合に比べ、グルーブウォブルへ非常に多くのアド
レス値を対応させることが可能となる。これにより、記
憶媒体の高密度化に応じて格納が要求されるデータ量が
増えていっても、ウォブルへデータを記憶させこれを読
み出すことが可能となる。
り、ウォブル列について、例えば16サイクル分のウォ
ブル列に0から15の内の一つの整数データを対応させ
ることができる。従って、16サイクル分のウォブル列
に二桁のアドレス値を対応させることができるため、従
来の場合に比べ、グルーブウォブルへ非常に多くのアド
レス値を対応させることが可能となる。これにより、記
憶媒体の高密度化に応じて格納が要求されるデータ量が
増えていっても、ウォブルへデータを記憶させこれを読
み出すことが可能となる。
【0009】又請求項4に示す本発明は、基板上に螺旋
状又は略円周状にグルーブ領域を、一定サイクルで連続
して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォブルを伴っ
て設けた光ディスクであって、このウォブルの列に3ウ
ォブルサイクル以上の間隔をおいて途切れ部分を設け、
これらのウォブルのパターンが読み取られるときに少な
くとも同期信号と整数データ0乃至15とを表現するこ
とを特徴とする光ディスクであって、前記ウォブルパタ
ーンは、16サイクルのウォブル中の途切れるウォブル
の位置によって同期信号と整数データとを表現するもの
であり、前記同期信号は,最初から1サイクル目,14
サイクル目が途切れており、前記データの一つは、最初
から1サイクル目,13サイクル目が途切れており、他
のデータの一つは,最初から1サイクル目,12サイク
ル目が途切れており、他のデータの一つは,最初から1
サイクル目,11サイクル目が途切れており、他のデー
タの一つは,最初から1サイクル目,10サイクル目が
途切れており、他のデータの一つは,最初から1サイク
ル目,9サイクル目が途切れており、他のデータの一つ
は,最初から1サイクル目,8サイクル目が途切れてお
り、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,8サ
イクル目,14サイクル目が途切れており、他のデータ
の一つは,最初から1サイクル目,8サイクル目,13
サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最初
から1サイクル目,8サイクル目,12サイクル目が途
切れており、他のデータの一つは,最初から1サイクル
目,8サイクル目,11サイクル目が途切れており他の
データの一つは,最初から1サイクル目,7サイクル目
が途切れており、他のデータの一つは,最初から1サイ
クル目,7サイクル目,14サイクル目が途切れてお
り、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,7サ
イクル目,13サイクル目が途切れており、他のデータ
の一つは,最初から1サイクル目,7サイクル目,12
サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最初
から1サイクル目,7サイクル目,11サイクル目が途
切れており、他のデータの一つは,最初から1サイクル
目,7サイクル目,10サイクル目が途切れていること
を特徴とする光ディスクである。
状又は略円周状にグルーブ領域を、一定サイクルで連続
して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォブルを伴っ
て設けた光ディスクであって、このウォブルの列に3ウ
ォブルサイクル以上の間隔をおいて途切れ部分を設け、
これらのウォブルのパターンが読み取られるときに少な
くとも同期信号と整数データ0乃至15とを表現するこ
とを特徴とする光ディスクであって、前記ウォブルパタ
ーンは、16サイクルのウォブル中の途切れるウォブル
の位置によって同期信号と整数データとを表現するもの
であり、前記同期信号は,最初から1サイクル目,14
サイクル目が途切れており、前記データの一つは、最初
から1サイクル目,13サイクル目が途切れており、他
のデータの一つは,最初から1サイクル目,12サイク
ル目が途切れており、他のデータの一つは,最初から1
サイクル目,11サイクル目が途切れており、他のデー
タの一つは,最初から1サイクル目,10サイクル目が
途切れており、他のデータの一つは,最初から1サイク
ル目,9サイクル目が途切れており、他のデータの一つ
は,最初から1サイクル目,8サイクル目が途切れてお
り、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,8サ
イクル目,14サイクル目が途切れており、他のデータ
の一つは,最初から1サイクル目,8サイクル目,13
サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最初
から1サイクル目,8サイクル目,12サイクル目が途
切れており、他のデータの一つは,最初から1サイクル
目,8サイクル目,11サイクル目が途切れており他の
データの一つは,最初から1サイクル目,7サイクル目
が途切れており、他のデータの一つは,最初から1サイ
クル目,7サイクル目,14サイクル目が途切れてお
り、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,7サ
イクル目,13サイクル目が途切れており、他のデータ
の一つは,最初から1サイクル目,7サイクル目,12
サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最初
から1サイクル目,7サイクル目,11サイクル目が途
切れており、他のデータの一つは,最初から1サイクル
目,7サイクル目,10サイクル目が途切れていること
を特徴とする光ディスクである。
【0010】本発明は、ウォブル列の中の一定位置のウ
ォブルを上述したような規則に基づいて削除しウォブル
のないグルーブ領域の側壁とすることで、少なくとも1
6個の整数データを対応させることができる。
ォブルを上述したような規則に基づいて削除しウォブル
のないグルーブ領域の側壁とすることで、少なくとも1
6個の整数データを対応させることができる。
【0011】又更に請求項9に示す光ディスク記録装置
は、螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を有する光ディ
スクに対し、レーザビームを照射することで所定情報を
記録する光ディスク記録装置であり、基板上に一定サイ
クルで連続して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォ
ブルを設けた光ディスクであって、他のウォブルとは形
態が異なるウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔を
おいて設け、これらのウォブルのパターンが読み取られ
るときに少なくとも同期信号と整数データ0乃至15と
を表現する光ディスクを保持し、所定回転数で回転させ
る回転手段と、前記回転手段が保持する前記光ディスク
の少なくとも前記ウォブルにレーザビームを照射しこの
反射波を検出することで、前記整数データを読み取り、
これに基づくアドレス情報を検出するアドレス情報検出
手段と、与えられた所定情報に応じてレーザビームを発
生し、これを前記アドレス情報検出手段が検出した前記
アドレス情報に基づいて光ディスク上に設けられた記録
膜層に照射することによって、記録膜層に所定情報を記
録する記録手段とを具備することを特徴とする光ディス
ク記録装置である。
は、螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を有する光ディ
スクに対し、レーザビームを照射することで所定情報を
記録する光ディスク記録装置であり、基板上に一定サイ
クルで連続して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォ
ブルを設けた光ディスクであって、他のウォブルとは形
態が異なるウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔を
おいて設け、これらのウォブルのパターンが読み取られ
るときに少なくとも同期信号と整数データ0乃至15と
を表現する光ディスクを保持し、所定回転数で回転させ
る回転手段と、前記回転手段が保持する前記光ディスク
の少なくとも前記ウォブルにレーザビームを照射しこの
反射波を検出することで、前記整数データを読み取り、
これに基づくアドレス情報を検出するアドレス情報検出
手段と、与えられた所定情報に応じてレーザビームを発
生し、これを前記アドレス情報検出手段が検出した前記
アドレス情報に基づいて光ディスク上に設けられた記録
膜層に照射することによって、記録膜層に所定情報を記
録する記録手段とを具備することを特徴とする光ディス
ク記録装置である。
【0012】本発明によれば、上述した光ディスクのウ
ォブルからアドレス情報を読み取って、これに基づいて
所定データを記録膜層に記録することができる光ディス
ク記録装置を提供している。
ォブルからアドレス情報を読み取って、これに基づいて
所定データを記録膜層に記録することができる光ディス
ク記録装置を提供している。
【0013】又、請求項13に示す発明は、螺旋状又は
略円周状にグルーブ領域を有する光ディスク原盤を製造
する光ディスク原盤製造装置であって、基板上に前記グ
ルーブ領域を設けた光ディスク原盤を保持し、所定回転
数で回転させる回転手段と、前記回転手段が保持する前
記光ディスク原盤の一定サイクルで連続して蛇行するグ
ルーブ領域の側壁であるウォブルを形成するべく露光用
レーザビームを発生させる発生手段と、形成されるウォ
ブル列が、所定サイクルをもって連続するものであり、
更に他のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブ
ルサイクル以上の間隔をおいて形成され、これらのウォ
ブル列が読み取られることで同期信号と整数データ0乃
至15とを与えるもとなるべく、前記発生手段が発生し
た露光用レーザビームを所定信号に応じて偏向する偏向
手段とを具備することを特徴とする光ディスク原盤製造
装置を提供している。
略円周状にグルーブ領域を有する光ディスク原盤を製造
する光ディスク原盤製造装置であって、基板上に前記グ
ルーブ領域を設けた光ディスク原盤を保持し、所定回転
数で回転させる回転手段と、前記回転手段が保持する前
記光ディスク原盤の一定サイクルで連続して蛇行するグ
ルーブ領域の側壁であるウォブルを形成するべく露光用
レーザビームを発生させる発生手段と、形成されるウォ
ブル列が、所定サイクルをもって連続するものであり、
更に他のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブ
ルサイクル以上の間隔をおいて形成され、これらのウォ
ブル列が読み取られることで同期信号と整数データ0乃
至15とを与えるもとなるべく、前記発生手段が発生し
た露光用レーザビームを所定信号に応じて偏向する偏向
手段とを具備することを特徴とする光ディスク原盤製造
装置を提供している。
【0014】上記した光ディスク原盤製造装置では、本
発明に応じた方法でウォブル列が形成されるべく露光用
レーザビームを偏向させることによって、本発明が考案
した高密度な格納が可能なウォブルを有する光ディスク
原盤を製造することが可能になる。
発明に応じた方法でウォブル列が形成されるべく露光用
レーザビームを偏向させることによって、本発明が考案
した高密度な格納が可能なウォブルを有する光ディスク
原盤を製造することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る光ディスクを詳細に説明する。図1は本発明の光デ
ィスク上に設けられるグルーブウォブルの一実施の形態
を説明する図、図2乃至図8は、本発明の光ディスク上
に設けられるデータ等を特定するグルーブウォブルの形
状とデータとの関係を示す図である。
係る光ディスクを詳細に説明する。図1は本発明の光デ
ィスク上に設けられるグルーブウォブルの一実施の形態
を説明する図、図2乃至図8は、本発明の光ディスク上
に設けられるデータ等を特定するグルーブウォブルの形
状とデータとの関係を示す図である。
【0016】<本発明に係る光ディスク>本発明に係る
光ディスクDは、図1において、一例として、(a)に
示されるようなプリグルーブGを伴うものであり、
(b)に示されるようにプリグルーブGが形成されてお
り、記録再生スポットSが照射される。更に、(c)に
示されるように、透明基板1の上にグルーブGが形成さ
れ,その上に反射膜(又は記録膜と反射膜)2が積層さ
れ,その上に保護膜3がコートされることにより構成さ
れる。ここで、プリグルーブGは微少に一定の周波数で
ウォブル(蛇行)しながら予め形成されている。
光ディスクDは、図1において、一例として、(a)に
示されるようなプリグルーブGを伴うものであり、
(b)に示されるようにプリグルーブGが形成されてお
り、記録再生スポットSが照射される。更に、(c)に
示されるように、透明基板1の上にグルーブGが形成さ
れ,その上に反射膜(又は記録膜と反射膜)2が積層さ
れ,その上に保護膜3がコートされることにより構成さ
れる。ここで、プリグルーブGは微少に一定の周波数で
ウォブル(蛇行)しながら予め形成されている。
【0017】このような基本構成に加えて、本発明に係
る光ディスクでは、図2に示すように、ウォブルしてい
るグルーブの一部に途切れ部分を設けることで、データ
を特定させるものである。図2が示す途切れ方は、ウォ
ブル振幅の概略中心で始まりウォブル1周期の期間で形
成される。図2に示すように,16個の連続するウォブ
ル列を一単位として、ウォブルの途切れるパターンに対
して16種類のデータ(4ビットに相当)と1つの同期
信号を割り付けている。
る光ディスクでは、図2に示すように、ウォブルしてい
るグルーブの一部に途切れ部分を設けることで、データ
を特定させるものである。図2が示す途切れ方は、ウォ
ブル振幅の概略中心で始まりウォブル1周期の期間で形
成される。図2に示すように,16個の連続するウォブ
ル列を一単位として、ウォブルの途切れるパターンに対
して16種類のデータ(4ビットに相当)と1つの同期
信号を割り付けている。
【0018】すなわち、図2の左半分の16個分のウォ
ブルの変化を示すグラフと、右半分のデータ値とウォブ
ルパターンとは、それぞれ対応しており、整数データ
“0”は、16個のウォブルパターン“0111111
1”“11110111”に対応する。同様に、整数デ
ータ“1”は、16個のウォブルパターン“01111
111”“11101111”に対応する。ここで、ウ
ォブルの途切れる位置がウォブルパターンの“0”を意
味している。従って、途切れる位置が変化していくこと
で整数データ“0”〜“15”を意味するのであり、下
位8桁の変化が、上位8桁の一番低い桁に繰り上がって
変化していく。
ブルの変化を示すグラフと、右半分のデータ値とウォブ
ルパターンとは、それぞれ対応しており、整数データ
“0”は、16個のウォブルパターン“0111111
1”“11110111”に対応する。同様に、整数デ
ータ“1”は、16個のウォブルパターン“01111
111”“11101111”に対応する。ここで、ウ
ォブルの途切れる位置がウォブルパターンの“0”を意
味している。従って、途切れる位置が変化していくこと
で整数データ“0”〜“15”を意味するのであり、下
位8桁の変化が、上位8桁の一番低い桁に繰り上がって
変化していく。
【0019】すなわち、この途切れる位置を以下に列記
すると、データ0は,最初から1サイクル目,13サイ
クル目が途切れており、データ1は,最初から1サイク
ル目,12サイクル目が途切れており、データ2は,最
初から1サイクル目,11サイクル目が途切れており、
データ3は,最初から1サイクル目,10サイクル目が
途切れており、データ4は,最初から1サイクル目,9
サイクル目が途切れており、データ5は,最初から1サ
イクル目,8サイクル目が途切れており、データ6は,
最初から1サイクル目,8サイクル目,14サイクル目
が途切れており、データ7は,最初から1サイクル目,
8サイクル目,13サイクル目が途切れており、データ
8は,最初から1サイクル目,8サイクル目,12サイ
クル目が途切れており、データ9は,最初から1サイク
ル目,8サイクル目,11サイクル目が途切れており、
データ10は,最初から1サイクル目,7サイクル目が
途切れており、データ11は,最初から1サイクル目,
7サイクル目,14サイクル目が途切れており、データ
12は,最初から1サイクル目,7サイクル目,13サ
イクル目が途切れており、データ13は,最初から1サ
イクル目,7サイクル目,12サイクル目が途切れてお
り、データ14は,最初から1サイクル目,7サイクル
目,11サイクル目が途切れており、データ15は,最
初から1サイクル目,7サイクル目,10サイクル目が
途切れており、同期信号は,最初から1サイクル目,1
4サイクル目が途切れている。
すると、データ0は,最初から1サイクル目,13サイ
クル目が途切れており、データ1は,最初から1サイク
ル目,12サイクル目が途切れており、データ2は,最
初から1サイクル目,11サイクル目が途切れており、
データ3は,最初から1サイクル目,10サイクル目が
途切れており、データ4は,最初から1サイクル目,9
サイクル目が途切れており、データ5は,最初から1サ
イクル目,8サイクル目が途切れており、データ6は,
最初から1サイクル目,8サイクル目,14サイクル目
が途切れており、データ7は,最初から1サイクル目,
8サイクル目,13サイクル目が途切れており、データ
8は,最初から1サイクル目,8サイクル目,12サイ
クル目が途切れており、データ9は,最初から1サイク
ル目,8サイクル目,11サイクル目が途切れており、
データ10は,最初から1サイクル目,7サイクル目が
途切れており、データ11は,最初から1サイクル目,
7サイクル目,14サイクル目が途切れており、データ
12は,最初から1サイクル目,7サイクル目,13サ
イクル目が途切れており、データ13は,最初から1サ
イクル目,7サイクル目,12サイクル目が途切れてお
り、データ14は,最初から1サイクル目,7サイクル
目,11サイクル目が途切れており、データ15は,最
初から1サイクル目,7サイクル目,10サイクル目が
途切れており、同期信号は,最初から1サイクル目,1
4サイクル目が途切れている。
【0020】このように、整数データ“0”〜“15”
とウォブルパターンとの関係の一例を述べたが、ウォブ
ルパターンと対応させることができる数値や記号、その
他の制御信号は、これに限定されるものではないことは
言うまでもなく、様々なパターンと記号等との組合せが
可能となる。そして、割り当てられる容量は非常に大き
いことがわかる。
とウォブルパターンとの関係の一例を述べたが、ウォブ
ルパターンと対応させることができる数値や記号、その
他の制御信号は、これに限定されるものではないことは
言うまでもなく、様々なパターンと記号等との組合せが
可能となる。そして、割り当てられる容量は非常に大き
いことがわかる。
【0021】他のウォブルの途切れ方の一例を図3に示
す。図3が示す途切れ方はウォブル振幅の概略最大値
(又は最小値)で始まり、途切れる期間はウォブル1周
期の期間である。この場合も同じように、一例として
“0”〜“15”の16個の整数データが、ウォブルパ
ターンに対応している。
す。図3が示す途切れ方はウォブル振幅の概略最大値
(又は最小値)で始まり、途切れる期間はウォブル1周
期の期間である。この場合も同じように、一例として
“0”〜“15”の16個の整数データが、ウォブルパ
ターンに対応している。
【0022】更に、他の途切れ方の一例を図4に示す。
この途切れ方はウォブル振幅の概略中心(期間の後半)
から始まっており、その期間はウォブル半周期の期間で
ある。
この途切れ方はウォブル振幅の概略中心(期間の後半)
から始まっており、その期間はウォブル半周期の期間で
ある。
【0023】このように、本発明に係るウォブルへのデ
ータの対応のさせ方の一例は、一つのデータを16ウォ
ブル区間へ割り付けるものであり、1つのデータを表す
区間及び1つの同期信号を表す区間の最初のウォブルが
途切れていることと定義している。従って、最初のウォ
ブルの途切れは、情報の先頭を表し,シンクについて
は、この先頭のウォブルの途切れから13ウォブル信号
サイクル以上空けて次の途切れが来るように割り付けら
れている。更に、データを16ウォブル信号に割り付け
た区間でのウォブルの途切れは3回以内となるようにそ
れぞれ割り付けている。ウォブルの途切れは、概略1ウ
ォブルサイクルであり、ウォブルが途切れた後,次に途
切れるまでの間隔は3ウォブル信号サイクル以上と十分
離れるように割り付けている。
ータの対応のさせ方の一例は、一つのデータを16ウォ
ブル区間へ割り付けるものであり、1つのデータを表す
区間及び1つの同期信号を表す区間の最初のウォブルが
途切れていることと定義している。従って、最初のウォ
ブルの途切れは、情報の先頭を表し,シンクについて
は、この先頭のウォブルの途切れから13ウォブル信号
サイクル以上空けて次の途切れが来るように割り付けら
れている。更に、データを16ウォブル信号に割り付け
た区間でのウォブルの途切れは3回以内となるようにそ
れぞれ割り付けている。ウォブルの途切れは、概略1ウ
ォブルサイクルであり、ウォブルが途切れた後,次に途
切れるまでの間隔は3ウォブル信号サイクル以上と十分
離れるように割り付けている。
【0024】又更に、図5にウォブルの一部を途切れさ
せる代わりに、ウォブルの振幅を小さくして、識別を可
能にした場合を示す。この場合は、振幅が小さい部分が
概略中心で始まり、その期間はウォブル1周期の期間で
ある。
せる代わりに、ウォブルの振幅を小さくして、識別を可
能にした場合を示す。この場合は、振幅が小さい部分が
概略中心で始まり、その期間はウォブル1周期の期間で
ある。
【0025】又更に、図6にウォブルの一部を途切れさ
せる代わりに、振幅を大きくして、識別を可能にした場
合を示す。この場合は、振幅が大きい部分が概略中心で
始まり、その期間はウォブル1周期の期間である。
せる代わりに、振幅を大きくして、識別を可能にした場
合を示す。この場合は、振幅が大きい部分が概略中心で
始まり、その期間はウォブル1周期の期間である。
【0026】又更に、図7にウォブルの一部を途切れさ
せる代わりに、振幅を約二倍の大きさに大きくした場合
を示す。この場合は、振幅が二倍の部分が概略中心で始
まり、その期間はウォブル半周期の期間である。ウォブ
ルの途切れるパターンに対して16種類のデータ(4ビ
ットに相当)と1つの同期信号が割り付けられる。
せる代わりに、振幅を約二倍の大きさに大きくした場合
を示す。この場合は、振幅が二倍の部分が概略中心で始
まり、その期間はウォブル半周期の期間である。ウォブ
ルの途切れるパターンに対して16種類のデータ(4ビ
ットに相当)と1つの同期信号が割り付けられる。
【0027】このように、他のウォブルと識別可能であ
れば、ウォブルを途切れさせる方法でなくとも、ウォブ
ルにデータを対応させることが可能である。
れば、ウォブルを途切れさせる方法でなくとも、ウォブ
ルにデータを対応させることが可能である。
【0028】以上に述べたようにウォブル信号にデータ
を割り付ければ,グルーブウォブル部分の検出と記録再
生データへの影響をあまり及ぼすことなく,記録再生に
必要なセクタアドレス等の情報を記録することができ
る。
を割り付ければ,グルーブウォブル部分の検出と記録再
生データへの影響をあまり及ぼすことなく,記録再生に
必要なセクタアドレス等の情報を記録することができ
る。
【0029】又、図8に1つのデータセクタでのウォブ
ルの途切れで表現する情報の構造を示す。1ECCブロ
ックが16セクタ,1セクタが26シンクフレーム,1
シンクフレームが8グルーブウォブルで構成された光デ
ィスクでは,データの最初に同期信号を入れた場合,残
りの部分に4ビットづつの48ビット分の情報が入る。
例えば,5GBの記録容量を持ち,1セクタが2kBで
ある光ディスクの場合,全セクタアドレス数は2625
A0Hとなり22ビットが必要となる。従って、48ビ
ット分のデータが入るので,アドレスデータ2回(44
ビット)と4ビットの情報をウォブルに対応付けること
ができる。
ルの途切れで表現する情報の構造を示す。1ECCブロ
ックが16セクタ,1セクタが26シンクフレーム,1
シンクフレームが8グルーブウォブルで構成された光デ
ィスクでは,データの最初に同期信号を入れた場合,残
りの部分に4ビットづつの48ビット分の情報が入る。
例えば,5GBの記録容量を持ち,1セクタが2kBで
ある光ディスクの場合,全セクタアドレス数は2625
A0Hとなり22ビットが必要となる。従って、48ビ
ット分のデータが入るので,アドレスデータ2回(44
ビット)と4ビットの情報をウォブルに対応付けること
ができる。
【0030】以上のように,光ディスクのグルーブウォ
ブルに、他と識別可能なウォブルを適宜設けて、それぞ
れのウォブルパターンにデータを割り付けることによっ
て、グルーブウォブル信号検出への影響を抑制しなが
ら、記録再生データへの影響をあまり及ぼすことなく,
記録再生に必要なデータを記録することが可能な光ディ
スクを提供することができる。
ブルに、他と識別可能なウォブルを適宜設けて、それぞ
れのウォブルパターンにデータを割り付けることによっ
て、グルーブウォブル信号検出への影響を抑制しなが
ら、記録再生データへの影響をあまり及ぼすことなく,
記録再生に必要なデータを記録することが可能な光ディ
スクを提供することができる。
【0031】<本発明に係る光ディスク記録再生装置>
次に、本発明の光ディスクを用いる光ディスク記録再生
装置について、図面を用いて以下に詳細に説明する。図
6は本発明の光ディスクを用いる光ディスク記録再生装
置のブロック図である。図6において、本発明の光ディ
スク記録再生装置30は、本発明の光ディスクDに対す
るデータ記録又はデータ再生を行うものである。
次に、本発明の光ディスクを用いる光ディスク記録再生
装置について、図面を用いて以下に詳細に説明する。図
6は本発明の光ディスクを用いる光ディスク記録再生装
置のブロック図である。図6において、本発明の光ディ
スク記録再生装置30は、本発明の光ディスクDに対す
るデータ記録又はデータ再生を行うものである。
【0032】上記光ディスク記録再生装置30は、上述
した本発明に係る光ディスクDの記憶領域にビーム光を
照射するべく光ピックアップ(光学ヘッド)4を備えて
いる。更にこの光ピックアップは、レーザビームを収束
するための対物レンズ5を有する。更に光ディスクDを
対物レンズ5に対向して配置するために、トレー7が設
けられ、トレー7内にモータ10に同軸状に装填される
光ディスクを保持するためのクランパー9が設けられて
いる。又、トレーを動作させるためのトレーモータ8が
設けられている。
した本発明に係る光ディスクDの記憶領域にビーム光を
照射するべく光ピックアップ(光学ヘッド)4を備えて
いる。更にこの光ピックアップは、レーザビームを収束
するための対物レンズ5を有する。更に光ディスクDを
対物レンズ5に対向して配置するために、トレー7が設
けられ、トレー7内にモータ10に同軸状に装填される
光ディスクを保持するためのクランパー9が設けられて
いる。又、トレーを動作させるためのトレーモータ8が
設けられている。
【0033】更に光ディスク記録再生装置30は、その
信号処理系において、全体の動作制御を司るCPU25
と、これらの動作プログラムや処理データ等を格納する
RAM24及びROMをデータバスに接続されて設けて
おり、後述する各制御ユニットにデータバスを介して接
続されている。更に、ピックアップ4に対して再生すべ
き又は記録すべき信号を送受信して、変調復調処理等の
信号処理を行うデータ処理ユニット6とこれに接続され
るROM20とを有している。更にこのデータ処理ユニ
ット6に接続され外部装置との信号の送受信を行うイン
タフェース制御部22がRAM21を伴って設けられて
いる。
信号処理系において、全体の動作制御を司るCPU25
と、これらの動作プログラムや処理データ等を格納する
RAM24及びROMをデータバスに接続されて設けて
おり、後述する各制御ユニットにデータバスを介して接
続されている。更に、ピックアップ4に対して再生すべ
き又は記録すべき信号を送受信して、変調復調処理等の
信号処理を行うデータ処理ユニット6とこれに接続され
るROM20とを有している。更にこのデータ処理ユニ
ット6に接続され外部装置との信号の送受信を行うイン
タフェース制御部22がRAM21を伴って設けられて
いる。
【0034】このような光ディスク記録再生装置30
は、上述した本発明に係る光ディスクDに設けられたウ
ォブルパターンに対応付けられた同期信号とアドレス情
報等の所定情報とを読み取るべく、ピックアップ2から
の信号を受けるウォブル検出器31と、これに接続され
る周波数変調された搬送波の中からベースバンド信号を
抽出するためのPLL(Phase Locked Loop)回路32
と、この出力を受けて復調処理を施す復調器33と、復
調された信号からアドレス信号を読み取るアドレス読取
部34とを有しており、この出力は上述したデータバス
を経由して、CPU25等の制御系に供給される。又、
このPLL回路からの出力は、直接、上述する基準信号
生成部35と、データ処理ユニット6とへも供給され
る。
は、上述した本発明に係る光ディスクDに設けられたウ
ォブルパターンに対応付けられた同期信号とアドレス情
報等の所定情報とを読み取るべく、ピックアップ2から
の信号を受けるウォブル検出器31と、これに接続され
る周波数変調された搬送波の中からベースバンド信号を
抽出するためのPLL(Phase Locked Loop)回路32
と、この出力を受けて復調処理を施す復調器33と、復
調された信号からアドレス信号を読み取るアドレス読取
部34とを有しており、この出力は上述したデータバス
を経由して、CPU25等の制御系に供給される。又、
このPLL回路からの出力は、直接、上述する基準信号
生成部35と、データ処理ユニット6とへも供給され
る。
【0035】更に、駆動制御系においては、ピックアッ
プ2の送りモータ11と、ピックアップ2のフォーカス
/トラッキングアクチュエータドライバ、ピックアップ
の送りモータドライバ17と、スピンドルモータ10の
スピンドルモータドライバ18と、上述したトレーモー
タ8のトレーモータドライバ19とを有しており、更
に、CPU25等から与えられる信号からスピンドルモ
ータドライバの基準信号を生成するための基準信号生成
部35を有する。
プ2の送りモータ11と、ピックアップ2のフォーカス
/トラッキングアクチュエータドライバ、ピックアップ
の送りモータドライバ17と、スピンドルモータ10の
スピンドルモータドライバ18と、上述したトレーモー
タ8のトレーモータドライバ19とを有しており、更
に、CPU25等から与えられる信号からスピンドルモ
ータドライバの基準信号を生成するための基準信号生成
部35を有する。
【0036】このような構成をもつ光ディスク記録再生
装置30は、以下のように、データの記録処理及び再生
処理を行う。
装置30は、以下のように、データの記録処理及び再生
処理を行う。
【0037】データの記録処理において、光ディスクD
は、対物レンズ5に対向して光ディスクDが配置される
ように、直接或いは図示しないディスクカートリッジに
収納されて、トレーモータ8により駆動するトレー7に
よって装置内に搬送される。装填された光ディスクD
は、クランパー9によって回転可能にスピンドルモータ
10上に保持され、スピンドルモータ10によって回転
される。
は、対物レンズ5に対向して光ディスクDが配置される
ように、直接或いは図示しないディスクカートリッジに
収納されて、トレーモータ8により駆動するトレー7に
よって装置内に搬送される。装填された光ディスクD
は、クランパー9によって回転可能にスピンドルモータ
10上に保持され、スピンドルモータ10によって回転
される。
【0038】光ディスク記録再生装置30へ光ディスク
Dが装填されると、光学ヘッド4とデータ処理ユニット
6を用いて、光ディスクDのリードインエリアのエンボ
スデータゾーン内のコントロールデータゾーンに記録さ
れている光ディスクDの制御情報が読み取られ、CPU
25に供給される。次に、ユーザの操作による操作情報
や光ディスク内のコントロールデータゾーンに記録され
ている光ディスクDの制御情報、現在のステータス等に
基づいて、CPU25の制御下において、レーザ制御ユ
ニット(図示しない)によって付勢されてピックアップ
4にてレーザビームを発生する。
Dが装填されると、光学ヘッド4とデータ処理ユニット
6を用いて、光ディスクDのリードインエリアのエンボ
スデータゾーン内のコントロールデータゾーンに記録さ
れている光ディスクDの制御情報が読み取られ、CPU
25に供給される。次に、ユーザの操作による操作情報
や光ディスク内のコントロールデータゾーンに記録され
ている光ディスクDの制御情報、現在のステータス等に
基づいて、CPU25の制御下において、レーザ制御ユ
ニット(図示しない)によって付勢されてピックアップ
4にてレーザビームを発生する。
【0039】ここで、レーザ制御ユニットは、データ処
理ユニット6によってその設定がセットされるが、その
設定は、再生信号を得る再生パワー、データを記録する
記録パワー及びデータを消去する消去パワーで異なって
いる。レーザビームは、再生パワー、記録パワー及び消
去パワーの3つのパワーでそれぞれ異なるレベルのパワ
ーを有し、それぞれのパワーのレーザビームが発生され
るように半導体レーザユニットがレーザ制御ユニットに
よって付勢される。
理ユニット6によってその設定がセットされるが、その
設定は、再生信号を得る再生パワー、データを記録する
記録パワー及びデータを消去する消去パワーで異なって
いる。レーザビームは、再生パワー、記録パワー及び消
去パワーの3つのパワーでそれぞれ異なるレベルのパワ
ーを有し、それぞれのパワーのレーザビームが発生され
るように半導体レーザユニットがレーザ制御ユニットに
よって付勢される。
【0040】ピックアップ4から対物レンズ5を介して
照射されたレーザは、光ディスクのウォブルパターンに
も照射されこの反射波を受けたピックアップ4は、反射
波に応じた信号をウォブル検出器31に供給し、ウォブ
ル信号検出器31は、検出したウォブル信号をPLL回
路32に供給することで、安定した同期信号に変換され
る。更に復調器33はウォブル信号と同期信号とをPL
L回路32から受けて、例えばAM(Amplitude Modula
tion)復調を行うことで、振幅変調されたウォブル信号
を復調処理し、復調されたウォブル信号からアドレス信
号をアドレス読取部34により読み取る。読み取られた
アドレス信号は、CPU25を中心とする制御部に供給
される。
照射されたレーザは、光ディスクのウォブルパターンに
も照射されこの反射波を受けたピックアップ4は、反射
波に応じた信号をウォブル検出器31に供給し、ウォブ
ル信号検出器31は、検出したウォブル信号をPLL回
路32に供給することで、安定した同期信号に変換され
る。更に復調器33はウォブル信号と同期信号とをPL
L回路32から受けて、例えばAM(Amplitude Modula
tion)復調を行うことで、振幅変調されたウォブル信号
を復調処理し、復調されたウォブル信号からアドレス信
号をアドレス読取部34により読み取る。読み取られた
アドレス信号は、CPU25を中心とする制御部に供給
される。
【0041】このとき検出された同期信号を受けるCP
U25を中心とした制御部は、この同期信号に基づい
て、フォーカス/トラッキングアクチュエータドライ
バ、送りモータドライバ17に制御信号を与える。フォ
ーカス/トラッキングアクチュエータドライバ、送りモ
ータドライバ17は、これを受けて、ピックアップのフ
ォーカスずれ量の制御やトラッキング制御、ピックアッ
プの送りモータ11等を駆動する。更に、PLL回路か
ら直接、同期信号を受けた基準信号生成部35は、適正
な回転数を提供するべく、スピンドルモータドライバ1
8へ基準信号を供給して、適正な回転数にてスピンドル
モータ10を回転させる。
U25を中心とした制御部は、この同期信号に基づい
て、フォーカス/トラッキングアクチュエータドライ
バ、送りモータドライバ17に制御信号を与える。フォ
ーカス/トラッキングアクチュエータドライバ、送りモ
ータドライバ17は、これを受けて、ピックアップのフ
ォーカスずれ量の制御やトラッキング制御、ピックアッ
プの送りモータ11等を駆動する。更に、PLL回路か
ら直接、同期信号を受けた基準信号生成部35は、適正
な回転数を提供するべく、スピンドルモータドライバ1
8へ基準信号を供給して、適正な回転数にてスピンドル
モータ10を回転させる。
【0042】又、PLL回路からの基準信号は、データ
処理ユニット6にも提供され、信号処理等の基準として
使用される。
処理ユニット6にも提供され、信号処理等の基準として
使用される。
【0043】ここで、フォーカスずれ量の光学的検出方
法としては、たとえば次のようなものがある。
法としては、たとえば次のようなものがある。
【0044】[非点収差法] 光ディスクDの光反射膜
層または光反射性記録膜で反射されたレーザビームの検
出光路に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を
配置し、光検出器上に照射されるレーザビームの形状変
化を検出する方法である。光検出領域は対角線状に4分
割されている。各検出領域から得られる検出信号に対
し、図示しないサーボシーク制御ユニット内で対角和間
の差を取ってフォーカスエラー検出信号(フォーカス信
号)を得る。
層または光反射性記録膜で反射されたレーザビームの検
出光路に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を
配置し、光検出器上に照射されるレーザビームの形状変
化を検出する方法である。光検出領域は対角線状に4分
割されている。各検出領域から得られる検出信号に対
し、図示しないサーボシーク制御ユニット内で対角和間
の差を取ってフォーカスエラー検出信号(フォーカス信
号)を得る。
【0045】[ナイフエッジ法] 光ディスクDで反射
されたレーザビームに対して非対称に一部を遮光するナ
イフエッジを配置する方法である。光検出領域は2分割
され、各検出領域から得られる検出信号間の差を取って
フォーカスエラー検出信号を得る。
されたレーザビームに対して非対称に一部を遮光するナ
イフエッジを配置する方法である。光検出領域は2分割
され、各検出領域から得られる検出信号間の差を取って
フォーカスエラー検出信号を得る。
【0046】通常、上記非点収差法あるいはナイフエッ
ジ法のいずれかが採用される。
ジ法のいずれかが採用される。
【0047】更にトラッキング制御とは、光ディスクD
はスパイラル状または同心円状のトラックを有しトラッ
ク上に情報が記録されるため、このトラックに沿って、
集光スポットをトレースさせて情報の再生または記録/
消去を行うべく施される制御である。安定して集光スポ
ットをトラックに沿ってトレースさせるため、トラック
と集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必
要がある。
はスパイラル状または同心円状のトラックを有しトラッ
ク上に情報が記録されるため、このトラックに沿って、
集光スポットをトレースさせて情報の再生または記録/
消去を行うべく施される制御である。安定して集光スポ
ットをトラックに沿ってトレースさせるため、トラック
と集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必
要がある。
【0048】トラックずれ検出方法としては一般に、次
の方法が用いられている。 [位相差検出(Differential Phase Detection)法]
光ディスクDの光反射膜層または光反射性記録膜で反射
されたレーザビームの光検出器上での強度分布変化を検
出する。光検出領域は対角線上に4分割されている。各
検出領域から得られる検出信号に対し、図示しないサー
ボシーク制御ユニット内で対角和間の位相差を取ってト
ラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得る。
の方法が用いられている。 [位相差検出(Differential Phase Detection)法]
光ディスクDの光反射膜層または光反射性記録膜で反射
されたレーザビームの光検出器上での強度分布変化を検
出する。光検出領域は対角線上に4分割されている。各
検出領域から得られる検出信号に対し、図示しないサー
ボシーク制御ユニット内で対角和間の位相差を取ってト
ラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得る。
【0049】[プッシュプル(Push-Pull )法] 光デ
ィスクDで反射されたレーザビームの光検出器上での強
度分布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検
出領域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエ
ラー検出信号を得る。
ィスクDで反射されたレーザビームの光検出器上での強
度分布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検
出領域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエ
ラー検出信号を得る。
【0050】[ツインスポット(Twin-Spot )法] 半
導体レーザ素子と光ディスクD間の送光系に回折素子な
どを配置して光を複数に波面分割し、光ディスクD上に
照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生
信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光
量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領
域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラック
エラー検出信号を得る。
導体レーザ素子と光ディスクD間の送光系に回折素子な
どを配置して光を複数に波面分割し、光ディスクD上に
照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生
信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光
量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領
域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラック
エラー検出信号を得る。
【0051】このような方法により、フォーカス制御や
トラッキング制御が、ウォブルパターンから導かれる同
期信号に基づき行われるわけである。
トラッキング制御が、ウォブルパターンから導かれる同
期信号に基づき行われるわけである。
【0052】一方、CPU25を中心とする制御部で
は、アドレス読取部34から供給されたアドレス信号に
基づいて、光ディスクの記録領域へ与えられたデータの
記録処理を以下のように行う。すなわち、外部からイン
タフェース制御部22等を介して与えられた記録すべき
データに基づいて、データ処理ユニット6に設けられる
図示しない変調処理部等により必要な信号処理がなされ
た後に、アドレス読取部34から供給されたアドレス信
号に基づく制御信号をCPU25を中心とする制御部か
ら受ける。そして、記録すべき処理データとこの制御信
号とに基づいて、ピックアップ4にてレーザビームが発
生され、対物レンズ5を介して光ディスクDの記憶領域
に照射されることでデータが書き込まれる。すなわち、
マーク列の生成がなされ、可変長のマークとマークの間
隔と可変長の各マークの長さとにより光ディスクDにデ
ータが記録される。
は、アドレス読取部34から供給されたアドレス信号に
基づいて、光ディスクの記録領域へ与えられたデータの
記録処理を以下のように行う。すなわち、外部からイン
タフェース制御部22等を介して与えられた記録すべき
データに基づいて、データ処理ユニット6に設けられる
図示しない変調処理部等により必要な信号処理がなされ
た後に、アドレス読取部34から供給されたアドレス信
号に基づく制御信号をCPU25を中心とする制御部か
ら受ける。そして、記録すべき処理データとこの制御信
号とに基づいて、ピックアップ4にてレーザビームが発
生され、対物レンズ5を介して光ディスクDの記憶領域
に照射されることでデータが書き込まれる。すなわち、
マーク列の生成がなされ、可変長のマークとマークの間
隔と可変長の各マークの長さとにより光ディスクDにデ
ータが記録される。
【0053】一方、上述した光ディスクに対する光ディ
スク記録再生装置を用いたデータの再生処理について、
以下に述べる。
スク記録再生装置を用いたデータの再生処理について、
以下に述べる。
【0054】データの再生処理において、光ディスクD
は、対物レンズ5に対向して光ディスクDが配置される
ように、直接或いは図示しないディスクカートリッジに
収納されて、トレーモータ8により駆動するトレー7に
よって装置内に搬送される。装填された光ディスクD
は、クランパー9によって回転可能にスピンドルモータ
10上に保持され、このスピンドルモータ10によって
回転される。
は、対物レンズ5に対向して光ディスクDが配置される
ように、直接或いは図示しないディスクカートリッジに
収納されて、トレーモータ8により駆動するトレー7に
よって装置内に搬送される。装填された光ディスクD
は、クランパー9によって回転可能にスピンドルモータ
10上に保持され、このスピンドルモータ10によって
回転される。
【0055】光ディスク記録再生装置30へ光ディスク
Dが装填されると、光学ヘッド4とデータ処理ユニット
6を用いて、光ディスクDのリードインエリアのエンボ
スデータゾーン内のコントロールデータゾーンに記録さ
れている光ディスクDの制御情報が読み取られ、CPU
25に供給される。これらの処理は記録処理の場合と同
様である。次に、ユーザの操作による操作情報や光ディ
スク内のコントロールデータゾーンに記録されている光
ディスクDの制御情報、現在のステータス等に基づい
て、CPU25の制御下において、レーザ制御ユニット
によって付勢されてピックアップ4にてレーザビームを
発生する。
Dが装填されると、光学ヘッド4とデータ処理ユニット
6を用いて、光ディスクDのリードインエリアのエンボ
スデータゾーン内のコントロールデータゾーンに記録さ
れている光ディスクDの制御情報が読み取られ、CPU
25に供給される。これらの処理は記録処理の場合と同
様である。次に、ユーザの操作による操作情報や光ディ
スク内のコントロールデータゾーンに記録されている光
ディスクDの制御情報、現在のステータス等に基づい
て、CPU25の制御下において、レーザ制御ユニット
によって付勢されてピックアップ4にてレーザビームを
発生する。
【0056】ピックアップ4から対物レンズ5を介して
照射されたレーザは、光ディスクのウォブルパターンに
も照射されこの反射波を受けたピックアップ4は、反射
波に応じた信号をウォブル検出器31に供給し、ウォブ
ル信号検出器31は、検出したウォブル信号をPLL回
路32に供給することで、安定した同期信号に変換され
る。更に復調器33はウォブル信号と同期信号とをPL
L回路32から受けて、例えばAM(Amplitude Modula
tion)復調を行うことで、振幅変調されたウォブル信号
を復調処理し、復調されたウォブル信号からアドレス信
号をアドレス読取部34により読み取る。読み取られた
アドレスは、CPU25を中心とする制御部に供給され
る。
照射されたレーザは、光ディスクのウォブルパターンに
も照射されこの反射波を受けたピックアップ4は、反射
波に応じた信号をウォブル検出器31に供給し、ウォブ
ル信号検出器31は、検出したウォブル信号をPLL回
路32に供給することで、安定した同期信号に変換され
る。更に復調器33はウォブル信号と同期信号とをPL
L回路32から受けて、例えばAM(Amplitude Modula
tion)復調を行うことで、振幅変調されたウォブル信号
を復調処理し、復調されたウォブル信号からアドレス信
号をアドレス読取部34により読み取る。読み取られた
アドレスは、CPU25を中心とする制御部に供給され
る。
【0057】しかしながら、再生処理の際は、ピックア
ップ4が読み取った再生信号に応じて、フォーカス/ト
ラックアクチュエータ制御や、送りモータの制御が行わ
れるため、このアドレス読取部34により読み取られた
アドレス信号を必ずしも利用しなくともこれらの制御は
可能となる。
ップ4が読み取った再生信号に応じて、フォーカス/ト
ラックアクチュエータ制御や、送りモータの制御が行わ
れるため、このアドレス読取部34により読み取られた
アドレス信号を必ずしも利用しなくともこれらの制御は
可能となる。
【0058】従って、光ピックアップ4により照射され
るレーザビームの、光ディスク上の記録領域からの反射
波を受け、これに応じた信号がデータ処理ユニット6に
供給される。この記録領域のデータに対応する再生信号
は、RAM20に必要なデータが格納され、再生信号が
このデータ処理ユニット6で処理されてバッファとして
のRAM21を有するインタフェース制御部22に供給
され、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置に再
生処理信号が供給される。
るレーザビームの、光ディスク上の記録領域からの反射
波を受け、これに応じた信号がデータ処理ユニット6に
供給される。この記録領域のデータに対応する再生信号
は、RAM20に必要なデータが格納され、再生信号が
このデータ処理ユニット6で処理されてバッファとして
のRAM21を有するインタフェース制御部22に供給
され、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置に再
生処理信号が供給される。
【0059】以上述べたように、この光ディスク記録再
生装置によれば、本発明の光ディスクに対して、ウォブ
ルパターンが提供する同期信号と更にウォブルパターン
に対応付けられたアドレス信号とを検出し、これらに基
づいて、データの記録処理及び再生処理を行うことが可
能となる。
生装置によれば、本発明の光ディスクに対して、ウォブ
ルパターンが提供する同期信号と更にウォブルパターン
に対応付けられたアドレス信号とを検出し、これらに基
づいて、データの記録処理及び再生処理を行うことが可
能となる。
【0060】<本発明に係る光ディスク原盤製造装置>
更に本発明に係る光ディスク原盤を製造する光ディスク
原盤製造装置について、図面を用いて以下に詳細に説明
する。図10は、本発明の光ディスクを製造する光ディ
スク原盤製造装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
更に本発明に係る光ディスク原盤を製造する光ディスク
原盤製造装置について、図面を用いて以下に詳細に説明
する。図10は、本発明の光ディスクを製造する光ディ
スク原盤製造装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0061】本発明に係る光ディスク原盤製造装置10
1は、図10に示すように、データバスBに接続される
CPU121、処理データ等が格納されるRAM12
2、制御プログラム等が格納されるROM123を有し
ている。更に、制御信号を送受信するべくデータバスに
接続されるレーザ制御ユニット124と、これにより制
御されて光ディスク原盤を製造するための半導体レーザ
125とを有しており、この原盤露光用レーザビームを
光偏向するための二つの光偏向器126、127とを有
している。光偏向器126,127により偏向されたレ
ーザビームは、対物レンズ135を介して、光ディスク
原盤ODに照射される。又更に、光ディスク原盤ODに
必要な形態のウォブルを与えるために、上述の原盤露光
用レーザビームを適正に偏向するための制御信号を光偏
向器126,127に供給するべく、マスタクロック1
28に接続される分周器129と、これに接続されタイ
ミング信号T及びタイミング信号T2を受けてCPU1
21を中心とする制御部により制御されるスイッチ素子
130,これに接続されるLPF(Low Pass Filter)
131を有している。更にこのLPF131の出力を受
けるアンプ132,133、これらの出力を選択して上
述した光偏向器126に供給するスイッチ素子134を
有している。更に、インタフェース136に接続され、
変調回路138に接続された後に、LPF139を介し
て増幅処理を行うためのアンプ140が、上述した光偏
向器127に接続される。
1は、図10に示すように、データバスBに接続される
CPU121、処理データ等が格納されるRAM12
2、制御プログラム等が格納されるROM123を有し
ている。更に、制御信号を送受信するべくデータバスに
接続されるレーザ制御ユニット124と、これにより制
御されて光ディスク原盤を製造するための半導体レーザ
125とを有しており、この原盤露光用レーザビームを
光偏向するための二つの光偏向器126、127とを有
している。光偏向器126,127により偏向されたレ
ーザビームは、対物レンズ135を介して、光ディスク
原盤ODに照射される。又更に、光ディスク原盤ODに
必要な形態のウォブルを与えるために、上述の原盤露光
用レーザビームを適正に偏向するための制御信号を光偏
向器126,127に供給するべく、マスタクロック1
28に接続される分周器129と、これに接続されタイ
ミング信号T及びタイミング信号T2を受けてCPU1
21を中心とする制御部により制御されるスイッチ素子
130,これに接続されるLPF(Low Pass Filter)
131を有している。更にこのLPF131の出力を受
けるアンプ132,133、これらの出力を選択して上
述した光偏向器126に供給するスイッチ素子134を
有している。更に、インタフェース136に接続され、
変調回路138に接続された後に、LPF139を介し
て増幅処理を行うためのアンプ140が、上述した光偏
向器127に接続される。
【0062】又更に本発明に係る光ディスク原盤製造装
置101は、適正な回転速度によって光ディスク原盤を
保持し回転する図示しないスピンドル等を総称する駆動
系141を有しており、CPU121を中心とする制御
部によりサーボ制御が行われることになる。
置101は、適正な回転速度によって光ディスク原盤を
保持し回転する図示しないスピンドル等を総称する駆動
系141を有しており、CPU121を中心とする制御
部によりサーボ制御が行われることになる。
【0063】このような構造による光ディスク原盤製造
装置101によれば、上述したウォブルパターンを有す
る本発明に係る光ディスクを製造するため、インジェク
ションに使用するためのスタンパを作成するのに使用さ
れる光ディスク原盤を、以下に説明するように製造する
ものである。
装置101によれば、上述したウォブルパターンを有す
る本発明に係る光ディスクを製造するため、インジェク
ションに使用するためのスタンパを作成するのに使用さ
れる光ディスク原盤を、以下に説明するように製造する
ものである。
【0064】光ディスク原盤製造装置101において、
所望の光ディスク原盤ODを製造するべく、マスタクロ
ック128が分周器129により分周されこれがLPF
131に供給され、更にマスタクロック128の出力が
変調回路138に供給される。CPU121を中心とす
る制御部の制御下において、これらのクロック信号を受
けて、スイッチ素子130がオンであれば、クロックは
LPF131で正弦波に整形された同期信号用ウォブル
信号が、光偏向器駆動用アンプ132,133へそれぞ
れ供給される。ここで例えば、上述したように、基本と
なる振幅のウォブルをアンプ132の増幅率により、ウ
ォブルを途切れさせたり又は基本ウォブルの2倍の振幅
のウォブルを得るためにアンプ133の増幅率により、
制御信号をそれぞれ生成し、これを所定タイミングでス
イッチ素子134により適正なタイミングで光偏向器1
26に供給する。
所望の光ディスク原盤ODを製造するべく、マスタクロ
ック128が分周器129により分周されこれがLPF
131に供給され、更にマスタクロック128の出力が
変調回路138に供給される。CPU121を中心とす
る制御部の制御下において、これらのクロック信号を受
けて、スイッチ素子130がオンであれば、クロックは
LPF131で正弦波に整形された同期信号用ウォブル
信号が、光偏向器駆動用アンプ132,133へそれぞ
れ供給される。ここで例えば、上述したように、基本と
なる振幅のウォブルをアンプ132の増幅率により、ウ
ォブルを途切れさせたり又は基本ウォブルの2倍の振幅
のウォブルを得るためにアンプ133の増幅率により、
制御信号をそれぞれ生成し、これを所定タイミングでス
イッチ素子134により適正なタイミングで光偏向器1
26に供給する。
【0065】又、ここで二つのアンプやスイッチ素子1
30,134を設けなくとも、アンプ133のゲインを
制御信号に応じて可変させることで、全てのウォブルパ
ターンを表現すれば、より簡易な構造で同等の処理を可
能とすることもできる。
30,134を設けなくとも、アンプ133のゲインを
制御信号に応じて可変させることで、全てのウォブルパ
ターンを表現すれば、より簡易な構造で同等の処理を可
能とすることもできる。
【0066】ここでウォブルのパターンは、例えばI/
F136等から与えられる制御データ等に応じて決定さ
れ、この決定に応じてCPU121によりタイミング信
号T,タイミング信号T2の動作に反映されて二つのア
ンプ132,133が切り換えられることにより与えら
れ、光偏向器126等に与えられる制御信号という形を
とって供給される。
F136等から与えられる制御データ等に応じて決定さ
れ、この決定に応じてCPU121によりタイミング信
号T,タイミング信号T2の動作に反映されて二つのア
ンプ132,133が切り換えられることにより与えら
れ、光偏向器126等に与えられる制御信号という形を
とって供給される。
【0067】一方、CPU121を中心とする制御部の
制御によって、レーザ制御ユニット124は半導体レー
ザ125に駆動信号を供給し、半導体レーザ125は原
盤露光用レーザビームを生成する。この生成されたビー
ムは、上述した光偏向器126により、所望のウォブル
パターンが得られるように適宜偏向された上で、対物レ
ンズ135を介して光ディスク原盤OD上のプリグルー
ブGに照射される。これにより、所望のウォブルパター
ンが形成され、本発明に係る光ディスクを製造するため
の光ディスク原盤ODを提供することができる。
制御によって、レーザ制御ユニット124は半導体レー
ザ125に駆動信号を供給し、半導体レーザ125は原
盤露光用レーザビームを生成する。この生成されたビー
ムは、上述した光偏向器126により、所望のウォブル
パターンが得られるように適宜偏向された上で、対物レ
ンズ135を介して光ディスク原盤OD上のプリグルー
ブGに照射される。これにより、所望のウォブルパター
ンが形成され、本発明に係る光ディスクを製造するため
の光ディスク原盤ODを提供することができる。
【0068】一方、変調回路138の出力を受け、LP
F139を通過してアンプ140から与えられる制御信
号は、例えば、ウォブルパターンに特に変化を持たせな
い場合の、プリグルーブGのもう片方の側壁の原盤露光
用レーザビームに使用することが好適であるが、勿論、
これに限るものではない。
F139を通過してアンプ140から与えられる制御信
号は、例えば、ウォブルパターンに特に変化を持たせな
い場合の、プリグルーブGのもう片方の側壁の原盤露光
用レーザビームに使用することが好適であるが、勿論、
これに限るものではない。
【0069】以上、詳細に説明したように、本発明に係
る光ディスクの光ディスク原盤製造装置によれば、外部
から与えられるウォブルパターンを特定するための制御
信号を受けて、上述したウォブルパターンをもつ光ディ
スク原盤を製造することができる。このように製造した
光ディスク原盤に基づいてスタンパを作成し、これによ
りインジェクション処理を行うことで、上述した本発明
固有の特徴をもった光ディスクを製造することが可能と
なる。
る光ディスクの光ディスク原盤製造装置によれば、外部
から与えられるウォブルパターンを特定するための制御
信号を受けて、上述したウォブルパターンをもつ光ディ
スク原盤を製造することができる。このように製造した
光ディスク原盤に基づいてスタンパを作成し、これによ
りインジェクション処理を行うことで、上述した本発明
固有の特徴をもった光ディスクを製造することが可能と
なる。
【0070】以上記載した様々な実施形態により、当業
者は本発明を実現することができる。しかしこれらの実
施形態の様々な変形例が当業者により容易に明かであ
り、開示された広い意味での原理を発明的な能力をもた
なくとも様々な実施形態へと適用することが可能であ
る。このように本発明は、開示された原理と新規な特徴
に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実
施形態に限定されることはないことは言うまでもない。
者は本発明を実現することができる。しかしこれらの実
施形態の様々な変形例が当業者により容易に明かであ
り、開示された広い意味での原理を発明的な能力をもた
なくとも様々な実施形態へと適用することが可能であ
る。このように本発明は、開示された原理と新規な特徴
に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実
施形態に限定されることはないことは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
リグルーブ領域の側壁であるウォブルに3ウォブルサイ
クル以上の間隔を空けて固有のウォブル(途切れ箇所)
を設けることにより、アドレスデータ等の多くのデータ
を対応付けることが可能となる光ディスクを提供するも
のである。
リグルーブ領域の側壁であるウォブルに3ウォブルサイ
クル以上の間隔を空けて固有のウォブル(途切れ箇所)
を設けることにより、アドレスデータ等の多くのデータ
を対応付けることが可能となる光ディスクを提供するも
のである。
【0072】又更に、この光ディスクに対する記録処理
及び再生処理を行う光ディスク記録再生装置を提供し、
併せてこの光ディスクを製造するための光ディスク原盤
を製造する光ディスク原盤製造装置を提供するものであ
る。
及び再生処理を行う光ディスク記録再生装置を提供し、
併せてこの光ディスクを製造するための光ディスク原盤
を製造する光ディスク原盤製造装置を提供するものであ
る。
【図1】本発明の光ディスク上に設けられるグルーブウ
ォブルの一実施の形態を説明する図。
ォブルの一実施の形態を説明する図。
【図2】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図3】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図4】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図5】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図6】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図7】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図8】本発明の光ディスク上に設けられるデータ等を
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
特定するグルーブウォブルの形状とデータとの関係を示
す図。
【図9】本発明の光ディスクに記録再生処理を行う光デ
ィスク記録再生装置の一実施の形態を示すブロック図。
ィスク記録再生装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図10】本発明の光ディスクを製造する光ディスク原
盤製造装置の一実施の形態を示すブロック図。
盤製造装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図11】従来の光ディスクに係るウォブルとアドレス
情報との関係を示す図。
情報との関係を示す図。
1 … 透明基板 2 … 反射膜(記録膜) 3 … 保護膜 4 … ピックアップ 5 … 対物レンズ 6 … データ処理ユニット 31 … ウォブル検出器 32 … PLL回路 33 … 復調器 34 … アドレス読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 G11B 20/12
Claims (14)
- 【請求項1】 基板上に螺旋状又は略円周状にグルーブ
領域を、一定サイクルで連続して蛇行するグルーブ領域
の側壁であるウォブルを伴って設けた光ディスクであっ
て、他のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブ
ルサイクル以上の間隔をおいて設け、これらのウォブル
のパターンが読み取られるときに少なくとも同期信号と
整数データ0乃至15とを表現することを特徴とする光
ディスク。 - 【請求項2】 基板上に螺旋状又は略円周状にグルーブ
領域を、一定サイクルで連続して蛇行するグルーブ領域
の側壁であるウォブルを伴って設けた光ディスクであっ
て、このウォブルの列に3ウォブルサイクル以上の間隔
をおいて途切れ部分を設け、これらのウォブルのパター
ンが読み取られるときに少なくとも同期信号と整数デー
タ0乃至15とを表現することを特徴とする光ディス
ク。 - 【請求項3】 基板上に螺旋状又は略円周状にグルーブ
領域を、一定サイクルで連続して蛇行するグルーブ領域
の側壁であるウォブルを伴って設けた光ディスクであっ
て、他のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブ
ルサイクル以上の間隔をおいて設け、これらのウォブル
のパターンが読み取られるときに少なくとも17種類の
データを表現することを特徴とする光ディスク。 - 【請求項4】 前記ウォブルパターンは、16サイクル
のウォブル中の途切れるウォブルの位置によって同期信
号と整数データとを表現するものであり、前記同期信号
は,最初から1サイクル目,14サイクル目が途切れて
おり、前記データの一つは、最初から1サイクル目,1
3サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最
初から1サイクル目,12サイクル目が途切れており、
他のデータの一つは,最初から1サイクル目,11サイ
クル目が途切れており、他のデータの一つは,最初から
1サイクル目,10サイクル目が途切れており、他のデ
ータの一つは,最初から1サイクル目,9サイクル目が
途切れており、他のデータの一つは,最初から1サイク
ル目,8サイクル目が途切れており、他のデータの一つ
は,最初から1サイクル目,8サイクル目,14サイク
ル目が途切れており、他のデータの一つは,最初から1
サイクル目,8サイクル目,13サイクル目が途切れて
おり、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,8
サイクル目,12サイクル目が途切れており、他のデー
タの一つは,最初から1サイクル目,8サイクル目,1
1サイクル目が途切れており、他のデータの一つは,最
初から1サイクル目,7サイクル目が途切れており、他
のデータの一つは,最初から1サイクル目,7サイクル
目,14サイクル目が途切れており、他のデータの一つ
は,最初から1サイクル目,7サイクル目,13サイク
ル目が途切れており、他のデータの一つは,最初から1
サイクル目,7サイクル目,12サイクル目が途切れて
おり、他のデータの一つは,最初から1サイクル目,7
サイクル目,11サイクル目が途切れており、他のデー
タの一つは,最初から1サイクル目,7サイクル目,1
0サイクル目が途切れていることを特徴とする請求項2
に記載される光ディスク。 - 【請求項5】 前記同期信号及び整数データはウォブル
16サイクルで1個のデータを表すものであり、前記同
期信号と12個のデータにより、前記光ディスクの1セ
クタ分の6バイトの情報を意味することを特徴とする請
求項1と請求項2とのどちらか一方に記載される光ディ
スク。 - 【請求項6】 前記途切れて設けられたウォブルとは、
他のウォブルの1サイクルの1/2についてウォブル部
分が存在しないグルーブ領域の側壁をもつことを特徴と
する請求項2に記載される光ディスク。 - 【請求項7】 前記形態が異なるウォブルとは、他のウ
ォブルの振幅の略2倍の振幅をもつウォブルであること
を特徴とする請求項1に記載された光ディスク。 - 【請求項8】 前記形態が異なるウォブルとは、他のウ
ォブルの振幅の略2倍の振幅をもつウォブルであり、前
記振幅が異なるウォブルも他のウォブルと同一のサイク
ルをもつことを特徴とする請求項1に記載された光ディ
スク。 - 【請求項9】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を有
する光ディスクに対し、レーザビームを照射することで
所定情報を記録する光ディスク記録装置であり、 基板上に一定サイクルで連続して蛇行するグルーブ領域
の側壁であるウォブルを設けた光ディスクであって、他
のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブルサイ
クル以上の間隔をおいて設け、これらのウォブルのパタ
ーンが読み取られるときに少なくとも同期信号と整数デ
ータ0乃至15とを表現する光ディスクを保持し、所定
回転数で回転させる回転手段と、 前記回転手段が保持する前記光ディスクの少なくとも前
記ウォブルにレーザビームを照射しこの反射波を検出す
ることで、前記整数データを読み取り、これに基づくア
ドレス情報を検出するアドレス情報検出手段と、 与えられた所定情報に応じてレーザビームを発生し、こ
れを前記アドレス情報検出手段が検出した前記アドレス
情報に基づいて光ディスク上に設けられた記録膜層に照
射することによって、記録膜層に所定情報を記録する記
録手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録装置。 - 【請求項10】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を
有する光ディスクに対し、レーザビームを照射すること
で所定情報を記録する光ディスク記録方法であり、 基板上に一定サイクルで連続して蛇行するグルーブ領域
の側壁であるウォブルを設けた光ディスクであって、他
のウォブルとは形態が異なるウォブルを3ウォブルサイ
クル以上の間隔をおいて設け、これらのウォブルのパタ
ーンが読み取られるときに少なくとも同期信号と整数デ
ータ0乃至15とを表現する光ディスクを保持し、所定
回転数で回転させる回転工程と、 前記回転工程で回転される前記光ディスクの少なくとも
前記ウォブルにレーザビームを照射しこの反射波を検出
することで、前記整数データを読み取り、これに基づく
アドレス情報を検出するアドレス情報検出工程と、 与えられた所定情報に応じてレーザビームを発生し、こ
れを前記アドレス情報検出工程で検出した前記アドレス
情報に基づいて光ディスク上に設けられた記録膜層に照
射することによって、記録膜層に所定情報を記録する記
録工程と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録方法。 - 【請求項11】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を
有する光ディスクに対し、レーザビームを照射すること
で記録されている所定情報を読み取りこれを再生する光
ディスク再生装置であって、 基板上にグルーブ領域の側壁の連続した一定サイクルの
蛇行であるウォブル列であって、更に他のウォブルとは
形態が異なるウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔
をおいて有する光ディスクを保持し、所定回転数で回転
させる回転手段と、 前記回転手段が保持する前記光ディスクの記憶領域及び
前記ウォブルにレーザビームを照射しこの反射波を検出
することで、同期信号と、整数データ0乃至15、これ
に基づくアドレス情報を読み取り、更に格納されている
所定情報を読み取って、この所定情報を再生する再生手
段と、 を具備することを特徴とする光ディスク再生装置。 - 【請求項12】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を
有する光ディスクに対し、レーザビームを照射すること
で記録されている所定情報を読み取りこれを再生する光
ディスク再生方法であって、 基板上にグルーブ領域の側壁の連続した一定サイクルの
蛇行であるウォブル列であって、更に他のウォブルとは
形態が異なるウォブルを3ウォブルサイクル以上の間隔
をおいて有する光ディスクを保持し、所定回転数で回転
させる回転工程と、 前記回転で回転している前記光ディスクの記憶領域及び
前記ウォブルにレーザビームを照射しこの反射波を検出
することで、同期信号と、整数データ0乃至15、これ
に基づくアドレス情報を読み取り、更に格納されている
所定情報を読み取って、この所定情報を再生する再生工
程と、 を具備することを特徴とする光ディスク再生方法。 - 【請求項13】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を
有する光ディスク原盤を製造する光ディスク原盤製造装
置であって、 基板上に前記グルーブ領域を設けた光ディスク原盤を保
持し、所定回転数で回転させる回転手段と、 前記回転手段が保持する前記光ディスク原盤の一定サイ
クルで連続して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォ
ブルを形成するべく露光用レーザビームを発生させる発
生手段と、 形成されるウォブル列が、所定サイクルをもって連続す
るものであり、更に他のウォブルとは形態が異なるウォ
ブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて形成さ
れ、これらのウォブル列が読み取られることで同期信号
と整数データ0乃至15とを与えるもとなるべく、前記
発生手段が発生した露光用レーザビームを所定信号に応
じて偏向する偏向手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク原盤製造装置。 - 【請求項14】 螺旋状又は略円周状にグルーブ領域を
有する光ディスク原盤を製造する光ディスク原盤製造方
法であって、 基板上に前記グルーブ領域を設けた光ディスク原盤を保
持し、所定回転数で回転させる回転工程と、 前記回転工程で回転する前記光ディスク原盤の一定サイ
クルで連続して蛇行するグルーブ領域の側壁であるウォ
ブルを形成するべく露光用レーザビームを発生させる発
生工程と、 形成されるウォブル列が、所定サイクルをもって連続す
るものであり、更に他のウォブルとは形態が異なるウォ
ブルを3ウォブルサイクル以上の間隔をおいて形成さ
れ、これらのウォブル列が読み取られることで同期信号
と整数データ0乃至15とを与えるもとなるべく、前記
発生工程で発生した露光用レーザビームを所定信号に応
じて偏向させ、前記光ディスク原盤へ照射する照射工程
と、 を具備することを特徴とする光ディスク原盤製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083331A JP2002279648A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 光ディスク、光ディスク原盤製造装置、光ディスク記録再生装置及びこれらの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083331A JP2002279648A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 光ディスク、光ディスク原盤製造装置、光ディスク記録再生装置及びこれらの方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002279648A true JP2002279648A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18939164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001083331A Pending JP2002279648A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 光ディスク、光ディスク原盤製造装置、光ディスク記録再生装置及びこれらの方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002279648A (ja) |
-
2001
- 2001-03-22 JP JP2001083331A patent/JP2002279648A/ja active Pending
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