JP2002276778A - 変速プーリおよびvベルト式無段変速装置 - Google Patents

変速プーリおよびvベルト式無段変速装置

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JP2002276778A
JP2002276778A JP2001073669A JP2001073669A JP2002276778A JP 2002276778 A JP2002276778 A JP 2002276778A JP 2001073669 A JP2001073669 A JP 2001073669A JP 2001073669 A JP2001073669 A JP 2001073669A JP 2002276778 A JP2002276778 A JP 2002276778A
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conical surface
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Akira Kubota
明 窪田
Yoshitaka Sato
喜隆 佐藤
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Gates Unitta Asia Co
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Gates Unitta Asia Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Vベルトの回転方向のすべりを阻止し、変速
方向の移動をスムーズする。 【解決手段】 駆動プーリ12と従動プーリ13とにV
ベルト14を巻回する。駆動プーリは駆動側固定プレー
ト16と駆動側可動プレート17とを備える。駆動側固
定プレート16と駆動側可動プレート17によりベルト
側面141、142を挟持する。駆動側固定プレート1
6はクランクシャフト6に固定する。駆動側可動プレー
ト17はクランクシャフト6の軸方向に移動可能とす
る。駆動側可動プレート17の円錐面170に溝171
を形成する。溝171は駆動側可動プレート17の軸穴
172から半径に沿って中心から外縁部まで延びる。同
様に従動プーリ13は従動側固定プレート21と従動側
可動プレート22を備える。従動側固定プレート21の
円錐面210に溝212を形成する。溝212は従動側
固定プレート21の半径に沿って中心から外縁部まで延
びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスクータ等
に用いられるVベルト式無段変速機に関し、特にVベル
トが巻回するプーリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Vベルト式無段変速機として、エ
ンジン出力軸と後輪に接続された従動軸とのそれぞれに
おいて、溝幅の可変な変速プーリを取り付け、これらの
2つの変速プーリに無端のVベルトを巻き掛けた構成の
ものが知られている。変速プーリは2枚の円錐状のプレ
ートを互いの頂点が向き合うように同軸上に設けてな
り、一方のプレートを軸に固定し、他方を軸に沿って相
対移動させることにより両プレート間の軸方向距離、す
なわち変速プーリの溝幅が変えられる。Vベルトは両側
面を2つの円錐面によって挟持され、両プレートと一体
的に回転する。このときエンジンの回転数に応じて2つ
の変速プレートの溝幅が変えられると、Vベルトは円錐
面に沿って相対移動する。これによりVベルトの変速プ
ーリに接する円弧部分の半径が変化し、自動的に速比変
化がなされる。
【0003】このようなVベルト式無段変速機において
は、スムーズに速比を変化させるためには、Vベルトの
変速方向、すなわちプレートの円錐面に沿った移動方向
には相対的に小さい摩擦力が作用することが望ましく、
従来では、プレートあるいはVベルトに摩擦係数の低い
材料を適用する等の工夫がなされていた。しかし、Vベ
ルトの回転方向、すなわち変速プーリの円周方向におい
て作用する摩擦力が小さいと、Vベルトのすべりが発生
し、効率良くトルク伝達できないという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
を解決するものであり、効率的なトルク伝達が可能あ
り、また変速方向にVベルトをスムーズに移動させるこ
とができる変速プーリおよびVベルト式無段変速機を得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の変速プーリは、
同軸上に設けられた対向する2つの円錐面においてVベ
ルトの両側面を挟持する変速プーリに関するものであ
り、円錐面にVベルトの回転方向に直交する方向に延び
る溝が形成されることを特徴とする。この溝は、変速時
に前記Vベルトが移動する変速方向にも一致する方向に
延びる。このような溝を形成することにより、Vベルト
のすべりを阻止し、かつVベルトを変速方向にスムーズ
に移動させることができる。
【0006】好ましくは溝が、円錐面の中心から径方向
外側に向かって延びる線状である。
【0007】例えば、円錐面は軸穴を有する円錐面にお
いて、溝が軸穴から円錐面の外縁部に至るまで延びる。
または、溝が軸穴から円錐面の外縁部に至るまでの長さ
より短い長さを長手方向に有する。
【0008】また、本発明のVベルト式無段変速機は、
同軸上に設けられた対向する2つの円錐面においてVベ
ルトの両側面を挟持する変速プーリであって、円錐面に
Vベルトの回転方向に直交する方向に延びる溝が形成さ
れる変速プーリを備えたことを特徴とする。
【0009】例えば、変速プーリは、出力軸と一体的に
回転する駆動プーリと、被駆動部材の従動軸と一体的に
回転する従動プーリとを有し、駆動プーリは、第1の円
錐面を有し、出力軸に固定される駆動側固定プレート
と、第1の円錐面と対向する第2の円錐面を有し、出力
軸の軸方向に沿って移動可能な駆動側可動プレートとを
有し、従動プーリは、第3の円錐面を有し、従動軸に固
定される従動側固定プレートと、第3の円錐面と対向す
る第4の円錐面を有し、従動軸の軸方向に沿って移動可
能な従動側可動プレートとを備え、溝が、第1から第4
の円錐面のうち少なくとも1つの円錐面において形成さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は無段変速機を備えた
スクータを示す図である。
【0011】Vベルト式無段変速機4は、スクータボデ
ィ1内のエンジン2の側方に設けられ、エンジン2の駆
動を後輪5に伝達する。エンジン2の駆動は後述するク
ランク軸によりVベルト式無段変速4に伝達される。後
輪5は複数ギアからなる減速ミッション機構8を介して
Vベルト式無段変速機4に連結される。スクータボディ
にはケース3が形成され、このケース3内にVベルト式
無段変速装置が収容される。Vベルト式無段変速機4
は、変速プーリである駆動プーリ12と従動プーリ13
と、両変速プーリを巻回するVベルト14から構成され
る。
【0012】図2はVベルト式無段変速機4の分解斜視
図である。ケース3の内の前輪方向にはエンジン2の出
力軸であるクランクシャフト6が突出し、後輪側には後
輪5側に回転を伝達するドリブンシャフト7が突出す
る。
【0013】従動プーリ12はクランクシャフト6に連
結され、エンジン2によりクランクシャフト6と一体的
に回転する。一方、従動プーリ13はドリブンシャフト
7と一体的に回転する。エンジン2が駆動するとクラン
クシャフト6の回転とともに駆動プーリ12が回転す
る。駆動プーリ12が回転すると、駆動プーリ12に巻
回するVベルト14が長手方向に回転する。これに伴っ
てVベルト14に巻回される従動プーリ13が同期回転
する。従動プーリ13の回転はドリブンシャフト7から
減速ミッション機構8を介して後輪5に伝達され、これ
により後輪5が同期回転する。
【0014】Vベルト14は所定の長さを有する無端ベ
ルトであり、その伸縮性は少ない。Vベルト14の断面
は略台形状を有し、Vベルト14の側面141、142
はベルト内周側に向かって傾斜する。
【0015】従動プーリ12は、駆動側固定プレート1
6と駆動側可動プレート17とから構成される。駆動側
固定プレート16には軸穴160が穿設され、この軸穴
160をクランクシャフト6が挿通する。駆動側固定プ
レート16は、ワッシャ18を介してナット19により
クランクシャフト6の端部61に一体的に固定される。
駆動側固定プレート16は、Vベルト14の一方のベル
ト側面141に密着する円錐面161を備える。この円
錐面161の傾斜角は、一方のベルト側面141の傾斜
角と一致し、円錐面161が一方のベルト側面141に
密着する。
【0016】一方、駆動側可動プレート17には軸穴1
72が穿設され、軸穴172にハブ20が嵌合する。駆
動側可動プレート17は、ハブ20を介してクランクシ
ャフト6の軸方向に移動可能に配設される。駆動側可動
プレート17は駆動側固定プレート16の円錐面161
と対向する円錐面170を有する。この円錐面170の
傾斜角は、他方のベルト側面142の傾斜角と一致し、
円錐面170が他方のベルト側面142に密着する。ま
たこの円錐面170には後述する溝171が形成され
る。
【0017】駆動側可動プレート17はすり鉢状の内部
を有し、この内部には図示しないウェイトローラが設け
られる。駆動側可動プレート17は、駆動側可動プレー
ト17の回転に伴い発生するウェイトローラにかかる遠
心力作用により、軸方向に移動する。
【0018】一方、従動プーリ13は従動側固定プレー
ト21と従動側可動プレート22から構成される。従動
側固定プレート21はVベルト14の他方のベルト側面
142に密着する円錐面210を備える。この円錐面2
10の傾斜角は他方のベルト側面142の傾斜角と一致
する。従動側固定プレート21は軸穴211を有し、ド
リブンシャフト7のケース3側において一体的に固定さ
れる。従動側固定プレート21の円錐面210には後述
する溝212が形成される。
【0019】従動側可動プレート22はドリブンシャフ
ト7の軸方向に移動自在に配設される。従動側可動プレ
ート22は従動側固定プレート21の円錐面210と対
向し、一方のベルト側面141に密着する円錐面220
を備える。円錐面220の傾斜角は一方のベルト側面1
41の傾斜角と一致する。従動側可動プレート22は図
示しないコイルスプリングによって従動側固定プレート
21に向かって付勢される。従動側可動プレート22
は、ボルト24によりドリブンシャフト7に固定される
カバー23により被包される。
【0020】図3は駆動プーリ12、従動プーリ13お
よびこの両変速プーリに巻回するVベルト14の断面を
模式的に示す図であり、図3(a)はエンジン2の低速
回転時、図3(b)はエンジン2の高速回転時の状態を
示す。Vベルト14は駆動プーリ12と従動プーリ13
との間に巻回され、クランクシャフト6の回転(エンジ
ン2の回転)に伴って長手方向に回転する。
【0021】図3(a)が示すように、エンジン2が停
止状態、または低速回転状態のとき、従動側可動プレー
ト22内に設けられるコイルスプリングのばね付勢力に
より、従動側可動プレート22は従動側固定プレート2
1に近接し、従動側両プレート間の軸方向の距離MBは
小さい。このときVベルト14の従動プーリ13側の円
弧半径LBは大きい。すなわちVベルト14は従動プー
リ13の外周側に巻回する。一方、駆動側可動プレート
17内のウェイトローラにかかる遠心力は小さいので、
駆動側可動プレート17は駆動側固定プレート16側に
移動しない。したがって、駆動側両プレート間の軸方向
の距離MAは大きい。このときVベルト14の駆動プー
リ12側の円弧半径LAは小さい。すなわちVベルト1
4は駆動プレート12の内周側に巻回する。
【0022】図3(b)に示すように、エンジン2が高
速回転状態のとき、ウェイトローラの作用によって、駆
動側可動プレート17は、駆動側固定プレート16に近
接し、駆動側両プレート間の軸方向の距離MAは小さく
なる。このときVベルト14の駆動プーリ12側の円弧
半径LAは大きくなる。すなわちVベルト14は、駆動
側両プレートの円錐面161、170に沿って外周方向
に移動し、駆動プーリ12の外周側に巻回する。Vベル
ト14の長さは一定であるので、Vベルト14は駆動プ
ーリ12側に引っ張られる。Vベルト14は従動側可動
プレート22内コイルスプリングのばね付勢力に抗して
従動側プレート間に入り込む。これにより従動側プレー
ト間の軸方向の距離MBは大きくなり、Vベルト14の
従動プーリ13側の円弧半径LBは小さくなる。すなわ
ち、Vベルト14は従動側両プレートの円錐面210、
220に沿って内周側に移動する。
【0023】また、エンジン2が高速回転状態から低速
回転状態に移行する場合、駆動プーリ12の回転が遅く
なり、ローラウェイトにかかる遠心力が減少する。これ
により駆動側可動プレート17は駆動側固定プレート1
6から離れる方向に移動し、駆動側両プレートの軸方向
の距離MAは大きなり、Vベルト14の駆動プーリ12
側の円弧半径LAは小さくなる。すなわちVベルト14
は駆動側両プレートの円錐面161、170に沿って内
周側に移動する。同時にVベルト14は駆動プーリ12
側に引っ張られなくなるので、コイルスプリングの作用
により従動側両プレート間の軸方向の距離MBは小さく
なり、Vベルト14の従動プーリ13側の円弧半径LB
は大きくなる。すなわちVベルト14は従動側両プレー
トの円錐面210、220に沿って外周側に移動する。
【0024】以上のように、エンジン2の回転数に応じ
て、Vベルト14は駆動側両プレートの円錐面161、
170、従動側両プレートの円錐面210、220に沿
って移動する。これによりVベルト14が巻回する円弧
半径LA、LBが変化し、駆動プーリ12と従動プーリ
13の回転比が変化する。
【0025】図4は本実施形態において用いられる駆動
側可動プレート17を示す斜視図である。駆動側可動プ
レート17は、円錐面170において他方のベルト側面
142と密着する。この円錐面170には溝171が形
成される。
【0026】溝171は、所定の幅を有する線状溝であ
り、駆動側可動プレート17に形成される軸穴172か
ら半径に沿って外縁部173まで延びる。
【0027】ベルト側面141、142は駆動側可動プ
レート17と駆動側固定プレート16により挟持され
る。このとき他方のベルト側面142は円錐面170に
圧着される。他方のベルト側面142は合成樹脂により
形成され、駆動側可動プレート17は他方のベルト側面
142より硬質な金属材料により形成される。したがっ
て、圧着により他方のベルト側面142は、溝171の
形成される円錐面170の形状に対応し、微視的に凹凸
形状に変形される。
【0028】上述のようにVベルト14は、クランクシ
ャフト6の回転に伴って長手方向(回転方向)に回転す
る。溝171は回転方向に対して直交する方向に延び
る。他方のベルト側面142の凹凸形状は、回転方向に
対して直交する方向に延びる溝171に嵌合する。これ
により駆動側可動プレート17の回転方向に対し、溝1
71において引っかかりを生じ、Vベルト14と駆動側
可動プレート17とのすべりを阻止する。
【0029】また、上述のようにVベルト14は、駆動
側可動プレート17の円錐面170に沿った方向(変速
方向)に移動する。溝171はVベルト14の変速方向
に対し略平行に延びる。変速方向と、圧着によるベルト
側面142の凹凸形状の延びる方向は一致するので、変
速方向に関し引っかかりは生じず、Vベルト14は変速
方向にスムーズに移動する。
【0030】図5は従動側固定プレート21を示す斜視
図である。従動側固定プレート21の円錐面210上に
は、軸穴211から外周側に向かって延びる線状溝21
2が形成される。すなわち、駆動側可動プレート17と
同様の溝が形成される。この溝211は、上述の溝17
1と同様に、回転方向にはVベルト14と従動側固定プ
レート21とのすべりを阻止し、変速方向にはVベルト
14をスムーズに移動させる。
【0031】以上のように本実施形態によれば、回転方
向にはVベルト14とプーリとのすべりを阻止すること
ができるので、回転伝達効率が向上する。また、すべり
によるVベルト14の破損を抑制し、ベルト寿命を向上
させることができる。また、Vベルトを変速方向にスム
ーズに移動させることができるので、Vベルトの変速方
向への移動を少ない負荷により行うことができる。すな
わち、ウェイトローラ、コイルスプリング等の変速に関
する部材を小規模とすることができる。
【0032】なお、本実施形態では駆動側可動プレート
17と、従動側固定プレート21に溝171、212を
形成したが、駆動側固定プレート16及び従動側可動プ
レート22に同様の溝を形成してもよい。このように各
プレートに溝を形成することにより、より確実にVベル
ト14とプーリとのすべりを阻止することができ、また
Vベルト14の変速方向の移動がよりスムーズになる。
【0033】次に図6を用いて第2の実施施形態につい
て説明する。第2の実施形態では駆動側可動プレート1
7に形成される溝の形状が第1の実施形態と異なる。そ
の他の部材等は第1の実施形態と同様であり、共通する
部分には同じ符号が付してある。
【0034】駆動側可動プレート17の円錐面170に
は軸穴172から外縁部173方向に延びる複数の線状
溝174が放射線状に形成される。この線状溝174
は、軸穴172から外縁部173までの長さのおよそ1
/3の長さを長手方向に有する。また、線状溝174
は、円錐面170の円周方向に所定の間隔で配置され、
半径方向に所定の間隔で配置される。すなわち、線状溝
174は円錐面170上の全面に所定の間隔で形成され
る。
【0035】このような第2の実施形態においても、第
1の実施形態と同様にVベルト14とプーリとのすべり
を阻止し、Vベルト14の変速方向の移動をスムーズに
することができる。
【0036】なお、第1の実施形態における従動側固定
プレート21の溝212の代わりに本実施形態における
駆動側可動プレート17に形成される線状溝174と同
様の線状溝を形成しても良い。また、駆動側固定プレー
ト16、従動側可動プレート22においても同様であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、効率的な
トルク伝達が可能あり、また変速方向にVベルトをスム
ーズに移動させることができる変速プーリおよびVベル
ト式無段変速機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のVベルト式無段変速機を適用したスク
ータを示す図である。
【図2】Vベルト式無段変速機の分解斜視図である。
【図3】駆動プーリ、従動プーリ及び両変速プーリに巻
回するVベルトの断面を模式的に示す図である。
【図4】第1の実施形態における駆動側可動プレートを
示す斜視図である。
【図5】第1の実施形態における従動側固定プレートを
示す斜視図である。
【図6】第2の実施形態における駆動側可動プレートを
示す斜視図である。
【符号の説明】
4 Vベルト式無段変速機 12 駆動プーリ 13 従動プーリ 14 Vベルト 16 駆動側固定プレート 17 駆動側可動プレート、 21 従動側固定プレート 22 従動側可動プレート 171、212 溝 172 線状溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上に設けられた対向する2つの円錐
    面においてVベルトの両側面を挟持する変速プーリであ
    って、前記円錐面に前記Vベルトの回転方向に直交する
    方向に延びる溝が形成されることを特徴とする変速プー
    リ。
  2. 【請求項2】 前記溝は、変速時に前記Vベルトが移動
    する変速方向に一致する方向に延びることを特徴とする
    請求項1に記載の変速プーリ。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記円錐面の中心から径方向
    外側に向かって延びる線状であることを特徴とする請求
    項1に記載の変速プーリ。
  4. 【請求項4】 前記円錐面は軸穴を有し、前記溝が前記
    軸穴から前記円錐面の外縁部に至るまで延びることを特
    徴とする請求項1に記載の変速プーリ。
  5. 【請求項5】 前記円錐面は軸穴を有し、前記溝が前記
    軸穴から前記円錐面の外縁部に至るまでの長さより短い
    長さを長手方向に有することを特徴とする請求項1に記
    載の変速プーリ。
  6. 【請求項6】 同軸上に設けられた対向する2つの円錐
    面においてVベルトの両側面を挟持する変速プーリであ
    って、前記円錐面に前記Vベルトの回転方向に直交する
    方向に延びる溝が形成される変速プーリを備えたことを
    特徴とするVベルト式無段変速装置。
  7. 【請求項7】 前記変速プーリは、出力軸と一体的に回
    転する駆動プーリと、被駆動部材の従動軸と一体的に回
    転する従動プーリとを有し、 前記駆動プーリは、第1の円錐面を有し、前記出力軸に
    固定される駆動側固定プレートと、前記第1の円錐面と
    対向する第2の円錐面を有し、前記出力軸の軸方向に沿
    って移動可能な駆動側可動プレートとを有し、 前記従動プーリは、第3の円錐面を有し、前記従動軸に
    固定される従動側固定プレートと、前記第3の円錐面と
    対向する第4の円錐面を有し、前記従動軸の軸方向に沿
    って移動可能な従動側可動プレートとを備え、 前記溝が、前記第1から第4の円錐面のうち少なくとも
    1つの円錐面において形成されることを特徴とする請求
    項6に記載のVベルト式無段変速機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104006128A (zh) * 2014-06-18 2014-08-27 岑益南 大力矩高效率的cvt无级变速器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104006128A (zh) * 2014-06-18 2014-08-27 岑益南 大力矩高效率的cvt无级变速器

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