JP2002275084A - 抗エンドトキシン剤 - Google Patents

抗エンドトキシン剤

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JP2002275084A
JP2002275084A JP2001081025A JP2001081025A JP2002275084A JP 2002275084 A JP2002275084 A JP 2002275084A JP 2001081025 A JP2001081025 A JP 2001081025A JP 2001081025 A JP2001081025 A JP 2001081025A JP 2002275084 A JP2002275084 A JP 2002275084A
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忠文 赤崎
Osamu Kudo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワクチンや抗生物質を用いることなく、
エンドトキシンに起因する疾病を予防又は治療すること
ができる、新規な抗エンドトキシン剤を提供すること。 【解決手段】 本発明の抗エンドトキシン剤は、山査子
の果肉若しくはチャの葉又はその抽出物を有効成分とし
て含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗エンドトキシン
剤及びそれから成る飼料用添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】エンドトキシン(内毒素)は、大腸菌、
赤痢菌、サルモネラ菌等のグラム陰性菌の細胞壁を構成
しているリポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)又は該
リポ多糖とタンパク質との複合物をその本質とする毒素
であり、グラム陰性菌が死ぬことによって菌体外に遊離
してくる毒素である。エンドトキシンが体内に入ると、
TNF-α(腫瘍壊死因子)等の炎症因子の産生が誘導され
て炎症を生じ、発熱や白血球数の減少等を生じる。エン
ドトキシンが多量の場合には、エンドトキシンショック
が起き死に至ることも少なくない。
【0003】エンドトキシンにより誘導されるTNF-α
は、生体内の細胞あるいは組織を破壊し、出血や浮腫症
状を引き起こすことが知られている。特にリンパ球など
の免疫に関与する細胞が破壊された場合には、病原微生
物の侵入に対する生体の抵抗力が低下する。免疫担当細
胞を含め生体内の細胞と組織が炎症により傷害された場
合、普段は病原性を示さない細菌を含めていわゆる日和
見感染により症状が悪化する。また、エンドトキシン
(LPS)を人為的に多量に投与された動物は急性死す
る。野外においても、それらの症状が常に認められ、薬
剤の使用を中止した場合や、薬剤耐性菌などにより薬剤
の効果が認められない場合、あるいはまた、薬剤の投与
によっても全く効果のない場合など、数多くの症例が認
められ、そのことによって家畜の生産性が著しく阻害さ
れる。
【0004】従来より、豚や牛等の家畜の病原菌の感染
を防御するためにワクチンが用いられているが、野外に
は種々の病原微生物が生存し、その予防には多くのワク
チンが開発されねばならず、多大な労力を必要としてい
る。またワクチンは、特定病原菌の菌株の違い等により
効果の乏しい場合があり、特に、細菌性伝染病では完全
に発症を防ぐことはできない。さらに感染によって急性
経過で死亡する疾病の場合、薬剤の投与による治療や適
切な飼育管理だけでは、致死を免れることが困難な場合
が多い。また、抗生物質等の飼料添加に関しては、耐性
菌の出現や畜産物への残留等の問題から、薬剤を極力用
いない予防方法の開発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ワクチンや抗生物質を用いることなく、エンドトキ
シンに起因する疾病を予防又は治療することができる、
新規な抗エンドトキシン剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、鋭意研
究の結果、山査子及び茶が優れた抗エンドトキシン効果
を発揮することを見出し本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、山査子の果肉又はそ
の抽出物を有効成分として含有する抗エンドトキシン剤
を提供する。また、本発明は、チャの葉又はその抽出物
を有効成分として含有する抗エンドトキシン剤を提供す
る。さらに、本発明は、上記本発明の抗エンドトキシン
剤から成る飼料用添加剤を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本願第1の発明は、山査子の果肉
又はその抽出物を有効成分として含有する抗エンドトキ
シン剤に係る。山査子は、中国原産のバラ科の低木で、
野山査(Crataegus cuneata)あるいは山査(Crataegus
pinnatifida)と呼ばれ、その果実は、クエン酸、ミネ
ラル、カロチンなどを多く含み、肉体疲労時の栄養補給
や日常の健康維持、消化不良・慢性下痢などの改善、健
胃整調などに用いられている。また、血中コレステロー
ルの正常化、過酸化脂質の増加抑制などの効能も知られ
ている。 中国では一般に「紅果」と呼ばれ、干菓子や
羊羹あるいはジュースなどに用いられている。
【0009】本願第1の発明では、山査子の生果肉、そ
の乾燥物、又は生果肉若しくはその乾燥物の抽出エキス
若しくはその乾燥物を用いる。果肉は、果実からジュー
スを搾り取った搾りかすであってもよい。また、抽出す
る場合には、抽出溶剤としては、水、エタノール等の低
級アルコールやアセトン等を好ましく用いることができ
る。抽出温度は、特に限定されないが、各溶剤の沸点又
はその近傍で行うことが効率的である。抽出溶剤の重量
としては、特に限定されないが、果肉又はその乾燥物に
対して5〜100倍程度が適当である。抽出時間は、特
に限定されないが、通常、30秒〜1時間程度、特に1
分間〜15分間程度が適当である。抽出物は、液状のま
までもよいし、さらにそれを乾燥させて粉末としたもの
であってもよい。また、抽出物を脱脂糠などの吸着基材
に吸着させて用いても良い。
【0010】本願第2の発明は、チャ(Camellia sinens
is)の葉又はその抽出物を有効成分として含有する抗エ
ンドトキシン剤に係る。チャの葉は、カテキン、カフェ
イン、ビタミンC、ビタミンEなどを含み、抗菌作用、
抗酸化作用、活性酸素消去作用、抗アレルギー作用の
他、多くの生理作用が知られている。
【0011】本発明に用いるチャは、緑茶の製造に適し
た中国種であっても紅茶の製造に適したアッサム種であ
ってもよいが、中国種がより好ましい。また、チャの葉
は、製造方法の相違により、緑茶、ウーロン茶、紅茶等
に加工されるが、本発明においては、いずれの茶をも用
いることができ、特に緑茶が好ましい。また、本発明に
用いる原料は、通常の茶、製造過程で発生する規格外の
粉状の茶、抽出残査および製造工程で生ずる茶侵出液固
形物のどれをも用いることができる。チャの葉は生のま
ま用いてもよいが、よく乾燥し粉砕して用いることが好
ましい。また、抽出する場合には、抽出溶剤としては、
水、エタノール等の低級アルコールやアセトン等を好ま
しく用いることができる。抽出温度は、特に限定されな
いが、各溶剤の沸点又はその近傍で行うことが効率的で
ある。抽出溶剤の重量としては、特に限定されないが、
果肉又はその乾燥物に対して5〜100倍程度が適当で
ある。抽出時間は、特に限定されないが、通常、30秒
〜1時間程度、特に1分間〜15分間程度が適当であ
る。抽出物は、液状のままでもよいし、さらにそれを乾
燥させて粉末としたものであってもよい。また、抽出物
を脱脂糠などの吸着基材に吸着させて用いても良い。
【0012】上記した本願第1及び第2の発明に係る抗
エンドトキシン剤の投与経路は、特に限定されないが、
経口投与が好ましい。また、投与量は、特に限定されな
いが、果肉又は茶の乾燥物に換算して、通常、体重1k
g当たり1日当たり0.01g〜2g程度である。
【0013】本願第1及び第2の発明に係る抗エンドト
キシン剤は、そのまま投与することもできるし、食品や
医薬組成物の調製に用いられる賦形剤や他の原料と共に
投与してもよい。
【0014】さらに、豚等の家畜に対するエンドトキシ
ンに起因する疾病を予防するために、本願第1及び第2
の発明に係る抗エンドトキシン剤を飼料用添加剤として
用いることもできる。この場合の添加量は、特に限定さ
れないが、通常、0.01〜2重量%程度であり、好ましく
は0.1〜1重量%程度である。なお、飼料としては何等限
定されるものではなく、養豚に用いられている通常の飼
料を用いることができる。
【0015】下記実施例により具体的に明らかにされる
ように、本発明の抗エンドトキシン剤を投与することに
より、エンドトキシンに起因する疾病による死亡率が有
意に減少し、また、血液中のTNF-αの濃度も対照と比較
して有意に低く抑えられる。また、家畜の飼料用添加剤
として飼料に添加することにより、エンドトキシンに起
因する疾病を有効に予防することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきより具体的に
説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定される
ものではない。
【0017】実施例1 山査子乾燥果実含有試料の調製 山査子の果実を圧搾法でジュースをしぼった残りの部分
の乾燥果実から種子を取り除き、さらに70℃の送風乾燥
機内で1昼夜乾燥した後、粉砕脱脂糠を加えて、総ポリ
フェノール量が理論上10%になるように調整して試料を
作製した。試料のHPLC法による総ポリフェノールの分析
値は10.8%であった。
【0018】実施例2 茶粉含有試料の調製 食品として利用不可能な規格外の乾燥茶葉を細粉し、同
じく乾燥した茶絞りかすの粉末を賦形剤として加え、総
ポリフェノール量が理論上10%になるよう調整した添加
剤を作製した。添加剤のHPLC法による総ポリフェノール
の分析値は、11.2%であった。
【0019】実施例3 試料抽出成分の強制経口投与に
よるマウスでの抗エンドトキシン効果 実施例1又は2で作製した試料を、生理食塩水にて10%
熱水抽出した上清を1区10匹のマウスに1匹当たり0.5m
l, 1日1回,10日間連続経口投与後、最小100%致死量
(1MLD)のエンドトキシン(LPS)を尾静脈内注射し
た。その3時間後にTNF-α濃度測定用に部分採血し、さ
らにLPS注射後4日間の生存率を観察し、LPS投与に対す
る各種原料の効果を判定した。なお、血清TNF-α濃度
は、市販のキット(Mouse TNF-α ELISA Kit;BIOSOURCE
社製)を用いたELISA 法により測定した。結果を下記表
1及び表2に示す。
【0020】
【表1】表1 エンドトキシン投与における生存率
【0021】
【表2】表2 血清TNF-α濃度 *:単位 pg/ml
【0022】生存率については、山査子の生存率が70
%、茶の生存率が50%で、これら抽出液の経口投与により
生存率が有意に(p<0.05)改善された(表1)。また、
血清TNF-α濃度については、山査子・茶投与区の血清中
TNF-α濃度は対照区よりも有意に低く(p<0.01)、これ
ら抽出液の経口投与によりLPS注射後のTNF-α産生を抑
制した(表2)。
【0023】実施例4 試料を含有する飼料を給与した
マウスにおける抗エンドトキシン効果 実施例1又は2で調製した試料をマウス用飼料に1重量
%添加して供試飼料を作製した。1区8匹の4週齢マウスに
試験飼料を3週間給与後、1MLDのエンドトキシン(LP
S)を尾静脈内注射した。実施例3と同様に部分採血
し、LPS注射後3日間の生存率を観察し、LPS投与に対す
る各試料の効果を判定した。結果を下記表3及び表4に
示す。
【0024】
【表3】表3 エンドトキシン投与における生存率
【0025】
【表4】表4 血清TNF-α濃度 *:単位 pg/ml
【0026】生存率については、茶粉末区の生存率が6
2.5%と有意に (P<0.05) 高く、生存率の改善が見られ
た。また山査子区では、50.0%で生存率が改善された(表
3)。また、血清TNF-α濃度については、山査子区の血
清TNF-α濃度が有意に低かった(P<0.01)(表4)。
【0027】実施例5 エンドトキシン(LPS)ショッ
クに対する山査子含有試料の予防効果とプレドニゾロン
による治療効果との比較 実施例1で調製した山査子含有試料を飼料に1重量%添
加し、その飼料を1区8匹のマウスに5週齢から7週齢
までの2週間給与した後、サルモネラ由来LPSを生理
食塩水に溶解し、マウス腹腔内に致死量のLPS(0.6mg/
頭)を投与した。投与後4日間の生存率をみた。
【0028】また、プレドニゾロン(ステロイドホルモ
ン剤)による治療試験では、対照飼料を同様にマウスに
5週齢から7週齢時まで給与し、生理食塩水に溶解した
LPSを腹腔内に致死量(0.6mg/頭)投与し、投与10分
以内とLPS投与1日後に、プレドニゾロン1mg/頭を2回
腹腔内に投与した。LPS投与後4日間の生存率観察し
た。結果を表5に示す。
【0029】
【表5】表5 LPS接種後の生存率(%)
【0030】山査子含有試料を配合した飼料を2週間給
与したマウスのLPS投与4日後の生存率は50%であっ
た。対照飼料を給与し、LPS投与後にプレドニゾロンで
治療したマウスの生存率は50%であった。このことか
ら、LPSを投与する以前に、予防的に山査子含有試料を
用いることによって、プレドニゾロンによる治療と同等
の効果が得られることがわかった。
【0031】参考例1 豚浮腫病でのプレドニゾロン
の効果 豚に人為的にエンドトキシン(LPS)を接種すると、LPS
の刺激により誘導されるTNF−α(腫瘍壊死因子)の作
用により、細胞のアポトーシス(プログラムされた細胞
死)をともなう出血と腎,肝,肺等における壊死性変化
および胆における水腫,胃粘膜の出血壊死等の所見など
が報告されている。
【0032】そこで、肺水腫,腸管出血,リンパ出血を
ともなう、いわゆる浮腫病の発生により生産性の著しく
低下した豚舎内で、隣接する2つの豚房に、それぞれ同
腹の21〜28日齢の離乳期子豚を導入し、抗生物質を
添加した飼料を給与する群と抗生物質無添加飼料を給与
しプレドニゾロンの注射で治療を行う群の2区を設定し
て70日齢時まで経過を観察した。
【0033】抗生物質区は、オキソリン酸系抗菌剤であ
るパラザンを飼料に添加し70日齢時まで飼育した。プ
レドニゾロン投与区は、抗生物質無添加飼料を試験期間
を通して給与し、供試豚が、浮腫病特有の症状を呈する
かあるいは元気消失した時点で、プレドニゾロンを1日
1頭あたり10mgを3日間連続で注射し、治療経過を
観察した。結果を下記表6に示す。
【0034】
【表6】表6 LPS接種後の生存率(%)
【0035】抗生物質区では、70日齢時までに12頭
中9頭が死亡した。プレドニゾロン区では、9頭中2頭
が死亡したが、7頭は治療により生存した。これらのこ
とから、いわゆる浮腫病の予防および治療においては、
抗生物質の投与は全く効果がなく、ホルモン剤の治療に
よってのみ生存性が改善されることがわかった。
【0036】実施例6 豚での病原微生物の感染による
添加剤の抗エンドトキシン効果 プレドニゾロンの投与によって、豚の浮腫病による生産
性の低下がおさえられることが明らかになったが、ホル
モン剤の投与は長期に投与すると副作用を生じ、また家
畜を個々に治療することは、物理的に困難であり現実的
ではない。そこで、マウスで効果の確認された添加剤を
予防的に投与し、下記の試験を行った。
【0037】すなわち、1区5頭の7週齢豚に、実施例
1又は2で調製した試料を0.5重量%飼料に添加し3週間
不断給餌した。10週齢時にActinobacillus pleuropneum
oniae (App) 2型菌 2.5x107cfu を気管支ファイバース
ーコープで気管内接種しその後7日間観察した。結果を
下記表7〜9に示す。
【0038】
【表7】表7 App2型菌接種後の生存率
【0039】
【表8】表8 感染1週後(11週齢)における増体率
(%)* *: 導入時(7週齢)の体重を100とした
【0040】
【表9】表9 App2型菌を接種した場合の臨床スコア* *:臨床スコア: 0=無症状 1=咳1〜2日 2=咳3日以上 3=腹式呼吸
4=死亡
【0041】豚において山査子または茶粉末添加剤を含
有する飼料給与により、App感染時の生存率の改善、増
体率の改善、臨床症状の軽減が認められた。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明により、病原微生
物の感染に起因する炎症およびエンドトキシンショック
を軽減する抗エンドトキシン剤が提供される。本発明の
抗エンドトキシン剤は、天然物由来で安全性の認められ
たそれらの乾燥粉砕物あるいは抽出乾燥物を用いるた
め、抗生物質による耐性菌の出現や副作用の問題がほと
んどなく、安心して使用できる。また、薬剤残留による
人体への影響の心配がないため、これらの抗エンドトキ
シン剤を添加剤として配合した飼料を使用することによ
って、安全な畜産物が提供される。さらに抗生物質を使
用しても効果のない場合などについても、病原微生物に
起因する炎症とそれによる混合感染およびエンドトキシ
ンショックを軽減することができ、飼料用添加剤として
用いれば家畜の生産性を高めることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 31/04 171 A61P 31/04 171 (72)発明者 舘野 浩一 茨城県取手市井野台2−5−27−103 (72)発明者 赤崎 忠文 茨城県土浦市国分町7−9−203 (72)発明者 工藤 修 茨城県西茨城群岩間町吉岡116−74 (72)発明者 濱野 厚 茨城県稲敷郡茎崎町高見原一丁目5−67 Fターム(参考) 2B005 EA01 2B150 AA03 AB10 DD31 DD44 DD45 DD57 4C088 AB45 AB51 AC04 AC05 BA07 BA09 BA10 BA37 CA05 CA06 CA07 MA52 NA10 NA14 ZB35 ZC61

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 山査子の果肉又はその抽出物を有効成分
    として含有する抗エンドトキシン剤。
  2. 【請求項2】 乾燥粉砕末の形態にある果肉を含有する
    請求項1記載の抗エンドトキシン剤。
  3. 【請求項3】 前記果肉を水又は有機溶剤で抽出した液
    状又はその乾燥物の形態にある抽出物を含有する請求項
    1記載の抗エンドトキシン剤。
  4. 【請求項4】 チャの葉又はその抽出物を有効成分とし
    て含有する抗エンドトキシン剤。
  5. 【請求項5】 前記チャの葉は緑茶である請求項4記載
    の抗エンドトキシン剤。
  6. 【請求項6】 乾燥粉砕末の形態にあるチャの葉を含有
    する請求項4又は5に記載の抗エンドトキシン剤。
  7. 【請求項7】 前記チャの葉を水又は有機溶剤で抽出し
    た液状又はその乾燥物の形態にある抽出物を含有する請
    求項4ないし6のいずれか1項に記載の抗エンドトキシ
    ン剤。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の抗エンドトキシン剤から成る飼料用添加剤。
  9. 【請求項9】 養豚飼料用添加剤である請求項8記載の
    飼料用添加剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189609A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Shiseido Co Ltd Vegfc産生促進剤

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