JP2002273516A - 溶接管内面ビードカット方法 - Google Patents

溶接管内面ビードカット方法

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JP2002273516A
JP2002273516A JP2001074134A JP2001074134A JP2002273516A JP 2002273516 A JP2002273516 A JP 2002273516A JP 2001074134 A JP2001074134 A JP 2001074134A JP 2001074134 A JP2001074134 A JP 2001074134A JP 2002273516 A JP2002273516 A JP 2002273516A
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JP
Japan
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bead
cutting
cut
holder
welded tube
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JP2001074134A
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English (en)
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Kazumasa Tarumi
一政 垂水
Takeo Kitaoka
武夫 北岡
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/08Making tubes with welded or soldered seams
    • B21C37/0807Tube treating or manipulating combined with, or specially adapted for use in connection with tube making machines, e.g. drawing-off devices, cutting-off
    • B21C37/0811Tube treating or manipulating combined with, or specially adapted for use in connection with tube making machines, e.g. drawing-off devices, cutting-off removing or treating the weld bead

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波電縫管を製造する際、小径管にあって
も内面ビードを安定し、かつバイトや治具の損耗を抑え
て切削することができる溶接管内面ビードカット方法を
提供する。 【構成】 高周波溶接後の溶接管内面ビードを、溶接管
内部にライン上流側から挿入されたビードカットホルダ
ーの先端に装着されたバイトにより、ビード温度が25
0℃以上の状態で切削する。スクイズロールから500
mm以内で切削することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電縫管の内面を
平滑化する溶接管用内面ビードカット方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】溶接管は、金属帯を幅方向に曲げ加工し
てオープンパイプ状に成形し、幅方向両端部を溶接する
ことにより連続的に製造されている。たとえば、高周波
溶接では、オープンパイプを高周波コイルに挿通して幅
方向両端部を加熱した後、アプセットにより幅方向両端
部を融合させる。その結果、管の内外面から盛り上がっ
た内面ビードおよび外面ビードが溶接部に形成される。
TIG、MIG、レーザ溶接等においても、程度の差こ
そあれ内面ビード及び外面ビードが形成される。
【0003】内面ビードや外面ビードは、溶接管の外観
を悪化するばかりでなく、後工程で曲げ加工,拡管加工
等を施すときにトラブルの原因となる。そこで、溶接工
程に引き続いてビード切削工程を組み込み、溶接管の外
面及び内面を平滑にする造管ラインが採用されている。
外面ビードは、溶接管の溶接部近傍に配置されたバイト
を用いて比較的容易に切削される。内面ビードの切削に
は、たとえば図1(a)に示すようにライン方向Dに沿
って走行する溶接管Pの内部にライン上流側から挿し込
まれるビードカットホルダー1が使用されている。
【0004】従来、ビードカットホルダー1は、溶接管
Pに挿入される長尺ロッド2の上側周面前後に回転可能
な一対の溝付きローラ3,3を、ライン方向Dに沿った
下流側端部にリング状バイト4を設けている。溝付きロ
ーラ3は、図1(b)に示すように内面ビードBが通過
する溝がロール周面の中央部に刻設されている。ビード
カットホルダー1は、溝付きローラ3,3及び下側ロー
ラ8で溶接管Pの内面に三点支持され、内面ビードBに
対するリング状バイト4の位置関係を設定する。この状
態でリング状バイト4により内面ビードBを切削し、溶
接管Pの内面を平滑化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記のような
内面ビード切削は、バイトの耐久性の観点から、ビード
(すなわち溶接管)を管外面から水冷により十分冷却し
た後行っている。ところが、溶接管の径が小さくなるほ
ど顕著になるが、内面ビードの切削処理に以下のような
問題があることが明らかになった。 ・冷却後の切削になるため、切削位置がライン下流方向
に下がってしまい、バイトを支持するビードカットホル
ダー1が必然的に長くなり、長尺ロッド2の剛性すなわ
ちビードカットホルダー1の剛性低下を招き、ビードカ
ットホルダー1がたわみ、切削が不安定になってしま
う。
【0006】・溶接管内径が小さくなれば、必然的に長
尺ロッド2およびビードカットホルダー1の径が小さく
なり、長さ/径の相対比率が大きくなって、長尺ロッド
2すなわちビードカットホルダー1の機械的剛性が小さ
くなり、切削部の品質低下やさらにはビードカットホル
ダー1の曲がりや折損が頻発していた。 ・冷却後のビードカットは、バイトへの熱的な影響は少
ないが、冷却されたビードは硬化しており、切削抵抗が
大きいため、びびり等の切削部の品質が低下するだけで
なく、ホルダー等への負担も大きくなっていたため、治
具の劣化が激しかった。
【0007】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、高周波電縫管を製造する際、小径
管にあっても内面ビードを安定して、かつバイトや治具
の損耗を抑えて切削することができる溶接管内面ビード
カット方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の溶接管内面ビー
ドカット方法は、その目的を達成するため、高周波溶接
後の溶接管内面ビードを、溶接管内部にライン上流側か
ら挿入されたビードカットホルダーの先端に装着された
バイトにより、ビード温度が250℃以上の状態で切削
することを特徴とする。スクイズロールからライン下流
500mm以内で切削することが好ましい。
【0009】
【作用および実施の態様】図2に、溶接管のビード切削
方法の概要を示す。内面ビードカットスタンドで一端を
固定され他端に切削バイトが装着されたビードカットホ
ルダーが、内面ビードカットスタンド位置から溶接管の
内側を下流側に伸びている。従来では、溶接後外面から
水冷して冷却後、外面ビード切削と内面ビード切削を行
っており、溶接位置から1m以上の下流点で内面ビード
は切削されている。したがって溶接管内面を通している
ビードカットホルダーのスクイズロール以降の長さは1
m以上にもなっている。ビードカットホルダーのスクイ
ズロール以降の長さを極力短くすれば、上記のような問
題点は解消できるが、冷却能力や誘導コイルの位置、溶
接管の材質等により制約を受け、冷却位置をスクイズロ
ール側に移行させられないので、内面ビード切削位置を
一挙に水冷前に移行させることを検討して本発明に至っ
たものである。
【0010】本発明実施例では、冷却前に内面ビードを
切削させるために、溶接位置から500mm以内の下流
点で内面ビードを切削した。したがって、ビードカット
ホルダーのスクイズロール以降の長さを500mm以内
にしている。切削位置でビード温度を放射温度計にて測
定したところ、400〜600℃となっていた。
【0011】前記したように、ビードカットホルダーは
3点支持され、また先端で切削バイトが溶接管内面に接
触している。このため、ビードカットホルダーが長くな
ると、ビードカットホルダーの長さに応じて支持点間隔
および支持点とバイト接触点の間隔が長くなり、剛性が
低下して、たわみ易くなる。そのため、ビードカットホ
ルダー先端に装着したバイトを溶接管内面に当接させる
ためには、相対的に溶接管の内径以上の高さに取り付け
る必要がある。したがって切削位置でのバイトの設定高
さは、通常溶接管の内径よりも大きくしなければならな
い。しかしながら、本発明によりビードカットホルダー
の長さを短くすることによりたわみを少なくすることが
できたので、従来の切削方法と比較して95%程度の高
さ設定で切削することが可能になった。
【0012】上記設定高さを大きくすると、管内面との
抵抗は大きくなり、かかる負荷が大きくなって切削バイ
トおよびビードカットホルダーは破損し易くなるが、本
発明によりホルダー等への負荷は軽減され、小径管の内
面切削にあっても、バイトの欠刃や異常損耗等のトラブ
ルはなく、ロッドやホルダーの折れ曲がりや折損等のト
ラブルの発生もなくなった。切削部の品質も目視にてび
びりや削り残し等の不具合が確認されないまでに安定す
ることができた。
【0013】ところで、請求項には、「ビード温度が2
50度以上の状態で…」と記載したが、本発明の基本的
な発想は、「ビードが完全に冷却される以前に切削す
る」ことにある。そしてこの手段の採用によって、ビー
ドカットホルダーの長さを短くし、その長さ/径比を相
対的に小さくすることを可能にして、ビードカットホル
ダーの破損を抑えようとするものである。
【0014】しかしながら、「完全に冷却される」の基
準が明確でないので、本発明にあっては、一応250℃
を基準とする。この温度を下回ると、ビードは既に相当
硬化しており、切削抵抗も大きくなってびびり等が発生
して切削部の品質が低下する。さらに、切削バイトの摩
耗も多くなるとともに、ビードカットホルダー等への負
荷も大きくなって治具の劣化が激しくなる。温度が高す
ぎる状態で切削すると、耐熱超合金からなるバイトの熱
的な損耗が大きくなるので、バイトの寿命から考慮する
と、700℃以下の温度で切削することが好ましい。ス
クイズロールからライン下流500mmまでの間で、4
00〜600℃程度の温度域で切削することがより好ま
しい。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、高
周波溶接後、内外面溶接ビードを切削して電縫管を製造
する際、内面ビードを、溶接管内部にライン上流側から
挿入されたビードカットホルダーの先端に装着されたバ
イトにより完全に冷却させる以前に切削することによ
り、内面ビードカットホルダーを短くし、該ホルダー等
支持機構の折れ曲りや折損の発生を抑制し、バイトの損
耗を抑え、しかも切削部の品質を安定化させることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内面ビードカットホルダーの斜視図(a)お
よび管軸方向にみた断面図(b)
【図2】 (a)従来、(b)本発明の内面ビードカッ
ト位置を説明する図
【図3】 内面ビード切削位置変更に伴うトラブル発生
頻度の改善状況を説明するグラフ
【符号の説明】
1:ビードカットホルダー 2:長尺ロッド 3:
溝付きローラ 4:リング状バイト 5:高さ調節機構 6:押
えボルト 7:揺動リンク 8:下側ロール 9:バイトホル
ダ P:溶接管 B:内面ビード D:ライン方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波溶接後の溶接管内面ビードを、溶
    接管内部にライン上流側から挿入されたビードカットホ
    ルダーの先端に装着されたバイトにより、ビード温度が
    250℃以上の状態で切削することを特徴とする溶接管
    内面ビードカット方法。
  2. 【請求項2】 スクイズロールからライン下流500m
    m以内で切削する請求項1に記載の溶接管内面ビードカ
    ット方法。
JP2001074134A 2001-03-15 2001-03-15 溶接管内面ビードカット方法 Withdrawn JP2002273516A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100173A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 株式会社神戸製鋼所 異種金属接合体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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