JP2002276616A - ロック機構 - Google Patents

ロック機構

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JP2002276616A
JP2002276616A JP2001082223A JP2001082223A JP2002276616A JP 2002276616 A JP2002276616 A JP 2002276616A JP 2001082223 A JP2001082223 A JP 2001082223A JP 2001082223 A JP2001082223 A JP 2001082223A JP 2002276616 A JP2002276616 A JP 2002276616A
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JP
Japan
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tube
locking bolt
locking
screwed
bolt member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001082223A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujiwara
誠 藤原
Masayoshi Ishii
政好 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックナットのようにチューブの外径に影響
を及ぼさないロック機構を提供することである。 【解決手段】 ゆるみ止めボルト部材15を軸線に平行
にしてシリンダヘッド12に螺合し、その先端をシリン
ダチューブ11の先端に当接させて、ゆるみ止めボルト
部材15をネジ締めしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にシリンダチ
ューブとヘッドとのゆるみを防止するのに最適なロック
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロック機構として、図2に示す
ものが従来から知られている。この図2に示したロック
機構は、シリンダチューブ1に閉塞部材であるシリンダ
ヘッド2を螺合したものである。すなわち、シリンダチ
ューブ1の先端部分外周に雄ネジ部3を形成し、シリン
ダヘッド2の内周に雌ねじ部4を形成し、これら両ネジ
部3、4を螺合している。また、一方で、上記雄ネジ部
3にロックナット5を螺合するとともに、それを締め付
けて、シリンダチューブ1とシリンダヘッド2とに、相
対的に反対方向の力を作用させている。
【0003】上記のようにシリンダチューブ1とシリン
ダヘッド2とに、相対的に反対方向の力を作用させる
と、雄ネジ部3と雌ねじ部4とが圧接力が強くなり、そ
の分、ゆるみが防止されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
のロック機構では、そのロックナット5をシリンダチュ
ーブ1の外周にはめているので、シリンダチューブ1の
外径が大きくなればなるほど、ロックナット5も大きく
なる。しかし、ロックナット5が大きくなれば、それを
締め付けるために大きなトルクを必要とする。したがっ
て、シリンダチューブの径が極端に大きくなると、ロッ
クナットを十分に締め付けることができないと言う問題
があった。
【0005】また、ロックナット5が大きくなれば、そ
れだけ全体も大型化するとともに、重量もかさんでしま
うという問題があった。この発明の目的は、大きな締め
付け力を必要とせず、しかも、しっかりとロックできる
ロック機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、閉塞部材と
チューブの一端ををネジ結合してそのチューブの一端を
ふさぐとともに、ゆるみ止めネジ部材を用いて閉塞部材
がチューブからはずれないようにしたロック機構を前提
にする。上記のロック機構を前提にしつつ、第1の発明
は、ゆるみ止めネジ部材をゆるみ止めボルト部材とし、
このゆるみ止めボルト部材を軸線に平行にして閉塞部材
に螺合し、その先端をチューブの先端に当接させて、ゆ
るみ止めボルト部材をネジ締めした点に特徴を有する。
【0007】第2の発明は、ゆるみ止めボルト部材をチ
ューブの端部に沿った円周方向に複数設けた点に特徴を
有する。第3の発明は、ゆるみ止めボルト部材とチュー
ブの一端とをの間にかじり防止部材を介在させた点に特
徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示した実施例は、従来の場
合と同様に、シリンダチューブ11に閉塞部材であるシ
リンダヘッド12を螺合したものである。つまり、シリ
ンダチューブ11の先端部分外周に雄ネジ部13を形成
し、シリンダヘッド12の内周に雌ねじ部14を形成
し、これら両ネジ部13、14を螺合している。
【0009】ただし、この実施例では、シリンダヘッド
12の外側から、軸線と平行にした2本のゆるみ止めボ
ルト部材15を点対称位置に螺合するとともに、その先
端をシリンダヘッド12内に突出させている。そして、
このゆるみ止めボルト部材15の突出端をシリンダチュ
ーブ11の先端に当接させるとともに、このゆるみ止め
ボルト部材15をネジ締めすることによって、シリンダ
チューブ11とシリンダヘッド12とに、相対的に反対
方向の力を作用させている。なお、上記ゆるみ止めネジ
部材15とシリンダチューブ11との間には、ネジ部材
15のかじりを防止するためのかじり防止部材16を介
在させている。
【0010】したがって、この実施例において、シリン
ダヘッド12にシリンダチューブ12を螺合して、その
先端をシリンダチューブ11の先端に当接する。このよ
うにしてから、2本のゆるみ止めボルト部材15を締め
付ければ、シリンダチューブ11とシリンダヘッド12
とに、相対的に反対方向の力を作用させることができ
る。
【0011】シリンダチューブ11とシリンダヘッド1
2とに、相対的に反対方向の力を作用させることによっ
て、それらのネジ部13、14の接触力を強くでき、結
局締め付け力を強くしたと同じになる。なお、上記実施
例では、ゆるみ止めボルト部材15を2本にしたが、締
め付け力をそれほど必要としないときには、ゆるみ止め
ボルト部材15を1本にしてもよい。反対に大きな締め
付け力を必要とするときには、それを3本以上設けても
良い。ゆるみ止めボルト部材15を3本以上設けるとき
には、それら各ボルト部材15を等間隔に設けるのが最
もバランスがよいこと当然である。
【0012】また、ゆるみ止めボルト部材15を多くす
ればするほど、一本いっぽんのゆるみ止めボルト部材1
5の太さを細くできる。このようにボルト部材15を細
くできれば、それを締め付けるときのトルクが小さくて
すむ。したがって、ゆるみ止めボルト部材15を締め付
けるための工具等も簡単なものを使えるし、締め付け作
業も楽なる。ただし、シリンダチューブ11の径が大き
くなればなるほど、一本いっぽんのゆるみ止めボルト部
材15の太さも太くしなければならないが、上記のよう
にその本数を多くすることによって、その太さを相対的
に細くできる。
【0013】なお、上記実施例は、シリンダチューブと
シリンダヘッドとについて説明したが、この発明は、チ
ューブと閉塞部材という組み合わせであれば、どのよう
なロック機構にも適用できるものである。また、図中符
号17はピストンロッド、18はピストンである。
【0014】
【発明の効果】第1の発明のロック機構によれば、ゆる
み止めボルト部材を軸線に平行にして閉塞部材に螺合
し、その先端をチューブの先端に当接させて、ゆるみ止
めボルト部材をネジ締めしたので、従来のロックナット
のように、チューブの外径に大きくするような問題が発
生しない。
【0015】第2の発明によれば、ゆるみ止めボルト部
材をチューブの端部に沿った円周方向に複数設けたの
で、その締め付け力がバランスし、閉塞部材とチューブ
との嵌合状態を安定的に保てる。また、ゆるみ止めボル
ト部材を複数設けることによって、一本いっぽんのボル
ト部材の締め付け力を小さくすることができる。このよ
うにゆるみ止めボルト部材の締め付け力を小さくできる
ので、それを締め付ける力が小さくてすみ、それだけ簡
単な工具を使えるとともに、締め付け作業も楽になる。
【0016】第3の発明によれば、ゆるみ止めボルト部
材とチューブの一端とをの間にかじり防止部材を介在さ
せたので、ゆるみ止めボルト部材の先端で、チューブの
先端を傷つけたり、ボルト先端がへたったりしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の断面図である。
【図2】従来の要部の断面図である。
【符号の説明】
11 チューブとしてのシリンダチューブ 12 閉塞部材としてのシリンダヘッド 15 ゆるみ止めボルト部材 16 かじり防止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉塞部材とチューブの一端ををネジ結合
    してそのチューブの一端をふさぐとともに、ゆるみ止め
    ネジ部材を用いて閉塞部材がチューブからはずれないよ
    うにしたロック機構において、上記ゆるみ止めネジ部材
    をゆるみ止めボルト部材とし、このゆるみ止めボルト部
    材を軸線に平行にして閉塞部材に螺合し、その先端をチ
    ューブの先端に当接させて、ゆるみ止めボルト部材をネ
    ジ締めしてなるロック機構。
  2. 【請求項2】 ゆるみ止めボルト部材をチューブの端部
    に沿った円周方向に複数設けた請求項1記載のロック機
    構。
  3. 【請求項3】 ゆるみ止めボルト部材とチューブの一端
    とをの間にかじり防止部材を介在させた請求項1または
    2記載のロック機構。
JP2001082223A 2001-03-22 2001-03-22 ロック機構 Pending JP2002276616A (ja)

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