JP2002277995A - 放射線画像撮影装置の検査方法、放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影装置の異常通報システム - Google Patents

放射線画像撮影装置の検査方法、放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影装置の異常通報システム

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JP2002277995A
JP2002277995A JP2001073384A JP2001073384A JP2002277995A JP 2002277995 A JP2002277995 A JP 2002277995A JP 2001073384 A JP2001073384 A JP 2001073384A JP 2001073384 A JP2001073384 A JP 2001073384A JP 2002277995 A JP2002277995 A JP 2002277995A
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Hirotaka Hara
裕孝 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、放射線画像撮影装置の異常を容易に
検出できる放射線画像撮影装置の検査方法及び放射線画
像撮影装置、並びに検出された異常を迅速に通報できる
放射線画像撮影装置の異常通報システムを提供する。 【解決手段】LD変調手段10caにより励起光の非照
射部分の間隔が広狭に変化するように励起光を変調して
照射し、あらかじめX線または紫外線を照射された輝尽
性蛍光体ディテクタ10baから放射される輝尽光に対
する信号出力値の状態から、輝尽性蛍光体ディテクタ1
0baの異常を検出するので、従来技術のごとく、特別
な試験用格子などの試験治具を準備することなく、撮影
を行うだけで、輝尽性蛍光体ディテクタ10baの異常
を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像撮影装
置のメンテナンス技術に係り、特に放射線画像撮影装置
に不具合が発生したときに、これを検出する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】放射線画像撮影装置としてX線源などの
放射線源と、放射線源で励起された輝尽性蛍光体デイテ
クタから輝尽光を放出させ画像を読み取る撮影装置とを
備えたものが知られている。ところで、これらの輝尽性
蛍光体ディテクタが劣化したり異常を生じると正常な放
射線像を得ることができないという問題がある。即ち、
輝尽性蛍光体ディテクタの劣化や、レーザの光量低下や
レーザユニットの故障により空間周波数(MTF)の分
解能が低下し、画質が低下してしまうのである。
【0003】従来、これらの異常を検知するため、定期
的に、鉛等で作成され、所定間隔にスリットを設けた検
査用格子(MTFチャート)を撮影することにより、輝
尽性蛍光体ディテクタの分解能を試験することが行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなテスト撮影を定期的に行うのは煩雑であるし、ユー
ザ側のスケジュールで行うとすると、テスト撮影ができ
なかったり或いは失念してしまうことがある。また、テ
スト撮影で正常と判断されたとしても、次にテスト撮影
を行うまで、放射線撮影装置に発生した異常を検出する
ことができないという問題もある。更に、異常を発見し
てからメンテナンスセンターに連絡したのでは修理に時
間がかかってしまい、その間、放射線画像撮影装置を使
用することができないという問題もある。
【0005】本発明は、放射線画像撮影装置の異常を容
易に検出できる放射線画像撮影装置の検査方法及び放射
線画像撮影装置、並びに検出された異常を迅速に通報で
きる放射線画像撮影装置の異常通報システムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の放射線
画像撮影装置の検査方法は、放射線源と、前記放射線源
から照射された放射線により潜像が形成された輝尽性蛍
光体ディテクタに、励起光源ユニットから励起光を照射
することによって輝尽光を放出させ、集光ユニットを介
して画像情報を読み取る撮影装置とを備えた放射線画像
撮影装置の検査方法において、励起光の非照射部分の間
隔が広狭に変化するように励起光を変調して照射し、あ
らかじめX線または紫外線を照射された前記輝尽性蛍光
体ディテクタから放射される輝尽光に対する信号出力値
の状態から、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起光
源ユニット及び前記集光ユニットの少なくとも一つの異
常を検出するので、従来技術のごとく、特別な試験用格
子などの試験治具を準備することなく、撮影を行うだけ
で、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起光源ユニッ
ト及び前記集光ユニットの少なくとも一つの異常を検出
することができる。更に、放射線画像撮影装置の検査を
自動的に例えば使用前に行うようにすることで、検査の
手間が解消される。また、定期的に検査を行うことによ
り、異常発生の兆候を読み取ることができ、放射線画像
撮影装置の異常発生を予想することができ、事前に対処
できる。尚、かかる検査方法により異常が検知された場
合において、別個の検査方法により集光ユニットに異常
がないことが判れば、輝尽性蛍光体ディテクタ又はレー
ザユニットに異常があることが特定される。
【0007】(2) 更に、測定した信号出力値を統計
的に処理することで、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前
記励起光源ユニット及び前記集光ユニットの少なくとも
一つの異常を検出すると好ましい。
【0008】(3) 本発明の放射線画像撮影装置は、
放射線源と、前記放射線源から照射された放射線により
潜像が形成された輝尽性蛍光体ディテクタに、励起光源
ユニットから励起光を照射することによって輝尽光を放
出させ、集光ユニットを介して画像情報を読み取る撮影
装置と、励起光の非照射部分の間隔が広狭に変化するよ
うに励起光を変調する変調手段と、あらかじめX線また
は紫外線を照射された前記輝尽性蛍光体ディテクタから
放射される輝尽光に対する信号出力値の状態から、前記
輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起光源ユニット及び前
記集光ユニットの少なくとも一つの異常を検出する異常
検知手段とを有するので、従来技術のごとく、特別な試
験用格子などの試験治具を準備することなく、撮影を行
うだけで、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起光源
ユニット及び前記集光ユニットの少なくとも一つの異常
を検出することができる。更に、放射線画像撮影装置の
検査を自動的に例えば使用前に行うようにすることで、
検査の手間が解消される。また、定期的に検査を行うこ
とにより、異常発生の兆候を読み取ることができ、放射
線画像撮影装置の異常発生を予想することができ、事前
に対処できる。
【0009】(4) 更に、前記変調手段は、前記輝尽
性蛍光体ディテクタへの励起光の非照射個所の幅寸法
を、副走査または主走査に従って変化させていくと好ま
しい。
【0010】(5) 更に、前記変調手段は、前記輝尽
性蛍光体ディテクタへの励起光を変化する周波数の波
(正弦波、矩形波等)に変調すると好ましい。
【0011】(6) 更に、前記変調手段は、所定のタ
イミングで照射、非照射を繰り返すレーザーを含むと好
ましい。
【0012】(7) 本発明の放射線画像撮影装置の異
常通報システムは、前記放射線画像撮影装置に通信手段
を設け、前記異常検知手段が探知した異常に関する情報
が、前記通信手段を介してメンテナンスセンターに送信
されるようになっているので、ユーザ自ら電話やFAX
でメンテナンスセンターにいちいち連絡する手間がかか
らず、またメンテナンスセンター側で集中的に且つ効率
的に放射線画像撮影装置を管理できるので便利である。
【0013】(8) 本発明の放射線画像撮影装置の異
常通報システムは、前記放射線画像撮影装置(単独でも
複数でも良い)を、ネットワークを介して接続したサー
バーを備え、前記異常検知手段が検知した異常に関する
情報が、前記ネットワークを介して前記放射線画像撮影
装置から前記サーバーに取得されるようになっているの
で、前記サーバーを例えばメンテナンスセンターで管理
するようにすれば、ユーザ側でメンテナンスセンターに
いちいち連絡する手間がかからず、またメンテナンスセ
ンター側で集中的に効率的に、複数の放射線画像撮影装
置を管理できるので便利である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる放射線画像撮影装置の異常通報システムの概略構
成図である。病院A〜Cにそれぞれ配置された放射線画
像撮影装置10は、インターネットなどのネットワーク
Nを介して、メンテナンスセンターDに管理されるサー
バー20に接続されている。
【0015】図2は、病院Aに構築されたネットワーク
システムを示す図である。尚、病院B、Cにも同様なシ
ステムが構築されている。図2のネットワークシステム
において、3つの放射線画像撮影装置10と、プリント
リンク11aを介するCTスキャン11と、ハードディ
スク12aを備えた履歴サーバ12と、2つのイメージ
ャ13と、ハードディスク14aを備えたデータサーバ
と、プリントリンク15aを介するMRL15は、LA
Nを介して接続され、又通信制御部(通信手段)16を
介して、外部のサーバー20と接続されている。各放射
線画像撮影装置10は、放射線源31と、撮影装置10
bと、処理部10cとからなる。
【0016】図3は、放射線画像撮影装置の概略構成図
である。撮影装置10bは、図3に示すように、放射線
源31から照射され被写体を透過した放射線に基づく放
射線画像を潜像として形成する輝尽性蛍光体ディテクタ
10baと、輝尽性蛍光体ディテクタ10baに励起光
を照射して潜像に応じて輝尽光を発光させる走査用半導
体レーザ(赤色、赤外)10bbと、輝尽光の集光及び
導光用のアクリル集光体10bcと、集光された輝尽光
を電気的に増幅する光電子倍増管(PMT:フォトマ
ル)10bdと、残像消去用のハロゲンランプ10be
とを備える。撮影装置10bのフォトマル10bdから
の信号(画像情報)は、図3に示すようにLogアンプ
10bfと、A/D変換器10bgとを経て処理部10
cに送出される。
【0017】処理部10cは、通常の制御手段、画像処
理手段、LD駆動手段の他、レーザ光を所定の波形に変
調するLD変調手段10caと、変調されたレーザ光が
照射された輝尽性蛍光体ディテクタ10baからの読み
取り信号と、レーザ光の変調状態とを比較して、輝尽性
蛍光体ディテクタの劣化を検知するディテクタ異常検知
手段10ccと、その結果を所定期間格納しておくデー
タ格納手段10cbとを備える。
【0018】ここで、ディテクタ異常検知手段10cc
は、変調の状態(レーザ照射・非照射のパターン)と読
み取り信号値とを比較し、変調の状態と読み取り信号の
変化状態とがどれだけ異なっているかを数値的に算出
し、この値が所定値を超えたとき輝尽性蛍光体ディテク
タ10baが異常であると判断する。又、上記算出した
値は、データ格納手段10cbに格納しておき統計的に
処理することができる。
【0019】尚、ここで検出される異常は、厳密には、
輝尽性蛍光体ディテクタ10ba、励起光源ユニットで
ある半導体レーザ10bb、集光ユニット(ここでは励
起光カットフィルタ10bjとアクリル集合体10bc
とフォトマル10bd)を含んだ撮影装置10bの異常
であり、どちらかが異常であるかは判別できないが、他
の方法で集光ユニットが正常であることを確認しておけ
ば、半導体レーザ10bb或いは輝尽性蛍光体ディテク
タ10baの異常と特定できる。
【0020】具体的に放射線画像撮影装置の検査方法に
ついて説明すると、先ずハロゲンランプ10beで輝尽
性蛍光体ディテクタ10baの残像を消去する。つぎに
X線源31から輝尽性蛍光体ディテクタ10baに対し
て被写体をおくことなくX線の照射を行う。この照射
は、輝尽性蛍光体ディテクタ10ba全面について一様
に行われることが望ましい。そして、輝尽性蛍光体ディ
テクタ10baに半導体レーザ10bbで変調した励起
光を走査照射して、輝尽発光光を発生させ、これをアク
リル集光体10bcでフォトマル10bdに導き、フォ
トマル10bdでこの光を光電増幅する。
【0021】[レーザ光の変調について]LD変調手段
10caによるレーザ光の変調は、非照射部分の間隔が
広狭に変化するようになるものであればどのようなもの
であってもよい。一例として、図4に示すように、1回
の走査において非照射個所R1を1つ形成するようにレ
ーザ光を変調し、この励起光の非照射個所R1の幅寸法
を階段状に、副走査に従って減少させていくようにする
ことができる。また、変調を正弦波、矩形波状として、
低周波数から高周波数に変化させながら走査を行うこと
もできる。
【0022】本実施の形態によれば、一様に照射された
輝尽性蛍光体ディテクタ10baに、励起光を非照射間
隔が広狭に変化するように励起光を変調して照射し、そ
の読み取り信号値の状態から輝尽性蛍光体ディテクタ1
0baの劣化を判断することができるから、特別の試験
用格子を準備し、設置して撮影を行うことなく輝尽性蛍
光体ディテクタの異常を検出できる。尚、最初に輝尽性
蛍光体ディテクタ10baを照射して全領域において励
起状態とするのには、撮影に使用するX線源31の他、
輝尽性蛍光体ディテクタ10baを励起できる紫外線光
源等を使用することもできる。
【0023】[統計的処理について]本例では、統計的
処理は公知の手段である処理部10cのソフト的処理と
してなされる。例えば1年間の同一条件の撮影分を統計
的に比較し「高電圧値」が変化していく状態を監視し、
この状態が変化していき閾値を超えた(下った)場合、
異常が発生していると異常検知手段10ccが判断す
る。また、この判断は撮影ショット数(例えば1000
ショット)ごとに行うことができる。
【0024】本実施の形態の検査を定期的に行うことに
より、異常発生の兆候を読み取ることができ、放射線画
像撮影装置の異常発生を予想することができ、事前に対
処できる。更に、この異常検知手段10ccの検知結果
をメンテナンスセンターDに通知できるようにしている
ので、メンテナンスセンターDでは、各放射線画像撮影
装置の異常発生の有無、傾向を捉え、適正な処理を行う
ことで、集中的且つ効率的な管理を行うことができる。
【0025】図5は、本実施の形態である放射線画像撮
影装置を含む撮影システムの概略構成を示す図である。
図5に示すように、放射線撮影装置50は、画像読取部
103と処理部102とを備える。
【0026】画像読取部103は、駆動源32に駆動さ
れた放射線源(ここではX線源)31からX線が照射さ
れた場合、このX線エネルギーの一部が蓄積され、その
後、可視光やレーザ光等の励起光を照射すると蓄積され
たX線エネルギーに応じて輝尽発光を示す輝尽性蛍光体
を利用して、支持体上に蓄積性蛍光体を積層してなるプ
レート状の輝尽性蛍光体ディテクタ10baに、X線照
射装置30から照射されたX線による人体等の被写体の
放射線画像(X線透過平面像)情報を一旦蓄積記録した
ものに、レーザ光を走査して順次輝尽発光させ、この輝
尽発光光を光電読取部20により光電的に順次読み取っ
て画像信号を得るものである。そして、画像読取部3
は、この画像信号読取り後の輝尽性蛍光体ディテクタ1
0baに消去光を照射して、このディテクタ10baに
残留するX線エネルギーを放出させ、次の撮影に備え
る。
【0027】この画像読取部103は、被写体である被
検体Pの放射線画像情報を輝尽性蛍光体ディテクタ10
baと、輝尽性蛍光体ディテクタ10baに対する励起
光としてのレーザ光を発生するレーザダイオード等から
なるレーザ光源部(半導体レーザー)10bbと、レー
ザ光源部10bbを駆動するためのレーザ駆動回路10
5と、レーザ光源部10bbからのレーザ光を輝尽性蛍
光体ディテクタ10ba上に走査させるための光学系1
07と、励起レーザ光により励起された輝尽発光を集光
し、光電変換し、画像信号を得る光電読取部120とを
有する。光電読取部120は、励起レーザ光により励起
された輝尽発光を集光する集光体10bcと、集光体1
0bcにより集光された光を光電変換するフォトマルチ
プライヤ(光電子倍増管)10bdと、フォトマルチプ
ライヤ10bdに電圧を加える高圧電源10aと、フォ
トマルチプライヤ(光電子倍増管)10bdからの電流
信号を、増幅するLogアンプ10bfと、電流電圧変
換・電圧増幅・A/D変換などにより、デジタル信号に
変換する変換部10bgと、この変換部10bgにより
変換されたデジタル信号を処理し、また補正されたデジ
タル信号を送信する処理部10cとを有し、読み取った
放射線画像情報のデジタル信号を処理部102に送信す
る。なお、処理部10cは、RISCプロセッサで構成さ
れ、デジタル信号の応答遅れやムラなどを補正する。
【0028】画像読取部103は、更に、画像信号読取
後の輝尽性蛍光体ディテクタ10baに残留するX線エ
ネルギーを放出させるために、消去光を照射するハロゲ
ンランプ10beと、このハロゲンランプ10beを駆
動するドライバ115とを有する。また、画像読取部1
03は、レーザ駆動回路105、高圧電源10a、Lo
gアンプ10bf、変換部10bg、処理部10c、及
び、ドライバ115をそれぞれ制御する制御部17を有
する。また、画像読取部103のレーザ光源部10b
b、光学系107、集光体10bc、フォトマルチプラ
イヤ10bd及びハロゲンランプ10beは、図示しな
い副走査ユニットとして一体的に、不図示のボールねじ
機構により、レーザ走査方向と垂直な副走査方向に移動
する。この副走査ユニットは、画像読取時に、移動する
ことにより副走査し、復動する間に、ハロゲンランプ1
0beが発光することにより消去する。
【0029】処理部102は、パソコン本体部25と、
キーボード26と、モニタ表示部27とを有し、画像読
取部103から受信した放射線画像情報のデジタル信号
を一旦、メモリ上に記憶し、画像処理し、キーボード2
6からの操作入力に応じて、モニタ表示部27への表示
と画像処理を制御し、画像処理された放射線画像情報を
出力する。
【0030】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。放射線とは例えばX線をいうが、それ
に限られることはない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、本発明は、放射線画像
撮影装置の異常を容易に検出できる放射線画像撮影装置
の検査方法及び放射線画像撮影装置、並びに検出された
異常を迅速に通報できる放射線画像撮影装置の異常通報
システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる放射線画像撮影装置の異
常通報システムの概略構成図である。
【図2】病院Aに構築されたネットワークシステムを示
す図である。
【図3】放射線画像撮影装置の概略構成図である。
【図4】励起光の照射波形を示す図である。
【図5】本実施の形態である放射線画像撮影装置を含む
撮影システムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10 放射線画像撮影装置 31 放射線源 10b 撮影装置 10c 処理部 16 通信制御部 20 サーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G083 AA03 BB10 CC10 DD20 2H013 AC03 AC06 AC20 5C072 AA01 BA02 BA05 BA20 CA06 CA11 CA17 DA17 EA02 FA08 FB25 HA02 HB06 KA01 UA05 UA06 UA11 UA16 VA01 WA01 XA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線源と、前記放射線源から照射され
    た放射線により潜像が形成された輝尽性蛍光体ディテク
    タに、励起光源ユニットから励起光を照射することによ
    って輝尽光を放出させ、集光ユニットを介して画像情報
    を読み取る撮影装置とを備えた放射線画像撮影装置の検
    査方法において、 励起光の非照射部分の間隔が広狭に変化するように励起
    光を変調して照射し、 あらかじめX線または紫外線を照射された前記輝尽性蛍
    光体ディテクタから放射される輝尽光に対する信号出力
    値の状態から、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起
    光源ユニット及び前記集光ユニットの少なくとも一つの
    異常を検出することを特徴とする放射線画像撮影装置の
    検査方法。
  2. 【請求項2】 測定した信号出力値を統計的に処理する
    ことで、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起光源ユ
    ニット及び前記集光ユニットの少なくとも一つの異常を
    検出することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像
    撮影装置の検査方法。
  3. 【請求項3】 放射線源と、 前記放射線源から照射された放射線により潜像が形成さ
    れた輝尽性蛍光体ディテクタに、励起光源ユニットから
    励起光を照射することによって輝尽光を放出させ、集光
    ユニットを介して画像情報を読み取る撮影装置と、 励起光の非照射部分の間隔が広狭に変化するように励起
    光を変調する変調手段と、 あらかじめX線または紫外線を照射された前記輝尽性蛍
    光体ディテクタから放射される輝尽光に対する信号出力
    値の状態から、前記輝尽性蛍光体ディテクタ、前記励起
    光源ユニット及び前記集光ユニットの少なくとも一つの
    異常を検出する異常検知手段とを有することを特徴とす
    る放射線画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記変調手段は、前記輝尽性蛍光体ディ
    テクタへの励起光の非照射個所の幅寸法を、副走査また
    は主走査に従って変化させていくことを特徴とする請求
    項3に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記変調手段は、前記輝尽性蛍光体ディ
    テクタへの励起光を変化する周波数の波に変調する請求
    項3又は4に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記変調手段は、所定のタイミングで照
    射、非照射を繰り返すレーザーを含むことを特徴とする
    請求項5に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の放射
    線画像撮影装置に通信手段を設け、前記異常検知手段が
    探知した異常に関する情報が、前記通信手段を介してメ
    ンテナンスセンターに送信されることを特徴とする放射
    線画像撮影装置の異常通報システム。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至6のいずれかに記載の放射
    線画像撮影装置を、ネットワークを介して接続したサー
    バーを備え、前記異常検知手段が検知した異常に関する
    情報が、前記ネットワークを介して前記放射線画像撮影
    装置から前記サーバーに取得されるようになっているこ
    とを特徴とする放射線画像撮影装置の異常通報システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256392B2 (en) 2003-03-03 2007-08-14 Fujifilm Corporation Inspection method of radiation imaging system and medical image processing apparatus using the same, and phantom for use of inspection of radiation imaging system

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