JP2002278714A - 無線プリンタ切替器 - Google Patents

無線プリンタ切替器

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JP2002278714A
JP2002278714A JP2001081223A JP2001081223A JP2002278714A JP 2002278714 A JP2002278714 A JP 2002278714A JP 2001081223 A JP2001081223 A JP 2001081223A JP 2001081223 A JP2001081223 A JP 2001081223A JP 2002278714 A JP2002278714 A JP 2002278714A
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wireless
computer
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JP2001081223A
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Yoichiro Furuhashi
陽一郎 古橋
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタ側からパソコン側への無線回線による
逆方向データ転送を、規格を満足する時間内に確実に行
うことができる無線プリンタ切替器を提供する。 【解決手段】プリンタ側の無線切替器ユニットは、コン
ピュータからの逆方向転送の要求の有無に係わらず、プ
リンタのステータスデータを第1の周期で取得して保持
し、第2の周期で処理してコンピュータ側の無線切替器
ユニットへ無線送信する。コンピュータ側の無線切替器
ユニットは、接続先のプリンタ側の無線切替器ユニット
から第2の周期で無線送信されるプリンタのステータス
データを取得して保持し、コンピュータからの逆方向転
送の要求時に、コンピュータ側の無線切替器ユニット内
に保持されているプリンタのステータスデータをコンピ
ュータへ転送して応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
・コンピュータ(以下、パソコンという)等のコンピュ
ータとプリンタとの間を無線プリンタ切替器を用いて無
線接続した無線システムにおいて、プリンタからコンピ
ュータへの逆方向のデータ転送に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、有線または無線接続によるプ
リンタ切替器や、プリンタをLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)に接続するためのプリンタサーバ等のよう
なプリンタのユーティリティ的な製品が存在している。
【0003】前述のプリンタ切替器は、接続先を切替器
のスイッチ、例えばロータリースイッチやプッシュスイ
ッチ等で切り替えるものがほとんどである。従って、接
続先のパソコンやプリンタのノード数が限定されるとい
う制約があった。また、切替器はパソコンから離れた場
所に設置される場合が多く、切替時の使い勝手が良くな
いという問題があった。さらに、有線の方式は、接続ケ
ーブルの煩雑さや設置場所が限定される等の使用上の制
約もある。
【0004】一方、プリンタサーバはLANが施設され
ていることが前提であり、LANを新設するとなると面
倒な設定が必要なため、コンピュータに関する知識の希
薄な家庭内等での使用には不向きであった。
【0005】また、プリンタサーバでは専用のソフトウ
ェアが必要であり、ローカル接続で使用していたプリン
タユーティリティ等の既存のソフトウェアがネットワー
ク接続では使用できないという問題があった。また、プ
リンタサーバは、通常プリンタサーバメーカの自社製プ
リンタに対してのみ対応しており、複数のメーカのプリ
ンタへの対応は、印字を行うのみであれば可能である
が、プリンタのステータスを取得すること等は不可能で
あった。
【0006】コンピュータとプリンタ等の周辺デバイス
との間のインタフェース規格を規定するIEEE128
4の規格の中には上述する逆方向のデータ転送、すなわ
ち、プリンタからパソコンへの逆方向データ転送のイン
タフェースを規定する規格がある。この逆方向データ転
送は、例えばプリンタのインク残量とか紙切れ等のステ
ータス情報をパソコン側に読み取り、これをパソコンの
画面上に表示する等の目的で使用されている。
【0007】IEEE1284規格の逆方向データ転送
のインタフェース規格の1つとして、例えばニブルモー
ドという通信プロトコルが規定されている。
【0008】ニブルモードでは、パソコン側からのポー
リング制御により、パソコンとプリンタとの間で逆方向
データ転送が行われる。すなわち、プリンタからパソコ
ンへ転送すべきデータの有無をハンドシェークで確認し
ながら、データを1バイトずつ逆方向に転送することを
繰り返している。
【0009】ところで、上述するニブルモードでは、パ
ソコンとプリンタとの間でのハンドシェーク・シーケン
ス(IEEE1284ネゴシエーション)として、プリ
ンタ側の最大応答時間は35msと規定されている。
【0010】しかしながら、無線回線を利用する無線シ
ステムでは、無線回線の瞬断等の要因により、この35
msという規定時間内にハンドシェーク・シーケンスを
リアルタイムに実行することが確実であるとは言えない
という問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、プリンタからパソコンへの無線回
線による逆方向データ転送を、規格を満足する時間内に
確実に行うことができる無線プリンタ切替器を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)の本発明により達成される。
【0013】(1) コンピュータに接続されるコンピ
ュータ側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続され
るプリンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コン
ピュータ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無
線切替器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切
替器であって、前記プリンタ側の無線切替器ユニット
は、前記コンピュータからの逆方向転送の要求の有無に
係わらず、前記プリンタから当該プリンタのステータス
データを取得し、このステータスデータを前記コンピュ
ータ側の無線切替器ユニットへ無線送信するよう構成さ
れていることを特徴とする無線プリンタ切替器。
【0014】(2) 前記コンピュータ側の無線切替器
ユニットは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニ
ットから無線送信されるプリンタのステータスデータを
取得して当該コンピュータ側の無線切替器ユニット内に
保持し、前記コンピュータからの逆方向転送の要求時
に、当該コンピュータ側の無線切替器ユニットから前記
コンピュータへ前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
ト内に保持されたプリンタのステータスデータを転送し
て応答するよう構成されている上記(1)に記載の無線
プリンタ切替器。
【0015】(3) コンピュータに接続されるコンピ
ュータ側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続され
るプリンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コン
ピュータ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無
線切替器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切
替器であって、前記プリンタ側の無線切替器ユニット
は、前記コンピュータからの逆方向転送の要求の有無に
係わらず、前記プリンタから当該プリンタのステータス
データを取得して当該プリンタ側の無線切替器ユニット
内に保持すると共に、このプリンタ側の無線切替器ユニ
ット内に保持されたプリンタのステータスデータの第1
の履歴情報を更新し、前記プリンタ側の無線切替器ユニ
ット内に保持されたプリンタのステータスデータおよび
前記第1の履歴情報を前記コンピュータ側の無線切替器
ユニットへ無線送信するよう構成されていることを特徴
とする無線プリンタ切替器。
【0016】(4) 前記コンピュータ側の無線切替器
ユニットは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニ
ットから無線送信されるプリンタのステータスデータお
よび第1の履歴情報を取得し、この取得したプリンタの
ステータスデータを当該コンピュータ側の無線切替器ユ
ニット内に保持すると共に、前記第1の履歴情報に応じ
て、前記コンピュータ側の無線切替器ユニット内に保持
されたプリンタのステータスデータの第2の履歴情報を
更新し、前記コンピュータからの逆方向転送の要求時
に、前記第2の履歴情報に応じて、当該コンピュータ側
の無線切替器ユニットから前記コンピュータへ前記コン
ピュータ側の無線切替器ユニット内に保持されたプリン
タのステータスデータを転送して応答するよう構成され
ている上記(3)に記載の無線プリンタ切替器。
【0017】(5) コンピュータに接続されるコンピ
ュータ側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続され
るプリンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コン
ピュータ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無
線切替器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切
替器であって、前記プリンタ側の無線切替器ユニット
は、前記コンピュータからの逆方向転送の要求の有無に
係わらず、前記プリンタから当該プリンタのステータス
データを第1の周期で取得して当該プリンタ側の無線切
替器ユニット内に保持すると共に、このプリンタ側の無
線切替器ユニット内に保持されたプリンタのステータス
データの第1の履歴情報を更新し、前記プリンタ側の無
線切替器ユニット内に保持されたプリンタのステータス
データおよび前記第1の履歴情報を第2の周期で処理し
て前記コンピュータ側の無線切替器ユニットへ無線送信
するよう構成されていることを特徴とする無線プリンタ
切替器。
【0018】(6) 前記第1の周期と前記第2の周期
とが等しい上記(5)に記載の無線プリンタ切替器。
【0019】(7) 前記第1の周期と前記第2の周期
とが異なる上記(5)に記載の無線プリンタ切替器。
【0020】(8) 前記プリンタ側の無線切替器ユニ
ットは、前記プリンタのステータスデータを保持する第
1のメモリーと、前記第1の履歴情報を保持するPR履
歴情報レジスタと、前記第1の周期を計測する第1のタ
イマを有し、前記プリンタから当該プリンタのステータ
スデータを前記第1の周期で取得して前記第1のメモリ
ーに保持すると共に、前記PR履歴情報レジスタに保持
されている前記第1の履歴情報を更新するPRホストコ
ントローラと、前記第2の周期を計測する第2のタイマ
を有し、前記第1のメモリーに保持されているプリンタ
のステータスデータおよび前記履歴情報レジスタに保持
されている第1の履歴情報を前記第2の周期で処理する
PR送受信コントローラと、前記コンピュータ側の無線
切替器ユニットと当該プリンタ側の無線切替器ユニット
との間で無線通信を行い、前記PR送受信コントローラ
により処理されたプリンタのステータスデータおよび第
1の履歴情報を前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
トへ送信する無線インターフェース部とを備えている上
記(5)ないし(7)のいずれかに記載の無線プリンタ
切替器。
【0021】(9) 前記コンピュータ側の無線切替器
ユニットは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニ
ットから前記第2の周期で無線送信されるプリンタのス
テータスデータおよび第1の履歴情報を取得し、この取
得したプリンタのステータスデータを当該コンピュータ
側の無線切替器ユニット内に保持すると共に、前記第1
の履歴情報に応じて、前記コンピュータ側の無線切替器
ユニット内に保持されたプリンタのステータスデータの
第2の履歴情報を更新し、前記コンピュータからの逆方
向転送の要求時に、前記第2の履歴情報に応じて、当該
コンピュータ側の無線切替器ユニットから前記コンピュ
ータへ前記コンピュータ側の無線切替器ユニット内に保
持されたプリンタのステータスデータを転送して応答す
るよう構成されている上記(5)ないし(8)のいずれ
かに記載の無線プリンタ切替器。
【0022】(10) 前記コンピュータ側の無線切替
器ユニットは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユ
ニットと当該コンピュータ側の無線切替器ユニットとの
間で無線通信を行い、接続先の前記プリンタ側の無線切
替器ユニットから送信されるプリンタのステータスデー
タおよび第1の履歴情報を受信する無線インターフェー
ス部と、前記プリンタのステータスデータを保持する第
2のメモリーと、前記第2の履歴情報を保持するPC履
歴情報レジスタと、前記無線インターフェース部により
受信されたプリンタのステータスデータを前記第2のメ
モリーに保持すると共に、前記第1の履歴情報に応じ
て、前記PC履歴情報レジスタに保持されている第2の
履歴情報を更新するPC送受信コントローラと、前記コ
ンピュータからの逆方向転送の要求時に、前記第2の履
歴情報に応じて、前記第2のメモリーに保持されている
プリンタのステータスデータを当該コンピュータ側の無
線切替器ユニットから前記コンピュータへ転送して応答
するPCホストコントローラとを備えている上記(9)
に記載の無線プリンタ切替器。
【0023】(11) 前記逆方向転送は、ニブルモー
ドまたはバイトモードで行われる上記(1)ないし(1
0)のいずれかに記載の無線プリンタ切替器。
【0024】(12) 前記プリンタ側の無線切替器ユ
ニットとして、複数のプリンタに各々接続される複数の
プリンタ側の無線切替器ユニットを備え、前記コンピュ
ータ側の無線切替器ユニットと複数の前記プリンタ側の
無線切替器ユニットとの間を各々独立した無線通信チャ
ンネルを介して無線接続する上記(1)ないし(11)
のいずれかに記載の無線プリンタ切替器。
【0025】(13) 前記コンピュータ側の無線切替
器ユニットとして、複数のコンピュータに各々接続され
る複数のコンピュータ側の無線切替器ユニットを備え、
複数の前記コンピュータ側の無線切替器ユニットと前記
プリンタ側の無線切替器ユニットとの間を同一無線通信
チャンネルを介して無線接続する上記(1)ないし(1
2)のいずれかに記載の無線プリンタ切替器。
【0026】(14) 無線変調方式としてFHSS方
式を採用して、前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
トと前記プリンタ側の無線切替器ユニットとの間を無線
接続する上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の
無線プリンタ切替器。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適な
実施形態に基づいて、本発明の無線プリンタ切替器を詳
細に説明する。
【0028】図1は、本発明の無線プリンタ切替器を利
用したシステムの一実施形態の概略図である。
【0029】同図は、2台のパソコン(コンピュータ)
と1台のプリンタとが無線接続されたシステムの一例を
示すもので、左側にパソコンPC1,2と、これらのパ
ソコンPC1,2に各々接続されたパソコン側(コンピ
ュータ側)の無線切替器ユニットUnit2,3と、右
側にプリンタPR1と、このプリンタPR1に接続され
たプリンタ側の無線切替器ユニットUnit1とを備え
ている。
【0030】本実施形態の無線プリンタ切替器は、無線
変調方式として、FHSS(周波数ホッピング・スペク
トル拡散)方式を採用するもので、パソコンおよびパソ
コン側の無線切替器ユニットからなるパソコン側システ
ムと、プリンタおよびプリンタ側の無線切替器ユニット
からなるプリンタ側システムとによって構成される。
【0031】なお、本発明では、無線変調方式は何ら限
定されず、例えばTDMA(時分割多元接続)方式、F
HSS方式等の各種の無線変調方式がいずれも利用可能
であるが、FHSS方式を採用するのが好ましい。
【0032】FHSS方式では、各々の無線通信チャン
ネル毎に異なるパターンで、一定の周期毎に一定の時間
間隔で通信周波数をホッピングさせたFH系列(ホッピ
ングパターン)を用いてデータを変調する。
【0033】このFHSS方式は周波数多重方式である
ため、同一周波数帯域内でホッピングパターンに対応す
る複数の独立した無線通信チャンネルを混在して同時使
用することができ、かつ、送受信する周波数が固定の方
式に対して一定の周波数に停滞していないので、外界ノ
イズからの妨害に対しても非常に優れているという特徴
がある。
【0034】図示例のシステムにおいて、パソコンPC
1,2とパソコン側の無線切替器ユニットUnit2,
3とは、IEEE1284規格に従うインターフェース
である1284I/F、例えばパソコンPC1,2のパ
ラレルポート等とこれに対応するパソコン側の無線切替
器ユニットUnit2,3の接続コネクタとが直結また
はケーブル等を介して接続されている。また、プリンタ
PR1とプリンタ側の無線切替器ユニットUnit1と
の接続も同様である。
【0035】一方、パソコン側の無線切替器ユニットU
nit2,3とプリンタ側の無線切替器ユニットUni
t1との間は、プリンタ側の無線切替器ユニットUni
t1にあらかじめ設定される無線通信チャンネル(同一
無線通信チャンネル)を介して無線接続される。
【0036】なお、複数のプリンタを使用する場合に
は、各々のプリンタに接続される無線切替器ユニット毎
に独立した無線通信チャンネル(CH)があらかじめ設
定され、それぞれ固有のFH系列でRF(無線周波数)
同期がとられる。
【0037】図示例のシステムにおいては、パソコンP
C1,2上で動作するソフトウェアの制御によって、パ
ソコン側の無線切替器ユニットUnit2,3とプリン
タ側の無線切替器ユニットUnit1との間で、プリン
タ側の無線切替器ユニットUnit1にあらかじめ設定
される無線通信チャンネルを介して無線通信が行われ、
2台のパソコンPC1,2の各々から、1台のプリンタ
PR1に対してプリントが行われる。また、パソコンP
C1,2は、プリンタPR1からプリンタのステータス
データの受信(逆方向転送)が可能である。
【0038】続いて、本発明の無線プリンタ切替器につ
いてさらに詳細に説明する。図2は、本発明の無線プリ
ンタ切替器の内部構造を表す一実施形態のブロック概念
図である。同図は、無線プリンタ切替器の内の1台のパ
ソコン側システム10と1台のプリンタ側システム12
との間の関係を表すものである。なお、複数のパソコン
側システムおよび複数のプリンタ側システムが存在する
場合の両者の間の関係も基本的に同じである。
【0039】前述のように、パソコン側システム10
は、パソコン(PC)14およびパソコン側の無線切替
器ユニット(PC UNIT)16で構成されている。
【0040】パソコン側システム10の内、まず、パソ
コン14は、IEEE1284規格に準拠したインター
フェースである1284I/F(例えば、パラレルポー
ト)18等からなるハードウェア部分と、ウィンドウズ
・オペレーティング・システム(マイクロソフト社製)
上で動作するアプリケーション(Application )20、
プリンタ・ドライバ22、仮想デバイスドライバである
VxD24等からなるソフトウェア部分とによって構成
されている。
【0041】ここで、アプリケーション20は、プリン
タ・ドライバ22を利用してプリンタを使用する既存の
各種のソフトウェアである。また、プリンタ・ドライバ
22は、プリンタメーカから供給される、プリンタの動
作を制御するための既存のプリンタ・ドライバと、本発
明独自に開発された、本発明に係る無線切替器ユニット
の動作を制御するための新規なプリンタ・ドライバとを
含む。VxD24は、パソコン14のパラレルポート1
8の使用状況を監視するものである。
【0042】この無線プリンタ切替器を利用したシステ
ムでは、パラレルポート18を使用するに先立って、V
xD24のポート調停機能を利用してポートの状況調
査、調停処理が行われ、パラレルポート18が占有され
る。これにより、アプリケーション20が利用する既存
のプリンタ・ドライバと本発明独自のプリンタ・ドライ
バとが衝突することなく1つのパラレルポート18を時
分割に共用することができ、既存のソフトウェア資産を
何ら変更することなくそのまま使用することができる。
【0043】アプリケーション20から、プリンタにお
ける印字を制御するプリンタコマンドが実行されると、
このプリンタコマンドは、既存のプリンタ・ドライバに
よって処理され、印字データは、VxD24を介して、
IEEE1284規格の通信プロトコルに従って、パラ
レルポート18からパソコン側の無線切替器ユニット1
6へ送信される。
【0044】なお、前記「印字」には、文字、数字、記
号、図形等を印刷(表示)することのみならず、例え
ば、画像等を印刷(表示)すること等も含まれる。
【0045】また、アプリケーション20から、パソコ
ン側の無線切替器ユニット16およびプリンタ側の無線
切替器ユニット36の動作を制御したり、プリンタのス
テータスデータを取得するための制御コマンドが実行さ
れると、この制御コマンドは、本発明独自のプリンタ・
ドライバによって処理され、VxD24を介して、本発
明独自の通信プロトコルに従って、パラレルポート18
からパソコン側の無線切替器ユニット16へ送信され
る。
【0046】一方、プリンタのステータスデータは、パ
ソコン14からの要求に応じて、IEEE1284規格
の通信プロトコルに従って、パソコン側の無線切替器ユ
ニット16からパソコン14へ送信される。プリンタの
ステータスデータは、パラレルポート18からVxD2
4を介して受信され、本発明独自のプリンタ・ドライバ
によって処理された後、アプリケーション20へ引き渡
される。
【0047】また、パソコン側の無線切替器ユニット1
6は、IEEE1284規格に準拠したPC1284ホ
ストコントローラ(Host Controller )26と、データ
バッファとしてのメモリー(第2のメモリー)28と、
PC履歴情報レジスタ30と、パソコン14から送信さ
れてくるコマンドや印字データ、プリンタ側の無線切替
器ユニットから送信されてくるステータスデータ等を解
析し、処理するPC送受信コントローラ(Controller)
32と、プリンタ側の無線切替器ユニット36との間で
無線通信を行う無線IF(RF)部34とを備えてい
る。
【0048】前述のようにして、パソコン14から送信
されるコマンドや印字データは、PC1284ホストコ
ントローラ26を介して受信され、必要に応じてメモリ
ー28に保持(記憶)される。そして、PC送受信コン
トローラ32により処理され、無線IF部34の制御に
より、所定の無線通信チャンネルを経由して接続先のプ
リンタ側の無線切替器ユニット36へ無線送信される。
また、制御コマンドに応じて、パソコン側の無線切替器
ユニット16には各種の設定が行われる。
【0049】プリンタのステータスデータは、その履歴
情報と共に、プリンタ側の無線切替器ユニット36か
ら、同じ無線通信チャンネルを使用する全てのパソコン
側の無線切替器ユニット16に対し同報データとして一
定の周期で送信されてくる。
【0050】プリンタのステータスデータは、無線IF
部34を介してパソコン側の無線切替器ユニット16に
受信され、PC送受信コントローラ32によって処理さ
れる。そして、その履歴情報に基づいて、新規なプリン
タのステータスデータであればメモリー28に保持さ
れ、PC履歴情報レジスタ30の内容(第2の履歴情
報)が更新される。また、プリンタのステータスデータ
は、パソコン14からの要求に応じて、PC1284ホ
ストコントローラ26を介してパソコン14へ送信され
る。
【0051】一方、プリンタ側システム12は、プリン
タ側の無線切替器ユニット(PRINTER UNI
T)36およびプリンタ(PRINTER)38で構成
されている。
【0052】プリンタ側システム12の内、まず、プリ
ンタ側の無線切替器ユニット36は、基本的にパソコン
側の無線切替器ユニット16と同じ構成である。
【0053】すなわち、プリンタ側の無線切替器ユニッ
ト36は、IEEE1284規格に準拠したPR128
4ホストコントローラ40と、メモリー(第1のメモリ
ー)42と、PR履歴情報レジスタ44と、プリンタ3
8から送信されてくるステータスデータ、パソコン側の
無線切替器ユニット16から送信されてくるコマンドや
印字データ等を解析し、処理するPR送受信コントロー
ラ46と、パソコン側の無線切替器ユニット16との間
で無線通信を行う無線IF(RF)部48とを備えてい
る。
【0054】なお、同図に示すように、プリンタ側の無
線切替器ユニット36の構成は、PR1284ホストコ
ントローラ40がタイマ1(第1のタイマ)を、また、
PR送受信コントローラ46がタイマ2(第2のタイ
マ)を備える点でパソコン側の無線切替器ユニット16
とは相違する。
【0055】パソコン側の無線切替器ユニット16から
無線送信されてくるコマンドや印字データは、無線IF
部48を介してプリンタ側の無線切替器ユニット36に
受信され、必要に応じてメモリー42に保持(記憶)さ
れる。そして、PR送受信コントローラ46により処理
され、PR1284ホストコントローラ40を介してプ
リンタ38へ送信される。また、制御コマンドに応じ
て、プリンタ側の無線切替器ユニット36には各種の設
定が行われる。
【0056】プリンタのステータスデータは、パソコン
14からの逆方向転送の要求に係らず、PR1284ホ
ストコントローラ40に搭載されたタイマ1の制御によ
り、例えばニブルモードで、プリンタ38から所定の一
定の周期(第1の周期)で取得される。取得されたプリ
ンタのステータスデータは、PR送受信コントローラ4
6によって処理され、メモリー42に保持されると共
に、PR履歴情報レジスタ44の内容(第1の履歴情
報)が更新される。
【0057】また、プリンタのステータスデータは、パ
ソコン14からの逆方向転送の要求に係らず、PR送受
信コントローラ46に搭載されたタイマ2の制御により
履歴情報レジスタ44の内容に従ってメモリー42から
読み出され、PR送受信コントローラ46により、前述
のように、無線IF部48を介して、プリンタ側の無線
切替器ユニット36から、同一無線通信チャンネルを使
用する全てのパソコン側の無線切替器ユニット16に対
し同報データとして所定の一定の周期(第2の周期)で
送信される。
【0058】ここで、タイマ1の周期(第1の周期)と
タイマ2の周期(第2の周期)や、タイミング等は、何
ら限定されない。例えば、タイマ1の周期とタイマ2の
周期は、同じでもよく、また、異なっていてもよい。ま
た、タイマ1とタイマ2は、同期していてもよく、ま
た、非同期であってもよい。
【0059】また、プリンタ38は、印刷エンジン(En
gine)50と、IEEE1284規格に準拠したインタ
ーフェースである1284I/O52とを備えている。
【0060】プリンタ側の無線切替器ユニット36から
送信されるコマンドや印字データは、1284I/O5
2を介して受信され、印刷エンジン50により処理さ
れ、プリントされる。
【0061】また、プリンタ側の無線切替器ユニット3
6から、プリンタのステータスデータを取得するための
要求があると、プリンタのステータスデータは、印刷エ
ンジン50から1284I/O52を介してプリンタ側
の無線切替器ユニット36へ送信される。
【0062】なお、同図には、本発明の無線プリンタ切
替器に関連するパソコンやプリンタの部位だけを示して
いるが、パソコン14やプリンタ38は、図示したハー
ドウェアおよびソフトウェア以外の様々な構成要件を含
むものであることは言うまでもないことである。また、
本発明は、例えばウィンドウズ・オペレーティング・シ
ステムに限定されず、あらゆるオペレーティング・シス
テムを利用して実現可能である。
【0063】続いて、図3に示すフローチャートを参照
しながら、本発明の無線プリンタ切替器の動作について
説明する。
【0064】図3のフローチャートにおいて、図中左側
はパソコン側の無線切替器ユニット16の動作、図中右
側はプリンタ側の無線切替器ユニット36の動作を表
し、両者は波線矢印で示す部分で同期して動作する。な
お、以下の説明では、プリンタ側の無線切替器ユニット
36には、あらかじめ固有の無線通信チャンネルが設定
されているものとする。
【0065】まず、パソコン側の無線切替器ユニット1
6は、スタート(電源オン)して(PCS1)、稼働中
のプリンタを検出した後、接続先のプリンタを選択す
る。言い換えると、接続先のプリンタ側の無線切替器ユ
ニット36にあらかじめ設定されている無線通信チャン
ネルのFH系列を指定する(PCS2)。
【0066】プリンタ側の無線切替器ユニット36は、
スタート(電源オン)して(PRS1)、各々のプリン
タに固有の無線通信チャンネル、すなわち、各々のプリ
ンタにあらかじめ設定されているFH系列で周波数ホッ
ピングしながら同期フレームを送信する(PRS2)。
【0067】この同期フレームは、パソコン側の無線切
替器ユニット16が時間軸上でプリンタ側の無線切替器
ユニット36に同期するための時間情報、周波数ホッピ
ングのチャンネル情報等を含むもので、全てのパソコン
側の無線切替器ユニット16で受信可能な同報フレーム
として常に一定の間隔で送信されている。
【0068】パソコン側の無線切替器ユニット16は、
電波状況が良好であれば、プリンタ側の無線切替器ユニ
ット36から送信される同期フレームを受信してFH系
列の同期補足を行い、物理的に通信する無線通信チャン
ネルを確立する(PCS3)。なお、電波状況は、例え
ば、パソコン側の無線切替器ユニット16とプリンタ側
の無線切替器ユニット36との間の距離で決定される。
【0069】同期捕捉が完了すると、プリンタ側の無線
切替器ユニット36は、タイマ1の制御により、一定間
隔でプリンタ38からステータスデータを取得してメモ
リー42に保存し、タイマ2の制御により、メモリー4
2から読み出してパソコン側の無線切替器ユニット16
へ送信する(PRS3)。プリンタのステータスデータ
には、例えばプリンタ製造者の名称やモデル名等のプリ
ンタのデバイスID(識別情報)、インク残量等が含ま
れる。
【0070】なお、このパソコン側の無線切替器ユニッ
ト16とプリンタ側の無線切替器ユニット36との間の
プリンタのステータスデータの送受信およびバッファリ
ングは、パソコン14からのプリンタのステータスデー
タの転送要求や印刷ジョブの有無に係らず一定の時間間
隔で常時行われている。
【0071】パソコン側の無線切替器ユニット16は、
接続先のプリンタ側の無線切替器ユニット36から送信
されてくるステータスデータを取得(受信)し、これを
メモリー28にバッファリングする(PCS4)。
【0072】プリンタ等のデバイスの動作を規定するI
EEE1284の規格では、ニブルモードすなわちプリ
ンタ38からパソコン14への逆方向転送モードの時の
パソコン14からのポーリング制御に対して、プリンタ
38の最大応答時間は35msと規定されている。しか
し、パソコン14とプリンタ38とを無線接続したシス
テムでは、例えば電波状況等に応じて無線通信チャンネ
ルが瞬断し、35msの規格を満足することができない
場合が想定される。
【0073】これに対し、図示例のシステムでは、あら
かじめプリンタのステータスデータをパソコン側の無線
切替器ユニット16内のメモリー28にバッファリング
しておくことによって、パソコン14からのポーリング
制御による逆方向転送の要求時に、規格を満足する時間
内でプリンタのステータスデータをパソコン側の無線切
替器ユニット16から即座にパソコン14に転送して応
答することができるという利点がある。
【0074】その後、パソコン側の無線切替器ユニット
16は、パソコン14からプリンタ38に対して印字要
求がなされるまでウェイトする(PCS5)。
【0075】この時、前述したように、パソコン側の無
線切替器ユニット16では、プリンタのステータスデー
タの取得、バッファリングが繰り返し行われる(PCS
4)。また、プリンタ側の無線切替器ユニット36で
は、パソコン側の無線切替器ユニット16からリンク要
求がなされるまで(PRS4)、同期フレームおよびス
テータスデータの取得・送信が繰り返し行われる(PR
S2,3)。
【0076】パソコン14上のアプリケーション20か
ら印字要求がなされると、パソコン側の無線切替器ユニ
ット16からプリンタ側の無線切替器ユニット36に対
してリンク要求が出力される(PCS6)。
【0077】この時、パソコン側の無線切替器ユニット
16からプリンタ側の無線切替器ユニット36へのリン
ク要求に対して、プリンタ側の無線切替器ユニット36
からパソコン側の無線切替器ユニット16へ返送フレー
ムが送信され、プリンタ側の無線切替器ユニット36が
他の印刷ジョブを処理中でなければ(リンクフリー)、
パソコン側の無線切替器ユニット16とプリンタ側の無
線切替器ユニット36との間でリンク接続が確立され
(PCS7,PRS5)、実行中であれば(リンクビジ
ー)、他の印刷ジョブが終了するまでリンク要求が繰り
返し行われる(PCS6,PRS4)。
【0078】リンク接続が確立されると(PCS7,P
RS5)、パソコン側の無線切替器ユニット16からプ
リンタ側の無線切替器ユニット36へ印字データの送信
が開始され(PCS8)、プリンタ側の無線切替器ユニ
ット36は、印字データを受信して印刷出力する(PR
S6)。
【0079】パソコン側の無線切替器ユニット16から
の印字データの送信が終了し(PCS9)、プリンタ側
の無線切替器ユニット36での印字出力が終了すると
(PRS7)、パソコン側の無線切替器ユニット16と
プリンタ側の無線切替器ユニット36との間のリンクは
開放される(PCS10,PRS8)。
【0080】その後、パソコン側の無線切替器ユニット
16では、接続先のプリンタ38の変更がなければ(P
CS11で「NO」)、前述したように、パソコン14
からプリンタ38に対して印字要求がなされるまでウェ
イトし(PCS5)、変更があれば(PCS11で「Y
ES」)、前記ステップPCS2に戻って接続先のプリ
ンタを選択し直し(PCS2)、前述の処理が繰り返し
行われる。
【0081】本発明の無線プリンタ切替器では、以上の
ようにして、複数のパソコン14から複数のプリンタ3
8の内の任意のプリンタを選択してプリントが行われ
る。
【0082】次に、図4〜7に示す概念図およびフロー
チャートを参照しながら、プリンタのステータスデータ
を取得する場合の本発明の無線プリンタ切替器の動作に
ついて詳細に説明する。
【0083】まず、プリンタ38からプリンタのステー
タスデータを取得する際のプリンタ側の無線切替器ユニ
ット36の動作を説明する。
【0084】図4のフローチャートに示すように、プリ
ンタ38からプリンタ側の無線切替器ユニット36への
プリンタのステータスデータの取得は、PR1284ホ
ストコントローラ40に搭載されたタイマ(Time
r)1の制御により定期的に行われる(S201)。
【0085】タイマ1が所定の一定時間を計測するまで
の間は、印字データの処理が行われる(S201で
N)。
【0086】すなわち、パソコン側の無線切替器ユニッ
ト16から送信されてくる印字データの有無が確認され
る(S202)。
【0087】ここで、印字データがあれば(S202で
Y)、PR送受信コントローラ46の制御により、例え
ばメモリー42に保持されている印字データが1バイト
ずつ読み出され(S203)、プリンタ38へ送信され
る(S204)。以後、タイマ1が所定の一定時間を計
測するまでの間、印字データが無くなるまで前述の動作
が繰り返し行われる。
【0088】タイマ1が所定の一定時間を計測すると
(S201でY)、プリンタ38からプリンタ側の無線
切替器ユニット36へプリンタのステータスデータが取
得される。
【0089】すなわち、例えばニブルモードでのデータ
転送を開始するためのニブル・ネゴシエーションが行わ
れ(S205)、ニブルデータ(Nibbleデータ)、すな
わち、プリンタ38に新規なステータスデータが存在す
るかどうかが確認される(S206)。
【0090】ここで、ニブルデータがあれば(S206
でY)、プリンタ38から1バイトずつニブルデータが
取得され(S207)、このニブルデータは、プリンタ
側の無線切替器ユニット36のメモリー42に書き込ま
れ、保存される(S208)。以後、ニブルデータが無
くなるまで前述の動作が繰り返し行われる。
【0091】一方、初めからニブルデータがないか、あ
るいは、ニブルデータが無くなると(S206でN)、
ニブルモードでのデータ転送を終了するためのニブル・
ネゴシエーションが行われる(S209)。
【0092】ここで、新規なニブルデータを取得した場
合(S210でY)、PR履歴情報レジスタ44の内容
(第1の履歴情報)が更新される(S211)。PR履
歴情報レジスタ44は、例えば初期状態では0に設定さ
れ、新規なニブルデータを取得する毎に1つずつ値が増
加される。
【0093】一方、新規なニブルデータが取得されなか
った場合(S210でN)、PR1284ホストコント
ローラ40は、タイマ1が所定の一定時間を計測するま
で前述の動作を繰り返し行う。
【0094】次に、パソコン側の無線切替器ユニット1
6へステータスデータを送信する際のプリンタ側の無線
切替器ユニット36の動作を説明する。
【0095】図5のフローチャートに示すように、プリ
ンタ側の無線切替器ユニット36からパソコン側の無線
切替器ユニット16へのプリンタのステータスデータの
送信は、PR送受信コントローラ46に搭載されたタイ
マ(Timer)2の制御により定期的に行われる(S
301)。
【0096】タイマ2が所定の一定時間を計測するまで
の間は、印字データの処理が行われる(S301で
N)。
【0097】すなわち、パソコン側の無線切替器ユニッ
ト16から送信されてくる印字データのパケットを受信
したかどうかが確認される(S302)。
【0098】ここで、パケットを受信した場合(S30
2でY)、PR送受信コントローラ46により、受信さ
れたパケットが逆変換処理されて印字データとされ、メ
モリー42に保持される(S303)。また、パケット
を受信したことに対する応答となるAckパケットが、
パソコン側の無線切替器ユニット16へ返信される(S
304)。以後、タイマ2が所定の一定時間を計測する
までの間、パソコン側の無線切替器ユニット16から送
信されてくるパケットが無くなるまで前述の動作が繰り
返し行われる。
【0099】タイマ2が所定の一定時間を計測すると
(S301でY)、プリンタ側の無線切替器ユニット3
6からパソコン側の無線切替器ユニット16へ、メモリ
ー42に保存されたプリンタのステータスデータが送信
される(S12でY)。
【0100】すなわち、PR履歴情報レジスタ44の内
容が確認され、送信すべきプリンタのステータスデータ
(ニブルデータ)が決定される(S305)。そして、
メモリー42から送信すべきニブルデータが読み出され
(S306)、これに履歴情報(第1の履歴情報)が添
付された後(S307)、パケットに変換され(S30
8)、パソコン側の無線切替器ユニット16へ送信され
る(S309)。以後、PR送受信コントローラ46
は、タイマ2が所定の一定時間を計測するまで前述の動
作を繰り返し行う。
【0101】次に、プリンタ側の無線切替器ユニット3
6から送信されたプリンタのステータスデータを受信す
る際のパソコン側の無線切替器ユニット16の動作を説
明する。
【0102】図6のフローチャートに示すように、プリ
ンタ側の無線切替器ユニット36から送信されたプリン
タのステータスデータのパソコン側の無線切替器ユニッ
ト16での受信は、PC送受信コントローラ32の制御
により行われる。
【0103】まず、プリンタ側の無線切替器ユニット3
6からニブルデータのパケットを受信していない場合
(S401でN)、印字データの処理が行われる。すな
わち、印字データの送信要求の有無が確認される(S4
02)。
【0104】ここで、送信すべき印字データがあれば
(S402でY)、PC送受信コントローラ32によ
り、メモリー28に保持された印字データが読み出され
(S403)、パケットに変換された後(S404)、
プリンタ側の無線切替器ユニット36へ無線送信される
(S405)。以後、PC送受信コントローラ32は前
述の動作を繰り返し行う。
【0105】プリンタ側の無線切替器ユニット36から
ニブルデータのパケットを受信すると(S401で
Y)、まず、ニブルデータのパケットから更新情報、す
なわち、添付されたPR履歴情報(第1の履歴情報)が
抽出される(S406)。
【0106】ここで、PR履歴情報、すなわち、PR履
歴情報レジスタ44の値とPC履歴情報レジスタ30の
値とを比較することによって、受信したニブルデータが
新規なニブルデータであるか否かの判断が行われる。す
なわち、両者の値が違っていれば、受信したニブルデー
タは新規なニブルデータであり、両者の値が同じであれ
ば、受信したニブルデータは新規なニブルデータではな
いと判断することができる。
【0107】受信したニブルデータが新規なニブルデー
タである場合(S407でY)、パケットの逆変換処理
が行われてプリンタのステータスデータが抽出され(S
408)、メモリー28へ保持される(S409)。ま
た、PC履歴情報レジスタ30の内容(第2の履歴情
報)が更新される(S410)。
【0108】PC履歴情報レジスタ30は、例えば初期
状態では0に設定され、PR履歴情報レジスタ44と同
期して、新規なニブルデータを取得する毎に1つずつ値
が増加される。
【0109】また、新規なニブルデータを取得した場
合、この新規なニブルデータは、現在(1つ前)のプリ
ンタのステータスデータとはメモリー28の別の箇所に
保持され、メモリー28に保持されている2つのニブル
データの内のどちらのニブルデータが新規なニブルデー
タであるのかを表すフラグテーブルがセットされる。ま
た、新規なニブルデータが取得される毎に、この新規な
ニブルデータは、メモリー28内の2つのニブルデータ
が保持されている箇所に交互に保持される。
【0110】一方、受信したニブルデータが新規なニブ
ルデータではない場合(S407でN)、このニブルデ
ータは廃棄され、以後、PC送受信コントローラ32は
前述の動作を繰り返し行う。
【0111】最後に、パソコン14へプリンタのステー
タスデータを送信する際のパソコン側の無線切替器ユニ
ット16の動作を説明する。
【0112】図7のフローチャートに示すように、パソ
コン側の無線切替器ユニット16からパソコン14への
プリンタのステータスデータの送信は、PC1284ホ
ストコントローラ26の制御により行われる。
【0113】まず、パソコン14からニブルモードでの
データ転送を開始するためのニブル・ネゴシエーション
の要求がない場合(S501でN)、言い換えると、プ
リンタのステータスデータの転送要求がない場合、印字
データの処理が行われる。
【0114】すなわち、パソコン14から送信される印
字データの有無が確認される(S502)。
【0115】ここで、印字データがあれば(S502で
Y)、パソコン14から送信されてくる印字データが1
バイトずつ取得され(S503)、メモリー28へ保持
される(S504)。以後、パソコン14からニブル・
ネゴシエーションの要求があるまでの間、印字データが
無くなるまで前述の動作が繰り返し行われる。
【0116】パソコン14からニブル・ネゴシエーショ
ンの要求があると(S501でY)、パソコン側の無線
切替器ユニット16からパソコン14へプリンタのステ
ータスデータを送信するための処理が開始される。
【0117】まず、フラグテーブルを参照してPC履歴
情報レジスタ30の解析が行われ(S505)、新規な
ニブルデータ、すなわち、新規なプリンタのステータス
データの有無が確認される(S506)。本実施形態で
は、フラグテーブルがセットされていれば、新規なプリ
ンタのステータスデータが存在し、セットされていなけ
れば、新規なプリンタのステータスデータは存在しない
と判断することができる。
【0118】ここで、新規なニブルデータがある場合
(S506でY)、パソコン14に対して、ニブルデー
タが利用可能であることが応答される(S507)。
【0119】続いて、パソコン14からニブルデータの
転送要求があると(S508でY)、フラグテーブルを
参照して、メモリー28から新規なニブルデータが1バ
イトずつ読み出され(S509)、パソコン14へ送信
される(S510)。以後、新規なニブルデータがなく
なるまで前述の動作が繰り返し行われる(S511で
N)。
【0120】ここで、パソコン14から、ニブルデータ
の転送要求がなく(S508でN)、ニブルモードでの
データ転送を終了するためのニブル・ネゴシエーション
の終了要求もない場合には(S512でN)、ステップ
S507へ戻り、パソコン14に対して、ニブルデータ
が利用可能であることが繰り返し応答される。
【0121】一方、ステップS506において、新規な
ニブルデータがなかった場合(S506でN)、およ
び、ステップS511において、送信すべき新規なニブ
ルデータがなくなった場合(S511でY)、パソコン
14に対して、ニブルデータが利用不可能であることが
応答される(S513)。
【0122】続いて、ニブルデータを使用したかどう
か、すなわち、パソコン14に対して新規なニブルデー
タが送信されたかどうかの確認が行われる(S51
4)。
【0123】ここで、ニブルデータを使用した場合には
(S514でY)、PC履歴情報レジスタ30の情報が
削除される(S515)。言い換えると、フラグテーブ
ルの内容がリセットされる。
【0124】PC履歴情報レジスタ30の情報を削除し
た後、および、ニブルデータを使用していない場合(S
514でN)、パソコン14から、ニブルモードでのデ
ータ転送を終了するためのニブル・ネゴシエーションの
終了要求が行われるまで待機する(S516)。
【0125】ステップS512またはステップS516
において、パソコン14から、ニブル・ネゴシエーショ
ンの終了要求が行われると、ニブル・ネゴシエーション
が終了され(S517)、以後、前述の動作が繰り返し
行われる。
【0126】本発明の無線プリンタ切替器では、以上の
ようにして、プリンタ38からパソコン14に対してプ
リンタのステータスデータが取得される。
【0127】なお、上記実施形態では、2台(複数)の
パソコンと1台のプリンタとを無線接続しているが、本
発明はこれに限定されず、パソコンとプリンタとを、例
えば1対1で接続してももちろん構わないし、あるい
は、1対多もしくは多対多で接続しても何ら問題なく使
用することができる。
【0128】また、オペレーティング・システムのポー
ト調停機能を利用して、プリンタ・ドライバとクライア
ントドライバとの間でパラレルポートを共用すること
は、無線変調方式としてFHSS方式を採用する無線プ
リンタ切替器に限定されず、種々の無線変調方式を採用
する各種の無線プリンタ切替器に適用可能である。
【0129】また、ニブルモードでの逆方向転送を例示
して説明したが、これも限定されず、例えば、IEEE
1284規格で規定されているバイトモードでデータを
転送するようにしてもよい。
【0130】また、印字データとステータスデータとを
別のメモリーに保持するようにしてもよいし、フラグテ
ーブルには、2つ以上のニブルデータを保持するように
してもよい。本発明の無線プリンタ切替器は、基本的に
以上のようなものである。
【0131】以上、本発明の無線プリンタ切替器につい
て詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改
良や変更をしてもよいのはもちろんである。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線プリ
ンタ切替器によれば、コンピュータからの逆方向転送の
要求の有無に係わらず、プリンタのステータスデータを
(特に一定の周期)で取得してプリンタ側の無線切替器
ユニット内にバッファリングし、これを(特に一定の周
期)で転送してコンピュータ側の無線切替器ユニット内
にバッファリングしておくことにより、コンピュータか
らのポーリング制御による逆方向転送の要求時に、プリ
ンタのステータスデータを、規格を満足する時間内で即
座に、しかも抜け・重複も無く確実にコンピュータに転
送して応答することができる。
【0133】また、本発明の無線プリンタ切替器によれ
ば、無線通信プロトコルとしてFHSS方式を採用する
ことによって、多数の独立伝送路を確保することができ
るとともに、有線通信方式と比べても、伝送品質や伝送
速度を劣化させることなくエラーフリー通信を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線プリンタ切替器を利用したシステ
ムの一実施形態の概略図である。
【図2】本発明の無線プリンタ切替器の内部構造を表す
一実施形態のブロック概念図である。
【図3】本発明の無線プリンタ切替器の動作を表す一実
施形態のフローチャートである。
【図4】プリンタからプリンタのステータスデータを取
得する場合のプリンタ側の無線切替器ユニットの動作を
表す一実施形態のフローチャートである。
【図5】パソコン側の無線切替器ユニットへプリンタの
ステータスデータを送信する場合のプリンタ側の無線切
替器ユニットの動作を表す一実施形態のフローチャート
である。
【図6】プリンタ側の無線切替器ユニットからプリンタ
のステータスデータを受信する場合のパソコン側の無線
切替器ユニットの動作を表す一実施形態のフローチャー
トである。
【図7】パソコンへプリンタのステータスデータを送信
する場合のパソコン側の無線切替器ユニットの動作を表
す一実施形態のフローチャートである。
【符号の説明】
PC1,PC2 パーソナル・コンピュータ Unit1〜Unit3 無線切替器ユニット PR1 プリンタ 10 パソコン側システム 12 プリンタ側システム 14 パソコン 16 パソコン側の無線切替器ユニット 18 1284I/F 20 アプリケーション 22 プリンタ・ドライバ 24 VxD 26 PC1284ホストコントローラ 28,42 メモリー 30 PC履歴情報レジスタ 32 PC送受信コントローラ 34,48 無線IF(RF)部 36 プリンタ側の無線切替器ユニット 38 プリンタ 40 PR1284ホストコントローラ 44 PR履歴情報レジスタ 46 PR送受信コントローラ 50 印刷エンジン 52 1284I/O

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに接続されるコンピュータ
    側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続されるプリ
    ンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コンピュー
    タ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無線切替
    器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切替器で
    あって、 前記プリンタ側の無線切替器ユニットは、前記コンピュ
    ータからの逆方向転送の要求の有無に係わらず、前記プ
    リンタから当該プリンタのステータスデータを取得し、
    このステータスデータを前記コンピュータ側の無線切替
    器ユニットへ無線送信するよう構成されていることを特
    徴とする無線プリンタ切替器。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
    トは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニットか
    ら無線送信されるプリンタのステータスデータを取得し
    て当該コンピュータ側の無線切替器ユニット内に保持
    し、前記コンピュータからの逆方向転送の要求時に、当
    該コンピュータ側の無線切替器ユニットから前記コンピ
    ュータへ前記コンピュータ側の無線切替器ユニット内に
    保持されたプリンタのステータスデータを転送して応答
    するよう構成されている請求項1に記載の無線プリンタ
    切替器。
  3. 【請求項3】 コンピュータに接続されるコンピュータ
    側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続されるプリ
    ンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コンピュー
    タ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無線切替
    器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切替器で
    あって、 前記プリンタ側の無線切替器ユニットは、前記コンピュ
    ータからの逆方向転送の要求の有無に係わらず、前記プ
    リンタから当該プリンタのステータスデータを取得して
    当該プリンタ側の無線切替器ユニット内に保持すると共
    に、このプリンタ側の無線切替器ユニット内に保持され
    たプリンタのステータスデータの第1の履歴情報を更新
    し、前記プリンタ側の無線切替器ユニット内に保持され
    たプリンタのステータスデータおよび前記第1の履歴情
    報を前記コンピュータ側の無線切替器ユニットへ無線送
    信するよう構成されていることを特徴とする無線プリン
    タ切替器。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
    トは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニットか
    ら無線送信されるプリンタのステータスデータおよび第
    1の履歴情報を取得し、この取得したプリンタのステー
    タスデータを当該コンピュータ側の無線切替器ユニット
    内に保持すると共に、前記第1の履歴情報に応じて、前
    記コンピュータ側の無線切替器ユニット内に保持された
    プリンタのステータスデータの第2の履歴情報を更新
    し、前記コンピュータからの逆方向転送の要求時に、前
    記第2の履歴情報に応じて、当該コンピュータ側の無線
    切替器ユニットから前記コンピュータへ前記コンピュー
    タ側の無線切替器ユニット内に保持されたプリンタのス
    テータスデータを転送して応答するよう構成されている
    請求項3に記載の無線プリンタ切替器。
  5. 【請求項5】 コンピュータに接続されるコンピュータ
    側の無線切替器ユニットと、プリンタに接続されるプリ
    ンタ側の無線切替器ユニットとを備え、前記コンピュー
    タ側の無線切替器ユニットと前記プリンタ側の無線切替
    器ユニットとの間を無線接続する無線プリンタ切替器で
    あって、 前記プリンタ側の無線切替器ユニットは、前記コンピュ
    ータからの逆方向転送の要求の有無に係わらず、前記プ
    リンタから当該プリンタのステータスデータを第1の周
    期で取得して当該プリンタ側の無線切替器ユニット内に
    保持すると共に、このプリンタ側の無線切替器ユニット
    内に保持されたプリンタのステータスデータの第1の履
    歴情報を更新し、前記プリンタ側の無線切替器ユニット
    内に保持されたプリンタのステータスデータおよび前記
    第1の履歴情報を第2の周期で処理して前記コンピュー
    タ側の無線切替器ユニットへ無線送信するよう構成され
    ていることを特徴とする無線プリンタ切替器。
  6. 【請求項6】 前記第1の周期と前記第2の周期とが等
    しい請求項5に記載の無線プリンタ切替器。
  7. 【請求項7】 前記第1の周期と前記第2の周期とが異
    なる請求項5に記載の無線プリンタ切替器。
  8. 【請求項8】 前記プリンタ側の無線切替器ユニット
    は、前記プリンタのステータスデータを保持する第1の
    メモリーと、 前記第1の履歴情報を保持するPR履歴情報レジスタ
    と、 前記第1の周期を計測する第1のタイマを有し、前記プ
    リンタから当該プリンタのステータスデータを前記第1
    の周期で取得して前記第1のメモリーに保持すると共
    に、前記PR履歴情報レジスタに保持されている前記第
    1の履歴情報を更新するPRホストコントローラと、 前記第2の周期を計測する第2のタイマを有し、前記第
    1のメモリーに保持されているプリンタのステータスデ
    ータおよび前記履歴情報レジスタに保持されている第1
    の履歴情報を前記第2の周期で処理するPR送受信コン
    トローラと、 前記コンピュータ側の無線切替器ユニットと当該プリン
    タ側の無線切替器ユニットとの間で無線通信を行い、前
    記PR送受信コントローラにより処理されたプリンタの
    ステータスデータおよび第1の履歴情報を前記コンピュ
    ータ側の無線切替器ユニットへ送信する無線インターフ
    ェース部とを備えている請求項5ないし7のいずれかに
    記載の無線プリンタ切替器。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
    トは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニットか
    ら前記第2の周期で無線送信されるプリンタのステータ
    スデータおよび第1の履歴情報を取得し、この取得した
    プリンタのステータスデータを当該コンピュータ側の無
    線切替器ユニット内に保持すると共に、前記第1の履歴
    情報に応じて、前記コンピュータ側の無線切替器ユニッ
    ト内に保持されたプリンタのステータスデータの第2の
    履歴情報を更新し、前記コンピュータからの逆方向転送
    の要求時に、前記第2の履歴情報に応じて、当該コンピ
    ュータ側の無線切替器ユニットから前記コンピュータへ
    前記コンピュータ側の無線切替器ユニット内に保持され
    たプリンタのステータスデータを転送して応答するよう
    構成されている請求項5ないし8のいずれかに記載の無
    線プリンタ切替器。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータ側の無線切替器ユニ
    ットは、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユニット
    と当該コンピュータ側の無線切替器ユニットとの間で無
    線通信を行い、接続先の前記プリンタ側の無線切替器ユ
    ニットから送信されるプリンタのステータスデータおよ
    び第1の履歴情報を受信する無線インターフェース部
    と、 前記プリンタのステータスデータを保持する第2のメモ
    リーと、 前記第2の履歴情報を保持するPC履歴情報レジスタ
    と、 前記無線インターフェース部により受信されたプリンタ
    のステータスデータを前記第2のメモリーに保持すると
    共に、前記第1の履歴情報に応じて、前記PC履歴情報
    レジスタに保持されている第2の履歴情報を更新するP
    C送受信コントローラと、 前記コンピュータからの逆方向転送の要求時に、前記第
    2の履歴情報に応じて、前記第2のメモリーに保持され
    ているプリンタのステータスデータを当該コンピュータ
    側の無線切替器ユニットから前記コンピュータへ転送し
    て応答するPCホストコントローラとを備えている請求
    項9に記載の無線プリンタ切替器。
  11. 【請求項11】 前記逆方向転送は、ニブルモードまた
    はバイトモードで行われる請求項1ないし10のいずれ
    かに記載の無線プリンタ切替器。
  12. 【請求項12】 前記プリンタ側の無線切替器ユニット
    として、複数のプリンタに各々接続される複数のプリン
    タ側の無線切替器ユニットを備え、前記コンピュータ側
    の無線切替器ユニットと複数の前記プリンタ側の無線切
    替器ユニットとの間を各々独立した無線通信チャンネル
    を介して無線接続する請求項1ないし11のいずれかに
    記載の無線プリンタ切替器。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータ側の無線切替器ユニ
    ットとして、複数のコンピュータに各々接続される複数
    のコンピュータ側の無線切替器ユニットを備え、複数の
    前記コンピュータ側の無線切替器ユニットと前記プリン
    タ側の無線切替器ユニットとの間を同一無線通信チャン
    ネルを介して無線接続する請求項1ないし12のいずれ
    かに記載の無線プリンタ切替器。
  14. 【請求項14】 無線変調方式としてFHSS方式を採
    用して、前記コンピュータ側の無線切替器ユニットと前
    記プリンタ側の無線切替器ユニットとの間を無線接続す
    る請求項1ないし13のいずれかに記載の無線プリンタ
    切替器。
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