JP2002278680A - キーボード部材およびそれを備えた情報処理装置 - Google Patents

キーボード部材およびそれを備えた情報処理装置

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JP2002278680A
JP2002278680A JP2001079993A JP2001079993A JP2002278680A JP 2002278680 A JP2002278680 A JP 2002278680A JP 2001079993 A JP2001079993 A JP 2001079993A JP 2001079993 A JP2001079993 A JP 2001079993A JP 2002278680 A JP2002278680 A JP 2002278680A
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Koji Yatabe
孝司 矢田部
Tadahisa Sawano
忠久 澤野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準的なフルキーボードや演算用のキーボー
ドなどを適宜組み合わせて右利き用や左利き用として使
用する。 【解決手段】 キーボードケース25に少なくとも第1
キーボード23と第2キーボード24とが左右に並んで
配置される大きさの収納凹部26を形成し、この収納凹
部26に第1キーボード23と第2キーボード24とを
着脱可能に配置した。従って、第1キーボード23と第
2キーボード24を左右に組み合わせて配置することが
でき、これにより右利き用や左利き用として使用するこ
とができる。この場合、キーボードケース25の収納凹
部26に、手書き入力部を有する第3キーボードと第2
キーボード24とを着脱可能に配置することにより、第
1キーボード23と手書き入力用の第3キーボード28
とを簡単に交換して使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キーボード部材
およびそれを備えた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、伝票の発行処理などを行うデス
クトップ型の情報処理装置においては、タッチ入力機能
付き表示部材を備え、使用目的に応じて、表示部材をほ
ぼ垂直に起立させたり、あるいはほぼ水平に配置させた
りして、使用するようにしたものがある。この種の情報
処理装置は、従来、卓上に配置される装置本体の両側面
に連結アームをそれぞれ回動可能に取り付け、これら連
結アームにタッチ入力機能付き表示部材の両側部をそれ
ぞれ回動可能に取り付け、かつ装置本体の前側に位置す
る卓上にキーボードを配置して接続ケーブルにより装置
本体と電気的に接続し、この状態で連結アームを装置本
体に対し上下方向に回動させて表示部材を上下方向に移
動させると共に、この表示部材を連結アームに対し表裏
面方向に回動させて表示部材の表裏面の向きを垂直方向
や水平方向に変位させるように構成されている。
【0003】この場合、連結アームは、表示部材を装置
本体の前側においてほぼ垂直に起立させたり、ほぼ水平
に配置させたりするように、表示部材を変位可能に保持
している。また、タッチ入力機能付き表示部材は、表示
ケース内に表示部を設けたものであり、この表示部は、
液晶表示装置の前面に透明なタッチパネルを設け、この
液晶表示装置に表示された情報がタッチパネルを通して
見えると共に、タッチパネルをタッチペンなどで触れる
ことにより、タッチ入力操作ができるように構成されて
いる。また、キーボードは、文字キーやカーソルキーな
どの各種のキーを配列させてキーボードケースに組み付
けた標準的なフルキーボードであり、文字データなどの
情報がキー操作により入力できるように構成されてい
る。
【0004】このような情報処理装置では、使用しない
ときに、連結アームを装置本体に対し上方に回動させて
ほぼ垂直に起立させることにより、表示部材を装置本体
の前側上方に移動させると共に、この表示部材を連結ア
ームに対し表裏面方向に回動させて表示部材を装置本体
の前側にほぼ垂直に起立させ、これにより装置全体を卓
上の狭い設置スペースで配置することができる。また、
使用するときには、上記と同様、表示部材を装置本体の
前側上方に配置させ、かつ表示部材の前面を装置本体の
前面側に向けてほぼ垂直に起立させることにより、表示
部材の表示部を見ながらキーボードで文字データなどの
情報がキー操作により入力できる。
【0005】このときには、表示部材の表示部を見なが
らタッチペンで表示部のタッチパネルを触れることによ
り、タッチ入力ができるが、表示部材がほぼ垂直に起立
しているため、タッチペンによるタッチ入力操作がしに
くい。このため、タッチ入力をする場合には、連結アー
ムを装置本体に対し下方に回動させて装置本体の前側に
ほぼ水平に配置させることにより、表示部材を下方に移
動させると共に、この表示部材を連結アームに対し表裏
面方向に回動させて表示部材の前面を上方に向け、この
状態で表示部材をキーボードの上方にほぼ水平に配置す
る。これにより、表示部材の表示部をその上方から見な
がら、タッチペンで表示部のタッチパネルを触れること
により、タッチ入力操作ができるので、自然な状態で良
好にタッチ入力ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな情報処理装置では、キーボードが文字キーやカーソ
ルキーなどの各種のキーをキーボードケースに直接組み
付けた標準的なフルキーボードであるため、数値キーお
よび四則演算キーを備えた演算用のキーボードを着脱可
能に装着して組み合わせて使用することができないばか
りか、標準的なフルキーボードの左側に演算用のキーボ
ードを配置して左利き用のキーボードとして使用するこ
とができないという問題がある。
【0007】この発明の課題は、標準的なフルキーボー
ドや演算用のキーボードなどを適宜組み合わせて右利き
用や左利き用として使用することができるキーボード部
材およびそれを備えた情報処理装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
キーボード部材は、文字キーおよびカーソルキーなどの
各種のキーが配列された第1キーボードと、数字キーお
よび四則演算キーなどの各種のキーが配列された第2キ
ーボードと、少なくとも前記第1キーボードと前記第2
キーボードとを左右に並べて配置する大きさの収納凹部
が形成されたキーボードケースとを備え、前記キーボー
ドケースの前記収納凹部に前記第1キーボードと前記第
2キーボードとを着脱可能に配置したことを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、キーボードケースに少
なくとも第1キーボードと第2キーボードとが左右に並
べて配置される大きさの収納凹部を形成し、この収納凹
部に第1キーボードと第2キーボードとを着脱可能に配
置するので、第1キーボードと第2キーボードとを左右
に組み合わせて配置することができ、これにより右利き
用や左利き用として使用することができる。この場合、
請求項2に記載のごとく、前記キーボードケースの前記
収納凹部には、手書き入力部を有して前記第1キーボー
ドの外形とほぼ同じ大きさの第3キーボードと前記第2
キーボードとが着脱可能に配置されることにより、第1
キーボードと手書き入力用の第3キーボードとを簡単に
交換して使用することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明の情報処理装
置は、請求項1に記載されたキーボード部材と、このキ
ーボード部材が電気的に接続された装置本体と、この装
置本体に連結アーム部材を介して回動および上下方向に
変位可能に取り付けられて前記装置本体に対しほぼ垂直
に起立しかつほぼ水平に配置されるタッチ入力機能付き
表示部材とを備えたことを特徴とする。この発明によれ
ば、請求項1に記載の発明と同様、第1キーボードと第
2キーボードとを左右に組み合わせて配置することがで
き、これにより右利き用や左利き用として使用すること
ができるほか、表示部材を装置本体の前側に起立させ、
この表示部材に表示された情報を見ながらキーボード部
材で情報を入力することができ、また表示部材を装置本
体の前側にほぼ水平に配置させ、この状態で表示部材を
その上方から見ながらタッチ入力することができ、これ
により使い勝手のよいものを得ることができる。
【0011】この場合、請求項4に記載のごとく、前記
装置本体の前面には、前記キーボード部材の前記キーボ
ードケースを前記装置本体の前面における左右方向にス
ライド可能に装着するホルダー部が上下方向に回動可能
に取り付けられていることにより、装置本体の前側に表
示部材をほぼ水平に配置してタッチ入力する際、キーボ
ード部材の上方に表示部材が配置されても、ホルダー部
に対しキーボード部材を左右方向にスライドさせて、キ
ーボード部材の一部、例えば第2キーボードを表示部材
の側方に突出させて露出させることができ、これにより
第2キーボードを入力操作して情報を入力することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図16を参照して、
この発明のキーボード部材を備えた情報処理装置の一実
施形態について説明する。この情報処理装置は、図1〜
図3に示すように、卓上に載置される装置本体1と、こ
の装置本体1の両側面にそれぞれ回動可能に取り付けら
れた連結アーム部材2と、これら連結アーム部材2に両
側部がそれぞれ回動可能に取り付けられたタッチ入力機
能付き表示部材3と、装置本体1の前面に上下方向に回
動可能に取り付けられたキーボード部4とを備え、使用
目的に応じて、表示部材3を装置本体1の前側(図2で
は右側)においてほぼ垂直に起立させたり、ほぼ水平に
配置させたりすると共に、キーボード部4の後述するキ
ーボード部材17をほぼ水平に配置させたり、ほぼ垂直
に起立させたりするように構成されている。
【0013】この場合、装置本体1は、卓上に載置され
る台座5と、この台座5上に設けられた本体ケース6と
からなっている。台座5は、図2に示すように、その上
面における後部側(同図では左部側)に本体ケース6が
設けられ、前部側(同図では右部側)が本体ケース6の
前側(同図では右側)に突出し、これにより装置本体1
が前側に倒れないように構成されている。また、この装
置本体1の側面下部には、図1および図2に示すよう
に、複数のコネクタ7が設けられている。これらコネク
タ7には、後述するキーボード部材17やプリンタ(図
示せず)などの外部機器が電気的に接続される。
【0014】連結アーム部材2は、装置本体1の両側面
における上部にそれぞれ第1ヒンジ8により回動可能に
取り付けられたアーム本体部9と、表示部材3の両側部
がそれぞれ第2ヒンジ10により回動可能に取り付けら
れたアーム先端部11とからなり、これらが一体に形成
されている。これにより、連結アーム部材2は、アーム
本体部9が第1ヒンジ8を中心に装置本体1に対し上下
方向に回動すると、表示部材3が上下方向に移動し、表
示部材3が第2ヒンジ10を中心にアーム先端部11に
対し表裏面方向に回動すると、表示部材3の表裏面の向
きが変位するように構成されている。この場合、アーム
先端部11は、図2に示すように、アーム本体部9が装
置本体1に対しほぼ垂直に起立した状態のときに、アー
ム本体部9から湾曲して装置本体1の前側(同図では右
側)に向けて突出するように形成されている。これによ
り、アーム本体部9と表示部材3の両側部との間には、
隙間Sが設けられる。なお、第1、第2ヒンジ8、10
は、表示部材3を任意の位置に保持するために、所定の
付加が付与されている。
【0015】タッチ入力機能付き表示部材3は、表示ケ
ース12に表示部13を設けた構造になっている。表示
部13は、情報を電気光学的に表示する液晶表示装置の
前面に透明なタッチパネルを設け、この透明なタッチパ
ネルを通して液晶表示装置に表示された情報が見えると
共に、このタッチパネルをタッチペンなどで触れること
により、タッチ入力ができるように構成されている。こ
の場合、表示ケース12は、その両側部における上部側
が各アーム先端部11に第2ヒンジ10により回動可能
に取り付けられており、この表示ケース12の下端部に
は、図2に示すように、その背面側(同図では左面側)
に湾曲して突出する当接部14が設けられている。ま
た、この表示ケース12の前面における側部および下部
には、電源用や画面の明るさ調節用などの各種の押釦ス
イッチ15が設けられている。なお、タッチ入力機能付
き表示部13は、連結アーム部材2内を挿通する接続ケ
ーブル(図示せず)により装置本体1と電気的に接続さ
れている。
【0016】キーボード部4は、装置本体1の前面に回
動可能に取り付けられたホルダー部16と、このホルダ
ー部16上に着脱可能に装着されたキーボード部材17
とからなっている。ホルダー部16は、図2および図8
に示すように、装置本体1の前面に第3ヒンジ18によ
り回動可能に取り付けられた取付部19と、この取付部
19の下端部から図2の状態でほぼ水平方向に延設され
たボード載置部20とからなり、これらが一体に形成さ
れている。この場合、ボード載置部20は、図1に示す
ように、その前後方向の幅が表示部材3の上下方向の幅
よりも短く形成されており、このボード載置部20に
は、図1および図8に示すように、キーボード部材17
が装置本体1の前面における左右方向にスライド可能に
装着するボード装着凹部21が左右両側に開放されて設
けられている。なお、この第3ヒンジ18は、キーボー
ド部材17が装着したホルダー部16を任意の上下位置
に保持するために、所定の付加が付与されている。
【0017】キーボード部材17は、図9および図13
に示すように、文字キーおよびカーソルキーなどの各種
のキーが配列された標準的なフルキーボードである第1
キーボード23と、数字キーおよび四則演算キーなどの
各種のキーが配列された演算用の第2キーボード24
と、第1キーボード23および第2キーボード24を左
右に並べて配置する大きさの収納凹部26が形成された
キーボードケース25とを備え、このキーボードケース
25の収納凹部26に第1キーボード23と第2キーボ
ード24とが着脱可能に配置されるように構成されてい
る。この場合、キーボードケース25は、その横幅(左
右方向の幅)が表示部材3の横幅よりも長く形成されて
いる。また、第1、第2キーボード23、24は、図1
0および図11に示すように、キーボードケース25の
背面側における両側に設けられた各挿通孔27を挿通す
る接続ケーブル22が装置本体1のコネクタ7に接続さ
れることにより、装置本体1と電気的に接続されてい
る。
【0018】また、このキーボード部材17は、図15
および図16に示すように、キーボードケース25の収
納凹部26内に、手書き用の第3キーボード28と演算
用の第2キーボード24とが左右に並んで着脱可能に配
置される。この手書き用の第3キーボード28は、その
表面に手書き用のペンを接触させて文字などを描くこと
により、文字などのデータを入力する手書き入力部29
を有するほか、カーソルキーやファンクションキーなど
の各種のキーを有するものであり、標準的な第1キーボ
ード23の外形とほぼ同じ大きさに形成されている。こ
の場合にも、キーボードケース25に装着された第2、
第3キーボード24、28は、キーボードケース25の
各挿通孔27を挿通する接続ケーブル22が装置本体1
のコネクタ7に接続されることにより、装置本体1と電
気的に接続される。
【0019】このような情報処理装置では、予め、図9
に示すように、キーボードケース25の収納凹部26内
に標準的な第1キーボード23と演算用の第2キーボー
ド24とを左右に並べて収納する。このときには、使用
者が右利きである場合には、キーボードケース25の収
納凹部26内の左側に第1キーボード23を配置し、そ
の右側に第2キーボード24を配置する。そして、第
1、第2キーボード23、24を図1に示すようにそれ
ぞれ接続ケーブル22により装置本体1のコネクタ7に
電気的に接続し、この状態でキーボードケース25をホ
ルダー部16のボード装着凹部21に左右方向にスライ
ド可能に装着する。
【0020】この状態で、情報処理装置を使用するとき
には、図1〜図3に示すように、連結アーム部材2の第
1ヒンジ8を中心に連結アーム部材2を装置本体1に対
し上方に回動させ、図2に示すように、アーム本体部9
を装置本体1に対しほぼ垂直に起立させて、表示部材3
を装置本体1の前側上方に移動させると共に、アーム先
端部11の第2ヒンジ10を中心に表示部材3を表裏面
方向に回動させて、表示部材3の前面を装置本体1の前
面側に向けてほぼ垂直に起立させ、かつ表示部材3の下
部に湾曲して設けられた当接部14の先端を装置本体1
の前面上部に当接させる。そして、キーボード部4の第
3ヒンジ18を中心にホルダー部16を下方に回動させ
て装置本体1の前側にほぼ水平に配置する。
【0021】これにより、キーボード部材17が表示部
材3の下方にほぼ水平に配置され、キーボード部材17
の入力操作が可能になると共に、装置本体1の前側に起
立した表示部材3の表示部13に表示された情報を透明
なタッチパネルを通して装置本体1の前方から見ること
ができる。この状態では、表示部材3の表示部13を見
ながらキーボード部材17で文字データなどの情報を入
力することができると共に、タッチペンで表示部13の
タッチパネルを触れることによりタッチ入力ができる。
この場合には、図2に示すように、表示部材3の当接部
14の先端が装置本体1の前面上部に当接しているの
で、表示部材3を起立させた状態で安定させることがで
き、これにより良好にタッチペンによるタッチ入力操作
ができる。
【0022】このときには、表示部材3がほぼ垂直に起
立しているので、タッチペンによるタッチ入力操作がし
にくい。このため、タッチ入力をする場合には、連結ア
ーム部材2の第1ヒンジ8を中心に連結アーム部材2を
装置本体1に対し下方に回動させ、図4〜図6に示すよ
うに、アーム本体部9を装置本体1の前側にほぼ水平に
配置し、表示部材3を下方に移動させると共に、アーム
先端部11の第2ヒンジ10を中心に表示部材3を表裏
面方向に回動させ、表示部材3の前面を上方に向けてほ
ぼ水平に配置し、かつ表示部材3の当接部14の先端を
図5に示すように装置本体1の前側に位置する卓上に当
接させ、表示部材3をキーボード部材17の上方に支持
する。
【0023】この状態では、図9に示すように、キーボ
ード部材17の横幅が表示部材3の横幅よりも長く形成
されているので、左右両側の各一部分が表示部材3の側
方に突出して露出するが、キーボード部材17のほとん
どが表示部材3によって隠れていまう。このため、この
ときには、キーボード部材17をホルダー部16のボー
ド装着凹部21内に沿って表示部材3の左右における一
方側、例えば表示部材3の右側に向けてスライドさせる
ことにより、図12に示すように、キーボード部材17
の一部である演算用の第2キーボード24を表示部材3
の右側方に突出させて露出させることができる。
【0024】これにより、表示部材3の上方から透明な
タッチパネルを通して表示部13に表示された情報を見
ながらタッチペンでタッチパネルを触れることにより、
タッチペンの自然な操作で良好にタッチ入力ができる。
この場合には、表示部材3の当接部14の先端が卓上に
当接しているので、表示部材3を安定させた状態でタッ
チペンによるタッチ入力ができる。また、キーボード部
材17の一部である演算用の第2キーボード24が表示
部材3の右側方に突出して露出しているので、この露出
した第2キーボード24で数値や四則演算などの情報を
も入力することができ、これにより良好にデータの処理
ができる。
【0025】また、使用者が左利きである場合には、予
め、図13に示すように、キーボードケース25の収納
凹部26内の左側に演算用の第2キーボード24を配置
し、その右側に標準的な第1キーボード23を配置し、
これら第1、第2キーボード23、24をそれぞれ接続
ケーブル22により装置本体1のコネクタ7に電気的に
接続し、この状態でキーボードケース25をホルダー部
16のボード装着凹部21に左右方向にスライド可能に
装着する。そして、キーボード部材17の上方に表示部
材3をほぼ水平に配置してタッチ入力する際には、キー
ボード部材17をホルダー部16のボード装着凹部21
内に沿って表示部材3の左側に向けてスライドさせ、図
14に示すように、キーボード部材17の一部である演
算用の第2キーボード24を表示部材3の左側方に突出
させて露出させる。これにより、表示部材3をタッチペ
ンによるタッチ入力ができると共に、左側方に露出した
第2キーボード24で数値や四則演算などの情報をも入
力することができる。
【0026】一方、使用しないときには、連結アーム部
材2の第1ヒンジ8を中心に連結アーム部材2を装置本
体1に対し上方に回動させ、図7に示すように、アーム
本体部9をほぼ垂直に起立させて表示部材3を上方に移
動させると共に、アーム先端部11の第2ヒンジ10を
中心に表示部材3を表裏面方向に回動させて、表示部材
3の前面を装置本体1の前側に向けてほぼ垂直に起立さ
せる。この状態で、キーボード部4の第3ヒンジ18を
中心にホルダー部16を装置本体1に対し上方に回動さ
せてほぼ垂直に起立させ、ホルダー部16に装着された
キーボード部材17を表示部材3の前面にほぼ平行に起
立させる。これにより、キーボード部材17で表示部1
3の前面を傷付けないように保護することができると共
に、装置全体を卓上の狭い設置スペースで配置すること
ができる。
【0027】ところで、このようなキーボード部材17
は、キーボードケース25の収納凹部26内に、標準的
な第1キーボード23に代えて、図15および図16に
示すように、手書き用の第3キーボード28を配置する
と共に、この第3キーボード28の左右方向に演算用の
第2キーボード24を配置することができる。この場合
にも、使用者が右利きである場合には、図15に示すよ
うに、キーボードケース25の収納凹部26内の左側に
手書き用の第3キーボード28を配置し、その右側に第
2キーボード24を配置すれば良く、また使用者が左利
きである場合には、図16に示すように、キーボードケ
ース25の収納凹部26内の左側に演算用の第2キーボ
ード24を配置し、その右側に手書き用の第3キーボー
ド28を配置すれば良い。このようなキーボード部材1
7においても、上記と同様に使用することができる。
【0028】このように、この情報処理装置のキーボー
部材17によれば、キーボードケース25に少なくとも
第1キーボード23と第2キーボード24とが左右に並
んで配置される大きさの収納凹部26を形成し、この収
納凹部26に第1キーボード23と第2キーボード24
とを着脱可能に配置するので、第1キーボード23と第
2キーボード24を左右に組み合わせて配置することが
でき、これにより右利き用や左利き用として使用するこ
とができる。また、キーボードケース25の収納凹部2
6には、手書き入力部29を有する第3キーボード28
と演算用の第2キーボード24とを着脱可能に配置する
ことができるので、標準的な第1キーボード23と手書
き入力用の第3キーボード28とを簡単に交換して使用
することができる。
【0029】また、このようなキーボード部材17を用
いた情報処理装置では、上記と同様の作用効果があるほ
か、キーボード部材17が電気的に接続された装置本体
1にタッチ入力機能付き表示部材3を連結アーム部材2
を介して回動および上下方向に変位可能に取り付けたの
で、表示部材3を装置本体1の前側に起立させ、この表
示部材3に表示された情報を見ながらキーボード部材1
7で情報を入力することができ、また表示部材3を装置
本体1の前側にほぼ水平に配置させ、この状態で表示部
材3をその上方から見ながらタッチ入力することがで
き、これにより使い勝手のよいものを得ることができ
る。
【0030】この場合、装置本体1の前面に、キーボー
ド部材17のキーボードケース25を装置本体1の前面
における左右方向にスライド可能に装着するホルダー部
16が上下方向に回動可能に取り付けられているので、
装置本体1の前側に表示部材3をほぼ水平に配置してタ
ッチ入力する際、キーボード部材17の上方に表示部材
3が配置されても、ホルダー部16に対しキーボード部
材17を左右方向にスライドさせて、キーボード部材1
7の一部、例えば演算用の第2キーボード24を表示部
材3の側方に突出させて露出させることができ、これに
より第2キーボード24を入力操作して情報を入力する
ことができる。
【0031】また、この情報処理装置では、アーム本体
部9が装置本体1に対しほぼ垂直に起立した状態で、連
結アーム部材2のアーム先端部11がアーム本体部9か
ら湾曲して装置本体1の前側に突出しているので、アー
ム本体部9と表示部材3の両側部との間に隙間Sを設け
ることができる。このため、連結アーム部材2を装置本
体1に対し上下方向に回動させて表示部材3を上下方向
に移動させる際、あるいは表示部材3を連結アーム部材
2に対し表裏面方向に回動させて表示部材3の表裏面の
向きを変位させる際に、表示部材3の両側部を手で持っ
て表示部材3を回動させたり移動させたりしても、アー
ム本体部9と表示部材3の両側部との間に設けられた隙
間Sにより手を挟むことがなく、自然な手の動作で操作
性良く表示部材3を変位動作させることができ、これに
より安全で使い勝手の良いものを得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明のキーボード部材によれば、キーボードケースに少
なくとも第1キーボードと第2キーボードとが左右に並
んで配置される大きさの収納凹部を形成し、この収納凹
部に第1キーボードと第2キーボードとを着脱可能に配
置するので、第1キーボードと第2キーボードとを左右
に組み合わせて配置することができ、これにより右利き
用や左利き用として使用することができる。この場合、
キーボードケースの収納凹部に、手書き入力部を有して
第1キーボードの外形とほぼ同じ大きさの第3キーボー
ドと第2キーボードとを着脱可能に配置することによ
り、第1キーボードと手書き入力用の第3キーボードと
を簡単に交換して使用することができる。
【0033】また、請求項3に記載の発明の情報処理装
置によれば、キーボード部材が電気的に接続された装置
本体に、タッチ入力機能付き表示部材を連結アーム部材
を介して回動および上下方向に変位可能に取り付けたの
で、請求項1に記載の発明と同様の作用効果があるほ
か、表示部材を装置本体の前側に起立させ、この表示部
材に表示された情報を見ながらキーボード部材で情報を
入力することができ、また表示部材を装置本体の前側に
ほぼ水平に配置させ、この状態で表示部材をその上方か
ら見ながらタッチ入力することができ、これにより使い
勝手のよいものを得ることができる。
【0034】この場合、装置本体の前面に、キーボード
部材のキーボードケースを装置本体の前面における左右
方向にスライド可能に装着するホルダー部が上下方向に
回動可能に取り付けられていることにより、装置本体の
前側に表示部材をほぼ水平に配置してタッチ入力する
際、キーボード部材の上方に表示部材が配置されても、
ホルダー部に対しキーボード部材を左右方向にスライド
させて、キーボード部材の一部、例えば第2キーボード
を表示部材の側方に突出させて露出させることができ、
これにより第2キーボードを入力操作して情報を入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報処理装置の一実施形態において
表示部材を起立させて使用する状態を示した外観斜視
図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】図1の表示部材を下方に移動させて表示部材の
前面を上方に向けて使用する状態を示した外観斜視図。
【図5】図4の左側面図。
【図6】図4の正面図。
【図7】図1の表示部材およびキーボードを起立させて
使用しない状態を示した左側面図。
【図8】図1のキーボード部のホルダー部を示した外観
斜視図。
【図9】図1のキーボード部材のキーボードケースの左
側に標準的な第1キーボードを配置し、その右側に演算
用の第2キーボードを配置した右利き用のキーボード部
材の平面図。
【図10】図9のA−A矢視における拡大断面図。
【図11】図9のキーボードケースから各キーボードを
取り除いた状態の平面図。
【図12】図4の状態でキーボード部材を右側にスライ
ドさせた状態を示した平面図。
【図13】図11のキーボードケースの右側に標準的な
第1キーボードを配置し、その左側に演算用の第2キー
ボードを配置した左利き用のキーボード部材の平面図。
【図14】図4の状態で図13のキーボード部材を左側
にスライドさせた状態を示した平面図。
【図15】図11のキーボードケースの左側に手書き用
の第3キーボードを配置し、その右側に演算用の第2キ
ーボードを配置した右利き用のキーボード部材の平面
図。
【図16】図11のキーボードケースの右側に手書き用
の第3キーボードを配置し、その左側に演算用の第2キ
ーボードを配置した左利き用のキーボード部材の平面
図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 連結アーム部材 3 タッチ入力機能付き表示部材 4 キーボード部 8 第1ヒンジ 9 アーム本体部 10 第2ヒンジ 11 アーム先端部 12 表示ケース 13 表示部 16 ホルダー部 17 キーボード部材 18 第3ヒンジ 19 取付部 20 ボード載置部 21 ボード装着凹部 23 標準的な第1キーボード 24 演算用の第2キーボード 25 キーボードケース 26 収納凹部 28 手書き用の第3キーボード 29 手書き入力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字キーおよびカーソルキーなどの各種の
    キーが配列された第1キーボードと、数字キーおよび四
    則演算キーなどの各種のキーが配列された第2キーボー
    ドと、少なくとも前記第1キーボードと前記第2キーボ
    ードとを左右に並べて配置する大きさの収納凹部が形成
    されたキーボードケースとを備え、 前記キーボードケースの前記収納凹部に前記第1キーボ
    ードと前記第2キーボードとを着脱可能に配置したこと
    を特徴とするキーボード部材。
  2. 【請求項2】前記キーボードケースの前記収納凹部に
    は、手書き入力部を有して前記第1キーボードの外形と
    ほぼ同じ大きさの第3キーボードと前記第2キーボード
    とが着脱可能に配置されることを特徴とする請求項1に
    記載のキーボード部材。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたキーボード部材と、 このキーボード部材が電気的に接続された装置本体と、 この装置本体に連結アーム部材を介して回動および上下
    方向に変位可能に取り付けられて前記装置本体に対しほ
    ぼ垂直に起立しかつほぼ水平に配置されるタッチ入力機
    能付き表示部材とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記装置本体の前面には、前記キーボード
    部材の前記キーボードケースを前記装置本体の前面にお
    ける左右方向にスライド可能に装着するホルダー部が上
    下方向に回動可能に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項3に記載の情報処理装置。
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