JP2002272581A

JP2002272581A - 取っ手付き食器

Info

Publication number: JP2002272581A
Application number: JP2001073488A
Authority: JP
Inventors: Norio Shimura; 記夫志村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-03-15
Filing date: 2001-03-15
Publication date: 2002-09-24

Abstract

(57)【要約】【課題】食器を吊り下げて収納する時、水やほこりが容
器の中にたまらないようにできる食器と、指の力の弱い
人が持ち易い食器を提供する。【解決手段】食器（１）についている従来の取っ手
（２）に他の穴（３）を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、取っ手付き食器
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】吊り下げて保管する時には取っ手の部分
を引っ掛けていた。取っ手付き食器を持つ時は取っ手部
分を指で支える様にして持っていた。

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。取っ手を使って吊り下げると口の部分が上
に向いてしまうので（イ）洗った後すぐに吊り下げると水が中に溜まってし
まい乾燥しない。（ロ）洗って別の所で乾かし吊り下げるので手間がかか
る。（ハ）長時間そのままで保管しているとほこりが中に貯
まりやすく不衛生である。（ニ）自動食器洗い乾燥機で使用すると、水流で食器が
揺れて動いてしまうので安定しない。中に水が溜まって
しまうので乾燥できない。（ホ）ジョッキなどの取っ手が長く底近くまであるもの
は逆さに吊るすことはできるが、重心が高い位置にある
ため不安定で、少しの衝撃でひっくり返ってしまう。指
で支える様にして持っているので（ヘ）指の力が無い人や指が不自由な人は持ちにくかっ
た。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】食器（１）についている
従来の取っ手（２）の他に穴（３）を設けたことを特徴
とする取っ手付き食器である。

【０００４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。食器（１）の従来の取っ手（２）の底に近い部分
に穴（３）を設ける。なお従来の取っ手（２）から独立
した穴でなくてもよく、数は限定しない。本発明は以上
のような構造である。（イ）その穴（３）を使って吊り下げる。食器（１）の
重心は底に近い場所にあるので上についている従来の取
っ手（２）を支点にして吊り下げると口の部分が上に向
いてしまう。吊り下げ用の穴（３）を支点にして吊り下
げると口の部分が下を向くようになる。（ロ）従来の取っ手（２）と穴（３）の二箇所以上使用
して、自動食器洗い機内に吊り下げる。二箇所以上使用
して支えているので水流で揺れにくくなり、水も中に溜
まらない。（ハ）穴（３）に指を入れて持つ。通常の持ち方の他
に、食器を握る様にしても持てる。

【発明の効果】（イ）洗った後すぐに吊り下げても水が
中に溜まらず、適度な傾斜がつくため水切れも早い。（ロ）洗った後すぐに吊り下げても水が中に溜まらない
のでそのまま乾燥できる。（ハ）長時間そのままで保管していてもほこりが中に貯
まりにくくなり衛生である。（二）穴は大きくなくてもリングやフック等などが付け
られるので同様の効果はある。（ホ）自動食器洗い乾燥機で使用しても水流で揺れにく
くなり、水も中に溜まらない。（ヘ）ジョッキなども安定して吊るすことができる。（ト）通常の持ち方をしても薬指や小指の外側で支える
ことができるので、弱い力で楽に持てる。（チ）握る持ち方だと、指の力が無い人や指が不自由な
人でも持ちやすくなる。握力が無くても指を入れて支え
ているのでわずかな力で持つことができる。（リ）指を別々に取っ手の穴に差し込んでいるので落と
しにくくなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用状態を示す斜視図

【図３】本発明の他の斜視図

【図４】本発明の他の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１食器２取っ手３穴４吊り下げフック

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】食器（１）についている従来の取っ手
（２）の他に穴（３）を設けたことを特徴とする食器。