JP3960282B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

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本発明は、自動販売機や券売機など各種自動サービス機器に使用される紙幣識別装置に関するものである。
以下、従来の紙幣識別装置について図面を参照しながら説明する。図7に従来の紙幣識別装置の光センサ部を示す。
図7において紙幣搬送通路1の一方の面に導光体2を介して青色発光ダイオード3と赤外発光ダイオード4と赤色発光ダイオード6とが配設され、紙幣搬送通路1のもう一方の面には導光体7を介してフォトダイオード8が配設されている。このような構造により識別対象となる紙幣5がフォトダイオード8の前を通過する際に紙幣5の光学特性を調べることができる。
すなわち、紙幣5の夫々の場所における青色発光ダイオード3、赤外発光ダイオード4、赤色発光ダイオード6の透過率の違いにより真券か偽券かを判断するようになっていた。ここで、赤色発光ダイオード6は、高輝度タイプの赤色発光ダイオードを用いていた。これは、赤色の微妙な差を精密に検出するためであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−260051号公報
しかしながらこのような従来の紙幣識別装置では、高輝度タイプの赤色発光ダイオードを用いていたため、赤外色の光も放射してしまうという問題があった。即ち、P層やN層を追加したり、エネルギーギャップの異なる材料を混入したりすることにより、発光効率を向上させる工夫が行われるわけである。しかし、このような対策をすることにより発光ダイオードの輝度を増すことはできるが、そのため図8に示すように、波長644nmの赤色光9の他に波長870nmの赤外光10も放射していた。しかも、この赤外光10の出力レベルは非常に不安定であった。そのため赤色発光ダイオード6による正規の赤色光の感度が平均17%(最高27%、最低3%)変動してしまい、紙幣5の識別が不安定になるという問題があった。なお、図8において、横軸11は波長であり、縦軸12は出力レベルである。
本発明は、この問題を解決したもので、高輝度発光ダイオードを用いても安定した赤色検知ができる紙幣識別装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の紙幣搬送通路に沿って設けられた赤色光源を含む複数個の光源と、これら複数の光源から放射された光を受光する受光素子とを備え、前記受光素子の出力が供給された増幅回路と、この増幅回路の出力が接続されたA/D変換手段と、このA/D変換手段の出力が供給された制御手段と、この制御手段と前記増幅回路との間に設けられたD/A変換手段とを設け、前記増幅回路における増幅率は前記それぞれの光源の発光に対応して受光素子から出力された信号それぞれに対して設定され、前記赤色光源には、赤色光の他に赤外光を含む光を放射する光源を用いるとともに、前記受光素子と前記赤色光源との間に前記赤外光を除去する赤外光除去フィルタを設け、前記受光素子には前記赤外光除去フィルタを介した光が入力され、前記赤色光源からの光に対する前記増幅回路の増幅率は前記赤外光除去フィルタを介した光によって設定されたものである。これにより、高輝度発光ダイオードを用いても安定した赤色検知ができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、紙幣の特徴を検出する光センサ部と、この光センサ部に接続されるとともに前記光センサ部からの信号に基づいて紙幣判別を行う判別部を有する紙幣識別装置において、前記光センサ部は、紙幣搬送通路に沿って設けられた赤色光源を含む複数個の光源と、これら複数の光源から放射された光を受光する受光素子とを備え、前記受光素子の出力が供給された増幅回路と、この増幅回路の出力が接続されたA/D変換手段と、このA/D変換手段の出力が供給された制御手段と、この制御手段と前記増幅回路との間に設けられたD/A変換手段とを設け、前記増幅回路における増幅率は前記それぞれの光源の発光に対応して受光素子から出力された信号それぞれに対して設定され、前記赤色光源には、赤色光の他に赤外光を含む光を放射する光源を用いるとともに、前記受光素子と前記赤色光源との間に前記赤外光を除去する赤外光除去フィルタを設け、前記受光素子には前記赤外光除去フィルタを介した光が入力され、前記赤色光源からの光に対する前記増幅回路の増幅率は前記赤外光除去フィルタを介した光によって設定された紙幣識別装置であり、赤色光源と受光素子との間に赤外光を除去する赤外光除去フィルタが挿入されているので、赤色発光ダイオードが発光しているときには、例え、この赤色発光ダイオードに赤外光が含まれていたとしても、この赤外光は赤外光除去フィルタで除去されることになる。従って、赤色発光のみが受光ダイオードに到達することになり、赤色光のみを安定して検出することができ、紙幣識別装置の識別の安定度が増す。
請求項2に記載の発明の赤外光除去フィルタは、赤色光源に近接して設けられた請求項1に記載の紙幣識別装置であり、赤外光除去フィルタは、赤色光源に近接して設けられているので、赤色発光ダイオードと他の発光ダイオードとを時分割で点灯させれば、受光ダイオードやこの受光ダイオードに繋がる回路は1つで良い。従って、紙幣識別装置の低価格化を図ることができる。
請求項3に記載の発明の赤外光除去フィルタは、取り外し可能に設けられた請求項1に記載の紙幣識別装置であり、メンテナンスが容易となる。
以上のように本発明によれば、赤色光源と受光素子との間に赤外光を除去する赤外光除去フィルタが挿入されているので、赤色発光ダイオードが発光しているときには、例え、この赤色発光ダイオードに赤外光が含まれていたとしても、この赤外光は赤外光除去フィルタで除去されることになる。従って、赤色発光のみが受光ダイオードに到達することになり、赤色光のみを安定して検出することができ、紙幣識別装置の識別精度や安定度が増す。これにより紙幣識別や偽券排除能力が向上する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における紙幣識別装置の光センサ部の断面図である。図1において、21は紙幣5の挿入口であり、22はこの挿入口21に連続して設けられた紙幣搬送通路である。23,24,25は夫々赤色発光ダイオード、赤外発光ダイオード、青色発光ダイオードであり、紙幣搬送通路22の上面に設けられている。26,27,28は夫々赤色発光ダイオード23、赤外発光ダイオード24、青色発光ダイオード25に対応して設けられた受光素子としてのフォトダイオードである。
29は、赤色発光ダイオード23と紙幣搬送通路22との間に設けられた赤外光除去フィルタであり、赤色発光ダイオード23から放射される赤外光をカットするとともに赤色光を通過させるものである。
この赤外光除去フィルタ29は、赤色発光ダイオード23と紙幣搬送通路22との間に設けられているので、赤色発光ダイオード23、赤外発光ダイオード24、青色発光ダイオード25を時分割で発光させれば、フォトダイオード及び、このフォトダイオードに繋がる回路は1つで良いことになり、低価格化に寄与することができる。
本実施の形態のように、夫々の発光ダイオードに対応してフォトダイオードを設ければ、赤外光除去フィルタ29はフォトダイオード26と紙幣搬送通路22との間に設けてもよい。
何れにしても、このように高輝度タイプの発光ダイオードを用いることにより、赤外光をも放射する赤色発光ダイオード23を用いても、赤外光除去フィルタ29を用いることにより、高輝度発光が達成できるとともに、赤色発光ダイオード23に含まれる赤外光がカットされるので、赤色光のみを独立して検出することができる。即ち、赤色発光ダイオード23の放射する不安定な赤外光はカットされるので、識別の安定度は増すわけである。
図2の31,32,33は、夫々赤色発光ダイオード23、赤外発光ダイオード24、青色発光ダイオード25を発光させたときのフォトダイオード26,27,28の出力波形である。このように、赤外光除去フィルタ29を用いることにより、赤色発光ダイオード23に対応したフォトダイオード26の出力31と、赤外発光ダイオード24に対応したフォトダイオード27との出力32と、青色発光ダイオード25に対応したフォトダイオード28の出力33とが夫々特徴ある特性を安定して出力することができる。したがって、安定した紙幣5の識別ができる。ここで、横軸34は時間(或いは、紙幣5の位置)、縦軸35はフォトダイオード26,27,28の出力レベルである。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2における光センサ部の断面図である。図3において紙幣搬送通路121の一方の壁面には、基板122が配設され、この基板122の上には、複数の光源として表面実装型の赤色発光ダイオード123aと、赤外発光ダイオード124aと、青色発光ダイオード125aとが赤外発光ダイオード124aを中心として、この順に装着されている。ここで、赤色発光ダイオード123aは高輝度タイプの発光ダイオードを用いており、赤色光の他に図8で述べた赤外光も放射するものである。
紙幣搬送通路121と基板122の間には略漏斗形状の導光体126aが配設されている。導光体126aは透明なプラスチックで作られており、紙幣搬送通路121に係止するための取付枠部127a,127bが一体に形成されている。紙幣搬送通路121の上側の壁面と一体に形成された取付爪144a,144bと取付枠部127a,127bが噛み合って導光体126aを固定している。50は、赤色発光ダイオード123aと導光体126aとの間に設けられた赤外除去フィルタである。
紙幣搬送通路121のもう一方の下側の壁面の下方には基板128が配設され、この基板128上には、受光素子として表面実装型のフォトダイオード129が装着されている。そして、紙幣搬送通路121と基板128との間にはフォトダイオード129に対向して透明なプラスチックで作られた略漏斗形状の導光体130が配設されている。この導光体130には紙幣搬送通路121に係止するための取付枠部131a,131bが一体に形成されている。紙幣搬送通路121の壁面と一体に形成された取付爪145a,145bが基板128と噛み合い、紙幣搬送通路121と基板128の間に取付枠部131a,131bを挟み込んで導光体130を固定する。
図4は、赤外光除去フィルタ50の平面図である。この赤外光除去フィルタ50は、取付枠部127a,127bに着脱自在に取り付けられている。したがって、容易にメンテナンスすることができる。また、50a,50b,50cは夫々赤色発光ダイオード123a、赤外発光ダイオード124a、青色発光ダイオード125aに対応した場所であり、赤外発光ダイオード124a、青色発光ダイオード125aに対応した場所50bと50cには夫々孔51,52が穿孔されている。従って、赤色発光ダイオード123aにのみ、赤外光除去フィルタ50が装着されることになる。
図5は、この赤外光除去フィルタ50の特性図である。図5において、横軸53は波長であり、縦軸54はフィルタ50の透過度である。56は波長460nmの青色の透過度であり、57は波長644nmの赤色の透過度であり、共に約70%の透過度を有する。
これに対して58に示す波長870nmの赤外光に対しては、約7%の透過度に過ぎず、赤色発光ダイオード123aから出力される赤外光を略全面的にカットすることができる。従って、安定した赤色の識別ができる。
図6は本発明の紙幣識別装置の光センサ部と判別部のブロック図である。図6にて、紙幣搬送通路121に沿って紙幣5を搬送する搬送手段132(ここではベルトとローラーから構成)が設けられており、搬送手段132の入口には紙幣検知手段133が配設され、紙幣位置を検出するため制御手段134に接続されている。
赤色発光ダイオード123a,123bと、赤外発光ダイオード124a,124bと、青色発光ダイオード125a,125bとは適切なタイミングで順次発光させるためにやはり制御手段134に接続されている。図6では説明の便宜上これらの発光ダイオードを一列に並べて表現しているが、実際の配置は2列に並べて取り付けられる。
搬送手段132はモータ135により駆動される。モータ135は制御手段134からモータ駆動回路136を介して駆動される。モータ135に連結してモータ135の回転を検知するための同期パルス発生手段137が設けられ、制御手段134に接続されている。
フォトダイオード129の出力信号は入力信号の強さに対して対数の関係で出力される対数増幅回路138に接続され、この対数増幅回路138の出力はリニア増幅回路139と、AD変換手段140とをこの順に介して制御手段134に接続される。また、前記対数増幅回路138の基準電流はDA変換手段141を介し制御手段134から供給されている。
通常、制御手段134としては多数の入出力ポートを有する1チップマイコンが使用されることが一般的である。
次に、このように構成された本発明の実施の形態2における紙幣識別装置の動作を説明する。まず、紙幣識別装置の起動時に無紙幣状態で各センサの状態を調べる。すなわち、まず赤色発光ダイオード123aを発光させると、その光は導光体126aを通して紙幣搬送通路121に放射され、さらに導光体130を介してフォトダイオード129に導かれる。この場合、赤外光除去フィルタ50で赤色発光ダイオード123aに含まれる赤外光は除去される。
フォトダイオード129の信号は対数増幅回路138、リニア増幅回路139、AD変換手段140を介して制御手段134に入力される。制御手段134はこの入力電圧のAD変換値と、基準値格納手段142に格納されている予め定められた基準値Xr1との差を計算し、この差が小さくなる方向に一定の変換率をもってDA変換手段141の入力値Yr1を変更する。
DA変換手段141の出力は対数増幅回路138の基準電流値を決めるため、対数増幅回路138の基準増幅率が変化し、AD変換手段140の出力(制御手段134の入力値)を予め定められた基準値Xr1に一致させるように繰り返す。調整された入力値Yr1は所定の入力値格納手段143に格納する。
次に赤外発光ダイオード124aを発光させ、同様にDA変換手段141の赤外発光ダイオード124aの発光時における入力値Yir1を変化させ、対数増幅回路138の増幅率を調整し、AD変換手段140の出力を赤外発光ダイオード124aの基準値Xir1に一致させる。調整後の赤外発光ダイオード124aの入力値Yir1は入力値格納手段143に格納する。
次に青色発光ダイオード125aを発光させ、同様にDA変換手段141の青色発光ダイオード125aの発光時における入力値Yb1を変化させ、対数増幅回路138の増幅率を調整し、AD変換手段140の出力を青色発光ダイオード125aの基準値Xb1に一致させる。調整後の青色発光ダイオード125aの入力値Yb1は入力値格納手段143に格納する。
同様にして赤色発光ダイオード123bに対する入力値Yr2,赤外発光ダイオード124bに対する入力値Yir2、青色発光ダイオード125bに対する入力値Yb2を求め、各々入力値格納手段143に格納する。赤色発光ダイオード123bについても同様に、赤外光除去フィルタ50で赤色発光ダイオード123bに含まれる赤外光は除去される。
これで光センサの基準化準備が完了したので、以降は制御手段134が各発光ダイオードの発光タイミングに合わせて入力値格納手段143から所定の入力値を読み出し、夫々対応するDA変換手段141の入力値を変化させることにより、各箇所、各波長に対して所定の感度が得られる。
このような初期の調整が完了した後、光センサ部の入口で紙幣検知手段133が紙幣5の挿入を検知すると、制御手段134はモータ135を起動して搬送手段132を駆動し、紙幣5を引き込む。紙幣5の搬送量は、制御手段134にて同期パルス発生手段137の発生するパルス数を計測することにより測定し、紙幣端から所定の距離を搬送して予め定めた測定ポイントで、紙幣5を赤色発光ダイオード123aを発光させたときのAD変換値Sr1と、赤外発光ダイオード124aを発光させたときのAD変換値Sir1と、青色発光ダイオード125aを発光させたときのAD変換値Sb1とを得る。この場合、赤外光除去フィルタ50で赤色発光ダイオード123aに含まれる赤外光は除去される。
赤色発光ダイオード123aから発せられた光と、赤外発光ダイオード124aから発せられた光と、青色発光ダイオード125aから発せられた光とは、すべて導光体126aを通して紙幣の同一領域に対して照射されるため、基板122上での各発光ダイオードの取付位置の差は照射位置に影響しない。
また、通常の紙幣識別装置の場合、紙幣搬送速度は150mm/S程度であるから、各発光ダイオードの発光間隔を1mS以下にしておけば、その間の紙幣5の移動量は0.15mm以下となる。導光体126aの紙幣搬送通路121に開口している部分の幅を2mm程度とすれば、紙幣搬送に起因する位置ずれの影響度合は7.5%以下であり、従来の光センサと比較して解像度と各波長での位置合わせ精度を格段に向上させることができる。
同様にして、もう一組の発光ダイオード123b,124b,125bから発せられた光も、導光体126bと導光体130を介して同一のフォトダイオード129で検知し、紙幣の別の領域に対するAD変換値を同一の回路で処理することができる。この場合、赤外光除去フィルタ50で赤色発光ダイオード123bに含まれる赤外光は除去される。
総合的な紙幣識別のためには、従来と同様、紙幣5を搬送する過程で多数の測定ポイントに対しSr1,Sir1,Sr1−Sir1などの数値が真券に対して予め定めた所定の範囲内にあるか否かを制御手段134で判定し、磁気センサなどここに図示していない他のセンサから得られる情報と併せて総合判定を行い、真券か偽券かを判断する。
以上説明した実施の形態2では3種類の発光ダイオードを2個ずつ使用し、導光体126a,126bの2個を用いて紙幣の隣接する2ラインを検査することにしているが、同様にしてLEDが2種類以下または4種類以上の場合も対応可能である。また、導光体126が1個または3個以上の場合も製作できる。導光体126が1個の場合は、導光体130を用いなくても良い。
本発明にかかる紙幣識別装置は、安定した赤色検知ができるので、識別精度が安定し、自動販売機や券売機など各種自動サービス機器に適用することができる。
本発明の実施の形態1における紙幣識別装置の光センサ部の断面図 同、光センサ部の出力波形図 本発明の実施の形態2における紙幣識別装置の光センサ部の断面図 同、赤外光除去フィルタの平面図 同、特性図 同、センサ部と判別部のブロック図 従来の紙幣識別装置の光センサ部の断面図 赤色発光ダイオードの出力波形図
符号の説明
5 紙幣
22 紙幣搬送通路
23 赤色発光ダイオード
24 赤外発光ダイオード
25 青色発光ダイオード
26 フォトダイオード
27 フォトダイオード
28 フォトダイオード
29 赤外光除去フィルタ

Claims (3)

  1. 紙幣の特徴を検出する光センサ部と、この光センサ部に接続されるとともに前記光センサ部からの信号に基づいて紙幣判別を行う判別部を有する紙幣識別装置において、前記光センサ部は、紙幣搬送通路に沿って設けられた赤色光源を含む複数個の光源と、これら複数の光源から放射された光を受光する受光素子とを備え、前記受光素子の出力が供給された増幅回路と、この増幅回路の出力が接続されたA/D変換手段と、このA/D変換手段の出力が供給された制御手段と、この制御手段と前記増幅回路との間に設けられたD/A変換手段とを設け、前記増幅回路における増幅率は前記それぞれの光源の発光に対応して受光素子から出力された信号それぞれに対して設定され、前記赤色光源には、赤色光の他に赤外光を含む光を放射する光源を用いるとともに、前記受光素子と前記赤色光源との間に前記赤外光を除去する赤外光除去フィルタを設け、前記受光素子には前記赤外光除去フィルタを介した光が入力され、前記赤色光源からの光に対する前記増幅回路の増幅率は前記赤外光除去フィルタを介した光によって設定された紙幣識別装置。
  2. 赤外光除去フィルタは、赤色光源に近接して設けられた請求項1に記載の紙幣識別装置。
  3. 赤外光除去フィルタは、取り外し可能に設けられた請求項1に記載の紙幣識別装置。
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