JP2002277035A - ベルト式送風ダクト - Google Patents

ベルト式送風ダクト

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JP2002277035A
JP2002277035A JP2001080490A JP2001080490A JP2002277035A JP 2002277035 A JP2002277035 A JP 2002277035A JP 2001080490 A JP2001080490 A JP 2001080490A JP 2001080490 A JP2001080490 A JP 2001080490A JP 2002277035 A JP2002277035 A JP 2002277035A
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JP
Japan
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belt
blower
type
space
air
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JP2001080490A
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English (en)
Inventor
Sadahiko Watanabe
定彦 渡辺
Noriaki Fujii
則彰 藤井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト式送風空間を形成するベルトに設けら
れた送風口器体の室内壁面への取り付け高さを簡単に変
えることができるベルト式送風ダクト提供する。 【解決手段】 両端のロ−ラ滑車1、2にベルト3をエ
ンドレスに巻回装着すると共に、該巻回されたベルト3
の幅方向の両側開口部のそれぞれを閉塞帯体4、4で閉
塞してベルト式送風空間5を形成し、該ベルト式送風空
間5に送風する送風ダクト6を送風口8を介して設ける
と共に、該ベルト式送風空間5と室内とを連通する送風
口器体7を該ベルト3の室内側ベルト31に該ベルト3
の移動に伴って移動するよう装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風ダクトの吹出
し口の設置位置や高さを簡単に変更することのできるベ
ルト式送風ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空調機器等の吹出し口は、室内の
予め設定された高さ位置に固定的に取り付けられ、送風
される風の向きや高さを、変えたいときは、該送風口に
設けられたル−バ−の向きを変えることにより行ってい
た。このような公知の技術は例えば特開平6−1376
86号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に送風口
は壁面の高い位置や天井面に設けられていたから、送風
される風の向きを変えたいとき、該天井に手が届かず使
い勝手が非常に悪い、という欠点があった。また、送風
口から温風や涼風を吹出すとき、温風は足元に吹出し、
涼風は顔の方に向けて吹出すのが快適であり、これらの
要求に対応するには上記従来のル−バ−式風向変更では
不十分であった。また、使用者の身長や、好みによって
吹出される風の向き、高さをその都度変更したいという
要求が近年高まってきている。本発明はこのような、使
用者の要求に簡単に応じることを解決すべき課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明のベル
ト式送風ダクトは、両端のロ−ラ滑車にベルトをエンド
レスに巻回装着すると共に、該巻回されたベルトの幅方
向の両側開口部のそれぞれを閉塞帯体で閉塞してベルト
式送風空間を形成し、該ベルト式送風空間に送風する送
風ダクトを送風口を介して設けると共に、該ベルト式送
風空間と室内とを連通する送風口器体を該ベルトの室内
側ベルトに該ベルトの移動に伴って移動するよう装着
し、更に、該送風ダクトからの送風口側のベルト式送風
空間と該送風口が設けられていない側のベルト式送風空
間とを区分けするよう該送風口器体に装着した仕切りガ
イドの先端縁を該ベルトの裏側ベルトに摺動自在に当接
したことを特徴とするものである。このような構成にす
ることにより、送風口器体の取り付け位置、高さを、本
発明のベルト式送風ダクトを正式に取り付けた後におい
ても、ロ−ラ滑車を手動又は電動で可動することによ
り、その要求の都度極めて簡単に、変更できる。
【0005】また、上記のベルト式送風ダクトにおい
て、上記ベルトの幅方向の両側開口部を閉塞した閉塞帯
体とベルトの端部外周面との間に、気密材を介挿すると
共に、該ベルトと該気密材とが摺動自在となるよう該ベ
ルトの全外周に亘って該気密材を該閉塞帯体に装着し、
閉塞帯体とベルトとの間の気密性を高め、送風効率を向
上させると共に、該ベルトの回動動作にあまり支障を来
たさないようにしている。
【0006】更に、上記送風口器体を室内壁面に開口さ
れた細長開口部から突出させると共に、該送風口器体を
該細長開口部の長手方向に沿って摺動自在に装着するこ
とにより、使用者の最も快適と感じる高さに送風口器体
をセットできる。
【0007】更にまた、上記細長開口部が上下方向に形
成され、上記ベルト式送風空間と送風ダクトとを天井裏
で連通させることにより、本発明のベルト式送風ダクト
を壁裏や天井裏に簡単な取り付け作業で設置できる。
【0008】また。上記送風口器体の移動を手動で行え
るようにしたから、使用者は短時間の間に、何回でも、
該風向を極めて簡単に変更でき、その使い勝手が抜群に
向上するのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照してより詳細に説明する。図1
は本発明ベルト式送風ダクトを浴室に設置したときの斜
視図である。同図において、浴室の室内壁面12に縦長
の細長開口部13を設け、該細長開口部13から本発明
ベルト式送風ダクトの送風口器体7が上下動自在に突出
している。該送風口器体7から温風又は冷風(涼風)が
吹き出される。本発明のベルト式送風ダクトは、実施例
においては浴室の壁14内に収納固定される。ベルト式
送風ダクトの厚さは約70mmである。図2は該ベルト
式送風ダクトの一部切欠外観斜視図、図3は該ベルト式
送風ダクトの一部切欠断面図、図4は該ベルト式送風ダ
クトの部分拡大一部切欠斜視図、図5(イ)及び図5
(ロ)のそれぞれは該ベルト式送風ダクトの使用状態を
示す模型図である。本発明のベルト式送風ダクトは、図
3に示す如く、上下のロ−ラ滑車1、2にベルト3がエ
ンドレスに巻回され、該ベルト3の室内側ベルト31に
送風口器体7が該室内側ベルト31の移動とともに上下
動する。室内側ベルト31と裏側ベルト32とで構成さ
れるベルト3の幅方向の両側開口部のそれぞれを閉塞帯
体4、4で閉塞してベルト式送風空間5が形成される。
前記送風口器体7は室内側ベルト31に装着され該送風
口器体7の内側下縁に仕切りガイド9が設けられ、該仕
切りガイド9の先端縁10がベルト3の裏側ベルト32
の内面に摺動自在に当接している。該摺動動作を円滑に
するために、仕切りガイド9の先端縁10を図3に示す
ように内側に折り返して湾曲形状にしている。送風口器
体7の吹き出し口の内部にはル−バ15が可変的に設け
ている。
【0010】ベルト式送風空間5の上方近くに送風ダク
ト6が設けられており、該送風ダクト6の送風口8から
温風又は冷風(涼風)が該ベルト式送風空間5内に送り
込まれ、該送り込まれた温風等が送風口器体7から、室
内に送風される。このとき、送風口器体7に設けた仕切
りガイド9によって、ベルト式送風空間5が送風ダクト
6からの送風口8側のベルト式送風空間51と該送風口
8が設けられていない側のベルト式送風空間52とに区
分けされているから、送風ダクト6からベルト式送風空
間5に送り込まれた温風等は送風口8が設けられていな
い側のベルト式送風空間52に送り込まれることなく直
ちに送風口器体7から室内側の送風されるのである。
【0011】本発明のベルト式送風ダクトはその気密性
を保つために、図4に示す如く、ベルト3の幅方向の両
側開口部を閉塞した閉塞帯体4、4とベルト3の端部外
周面との間に気密材11を介挿すると共に、該ベルト3
と該気密材11とが摺動自在となるよう該ベルト3の全
外周に亘って該気密材11を該閉塞帯体4、4に装着し
ている。送風ダクト6は天井裏(図示せず)で、ベルト
式送風空間5に接続される。ロ−ラ滑車1、2の滑車軸
(図示せず)はその両側を閉塞帯体4、4に軸支され
る。本発明のベルト式送風ダクトの全体は該閉塞帯体
4、4を介して図外の固定支持部材で固定される。該実
施例においては手動でベルト3を回動できるようになっ
ており、使用者が手動で送風口器体7を上下動させるの
である。また、使用者が送風口器体7を上下動しやすい
ようにカウンターバランサー(図示せず)を設けてもよ
い。しかし、ロ−ラ滑車1、2の滑車軸を電力で駆動し
てもよい。
【0012】本発明のベルト式送風ダクトを使用すると
きは、図5(イ)に示すごとく、送風口器体7を下方に
移動させ、使用者の足元から温風を吹き出し、また、図
5(ロ)に示す如く、送風口器体7を上方に移動させ、
使用者の上半身に涼風を吹き付けるようにするのであ
る。この実施例では室内壁面12に形成した細長開口部
13は上下方向に長くしているが、該細長開口部13を
水平方向に長くなるようにしてもよく。場合によって
は、斜め方向に長くしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のベルト式送
風ダクトは、両端のロ−ラ滑車1、2にベルト3をエン
ドレスに巻回装着すると共に、該巻回されたベルト3の
幅方向の両側開口部のそれぞれを閉塞帯体4、4で閉塞
してベルト式送風空間5を形成し、該ベルト式送風空間
5に送風する送風ダクト6を送風口8を介して設けると
共に、該ベルト式送風空間5と室内7とを連通する送風
口器体7を該ベルト3の室内側ベルト31に該ベルト3
の移動に伴って移動するよう装着し、更に、該送風ダク
ト6からの送風口8側のベルト式送風空間51と該送風
口8が設けられていない側のベルト式送風空間52とを
区分けするよう該送風口器体7に装着した仕切りガイド
9の先端縁10を該ベルト3の裏側ベルト32に摺動自
在に当接したから、送風口器体7の取り付け位置、高さ
を、本発明のベルト式送風ダクトを正式に取り付けた後
においても、ロ−ラ滑車を手動又は電動で可動すること
により、その要求の都度極めて簡単に変更でき、使い勝
手が極めてよいと共に、ベルト式送風空間5に送り込ま
れた温風等は最短距離で送風口器体7から吐き出され、
送風効率及び熱効率が良い、という効果がある。
【0014】また、上記のベルト式送風ダクトにおい
て、上記ベルト3の幅方向の両側開口部を閉塞した閉塞
帯体4、4とベルト3の端部外周面との間に、気密材1
1を介挿すると共に、該ベルト3と該気密材11とが摺
動自在となるよう該ベルト3の全外周に亘って該気密材
11を該閉塞帯体4、4に装着しているから、閉塞帯体
4、4とベルト3との間の気密性が高まり、送風効率が
向上すると共に、ベルト3の回動には余り支障がないの
である。
【0015】更に、上記送風口器体7を室内壁面12に
開口された細長開口部13から突出させると共に、該送
風口器体7を該細長開口部13の長手方向に沿って摺動
自在に装着することにより、使用者の最も快適と感じる
高さ、位置に送風口器体をセットできる。
【0016】更にまた、上記細長開口部13が上下方向
に形成され、上記ベルト式送風空間5と送風ダクト6と
を天井裏で連通させることにより、本発明のベルト式送
風ダクトを壁裏や天井裏に簡単な取り付け作業で設置で
きる。
【0017】また。上記送風口器体7の移動を手動で行
えるようにしたから、使用者は短時間の内に、何回で
も、該風向きを極めて簡単に変更でき、その使い勝手が
抜群に向上するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト式送風ダクトを浴室に設置した
ときの斜視図。
【図2】本発明のベルト式送風ダクトの一部切欠外観斜
視図。
【図3】本発明のベルト式送風ダクトの一部切欠断面
図。
【図4】本発明のベルト式送風ダクトの部分拡大一部切
欠斜視図。
【図5】(イ)は本発明のベルト式送風ダクトの使用状
態を示す模型図、(ロ)はベルト式送風ダクトの使用状
態を示す模型図。
【符号の説明】
1 ロ−ラ滑車 2 ロ−ラ滑車 3 ベルト 31 室内側ベルト 32 裏側ベルト 4 閉塞帯体 5 ベルト式送風空間 51 送風ダクトの送風口側のベルト式送風空間 52 送風ダクトの送風口が設けられていない側のベ
ルト式送風空間 6 送風ダクト 7 送風口器体 8 送風ダクトの送風口 9 仕切りガイド 10 仕切りガイドの先端縁 11 気密材 12 室内壁面 13 細長開口部 14 浴室の壁 15 ル−バ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端のロ−ラ滑車にベルトをエンドレス
    に巻回装着すると共に、該巻回されたベルトの幅方向の
    両側開口部のそれぞれを閉塞帯体で閉塞してベルト式送
    風空間を形成し、該ベルト式送風空間に送風する送風ダ
    クトを送風口を介して設けると共に、該ベルト式送風空
    間と室内とを連通する送風口器体を該ベルトの室内側ベ
    ルトに該ベルトの移動に伴って移動するよう装着し、更
    に、該送風ダクトからの送風口側のベルト式送風空間と
    該送風口が設けられていない側のベルト式送風空間とを
    区分けするよう該送風口器体に装着した仕切りガイドの
    先端縁を該ベルトの裏側ベルトに摺動自在に当接したこ
    とを特徴とするベルト式送風ダクト。
  2. 【請求項2】 上記ベルトの幅方向の両側開口部を閉塞
    した閉塞帯体とベルトの端部外周面との間に、気密材を
    介挿すると共に、該ベルトと該気密材とが摺動自在とな
    るよう該ベルトの全外周に亘って該気密材を該閉塞帯体
    に装着したことを特徴とする請求項1記載のベルト式送
    風ダクト。
  3. 【請求項3】 上記送風口器体を室内壁面に開口された
    細長開口部から突出させると共に、該送風口器体を該細
    長開口部の長手方向に沿って摺動自在に装着した請求項
    1乃至請求項2記載のベルト式送風ダクト。
  4. 【請求項4】 上記細長開口部が上下方向に形成され、
    上記ベルト式送風空間と送風ダクトとを天井裏で連通さ
    せた請求項4記載のベルト式送風ダクト。
  5. 【請求項5】 上記送風口器体の移動を手動で行えるよ
    うにした請求項1乃至2記載のベルト式送風ダクト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230108923A (ko) * 2022-01-12 2023-07-19 한국토지주택공사 위치 가변형 덕트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230108923A (ko) * 2022-01-12 2023-07-19 한국토지주택공사 위치 가변형 덕트
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