JP2002273106A - スプロケットホイール支持構造 - Google Patents

スプロケットホイール支持構造

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JP2002273106A
JP2002273106A JP2001074294A JP2001074294A JP2002273106A JP 2002273106 A JP2002273106 A JP 2002273106A JP 2001074294 A JP2001074294 A JP 2001074294A JP 2001074294 A JP2001074294 A JP 2001074294A JP 2002273106 A JP2002273106 A JP 2002273106A
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JP
Japan
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sprocket wheel
support structure
wheel support
shaft member
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001074294A
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English (en)
Inventor
Noboru Terayama
昇 寺山
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Senqcia Corp
Original Assignee
Hitachi Metals Techno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスにかかるコストを従来よりも低
減させることができるスプロケットホイール支持構造を
提供する。 【解決手段】 側壁等に後端部が固定されるホルダー2
7と、ホルダー27の先端部に着脱可能に固定され、ス
プロケットホイール18,20,22を回転自在に支持
する軸部材29とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理設備、例え
ば、下水道の下水処理設備の中の沈殿池に設けられる汚
泥かき寄機に用いられる、チェンを駆動するスプロケッ
トホイールを支持するスプロケットホイール支持構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭や会社からの下水や雨水等の廃水
は、下水道の下水処理設備としての中継ポンプ場、沈砂
池、最初沈殿池、曝気槽、最終沈殿池、滅菌槽等を経て
浄化され、最後は川や海等に放流されるようになってい
る。
【0003】このような下水道の下水処理設備の中の、
最初沈殿池と最終沈殿池には汚泥かき寄機が設けられ、
この汚泥かき寄機によりそれらの沈殿池の底にたまった
各種成分から成る汚泥を沈殿池の底の一方にかき集め
て、ポンプでその汚泥を吸い出して外へ排出するように
なっている。
【0004】そしてこのような汚泥かき寄機において
は、図2に示すように、汚泥かき寄せ用の複数の長方形
板状のフライト12を、チェン14のその長さ方向に何
個かずつ間隔をおいて設けた一部のリンクプレート(ア
タッチメント)に取り付け、そのチェン14をその長さ
方向に無端状に循環移動させることにより、汚泥かき寄
せ用のフライト12を矢印方向に移動させて汚泥を沈殿
池の底の一方(図中左方)にかき集めるようになってい
る。
【0005】すなわち同図において、チェン14は駆動
スプロケットホイール16、従動スプロケットホイール
18、テールスプロケットホイール20、中間スプロケ
ットホイール22に掛け渡されて、駆動スプロケットホ
イール16が図示していないモータによってその回転を
駆動されることにより、チェン14はその長さ方向に無
端状に循環移動するようになっている。
【0006】チェン14は沈殿池の両側の側壁の各々の
側に1組ずつ計2組設けられ、各々のチェン14が掛け
渡される駆動スプロケットホイール16、従動スプロケ
ットホイール18、テールスプロケットホイール20、
及び中間スプロケットホイール22も、沈殿池の両側の
側壁の各々の側に1組ずつ計2組設けられている。
【0007】図3に示すように、従動スプロケットホイ
ール18は、前記沈殿池の両側壁の各々に片持ち状態に
設けられたスプロケットホイール支持構造23に支持さ
れている。このスプロケットホイール支持構造23はプ
ラスチック製で一体的に形成されており、その先端部の
軸部23aに従動スプロケットホイール18が回転自在
に支持されている。
【0008】テールスプロケットホイール20及び中間
スプロケットホイール22も従動スプロケットホイール
18と同様に、前記沈殿池の両側壁の各々に設けられた
片持ち状態のスプロケットホイール支持構造23により
回転自在に支持されている。駆動スプロケットホイール
16だけは、片持ち状態ではなく両側壁間に通しで1本
設けられたシャフトに一体回転可能に固定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の汚泥かき寄機のチェン14のスプロケットホイール
18、20、22を回転自在に支持するスプロケットホ
イール支持構造23は、その先端部の軸部23aから後
端部まで一体的に形成されているため、その先端部の軸
部23aが摩耗してスプロケットホイールとの間にガタ
が生じた場合はスプロケットホイールと共にスプロケッ
トホイール支持構造23全体をそっくり交換しなければ
ならない。
【0010】このため、スプロケットホイール支持構造
23の交換作業が大変手間がかかると共に、交換される
スプロケットホイール支持構造23が高価であるため
に、スプロケットホイール支持構造23の交換のメンテ
ナンスにかかるコストが高価となるという問題があっ
た。
【0011】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、メ
ンテナンスにかかるコストを従来よりも低減させること
ができるスプロケットホイール支持構造を提供すること
を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるスプロケットホイール支持構造は、側
壁等に後端部が固定されるホルダーと、前記ホルダーの
先端部に着脱可能に固定され、スプロケットホイールを
回転自在に支持する軸部材とを有するように構成したも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。前記従来のスプ
ロケットホイール支持構造と同様の部品には同じ符号を
付して説明し、従来と同様の構成はその重複する説明を
省略する。
【0014】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係るスプロケットホイール支持構造25においては、
主としてホルダー27と、軸部材29とから構成されて
いる。
【0015】ホルダー27は金属製であり、先端部には
軸部材29を着脱可能とするための軸孔27aが設けら
れている。また、軸部材29はプラスチック製の円筒形
状であり、ホルダー27の軸孔27aに嵌合され、複数
のネジ部材31により固定される。
【0016】軸部材29には金属製のスリーブ33を介
して従動スプロケットホイール18が取付けられてい
る。また、軸部材29の先端部にはエンドプレート35
がネジ部材37によって固定され、従動スプロケットホ
イール18の脱落を防止している。
【0017】このように、本実施の形態においては、ス
プロケットホイール支持構造25のホルダー27と軸部
材29が互いに異なる部材により構成されているため、
従動スプロケットホイール18の回転により軸部材29
が摩耗してそれらの間にガタが生じたときは、ネジ部材
31,37を外して軸部材29を新品のものと交換する
と共に、従動スプロケットホイール18も新品のものと
交換するだけでガタが無くなるので、スプロケットホイ
ール支持構造25のメンテナンスにかかるコストを従来
よりも低減させることができる。また、従動スプロケッ
トホイール18が軸部材29と同様にプラスチック製で
ある場合には摩耗しやすくなるため、金属製のスリーブ
33を介在させることにより摩耗を抑制している。
【0018】なお、前記実施の形態においては、金属製
のホルダー27とプラスチック製の軸部材29を採用し
た場合について説明したが、これらのホルダーと軸部材
には他の材質を採用しても良い。
【0019】また、前記実施の形態においては下水道の
下水処理設備の中の沈殿池に設ける汚泥かき寄機に用い
られるスプロケットホイール支持構造25について説明
したが、下水道の下水処理設備以外の水処理設備の沈殿
池に設ける汚泥かき寄機のスプロケットホイール支持構
造にも本発明は適用することができる。
【0020】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスプロケ
ットホイール支持構造によれば、そのホルダーと軸部材
が互いに異なる部材により構成されているため、スプロ
ケットホイールの回転により軸部材が摩耗してそれらの
間にガタが生じたときは、軸部材とスプロケットホイー
ルを新品のものと交換するだけでそれらの間にガタが無
くなると共に、ホルダーは交換しなくてもよいので、ス
プロケットホイール支持構造のメンテナンスにかかるコ
ストを従来よりも低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスプロケットホイ
ール支持構造25を示す側面断面図である。
【図2】従来の汚泥かき寄機のチェン構造を示す概略側
面図である。
【図3】従来のスプロケットホイール支持構造23を示
す断面側面図である。
【符号の説明】
12 フライト 14 チェン 16 駆動スプロケットホイール 18 従動スプロケットホイール 20 テールスプロケットホイール 22 中間スプロケットホイール 23 スプロケットホイール支持構造 23a 軸部 25 スプロケットホイール支持構造 27 ホルダー 27a 軸孔 29 軸部材 31 ネジ部材 33 スリーブ 35 エンドプレート 37 ネジ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁等に後端部が固定されるホルダー
    と、 前記ホルダーの先端部に着脱可能に固定され、スプロケ
    ットホイールを回転自在に支持する軸部材とを有するこ
    とを特徴とするスプロケットホイール支持構造。
  2. 【請求項2】 前記軸部材と前記スプロケットホイール
    との間にスリーブを設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のスプロケットホイール支持構造。
JP2001074294A 2001-03-15 2001-03-15 スプロケットホイール支持構造 Pending JP2002273106A (ja)

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