JP2002279480A - 画像形成体、およびその真贋判定装置 - Google Patents

画像形成体、およびその真贋判定装置

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JP2002279480A
JP2002279480A JP2001078387A JP2001078387A JP2002279480A JP 2002279480 A JP2002279480 A JP 2002279480A JP 2001078387 A JP2001078387 A JP 2001078387A JP 2001078387 A JP2001078387 A JP 2001078387A JP 2002279480 A JP2002279480 A JP 2002279480A
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English (en)
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Ryuji Horiguchi
竜二 堀口
Satoshi Nakasone
聡 中曽根
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常は立体像などのホログラム像しか見えない
が、モアレパターンによって出現する秘密画像をホログ
ラムの中へ隠し込んで、装飾性に優れ、かつ偽造が極め
て困難なセキュリティの高い金券やIDカードを提供す
る。 【解決手段】所定の秘密画像の隠しパターンを有する隠
し画像形成体と、該隠し画像形成体の隠しパターンと干
渉する干渉パターンから、隠し画像を判読可能に表示す
る干渉パターンを有する干渉画像形成体とを一体に積層
することを特徴とする。また、画像形成体の真贋を判定
する真贋判定装置で、目視で観察する装置、およびセン
サで隠しパターンを受光して演算で秘密画像を算出し、
予め記録された所定の秘密画像とを照合する真贋判定装
置を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真正であることを
証明できる製品ラベルやIDカードの作成方法と、その
真贋判定装置に関し、更に詳しくは、著名なブランド品
の銘板ラベル、CDなどのソフトウェア記録媒体のパッ
ケージの封印ラベル、および社員証・運転免許証・パス
ポートなどの個人の身分を証明するのに用いられらる所
謂IDカードの作成方法と、その真贋判定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、金券等をコピー機でコピーした偽造
物を抑制するためには、該金券の印刷絵柄の一部に、コ
ピー機の解像力を超える大きさの網点で構成する領域を
設けて、コピー偽造物が真券と異なる絵柄となるコピー
牽制方式が、知られている。しかしながら、印刷物の解
像度を高めることも安定した生産性確保の面で困難を伴
い、一方技術進歩によりカラーコピー機の解像度が増し
て、前記コピー牽制方式では、そのコピー牽制効果を十
分あげられないという問題がある。
【0003】そのため本出願人は、ホログラム中に秘密
画像を、網点/万線状パターンからなる隠しパターン化
して、判読不可能に形成させた隠し画像形成体を作成す
ることを提案した。該隠し画像形成体に別途作成した干
渉パターンを有する干渉画像形成体を直接またはある距
離をおいて被せると、モアレパターンが出現して秘密画
像が可視的に見え、一方、画像形成体がコピーされた偽
造物の場合には、干渉画像形成体を同様に被せても判読
可能な秘密画像が見えないことで、コピー物を判定する
関する特許(特願平11−277956号公報、特願平
11−277958号公報、特願平11−277962
号公報)を既に出願中である。
【0004】しかしながら、干渉パターンを有する干渉
画像形成体は、ホログラム中に網点/万線状パターンか
らなる隠しパターンを有する隠し画像形成体とは、別の
独立したもので、前記干渉パターンを有する干渉画像形
成体それ自身は、高いセキュリティ性はなく、当業者で
あれば、偽造した隠しパターンを有する隠し画像形成体
と被せてモアレを発生させて、可視的に見える干渉画像
形成体の偽造品を作って、偽造された画像形成体を真正
としてしまうという欠点がある。
【0005】また、特願平11−277958号公報で
は、IDカードへ複数の隠しパターンを印刷しておい
て、干渉画像形成体を被せることでモアレパターンを発
生させて、複数のモアレパターンを照合し一致すること
で、真贋を判定する方法が開示されている。しかしなが
ら、IDカードへ隠しパターンが入っていることが判っ
てしまえば、通常の印刷技術を有する当業者であれば、
比較的容易に偽造できるという問題がある。
【0006】さらに、特願平9−73261号公報で
は、別の製品に貼り変えようとすると、セキュリティ性
が高いホログラムが破壊してしまう脆性ラベルが開示さ
れているが、類似のホログラムを作製されてしまえば、
如何に意匠性に優れて複製が難しいホログラムであって
も、一般の人々ではその差を判別するのが難しく真正と
思ってしまうという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、こ
のような問題点を解消すべく、装飾性に優れ、かつ偽造
が極めて困難なセキュリティの高い金券やIDカードを
提供する、隠しパターンを有する隠し画像形成体と、干
渉パターンを有する干渉画像形成体とを一体に設ける画
像形成体、およびその真贋判定装置を着想して、本発明
の完成に至ったものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、第1の発明の要旨は、所定の秘密画像の隠しパタ
ーンを有する隠し画像形成体と、該隠し画像形成体の隠
しパターンと干渉する干渉パターンから、隠し画像を判
読可能に表示する干渉パターンを有する干渉画像形成体
とを、一体に積層した画像形成体において、該隠し画像
形成体と該干渉画像形成体の、少なくともいずれか一方
が回析構造、光散乱構造、または複屈折する構造を有す
る層からなり、前記隠しパターンと前記干渉パターン
の、少なくともいずれか一方が網点、万線またはモアレ
を発生させるような曲線や点状の自由形状からなる模様
であることを特徴とする画像形成体に関するものであ
る。
【0009】第2の発明の要旨は、請求項1ないし請求
項4記載の画像形成体の真贋を判定する真贋判定装置に
おいて、該真贋判定装置の筐体内へ予め干渉パターンを
有する干渉画像板を載置し、目視で隠し画像を判定する
画像形成体の真贋判定装置である。第3の発明の要旨
は、請求項1ないし請求項4記載の画像形成体の真贋を
判定する真贋判定装置で、予め所定の秘密画像と干渉パ
ターンのデータを記録する手段と、画像形成体を照明す
る手段と、該照明で再生した隠し画像パターンをセンサ
で受光する手段と、該受光データと予め記録されている
干渉パターンのデータとから秘密画像を演算する手段
と、該秘密画像と予め記録された所定の秘密画像とを照
合する手段とからなる画像形成体の真贋判定装置であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
を参照して説明する。図1は、本発明の1実施例の画像
形成体を転写したシートを模式的に示す平面図および断
面図である。図1(A)は、本発明の1実施例を表わす
商品券で、基体シート1に、可視的な表示部3と、画像
形成体10とからなる。基体シート1は、上質紙・コー
ト紙板紙・合成紙などの紙類、ポリ塩化ビニール・ポリ
エチレンテレフタレートなどの合成樹脂類、およびそれ
らの積層体を用途に応じて選択する。また、積層体の場
合には、金属箔・布などを積層しても良い。
【0011】表示部3は、基体シート1の用途および性
質によって品名・銘柄・使用法および発行者などの可視
的な属性情報を、オフセット印刷・活版印刷・フレキソ
印刷・グラビア印刷・シルクスクリーン印刷などの公知
の印刷法や転写法などで形成すれば良い。また、顔写真
・バーコード・透かしなども必要に応じて設けても良
い。さらに、基体シート1の他方の面にも、適宜印刷や
転写手法によって、可視情報や追記の記入欄を設けても
良い。
【0012】画像形成体10は、図1(C)のように基
体シート1の一方の面に接着層5を介して干渉画像形成
体30を設け、さらに接着層5を介して隠し画像形成体
20を積層する。但し、干渉画像形成体30が、ホログ
ラム層でない場合には、基体シート1へオフセット印刷
・活版印刷・フレキソ印刷・グラビア印刷・シルクスク
リーン印刷などの公知の印刷法で、干渉パターンを直接
設けた後、接着層5を介して隠し画像形成体20を積層
すれば良い。表示部2・隠し画像形成体20および裏面
には、適宜保護層を設けても良い。
【0013】隠し画像形成体20に記録されている内容
は、図3(B)のように背景領域21と、秘密画像を隠
しパターン化した隠し画像とからなり、また、請求項2
の発明では、後述する隠し画像縁取り部19を設けてあ
る。この隠し画像が、もう1層の干渉画像形成体30に
ある干渉画像と被さった時に、隠し画像と干渉画像が干
渉して、設定した秘密画像101が判読可能に出現す
る。もし、該秘密画像101が出現しなければ偽造品で
あり、使用することができず、不正な使用を防止でき
る。
【0014】図2は、本発明の画像の再生とモアレ発生
の原理を示す概念図である。本発明では、隠し画像形成
体20と干渉画像形成体30の、少なくともいずれか一
方が回析構造、光散乱構造、または複屈折する構造を有
する層であれば、モアレパターンが出現して本発明の項
かを果たすことができる。図2には、両方の層、即ち隠
し画像と干渉画像がともにホログラム層である場合を図
示している。
【0015】干渉画像形成体30に光源からの照明光が
あたると、干渉画像を有するホログラム層が光を回折し
て、ホログラム撮影時の空間へ再生干渉画像105を出
現させる。一方、隠し画像形成体20に光源からの照明
光があたると、隠し画像を有するホログラム層が光を回
折して、ホログラム撮影時の空間へ再生隠し画像103
を出現させる。再生干渉画像105と再生隠し画像10
3とは、事前に、干渉してモアレパターンが発生するよ
うに設計されているので、上記ように出現した再生干渉
画像105と再生隠し画像103とが干渉して、設定し
た秘密画像101が判読可能に出現する。
【0016】図3は、隠し画像を作成する隠しパターン
原稿フィルムの平面図である。隠しパターンの原稿フィ
ルム11は、秘密画像の隠し画像部17と、該隠し画像
縁取り部19と、背景領域21とからなっている。隠し
パターン原稿フィルム11の製造方法は、通常の製版と
同様に、レーザーにて描画され、現像することにより作
成される。隠しパターン原稿フィルム11の背景領域2
1は、細線の集合体である万線にて構成されるが、網点
を用いて構成しても同様の効果が得られる。網点または
万線のほかにも、モアレを発生させるような曲線や点状
の自由形状からなる模様であれば良く、例えば同心円状
やサイン曲線などの曲線、波線や鋸刃状の折れ線、およ
び自由な形状の点からなる江戸小紋のような模様でも良
い。
【0017】図4は、図3の拡大図である。背景領域2
1は、右45度上がりで線幅100μmの等間隔の黒の
ストライプ状の細線の繰り返しである規則的なパターン
を有する。隠し画像縁取り部19は、1mmの幅で秘密
画像の隠し画像部17の周囲に設けられ、該秘密画像の
隠し画像部17のパターンと半周期ずれたパターンを有
する。背景領域21は、秘密画像の隠し画像部17およ
び隠し画像縁取り部19に対して、網点%濃度がほぼ同
じため見た目では判断できない。
【0018】図5は、図3と同様な隠しパターンを持
ち、文字Aより単純化されたデザインの拡大図である。
隠しパターン原稿フィルム31は、秘密画像の隠し画像
部35と、隠し画像縁取り部37と、背景領域39とを
有する。ここで、秘密画像の隠し画像部35は、右45
度上がりで線幅が100μm等間隔の黒のストライプ状
の細線の繰り返しである規則的なパターンを有する。隠
し画像縁取り部37は秘密画像の隠し画像部35の周囲
に設けられ、秘密画像の隠し画像部35のパターンと半
周期ずれたパターンを有する。隠し画像縁取り部37に
関しては、干渉画像板を重ねた場合のモアレパターン
(秘密画像101)の鮮明度を考えて設けることが望ま
しいが、取り付けなくても構わない。
【0019】背景領域39は、秘密画像の隠し画像部3
5および隠し画像縁取り部37とほぼ同じ色濃度を有す
る。ここでは判り易く説明するために、左45度上がり
のストライプ細線を用いたが、ストライプの角度は、自
由に決められる。モアレパターンは、一般にほぼ同じ周
期の周期的構造を重ね合わせた時に、発現する現象であ
る。本発明の偽造の判定手段として用いるモアレは、隠
しパターンおよび干渉パターンを特定の周期を持つ網
点、万線または模様で構成されている。万線とは、細線
が平行線や同心円などの繰り返し状態を言う。また、細
線などの周期は、肉眼で観察するためには、1mmあた
り2本から10本が好ましいが、本発明では装置での判
定も行うために、特に制限されるものではない。網点ま
たはモアレを発生させるような同心円状やサイン曲線な
どの曲線、波線や鋸刃状の折れ線、点状の自由形状から
なる例えば江戸小紋のような模様も同様である。
【0020】つぎに、図6と図7を用いて、隠し画像形
成体20へ隠しパターンのホログラム層を製造する工程
について説明する。図6は、本発明の1実施例を示す隠
しパターンをホログラム用の感光材料へ露光を示す断面
図である。図7は、図6の露光後の感光材料の断面図で
ある。まず、図3のような秘密画像の隠し画像部17・
隠し画像縁取り部19・背景領域21を、または図5の
ような秘密画像の隠し画像部35・隠し画像縁取り部3
7・背景領域39を隠しパターン原稿フィルム11に作
成する。
【0021】次に、図6のように、該隠しパターン原稿
フィルム11を未露光のホログラム用の感光材料に載置
して、隠しパターン原稿フィルム11側から紫外線を照
射する。隠しパターン原稿フィルム11の万線の黒い部
分は、光を通さないため感光せず、透明な部分は紫外線
が透過して、感光材料を感光させる。
【0022】図7は、図6の紫外線照射後の、ホログラ
ム用の感光材料の断面図である。紫外線が透過した透明
な部分42は、感光されているが、網点または、万線の
黒い部分に当たる部分43は、未露光のまま残る。次
に、図7のホログラム用の感光材料にホログラム画像の
撮影を行なう。
【0023】ホログラム画像を撮影するには、撮影対象
となる物体をレーザー光などの干渉性の高い光で照射
し、撮影対象となる物体から直接反射した物体光と、ハ
ーフミラー等で照射位置をずらした参照光とで生じる干
渉縞を、ホログラム用の感光材料内に記録させる。
【0024】ホログラム画像の撮影時、紫外線を既に透
過した透明な部分42は、すでに感光されているので、
干渉縞を記録できないが、万線の黒い部分に覆われてい
た部分43は、ホログラム画像を干渉縞として記録し、
干渉縞記録部分43を形成する。このように、撮影の完
了したホログラム用の感光材料は、干渉縞記録部分43
にのみホログラム画像を有する。このホログラム用の感
光材料101をホログラム層とする。
【0025】図8は、ホログラム層に照明光が当ってホ
ログラム画像を再生を説明する原理図である。照明光を
ホログラム層に当てると、干渉縞記録部分43からは、
回折光が有り、撮影対象となった物体が立体的に再現さ
れるが、干渉縞が記録されていない部分42からの回折
光はない。即ち、該干渉縞が記録されていない部分42
は、隠しパターンを構成しているが、肉眼による目視で
は見えない。また、干渉縞記録部分43からの回折光に
よる立体的に再現された物体がハッキリと見えること
で、隠しパターンは見え辛くなる。
【0026】また、ホログラムとしては、厚み方向へ干
渉縞を記録する体積型ホログラム・表面の凹凸で干渉縞
を記録するレリーフホログラム・および規則的な微細凹
凸の繰り返す回折格子などの回折構造、所謂マット調の
光散乱構造、ないしは複屈折する構造のいずれでも適用
できる。ホログラムや回折格子などの回折構造を用いれ
ば、隠しパターンを奥行き方向の任意の位置へ結像させ
ることができるので、基体シート1の表面へ設ける従来
例と比較すると、隠しパターンはさらに見え辛くなる。
【0027】図9は、本発明の1実施例を示す干渉パタ
ーンの平面図である。干渉画像形成体30内にある干渉
パターンは、光を透過する合成樹脂などのフィルムから
なり、干渉パターンは、秘密画像の隠し画像部35のス
トライプと同様なストライプで構成され、秘密画像の隠
し画像部35および隠し画像縁取り部37と干渉し、背
景領域39と干渉しない。ここで、干渉パターン形成体
30は、ホログラム、印刷、および製版フィルムを利用
する方法がある。印刷法はオフセット印刷・活版印刷・
フレキソ印刷・グラビア印刷・シルクスクリーン印刷な
どの公知の印刷法が適用できる。製版フィルム法は、レ
ーザーにて描画して現像することにより作成される
【0028】また、ホログラムとしては、体積型ホログ
ラム・レリーフホログラム・計算機で干渉縞を作成する
コンピュータグラフィックスホログラムおよび回折格子
などの回折構造、所謂マット調の光散乱構造、ないしは
複屈折する構造のいずれでも適用できる。干渉パターン
形成体30の製造方法および材料ついては、隠し画像形
成体と同様なので、ここでは省略する。また、隠し画像
形成体20と干渉画像形成体30のいずれか一方が、ホ
ログラム層であれば良いので、以上説明した方法を適宜
選択すれば良い。
【0029】図10は、図5の隠しパターンと図9の干
渉パターンを被せた状態を表わす平面図である。秘密画
像の隠し画像部35は、干渉画像形成体30内の干渉パ
ターンであるストライプと干渉し、完全に全面が黒レベ
ルになる。また、隠し画像縁取り部37は、同じく干渉
画像形成体30内の干渉パターンであるストライプと干
渉し、背景領域39よりも明るいグレーレベルになる。
背景領域39は、干渉パターンと干渉しないため、グレ
ーレベルは変化しない。
【0030】このようにして、白の縁取りのある「黒い
四角形」のモアレパターン(秘密画像101)が浮かび
上がる。図4の場合には、白い縁取りのある黒色の文字
「A」のモアレパターンが浮かび上がる。
【0031】図11は、図10の場合より干渉パターン
を半周期ずらして被せた状態を表わす平面図である。図
11は、隠し画像形成体20内の隠しパターンへ、干渉
画像形成体30内の干渉パターンを、図10の場合より
半周期ずらして重ねた場合である。秘密画像の隠し画像
部35は、干渉パターンのストライプと干渉し、背景領
域39よりも明るいグレーレベルになる。また、隠し画
像縁取り部37は、干渉パターンのストライプと干渉
し、完全に黒レベルになる。背景領域39は、干渉パタ
ーンと干渉しないため、グレーレベルは変化しない。従
って、黒の縁取りのある「白色四角形」のモアレパター
ン(秘密画像101)が浮かび上がる。図4の場合に
は、黒の縁取りのある白色の文字「A」が浮かび上が
る。
【0032】該モアレパターンが、初期に設定した秘密
画像101と一致すれば、真正品と判断することができ
る。従って、通常の状態では、立体像などのホログラム
像しか見えないが、このようにしてある条件でのみ秘密
画像を見ることで、偽造品を見出すことができる。
【0033】次に、第2の発明である真贋判定装置につ
いて図を参照して説明する。図12は、本発明の目視用
真贋判定装置の断面図である。真贋判定装置(目視用)
951は、光源53と、干渉画像板35と、それらを内
蔵する筐体からなっている。光源53は、レーザ・LE
D・キセノンランプなどの単光源が適用できる。干渉画
像板35は、前述した干渉パターンを公知の製版的方法
で形成した合成樹脂やガラスなどの板状体であって、隠
しパターンが結像する位置に配置する。
【0034】図12のように、画像形成体10を真贋判
定装置の所定の位置に置き、光源53から照明すると、
画像形成体10内の隠し画像形成体20を構成するホロ
グラムから回析した光が、隠し画像103である隠しパ
ターン再生する。該隠しパターンが、筐体内に配置され
ている干渉画像板35の干渉パターンと、干渉してモア
レパターンである秘密画像101が出現し、図12のよ
うに肉眼で観察する。該秘密画像101が、初期に設定
した秘密画像と一致すれば、真正品と判定される。
【0035】さらに、第3の発明である真贋判定装置に
ついて図を参照して説明する。図13は、本発明の真贋
検査装置の機能要素を示すブロック図である。真贋判定
装置52は、光源53と、レンズ系55と、センサ部5
7と、それらを内蔵する筐体と、制御部59からなって
いる。光源53は、レーザ・LED・キセノンランプな
どの単光源が適用できる。該光源53からの照明光で隠
し画像103が再生する。レンズ系55は、該隠し画像
103で隠しパターンに焦点を合わせて、センサ部57
へ導く。
【0036】該センサ部57は、CCD方式によるライ
ンセンサ・エリアセンサなどからなり、隠しパターンを
受光して、制御部59へ送出する。制御部59は、初期
に設定した秘密画像101と、該秘密画像101の隠し
パターンと干渉する干渉パターンをデータとして記録し
ている記録部61と、電源および操作部67と、状況を
表示する表示部65と、全体を統括制御するCPU部6
3とからなっている。
【0037】センサ部57から受けた情報は、CPU部
63でデータ化される。該再生画像のデータは、さら
に、CPU部63で、記録部61に記録されている干渉
パターンをデータと演算してモアレパターンである秘密
画像101を算出する。そして、該秘密画像101が、
記録部61に記録されている秘密画像と照合される。
【0038】該照合の結果、再生された秘密画像101
と初期に設定した秘密画像が、一致すれば真正品と判定
され、表示部65へその旨が表示され、一致しなければ
偽造品と判定され、表示部65へその旨が表示される。
このように、画像形成体10を入手した人が偽造して
も、肉眼で見えるホログラムの類似品を偽造したとして
も、肉眼で見えない隠し画像までは、偽造することがで
きず、容易に偽造品を判定することができる。不正使用
が防止できる。
【0039】秘密画像101としては、文字や四角形で
説明したがこれに限定されず、コード情報、画像、モア
レ線幅などの情報を隠し込むことができる。例えば、コ
ード情報として二次元バーコードを用いれば、図12の
真贋判定装置で、該二次元バーコードを読み取って暗証
番号とし、ネットワークやサーバへのログインや所定の
取引ができるようになる。
【0040】以上のように作成した隠し画像形成体20
と干渉画像形成体30を、基体シート1などの金券類、
IDカードなどの製品本体へ添付する形態としては、シ
ート形態・ラベル形態・転写箔形態が適用できる。シー
ト形態は、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂
フィルムへ隠し画像形成体20と干渉画像形成体30を
積層して適宜の大きさに裁断して、製品本体へ添付すれ
ば良い。
【0041】ラベル形態は、前記シート形態のいずれか
の面へ粘着剤を介して剥離紙を仮着し、適宜の大きさに
打ち抜いておき、剥離紙を剥がすと粘着剤面が露出する
ので、該粘着剤で製品本体へ添付すれば良い。
【0042】転写箔形態は、ポリエチレンテレフタレー
トなどの合成樹脂フィルムへ、セルロース系樹脂やWA
X系などの剥離層を設けてから、該剥離層面へ隠し画像
形成体20を設けて、さらに該隠し画像形成体20面へ
塩化ビニール酢酸ビニール共重合樹脂などのヒートシー
ル層を設けて、隠し画像形成体20転写箔とする。同様
に、干渉画像形成体30を隠し画像形成体20の代わり
に用いることによって、干渉画像形成体30転写箔とす
る。
【0043】このように作成した干渉画像形成体30転
写箔と隠し画像形成体20転写箔を、IDカードなどへ
転写する。例えば、ポリ塩化ビニール製でクレジットカ
ードサイズの社員証へ、ドイツ国ギーツ社製の箔押し機
で、まず、干渉画像形成体30転写箔を用いて加熱圧着
し干渉画像を転写し、次いで、該干渉画像の転写層の上
へ、同じくギーツ社製の箔押し機で隠し画像形成体20
転写箔を用いて加熱圧着し隠し画像を転写すると、干渉
画像形成体30と隠し画像形成体20が一体化に製品本
体に貼着される。
【0044】シート形態・ラベル形態・転写箔形態、及
び転写方法に関しては、いずれも当業者では、公知の技
術で対応できる。また、粘着剤やヒートシール剤の選択
についても、製品やその流通および使用状態に合わせて
行うことも、同様である。
【0045】
【実施例】(実施例1)まず、隠しパターン原稿フィル
ム31と干渉パターン原稿フィルム32を作成する。両
原稿フィルムの製造方法は、通常の製版と同様にレーザ
ーにて描画され、現像することにより作成される。隠し
パターン原稿フィルム31は、透明部の幅が100μm
で、黒線の幅100μmのストライプが繰り返す規則的
な万線を用いて、図5のように、秘密画像の隠し画像部
35は右45度上がりで、隠し画像縁取り部37は秘密
画像の隠し画像部35の周囲に1mmの幅で設け、かつ
万線は秘密画像の隠し画像部35の万線と半周期ずら
し、背景領域39は左45度上がりとする。干渉パター
ン原稿フィルム32は、透明部の幅が100μmで、黒
線の幅100μmのストライプが繰り返す規則的な万線
を用いて、図9のように右45度上がりとする。
【0046】次に、図6のように、ホログラム用フォト
ポリマー感光材料(デュポン社製のOmniDex70
6)と隠しパターン原稿フィルム31をと重ねて、隠し
パターン原稿フィルム31面から紫外線を照射する。紫
外線を照射後、隠しパターン原稿フィルム31を剥がし
たフォトポリマー感光材料に、「お花畑」の立体模型を
アルゴンレーザを用いて、体積型ホログラム画像を撮影
する。ホログラム画像を撮影後、干渉縞膨潤用フィルム
(デュポン製のCTF75)を重ねて、温度50度で2
4時間保持して、隠し画像形成体20とする。
【0047】次いで、隠しパターン原稿フィルム31の
代わりに干渉パターン原稿フィルム32を用い、体積型
ホログラム画像を撮影しない以外は、隠し画像形成体2
0と同様にして、干渉画像形成体30とする。このよう
にして、紫外線を通さなかったパターン原稿フィルムの
万線部分は、干渉縞の間隔が広がり、反対に、紫外線を
通したパターン原稿フィルムの透明部分は、ホログラム
画像の持つ干渉縞の本来の間隔が保たれている。つま
り、ホログラム層は、ホログラム画像の干渉縞の間隔が
もとのままの部分と干渉縞の間隔が広がった部分とし
て、隠しパターンを記録している。
【0048】該隠し画像形成体20と干渉画像形成体3
0とを、図1(C)のように上質紙にオフセット印刷で
券種などを表示した商品券に、粘着剤で隠し画像形成体
20および干渉画像形成体30とを積層するように一体
化した。該商品券は、通常の状態ではホログラムの「お
花畑」が立体的に浮かび上がったが、図12の真贋判定
装置に挿入すると、グレーで縁取られた黒い四角形が表
示された。
【0049】(実施例2)図14は、本発明の真贋検査
装置の初期設定と判定の流れを示すフロー図である。ま
ず、ステップS11で電源を入れて初期設定をスタート
する。ステップS12で画像形成体へ隠し込んだ所定の
秘密画像を登録し記録させる。ステップS13で所定の
秘密画像の隠しパターンと干渉する干渉パターンを登録
し記録させることで、設定は終了する。もちろん、この
作業はパスワードなどで管理されることも可能である。
また、予め所定の秘密画像を登録して、記録部61のメ
モリへ記録させても良く、この場合にはステップS21
から手順を行う。
【0050】画像形成体の真贋の判定は、ステップS2
1で電源67などを入れてスタート待機状態となる。ス
テップS22で、画像形成体を真贋判定装置の所定の観
察場所へセットする。ステップS23では、光源より照
明光を照射されて、該照射により隠し画像形成体のホロ
グラム層から隠し画像103である隠しパターンが再生
される(ステップS24)。
【0051】ステップS25で、該隠しパターンがレン
ズ系55を介してセンサ部57で受光される。また、レ
ンズ系は、隠しパターンによっては高精細なパターンを
センサ部へ投影できるようになっている。ステップS2
6では、該受光した隠しパターンを、CPU部63で事
前に記録部に記録されている干渉パターンと演算して秘
密画像を算出する。該算出された秘密画像と、事前に記
録部に記録されている秘密画像をステップS27で比較
する。
【0052】算出された秘密画像と記録された秘密画像
とが、一致すればステップS28で真正品と判定し、状
態を表示して(ステップS30)終了する。一致しない
とステップS29で偽造品と判定し、状態を表示して
(ステップS30)終了する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
体11は、立体像などのホログラム像しか見えないが、
モアレパターンによって秘密画像を見ることで、画像形
成体の真贋を容易に判定することができる。従って、本
発明の画像形成体11を入手した人が、偽造を試みて肉
眼で見えるホログラムの類似品を偽造したとしても、肉
眼で見えない隠し画像である秘密画像までは偽造するこ
とは極めて困難である。また、このような偽造品が出回
っても、簡便な真贋判定装置で偽造品を容易に判定する
ことができるので、不正使用が防止できる。
【0054】秘密画像を肉眼で見えないように、隠しパ
ターンと干渉パターンの網点または万線、モアレを発生
させるような曲線、折れ線または自由形状の点からなる
模様を用いて隠しているために、入手した人は肉眼では
見えない。また、画像形成体にホログラムや回折格子な
どの回折構造を用いれば、隠しパターンを奥行き方向の
任意の位置へ結像させることができるので、隠しパター
ンはさらに見え辛い。自由形状の点からなる模様を用い
ることでも、模様に気を取られて隠しパターンは見え辛
く、セキュリティ性が向上する。
【0055】さらに、秘密画像101としては、文字や
図形の他に、コード情報、モアレ線幅などの情報を隠し
込むことができ、例えば、二次元バーコードを用いれ
ば、該二次元バーコードを読み取って暗証番号とし、ネ
ットワークなどへのログインなどにも利用できる。
【0056】秘密画像101の周囲に縁取り部を設ける
ことで、輪郭がハッキリとした容易に判読できる秘密画
像が可視的に表示される。また、シート・ラベルおよび
転写箔形態とすることで、多くの形状の製品へ貼着して
利用できるので、著名なブランド品の銘板ラベル、レン
タルビデオカセットの真正品ラベル、CDなどのソフト
ウェア記録媒体のパッケージの封印ラベル、社員証・運
転免許証・パスポートなどの個人の身分を証明するのに
用いられらる所謂IDカード、クレジットカード等のカ
ード・証明書・定期券・商品券・等の金券類、の印刷物
等に用いて、偽造が困難なセキュリティの高い方法を提
供することができる。
【0057】真贋の判定は、目視用真贋判定装置を使用
することで、簡便に真贋の判定ができる。さらに、秘密
画像を真贋判定装置へ記録させた場合には、例え真贋を
判定するで店員などが悪意を持って不正な改修を行うこ
とも防止できる。また、画像形成体は、装飾性が高く、
おもちゃ、ノベルティ、プレミアム、包装材料、書籍等
に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の画像形成体を転写したシー
トを模式的に示す平面図および断面図である。
【図2】本発明の画像の再生とモアレ発生の原理を示す
概念図である。
【図3】隠し画像を作成する隠しパターン原稿フィルム
の平面図である。
【図4】図3の拡大図である。
【図5】図3と同様な隠しパターンを持ち、文字Aより
単純化されたデザインの拡大図である。
【図6】本発明の1実施例を示す隠しパターンをホログ
ラム用の感光材料へ露光を示す断面図である。
【図7】図6の露光後の感光材料の断面図である。
【図8】ホログラム層に照明光が当ってホログラム画像
を再生を説明する原理図である。
【図9】本発明の1実施例を示す干渉パターンの平面図
である。
【図10】図5の隠しパターンと図9の干渉パターンを
被せた状態を表わす平面図である。
【図11】図10の場合より干渉パターンを半周期ずら
して被せた状態を表わす平面図である。
【図12】本発明の目視用真贋判定装置の断面図であ
る。
【図13】本発明の真贋検査装置の機能要素を示すブロ
ック図である。
【図14】本発明の真贋検査装置の初期設定と判定の流
れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1 基体シート 3 表示部 5 接着部 10 画像形成体 11、31 隠しパターン原稿フィルム 17、35 隠し画像部 19、37 隠し画像縁取り部 20 隠し画像形成体 21、39 背景領域 30 干渉画像形成体 32 干渉パターン原稿フィルム 42 干渉縞が記録されてない部分 43 干渉縞記録部分 51 真贋判定装置 53 光源 101 秘密画像 103 再生隠し画像 105 再生干渉画像 107 再生ホログラム絵柄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/30 G02B 5/30 G03H 1/18 G03H 1/18 G09F 19/12 G09F 19/12 H Fターム(参考) 2C005 HA04 HA06 HB01 HB02 HB03 HB10 JA15 JA18 JA19 JB02 JB08 JB09 JB20 JB25 KA01 KA02 2H049 AA03 AA50 AA55 AA60 AA65 BA01 BA42 BC21 BC22 2K008 AA13 BB01 BB03 CC00 FF11 FF17 FF27 HH01 HH07 3E041 AA01 BA14 BB03 CA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の秘密画像の隠しパターンを有する
    隠し画像形成体と、該隠し画像形成体の隠しパターンと
    干渉する干渉パターンから、隠し画像を判読可能に表示
    する干渉パターンを有する干渉画像形成体とを、一体に
    積層した画像形成体において、 該隠し画像形成体と該干渉画像形成体の、少なくともい
    ずれか一方が回析構造、光散乱構造、または複屈折する
    構造を有する層からなり、前記隠しパターンと前記干渉
    パターンの、少なくともいずれか一方が網点または万線
    であることを特徴とする画像形成体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成体において、上
    記隠しパターンと上記干渉パターンの網点または万線
    が、モアレを発生させるような曲線、折れ線または自由
    形状の点からなる模様であることを特徴とする画像形成
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載の画像形成
    体において、所定の秘密画像の隠しパターンを構成して
    いる網点、万線およびモアレを発生させるような曲線や
    点状の自由形状からなる模様に対して、周期が半周期ず
    れた網点または万線にて構成される縁取り部を有するこ
    とを特徴とする画像形成体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の画像形成
    体において、ラベル、シート、または転写箔形態である
    ことを特徴とする画像形成体。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の画像形成
    体の真贋を判定する真贋判定装置において、該真贋判定
    装置の筐体内へ予め干渉パターンを有する干渉画像板を
    載置し、該干渉画像板と画像形成体からの再生像が干渉
    して発現する秘密画像を、目視で判定できることを特徴
    とする画像形成体の真贋判定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4記載の画像形成
    体の真贋を判定する真贋判定装置において、 該真贋判定装置は、予め所定の秘密画像の隠しパターン
    と干渉する干渉パターンのデータを記録した記録部と、
    画像形成体を照明する光源部と、該照明で再生された隠
    しパターンを受光するセンサ部と、該隠しパターンのデ
    ータと予め記録されている干渉パターンのデータとを、
    計算により秘密画像を再生して、該秘密画像と予め記録
    された所定の秘密画像とを照合する制御部とを具備し、 予め所定の秘密画像と干渉パターンのデータを記録する
    手段と、画像形成体を照明する手段と、該照明で再生し
    た隠し画像パターンをセンサで受光する手段と、該受光
    データと予め記録されている干渉パターンのデータとか
    ら秘密画像を演算する手段と、該秘密画像と予め記録さ
    れた所定の秘密画像とを照合する手段とからなることを
    特徴とする画像形成体の真贋判定装置。
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