JP2002279225A - 料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム - Google Patents
料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システムInfo
- Publication number
- JP2002279225A JP2002279225A JP2001332881A JP2001332881A JP2002279225A JP 2002279225 A JP2002279225 A JP 2002279225A JP 2001332881 A JP2001332881 A JP 2001332881A JP 2001332881 A JP2001332881 A JP 2001332881A JP 2002279225 A JP2002279225 A JP 2002279225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- account
- fee
- fee payment
- account information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 58
- 238000007726 management method Methods 0.000 abstract description 68
- 238000013500 data storage Methods 0.000 abstract description 49
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 購入者にとって効率的であり、販売者にとっ
ても確実に料金を回収することができる料金支払仲介方
法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム
を提供する。 【解決手段】 料金支払仲介システム20は、購入者が
仲介者の銀行口座に料金を振り込んだ入金データを販売
者端末10に通知する。これに基づき、販売者は商品を
購入者に発送し、商品発送データを料金支払仲介システ
ム20に送信する。このデータを受信した管理コンピュ
ータ21は、購入者パスワードを生成し、購入者端末1
1に送信する。商品を確認した購入者は購入者パスワー
ドを料金支払仲介システム20に送信する。管理コンピ
ュータ21は、銀行口座データ記憶部22に記録された
銀行口座データ220に基づき、資金移動データを銀行
システム12に送信する。銀行システム12は、このデ
ータに基づいて、仲介者の口座から販売者の口座に資金
を移動する。
ても確実に料金を回収することができる料金支払仲介方
法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム
を提供する。 【解決手段】 料金支払仲介システム20は、購入者が
仲介者の銀行口座に料金を振り込んだ入金データを販売
者端末10に通知する。これに基づき、販売者は商品を
購入者に発送し、商品発送データを料金支払仲介システ
ム20に送信する。このデータを受信した管理コンピュ
ータ21は、購入者パスワードを生成し、購入者端末1
1に送信する。商品を確認した購入者は購入者パスワー
ドを料金支払仲介システム20に送信する。管理コンピ
ュータ21は、銀行口座データ記憶部22に記録された
銀行口座データ220に基づき、資金移動データを銀行
システム12に送信する。銀行システム12は、このデ
ータに基づいて、仲介者の口座から販売者の口座に資金
を移動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売者と購入者と
の間の料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介方法、料
金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システムに関す
るものである。
の間の料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介方法、料
金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日、通信販売やオークションをインタ
ーネット上で実現したサービス(ネット・オークショ
ン)等、電子商取引が活発化している。商品売買やサー
ビス提供に、こうした電子商取引を活用した場合、販売
者は地方の購入希望者など多くの参加者を集めることが
でき、活発な商品売買、サービス提供を行なうことがで
きる。一方、購入希望者においても、インターネットを
介して多種多様な商品を購入することが可能である。
ーネット上で実現したサービス(ネット・オークショ
ン)等、電子商取引が活発化している。商品売買やサー
ビス提供に、こうした電子商取引を活用した場合、販売
者は地方の購入希望者など多くの参加者を集めることが
でき、活発な商品売買、サービス提供を行なうことがで
きる。一方、購入希望者においても、インターネットを
介して多種多様な商品を購入することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
子商取引では、通常、販売者と購入者とは定常的に商取
引を行っているとは限らず、見ず知らずの相手と取引を
行なう場合がある。このため、販売者が購入者から商品
等の代金を商品提供後に回収する場合、商品代金を購入
者から回収できなくなる危険がある。一方、電子商取引
では、購入者も商品現物を確認しないで注文を行なう必
要がある。このため、配送された商品が購入者の希望し
た商品と異なる場合もある。この場合、購入者が既に商
品代金を販売者に支払った後では、返金を受けられない
危険がある。
子商取引では、通常、販売者と購入者とは定常的に商取
引を行っているとは限らず、見ず知らずの相手と取引を
行なう場合がある。このため、販売者が購入者から商品
等の代金を商品提供後に回収する場合、商品代金を購入
者から回収できなくなる危険がある。一方、電子商取引
では、購入者も商品現物を確認しないで注文を行なう必
要がある。このため、配送された商品が購入者の希望し
た商品と異なる場合もある。この場合、購入者が既に商
品代金を販売者に支払った後では、返金を受けられない
危険がある。
【0004】そのため、商品配達者(仲介者)が代金を
回収し、その商品配達者が販売者に代金を支払うサービ
スを行なう場合がある。この場合、購入者は商品配達と
同時に代金を支払わなければならず、購入者が商品の内
容を確認する時間的余裕がない。また、購入者が商品を
返品する場合には、販売者から返金してもらうことも可
能であるが、購入者、販売者にとって、その手続は煩雑
である。
回収し、その商品配達者が販売者に代金を支払うサービ
スを行なう場合がある。この場合、購入者は商品配達と
同時に代金を支払わなければならず、購入者が商品の内
容を確認する時間的余裕がない。また、購入者が商品を
返品する場合には、販売者から返金してもらうことも可
能であるが、購入者、販売者にとって、その手続は煩雑
である。
【0005】また、一旦、代金を仲介者が預かり、その
代金を販売者の銀行口座に振込んだり、購入者の銀行口
座に返却したりすることも可能である。しかし、仲介者
の銀行口座にある資金を他の銀行口座に振込むことがで
きるのは、仲介者自身であり、その仲介者に銀行から付
与された暗証番号を用いる必要がある。このような暗証
番号を用いて仲介者が、毎回、資金移動を行なうこと
は、大量の商品が取引されている電子商取引上、困難で
ある。
代金を販売者の銀行口座に振込んだり、購入者の銀行口
座に返却したりすることも可能である。しかし、仲介者
の銀行口座にある資金を他の銀行口座に振込むことがで
きるのは、仲介者自身であり、その仲介者に銀行から付
与された暗証番号を用いる必要がある。このような暗証
番号を用いて仲介者が、毎回、資金移動を行なうこと
は、大量の商品が取引されている電子商取引上、困難で
ある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、購入者にとって効率的
であり、販売者にとっても確実に料金を回収することが
できる料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び
料金支払仲介システムを提供することにある。
されたものであり、その目的は、購入者にとって効率的
であり、販売者にとっても確実に料金を回収することが
できる料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び
料金支払仲介システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、仲介口座情報を管理す
る料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザと第2
のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金支払仲
介方法であって、前記料金支払仲介システムが、前記仲
介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎に記録する料
金記録段階と、前記契約識別子に関連づけて前記第1の
ユーザの口座情報、前記第2のユーザの口座情報を記録
するユーザ口座情報記録段階と、前記第1,第2のユー
ザの少なくとも一方に、前記契約識別子に関する資金を
前記仲介口座から他方のユーザの口座に移動させる認証
識別子を記録する認証識別子記録段階とを有することを
要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、仲介口座情報を管理す
る料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザと第2
のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金支払仲
介方法であって、前記料金支払仲介システムが、前記仲
介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎に記録する料
金記録段階と、前記契約識別子に関連づけて前記第1の
ユーザの口座情報、前記第2のユーザの口座情報を記録
するユーザ口座情報記録段階と、前記第1,第2のユー
ザの少なくとも一方に、前記契約識別子に関する資金を
前記仲介口座から他方のユーザの口座に移動させる認証
識別子を記録する認証識別子記録段階とを有することを
要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、仲介口座情報を
管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金
支払仲介方法であって、前記料金支払仲介システムが、
契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユーザの口
座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座に振り込
む料金を関連づけて記録する第1の段階と、前記第1又
は第2のユーザから前記料金の移動指示を受信した場合
には、この指示を送信したユーザを特定する第2の段階
と、前記ユーザに関連づけられて記録された他方のユー
ザの口座情報を抽出する第3の段階と、バンキングシス
テムに対して、前記仲介口座情報を用いて、前記仲介口
座から前記他方のユーザの口座に、前記契約に関する資
金の移動指示を行なう第4の段階とを有することを要旨
とする。
管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金
支払仲介方法であって、前記料金支払仲介システムが、
契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユーザの口
座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座に振り込
む料金を関連づけて記録する第1の段階と、前記第1又
は第2のユーザから前記料金の移動指示を受信した場合
には、この指示を送信したユーザを特定する第2の段階
と、前記ユーザに関連づけられて記録された他方のユー
ザの口座情報を抽出する第3の段階と、バンキングシス
テムに対して、前記仲介口座情報を用いて、前記仲介口
座から前記他方のユーザの口座に、前記契約に関する資
金の移動指示を行なう第4の段階とを有することを要旨
とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の料金支払仲介方法において、前記仲介口座情報は、仲
介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を含み、前記
第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザの口座番
号に関する情報を含み、前記第2のユーザの口座情報
は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報を含み、
前記第4の段階の資金の移動指示は、前記仲介口座の口
座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から前記第
1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うことを要
旨とする。
の料金支払仲介方法において、前記仲介口座情報は、仲
介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を含み、前記
第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザの口座番
号に関する情報を含み、前記第2のユーザの口座情報
は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報を含み、
前記第4の段階の資金の移動指示は、前記仲介口座の口
座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から前記第
1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うことを要
旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の料金支払仲介方法において、前記第1の段階
は、前記第1,第2の少なくとも一方のユーザの口座情
報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第1又は第2
のユーザからの料金の移動指示は、前記認証識別子を含
み、前記第2の段階は、前記認証識別子に基づいて指示
を送信したユーザを特定することを要旨とする。
に記載の料金支払仲介方法において、前記第1の段階
は、前記第1,第2の少なくとも一方のユーザの口座情
報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第1又は第2
のユーザからの料金の移動指示は、前記認証識別子を含
み、前記第2の段階は、前記認証識別子に基づいて指示
を送信したユーザを特定することを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の料金支払仲介方法において、前記第1の段階は、認証
識別子を生成する段階と、前記認証識別子を前記第1,
第2のユーザの少なくとも一方に付与する段階とをさら
に有することを要旨とする。
の料金支払仲介方法において、前記第1の段階は、認証
識別子を生成する段階と、前記認証識別子を前記第1,
第2のユーザの少なくとも一方に付与する段階とをさら
に有することを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の料金支払仲介方法において、前記認証識別子の
記録は、前記第1のユーザの認証識別子を前記第2のユ
ーザの口座情報に関連づけて記録し、前記第2のユーザ
の認証識別子を前記第1のユーザの口座情報に関連づけ
て記録することを要旨とする。
に記載の料金支払仲介方法において、前記認証識別子の
記録は、前記第1のユーザの認証識別子を前記第2のユ
ーザの口座情報に関連づけて記録し、前記第2のユーザ
の認証識別子を前記第1のユーザの口座情報に関連づけ
て記録することを要旨とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の
いずれか1項に記載の料金支払仲介方法において、前記
第4の段階の資金の移動指示は、前記仲介口座から予め
設定された仲介料を仲介者口座に移動する指示と、前記
料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、前記他方の
ユーザの口座に移動する指示とを含むことを要旨とす
る。
いずれか1項に記載の料金支払仲介方法において、前記
第4の段階の資金の移動指示は、前記仲介口座から予め
設定された仲介料を仲介者口座に移動する指示と、前記
料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、前記他方の
ユーザの口座に移動する指示とを含むことを要旨とす
る。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の
いずれか1項に記載の料金支払仲介方法において、前記
料金の支払いは、商品の代金に関する支払いであり、前
記認証識別子の付与は、前記商品を受け取るユーザに対
して行なうことを要旨とする。
いずれか1項に記載の料金支払仲介方法において、前記
料金の支払いは、商品の代金に関する支払いであり、前
記認証識別子の付与は、前記商品を受け取るユーザに対
して行なうことを要旨とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、仲介口座情報を
管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金
支払仲介プログラムであって、前記料金支払仲介システ
ムを、前記仲介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎
に記録する料金記憶手段と、前記契約識別子に関連づけ
て前記第1のユーザの口座情報、前記第2のユーザの口
座情報を記録するユーザ口座情報記憶手段と、前記第
1,第2のユーザの少なくとも一方に、前記契約識別子
に関する資金を前記仲介口座から他方のユーザの口座に
移動させる認証識別子を記録する認証識別子記憶手段と
して機能させることを要旨とする。
管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料金
支払仲介プログラムであって、前記料金支払仲介システ
ムを、前記仲介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎
に記録する料金記憶手段と、前記契約識別子に関連づけ
て前記第1のユーザの口座情報、前記第2のユーザの口
座情報を記録するユーザ口座情報記憶手段と、前記第
1,第2のユーザの少なくとも一方に、前記契約識別子
に関する資金を前記仲介口座から他方のユーザの口座に
移動させる認証識別子を記録する認証識別子記憶手段と
して機能させることを要旨とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、仲介口座情報
を管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユー
ザと第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料
金支払仲介プログラムであって、前記料金支払仲介シス
テムを、契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユ
ーザの口座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座
に振り込む料金を関連づけて記録する第1の手段と、前
記第1又は第2のユーザから前記料金の移動指示を受信
した場合には、この指示を送信したユーザを特定する第
2の手段と、前記ユーザに関連づけられて記録された他
方のユーザの口座情報を抽出する第3の手段と、バンキ
ングシステムに対して、前記仲介口座情報を用いて、前
記仲介口座から前記他方のユーザの口座に、前記契約に
関する資金の移動指示を行なう第4の手段として機能さ
せることを要旨とする。
を管理する料金支払仲介システムを用いて、第1のユー
ザと第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる料
金支払仲介プログラムであって、前記料金支払仲介シス
テムを、契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユ
ーザの口座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座
に振り込む料金を関連づけて記録する第1の手段と、前
記第1又は第2のユーザから前記料金の移動指示を受信
した場合には、この指示を送信したユーザを特定する第
2の手段と、前記ユーザに関連づけられて記録された他
方のユーザの口座情報を抽出する第3の手段と、バンキ
ングシステムに対して、前記仲介口座情報を用いて、前
記仲介口座から前記他方のユーザの口座に、前記契約に
関する資金の移動指示を行なう第4の手段として機能さ
せることを要旨とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記仲介口座
情報は、仲介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を
含み、前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユー
ザの口座番号に関する情報を含み、前記第2のユーザの
口座情報は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報
を含み、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介
口座の口座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座か
ら前記第1又は第2のユーザの口座への振込指示を行う
ことを要旨とする。
記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記仲介口座
情報は、仲介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を
含み、前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユー
ザの口座番号に関する情報を含み、前記第2のユーザの
口座情報は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報
を含み、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介
口座の口座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座か
ら前記第1又は第2のユーザの口座への振込指示を行う
ことを要旨とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項10又
は11に記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記
第1の手段は、前記第1,第2の少なくとも一方のユー
ザの口座情報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第
1又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前記認証
識別子を含み、前記第2の手段は、前記認証識別子に基
づいて指示を送信したユーザを特定することを要旨とす
る。
は11に記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記
第1の手段は、前記第1,第2の少なくとも一方のユー
ザの口座情報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第
1又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前記認証
識別子を含み、前記第2の手段は、前記認証識別子に基
づいて指示を送信したユーザを特定することを要旨とす
る。
【0019】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記第1の手
段は、認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を
前記第1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手
段とをさらに有することを要旨とする。
記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記第1の手
段は、認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を
前記第1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手
段とをさらに有することを要旨とする。
【0020】請求項14に記載の発明は、請求項12又
は13に記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記
認証識別子の記録は、前記第1のユーザの認証識別子を
前記第2のユーザの口座情報に関連づけて記録し、前記
第2のユーザの認証識別子を前記第1のユーザの口座情
報に関連づけて記録することを要旨とする。
は13に記載の料金支払仲介プログラムにおいて、前記
認証識別子の記録は、前記第1のユーザの認証識別子を
前記第2のユーザの口座情報に関連づけて記録し、前記
第2のユーザの認証識別子を前記第1のユーザの口座情
報に関連づけて記録することを要旨とする。
【0021】請求項15に記載の発明は、請求項10〜
14のいずれか1項に記載の料金支払仲介プログラムに
おいて、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介
口座から予め設定された仲介料を仲介者口座に移動する
指示と、前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金
を、前記他方のユーザの口座に移動する指示とを含むこ
とを要旨とする。
14のいずれか1項に記載の料金支払仲介プログラムに
おいて、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介
口座から予め設定された仲介料を仲介者口座に移動する
指示と、前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金
を、前記他方のユーザの口座に移動する指示とを含むこ
とを要旨とする。
【0022】請求項16に記載の発明は、請求項13〜
15のいずれか1項に記載の料金支払仲介プログラムに
おいて、前記料金の支払いは、商品の代金に関する支払
いであり、前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取
るユーザに対して行なうことを要旨とする。
15のいずれか1項に記載の料金支払仲介プログラムに
おいて、前記料金の支払いは、商品の代金に関する支払
いであり、前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取
るユーザに対して行なうことを要旨とする。
【0023】請求項17に記載の発明は、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる仲介
口座情報を管理する料金支払仲介システムであって、前
記料金支払仲介システムが、前記仲介口座に振り込まれ
る料金を契約識別子毎に記録する料金記憶手段と、前記
契約識別子に関連づけて前記第1のユーザの口座情報、
前記第2のユーザの口座情報を記録するユーザ口座情報
記憶手段と、前記第1,第2のユーザの少なくとも一方
に、前記契約識別子に関する資金を前記仲介口座から他
方のユーザの口座に移動させる認証識別子を記録する認
証識別子記憶手段とを有することを要旨とする。
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる仲介
口座情報を管理する料金支払仲介システムであって、前
記料金支払仲介システムが、前記仲介口座に振り込まれ
る料金を契約識別子毎に記録する料金記憶手段と、前記
契約識別子に関連づけて前記第1のユーザの口座情報、
前記第2のユーザの口座情報を記録するユーザ口座情報
記憶手段と、前記第1,第2のユーザの少なくとも一方
に、前記契約識別子に関する資金を前記仲介口座から他
方のユーザの口座に移動させる認証識別子を記録する認
証識別子記憶手段とを有することを要旨とする。
【0024】請求項18に記載の発明は、第1のユーザ
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる仲介
口座情報を管理する料金支払仲介システムであって、前
記料金支払仲介システムが、契約毎に、第1のユーザの
口座情報、第2のユーザの口座情報、及び前記第1のユ
ーザが前記仲介口座に振り込む料金を関連づけて記録す
る第1の手段と、前記第1又は第2のユーザから前記料
金の移動指示を受信した場合には、この指示を送信した
ユーザを特定する第2の手段と、前記ユーザに関連づけ
られて記録された他方のユーザの口座情報を抽出する第
3の手段と、バンキングシステムに対して、前記仲介口
座情報を用いて、前記仲介口座から前記他方のユーザの
口座に、前記契約に関する資金の移動指示を行なう第4
の手段とを有することを要旨とする。
と第2のユーザとの間の料金支払いの仲介に用いる仲介
口座情報を管理する料金支払仲介システムであって、前
記料金支払仲介システムが、契約毎に、第1のユーザの
口座情報、第2のユーザの口座情報、及び前記第1のユ
ーザが前記仲介口座に振り込む料金を関連づけて記録す
る第1の手段と、前記第1又は第2のユーザから前記料
金の移動指示を受信した場合には、この指示を送信した
ユーザを特定する第2の手段と、前記ユーザに関連づけ
られて記録された他方のユーザの口座情報を抽出する第
3の手段と、バンキングシステムに対して、前記仲介口
座情報を用いて、前記仲介口座から前記他方のユーザの
口座に、前記契約に関する資金の移動指示を行なう第4
の手段とを有することを要旨とする。
【0025】請求項19に記載の発明は、請求項18に
記載の料金支払仲介システムにおいて、前記仲介口座情
報は、仲介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を含
み、前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザ
の口座番号に関する情報を含み、前記第2のユーザの口
座情報は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報を
含み、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口
座の口座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から
前記第1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うこ
とを要旨とする。
記載の料金支払仲介システムにおいて、前記仲介口座情
報は、仲介口座の口座番号と暗証番号に関する情報を含
み、前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザ
の口座番号に関する情報を含み、前記第2のユーザの口
座情報は、前記第2のユーザの口座番号に関する情報を
含み、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口
座の口座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から
前記第1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うこ
とを要旨とする。
【0026】請求項20に記載の発明は、請求項18又
は19に記載の料金支払仲介システムにおいて、前記第
1の手段は、前記第1,第2の少なくとも一方のユーザ
の口座情報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第1
又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前記認証識
別子を含み、前記第2の手段は、前記認証識別子に基づ
いて指示を送信したユーザを特定することを要旨とす
る。
は19に記載の料金支払仲介システムにおいて、前記第
1の手段は、前記第1,第2の少なくとも一方のユーザ
の口座情報に関連づけて認証識別子を記録し、前記第1
又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前記認証識
別子を含み、前記第2の手段は、前記認証識別子に基づ
いて指示を送信したユーザを特定することを要旨とす
る。
【0027】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載の料金支払仲介システムにおいて、前記第1の手段
は、認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を前
記第1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手段
とをさらに有することを要旨とする。
記載の料金支払仲介システムにおいて、前記第1の手段
は、認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を前
記第1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手段
とをさらに有することを要旨とする。
【0028】請求項22に記載の発明は、請求項20又
は21に記載の料金支払仲介システムにおいて、前記認
証識別子の記録は、前記第1のユーザの認証識別子を前
記第2のユーザの口座情報に関連づけて記録し、前記第
2のユーザの認証識別子を前記第1のユーザの口座情報
に関連づけて記録することを要旨とする。
は21に記載の料金支払仲介システムにおいて、前記認
証識別子の記録は、前記第1のユーザの認証識別子を前
記第2のユーザの口座情報に関連づけて記録し、前記第
2のユーザの認証識別子を前記第1のユーザの口座情報
に関連づけて記録することを要旨とする。
【0029】請求項23に記載の発明は、請求項18〜
22のいずれか1項に記載の料金支払仲介システムにお
いて、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口
座から予め設定された仲介料を仲介者口座に移動する指
示と、前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、
前記他方のユーザの口座に移動する指示とを含むことを
要旨とする。
22のいずれか1項に記載の料金支払仲介システムにお
いて、前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口
座から予め設定された仲介料を仲介者口座に移動する指
示と、前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、
前記他方のユーザの口座に移動する指示とを含むことを
要旨とする。
【0030】請求項24に記載の発明は、請求項21〜
23のいずれか1項に記載の料金支払仲介システムにお
いて、前記料金の支払いは、商品の代金に関する支払い
であり、前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取る
ユーザに対して行なうことを要旨とする。
23のいずれか1項に記載の料金支払仲介システムにお
いて、前記料金の支払いは、商品の代金に関する支払い
であり、前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取る
ユーザに対して行なうことを要旨とする。
【0031】(作用)請求項1、9又は17に記載の発
明によれば、料金支払仲介システムが、第1,第2のユ
ーザの少なくとも一方に、振り込まれた資金を前記仲介
口座から他方のユーザの口座に移動させるための認証識
別子を付与する。このため、第1,第2のユーザは、認
証識別子を用いて契約に関連する仲介口座の資金を移動
させることができる。
明によれば、料金支払仲介システムが、第1,第2のユ
ーザの少なくとも一方に、振り込まれた資金を前記仲介
口座から他方のユーザの口座に移動させるための認証識
別子を付与する。このため、第1,第2のユーザは、認
証識別子を用いて契約に関連する仲介口座の資金を移動
させることができる。
【0032】請求項2、10又は18に記載の発明によ
れば、第1のユーザが前記仲介口座に振り込んだ資金
は、資金移動を指示したユーザに関連づけられて記録さ
れた他方のユーザの口座に振り込まれる。このため、資
金移動に合意したユーザからの指示に基づいて、効率的
に資金移動が行われる。
れば、第1のユーザが前記仲介口座に振り込んだ資金
は、資金移動を指示したユーザに関連づけられて記録さ
れた他方のユーザの口座に振り込まれる。このため、資
金移動に合意したユーザからの指示に基づいて、効率的
に資金移動が行われる。
【0033】請求項3、11又は19に記載の発明によ
れば、資金の移動指示は、仲介口座の口座番号と暗証番
号とを用いての仲介口座から前記第1又は第2のユーザ
の口座への振込指示である。このため、既存のバンキン
グシステムの振込サービスをそのまま利用できる。
れば、資金の移動指示は、仲介口座の口座番号と暗証番
号とを用いての仲介口座から前記第1又は第2のユーザ
の口座への振込指示である。このため、既存のバンキン
グシステムの振込サービスをそのまま利用できる。
【0034】請求項4、12又は20に記載の発明によ
れば、資金移動のための指示は、認証識別子を含み、前
記認証識別子に基づいて指示を送信したユーザを特定す
る。このため、確実にユーザを特定でき、資金移動を行
なうことができる。
れば、資金移動のための指示は、認証識別子を含み、前
記認証識別子に基づいて指示を送信したユーザを特定す
る。このため、確実にユーザを特定でき、資金移動を行
なうことができる。
【0035】請求項5、13又は21に記載の発明によ
れば、料金支払仲介システムが認証識別子を生成し、ユ
ーザに付与する。そして、この認証識別子を用いてユー
ザを特定する。このため、料金支払仲介システムにとっ
て都合のよい認証識別子を付与することができる。
れば、料金支払仲介システムが認証識別子を生成し、ユ
ーザに付与する。そして、この認証識別子を用いてユー
ザを特定する。このため、料金支払仲介システムにとっ
て都合のよい認証識別子を付与することができる。
【0036】請求項6、14又は22に記載の発明によ
れば、第1のユーザに認証識別子を付与する場合は、認
証識別子は第2のユーザの口座情報に関連づけて記録さ
れ、前記第2のユーザに認証識別子を付与する場合は、
第1のユーザの口座情報に関連づけて記録される。この
ため、この認証識別子に基づいて資金の振込先を容易に
決定できる。
れば、第1のユーザに認証識別子を付与する場合は、認
証識別子は第2のユーザの口座情報に関連づけて記録さ
れ、前記第2のユーザに認証識別子を付与する場合は、
第1のユーザの口座情報に関連づけて記録される。この
ため、この認証識別子に基づいて資金の振込先を容易に
決定できる。
【0037】請求項7、15又は23に記載の発明によ
れば、資金の移動指示には、仲介口座から予め設定され
た仲介料を仲介者口座に移動する指示が含まれる。この
ため、仲介者は、確実に仲介手数料を回収できる。
れば、資金の移動指示には、仲介口座から予め設定され
た仲介料を仲介者口座に移動する指示が含まれる。この
ため、仲介者は、確実に仲介手数料を回収できる。
【0038】請求項8、16又は24に記載の発明によ
れば、認証識別子の付与は、前記商品を受けるユーザに
対して行われる。このため、不必要な認証識別子を付与
する必要が無く、識別子資源を効率的に活用できる。
れば、認証識別子の付与は、前記商品を受けるユーザに
対して行われる。このため、不必要な認証識別子を付与
する必要が無く、識別子資源を効率的に活用できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図8に従って説明する。本実施形態では、
第1のユーザとしての購入者が商品代金を第2のユーザ
としての販売者に支払う場合に、仲介者が用いる料金支
払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介
システムとして説明する。この料金支払には、仲介者が
銀行口座を有する銀行のバンキングサービスを利用す
る。
形態を図1〜図8に従って説明する。本実施形態では、
第1のユーザとしての購入者が商品代金を第2のユーザ
としての販売者に支払う場合に、仲介者が用いる料金支
払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介
システムとして説明する。この料金支払には、仲介者が
銀行口座を有する銀行のバンキングサービスを利用す
る。
【0040】図1に示すように、料金支払仲介システム
20は、インターネットIを介して、販売者端末10、
購入者端末11、バンキングシステムとしての銀行シス
テム12に接続されている。販売者端末10、購入者端
末11は、インターネットIに接続可能なコンピュータ
端末であり、料金支払仲介システム20にデータを送信
したり、料金支払仲介システム20からのデータを受信
したりする。
20は、インターネットIを介して、販売者端末10、
購入者端末11、バンキングシステムとしての銀行シス
テム12に接続されている。販売者端末10、購入者端
末11は、インターネットIに接続可能なコンピュータ
端末であり、料金支払仲介システム20にデータを送信
したり、料金支払仲介システム20からのデータを受信
したりする。
【0041】料金支払仲介システム20は、図1に示す
ように、管理コンピュータ21を備えている。この管理
コンピュータ21は、販売者端末10と購入者端末11
との間でデータの送受信を行なう。さらに、管理コンピ
ュータ21は、銀行システム12に対して資金移動の指
示を送信する。管理コンピュータ21には、図示しない
CPU、RAM、ROM等を有するコンピュータであ
り、各種プログラムの実行、後述するデータの管理、送
受信等の制御を行なう。すなわち、管理コンピュータ2
1は料金支払仲介プログラムを実行することにより第1
〜第4の手段等として機能する。
ように、管理コンピュータ21を備えている。この管理
コンピュータ21は、販売者端末10と購入者端末11
との間でデータの送受信を行なう。さらに、管理コンピ
ュータ21は、銀行システム12に対して資金移動の指
示を送信する。管理コンピュータ21には、図示しない
CPU、RAM、ROM等を有するコンピュータであ
り、各種プログラムの実行、後述するデータの管理、送
受信等の制御を行なう。すなわち、管理コンピュータ2
1は料金支払仲介プログラムを実行することにより第1
〜第4の手段等として機能する。
【0042】銀行システム12は、口座残高の照会や資
金移動を行なうことができるバンキングサービスを提供
するサーバである。具体的には、インターネットIを介
して受信したデータに基づいて資金移動を行ったり、銀
行口座への入金情報を各端末に送信したりする。このよ
うな資金移動は、銀行口座の名義人(ここでは仲介者)
の口座番号と暗証番号を用いて行われる。この口座番号
は、銀行口座を特定するための識別子であり、金融機関
識別子、支店識別子、預金種目識別子等を含む。
金移動を行なうことができるバンキングサービスを提供
するサーバである。具体的には、インターネットIを介
して受信したデータに基づいて資金移動を行ったり、銀
行口座への入金情報を各端末に送信したりする。このよ
うな資金移動は、銀行口座の名義人(ここでは仲介者)
の口座番号と暗証番号を用いて行われる。この口座番号
は、銀行口座を特定するための識別子であり、金融機関
識別子、支店識別子、預金種目識別子等を含む。
【0043】管理コンピュータ21には、仲介口座情報
を記録する手段としての銀行口座データ記憶部22、契
約情報を記録する手段としての契約データ記憶部23及
び振込先情報を記録する手段としての振込先データ記憶
部24が、それぞれ接続されている。
を記録する手段としての銀行口座データ記憶部22、契
約情報を記録する手段としての契約データ記憶部23及
び振込先情報を記録する手段としての振込先データ記憶
部24が、それぞれ接続されている。
【0044】銀行口座データ記憶部22には、図2に示
すように、販売者と購入者との取引を仲介する仲介者の
銀行口座に関しての銀行口座データ220が記録され
る。この銀行口座は取引の仲介に用いられ、この銀行口
座データ220は、仲介に先立ち予め記録されている。
本実施形態では、銀行口座データ記憶部22には、仲介
者口座番号と暗証番号とに関するデータが関連付けられ
て記録されている。この仲介者口座番号データ領域に
は、取引の仲介を行なう場合に用いる仲介者の銀行口座
の番号が記録されている。暗証番号データ領域には、銀
行システム12が提供するバンキングサービスを利用す
る場合に用いる暗証番号が記録されている。仲介者は、
この口座番号と暗証番号とを用いて、自身の口座残高に
対して資金移動の指示を行なうことができる。
すように、販売者と購入者との取引を仲介する仲介者の
銀行口座に関しての銀行口座データ220が記録され
る。この銀行口座は取引の仲介に用いられ、この銀行口
座データ220は、仲介に先立ち予め記録されている。
本実施形態では、銀行口座データ記憶部22には、仲介
者口座番号と暗証番号とに関するデータが関連付けられ
て記録されている。この仲介者口座番号データ領域に
は、取引の仲介を行なう場合に用いる仲介者の銀行口座
の番号が記録されている。暗証番号データ領域には、銀
行システム12が提供するバンキングサービスを利用す
る場合に用いる暗証番号が記録されている。仲介者は、
この口座番号と暗証番号とを用いて、自身の口座残高に
対して資金移動の指示を行なうことができる。
【0045】契約データ記憶部23には、図3に示すよ
うに、販売者・購入者間で合意された取引に関する契約
データ230が記録される。この契約データ230は、
販売者・購入者間で売買契約が成立した場合に生成され
る。本実施形態では、契約データ記憶部23には、契約
識別子としての契約番号毎に金額、ステータス、販売者
アドレス、購入者アドレスに関するデータが記録され
る。
うに、販売者・購入者間で合意された取引に関する契約
データ230が記録される。この契約データ230は、
販売者・購入者間で売買契約が成立した場合に生成され
る。本実施形態では、契約データ記憶部23には、契約
識別子としての契約番号毎に金額、ステータス、販売者
アドレス、購入者アドレスに関するデータが記録され
る。
【0046】この契約番号は、販売者・購入者間で成立
した売買契約を特定する番号であり、契約データが入力
された場合に記録される。金額データ領域には、商品の
売買代金に関するデータが記録される。ステータスデー
タ領域には、各契約の状況が記録される。具体的には、
「料金請求」、「入金」、「商品発送」、「料金支
払」、「商品返送」に関するフラグが記録される。ま
た、販売者アドレス、購入者アドレスには、それぞれ販
売者、購入者の電子メールアドレスが記録される。
した売買契約を特定する番号であり、契約データが入力
された場合に記録される。金額データ領域には、商品の
売買代金に関するデータが記録される。ステータスデー
タ領域には、各契約の状況が記録される。具体的には、
「料金請求」、「入金」、「商品発送」、「料金支
払」、「商品返送」に関するフラグが記録される。ま
た、販売者アドレス、購入者アドレスには、それぞれ販
売者、購入者の電子メールアドレスが記録される。
【0047】振込先データ記憶部24には、図4に示す
ように、販売者・購入者間で合意された取引に関する振
込先データ240が記録される。この振込先データ24
0は、販売者・購入者間で売買契約が成立した場合に生
成される。この振込先データ240には、一つの契約番
号に対して、販売者用データ241と購入者用データ2
42とがある。本実施形態では、振込先データ記憶部2
4には、契約番号毎に銀行の口座番号、認証識別子とし
てのパスワードに関するデータが記録される。
ように、販売者・購入者間で合意された取引に関する振
込先データ240が記録される。この振込先データ24
0は、販売者・購入者間で売買契約が成立した場合に生
成される。この振込先データ240には、一つの契約番
号に対して、販売者用データ241と購入者用データ2
42とがある。本実施形態では、振込先データ記憶部2
4には、契約番号毎に銀行の口座番号、認証識別子とし
てのパスワードに関するデータが記録される。
【0048】口座番号データ領域には、仲介者の銀行口
座から資金を振り込むための口座番号が記録される。こ
こでは、販売者用データ241には、購入者の銀行口座
番号が記録され、購入者用データ242には、販売者の
銀行口座番号が記録される。
座から資金を振り込むための口座番号が記録される。こ
こでは、販売者用データ241には、購入者の銀行口座
番号が記録され、購入者用データ242には、販売者の
銀行口座番号が記録される。
【0049】パスワードは、仲介者の銀行口座から販売
者又は購入者の銀行口座に料金を移動させるときに用い
るパスワードである。ここでは、販売者用データ241
には、購入者の銀行口座番号に対して販売者パスワード
が関連づけられて記録されている。一方、購入者用デー
タ242には、販売者の銀行口座番号に対して購入者パ
スワードが関連づけられて記録されている。ここで、販
売者パスワードは販売者が資金移動を行なうために用い
る暗証番号であり、購入者パスワードは購入者が資金移
動を行なうために用いる暗証番号である。これらのパス
ワードは、後述する商品発送時の処理段階に記録され
る。
者又は購入者の銀行口座に料金を移動させるときに用い
るパスワードである。ここでは、販売者用データ241
には、購入者の銀行口座番号に対して販売者パスワード
が関連づけられて記録されている。一方、購入者用デー
タ242には、販売者の銀行口座番号に対して購入者パ
スワードが関連づけられて記録されている。ここで、販
売者パスワードは販売者が資金移動を行なうために用い
る暗証番号であり、購入者パスワードは購入者が資金移
動を行なうために用いる暗証番号である。これらのパス
ワードは、後述する商品発送時の処理段階に記録され
る。
【0050】次に、上記のように構成されたシステムに
おいて、販売者と購入者とが取引を行なう場合の処理手
順を図5〜8に従って説明する。この場合、大きくは2
つの段階からなる。すなわち、図5に示す販売者が商品
を購入者に発送する段階と、図6に示す購入者が販売者
からの商品を受け取る段階である。
おいて、販売者と購入者とが取引を行なう場合の処理手
順を図5〜8に従って説明する。この場合、大きくは2
つの段階からなる。すなわち、図5に示す販売者が商品
を購入者に発送する段階と、図6に示す購入者が販売者
からの商品を受け取る段階である。
【0051】まず、販売者が商品を購入者に発送する段
階の処理を、図5を用いて説明する。まず、販売者と購
入者は、図示しない取引システムを用いて取引の対象で
ある商品、金額を決める。この取引システムには、電子
商取引システムやネットワーク上のオークションシステ
ム等が含まれる。両者の間で、商品の売買契約が成立し
た場合、契約データが取引システムから料金支払仲介シ
ステム20に通知される。この契約データには、販売者
が用いる銀行の口座番号、購入者が用いる銀行の口座番
号、代金金額及び販売者,購入者の電子メールアドレス
が含まれる。
階の処理を、図5を用いて説明する。まず、販売者と購
入者は、図示しない取引システムを用いて取引の対象で
ある商品、金額を決める。この取引システムには、電子
商取引システムやネットワーク上のオークションシステ
ム等が含まれる。両者の間で、商品の売買契約が成立し
た場合、契約データが取引システムから料金支払仲介シ
ステム20に通知される。この契約データには、販売者
が用いる銀行の口座番号、購入者が用いる銀行の口座番
号、代金金額及び販売者,購入者の電子メールアドレス
が含まれる。
【0052】この通知に基づいて、管理コンピュータ2
1は、この契約データに契約番号を付与して、契約デー
タ記憶部23、振込先データ記憶部24に記録する(S
1−1)。この場合、管理コンピュータ21は、契約デ
ータ記憶部23に、金額、電子メールアドレスを契約番
号に関連づけて記録する。さらに、管理コンピュータ2
1は、販売者用データ241には契約番号に関連づけて
購入者口座番号、購入者用データ242には契約番号に
関連づけて販売者口座番号を記録する。
1は、この契約データに契約番号を付与して、契約デー
タ記憶部23、振込先データ記憶部24に記録する(S
1−1)。この場合、管理コンピュータ21は、契約デ
ータ記憶部23に、金額、電子メールアドレスを契約番
号に関連づけて記録する。さらに、管理コンピュータ2
1は、販売者用データ241には契約番号に関連づけて
購入者口座番号、購入者用データ242には契約番号に
関連づけて販売者口座番号を記録する。
【0053】次に、管理コンピュータ21は、契約デー
タ記憶部23から購入者アドレスを抽出し、購入者端末
11に対してインターネットIを介して料金請求データ
を送信する(S1−2)。この料金請求データには、契
約番号、商品代金の金額の他に、銀行口座データ記憶部
22に記録された仲介者の銀行口座番号に関するデータ
が含まれる。
タ記憶部23から購入者アドレスを抽出し、購入者端末
11に対してインターネットIを介して料金請求データ
を送信する(S1−2)。この料金請求データには、契
約番号、商品代金の金額の他に、銀行口座データ記憶部
22に記録された仲介者の銀行口座番号に関するデータ
が含まれる。
【0054】この料金請求データを受信した購入者は、
商品代金を仲介者の銀行口座に振込む。この場合、購入
者は、料金請求データにおいて指定された銀行口座に対
して、振込情報として契約番号を付加して振り込む。購
入者が商品代金を振り込んだ場合、銀行システム12に
は入金データが記録される。入金データには契約番号が
含まれる。
商品代金を仲介者の銀行口座に振込む。この場合、購入
者は、料金請求データにおいて指定された銀行口座に対
して、振込情報として契約番号を付加して振り込む。購
入者が商品代金を振り込んだ場合、銀行システム12に
は入金データが記録される。入金データには契約番号が
含まれる。
【0055】管理コンピュータ21は、定期的に銀行シ
ステム12が提供するバンキングサービスにアクセス
し、入金照会を行なう(S1−3)。入金照会の結果、
入金データを受信した管理コンピュータ21は、この入
金データを契約データ記憶部23に記録する(S1−
4)。具体的には、入金データに含まれる契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から契約データ230を抽
出する。次に、管理コンピュータ21は、その契約デー
タ230のステータスデータ領域に、購入者から仲介者
の銀行口座に入金があったことを示す入金フラグを記録
する。
ステム12が提供するバンキングサービスにアクセス
し、入金照会を行なう(S1−3)。入金照会の結果、
入金データを受信した管理コンピュータ21は、この入
金データを契約データ記憶部23に記録する(S1−
4)。具体的には、入金データに含まれる契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から契約データ230を抽
出する。次に、管理コンピュータ21は、その契約デー
タ230のステータスデータ領域に、購入者から仲介者
の銀行口座に入金があったことを示す入金フラグを記録
する。
【0056】次に、入金があったことを販売者に通知す
るため、管理コンピュータ21は契約データ記憶部23
から販売者アドレスを抽出し、入金通知を販売者端末1
0に送信する(S1−5)。この入金通知には、契約を
特定するための契約番号が含まれる。この入金通知を受
信した販売者は、商品を購入者に発送する。商品を発送
した場合、販売者は販売者端末10に商品発送データ
(商品発送を通知するためのデータ)を入力する。この
場合、販売者端末10は、インターネットIを介して商
品発送データを料金支払仲介システム20に送信する。
この商品発送データには、契約番号に関するデータが含
まれる。
るため、管理コンピュータ21は契約データ記憶部23
から販売者アドレスを抽出し、入金通知を販売者端末1
0に送信する(S1−5)。この入金通知には、契約を
特定するための契約番号が含まれる。この入金通知を受
信した販売者は、商品を購入者に発送する。商品を発送
した場合、販売者は販売者端末10に商品発送データ
(商品発送を通知するためのデータ)を入力する。この
場合、販売者端末10は、インターネットIを介して商
品発送データを料金支払仲介システム20に送信する。
この商品発送データには、契約番号に関するデータが含
まれる。
【0057】この商品発送データを受信した料金支払仲
介システム20は、商品発送データに含まれる契約番号
に基づいて契約データ230を抽出し、その契約データ
230のステータスデータ領域に、商品発送フラグを記
録する(S1−6)。
介システム20は、商品発送データに含まれる契約番号
に基づいて契約データ230を抽出し、その契約データ
230のステータスデータ領域に、商品発送フラグを記
録する(S1−6)。
【0058】次に、商品発送時処理を実行する(S1−
7)。この処理では、図7に示すように、まず、管理コ
ンピュータ21は、資金移動を行なうためのパスワード
を生成する(S3−1)。ここでは、この契約番号の契
約データ230には商品発送フラグが記録されているの
で、管理コンピュータ21はこの契約番号に関連づけて
記録されている購入者用データ242を抽出する(S3
−2)。
7)。この処理では、図7に示すように、まず、管理コ
ンピュータ21は、資金移動を行なうためのパスワード
を生成する(S3−1)。ここでは、この契約番号の契
約データ230には商品発送フラグが記録されているの
で、管理コンピュータ21はこの契約番号に関連づけて
記録されている購入者用データ242を抽出する(S3
−2)。
【0059】そして、このパスワードを購入者パスワー
ドとして、購入者用データ242に記録する(S3−
3)。次に、管理コンピュータ21は契約データ記憶部
23から購入者アドレスを抽出し、このパスワードを購
入者端末11にインターネットIを介して送信する(S
3−4)。以上により、商品発送時の処理を終了し、元
の処理手順に戻る。
ドとして、購入者用データ242に記録する(S3−
3)。次に、管理コンピュータ21は契約データ記憶部
23から購入者アドレスを抽出し、このパスワードを購
入者端末11にインターネットIを介して送信する(S
3−4)。以上により、商品発送時の処理を終了し、元
の処理手順に戻る。
【0060】次に、購入者が販売者からの商品を受け取
った段階の処理を、図6を用いて説明する。まず、販売
者から商品を受け取った購入者は商品の内容を確認す
る。次に、購入者は、購入者端末11に、料金支払デー
タ(料金の支払を指示するためのデータ)又は商品返送
データ(商品返送を通知するためのデータ)のいずれか
から構成された商品受取データを入力する。この場合、
商品が購入者の希望していたものと一致する場合には、
購入者パスワードを含む料金支払データを入力する。一
方、商品が購入者の希望していたものと異なる場合に
は、商品を返送することを通知するための商品返送デー
タを入力する。購入者端末11は、この商品受取データ
を、インターネットIを介して料金支払仲介システム2
0に送信する。この商品受取データには契約番号に関す
るデータが含まれる。
った段階の処理を、図6を用いて説明する。まず、販売
者から商品を受け取った購入者は商品の内容を確認す
る。次に、購入者は、購入者端末11に、料金支払デー
タ(料金の支払を指示するためのデータ)又は商品返送
データ(商品返送を通知するためのデータ)のいずれか
から構成された商品受取データを入力する。この場合、
商品が購入者の希望していたものと一致する場合には、
購入者パスワードを含む料金支払データを入力する。一
方、商品が購入者の希望していたものと異なる場合に
は、商品を返送することを通知するための商品返送デー
タを入力する。購入者端末11は、この商品受取データ
を、インターネットIを介して料金支払仲介システム2
0に送信する。この商品受取データには契約番号に関す
るデータが含まれる。
【0061】この商品受取データを受信した管理コンピ
ュータ21は、契約データ記憶部23にステータスを記
録する(S2−1)。ここで、商品受取データが料金支
払データである場合には、管理コンピュータ21は契約
データ230の契約番号に関連づけて、料金支払フラグ
を記録する。一方、商品受取データが商品返送データで
ある場合には、管理コンピュータ21は契約データ23
0の契約番号に関連づけて、商品返送フラグを記録す
る。次に、商品受取データに購入者パスワードが含まれ
ている場合(ステップ(S2−2)において、「Ye
s」の場合)には、商品受取時処理をおこなう(S2−
3)。
ュータ21は、契約データ記憶部23にステータスを記
録する(S2−1)。ここで、商品受取データが料金支
払データである場合には、管理コンピュータ21は契約
データ230の契約番号に関連づけて、料金支払フラグ
を記録する。一方、商品受取データが商品返送データで
ある場合には、管理コンピュータ21は契約データ23
0の契約番号に関連づけて、商品返送フラグを記録す
る。次に、商品受取データに購入者パスワードが含まれ
ている場合(ステップ(S2−2)において、「Ye
s」の場合)には、商品受取時処理をおこなう(S2−
3)。
【0062】この商品受取時処理では、図8に示すよう
に、まず、管理コンピュータ21は、受信した商品受取
データに含まれる契約番号に基づいて振込先データ24
0を抽出する(S4−1)。この場合、販売者用データ
241と購入者用データ242とが抽出される。次に、
管理コンピュータ21は、受信したパスワードが正しい
かどうかを調べる。具体的には、抽出されたいずれかの
データに記録されたパスワードが、受信したパスワード
と一致しているかどうかを確認する。この場合、パスワ
ードは購入者用パスワードであるので、購入者用データ
242に記録されている。パスワードが一致しない場合
(ステップ(S4−2)において、「No」の場合)
は、処理を中止し、エラーメッセージを商品受取データ
の送信者の端末(この場合は、購入者端末11)に返送
する(S4−3)。
に、まず、管理コンピュータ21は、受信した商品受取
データに含まれる契約番号に基づいて振込先データ24
0を抽出する(S4−1)。この場合、販売者用データ
241と購入者用データ242とが抽出される。次に、
管理コンピュータ21は、受信したパスワードが正しい
かどうかを調べる。具体的には、抽出されたいずれかの
データに記録されたパスワードが、受信したパスワード
と一致しているかどうかを確認する。この場合、パスワ
ードは購入者用パスワードであるので、購入者用データ
242に記録されている。パスワードが一致しない場合
(ステップ(S4−2)において、「No」の場合)
は、処理を中止し、エラーメッセージを商品受取データ
の送信者の端末(この場合は、購入者端末11)に返送
する(S4−3)。
【0063】受信したパスワードが、振込先データ記憶
部24に記録されているパスワードと一致する場合
(「Yes」の場合)は、管理コンピュータ21は、こ
のパスワードに関連づけられて記録された契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から金額を抽出する(S4
−4)。次に、管理コンピュータ21は、契約データ記
憶部23から抽出した金額、購入者用データ242に記
録された口座番号(ここでは、販売者の口座番号)を含
めた資金移動データを生成する(S4−5)。
部24に記録されているパスワードと一致する場合
(「Yes」の場合)は、管理コンピュータ21は、こ
のパスワードに関連づけられて記録された契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から金額を抽出する(S4
−4)。次に、管理コンピュータ21は、契約データ記
憶部23から抽出した金額、購入者用データ242に記
録された口座番号(ここでは、販売者の口座番号)を含
めた資金移動データを生成する(S4−5)。
【0064】次に、管理コンピュータ21は、この取引
を仲介する仲介者の口座番号、暗証番号を銀行口座デー
タ記憶部22から抽出する(S4−6)。そして、管理
コンピュータ21は、この口座番号、暗証番号を用いて
銀行システム12が提供するバンキングサービスにアク
セスし、資金移動データを送信する(S4−7)。資金
移動データを受信した銀行システム12は、このデータ
に基づいて資金移動を行なう。この場合、銀行システム
12は仲介者の銀行口座から販売者の銀行口座に、料金
金額を移動する。
を仲介する仲介者の口座番号、暗証番号を銀行口座デー
タ記憶部22から抽出する(S4−6)。そして、管理
コンピュータ21は、この口座番号、暗証番号を用いて
銀行システム12が提供するバンキングサービスにアク
セスし、資金移動データを送信する(S4−7)。資金
移動データを受信した銀行システム12は、このデータ
に基づいて資金移動を行なう。この場合、銀行システム
12は仲介者の銀行口座から販売者の銀行口座に、料金
金額を移動する。
【0065】さらに、管理コンピュータ21は、資金移
動を行ったことを通知するため、資金移動結果を送信す
る。この場合、管理コンピュータ21は、資金の振込先
の銀行口座の名義人の端末(ここでは、販売者端末1
0)に送信する(S4−8)。これにより、商品受取時
処理を終了する。
動を行ったことを通知するため、資金移動結果を送信す
る。この場合、管理コンピュータ21は、資金の振込先
の銀行口座の名義人の端末(ここでは、販売者端末1
0)に送信する(S4−8)。これにより、商品受取時
処理を終了する。
【0066】次に、この商品受取データにパスワードが
含まれていない場合(ステップ(S2−2)において、
「No」の場合)の処理を図6に戻って説明する。この
場合は、購入者が商品を返品するため、商品の返送を行
なう。管理コンピュータ21は、商品返送データに基づ
いて、商品発送時処理を行なう(S2−4)。この処理
では、管理コンピュータ21は、資金移動のためのパス
ワードを生成する(S3−1)。
含まれていない場合(ステップ(S2−2)において、
「No」の場合)の処理を図6に戻って説明する。この
場合は、購入者が商品を返品するため、商品の返送を行
なう。管理コンピュータ21は、商品返送データに基づ
いて、商品発送時処理を行なう(S2−4)。この処理
では、管理コンピュータ21は、資金移動のためのパス
ワードを生成する(S3−1)。
【0067】ここでは、この契約番号の契約データ23
0には商品返送フラグが記録されているので、管理コン
ピュータ21はこの契約番号に関連づけて記録されてい
る販売者用データ241を抽出する(S3−2)。そし
て、このパスワードを販売者パスワードとして、販売者
用データ241に記録する(S3−3)。次に、管理コ
ンピュータ21は、契約データ記憶部23から販売者ア
ドレスを抽出し、このパスワードを販売者端末10に送
信する(S3−4)。以上により、商品発送時の処理を
終了し、元の処理に戻る。
0には商品返送フラグが記録されているので、管理コン
ピュータ21はこの契約番号に関連づけて記録されてい
る販売者用データ241を抽出する(S3−2)。そし
て、このパスワードを販売者パスワードとして、販売者
用データ241に記録する(S3−3)。次に、管理コ
ンピュータ21は、契約データ記憶部23から販売者ア
ドレスを抽出し、このパスワードを販売者端末10に送
信する(S3−4)。以上により、商品発送時の処理を
終了し、元の処理に戻る。
【0068】次に、購入者が返送した商品を販売者が受
け取った場合には、販売者は、商品受取データを料金支
払仲介システム20に送信する(S2−5)。この場合
も、管理コンピュータ21は、商品受取時処理を実行す
る(S2−6)。
け取った場合には、販売者は、商品受取データを料金支
払仲介システム20に送信する(S2−5)。この場合
も、管理コンピュータ21は、商品受取時処理を実行す
る(S2−6)。
【0069】この段階の商品受取時処理では、図8に示
すように、管理コンピュータ21は、受信した商品受取
データに含まれる契約番号に基づいて振込先データ24
0を抽出する(S4−1)。この場合、販売者用データ
241と購入者用データ242とが抽出される。次に、
管理コンピュータ21は、受信したパスワードが正しい
かどうかを調べる。具体的には、抽出されたデータに記
録されたパスワードが、受信したパスワードと一致して
いるかどうかを確認する。この場合、受信したパスワー
ドは販売者用パスワードであるので、販売者用データ2
41に記録されている。パスワードが一致しない場合
(ステップ(S4−2)において、「No」の場合)
は、処理を中止し、エラーメッセージを商品受取データ
の送信者の端末(この場合は、販売者端末10)に返送
する(S4−3)。
すように、管理コンピュータ21は、受信した商品受取
データに含まれる契約番号に基づいて振込先データ24
0を抽出する(S4−1)。この場合、販売者用データ
241と購入者用データ242とが抽出される。次に、
管理コンピュータ21は、受信したパスワードが正しい
かどうかを調べる。具体的には、抽出されたデータに記
録されたパスワードが、受信したパスワードと一致して
いるかどうかを確認する。この場合、受信したパスワー
ドは販売者用パスワードであるので、販売者用データ2
41に記録されている。パスワードが一致しない場合
(ステップ(S4−2)において、「No」の場合)
は、処理を中止し、エラーメッセージを商品受取データ
の送信者の端末(この場合は、販売者端末10)に返送
する(S4−3)。
【0070】受信したパスワードが、振込先データ記憶
部24に記録されているパスワードと一致する場合
(「Yes」の場合)は、管理コンピュータ21は、こ
のパスワードに関連づけられて記録された契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から金額を抽出する(S4
−4)。次に、管理コンピュータ21は、契約データ記
憶部23から抽出した金額、販売者用データ241に記
録された口座番号(ここでは、購入者の口座番号)を含
めた資金移動データを生成する(S4−5)。
部24に記録されているパスワードと一致する場合
(「Yes」の場合)は、管理コンピュータ21は、こ
のパスワードに関連づけられて記録された契約番号に基
づき、契約データ記憶部23から金額を抽出する(S4
−4)。次に、管理コンピュータ21は、契約データ記
憶部23から抽出した金額、販売者用データ241に記
録された口座番号(ここでは、購入者の口座番号)を含
めた資金移動データを生成する(S4−5)。
【0071】次に、管理コンピュータ21は、この取引
を仲介する仲介者の口座番号、暗証番号を銀行口座デー
タ記憶部22から抽出する(S4−6)。そして、管理
コンピュータ21は、この口座番号、暗証番号を用いて
銀行システム12が提供するバンキングサービスにアク
セスし、資金移動データを送信する(S4−7)。資金
移動データを受信した銀行システム12は、このデータ
に基づいて資金移動を行なう。この場合は、仲介者の銀
行口座から購入者の銀行口座に、料金金額を移動する。
を仲介する仲介者の口座番号、暗証番号を銀行口座デー
タ記憶部22から抽出する(S4−6)。そして、管理
コンピュータ21は、この口座番号、暗証番号を用いて
銀行システム12が提供するバンキングサービスにアク
セスし、資金移動データを送信する(S4−7)。資金
移動データを受信した銀行システム12は、このデータ
に基づいて資金移動を行なう。この場合は、仲介者の銀
行口座から購入者の銀行口座に、料金金額を移動する。
【0072】さらに、管理コンピュータ21は、資金移
動を行ったことを、資金の振込先の銀行口座の名義人の
端末(ここでは、購入者端末11)に送信する(S4−
8)。これにより、商品受取時処理を終了する。以上に
より、料金支払の仲介処理を終了する。
動を行ったことを、資金の振込先の銀行口座の名義人の
端末(ここでは、購入者端末11)に送信する(S4−
8)。これにより、商品受取時処理を終了する。以上に
より、料金支払の仲介処理を終了する。
【0073】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、仲介
者の口座番号、暗証番号を用いて金額、振込先の口座番
号を含めた資金移動データを銀行システム12に送信す
ることにより資金移動を行なう。このため、通常のバン
キングサービスをそのまま利用することができる。
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、仲介
者の口座番号、暗証番号を用いて金額、振込先の口座番
号を含めた資金移動データを銀行システム12に送信す
ることにより資金移動を行なう。このため、通常のバン
キングサービスをそのまま利用することができる。
【0074】・ 上記実施形態では、販売者端末10又
は購入者端末11から受信したパスワードに基づいて、
仲介者の銀行口座から販売者又は購入者の口座に資金移
動が行われる。すなわち、料金支払仲介システム20を
用いれば、仲介者口座に蓄積された資金に関して、特定
の範囲で、資金移動の権限を販売者又は購入者に付与す
ることができる。このため、口座名義人(ここでは仲介
者)に一つの暗証番号しか付与されない通常のバンキン
グサービスにおいても、円滑に資金移動を行なうことが
できる。
は購入者端末11から受信したパスワードに基づいて、
仲介者の銀行口座から販売者又は購入者の口座に資金移
動が行われる。すなわち、料金支払仲介システム20を
用いれば、仲介者口座に蓄積された資金に関して、特定
の範囲で、資金移動の権限を販売者又は購入者に付与す
ることができる。このため、口座名義人(ここでは仲介
者)に一つの暗証番号しか付与されない通常のバンキン
グサービスにおいても、円滑に資金移動を行なうことが
できる。
【0075】・ 上記実施形態では、銀行口座データ記
憶部22には、仲介者の銀行口座番号と暗証番号とが記
録されている。このため、管理コンピュータ21は、販
売者端末10、購入者端末11から受信したパスワード
に基づいて、銀行システム12に資金移動指示を行なう
ことができる。
憶部22には、仲介者の銀行口座番号と暗証番号とが記
録されている。このため、管理コンピュータ21は、販
売者端末10、購入者端末11から受信したパスワード
に基づいて、銀行システム12に資金移動指示を行なう
ことができる。
【0076】・ 上記実施形態では、契約データ記憶部
23には、契約番号に関連づけて取引の各ステータスが
記録される。そして、管理コンピュータ21は、各ステ
ータスに基づいて、図7に示す商品発送時処理を行な
う。このため、販売者が商品を発送した場合にも、購入
者が商品を返送した場合にも、同様に処理することが可
能である。
23には、契約番号に関連づけて取引の各ステータスが
記録される。そして、管理コンピュータ21は、各ステ
ータスに基づいて、図7に示す商品発送時処理を行な
う。このため、販売者が商品を発送した場合にも、購入
者が商品を返送した場合にも、同様に処理することが可
能である。
【0077】また、契約データ記憶部23に記録された
ステータスに基づいて、管理コンピュータ21は、図8
に示す商品受取時処理を行なう。このため、購入者が商
品を受け取った場合にも、販売者が返送された商品を受
け取った場合にも、同様に処理することが可能である。
ステータスに基づいて、管理コンピュータ21は、図8
に示す商品受取時処理を行なう。このため、購入者が商
品を受け取った場合にも、販売者が返送された商品を受
け取った場合にも、同様に処理することが可能である。
【0078】・ 上記実施形態では、振込先データ記憶
部24には、パスワード毎に取引相手の口座番号が記録
されている。このため、管理コンピュータ21は、受信
したパスワードに基づいて、振込先の銀行口座番号を抽
出し、仲介者の銀行口座から各銀行口座に対する資金移
動の指示を銀行システム12に行なうことができる。
部24には、パスワード毎に取引相手の口座番号が記録
されている。このため、管理コンピュータ21は、受信
したパスワードに基づいて、振込先の銀行口座番号を抽
出し、仲介者の銀行口座から各銀行口座に対する資金移
動の指示を銀行システム12に行なうことができる。
【0079】・ 上記実施形態では、商品発送時処理の
ステップ(S3−1)において、管理コンピュータ21
はパスワードを生成する。このため、返送処理を行なわ
ない場合には、販売者パスワードを生成する必要がな
く、処理ステップを削減できる。さらに、不必要な識別
子を生成することがなく、識別子資源を効率的に活用す
ることができる。
ステップ(S3−1)において、管理コンピュータ21
はパスワードを生成する。このため、返送処理を行なわ
ない場合には、販売者パスワードを生成する必要がな
く、処理ステップを削減できる。さらに、不必要な識別
子を生成することがなく、識別子資源を効率的に活用す
ることができる。
【0080】・ 上記実施形態では、商品発送時処理の
ステップ(S3−3)において、管理コンピュータ21
はパスワードを記録する。このため、返送処理を行なわ
ない場合には、販売者パスワードを記録する必要がな
く、振込先データ記憶部24に記憶容量を削減できる。
ステップ(S3−3)において、管理コンピュータ21
はパスワードを記録する。このため、返送処理を行なわ
ない場合には、販売者パスワードを記録する必要がな
く、振込先データ記憶部24に記憶容量を削減できる。
【0081】・ 上記実施形態では、販売者、購入者に
付与されたパスワードに基づいて、仲介者口座に蓄積さ
れた資金が相手側の銀行口座に振り込まれる。従って、
販売者、購入者の意思に基づいて、仲介者の口座から相
手側への資金移動を行なうことができる。
付与されたパスワードに基づいて、仲介者口座に蓄積さ
れた資金が相手側の銀行口座に振り込まれる。従って、
販売者、購入者の意思に基づいて、仲介者の口座から相
手側への資金移動を行なうことができる。
【0082】・ 上記実施形態では、購入者が料金を仲
介者口座に振込んだことを確認して、販売者は商品を発
送することができる。このため、販売者は仲介者から代
金を回収できるので、購入者から商品代金を回収し損な
う危険を防止できる。
介者口座に振込んだことを確認して、販売者は商品を発
送することができる。このため、販売者は仲介者から代
金を回収できるので、購入者から商品代金を回収し損な
う危険を防止できる。
【0083】・ 上記実施形態では、購入者又は販売者
は配送された商品を確認後に、商品受取の処理を行な
う。このため、商品の受取人は充分に商品確認する時間
を確保できる。この場合でも、商品代金は仲介者の銀行
口座に確保されているので、商品確認に時間を要した場
合にも販売者又は購入者は代金をより確実に回収でき
る。
は配送された商品を確認後に、商品受取の処理を行な
う。このため、商品の受取人は充分に商品確認する時間
を確保できる。この場合でも、商品代金は仲介者の銀行
口座に確保されているので、商品確認に時間を要した場
合にも販売者又は購入者は代金をより確実に回収でき
る。
【0084】・ 上記実施形態では、購入者が商品の確
認を完了するまでは、料金は仲介者の銀行口座に保持さ
れている。このため、仲介者から返品した商品の代金を
回収できるので、購入者は商品代金の返金をより確実に
受けることができる。
認を完了するまでは、料金は仲介者の銀行口座に保持さ
れている。このため、仲介者から返品した商品の代金を
回収できるので、購入者は商品代金の返金をより確実に
受けることができる。
【0085】なお、上記実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21が生成し
たパスワードを用いて振込先を特定した。これに代え
て、名前やコード等、購入者又は販売者を特定する識別
子を用いて振込先を特定してもよい。この場合、振込先
データ240には購入者又は販売者の識別子を記録して
おく。そして、各端末が管理コンピュータ21にデータ
を送信する場合には、この識別子を付する。データを受
信した管理コンピュータ21は、この識別子に基づいて
振込先を抽出する。これにより、パスワードの生成ステ
ップを省略することができ、管理コンピュータ21の負
荷を軽減できる。
してもよい。 ・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21が生成し
たパスワードを用いて振込先を特定した。これに代え
て、名前やコード等、購入者又は販売者を特定する識別
子を用いて振込先を特定してもよい。この場合、振込先
データ240には購入者又は販売者の識別子を記録して
おく。そして、各端末が管理コンピュータ21にデータ
を送信する場合には、この識別子を付する。データを受
信した管理コンピュータ21は、この識別子に基づいて
振込先を抽出する。これにより、パスワードの生成ステ
ップを省略することができ、管理コンピュータ21の負
荷を軽減できる。
【0086】また、各購入者又は販売者が使用する端末
の識別番号を用いて、振込先を特定してもよい。例え
ば、端末として電話を用い、端末の識別番号として電話
番号を用いる。管理コンピュータ21は、発信者番号通
知サービスを利用して、端末の識別番号を特定する。
の識別番号を用いて、振込先を特定してもよい。例え
ば、端末として電話を用い、端末の識別番号として電話
番号を用いる。管理コンピュータ21は、発信者番号通
知サービスを利用して、端末の識別番号を特定する。
【0087】また、端末の識別には、各端末のアドレス
を用いてもよい。この場合、振込先データ240のパス
ワードの代わりに、認証識別子として購入者又は販売者
の端末のアドレスを用いる。そして、商品受取データを
受信した管理コンピュータ21は、送信元アドレスに基
づいて端末を特定する。これにより、より簡易に振込先
を特定することができる。また、パスワードを購入者又
は販売者毎に分ける必要も無く、効率的に料金支払の仲
介を行なうことができる。
を用いてもよい。この場合、振込先データ240のパス
ワードの代わりに、認証識別子として購入者又は販売者
の端末のアドレスを用いる。そして、商品受取データを
受信した管理コンピュータ21は、送信元アドレスに基
づいて端末を特定する。これにより、より簡易に振込先
を特定することができる。また、パスワードを購入者又
は販売者毎に分ける必要も無く、効率的に料金支払の仲
介を行なうことができる。
【0088】・ 上記実施形態では、契約データ記憶部
23に記録された金額を購入者に請求した。これに代え
て、購入者に対して、商品代金に仲介手数料を加えた金
額を請求してもよい。この場合、購入者からパスワード
を受信した場合には、販売者の銀行口座には、契約デー
タ記憶部23に記録された金額を振り込む。また、販売
者からパスワードを受信した場合には、購入者の銀行口
座には、契約データ記憶部23に記録された金額を振り
込む。これにより、仲介者の銀行口座には、仲介手数料
が蓄積され、円滑に仲介手数料を回収できる。
23に記録された金額を購入者に請求した。これに代え
て、購入者に対して、商品代金に仲介手数料を加えた金
額を請求してもよい。この場合、購入者からパスワード
を受信した場合には、販売者の銀行口座には、契約デー
タ記憶部23に記録された金額を振り込む。また、販売
者からパスワードを受信した場合には、購入者の銀行口
座には、契約データ記憶部23に記録された金額を振り
込む。これにより、仲介者の銀行口座には、仲介手数料
が蓄積され、円滑に仲介手数料を回収できる。
【0089】・ 上記実施形態では、契約データ記憶部
23に記録された金額に基づいて、資金移動データを生
成した。これに代えて、資金移動データを生成する場合
には、所定額或いは所定の割合を差し引いた金額を、販
売者又は購入者の銀行口座に振り込んでもよい。これに
より、仲介者の銀行口座には、仲介手数料が蓄積され、
円滑に仲介手数料を回収できる。
23に記録された金額に基づいて、資金移動データを生
成した。これに代えて、資金移動データを生成する場合
には、所定額或いは所定の割合を差し引いた金額を、販
売者又は購入者の銀行口座に振り込んでもよい。これに
より、仲介者の銀行口座には、仲介手数料が蓄積され、
円滑に仲介手数料を回収できる。
【0090】・ 上記実施形態では、契約データ記憶部
23に記録されたステータスに基づいて、パスワードを
購入者又は販売者に送信した。これに代えて、商品発送
データの送信者を特定して、その契約の相手方にパスワ
ード送信してもよい。この場合、例えば、管理コンピュ
ータ21は商品発送データの送信者アドレスに基づき送
信者を特定し、契約の相手方のアドレスにパスワードを
送信する。これにより、管理コンピュータ21は、商品
の発送時、商品の返送時を区別することなく、容易にパ
スワードの送信先を特定できる。
23に記録されたステータスに基づいて、パスワードを
購入者又は販売者に送信した。これに代えて、商品発送
データの送信者を特定して、その契約の相手方にパスワ
ード送信してもよい。この場合、例えば、管理コンピュ
ータ21は商品発送データの送信者アドレスに基づき送
信者を特定し、契約の相手方のアドレスにパスワードを
送信する。これにより、管理コンピュータ21は、商品
の発送時、商品の返送時を区別することなく、容易にパ
スワードの送信先を特定できる。
【0091】・ 上記実施形態では、入金データに含ま
れる契約番号に基づいて契約データ230を特定した。
これに代えて、契約毎に入金専用口座を設けてもよい。
この場合、購入者に送信する請求データには、入金専用
口座の口座番号を含める。さらに、契約データ230に
は、この口座番号を記録する。銀行は、入金専用口座に
振り込まれた資金を仲介者の銀行口座に振り替える。そ
して、入金データの照会があった場合には、銀行システ
ム12は入金専用口座の口座番号を管理コンピュータ2
1に通知する。このため、販売者は入金専用口座の口座
番号に基づいて、契約データ230を特定することがで
きる。
れる契約番号に基づいて契約データ230を特定した。
これに代えて、契約毎に入金専用口座を設けてもよい。
この場合、購入者に送信する請求データには、入金専用
口座の口座番号を含める。さらに、契約データ230に
は、この口座番号を記録する。銀行は、入金専用口座に
振り込まれた資金を仲介者の銀行口座に振り替える。そ
して、入金データの照会があった場合には、銀行システ
ム12は入金専用口座の口座番号を管理コンピュータ2
1に通知する。このため、販売者は入金専用口座の口座
番号に基づいて、契約データ230を特定することがで
きる。
【0092】・ 上記実施形態では、銀行口座データ記
憶部22には、一つの銀行口座データ220を記録し
て、このデータに基づいて資金移動を行った。これに代
えて、複数の銀行口座データを記録してもよい。この場
合、図9に示すように、銀行口座データ記憶部22に
は、銀行口座データ250を記録する。この銀行口座デ
ータ250には、仲介者口座番号に関連づけて、取引仲
介を行なう契約番号を記録する。そして、ステップ(S
4−7)において、管理コンピュータ21が資金移動デ
ータを送信する場合には、その契約番号に関連づけられ
て記録された仲介者口座番号と暗証番号とを抽出し、バ
ンキングサービスにアクセスする。これにより、料金支
払仲介システム20は、複数の仲介者による取引処理に
対応することができる。
憶部22には、一つの銀行口座データ220を記録し
て、このデータに基づいて資金移動を行った。これに代
えて、複数の銀行口座データを記録してもよい。この場
合、図9に示すように、銀行口座データ記憶部22に
は、銀行口座データ250を記録する。この銀行口座デ
ータ250には、仲介者口座番号に関連づけて、取引仲
介を行なう契約番号を記録する。そして、ステップ(S
4−7)において、管理コンピュータ21が資金移動デ
ータを送信する場合には、その契約番号に関連づけられ
て記録された仲介者口座番号と暗証番号とを抽出し、バ
ンキングサービスにアクセスする。これにより、料金支
払仲介システム20は、複数の仲介者による取引処理に
対応することができる。
【0093】・ 上記実施形態では、ステップ(S1−
7)とステップ(S2−4)の商品発送時処理におい
て、販売者パスワード又は購入者パスワードとを生成
し、それぞれの端末に送信した。これに代えて、これら
のパスワードを同時に生成し、それぞれの端末に送信し
てもよい。この場合、管理コンピュータ21は、図10
に示す処理をステップ(S1−7)において実行する。
この処理では、まず、管理コンピュータ21は、資金移
動を行なうためのパスワードを生成する(S5−1)。
7)とステップ(S2−4)の商品発送時処理におい
て、販売者パスワード又は購入者パスワードとを生成
し、それぞれの端末に送信した。これに代えて、これら
のパスワードを同時に生成し、それぞれの端末に送信し
てもよい。この場合、管理コンピュータ21は、図10
に示す処理をステップ(S1−7)において実行する。
この処理では、まず、管理コンピュータ21は、資金移
動を行なうためのパスワードを生成する(S5−1)。
【0094】ここでは、異なる二つのパスワードを生成
する。次に、管理コンピュータ21は、契約番号に関連
づけられて記録された販売者用データ241、購入者用
データ242を抽出する(S5−2)。そして、これら
のパスワードを、それぞれ販売者用データ241、購入
者用データ242に記録する(S5−3)。次に、管理
コンピュータ21は、購入者パスワードを購入者端末1
1に、販売者パスワードを販売者端末10に、それぞれ
送信する(S5−4)。これにより、ステップ(S2−
4)を省略することができる。
する。次に、管理コンピュータ21は、契約番号に関連
づけられて記録された販売者用データ241、購入者用
データ242を抽出する(S5−2)。そして、これら
のパスワードを、それぞれ販売者用データ241、購入
者用データ242に記録する(S5−3)。次に、管理
コンピュータ21は、購入者パスワードを購入者端末1
1に、販売者パスワードを販売者端末10に、それぞれ
送信する(S5−4)。これにより、ステップ(S2−
4)を省略することができる。
【0095】・ 上記実施形態では、銀行口座データ記
憶部22には、仲介者の銀行口座に関する銀行口座デー
タ220を記録した。これに代えて、仲介者の銀行口座
とは別に、仲介者以外の第三者(例えば銀行)の仲介専
用口座を設けてもよい。この場合、振込先データ記憶部
24に契約番号に関連づけて仲介者の口座番号を記録し
ておく。そして、販売者端末10又は購入者端末11か
らパスワードを受信した場合には、管理コンピュータ2
1は、二つの資金移動データを生成する。一つの資金移
動データは、仲介手数料を仲介者の銀行口座に振り込む
ためのデータである。他方のデータは、契約データ23
0に記録された金額から仲介手数料を差し引いた残額
を、販売者又は購入者の銀行口座に振り込むためのデー
タである。これらのデータを、管理コンピュータ21は
銀行システム12に送信する。これにより、仲介者によ
る商品代金の他用を防止できる。
憶部22には、仲介者の銀行口座に関する銀行口座デー
タ220を記録した。これに代えて、仲介者の銀行口座
とは別に、仲介者以外の第三者(例えば銀行)の仲介専
用口座を設けてもよい。この場合、振込先データ記憶部
24に契約番号に関連づけて仲介者の口座番号を記録し
ておく。そして、販売者端末10又は購入者端末11か
らパスワードを受信した場合には、管理コンピュータ2
1は、二つの資金移動データを生成する。一つの資金移
動データは、仲介手数料を仲介者の銀行口座に振り込む
ためのデータである。他方のデータは、契約データ23
0に記録された金額から仲介手数料を差し引いた残額
を、販売者又は購入者の銀行口座に振り込むためのデー
タである。これらのデータを、管理コンピュータ21は
銀行システム12に送信する。これにより、仲介者によ
る商品代金の他用を防止できる。
【0096】・ 上記実施形態では、商品が返送された
場合、ステップ(S2−6)で仲介処理を終了した。こ
れに代えて、返送された商品が販売者の発送した商品と
異なる場合には、商品を改めて購入者に発送し直しても
よい。この場合、図6に示す処理を繰り返す。これによ
り、販売者と購入者との合意が成立するまで仲介処理を
継続することができる。
場合、ステップ(S2−6)で仲介処理を終了した。こ
れに代えて、返送された商品が販売者の発送した商品と
異なる場合には、商品を改めて購入者に発送し直しても
よい。この場合、図6に示す処理を繰り返す。これによ
り、販売者と購入者との合意が成立するまで仲介処理を
継続することができる。
【0097】・ 上記実施形態では、各データを分けて
各記憶部に記録したが、まとめて記録してもよい。例え
ば、契約データ230、販売者用データ241、購入者
用データ242は、契約番号に関連づけてまとめて記録
する。また、まとめて記録しているデータを分けて記録
してもよい。例えば、契約番号と金額とを関連づけて、
別の記憶部に記録する。
各記憶部に記録したが、まとめて記録してもよい。例え
ば、契約データ230、販売者用データ241、購入者
用データ242は、契約番号に関連づけてまとめて記録
する。また、まとめて記録しているデータを分けて記録
してもよい。例えば、契約番号と金額とを関連づけて、
別の記憶部に記録する。
【0098】・ 上記実施形態では、購入者又は販売者
は商品の内容を確認後、商品返送データや商品受取デー
タを料金支払仲介システム20に送信する。これに加え
て、購入者又は販売者から商品返送や商品発送が行なわ
れてから、所定期間経過しても商品受取データを受信し
ない場合には、料金支払仲介システム20が購入者又は
販売者に対して督促通知を行ってもよい。この場合、管
理コンピュータ21は、商品発送フラグや商品返送フラ
グが記録された時刻を記録しておく。そして、その時刻
から所定期間内に商品受取データを受信しない場合に督
促通知を行なう。これにより、迅速な取引を促すことが
できる。
は商品の内容を確認後、商品返送データや商品受取デー
タを料金支払仲介システム20に送信する。これに加え
て、購入者又は販売者から商品返送や商品発送が行なわ
れてから、所定期間経過しても商品受取データを受信し
ない場合には、料金支払仲介システム20が購入者又は
販売者に対して督促通知を行ってもよい。この場合、管
理コンピュータ21は、商品発送フラグや商品返送フラ
グが記録された時刻を記録しておく。そして、その時刻
から所定期間内に商品受取データを受信しない場合に督
促通知を行なう。これにより、迅速な取引を促すことが
できる。
【0099】・ 上記実施形態では、料金支払仲介シス
テム20と販売者端末10、購入者端末11又は銀行シ
ステム12との間をインターネットIで接続した。この
代わりに、専用線や公衆回線を用いて接続してもよい。
この場合、仮想的な専用線であってもよい。これによ
り、より安全に取引の仲介を行なうことができる。
テム20と販売者端末10、購入者端末11又は銀行シ
ステム12との間をインターネットIで接続した。この
代わりに、専用線や公衆回線を用いて接続してもよい。
この場合、仮想的な専用線であってもよい。これによ
り、より安全に取引の仲介を行なうことができる。
【0100】・ 上記実施形態では、販売者端末10、
購入者端末11としてコンピュータ端末を用いた。これ
に代えて、専用端末、携帯電話端末やPDAを用いても
よい。
購入者端末11としてコンピュータ端末を用いた。これ
に代えて、専用端末、携帯電話端末やPDAを用いても
よい。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
販売者は確実に料金を回収できるので、安心して商品を
発送できる。また、購入者にとっても、支払った料金は
仲介者の銀行口座に維持されるので、安心して取引を行
なうことができる。さらに、仲介者にとっても、確実に
仲介手数料を回収することができる。
販売者は確実に料金を回収できるので、安心して商品を
発送できる。また、購入者にとっても、支払った料金は
仲介者の銀行口座に維持されるので、安心して取引を行
なうことができる。さらに、仲介者にとっても、確実に
仲介手数料を回収することができる。
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 銀行口座データ記憶部に記録されたデータの
説明図。
説明図。
【図3】 契約データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
図。
【図4】 振込先データ記憶部に記録されたデータの説
明図。
明図。
【図5】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図6】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図7】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図8】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図9】 他の実施形態の銀行口座データ記憶部に記録
されたデータの説明図。
されたデータの説明図。
【図10】 他の実施形態の処理手順の説明図。
10…第1のユーザの端末としての販売者端末、11…
第2のユーザの端末としての購入者端末、12…バンキ
ングシステムとしての銀行システム、20…料金支払仲
介システム、21…第1〜第4の手段としての管理コン
ピュータ、23…料金記憶手段としての契約データ記憶
部、24…ユーザ口座情報記憶手段、認証識別子記憶手
段としての振込先データ記憶部、I…ネットワークとし
てのインターネット。
第2のユーザの端末としての購入者端末、12…バンキ
ングシステムとしての銀行システム、20…料金支払仲
介システム、21…第1〜第4の手段としての管理コン
ピュータ、23…料金記憶手段としての契約データ記憶
部、24…ユーザ口座情報記憶手段、認証識別子記憶手
段としての振込先データ記憶部、I…ネットワークとし
てのインターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 430 G06F 17/60 430 ZEC ZEC G07D 9/00 436 G07D 9/00 436B 451 451C
Claims (24)
- 【請求項1】 仲介口座情報を管理する料金支払仲介シ
ステムを用いて、第1のユーザと第2のユーザとの間の
料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介方法であって、 前記料金支払仲介システムが、 前記仲介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎に記録
する料金記録段階と、 前記契約識別子に関連づけて前記第1のユーザの口座情
報、前記第2のユーザの口座情報を記録するユーザ口座
情報記録段階と、 前記第1,第2のユーザの少なくとも一方に、前記契約
識別子に関する資金を前記仲介口座から他方のユーザの
口座に移動させる認証識別子を記録する認証識別子記録
段階とを有することを特徴とする料金支払仲介方法。 - 【請求項2】 仲介口座情報を管理する料金支払仲介シ
ステムを用いて、第1のユーザと第2のユーザとの間の
料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介方法であって、 前記料金支払仲介システムが、 契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユーザの口
座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座に振り込
む料金を関連づけて記録する第1の段階と、 前記第1又は第2のユーザから前記料金の移動指示を受
信した場合には、この指示を送信したユーザを特定する
第2の段階と、 前記ユーザに関連づけられて記録された他方のユーザの
口座情報を抽出する第3の段階と、 バンキングシステムに対して、前記仲介口座情報を用い
て、前記仲介口座から前記他方のユーザの口座に、前記
契約に関する資金の移動指示を行なう第4の段階とを有
することを特徴とする料金支払仲介方法。 - 【請求項3】 前記仲介口座情報は、仲介口座の口座番
号と暗証番号に関する情報を含み、 前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第2のユーザの口座情報は、前記第2のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第4の段階の資金の移動指示は、前記仲介口座の口
座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から前記第
1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うことを特
徴とする請求項2に記載の料金支払仲介方法。 - 【請求項4】 前記第1の段階は、前記第1,第2の少
なくとも一方のユーザの口座情報に関連づけて認証識別
子を記録し、 前記第1又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前
記認証識別子を含み、 前記第2の段階は、前記認証識別子に基づいて指示を送
信したユーザを特定することを特徴とする請求項2又は
3に記載の料金支払仲介方法。 - 【請求項5】 前記第1の段階は、 認証識別子を生成する段階と、前記認証識別子を前記第
1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する段階とを
さらに有することを特徴とする請求項4に記載の料金支
払仲介方法。 - 【請求項6】 前記認証識別子の記録は、 前記第1のユーザの認証識別子を前記第2のユーザの口
座情報に関連づけて記録し、前記第2のユーザの認証識
別子を前記第1のユーザの口座情報に関連づけて記録す
ることを特徴とする請求項4又は5に記載の料金支払仲
介方法。 - 【請求項7】 前記第4の段階の資金の移動指示は、 前記仲介口座から予め設定された仲介料を仲介者口座に
移動する指示と、 前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、前記他
方のユーザの口座に移動する指示とを含むことを特徴と
する請求項2〜6のいずれか1項に記載の料金支払仲介
方法。 - 【請求項8】 前記料金の支払いは、商品の代金に関す
る支払いであり、 前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取るユーザに
対して行なうことを特徴とする請求項5〜7のいずれか
1項に記載の料金支払仲介方法。 - 【請求項9】 仲介口座情報を管理する料金支払仲介シ
ステムを用いて、第1のユーザと第2のユーザとの間の
料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介プログラムであ
って、 前記料金支払仲介システムを、 前記仲介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎に記録
する料金記憶手段と、 前記契約識別子に関連づけて前記第1のユーザの口座情
報、前記第2のユーザの口座情報を記録するユーザ口座
情報記憶手段と、 前記第1,第2のユーザの少なくとも一方に、前記契約
識別子に関する資金を前記仲介口座から他方のユーザの
口座に移動させる認証識別子を記録する認証識別子記憶
手段として機能させることを特徴とする料金支払仲介プ
ログラム。 - 【請求項10】 仲介口座情報を管理する料金支払仲介
システムを用いて、第1のユーザと第2のユーザとの間
の料金支払いの仲介に用いる料金支払仲介プログラムで
あって、 前記料金支払仲介システムを、 契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユーザの口
座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座に振り込
む料金を関連づけて記録する第1の手段と、 前記第1又は第2のユーザから前記料金の移動指示を受
信した場合には、この指示を送信したユーザを特定する
第2の手段と、 前記ユーザに関連づけられて記録された他方のユーザの
口座情報を抽出する第3の手段と、 バンキングシステムに対して、前記仲介口座情報を用い
て、前記仲介口座から前記他方のユーザの口座に、前記
契約に関する資金の移動指示を行なう第4の手段として
機能させることを特徴とする料金支払仲介プログラム。 - 【請求項11】 前記仲介口座情報は、仲介口座の口座
番号と暗証番号に関する情報を含み、 前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第2のユーザの口座情報は、前記第2のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口座の口
座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から前記第
1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うことを特
徴とする請求項10に記載の料金支払仲介プログラム。 - 【請求項12】 前記第1の手段は、前記第1,第2の
少なくとも一方のユーザの口座情報に関連づけて認証識
別子を記録し、 前記第1又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前
記認証識別子を含み、 前記第2の手段は、前記認証識別子に基づいて指示を送
信したユーザを特定することを特徴とする請求項10又
は11に記載の料金支払仲介プログラム。 - 【請求項13】 前記第1の手段は、 認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を前記第
1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手段とを
さらに有することを特徴とする請求項12に記載の料金
支払仲介プログラム。 - 【請求項14】 前記認証識別子の記録は、 前記第1のユーザの認証識別子を前記第2のユーザの口
座情報に関連づけて記録し、前記第2のユーザの認証識
別子を前記第1のユーザの口座情報に関連づけて記録す
ることを特徴とする請求項12又は13に記載の料金支
払仲介プログラム。 - 【請求項15】 前記第4の手段の資金の移動指示は、 前記仲介口座から予め設定された仲介料を仲介者口座に
移動する指示と、 前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、前記他
方のユーザの口座に移動する指示とを含むことを特徴と
する請求項10〜14のいずれか1項に記載の料金支払
仲介プログラム。 - 【請求項16】 前記料金の支払いは、商品の代金に関
する支払いであり、 前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取るユーザに
対して行なうことを特徴とする請求項13〜15のいず
れか1項に記載の料金支払仲介プログラム。 - 【請求項17】 第1のユーザと第2のユーザとの間の
料金支払いの仲介に用いる仲介口座情報を管理する料金
支払仲介システムであって、 前記料金支払仲介システムが、 前記仲介口座に振り込まれる料金を契約識別子毎に記録
する料金記憶手段と、 前記契約識別子に関連づけて前記第1のユーザの口座情
報、前記第2のユーザの口座情報を記録するユーザ口座
情報記憶手段と、 前記第1,第2のユーザの少なくとも一方に、前記契約
識別子に関する資金を前記仲介口座から他方のユーザの
口座に移動させる認証識別子を記録する認証識別子記憶
手段とを有することを特徴とする料金支払仲介システ
ム。 - 【請求項18】 第1のユーザと第2のユーザとの間の
料金支払いの仲介に用いる仲介口座情報を管理する料金
支払仲介システムであって、 前記料金支払仲介システムが、 契約毎に、第1のユーザの口座情報、第2のユーザの口
座情報、及び前記第1のユーザが前記仲介口座に振り込
む料金を関連づけて記録する第1の手段と、 前記第1又は第2のユーザから前記料金の移動指示を受
信した場合には、この指示を送信したユーザを特定する
第2の手段と、 前記ユーザに関連づけられて記録された他方のユーザの
口座情報を抽出する第3の手段と、 バンキングシステムに対して、前記仲介口座情報を用い
て、前記仲介口座から前記他方のユーザの口座に、前記
契約に関する資金の移動指示を行なう第4の手段とを有
することを特徴とする料金支払仲介システム。 - 【請求項19】 前記仲介口座情報は、仲介口座の口座
番号と暗証番号に関する情報を含み、 前記第1のユーザの口座情報は、前記第1のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第2のユーザの口座情報は、前記第2のユーザの口
座番号に関する情報を含み、 前記第4の手段の資金の移動指示は、前記仲介口座の口
座番号と暗証番号とを用いて、前記仲介口座から前記第
1又は第2のユーザの口座への振込指示を行うことを特
徴とする請求項18に記載の料金支払仲介システム。 - 【請求項20】 前記第1の手段は、前記第1,第2の
少なくとも一方のユーザの口座情報に関連づけて認証識
別子を記録し、 前記第1又は第2のユーザからの料金の移動指示は、前
記認証識別子を含み、 前記第2の手段は、前記認証識別子に基づいて指示を送
信したユーザを特定することを特徴とする請求項18又
は19に記載の料金支払仲介システム。 - 【請求項21】 前記第1の手段は、 認証識別子を生成する手段と、前記認証識別子を前記第
1,第2のユーザの少なくとも一方に付与する手段とを
さらに有することを特徴とする請求項20に記載の料金
支払仲介システム。 - 【請求項22】 前記認証識別子の記録は、 前記第1のユーザの認証識別子を前記第2のユーザの口
座情報に関連づけて記録し、前記第2のユーザの認証識
別子を前記第1のユーザの口座情報に関連づけて記録す
ることを特徴とする請求項20又は21に記載の料金支
払仲介システム。 - 【請求項23】 前記第4の手段の資金の移動指示は、 前記仲介口座から予め設定された仲介料を仲介者口座に
移動する指示と、 前記料金から仲介料を差し引いた金額の資金を、前記他
方のユーザの口座に移動する指示とを含むことを特徴と
する請求項18〜22のいずれか1項に記載の料金支払
仲介システム。 - 【請求項24】 前記料金の支払いは、商品の代金に関
する支払いであり、 前記認証識別子の付与は、前記商品を受け取るユーザに
対して行なうことを特徴とする請求項21〜23のいず
れか1項に記載の料金支払仲介システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332881A JP2002279225A (ja) | 2001-01-10 | 2001-10-30 | 料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-2454 | 2001-01-10 | ||
JP2001002454 | 2001-01-10 | ||
JP2001332881A JP2002279225A (ja) | 2001-01-10 | 2001-10-30 | 料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002279225A true JP2002279225A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=26607458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001332881A Pending JP2002279225A (ja) | 2001-01-10 | 2001-10-30 | 料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002279225A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017019354A1 (en) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | Mastercard International Incorporated | Methods and apparatus for processing a payment-on-delivery (pod) transaction |
JP6224198B1 (ja) * | 2016-10-14 | 2017-11-01 | 株式会社 みずほ銀行 | 振込管理システム、振込管理方法及び振込管理プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH113387A (ja) * | 1997-02-06 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | 決済システム |
JP2000311201A (ja) * | 1997-04-15 | 2000-11-07 | Sony Corp | プロクシサーバ |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332881A patent/JP2002279225A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH113387A (ja) * | 1997-02-06 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | 決済システム |
JP2000311201A (ja) * | 1997-04-15 | 2000-11-07 | Sony Corp | プロクシサーバ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017019354A1 (en) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | Mastercard International Incorporated | Methods and apparatus for processing a payment-on-delivery (pod) transaction |
US10789584B2 (en) | 2015-07-24 | 2020-09-29 | Mastercard International Incorporated | Methods and apparatus for processing a payment-on-delivery (POD) transaction |
JP6224198B1 (ja) * | 2016-10-14 | 2017-11-01 | 株式会社 みずほ銀行 | 振込管理システム、振込管理方法及び振込管理プログラム |
JP2018063620A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 株式会社 みずほ銀行 | 振込管理システム、振込管理方法及び振込管理プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0845125B1 (en) | Internet billing method | |
US20020010685A1 (en) | Electronic exchange apparatus and method | |
US20110137751A1 (en) | Computerized system for facilitating transactions between parties on the internet using e-mail | |
JP2012500444A (ja) | 支払いプラットフォーム及び物流会社を用いるオンライン取引方法並びにシステム | |
KR20040010510A (ko) | 제3자 지불 처리 시스템 및 방법 | |
CN101122986A (zh) | 一种通过网络实现借贷的方法及系统 | |
KR100409263B1 (ko) | 은행계좌번호를 담은 전자지갑을 이용한 전자 지불 시스템및 그 방법 | |
WO2005076181A1 (en) | Information buying and selling system | |
JP2001306864A (ja) | 代理購入方法とその代理購入システム、及び取引管理プログラムを記録した記録媒体 | |
US20080103966A1 (en) | System and/or method for dynamic determination of transaction processing fees | |
JP2002279323A (ja) | 電子決済サービスシステム及び決済サービス方法 | |
JP2006268415A (ja) | オークションへの入札(落札)若しくは出品を支援するシステム及び支援する方法 | |
JP2002352170A (ja) | 決済仲介システム及び決済仲介方法 | |
JP2004062545A (ja) | 有価価値情報の管理方法及び管理システム並びに有価価値情報管理プログラム | |
JP2002175489A (ja) | 電子決済方法 | |
JP2002279225A (ja) | 料金支払仲介方法、料金支払仲介プログラム及び料金支払仲介システム | |
JP2002092496A (ja) | ネット取引方法、データ処理方法および装置、データ通信システム、情報記憶媒体 | |
JP2002074235A (ja) | オンライン決済システム、サービスポイント決済システム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2002083247A (ja) | 取引仲介システムおよび方法、データ処理装置、記録媒体 | |
KR20010114061A (ko) | 조건부예치에 의한 원격지상거래 대금결제방법 및 시스템 | |
KR20000058841A (ko) | 인터넷을 이용한 화장품 쇼핑몰 운영 방법 | |
JP2002352118A (ja) | 電子商取引システム | |
JP2005044289A (ja) | 代金決済システム,振込操作端末,金融機関サーバ,引出操作端末,コンピュータプログラムおよび代金決済方法 | |
KR20010069525A (ko) | 메신저를 이용한 전자상거래 매매보호 서비스 시스템 및방법과 그 방법이 기록된 기록매체 | |
JP2007026160A (ja) | 決済システム及びその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040528 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |