JP2002279479A - 紙幣検知装置 - Google Patents

紙幣検知装置

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JP2002279479A
JP2002279479A JP2001081830A JP2001081830A JP2002279479A JP 2002279479 A JP2002279479 A JP 2002279479A JP 2001081830 A JP2001081830 A JP 2001081830A JP 2001081830 A JP2001081830 A JP 2001081830A JP 2002279479 A JP2002279479 A JP 2002279479A
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Japan
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light
bill
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light emitting
emitting means
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JP2001081830A
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English (en)
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Tetsuhisa Kikuchi
哲央 菊地
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の紙幣検知装置は、構造上、天井に備え
られた蛍光灯などからの外部不要光を受光しやすく、こ
のため誤動作するケースが多発していた。本発明は、外
部不要光を受光しても誤動作しない紙幣検知装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも所定の周期を有するパルス信
号を用いて駆動する発光手段と、光を受光する受光手段
と、前記受光手段に接続されたフィルタとを有し、前記
受光手段において前記発光手段から放射される光を前記
発光手段の上方に配置した紙幣からの反射光として受光
するとともに、これに基づき前記発光手段を駆動するパ
ルス信号を生成せしめ、前記発光手段以外の光により生
成される信号を前記フィルタを用いて除去することによ
り前記紙幣の有無を検知するようにしたことを特徴とす
る紙幣検知装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣検知装置に関
し、特に外部蛍光灯などからの不要光入射による誤動作
を防止する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙幣の金種を判別して分類す
る金種分類機能を有するとともに、各金種ごとの紙幣枚
数を計数することにより、複数の金種が混じった紙幣束
の金額を認識できる紙幣カウンタが使用されている。こ
のような紙幣カウンタにおいては、紙幣枚数の計数を自
動的に開始する目的のため、紙幣が所定の場所に載置さ
れたことを検出する紙幣検知装置が備えられている。
【0003】図4は、従来の透過式紙幣検知装置の構成
例を説明する模式断面図である。この例に示す紙幣検知
装置は、紙幣カウンタの筐体側面41に後述する理由によ
り受光面42aを斜め下方に向けて配置されたホトトラン
ジスタ42と、前記受光面42aと対向するように所定の角
度に傾斜した筐体底面43に配置された発光ダイオード44
とから構成される。
【0004】なお、通常、紙幣カウンタは天井45に備え
られた蛍光灯46が点灯した部屋において使用されるケー
スがあり、そのため蛍光灯46が発光する光46aを発光ダ
イオード44による光と誤認して受光しないように、ホト
トランジスタ42の受光面42aは斜め下方に向けて配置さ
れる。
【0005】この例に示す紙幣検知装置は以下のように
動作する。即ち、発光ダイオード44が発光し、ホトトラ
ンジスタ42がこれを受光している状態において、紙幣47
が発光ダイオード44の上方に載置されると、紙幣47によ
りホトトランジスタ42に到達する光量が変化するので、
これに基づき紙幣の有無を検出するようにしている。
【0006】この透過式紙幣検知装置は、蛍光灯などか
ら放射される不要光を受光しにくい構造としているの
で、この不要光に係わる誤動作(紙幣有無の誤検知)が少
ないという長所を有している。しかしながら、発光ダイ
オード44からの光軸44aを正確にホトトランジスタ42の
受光面42aに合わせる必要があり、そのため組み立て工
数が増加するとともに製造歩留まりも悪く、コストアッ
プの要因となっていた。
【0007】そこで、上記透過式の欠点を解決するため
に反射式紙幣検知装置が提案されている。図5は、反射
式紙幣検知装置の構成例を示す模式断面図である。この
例に示す紙幣検知装置は、紙幣カウンタの水平に配置さ
れた筐体面51に、発光ダイオード52と受光面53aを上方
に向けたホトトランジスタ53とが隣接して配置されてい
る。
【0008】この例に示す反射式紙幣検知装置は、以下
のように機能する。即ち、筐体面51の上方に紙幣47が載
置されると、発光ダイオード52からは紙幣47を通過する
透過光52aと紙幣47から反射する(散乱する)反射光52bと
が発生する。この反射光52bの一部は、受光面53bを介し
てホトトランジスタ53に入射されるので、これに基づき
紙幣の有無を検出するようにしている。
【0009】この反射式紙幣検知装置は、原理的に上記
図4に示した透過式のような厳密な光軸合わせが必要で
なく、従って、製造が簡単であり低コスト化が可能であ
る長所を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような従来の反射式紙幣検知装置においては以下に示す
ような問題点があった。つまり、図5に示すようにこの
紙幣検知装置は、構造上、天井に備えられた蛍光灯など
からの外部不要光を受光しやすく、このため紙幣の有無
を誤検知する誤動作が多発していた。本発明は、上述し
た従来の紙幣検知装置に関する問題を解決するためにな
されたもので、外部不要光を受光しても誤動作しない紙
幣検知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる紙幣検知装置の請求項1記載の発明
は、少なくとも所定の周期を有するパルス信号を用いて
駆動する発光手段と、光を受光する受光手段と、前記受
光手段に接続されたフィルタとを有し、前記受光手段に
おいて前記発光手段から放射される光を前記発光手段の
上方に配置した紙幣からの反射光として受光するととも
に、これに基づき前記発光手段を駆動するパルス信号を
生成せしめ、前記発光手段以外の光により生成される信
号を前記フィルタを用いて除去することにより前記紙幣
の有無を検知するようにした。本発明に係わる紙幣検知
装置の請求項2記載の発明は、請求項1記載の紙幣検知装
置において、前記発光手段として発光ダイオードを用い
るようにした。本発明に係わる紙幣検知装置の請求項3
記載の発明は、請求項1または請求項2記載の紙幣検知装
置において、前記受光手段としてホトトランジスタを用
いるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。なお、本発明は透過
式、或いは、反射式いずれの紙幣検知装置にも適用可能
であるが、一例として反射式紙幣検知装置として構成す
る場合について説明する。
【0013】図1は本発明に係わる紙幣検知装置の実施
の形態例を示す機能ブロック図である。この例に示す紙
幣検知装置は、後述するパルス信号により駆動するとと
もに第1の抵抗11を介してアース12に接続された発光ダ
イオード(発光手段)13と、第2の抵抗14を介してアース1
5に接続されたホトトランジスタ(受光手段)16と、当該
ホトトランジスタ16の出力端子(コレクタ端子)側に接続
されたハイパスフィルタ17及び増幅器18とから構成され
る。
【0014】また、本発明に係わる紙幣検知装置は上述
した図5と同様に紙幣カウンタの水平筐体面51に配置さ
れるとともに、装置上方には蛍光灯が配置されているも
のとする。
【0015】図2は、本発明に係わる紙幣検知装置で用
いる発光ダイオード13を駆動するパルス信号を示す図で
ある。この信号は、所定の周期(13.4ms)にて0.2ms幅の
パルスを発生する。
【0016】図3は、本発明に係わる紙幣検知装置にお
けるホトトランジスタ16の出力信号を示す図である。蛍
光灯から放射される光に係わる受光信号(以下、蛍光灯
受光信号と記す)31は、蛍光灯が商用周波数、例えば50H
zで駆動されるため20msの周期を有するとともに、一般
的に1/2周期ごとに位相を反転させるインバータ方式が
採用されるため、蛍光灯受光信号31も図中に"A"として
示すように1/2周期ごとに位相が反転したものとなる。
【0017】以下、図2、図3及び図5を参照しつつ図1に
示した本発明に係わる紙幣検知装置の動作について詳細
に説明する。まず、図2に示したパルス信号を用いて発
光ダイオード13を駆動すると、パルス信号がON状態のと
きのみ発光ダイオード13が発光し、この上方に載置され
た紙幣における反射(散乱)により前記発光の一部がホト
トランジスタ16により受光される(図5参照)。従って、
ホトトランジスタ16は図3に示すパルス信号に対応した
信号(以下、パルス受光信号と記す)32を出力する。な
お、第1の抵抗11は、発光ダイオード13に流れる電流を
制御して発光ダイオード13の発光量が所定値となるよう
に設定される。
【0018】一方、本発明に係わる紙幣検知装置の上方
に配置された蛍光灯より放射される光もホトトランジス
タ16に入射し、上述したように蛍光灯受光信号31として
ホトトランジスタ16から出力される。図3に示すように
ホトトランジスタ16が出力する信号において、パルス受
光信号32の周期(13.4ms)は蛍光灯受光信号の周期(20ms)
よりも短く設定されているので、紙幣が発光ダイオード
13に係わる反射光を発生すれば、蛍光灯受光信号31の周
期中にパルス受光信号31が必ず生成される。
【0019】ホトトランジスタ16の出力信号(出力電流)
を第2の抵抗14により電圧レベルに変換してハイパスフ
ィルタ17に導き、ここで蛍光灯受光信号31が有する50Hz
成分(50Hz以下の成分も含む)を除去することにより紙幣
載置に伴うパルス受光信号32のみが抽出できるので、こ
れを増幅器18により増幅して紙幣の存在を検知する情報
を得ることができる。
【0020】なお、発光ダイオード13を駆動するパルス
信号の周期を外部不要光が有する受光信号周期よりも短
く設定すれば、蛍光灯以外の不要光に対しても紙幣を誤
検知する誤動作を防止できること、特に説明を要さない
であろう。
【0021】以上のように本発明に係わる紙幣検知装置
は動作するので、発光ダイオードからの発光情報のみを
抽出することができ、従って、装置外部から入射する蛍
光灯などの不要光による誤動作を防止することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したように外部から入
射する不要光とは異なる所定の周期を有するパルス信号
を用いて発光ダイオードを駆動させ、これをホトトラン
ジスタを用いて受光するとともにフィルタにより所要成
分のみを抽出するようにしたので、外部不要光が入射し
ても紙幣を誤検知しない紙幣検知装置を実現する上で著
効を奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紙幣検知装置の実施の形態例を
示す機能ブロック図
【図2】本発明に係わる紙幣検知装置の発光ダイオード
駆動パルス信号を示す図
【図3】本発明に係わる紙幣検知装置のホトトランジス
タ出力信号を示す図
【図4】従来の透過式紙幣検知装置の構成例を示す模式
断面図
【図5】従来の反射式紙幣検知装置の構成例を示す模式
断面図
【符号の説明】
11・・第1の抵抗 12、15・・アース 13・・発光ダイオード 14・・第2の抵抗 16・・ホトトランジスタ 17・・ハイパスフィルタ 18・・増幅器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも所定の周期を有するパルス信
    号を用いて駆動する発光手段と、光を受光する受光手段
    と、前記受光手段に接続されたフィルタとを有し、 前記受光手段において前記発光手段から放射される光を
    紙幣を介して受光し、得られた信号から前記発光手段以
    外の光により生成される信号を前記フィルタを用いて除
    去することにより前記紙幣の有無を検知するようにした
    ことを特徴とする紙幣検知装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は前記発光手段から放射さ
    れ、前記紙幣により反射した光を受ける位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の紙幣検知装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス信号の周期は商用電源のそれ
    よりも短いことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の紙幣検知装置。
JP2001081830A 2001-03-22 2001-03-22 紙幣検知装置 Pending JP2002279479A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866398B1 (ko) * 2002-10-01 2008-11-03 엘지엔시스(주) 지폐 유무 확인 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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