JP2002274623A - コンベアの切換ダンパー - Google Patents

コンベアの切換ダンパー

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JP2002274623A
JP2002274623A JP2001075153A JP2001075153A JP2002274623A JP 2002274623 A JP2002274623 A JP 2002274623A JP 2001075153 A JP2001075153 A JP 2001075153A JP 2001075153 A JP2001075153 A JP 2001075153A JP 2002274623 A JP2002274623 A JP 2002274623A
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JP
Japan
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switching damper
chute
opening
width
change
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Pending
Application number
JP2001075153A
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English (en)
Inventor
Koji Yasugi
好治 八杉
Masayuki Suzuki
政幸 鈴木
Hideo Mayahara
英雄 馬屋原
Yoshihiro Shiba
嘉浩 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切換ダンパーの作動不良を無くし、比較的設備
費用の安価なコンベアの切換ダンパーを提供する。 【解決手段】シュート3内に搬送物の流れ幅を縮小する
開口11aを有するストーンボックス11を設け、この
ストーンボックスの開口の下に、背面の長さ方向中央に
回動軸14を有し、側縁に側板13aを有する切換ダン
パー13を設けてなり、切換ダンパーの幅寸法が前記開口
の幅寸法より大きいコンベアの切換ダンパー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアシュート
内に設けられる切換ダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1本の上流ベルトコンベアで搬送してき
たばら物(鉄鉱石、石炭塊等)を下流に配設された2本
のベルトコンベアのどちらか一方のベルトコンベアに乗
り継がせるために、二股シュートと切換ダンパーが使用
されている。図5(側面図)と図6(図5のA−A断面
図)は、このような場合の二股シュートと切換ダンパー
の一例を示している。3は二股シュートで、下方におい
て分岐シュート3aと分岐シュート3bに分かれている。
4は切換ダンパーであり、その背面の上端部に回動軸4
aを有する。この切換ダンパー4はシュートの分岐部の
上方に設けられている。切換ダンパーの回動軸4aの軸
頸が、シュート3の両側の側壁に取付けられた軸受け
6、6に軸支されている。レバー5の一端が、回動軸4
aの一方端部に固着されており、他端が後記の電動ボー
ルねじ7のロッド先端に枢着されている。そして、電動
ボールねじ(パワーシリンダー)7のロッドの伸縮によ
り、レバー5を介して回動軸4aを回動させる。すなわ
ち、切換ダンパー4が回動軸4aを支点として左右に回
動する。
【0003】図5を参照して、切換ダンパー4が2点鎖
線のように保持されてとき、上流ベルトコンベア1で搬
送されてきたばら物がヘッドプーリー2から放出され
る。この後、ばら物は、切換ダンパー4により流れ方向
を変え、分岐シュート3aに落下する。また、切換ダン
パー4を右方向に回動させ、点線の状態に保持すると、
ヘッドプーリー2から放出されたばら物は、破線の矢印
のように流れ、他方の分岐シュート3bに落下する。こ
のように、切換ダンパー4の回動、保持により、ばら物
の流れをどちらか一方の分岐シュートに切り換えること
ができる。
【0004】なお、図6は切換ダンパーの斜視図を示
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構造の切換ダンパーにおいては、次のような問題
が発生していた。 (1)ばら物を分岐シュート3aに流す場合、ヘッドプ
ーリー2から放出されたばら物が分岐シュート3aに当
たると、その流れ巾が切換ダンパー4の巾方向(前後方
向)に拡がる。流れ巾が拡がると、ばら物の中の小粒が
切換ダンパー4の巾方向端縁4bとシュート側内壁3cと
の隙間を通って反対側の分岐シュート3b内に落下し、
停止している下流ベルトに堆積し、次工程の操業に悪影
響を与えたり、下流のベルトコンベアを起動するとき過
負荷停止することがある。これを防ぐため、切換ダンパ
ー4の巾方向端縁4bとシュート側内壁3cとの隙間ΔL
を小さく(例えば、30mm)している。ところが、隙間
ΔLを小さくすると、隙間に小粒が挟まり切換ダンパー
4の切換えが出来なくなるという問題が発生する。 (2)切換ダンパーが吊り下げ方式のため、切換ダンパ
ーを回動、保持するのに大きなトルクを必要とし、容量
の大きな電動ボールねじを取り付けねばならないので、
設備費用が高価となる。
【0006】本発明は、上記のような問題を解消するた
めになされたものであり、切換ダンパーの作動不良を無
くし、比較的設備費用の安価なコンベアの切換ダンパー
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を、
以下の切換ダンパーによって達成する。
【0008】請求項1のものは、シュート内に搬送物の
流れ幅を縮小する開口を有するストーンボックスを設
け、このストーンボックスの開口の下に、背面の長さ方
向中央に回動軸を有し、側縁に側板を有する切換ダンパ
ーを設けてなり、切換ダンパーの幅寸法が前記開口の幅
寸法より大きいことを特徴とするコンベアの切換ダンパ
ーである。
【0009】請求項2のものは、請求項1のものにおい
て、側板とシュート側壁との間の寸法が、搬送物の粒が
通過できる大きさであるコンベアの切換ダンパーであ
る。
【0010】請求項1の切換ダンパーによれば、搬送物
の流れ幅を縮小する開口を有するストーンボックスを設
け、切換ダンパーに側板を取付け、切換ダンパーの幅寸
法が前記開口の幅寸法より大きく設定してあるから、流
下する搬送物が側板とシュート側壁の隙間にこぼれ落ち
るのを防止できる。
【0011】請求項2の切換ダンパーによれば、側板と
シュート側壁との間の隙間を搬送物の粒より大きく設定
し、切換ダンパーの背面中央部に回動軸を取り付け、切
換ダンパーの左右の回転トルクが打ち消し合う構造とし
てあるので、切換ダンパーの作動不良が無くなるととも
に、容量の小さい駆動装置の使用が可能となる。従っ
て、設備費用が安価となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。図1は、本発明に係る切換ダンパ
ーの取付け状態を示す側面図、図2は、図1のA−A矢
視図、図3は本発明に係る切換ダンパーの斜視図、図4
は、図2のA−A矢視図である。
【0013】図において、ヘッドプーリー2と対向する
位置のシュート左側壁と前後側壁にストーンボックス
(緩衝棚)11が設けられている。このストーンボック
ス11はヘッドプーリー2から放出されたばら物の落下
エネルギーを緩衝した後、その方向を変えて、下方に流
下させる逆コの字状の開口11aを形成している。
【0014】この開口11a下方、二股シュートの分岐
部3cとの間に図3に示す切換ダンパー13が設けられ
ている。切換ダンパー13には、背面中央部に幅方向に
延びる回動軸14が固着されている。そして、切換ダン
パー13は、回動軸14を前後方向にして、シュートの
前後側壁の外側に設けられた軸受け15、15に支承さ
れている。よって、切換ダンパー13は、回動軸14を
中心として上下方向に回動できる。また、切換ダンパー
13の前後両縁には、図3に示すように、半円形の側板
13aが垂直に取付けられている。
【0015】この切換ダンパー13の幅寸法は、前記開
口11aの幅寸法(前後方向における)より大きく設定
されている。また、切換ダンパー13は、その幅方向中
心と開口11aの幅方向中心が一致するよう取付けられ
ている。さらに、切換ダンパー13の前後の側板13a
とシュート前後側壁との隙間ΔLは、仮に、ばら物が隙
間ΔLにこぼれ落ちでも、容易に通り抜けできるように2
00〜300mmに設定してある。
【0016】図2において、16は軸受け15の取付け
台、17は回動軸14を回転させるギヤードモータ、1
8はギヤードモータ17の取付け架台である。
【0017】切換ダンパー13が、図1の実線の姿勢に
切換られているとき、上流ベルトコンベア1で搬送され
てきたばら物は、ヘッドプーリー2から矢印イの方向に
放出された後、ストーンボックス11上のばら物の堆積
物12で落下エネルギーを低減され、方向を変えて矢印
ロの方向に反転し、開口11aによりその流れ幅を減じ
て、下方の切換ダンパー13に落下する。その後、切換
ダンパー13の傾斜面を滑り落ち、矢印ハのように分岐
シュート3aに入る。切換ダンパー13が、図1の二点
鎖線の姿勢に切り換えられているときは、矢印イ→ロ→
切換ダンパー13を経由して、矢印ニのように分岐シュ
ート3bに入る。
【0018】以上、説明したように、搬送物の流れ幅を
縮小する開口を有するストーンボックスを設け、切換ダ
ンパーに側板を取付け、切換ダンパーの幅寸法が前記開
口の幅寸法より大きく設定してあるから、流下する搬送
物が側板とシュート側壁の隙間にこぼれ落ちるのを防止
できる。
【0019】また、側板とシュート側壁との間の隙間を
搬送物の粒より大きく設定し、切換ダンパーの背面中央
部に回動軸を取り付け、切換ダンパーの左右の回転トル
クが打ち消し合う構造としてあるので、切換ダンパーの
作動不良が無くなるとともに、容量の小さい駆動装置の
使用が可能となる。
【0020】なお、上記においては、切換ダンパーをベ
ルトコンベアの二股シュートに取り付けた例を述べた
が、ベルトコンベアに限らず、他のコンベアライン(例
えば、チェーンコンベア、パンコンベア等のライン)の
二股シュートの切換ダンパーとしても適用できるもので
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明の切換ダンパーによれば、流下す
る搬送物が側板とシュート側壁の隙間にこぼれ落ちるの
を防止できる。また、切換ダンパーの作動不良が無くな
るとともに、容量の小さい駆動装置の使用が可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切換ダンパーの取付け状態を示す
側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明に係る切換ダンパーの斜視図である。
【図4】図2のA−A矢視図である。
【図5】従来の切換ダンパーの取付け状態を示す側面図
である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】従来の切換ダンパーの斜視図である。
【符号の説明】
1 上流ベルトコンベア 2 ヘッドプーリー 3 シュート 3a、3b 分岐シュート 3c 分岐部 11 ストーンボックス 11a 開口 12 堆積物 13 切換ダンパー 13a 側板 14 回動軸 15 軸受け 16 取付け台 17 ギヤードモータ 18 取付け架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬屋原 英雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 芝 嘉浩 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3F011 AA09 BA02 BB01 BC08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シュート内に搬送物の流れ幅を縮小する開
    口を有するストーンボックスを設け、このストーンボッ
    クスの開口の下に、背面の長さ方向中央に回動軸を有
    し、側縁に側板を有する切換ダンパーを設けてなり、切
    換ダンパーの幅寸法が前記開口の幅寸法より大きいこと
    を特徴とするコンベアの切換ダンパー。
  2. 【請求項2】請求項1において、側板とシュート側壁と
    の間の寸法が、搬送物の粒が通過できる大きさであるコ
    ンベアの切換ダンパー。
JP2001075153A 2001-03-16 2001-03-16 コンベアの切換ダンパー Pending JP2002274623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113428559A (zh) * 2021-08-26 2021-09-24 民航成都物流技术有限公司 具有分散输送结构的阶梯滑槽

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