JP2002278643A - データ処理装置及びその省電力化方法 - Google Patents

データ処理装置及びその省電力化方法

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JP2002278643A
JP2002278643A JP2001078003A JP2001078003A JP2002278643A JP 2002278643 A JP2002278643 A JP 2002278643A JP 2001078003 A JP2001078003 A JP 2001078003A JP 2001078003 A JP2001078003 A JP 2001078003A JP 2002278643 A JP2002278643 A JP 2002278643A
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frequency
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JP2001078003A
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Kenichi Atobe
健一 跡部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理装置において、周辺回路に依存す
ることなく省電力化を図る。 【解決手段】 データ処理装置10に、CPUコア部1
2と、CPUコア部12からの負荷状態検出信号100
が発生する時間間隔を検出すると共に、この時間間隔と
基準とする時間間隔とを比較することでCPUコア部1
2の負荷状態を判定し、この判定結果に応じた選択信号
110を出力する負荷状態検出部のWDT14と、この
選択信号110に基づいて被制御部16であるCPUコ
ア部12の処理速度を制御する処理速度制御部18とを
備え、CPUコア部12がアイドル状態であるときに
は、処理速度制御部18が、CPUコア部12のクロッ
ク周波数を下げるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、省電力化を実現
するためのデータ処理装置及びその方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理装置の省電力化が注目
される中、これまで、データ処理装置の省電力化は、そ
の周辺回路である各種ドライバやモデム等が有する省電
力機能により図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな省電力化方法では、省電力化はデータ処理装置が備
える周辺回路の規模に依存することになる。すなわち、
周辺回路の少ないデータ処理装置において効率的な省電
力化が期待できない。
【0004】そこで、この出願に係る発明者は、データ
処理装置にCPUが含まれている点に注目し、このCP
Uの作動時の省電力化を図れば、周辺回路の規模に依存
せずにデータ処理装置の省電力化が図れるという認識に
至った。
【0005】従って、この発明は、このような従来の問
題点に鑑みてなされたものであり、周辺回路に依存する
ことなく省電力化を可能にする、データ処理装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明のデー
タ処理装置は、下記のような構成上の特徴を有する。す
なわち、このデータ処理装置は、CPUと、負荷状態検
出部と、被制御部と、処理速度制御部とを備える。この
データ処理装置の負荷状態検出部では、CPUからの負
荷状態検出信号が発生する時間間隔を検出すると共に、
この時間間隔と基準とする時間間隔とを比較することに
よってCPUの負荷状態を判定して、この判定結果に応
じた選択信号を出力する。また、処理速度制御部では、
この選択信号に基づいて被制御部の処理速度を電力消費
の低下を伴うように制御する。
【0007】このようにすると、CPUの負荷状態がア
イドル状態であるか若しくは過負荷(ビジー)状態であ
るかを判定することができるので、この判定結果に基づ
いて、被制御部の処理速度を処理速度制御部によって制
御することができる。
【0008】よって、データ処理装置におけるCPUが
アイドル状態であるとき、被制御部の処理速度を電力消
費の低下を伴うように随時制御することができるので、
効率的な省電力化が可能とされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0010】尚、各図は、この発明が理解できる程度に
各構成成分を概略的に示してあるに過ぎず、従って、こ
の発明を図示例に限定するものではない。
【0011】図1は、この発明に係るデータ処理装置を
説明するための概略的なブロック構成図である。このデ
ータ処理装置10は、図1に示すように、CPUとして
のCPUコア部(プロセッサ)12と、CPUコア部1
2の負荷状態を検出する負荷状態検出部としてのウォッ
チドッグタイマ(Watch Dog Timer:以下、WDTと称
する)14と、被制御部16と、被制御部16の処理速
度を制御する処理速度制御部18とを具えている。これ
らの各構成部分は、共通のクロックで同期駆動する構成
となっている。この構成において、CPUコア部12か
らWDT14に負荷状態検出信号としてのクリア信号1
00が送られる。WDT14からの出力信号である選択
信号110は処理速度制御部18に供給される。処理速
度制御部18からの出力信号である制御信号120は被
制御部16に供給される。
【0012】そこで、先ず、図2を参照して、図1に示
すこの発明に係るデータ処理装置10のうち、負荷状態
検出部としてのWDT14の構成についてより詳細に説
明する。尚、図2は、WDT14の構成を主として説明
するための概略的なブロック構成図である。
【0013】先ず、負荷状態検出部であるWDT14
は、図2に示すように、時間間隔検出部24と負荷状態
判定部30とを具えている。時間間隔検出部24は、C
PUコア部12からクリア信号100が発生する時間間
隔を計数するカウンタ(図示せず)を有する第1カウン
タ部20、及びカウンタによる計数値Tを格納する計数
値格納部22を備え、クリア信号100が出力される時
間間隔を検出する。負荷状態判定部30は、基準の時間
間隔を閾値TRとして設定する閾値設定部26、及びこ
の閾値TRと時間間隔検出部24で得られた時間間隔T
とを比較することによりCPUコア部12の負荷状態を
判定して選択信号110を出力する選択信号判定部28
を備えている。また、第1カウンタ部20からの出力信
号である計数値出力信号130及び計数値格納要求信号
140は、計数値格納部22に供給される。また、第1
カウンタ部20からの出力信号である割込み信号150
は、CPUコア部12に供給される。また、計数値格納
部22からの出力信号である計数値伝達信号160は、
選択信号判定部28に供給される。また、閾値設定部2
6からの出力信号である閾値伝達信号170も、選択信
号判定部28に供給される。
【0014】そこで、この発明に係るデータ処理装置の
動作のうち、WDT14から選択信号110が出力され
るまでの一連の動作について、図1及び図2を参照して
説明する。
【0015】CPUコア部12は、従来周知の通り、こ
のデータ処理装置10の動作プログラムによって、定期
的にクリア信号100を出力する。また、このクリア信
号100は、CPUコア部12がアイドル状態や通常の
負荷状態では、ほぼ一定の周期毎に発生するが、過負荷
状態になるとその状態に応じて発生周期が長くなること
も周知である。
【0016】また、第1カウンタ部20に、負荷状態検
出信号の発生周期すなわち発生する時間間隔の最大許容
時間を設計に応じた適切な上限値として設定しておき、
当該時間間隔がこの上限値を越えたときには、CPUコ
ア部12に割込み信号150を出力するように予め設定
しておく。
【0017】更に、閾値設定部26には、時間間隔検出
部24から送られてくる時間間隔に応じた計数値Tをも
とにしてCPUコア部12の負荷状態を判定するため
に、その判定基準となる閾値TRを予め設定しておく。
【0018】先ず、図1に示したデータ処理装置に電源
が投入されると、負荷状態検出機能を有したWDT14
がCPUコア部12によって起動される。これに伴い、
図2に示した第1カウンタ部20におけるカウンタ(図
示せず)が、クロックに同期した一定の周期で計数を開
始する。
【0019】そして、CPUコア部12が正常な動作状
態にある場合、CPUコア部12は、予めプログラムさ
れているクリア信号100発生のための命令を実行する
ため、この命令の実行に伴ってクリア信号100を第1
カウンタ部20に順次出力する。
【0020】そして、クリア信号100の入力に応答し
て第1カウンタ部20では、カウンタの計数値がクリア
される。このとき、クリア信号100は、カウンタがカ
ウントアップするタイミングの逆のエッジで出力される
ものとする。すなわち、例えば、カウンタのカウントア
ップがクロックの立ち上がりで行われるときには、クリ
ア信号100の出力は、クロックの立ち下がりに揃えら
れる。
【0021】また、このクリア信号100の出力と同時
に、計数値格納要求信号140が計数値格納部22に出
力されるため、このクリア時におけるカウンタの計数値
が計数値格納部22に格納される。
【0022】更に、WDT14の第1カウンタ部20に
は、既に説明した通り、WDTの本来の機能として、ク
リア信号100が出力される時間間隔の上限値が予め設
定されている。従って、第1カウンタ部20は、計数動
作をしているときに時間間隔がこの上限値に達したとき
には、従来構成の場合と同様に、CPUコア部12を再
起動させる割込み信号150を、第1カウンタ部20か
ら当該CPUコア部12に対して出力して、割込み処理
を実行することができるように構成してある。
【0023】よって、このような構成にすることで、C
PUコア部12の暴走の発生を監視かつ抑制することが
できる。
【0024】次に、計数値格納部22に格納された計数
値Tは、計数値伝達信号160により選択信号判定部2
8に出力される。
【0025】そこで、選択信号判定部28では、計数値
Tが計数値伝達信号160により入力されると、閾値設
定部26から設定閾値TRを読み出す。そして、この選
択信号判定部28において入力された計数値Tと、閾値
設定部26から閾値伝達信号170によって読み出され
た閾値TRとの比較処理が行われる。
【0026】そこで、以下の各実施の形態では、この発
明のデータ処理装置の実用化を考慮して、CPUコア部
12の負荷状態を判定するための基準値である閾値TR
として第1閾値TR1及び第2閾値TR2(TR1<T
2)の2つの閾値を設けた例につき説明するが、この
閾値TRは、最低でも1つ設定されていれば良く、或い
は3つ以上の設計に応じた任意好適な複数の閾値を設定
しても良い。
【0027】以下の例では、閾値が第1閾値TR1及び
第2閾値TR2(TR1<TR2)の2つであるとする。
この例の場合には、選択信号判定部28では、入力され
た計数値Tが第1閾値TR1未満であるときには、CP
Uコア部12の負荷状態はアイドル状態であると判定す
るように設定されている。また、逆に、入力された計数
値が第2閾値TR2の値を越えるときには、CPUコア
部12の負荷状態はビジー状態であると判定するように
設定されている。
【0028】すなわち、このような構成とすることによ
り、クリア信号100の出力時におけるCPUコア部1
2の負荷状態が、アイドル状態であるか若しくはビジー
状態であるかを判定することができる。
【0029】従って、CPUコア部12の負荷状態の判
定結果に基づく選択信号110は、選択信号判定部28
に入力される計数値Tと、閾値TRとの比較判定に応じ
て逐次切替えられる。
【0030】また、以下の各実施の形態では、選択信号
判定部28に入力された計数値Tが、第1閾値TR1
上であり、かつ、第2閾値TR2以下であるとき、すな
わちCPUコア部12の負荷状態がアイドル状態とビジ
ー状態の中庸である場合は、選択信号110の切替えは
行われない。よって、このときの選択信号110は、直
前に出力されている選択信号110を新たな選択信号1
10として引き続き採用される。
【0031】よって、上述の一連の動作を経ることによ
り、CPUコア部12の負荷状態の判定結果に応じた選
択信号110がWDT14から出力される。
【0032】<第1の実施の形態>図3は、この発明の
第1の実施の形態を説明するためのデータ処理装置10
の概略的なブロック構成図である。この実施の形態で
は、図1における被制御部16をCPUコア部12自体
とする。
【0033】そこで、このデータ処理装置10は、図3
に示すように、CPU及び被制御部16としてのCPU
コア部(プロセッサ)12と、CPUコア部12の負荷
状態を検出する負荷状態検出部としてのWDT14(詳
細な構成及び動作については前述参照)と、CPUコア
部12の処理速度を制御する処理速度制御部18とを具
えている。既に説明した通り、CPUコア部12は、そ
の出力信号であるクリア信号100を第1カウンタ部2
0へ出力する。WDT14は、その出力信号である選択
信号110を処理速度制御部18へ出力する。処理速度
制御部18は、その制御信号として、CPUコア部12
及びWDT14を駆動するクロック(クロック信号若し
くはクロックパルスとも言う。)をクロック線300、
310を経てそれぞれ供給する。
【0034】更に、この実施の形態では、処理速度制御
部18は、第1クロック生成部38と、第1周波数切替
部44とを具えている。第1クロック生成部38は、外
部の発振器32による入力クロックの周波数を逓倍さ
せ、かつ、所定の安定した出力クロックを発生させるP
LL(Phase Locked Loop:フェーズ・ロック・ルー
プ)34と、PLL34からのクロックに同期して動作
する第2カウンタ部36とを備えている。この第2カウ
ンタ部36は、カウンタ(図示せず)を備えていて、C
PUコア部12及び第1カウンタ部20に供給するクロ
ックを生成する。また、第1周波数切替部44は、CP
Uコア部12の処理速度であるクロックの周波数を指定
するために、周波数を設定する設定信号を複数備える第
1周波数設定部40と、上述の選択信号110に応じて
この第1周波数設定部40に設定されている複数の設定
信号から1つを選択する第1周波数選択部42とを備え
ている。第1周波数設定部40は、その出力信号である
周波数設定信号180を第1周波数選択部42に供給す
る。第1周波数選択部42は、その出力信号である周波
数制御信号190を第2カウンタ部36に供給する。
尚、発振器32からPLL34へのクロックの供給は、
クロック線400を経て行い、また、PLL34から第
2カウンタ部36へのクロックの供給は、クロック線4
10を経て行う。
【0035】次に、第1の実施の形態の動作を図3を参
照して説明する。
【0036】尚、この実施の形態における第1周波数設
定部40では、クロックの周波数を低周波数或いは高周
波数に指定するための周波数の設定信号を備えており、
前述のWDT14の動作に基づいて出力される選択信号
110に応じて、そのいずれかが選択される。
【0037】そこで、今例えば、CPUコア部12の負
荷状態が、選択信号判定部28における判定によってア
イドル状態であるとされたとき、この選択信号判定部2
8から出力される選択信号110が第1周波数選択部4
2に入力される。第1周波数選択部42は、この選択信
号110に応答して第1周波数設定部40から低周波数
クロックを指定するための周波数設定信号180を選択
するので、第1周波数選択部42から第2カウンタ部3
6に、低周波数のクロックを生成するための周波数制御
信号190が供給される。
【0038】また、逆に、CPUコア部12の負荷状態
が、選択信号判定部28における判定によってビジー状
態であるとされたとき、この選択信号判定部28から出
力される選択信号110が第1周波数選択部42に入力
される。第1周波数選択部42は、この選択信号110
に応答して第1周波数設定部40から高周波数クロック
を指定するための周波数設定信号180を選択するの
で、第1周波数選択部42から第2カウンタ部36に、
高周波数クロックを生成するための周波数制御信号19
0が供給される。
【0039】このようにして選択された高または低のい
ずれかの周波数に基づく周波数制御信号190が第2カ
ウンタ部36に入力される。
【0040】また、このときの高周波数クロックの周波
数とは、従来、データ処理装置の稼働に当たり、CPU
コア部に定常的に供給されていたクロックの周波数と同
じ周波数である。
【0041】そこで、第2カウンタ部36では、PLL
34において発振器32から入力されたクロックの周波
数を逓倍して得られるクロック周波数を、この周波数制
御信号190に基づいて適宜分周することにより、所望
の周波数のクロックを生成することができる。
【0042】そして、この生成されたクロックは、クロ
ック線300を経て被制御部であるCPUコア部12に
供給される。
【0043】またこのとき、第2カウンタ部36では、
第1カウンタ部20に供給するクロックも生成される。
このクロックの周波数は、CPUコア部12に供給され
るクロックの周波数と同じでも良いが、通常は、CPU
コア部12に供給するクロックの周波数を分周させて得
られるクロックが第1カウンタ部20に供給される。
【0044】以上のように、この実施の形態では、被制
御部16をCPUコア部12とすることにより、CPU
コア部12の負荷状態がアイドル状態のときには、CP
Uコア部12の処理速度を制御しているクロックの周波
数を、随時低周波数側に切替えることができる。
【0045】従って、CPUコア部12の負荷状態に応
じて、クロックの周波数を適宜切替えることができるの
で、データ処理装置10のCPUコア部12における効
率的な省電力化が可能とされる。
【0046】<第2の実施の形態>図4は、この発明の
第2の実施の形態を説明するためのデータ処理装置10
の概略的なブロック構成図である。この実施の形態にお
いて、図1における被制御部16を、CPUコア部12
と結合される外部メモリ90とする。
【0047】また、外部メモリとしては、例えば、プロ
グラムを動作させる上で最低でも必要とされるプログラ
ムメモリ(ROMまたはRAM)やデータ格納用メモリ
(RAM)などがある。
【0048】更に、この実施の形態において、図1にお
ける処理速度制御部18は、この外部メモリ90とCP
Uコア部12との間において、外部メモリ90に対する
アクセス信号のタイミング速度の調整機能を有するメモ
リ制御部92とする。
【0049】そこで、このデータ処理装置は、図4に示
すように、CPUとしてのCPUコア部(プロセッサ)
12と、CPUコア部12の負荷状態を検出する負荷状
態検出部としてのWDT14(詳細な構成及び動作につ
いては前述参照)と、被制御部16としての外部メモリ
90と、外部メモリ90の処理速度を制御する処理速度
制御部18としてのメモリ制御部92と、CPUコア部
12及び第1カウンタ部20を駆動するクロックを生成
する第2クロック生成部48とを具えている。
【0050】CPUコア部12は、その出力信号である
クリア信号100を第1カウンタ部20へ出力する。W
DT14は、その出力信号である選択信号110をメモ
リ制御部92へ出力する。メモリ制御部92は、その制
御信号であるアクセス信号200を外部メモリ90へ出
力する。第2クロック生成部48は、その制御信号とし
て、CPUコア部12及びWDT14を駆動するクロッ
ク(クロック信号若しくはクロックパルスとも言う)を
クロック線320、330を経てそれぞれ供給する。
【0051】尚、CPUコア部12と外部メモリ90と
が、メモリ制御部92を介して行うデータの読出し/書
込み等は、制御線群(バス)500を経て行われる。
【0052】更に、この実施の形態では、メモリ制御部
92は、第3クロック生成部56と、第2周波数切替部
62と、第1アクセス信号切替部68とを具えている。
第3クロック生成部56は、外部の発振器50による入
力クロックを増幅させ、かつ、所定の安定した出力クロ
ックを発生させるPLL52と、PLL52からのクロ
ックに同期して動作する第3カウンタ部54とを具えて
いる。この第3カウンタ部54は、カウンタ(図示せ
ず)を備えていて、第1アクセス信号切替部68に供給
するクロックを生成する。また、第2周波数切替部62
は、メモリ制御部92を稼働するクロックの周波数を指
定するために、周波数を設定する設定信号を複数備える
第2周波数設定部58と、上述の選択信号110に応じ
てこの第2周波数設定部58に設定されている複数の設
定信号から1つを選択する第2周波数選択部60とを備
えている。第1アクセス信号切替部68は、タイミング
速度を指定するための信号を予め1つ固定設定している
第1タイミング速度設定部64と、供給された周波数の
クロックに基づいて当該タイミング速度でアクセス信号
200を生成する第1アクセス信号生成部66とを備え
ている。第2周波数設定部58は、その出力信号である
周波数設定信号180を第2周波数選択部60に供給す
る。第2周波数選択部60は、その出力信号である周波
数制御信号190を第3カウンタ部54に供給する。第
1タイミング速度設定部64は、その出力信号であるタ
イミング速度設定信号210を第1アクセス信号生成部
66に供給する。尚、発振器50からPLL52へのク
ロックの供給は、クロック線400を経て行い、また、
PLL52から第3カウンタ部54へのクロックの供給
は、クロック線410を経て行い、また、第3カウンタ
部54から第1アクセス信号生成部66へのクロックの
供給は、クロック線420を経て行う。
【0053】次に、第2の実施の形態の動作を図4を参
照して説明する。
【0054】尚、この実施の形態における第2周波数設
定部58では、クロックの周波数を低周波数或いは高周
波数に指定するための周波数の設定信号を備えており、
前述のWDT14の動作に基づいて出力される選択信号
110に応じて、そのいずれかが選択される。
【0055】そこで、今例えば、CPUコア部12の負
荷状態が、選択信号判定部28における判定によってア
イドル状態であるとされたとき、この選択信号判定部2
8から出力される選択信号110が第2周波数選択部6
0に入力される。第2周波数選択部60は、この選択信
号110に応答して第2周波数設定部58から低周波数
クロックを指定するための周波数設定信号180を選択
するので、第2周波数選択部60から第3カウンタ部5
4に、低周波数のクロックを生成するための周波数設定
信号190が供給される。
【0056】また、逆に、CPUコア部12の負荷状態
が、選択信号判定部28における判定によってビジー状
態であるとされたとき、この選択信号判定部28から出
力される選択信号110が第2周波数選択部60に入力
される。第2周波数選択部60は、この選択信号110
に応答して第2周波数設定部58から高周波数クロック
を指定するための周波数設定信号180を選択するの
で、第2周波数選択部60から第3カウンタ部54に、
高周波数のクロックを生成するための周波数設定信号1
90が供給される。
【0057】このようにして選択された高または低のい
ずれかの周波数に基づく周波数制御信号190が、第3
カウンタ部54に入力される。
【0058】また、このときの高周波数クロックの周波
数とは、従来、データ処理装置の稼働に当たり、CPU
コア部に定常的に供給されていたクロックの周波数と同
じ周波数である。
【0059】そして、第3カウンタ部54では、PLL
52において発振器50から入力されたクロックの周波
数を逓倍して得られるクロックの周波数を、この周波数
制御信号190に基づいて適宜分周することにより、所
望の周波数のクロックを生成することができる。
【0060】そして、この生成されたクロックは、クロ
ック線420を経て第1アクセス信号生成部66に供給
される。
【0061】そして、第1アクセス信号生成部66で
は、この供給されたクロック周波数をもとに、第1タイ
ミング速度設定部64から供給されるタイミング速度設
定信号210に基づくアクセス信号200が生成され
る。
【0062】また、CPUコア部12が外部メモリ90
にアクセスするに当たり、CPUコア部12を駆動する
クロックと、メモリ制御部92を駆動するクロックの周
波数とは共に同期している(図示せず)。
【0063】以上のように、この実施の形態では、CP
Uコア部12の負荷状態がアイドル状態のときには、メ
モリ制御部92を駆動しているクロックの周波数を低周
波数側に随時切替えることができる。
【0064】よって、CPUコア部12の負荷状態がア
イドル状態のときには、外部メモリ90の処理速度を制
御しているアクセス信号200のタイミング速度を下げ
ることができるので、外部メモリ90に対するアクセス
タイムを長くすることができる。
【0065】従って、CPUコア部12の負荷状態に応
じて、アクセス信号200のタイミング速度を適宜切替
えることができるので、データ処理装置10の外部メモ
リ90における効率的な省電力化が可能とされる。
【0066】<第3の実施の形態>図5は、この発明の
第3の実施の形態を説明するためのデータ処理装置10
の概略的なブロック構成図である。この実施の形態にお
いて、図1における被制御部16を、第2の実施の形態
と同様に、CPUコア部12と結合される外部メモリ9
0とする。
【0067】また、この実施の形態でも、図1における
処理速度制御部18を、第2の実施の形態と同様に、外
部メモリ90とCPUコア部12との間において、外部
メモリ90に対するアクセス信号のタイミング速度の調
整機能を有するメモリ制御部92とする。
【0068】そこで、このデータ処理装置は、図5に示
すように、CPUとしてのCPUコア部(プロセッサ)
12と、CPUコア部12の負荷状態を検出する負荷状
態検出部としてのWDT14(詳細な構成及び動作につ
いては前述参照)と、被制御部16としての外部メモリ
90と、外部メモリ90の処理速度を制御する処理速度
制御部18としてのメモリ制御部92と、CPUコア部
12及び第1カウンタ部20を駆動するクロックを生成
する第2クロック生成部48とを具えている。
【0069】CPUコア部12は、その出力信号である
クリア信号100を第1カウンタ部20へ出力する。W
DT14は、その出力信号である選択信号110をメモ
リ制御部92へ出力する。メモリ制御部92は、その制
御信号であるアクセス信号200を外部メモリ90へ出
力する。第2クロック生成部48は、その制御信号とし
て、CPUコア部12及びWDT14を駆動するクロッ
ク(クロック信号若しくはクロックパルスとも言う)を
クロック線320、330を経てそれぞれ供給する。
【0070】尚、CPUコア部12と外部メモリ90と
が、メモリ制御部92を介して行うデータの読出し/書
込み等は、制御線群(バス)500を経て行われる。
【0071】更に、この実施の形態では、メモリ制御部
92は、第4クロック生成部72と、第2アクセス信号
切替部80とを具えている。第4クロック生成部72
は、外部の発振器50による入力クロックを逓倍させ、
かつ、所定の安定した出力クロックを発生させるPLL
52と、PLL52からのクロックに同期して動作する
第4カウンタ部70とを具えている。また、この第4カ
ウンタ部70は、カウンタ(図示せず)を備えていて、
第2アクセス信号切替部80に供給するクロックを生成
する。
【0072】また、第2アクセス信号切替部80は、選
択信号110に基づいて、アクセス信号200のタイミ
ング速度を切り替えるための設定信号を出力するタイミ
ング速度切替部82と、この設定信号に基づいて第4ク
ロック生成部72で生成されたクロックをもとにアクセ
ス信号200を生成する第2アクセス信号生成部78と
を備えている。
【0073】タイミング速度切替部82は、メモリ制御
部92が生成するアクセス信号200のタイミング速度
を指定するために、タイミング速度を設定する設定信号
を複数備える第2タイミング速度設定部74と、上述の
選択信号に応じてこの第2タイミング速度設定部74に
設定されている複数の設定信号から1つを選択するタイ
ミング速度選択部76とを備えている。第2タイミング
速度設定部74は、その出力信号であるタイミング速度
設定信号220をタイミング速度選択部76に供給す
る。タイミング速度選択部76は、その出力信号である
タイミング速度制御信号230を第2アクセス信号生成
部78に供給する。尚、発振器50からPLL52への
クロックの供給は、クロック線400を経て行い、ま
た、PLL52から第4カウンタ部70へのクロックの
供給は、クロック線410を経て行い、また、第4カウ
ンタ部70から第2アクセス信号生成部78へのクロッ
クの供給は、クロック線430を経て行う。
【0074】次に、第3の実施の形態の動作を図5を参
照して説明する。
【0075】尚、この実施の形態における第2タイミン
グ速度設定部74では、アクセス信号200のタイミン
グ速度を低速或いは高速に指定するための設定信号を備
えており、前述のWDT14の動作に基づいて出力され
る選択信号110に応じて、そのいずれかが選択され
る。
【0076】そこで、今例えば、CPUコア部12の負
荷状態が、選択信号判定部28における判定によってア
イドル状態であるとされたとき、この選択信号判定部2
8から出力される選択信号110がタイミング速度選択
部76に入力される。タイミング速度選択部76は、こ
の選択信号110に応答して第2タイミング速度設定部
74から低速タイミングを指定するためのタイミング速
度設定信号220を選択するので、タイミング速度選択
部76から第2アクセス信号生成部78に、低速タイミ
ングを生成するためのタイミング速度制御信号230が
供給される。
【0077】また、逆に、CPUコア部12の負荷状態
が、選択信号判定部28における判定によってビジー状
態であるとされたとき、この選択信号判定部28から出
力される選択信号110がタイミング速度選択部76に
入力される。タイミング速度選択部76は、この選択信
号110に応答して第2タイミング速度設定部74から
高速タイミングを指定するためのタイミング速度設定信
号220を選択するので、タイミング速度選択部から第
2アクセス信号生成部78に、高速タイミングを生成す
るためのタイミング速度制御信号230が供給される。
【0078】このようにして選択された高速または低速
のいずれかのタイミング速度に基づくタイミング速度制
御信号230が、第2アクセス信号生成部78に入力さ
れる。る。
【0079】そして、第4カウンタ部70では、PLL
52において発振器50から入力されたクロックの周波
数を逓倍して得られるクロックの周波数を、適宜分周す
ることにより、所定の周波数のクロックを生成すること
ができる。
【0080】そして、この生成されたクロックは、クロ
ック線430を経て第2アクセス信号生成部78に供給
される。
【0081】そして、第2アクセス信号生成部78で
は、この供給されたクロック周波数をもとに、タイミン
グ速度選択部76から供給されるタイミング速度制御信
号230に基づくアクセス信号200が生成される。
【0082】また、この実施の形態の第2アクセス信号
生成部78では、外部メモリ90のうちタイミング規格
の厳しい外部メモリ90へのタイミング速度を、CPU
コア部12の負荷状態に関わらず、定常的に高速タイミ
ングとする機能を有している。
【0083】また、このときのアクセス信号200の高
速タイミングとは、従来、データ処理装置の稼働に当た
り、メモリ制御部で定常的に生成されていたタイミング
速度と同じタイミング速度である。
【0084】また、CPUコア部12が外部メモリ90
にアクセスするに当たり、CPUコア部12を駆動する
クロックと、メモリ制御部92を駆動するクロックの周
波数とは共に同期している(図示せず)。
【0085】以上のように、この実施の形態では、第2
の実施の形態と同様に、CPUコア部12の負荷状態が
アイドル状態のときには、メモリ制御部92においてア
クセス信号200のタイミング速度を、随時低速側に切
り替えることができる。
【0086】また、この実施の形態において、メモリ制
御部92では、第2アクセス信号生成部78に供給され
るクロックの周波数を変えることなく、アクセス信号2
00のタイミング速度を適宜切替えることが可能とされ
る。
【0087】よって、CPUコア部12の負荷状態がア
イドル状態のときには、外部メモリ90の処理速度を制
御しているアクセス信号200のタイミング速度を下げ
ることができるので、外部メモリ90に対するアクセス
タイムを長くすることができる。
【0088】従って、CPUコア部12の負荷状態に応
じて、アクセス信号200のタイミング速度を適宜切替
えることができるので、データ処理装置10の外部メモ
リ90における効率的な省電力化が可能とされる。
【0089】更に、この実施の形態では、CPUコア部
12の負荷状態がアイドル状態であることに伴いアクセ
スタイムを長くさせても、外部メモリ90の中にはタイ
ミング速度がこれまでと変化しない箇所を部分的に作る
ことができる機能が付与されている。
【0090】よって、メモリ制御部92を駆動するクロ
ックの周波数を低周波数側に切り替えることで、全ての
外部メモリ90に対するアクセス信号200のタイミン
グ速度を一律に低下させる第2の実施の形態よりも、外
部メモリへの動作保証に対する懸念がない。
【0091】従って、データ処理装置10のタイミング
規格の厳しい外部メモリ90を有する外部メモリ90で
も、効率的な省電力化が可能とされる。
【0092】以上、この発明の実施の形態を図に沿って
説明したが、この発明は、前述の実施の形態において示
された事項に限定されない。よって、特許請求の範囲及
び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づい
て、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が
含まれる。
【0093】例えば、この発明では、時間間隔検出部2
4において、カウンタを備える第1カウンタ部20は、
より詳しくはクリアレジスタを備える構成であっても良
い。このとき、CPUコア部12から第1カウンタ部2
0に出力されるクリア信号100が、先ず、第1カウン
タ部20内のクリアレジスタに供給される。そして、ク
リアレジスタからカウンタに出力されるクリア要求信号
によって、カウンタの計数値がクリアされるとしても良
い。
【0094】また、負荷状態検出部はWDT14のみに
限られるものではない。すなわち、割込み処理等のWD
T14本来の機能を備えていなくても、上述の様に負荷
状態を検出することにより、選択信号110を出力でき
る手段を備えていていれば良い。
【0095】また、第1の実施の形態において、CPU
コア部12は、処理速度制御部18の第2カウンタ部3
6から供給されるクロックの周波数を、更に可変するた
めの手段を備えていても良い。
【0096】また、第1周波数設定部40及び第2周波
数設定部58に予め備えられているクロックの周波数を
低周波数或いは高周波数に指定するための周波数の設定
信号は2つに限られるものではない。よって、指定する
クロックの周波数を更に細分化させるために、第1周波
数設定部40及び第2周波数設定部58に周波数の設定
信号を3つ以上備えた構成であっても同様の効果を期待
できる。
【0097】また、第2タイミング速度設定部74に予
め備えられているアクセス信号200のタイミング速度
を低速或いは高速に指定するための設定信号も、同様に
2つに限られるものではない。よって、指定するアクセ
ス信号200のタイミング速度を更に細分化させるため
に、第2タイミング速度設定部74にタイミング速度の
設定信号を3つ以上備えた構成であっても同様の効果を
期待できる。
【0098】また、外部からデータ処理装置10への入
力クロックとして、発振器32、50の例を示したが、
これらは単に周知の水晶発振器やセラミック発振器等に
限られるものではなく、クロックを供給する他のユニッ
トであっても良い。
【0099】また、各実施の形態は、データ処理装置1
0のうち、CPUコア部12若しくは外部メモリ90の
処理速度のどちらかを制御することにより省電力化を図
っているが、各実施の形態を組み合わせた構成であって
も同様の効果を期待できる。
【0100】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、CPUの負荷状態がアイドル状態であるか若しくは
過負荷(ビジー)状態であるかを判定することができる
ので、この判定結果に基づいて、被制御部の処理速度を
処理速度制御部によって制御することができる。
【0101】よって、データ処理装置におけるCPUの
負荷状態がアイドル状態であると判定されたとき、被制
御部の処理速度を電力消費の低下を伴うように随時制御
することができるので効率的な省電力化が可能とされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ処理装置の概略的なブロ
ック構成図である。
【図2】図1のより具体的な構成例を示す概略的なブロ
ック構成図である。
【図3】この発明の実施の形態のデータ処理装置の概略
的なブロック構成図である。
【図4】この発明の実施の形態のデータ処理装置の概略
的なブロック構成図である。
【図5】この発明の実施の形態のデータ処理装置の概略
的なブロック構成図である。
【符号の説明】
10:データ処理装置 12:CPUコア部 14:WDT 16:被制御部 18:処理速度制御部 20:第1カウンタ部 22:計数値格納部 24:時間間隔検出部 26:閾値設定部 28:選択信号判定部 30:負荷状態判定部 32、50:発振器 34、52:PLL 36:第2カウンタ部 38:第1クロック生成部 40:第1周波数設定部 42:第1周波数選択部 44:第1周波数切替部 48:第2クロック生成部 54:第3カウンタ部 56:第3クロック生成部 58:第2周波数設定部 60:第2周波数選択部 62:第2周波数切替部 64:第1タイミング速度設定部 66:第1アクセス信号生成部 68:第1アクセス信号切替部 70:第4カウンタ部 72:第4クロック生成部 74:第2タイミング速度設定部 76:タイミング速度選択部 78:第2アクセス信号生成部 80:第2アクセス信号切替部 82:タイミング速度切替部 90:外部メモリ 92:メモリ制御部 100:クリア信号 110:選択信号 120:制御信号 130:計数値出力信号 140:計数値格納要求信号 150:割込み信号 160:計数値伝達信号 170:閾値伝達信号 180:周波数設定信号 190:周波数制御信号 200:アクセス信号 210:タイミング速度設定信号 220:タイミング速度設定信号 230:タイミング速度制御信号 300、310、320、330:クロック線 400、410、420、430:クロック線 500:制御線群

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、 該CPUからの負荷状態検出信号が発生する時間間隔を
    検出すると共に、前記時間間隔と基準の時間間隔とを比
    較することによって前記CPUの負荷状態を判定して、
    この判定結果に応じた選択信号を出力する負荷状態検出
    部と、 処理速度が制御される被制御部と、 前記選択信号に基づいて前記被制御部の前記処理速度を
    電力消費の低下を伴うように制御する処理速度制御部と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ処理装置におい
    て、前記負荷状態検出部は、前記時間間隔を検出する時
    間間隔検出部と、前記CPUの前記負荷状態を判定する
    負荷状態判定部とを備えることを特徴とするデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータ処理装置におい
    て、前記時間間隔検出部は、前記負荷状態検出信号の発
    生する前記時間間隔を計数するカウンタを有するカウン
    タ部と、前記カウンタによる計数値を格納する計数値格
    納部とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のデータ処理装
    置において、前記時間間隔検出部は、更に、前記時間間
    隔の上限値が設定されていて、前記時間間隔が前記上限
    値に達したときに前記CPUを再起動させるための割込
    み処理を実行することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のデータ処理装置におい
    て、前記負荷状態判定部は、前記基準の時間間隔を閾値
    として設定する閾値設定部と、前記閾値と前記時間間隔
    検出部で得られる前記時間間隔とを比較して、前記選択
    信号を出力するための選択信号判定部とを備えることを
    特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ処理装置におい
    て、前記閾値設定部は、最少でも前記閾値を1つ有する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ処理装置におい
    て、前記選択信号判定部は、前記時間間隔が前記閾値を
    越える値である時には、前記CPUを過負荷状態と判定
    すると共に前記過負荷状態に応じた前記選択信号を出力
    して、前記時間間隔が前記閾値未満の値であるときに
    は、前記CPUをアイドル状態と判断すると共に前記ア
    イドル状態に応じた前記選択信号を出力することを特徴
    とするデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のデータ処理装置におい
    て、前記閾値設定部は、前記閾値として第1閾値及び第
    2閾値(第1閾値<第2閾値)を有することを特徴とす
    るデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ処理装置におい
    て、前記選択信号判定部は、前記時間間隔が前記第2閾
    値を越える値である時には、前記CPUを過負荷状態と
    判定すると共に前記過負荷状態に応じた前記選択信号を
    出力して、前記時間間隔が前記第1閾値未満の値である
    ときには、前記CPUをアイドル状態と判断すると共に
    前記アイドル状態に応じた前記選択信号を出力すること
    を特徴とするデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    のデータ処理装置において、前記被制御部は、前記CP
    Uとすることを特徴とするデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記処理速度制御部は、前記CPUを駆動する
    クロックを生成する第1クロック生成部と、前記選択信
    号に基づいて前記クロックの周波数を切替えるための信
    号を出力することにより前記CPUの前記処理速度を制
    御する第1周波数切替部とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記第1周波数切替部は、前記CPUの前記処
    理速度である前記クロックの周波数を指定するための設
    定信号を複数備える第1周波数設定部と、前記選択信号
    に応じて前記第1周波数設定部に設定される複数の前記
    設定信号から1つを選択する第1周波数選択部とを備え
    ることを特徴とするデータ処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    のデータ処理装置において、前記被制御部は、前記CP
    Uと結合される外部メモリであることを特徴とするデー
    タ処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記処理速度制御部は、前記外部メモリと前記
    CPUとの間において、前記外部メモリに対するアクセ
    ス信号のタイミング速度の調整機能を有するメモリ制御
    部であることを特徴とするデータ処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記メモリ制御部は、該メモリ制御部を駆動す
    るクロックを生成する第3クロック生成部と、前記選択
    信号に基づいて前記第3クロック生成部が生成する前記
    クロックの周波数を切替えるための信号を出力する第2
    周波数切替部と、前記周波数に基づいて前記アクセス信
    号を生成することにより前記外部メモリの前記処理速度
    を制御する第1アクセス信号切替部とを備えることを特
    徴とするデータ処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記第2周波数切替部は、前記メモリ制御部を
    駆動する前記クロックの周波数を指定するための設定信
    号を複数備える第2周波数設定部と、前記選択信号に応
    じて前記第2周波数設定部に設定された複数の前記設定
    信号から1つを選択する第2周波数選択部とを備えるこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記第1アクセス信号切替部は、前記タイミン
    グ速度を指定するための設定信号を予め1つ備える第1
    タイミング速度設定部と、前記設定信号により前記アク
    セス信号を生成する第1アクセス信号生成部とを備える
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記メモリ制御部は、該メモリ制御部を駆動す
    るクロックを生成する第4クロック生成部と、前記選択
    信号に基づいて前記第4クロック生成部が生成する前記
    クロックの周波数によって前記アクセス信号を生成する
    第2アクセス信号切替部とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記第2アクセス信号切替部は、前記選択信号
    に基づいて前記アクセス信号の前記タイミング速度を切
    替えるための信号を出力するタイミング速度切替部と、
    前記タイミング速度に基づいて前記アクセス信号を生成
    することにより前記外部メモリの前記処理速度を制御す
    る第2アクセス信号生成部とを備えることを特徴とする
    データ処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のデータ処理装置に
    おいて、前記タイミング速度切替部は、前記メモリ制御
    部の前記処理速度である前記タイミング速度を指定する
    ための設定信号を複数備える第2タイミング速度設定部
    と、前記選択信号に応じて前記第2タイミング速度設定
    部に設定される複数の設定信号から1つを選択するタイ
    ミング速度選択部とを備えることを特徴とするデータ処
    理装置。
  21. 【請求項21】 CPUからの負荷状態検出信号が発生
    する時間間隔を検出する第1工程と、 前記時間間隔と基準の時間間隔とを比較することで前記
    CPUの負荷状態を判定する第2工程と、 この判定結果に応じた選択信号を出力する第3工程と、 前記選択信号に基づいて被制御部の前記処理速度を電力
    消費の低下を伴うように制御する第4工程とを含むこと
    を特徴とするデータ処理装置の省電力化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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