JPH0730218U - 乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置 - Google Patents
乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置Info
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- JPH0730218U JPH0730218U JP6391893U JP6391893U JPH0730218U JP H0730218 U JPH0730218 U JP H0730218U JP 6391893 U JP6391893 U JP 6391893U JP 6391893 U JP6391893 U JP 6391893U JP H0730218 U JPH0730218 U JP H0730218U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調節螺杆の回動で横送りチェンコンベヤの緊
張度合を調整した際にあっても、従動軸とともに前後移
動される薄製材料からなる下向き弯曲移動案内板が捻曲
されるのを未然に防止し、円滑な搬送作業を営ませる。 【構成】 横長機筺1内に回転自在に収納した横送りチ
ェンコンベヤ30の従動側を軸架する従動軸17と、横
送りチェンコンベヤ30により搬送される粉粒体を誘導
案内する下向き弯曲移動案内板28とを調節螺杆21,
22の回動により前後方向に移動調節する。そして横長
機筺1の左右側壁7,8に前後方向への移動調節がで
き、しかも従動軸17の軸受9,10を装着した左右一
対の移動板11,12には、自由端側を左右側壁7,8
の低位側にそれぞれ穿孔した一対の水平長孔25,26
内に挿通した連結軸27で連結した一対の連結金具2
3,24の基端側を装着するとともに、連結軸27には
下向き弯曲移動案内板28の背面低位側に設けた幅広の
補強取付金具29を連繋したものである。
張度合を調整した際にあっても、従動軸とともに前後移
動される薄製材料からなる下向き弯曲移動案内板が捻曲
されるのを未然に防止し、円滑な搬送作業を営ませる。 【構成】 横長機筺1内に回転自在に収納した横送りチ
ェンコンベヤ30の従動側を軸架する従動軸17と、横
送りチェンコンベヤ30により搬送される粉粒体を誘導
案内する下向き弯曲移動案内板28とを調節螺杆21,
22の回動により前後方向に移動調節する。そして横長
機筺1の左右側壁7,8に前後方向への移動調節がで
き、しかも従動軸17の軸受9,10を装着した左右一
対の移動板11,12には、自由端側を左右側壁7,8
の低位側にそれぞれ穿孔した一対の水平長孔25,26
内に挿通した連結軸27で連結した一対の連結金具2
3,24の基端側を装着するとともに、連結軸27には
下向き弯曲移動案内板28の背面低位側に設けた幅広の
補強取付金具29を連繋したものである。
Description
【0001】
本考案は、一対の調節螺杆の左右回動により横送りチェンコンベヤの緊張度合 を調整した場合にあっても、前後方向に移動調節される薄製の下向き弯曲移動案 内板が妄りに弯曲されるのを未然に防止し、円滑な搬送作業が容易に達成できる 乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置に関する。
【0002】
従来、横長機筺内に回転自在に収納した横送りチェンコンベヤの従動側を軸架 する従動軸と、横送りチェンコンベヤにより搬送される粉粒体を誘導案内する下 向き弯曲移動案内板とを一対の調節螺杆の左右回動により前後方向に移動調節す ることで横送りチェンコンベヤの緊張度合を従動軸と下向き弯曲移動案内板との 間隔を変えずに調整できるようにした横送りチェンコンベヤにおける移動案内板 装置は、本出願前例えば実開平3−130215号公報に記載されて公知である 。
【0003】
ところで、従前のこの種横送りチェンコンベヤにおける移動案内板装置におい ては、横送りチェンコンベヤの緊張度合を調整する場合、従動軸とともに全体を 薄製材料で塑成された下向き弯曲移動案内板もその背面中央部に連繋された連結 杆を介して前後方向に移動されるように構成されていたので、緊張あるいは弛緩 調整時に薄製材料からなる下向き弯曲移動案内板全体が捩れて捻曲され、回転す るスクレパーと衝接したり、あるいは下向き弯曲移動案内板とスクレパーとの間 に所要寸法以上の間隙ができ、この間隙内に粉粒体の一部が残留され円滑な搬送 作業を能率よく達成させることができない許りか、下向き弯曲移動案内板の先端 と横長機筺の底板との間に変形状の大きな隙間ができ、その結果、粉粒体の一部 が前記隙間に進入して残留されるという問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、調節螺杆の回動で横送りチェンコンベヤの緊張度合 を調整した際にあっても、従動軸とともに前後移動される薄製材料からなる下向 き弯曲移動案内板が妄りに捻曲されるのを未然に防止して、スクレパーとの衝接 事故の発生を確実になくし、常に円滑な搬送作業が営まれるようにするとともに 、横長機筺の底板と下向き弯曲移動案内板の先端側との隙間を常に一定に維持せ しめ、この部分に粉粒体が残留されるのを皆無ならしめた乾燥施設等における横 送りチェンコンベヤ装置を提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の乾燥施設等における横送りチェンコンベ ヤ装置は、横長機筺内に回転自在に収納した横送りチェンコンベヤの従動側を軸 架する従動軸と、横送りチェンコンベヤにより搬送される粉粒体を誘導案内する 下向き弯曲移動案内板とを調節螺杆の回動により前後方向に移動調節ができるよ うにしたものにおいて、前記横長機筺の左右側壁に前後方向への移動調節ができ るよう設けられ、しかも従動軸の軸受を装着した左右一対の移動板には、自由端 側を左右側壁の低位側にそれぞれ穿孔した一対の水平長孔内に挿通した連結軸で 連結した一対の連結金具の基端側を装着するとともに、前記連結軸には下向き弯 曲移動案内板の背面低位側に設けた幅広の補強取付金具を連繋してなるものであ る。
【0006】
横送りチェンコンベヤを緊張させたい時には、左右一対の調節螺杆を、ともに 例えば時計方向に回動すれば、従動軸の両端を軸架する軸受をそれぞれ装着した 左右一対の移動板は実線矢印方向に向け水平に移動される。 したがって、一対の移動板が実線矢印方向に移動されることで、一対の従動軸 も実線矢印方向に向け水平移動されているので、横送りチェンコンベヤは緊張さ れる。
【0007】 また、横送りチェンコンベヤを弛緩させたい時には、一対の調節螺杆を前とは 反対方向に回動すれば一対の移動板および軸受はともに点線矢印方向に向け移動 させれば、横送りチェンコンベヤが弛緩される。
【0008】 上述の如き作動により横送りチェンコンベヤの緊張度合を調整した場合には、 左右一対の移動板の低位側に基端側が装着され、しかも自由端側を左右側壁の低 位側にそれぞれ穿孔した一対の水平長孔内に挿通した連結軸で連結された一対の 連結金具も移動板の移動に伴い同一方向に移動されるので、連結軸に連繋された 下向き弯曲移動案内も同じ方向に移動され、下向き弯曲移動案内板とスクレパー との間隙を常に一定に保持させる。
【0009】 ところで、下向き弯曲移動案内板の移動時にあっては、前後方向に移動可能な 連結軸と連繋された幅広の補強取付金具は、下向き弯曲移動案内板の背面低位側 に設けられているので、下向き弯曲移動案内板が前後方向に移動される時にあっ ても、下向き弯曲移動案内板全体が妄りに捻曲されることなく移動され、スクレ パーと下向き弯曲移動案内板とが衝接したり、あるいは所要寸法以上の隙間が生 ずることが未然に防止され、粉粒体を能率よく搬送することができる許りか、下 向き弯曲移動案内板の先端側と横長機筺の底板との間隙を一定に維持させ、前記 間隙内に粉粒体の一部が進入し、残留されるのを皆無ならしめることができる。
【0010】
実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図3において、1は、乾燥施設等に設置されて、粉粒体を任意場所 に向け搬送することができる比較的長い(本実施例においては約70m〜80m )横長機筺であっても、前記横長機筺1は、内部を空洞とした駆動筺体2と従動 筺体3および複数個の中間筺体4・・・・とを横長方向に沿い順次直列に接続し て構成するとともに、駆動筺体2の内部には、駆動軸5に直結された駆動スプロ ケット6が収納されている。 前記従動筺体3の左右側壁7,8の対向位置には、軸受9,10をそれぞれ装 着した左右一対の移動板11,12を配設するとともに、前記一対の移動板11 ,12は軸受9,10の上下位置にそれぞれ穿孔した水平長孔13,14内に挿 通した緊定軸15,16に沿い横長方向(前後方向)に移動調節されるように構 成されている。17は、一対の軸受9,10にその両側を軸架した従動軸であっ て、該従動軸17には、従動スプロケット18が直結されている。 前記一対の移動板11,12の一側に配設した取付金具19,20には従動筺 体3の側端部より螺入した左右一対の調節螺杆21,22の先端側を螺着して、 調節螺杆21,22の左右回動操作により移動板11,12を前後方向に向け移 動調節せしめる。 23,24は、一対の移動板11,12の低位側に基端側を装着した左右一対 の連結金具であって、その自由端側は、左右側壁7,8の低位側にそれぞれ穿孔 した一対の水平長孔25,26内に挿通した連結軸27で連結せしめてある。 28は、従動筺体3の始端側内部に前後移動自在となるように配設した下向き 弯曲移動案内板であって、該下向き弯曲移動案内板28の低位側背面には比較的 幅広とした補強取付金具29を設けるとともに、前記補強取付金具29と連結軸 27とを連繋せしめて、左右一対の移動板11,12の前後移動に伴い下向き弯 曲移動案内板28も同時に前後移動せしめる。 30は、駆動スプロケット6と従動スプロケット18とに亘り回転自在に懸回 したスクレパー31付きの横送りチェンコンベヤであって、前記スクレパー31 の先端側が下向き弯曲移動案内板28および横長機筺1の底板1a内面に接触し ながら回転することで、横長機筺1内に供給した粉粒体を矢印方向に向け搬送せ しめる。 32は、駆動機筺2の上部に設置した横送りチェンコンベヤ30の駆動用減速 モータであり、33・・・・は、横長機筺1の上部に設けた供給ホッパーである 。34・・・・は横長機筺1の下部適所に付設した搬出ホッパーである。 35は、下向き弯曲移動案内板28の先端側と底板1aとの間に形成した間隙 であり、36,36は、左右側壁7,8に穿孔した従動軸17が挿架される水平 長孔である。
【0011】
本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に記載する効果を奏する。 調節螺杆の左右回動により横送りチェンコンベヤを緊張あるいは弛緩調整した 場合にあっても、低位側に配設した一対の連結金具の自由端側を連結した連結軸 に、下向き弯曲移動案内板の背面低位側に設けた比較的幅広の取付補強金具を連 繋して下向き弯曲移動案内板を低位側における押引作動で前後移動したので、下 向き弯曲移動案内板がたとえ薄製材料により塑成されていても、下向き弯曲移動 案内板を強固なものとして、捻曲発生をなくし、スクレパーと下向き弯曲移動案 内体との衝接事故あるいは捻曲現象による粉粒体の残留を無くして粉粒体を能率 よく搬送させることができる許りか、下向き弯曲移動案内板の歪曲が防止される ので、下向き弯曲移動案内板の先端側と横長機筺の底板との間隙を一定に維持さ せ、この部分における粉粒体の残留発生を未然に防止することができる。
【図1】一部を切欠した乾燥施設等における横送りチェ
ンコンベヤ装置の側面図である。
ンコンベヤ装置の側面図である。
【図2】従動機筺の拡大側面図である。
【図3】図2の横断平面図である。
1 横長機筺 3 従動機筺 7,8 左右側壁 9,10 軸受 11,12 移動板 17 従動軸 21,22 調節螺杆 23,24 連結金具 25,26 水平長孔 27 連結軸 28 下向き弯曲移動案内板 29 補強取付金具 30 横送りチェンコンベヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 横長機筺内に回転自在に収納した横送り
チェンコンベヤの従動側を軸架する従動軸と、横送りチ
ェンコンベヤにより搬送される粉粒体を誘導案内する下
向き弯曲移動案内板とを調節螺杆の回動により前後方向
に移動調節ができるようにしたものにおいて、前記横長
機筺の左右側壁に前後方向への移動調節ができるよう設
けられ、しかも従動軸の軸受を装着した左右一対の移動
板には、自由端側を左右側壁の低位側にそれぞれ穿孔し
た一対の水平長孔内に挿通した連結軸で連結した一対の
連結金具の基端側を装着するとともに、前記連結軸には
下向き弯曲移動案内板の背面低位側に設けた幅広の補強
取付金具を連繋したことを特徴とする乾燥施設等におけ
る横送りチェンコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063918U JP2607362Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993063918U JP2607362Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730218U true JPH0730218U (ja) | 1995-06-06 |
JP2607362Y2 JP2607362Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=13243208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993063918U Expired - Fee Related JP2607362Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 乾燥施設等における横送りチェンコンベヤ装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607362Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010097530A (ko) * | 2000-04-24 | 2001-11-08 | 한재준 | 이송용 파이프라인의 체인 컨베이어 장력조절구조 |
JP2002106584A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | スライド式フランジ形軸受ユニット |
WO2007141925A1 (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Olympus Corporation | ベルト搬送装置およびベルト組立調整方法 |
JP2009234725A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toa Kikai Kogyo Kk | コンベヤ |
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KR20050098552A (ko) * | 2004-04-07 | 2005-10-12 | 신원섭 | 베어링 지지대 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP1993063918U patent/JP2607362Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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